JPH0531858Y2 - - Google Patents

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JPH0531858Y2
JPH0531858Y2 JP2852888U JP2852888U JPH0531858Y2 JP H0531858 Y2 JPH0531858 Y2 JP H0531858Y2 JP 2852888 U JP2852888 U JP 2852888U JP 2852888 U JP2852888 U JP 2852888U JP H0531858 Y2 JPH0531858 Y2 JP H0531858Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は農作業機のコンベヤ装置に係り、たと
えば、収穫物を掘取る掘取機において土をふるい
落しながら収穫物を搬送するコンベヤに関する。
(従来の技術) 従来、収穫物を掘取る掘取機のコンベヤ装置と
しては、たとえば、実開昭60−111626号公報に記
載されているように、前後に配設した従動ローラ
と駆動ローラとの間に、相対する無端チエーン間
に多数の横杆を回動自在に並設軸架した無端回行
体を回行自在に懸架し、この無端回行体に振動突
体を突設し、前記無端回行体の回行上部の下方部
に位置して前記振動突体の移動位置にはガイドロ
ーラを回転自在に配設軸架し、このガイドローラ
を前記振動突体が乗り上げて通過することにより
無端回行体の回行上部に振動を付与し、この無端
回行体上の収穫物に附着する土や収穫物とともに
搬入された土を無端回行体の各横杆の間からふる
い落す構造が知られている。
また、特開昭54−146732号公報に記載されてい
るように、無端回行体の回行上部の下方部に位置
して前記無端回行体の回行上部に振動を付与する
振動ローラを回動自在に軸架した構造が知られて
いる。
(考案が解決しようとする課題) 前記各公報に記載の構造では、無端回行体の回
行上部に振動を付与するガイドローラ及び振動ロ
ーラは定位置に配設されているため、無端回行体
の回行上部に対しては常時振動を付与することが
できるが、しかし、無端回行体の各横杆の間から
自然に土をふるい落すことができる等無端回行体
の回行上部に対して振動を必要としない作業条件
の場合には振動によつて無端回行体上の収穫物を
損傷する等の不都合な事態が生じることがある、
という問題がある。
そこで、本考案はこのような点に鑑みてなされ
たもので、無端回行体の回行上部に対して必要に
応じて簡単に振動を付与したり、振動を付与しな
かつたりすることができ、このため、回行上部に
対して振動を付与した場合には回行上部の各横杆
の間から土を確実にふるい落すことができ、回行
上部に対して振動を付与しない場合には回行上部
上の収穫物を損傷する等の不都合な事態が生じる
ことを確実に防止することができ、したがつて、
作業条件に応じて簡単に対処することができる農
作業機のコンベヤ装置を提供することを目的とす
るものである。
(課題を解決するための手段) 本考案の農作業機のコンベヤ装置は、相対して
配設されたコンベヤフレームと、このコンベヤフ
レーム間の前部左右に回転自在に軸架された従動
輪及びコンベヤフレーム間の後部左右に回転自在
に軸架された駆動輪と、この前後の従動輪と駆動
輪との間に回行自在に懸架され相対する無端チエ
ーン間に多数の横杆を回動自在に並設軸架して構
成した無端回行体と、この無端回行体の所定の間
隔毎における横杆の端部近傍部の下部に突出され
た係合突起と、この各係合突起を介して前記無端
回行体の回行上部に振動を付与する振動手段とを
具備し、前記振動手段は、前記無端回行体の回行
上部の下方部に位置して前記コンベヤフレームに
上下方向に回動自在に支持された回動板を有し、
この回動板の一端部には前記各係合突起に振動を
付与する振動ローラを回転自在に軸架し、前記回
動板の他端部には前記各係合突起と異なる位置の
各横杆の移動を案内する案内ローラを回転自在に
軸架し、前記無端回行体の回行上部の下部に対し
て前記各係合突起の移動位置に対する振動用ロー
ラと前記各横杆の移動位置に対する案内ローラと
を選択的に配置設定するものである。
また、前記コンベヤ装置において、振動手段
は、無端回行体の回行上部の下方部に位置して相
対するコンベヤフレームに左右方向に進退自在に
支持された調節杆を有し、この調節杆の内端部に
は各係合突起に振動を付与する振動用ローラを回
転自在に軸架し、前記無端回行体の回行上部にお
ける各係合突起の移動位置及びこの移動位置から
離間する位置に対して前記振動用ローラを選択的
に配置設定するものである。
(作用) 本考案の農作業機のコンベヤ装置では、先ず、
無端回行体の回行上部に対して振動を付与する必
要がある場合には、回動板を支軸を中心として上
方に向かつて回動し、この回動板の一端部の振動
用ローラを無端回行体の回行上部における各係合
突起の移動位置に突出設定する。
そして、無端回行体が回行されると、この回行
上部の回行動作によつて各係合突起が振動用ロー
ラ上に順次乗り上げるとともに、この振動用ロー
ラを急激に下降して通過するので、したがつて無
端回行体の回行上部は振動用ローラと各係合突起
とにより上下に振動され、この無端回行体の回行
上部の振動作用によつて無端回行体の土は無端行
行体の各横杆の間から下方にふるい落され、無端
回行上の収穫物は搬出端部に向かつて搬送され
る。
また、無端回行体の回行上部に対して振動を付
与する必要がない場合には、回動板を支軸を中心
として下方に向かつて回動すると、この回動板の
一端部の振動用ローラが無端回行体の回行上部か
ら下方に離間されるとともに、この回動板の他端
部の案内ローラが各係合突起と異なる位置の各横
杆の移動位置に突出設定される。そして、無端回
行体が回行されると、この回行上部は案内ローラ
に案内されて回行される。
つぎに、無端回行体の回行上部に対して振動を
付与する必要がある場合において、調節杆を左右
方向の一方側すなわちコンベヤフレームの内側に
向かつて突出し、この調節杆の内端部の振動用ロ
ーラを無端回行体の回行上部における各係合突起
の移動位置に突出設定する。そして、前記の場合
と同様に振動用ローラにて無端回行体の回行上部
に対して振動を付与する。
また、無端回行体の回行上部に対して振動を付
与する必要がない場合において、調節杆を左右方
向の他方側すなわちコンベヤフレームの外側に向
かつて後退し、この調節杆の内端部の振動用ロー
ラを無端回行体の回行上部における各係合突起の
移動位置より外方に後退設定する。そして、無端
回行体は振動用ローラにて振動が付与されること
なく回行される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添附図面に基づいて
説明する。
第1図ないし第4図において、1は作業機本体
で、この作業機本体1は、左右方向に長い中空パ
イプ状の主枠2を有し、この主枠2の両端部には
左右に相対して配設されたコンベヤフレームとし
ての側枠3の前端上部が固着されている。また、
前記主枠2の中間部には入力軸4を前方に向かつ
て回転自在に突出したミツシヨン5を内蔵したミ
ツシヨンケース6が設けられ、このミツシヨンケ
ース6の上部及び前記主枠2の両側部から連結枠
7が前方に向かつて突出されている。
また、前記左右の側枠3の前端下部には掘起体
としての先金8が前下方に向かつて傾斜して突出
され、この先金8の後端部には前記左右の側枠3
間に位置してコンベヤ装置としての後方搬送コン
ベヤ9が後上りに傾斜して連設されている。
前記後方搬送コンベヤ9は、前記左右の側枠3
の前側下部間に位置してスプロケツトのような従
動輪10を両端部に固着した従動軸11が回転自
在に横架され、前記左右の側枠3の後端上部間に
位置してスプロケツトのような駆動輪12,12
を両端部に固着した駆動輪13が回転自在に横架
され、前記左右の従動輪10及び左右の駆動輪1
2間には、相対する無端チエーン14間に多数の
横杆15を回動自在に並設軸架した無端回行体1
6が回行自在に懸架されている。
また、前記無端回行体16の所定の間隔毎にお
ける相対する横杆15の両端近傍部には、その回
行上部に移行した際に下方に向かつて突出する係
合突起17がそれぞれ一体に突設されているとと
もに、この各係合突起17より外側に位置して前
記相対する横杆15の両端部には連結片18がそ
れぞれ固着されている。前記各係合突起17は、
略三角形状に形成され、その搬送移動方向の前側
部に後方に向かつて傾斜した係合縁部17aが形
成されているとともに、その搬送移動方向と反対
側の後側部に垂直状の段部17bが形成されてい
る。
また、前記駆動軸13の一端部と前記ミツシヨ
ン5の主枠2内に回転自在に挿通軸架された出力
軸19の外端部とは連動媒体20を介して回転自
在に連動連結されている。そして、前記ミツシヨ
ン5の出力軸19からの出力によつて前記無端回
行体16は第1図時計方向に向かつて回行される
ようになつている。
つぎに、前記左右の側枠3の前後方向の略中間
部において、その前後部には前記無端回行体16
の回行上部に対して振動を付与する振動手段Aが
それぞれ設けられている。前記各振動手段Aは、
第3図及び第4図に示すように、前記左右の側枠
3の前後部にそれぞれ相対して突出された支軸2
1を有し、この前後左右の各支軸21の内端部分
には側面視略三角形状に形成された回動板22が
それぞれ上下方向に回動自在に軸架されている。
前記各回動板22は、その一方の角部には前記
無端回行体16の左右の各係合突起17の移動位
置に突設して各係合突起17に振動を附与する横
長の振動用ローラ23がローラ軸24を介してそ
れぞれ回転自在に軸架されている。また、前記各
回動板22の他方の角部には前記無端回行体16
の各横杆15の両端部を案内する案内ローラ25
がローラ軸26を介してそれぞれ回転自在に軸架
されている。
さらに、前記各回動板22の支軸21と前記各
ローラ軸24,26との間には前記左右の側枠3
に穿設された各係止孔27に連通する連通孔2
8,29がそれぞれ形成され、この各連通孔2
8,29の1つと前記係止孔27とに対しては抜
差し自在のロツクピン30が挿通され、このロツ
クピン30にて前記各回動板22の回動をロツク
するようになつている。
なお、図中31は前記左右の側枠3に高さ調節
自在に支持されたそり状の接地体、また、32は
前記連結枠7の左右のロアアーム33に高さ調節
自在にかつ回転自在に軸架されたゲージ輪であ
る。
つぎに、前記構造の作用を説明する。
トラクタの三点リンク機構に本機の連結枠7を
連結するとともに、トラクタの動力取出軸に動力
伝達軸を介して本機の入力軸4を連結する。
ついで、トラクタにより本機を牽引進行する一
方で、トラクタの動力取出軸からの出力によつて
入力軸4が回転されると、ミツシヨン5、出力軸
19及び連動媒体20を介して後方搬送コンベヤ
9の無端回行体16が第1図時計方向に回行され
る。
そして、先金8の進行により、収穫物が順次掘
起されて後方に移動されるとともに、この各収穫
物は、後方搬送コンベヤ9の無端回行体16上に
順次搬入され、この無端回行体16の回行上部に
よつてその各横杆15の間から土をふるい落しな
がら後上方に向かつて順次搬送されるとともに、
その搬出端部から後方に順次搬出される。
前記の場合において、無端回行体16の回行動
作時に無端回行体16の振動作用を必要とする作
業条件の場合には、各回動板22をそれぞれの支
軸21を中心として振動用ローラ23が無端回行
体16の回行上部に近づく方向の上方に向かつて
回動し、この各回動板22の一端部の各振動用ロ
ーラ23を無端回行体16の回行上部における各
係合突起17の移動位置に突出する。そして、各
回動板22の連通孔28と側枠3の各係止孔27
とロツクピン30をそれぞれ挿通することによ
り、この各ロツクピン30にて各回動板22が設
定位置にロツクされる。
そうして、無端回行体16が回行動作されるこ
とにより、その回行上部の途中における各係合突
起17が各振動用ローラ23の係合縁部17aを
介して各振動用ローラ23上に乗り上げるととも
に、この各振動用ローラ23の段部17bにおい
て各係合突起17が急激に落下して通過するの
で、したがつて、無端回行体16の回行上部は、
各振動用ローラ23と各係合突起17との係脱動
作による上下動によつて上下に振動され、この無
端回行体16の振動作用によつて無端回行体16
上の収穫物に附着する土はその各横杆15の間か
ら下方にふるい落されるとともに、無端回行体1
6上の土塊はその上下の振動作用による衝撃によ
つて破砕されてその各横杆15の間から下方にふ
るい落される。
つぎに、無端回行体16の回行動作時に無端回
行体16の振動作用を必要としない作業条件の場
合には、各回動板22をロツクしたそれぞれのロ
ツクピン30を引き抜き、各回動板22をそれぞ
れの支軸21を中心として案内ローラ25が無端
回行体16の回行上部に近づく方向の上方に向か
つて回動すると、この各回動板22の一端部の各
振動用ローラ23が無端回行体16の回行上部の
各係合突起17の移動位置から下方に向かつて離
間されるとともに、この各振動用ローラ23に代
わつて各回動板22の他端部の案内ローラ25が
各係合突起17の移動位置と異なる位置の各横杆
15の移動位置に突出される。
そして、各回動板22の連通孔29と側枠3の
係止孔27とにロツクピン30をそれぞれ挿通す
ることにより、この各ロツクピン30にて各回動
板22が設定位置にロツクされる。
そうして、無端回行体16が回行されることに
より、この無端回行体16の回行上部の途中が各
案内ローラ25に案内されて回行れ、この無端回
行体16の回行上部の途中が下方に撓むことなく
軽快に回行動作される。
つぎに、前記実施例では、無端回行体16の回
行上部に対して振動を付与する各振動手段Aの各
振動用ローラ23は上下方向に回動して、無端回
行体16の回行上部に位置した各係合突起17の
移動位置に対して進退動する場合について説明し
たが、これに限らず、各振動手段Aの各振動用ロ
ーラ23は、各係合突起17の移動位置に対して
左右方向に進退動するようにしてもよい。
この場合の振動手段Aは、第5図に示す実施例
のように、コンベヤフレームとしての左右の側枠
3に調節杆34をそれぞれ相対して左右方向に進
退自在に軸架し、この左右の調節杆34の内側部
分に段部を介して縮径形成された軸部35には各
係合突起17,17の移動位置に対して左右方向
から進退する振動用ローラ23をそれぞれ回転自
在に軸架し、各振動用ローラ23の両端部に位置
して前記段部17bに軸架された座金35a及び
前記左右の軸部35の内端部に突出形成されたね
じ軸部35bに軸架された座金35aを介してナ
ツト35cを螺着したものである。
この場合には、前記左右の側枠3の外側部に係
止体37を一体に突設し、この左右の係止体37
及び前記左右の側枠3には前記前記左右の調節杆
34の外側部分36をそれぞれ左右方向に進退自
在に挿通した一連の案内孔38を連通形成すると
ともに、前記左右の係止体37には係止孔39を
前記調節杆34に対して交差する方向に形成す
る。また、前記左右の調節杆34の外側部分36
には軸方向左右に離間して前記係止孔39に連通
する連通孔40,41をそれぞれ形成する。
そして、前記左右の係止体37に形成された一
連の案内孔38内に前記左右の調節杆34の外側
部分36をそれぞれ左右方向に進退自在に挿通
し、前記左右の係止体37の係止孔39と前記調
節杆34の外側部分36の連通孔40,41の中
の1つとに対して抜差し自在のロツクピン42を
挿脱自在に挿通し、このロツクピン42にて前記
左右の調節杆34をロツクする。
そうして、無端回行体16の回行上部に対して
振動を付与する必要がある場合には、左右の調節
杆34をそれぞれ内方に突出し、この左右の調節
杆34の振動用ローラ23をそれぞれ各係合突起
17の移動位置に対して突出設定し、この設定位
置をロツクピン42にてそれぞれロツクすること
により、この左右の各振動用ローラ23にて無端
回行体16の回行上部は前記実施例の場合と同様
に各係合突起17を介して上下方向に振動回行さ
れる。
また、無端回行体16の回行上部に対して振動
を付与する必要がない場合には、左右の調節杆3
4をそれぞれ外方に突出し、この左右の調節杆3
4の振動用ローラ23をそれぞれ各係合突起17
の移動位置から外方に後退設定し、この設定位置
をロツクピン42にてそれぞれロツクすることに
より、無端回行体16の回行上部は前記実施例の
場合と同様に左右の各振動用ローラ23にて振動
が付与されることなく回行される。
つぎに、第6図に示す振動手段Aの実施例は、
前記第5図に示す実施例において、その左右の調
節杆34の外側部分を、ねじ軸部43として形成
するとともに、案内孔38を前記ねじ軸部43が
進退自在に螺合するねじ孔44として形成し、前
記ねじ軸部43の外端部にロツク用のナツト45
を螺着したものである。
〔考案の効果〕
本考案によれば、無端回行体の回行上部に振動
を付与する振動手段を設け、この振動手段は上下
方向に回動自在に支持された回動板を有し、この
回動板の一端部には無端回行体の回行上部に位置
した各係合突起に振動を付与する振動用ローラを
回転自在に軸架するとともに、その他端部には前
記各係合突起と異なる位置の各横杆の移動を案内
する案内ローラを回転自在に軸架し、前記振動用
ローラと案内ローラとを前記無端回行体の回行上
部に対して選択的に配置設定するようにしたの
で、無端回行体の回行上部に対して必要に応じて
簡単に振動を付与したり、振動を付与しなかつた
りすることができ、このため、振動用ローラを用
いて回行上部に対して振動を付与した場合には回
行上部の各横杆の間から土を確実にふるい落すこ
とができ、また、振動用ローラを用いることなく
案内ローラを用いて回行上部に対して振動を付与
しない場合には回行上部の移動を案内し回行上部
上の収穫物を損傷する等の不都合な事態が生じる
ことを確実に防止することができ、したがつて、
作業条件に応じて簡単に対処することができる農
作業機のコンベヤ装置を提供することができる。
また、振動用ローラを左右方向に進退自在に設
け、この振動用ローラを無端回行体の回行上部に
おける各係合突起の移動位置及びこの移動位置か
ら離間する位置に対して選択的に配置設定するこ
とにより、簡単な構造によつて無端回行体の回行
上部に対して必要に応じて簡単に振動を付与した
り、振動を付与しなかつたりすることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図はコ
ンベヤ装置を備えた農作業機の側面図、第2図は
同上a〜a線部の断面図、第3図は同上b〜b線
部の断面図、第4図は第2図c〜c線部の断面
図、第5図は他の実施例を示す振動用ローラの正
面図、第6図は更に他の実施例を示す振動用ロー
ラの正面図である。 3……コンベヤフレーム、10……従動輪、1
2……駆動輪、14……無端チエーン、15……
横杆、16……無端回行体、17……係合突起、
22……回動板、23……振動用ローラ、25…
…案内ローラ、34……調節杆、A……振動手
段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 相対して配設されたコンベヤフレームと、こ
    のコンベヤフレーム間の前部左右に回転自在に
    軸架された従動輪及びコンベヤフレーム間の後
    部左右に回転自在に軸架された駆動輪と、この
    前後の従動輪と駆動輪との間に回行自在に懸架
    され相対する無端チエーン間に多数の横杆を回
    動自在に並設軸架して構成した無端回行体と、
    この無端回行体の所定の間隔毎における横杆の
    端部近傍部の下部に突出された係合突起と、こ
    の各係合突起を介して前記無端回行体の回行上
    部に振動を付与する振動手段とを具備し、 前記振動手段は、前記無端回行体の回行上部
    の下方部に位置して前記コンベヤフレームに上
    下方向に回動自在に支持された回動板を有し、
    この回動板の一端部には前記各係合突起に振動
    を付与する振動用ローラを回転自在に軸架し、
    前記回動板の他端部には前記各係合突起と異な
    る位置の各横杆の移動を案内する案内ローラを
    回転自在に軸架し、 前記無端回行体の回行上部の下部に対して前
    記各係合突起の移動位置に対する振動用ローラ
    と前記各横杆の移動位置に対する案内ローラと
    を選択的に配置設定する ことを特徴とする農作業機のコンベヤ装置。 (2) 振動手段は、無端回行体の回行上部の下方部
    に位置して相対するコンベヤフレームに左右方
    向に進退自在に支持された調節杆を有し、この
    調節杆の内端部には各係合突起に振動を付与す
    る振動用ローラを回転自在に軸架し、 前記無端回行体の回行上部における各係合突
    起の移動位置及びこの移動位置から離間する位
    置に対して前記振動用ローラを選択的に配置設
    定する ことを特徴とする請求項1記載の農作業機のコ
    ンベヤ装置。
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