JPH0531800U - シヤツ類のしわ伸ばし機 - Google Patents

シヤツ類のしわ伸ばし機

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JPH0531800U
JPH0531800U JP8588891U JP8588891U JPH0531800U JP H0531800 U JPH0531800 U JP H0531800U JP 8588891 U JP8588891 U JP 8588891U JP 8588891 U JP8588891 U JP 8588891U JP H0531800 U JPH0531800 U JP H0531800U
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JP8588891U
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Inventor
美興 堀井
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株式会社白興商会
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業者の手間を要せずに洗濯物のしわを伸ば
すことができる手段を得ること。 【構成】 ハンガー等に懸吊された状態で搬送されるシ
ャツ類の両側方にシャツ類の側方部分を吸引する吸引口
30を設け、搬送中にシャツ類の側方部分を吸引してし
わを伸ばす。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は洗濯業者などにおいて利用されるものであり、ワイシャツやブラウス などのシャツ類を折り畳む工程の前処理においてシャツ類のしわを伸ばすための しわ伸ばし機に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人が先に開示した実願昭2−111962号のシャツ類の折り畳み装置 によれば、図7に示すように供給装置1から洗濯物2が折り畳み装置の板台3の 上に供給され、両側からフラップ4が板台3の下側に入り込むようにして洗濯物 2の側方部分を折り畳む。こうして側方部分を折り畳んだ洗濯物2をスライド板 5で移動させて包装袋6に挿入することにより、包装が行われ、その被包装物7 が排出される。 以上のような折り畳み装置に供給される洗濯物2は図8に示すように、例えば 方形状のハンガー8に洗濯物2を着せて、フック9で懸吊したものである。そし て、折り畳み装置において図9に示すように、その側方部分10をハンガー8の 裏側に折り返し、包装袋6で被覆することにより、図10に示すように包装袋6 の上端からフック9が突出した状態の被包装物7が得られるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、供給装置1によって搬送されて来る洗濯物2の中には図11に 示すように、シャツの側方部分10が前方に折り返されてしわが寄った状態にな っているものもある。 この様なしわの寄った洗濯物2をそのまま折り畳み装置に供給して包装した場 合には、フラップ4で側方部分をうまく折り畳めないことがある。その結果図1 2に示すようにしわの寄った洗濯物2をそのまま包装袋6で被覆してしまうこと により、折り畳み不良の被包装物11が排出される。 従って、この様な折り畳み不良を防ぐために、作業者が付きっきりで洗濯物2 を監視し、しわの寄った洗濯物2が供給されそうになったときは、手でしわを伸 ばすなどといった方策が必要になるが、そのように作業者が監視したり、手でい ちいちしわを伸ばすのは面倒であり、労力がかかる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
従って、本案は作業者の手間を要せずに洗濯物のしわを伸ばすことができる手 段を得ることを目的とするものである。かかる目的達成のため、ハンガー等に懸 吊された状態で搬送されるシャツ類の両側方にシャツ類の側方部分を吸引する吸 引口を設けてなるシャツ類のしわ伸ばし機を考案した。また、上記吸引口をシャ ツ類の搬送速度と同じ速度で移動させる構成とした。
【0005】
【作用】
シャツ類の両側に設けた吸引口により、ハンガー等に懸吊された状態のシャツ 類の側方部分を吸引して、搬送中にしわを伸ばす。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を説明する。 図1はしわ伸ばし機の正面図、図2は右側面図である。 フレーム20の上方にガイド21によって支持されたスクリュー22がモータ ー23の稼働で回転し、フック9で懸吊された洗濯物2を図1矢印方向(右方向 )に搬送する。スクリュー22によって終端まで搬送されて来た洗濯物2は折り 畳み装置の移送アーム24に受け渡される。 フレーム20の中間部には、三つのローラー25に捲回されたベルト26が左 右に対峙して設けてある。これらベルト26は図示しない駆動力によって洗濯物 2を移送させる方向に周動する(図3参照)。なお、このベルト26の周動とス クリュー22による搬送は同じ速度である。また、図3に示すようにこれらベル ト26の内側に吸引ヘッド27が設けてある。 フレーム20の下方に配設した吸引ポンプ28と上記吸引ヘッド27はホース 29で接続してある。
【0007】 図4に示すように、ベルト26には多数の吸引口30が穿設してあり、吸引ヘ ッド27にはベルト26の裏側に位置する開口部31が設けてある。これにより 、開口部31の前に位置する吸引口30から外気が吸引され、また、ベルト26 の周動により吸引口30は吸引を続けながら移動するようになっている。
【0008】 以上のようなものにおいて、図11に示されるようなハンガー8に着せた洗濯 物2がスクリュー22の始端部にフック9で懸吊され、モーター23の稼働で図 1矢印方向(右方向)に搬送される。 こうして、洗濯物2が左右のベルト26の間に入り込んで図5(イ)に示す状 態となり、その側方部分10がベルト26の周動に従って後方に送られるように なる。 こうして、洗濯物2が吸引ヘッド27の開口部31まで送られて来ると、図5 (ロ)に示すようにベルト26に穿設されている吸引口30からの吸引力によっ て洗濯物2の側方部分10が左右に吸引される。これにより洗濯物2を左右両側 に引っ張るような作用が働き、しわが次第に伸ばされる。 スクリュー22の搬送によって洗濯物2は更に後方に送られて行くが、そのよ うに洗濯物2の搬送中においても吸引口30が吸引を続けながら洗濯物2と一緒 に同じ速度で後方に移動し、これにより、洗濯物2を搬送しながら徐々に円滑に しわが伸ばされていく(図6参照)。 かくして、図5(ハ)に示すようにベルト26の最後部においては洗濯物2が 左右両側から引っ張られてしわが次第に伸びた状態となる。 しかして、図8に示されるように完全にしわが伸ばされた状態となった洗濯物 2がスクリュー22によって終端まで搬送されて、折り畳み装置の移送アーム2 4に受け渡される。
【0009】
【考案の効果】
本案のしわ伸ばし機によれば、搬送中にシャツ類の側方部分を吸引することに より、作業者の手間を要せずにしわを伸ばすことができるので、従来のように作 業者が付きっきりで洗濯物を監視したり、手でしわを伸ばすなどといった方策が 不要となり、労力を軽減できるようになる。 加えて、シャツ類の両側を吸引することにより搬送中に発生する洗濯物の揺れ を止めることができるので、次の折り畳み工程にシャツ類を供給する作業が円滑 にできるようになるといった効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】しわ伸ばし機の正面図
【図2】しわ伸ばし機の右側面図
【図3】ベルトの平面図
【図4】ベルトの斜面図
【図5】洗濯物のしわが伸ばされて行く状態を説明する
ための平面図
【図6】洗濯物のしわが伸ばされて行く状態を説明する
ための後方図
【図7】折り畳み装置の全体図
【図8】洗濯物の正面図
【図9】側方部分を裏側に折り返した状態の洗濯物の正
面図
【図10】被包装物の正面図
【図11】しわが寄った状態の洗濯物の正面図
【図12】折り畳み不良の被包装物の正面図
【符号の説明】
2 洗濯物 10 洗濯物の側方部分 22 スクリュー 26 ベルト 27 吸引ヘッド 28 吸引ポンプ 30 吸引口 31 開口部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンガー等に懸吊された状態で搬送され
    るシャツ類の両側方にシャツ類の側方部分を吸引する吸
    引口を設けてなるシャツ類のしわ伸ばし機。
  2. 【請求項2】 上記吸引口をシャツ類の搬送速度と同じ
    速度で移動させる構成とした請求項1のシャツ類のしわ
    伸ばし機。
JP1991085888U 1991-09-25 1991-09-25 シャツ類のしわ伸ばし機 Expired - Lifetime JPH0748240Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991085888U JPH0748240Y2 (ja) 1991-09-25 1991-09-25 シャツ類のしわ伸ばし機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991085888U JPH0748240Y2 (ja) 1991-09-25 1991-09-25 シャツ類のしわ伸ばし機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0531800U true JPH0531800U (ja) 1993-04-27
JPH0748240Y2 JPH0748240Y2 (ja) 1995-11-08

Family

ID=13871441

Family Applications (1)

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JP1991085888U Expired - Lifetime JPH0748240Y2 (ja) 1991-09-25 1991-09-25 シャツ類のしわ伸ばし機

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JP (1) JPH0748240Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08141298A (ja) * 1994-11-15 1996-06-04 Yozo Maejima 衣類の連続整形・投入装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01310698A (ja) * 1988-06-08 1989-12-14 Yozo Maejima 衣類の前処理機並びに衣類整形装置

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01310698A (ja) * 1988-06-08 1989-12-14 Yozo Maejima 衣類の前処理機並びに衣類整形装置

Cited By (1)

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JPH08141298A (ja) * 1994-11-15 1996-06-04 Yozo Maejima 衣類の連続整形・投入装置

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Publication number Publication date
JPH0748240Y2 (ja) 1995-11-08

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Effective date: 19960423