JPH05317299A - X線ct装置 - Google Patents
X線ct装置Info
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- JPH05317299A JPH05317299A JP4135003A JP13500392A JPH05317299A JP H05317299 A JPH05317299 A JP H05317299A JP 4135003 A JP4135003 A JP 4135003A JP 13500392 A JP13500392 A JP 13500392A JP H05317299 A JPH05317299 A JP H05317299A
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- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 210000004556 brain Anatomy 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000013170 computed tomography imaging Methods 0.000 description 2
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 210000003625 skull Anatomy 0.000 description 2
- 238000003491 array Methods 0.000 description 1
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- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】異なるスライス厚さが存在しても連続スキャン
が可能であってかつX線曝射の重複を回避することがで
き、しかも所定のSN比を確保可能なダブルスライスタ
イプのX線CT装置を提供する。 【構成】本発明のX線CT装置は、X線管11から曝射
されたX線をコリメートして所定のスライス厚さのX線
ファンビーム12を形成可能なコリメーター13と、コ
リメートされて被検体14を透過したX線を検出可能な
ダブルスライス検出器15とを備える。コリメーター1
3は、各々独立に駆動可能な2つのコリメーターブレー
ド16a,16bを備える。また、本発明のX線CT装
置は、コリメーターブレード16a,16bを各々駆動
するコリメーター駆動部20a,20bと、各コリメー
ター駆動部20a,20bを制御するコリメーター制御
部21とを備える。
が可能であってかつX線曝射の重複を回避することがで
き、しかも所定のSN比を確保可能なダブルスライスタ
イプのX線CT装置を提供する。 【構成】本発明のX線CT装置は、X線管11から曝射
されたX線をコリメートして所定のスライス厚さのX線
ファンビーム12を形成可能なコリメーター13と、コ
リメートされて被検体14を透過したX線を検出可能な
ダブルスライス検出器15とを備える。コリメーター1
3は、各々独立に駆動可能な2つのコリメーターブレー
ド16a,16bを備える。また、本発明のX線CT装
置は、コリメーターブレード16a,16bを各々駆動
するコリメーター駆動部20a,20bと、各コリメー
ター駆動部20a,20bを制御するコリメーター制御
部21とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線CT装置に係り、
特に、ダブルスライス検出器を備えたX線CT装置に関
する。
特に、ダブルスライス検出器を備えたX線CT装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】X線CT装置は、頭部等の断層画像を得
ることができる医療装置として広く使用されている。
ることができる医療装置として広く使用されている。
【0003】また、最近では、ダブルスライス検出器を
備えたX線CT装置も開発されている。
備えたX線CT装置も開発されている。
【0004】図3は、ダブルスライス検出器を備えた従
来のX線CT装置を斜視図で示したものである。
来のX線CT装置を斜視図で示したものである。
【0005】X線CT装置は、被検体1に向けてX線管
2でX線を曝射し、曝射されたX線をダブルスライス検
出器3で検出するようになっている。
2でX線を曝射し、曝射されたX線をダブルスライス検
出器3で検出するようになっている。
【0006】ダブルスライス検出器3は、近接した2つ
の面で投影データを得ることができるようになってお
り、これらの投影データを逆投影して画像再構成を行う
ことにより、上述の2つの面でのスライス画像を得るこ
とができる。
の面で投影データを得ることができるようになってお
り、これらの投影データを逆投影して画像再構成を行う
ことにより、上述の2つの面でのスライス画像を得るこ
とができる。
【0007】また、従来のX線CT装置は、X線管2か
ら曝射されたX線をコリメーターブレード5a,5bで
コリメートして所定の厚さのX線ファンビームを形成可
能なコリメーター4を備える。
ら曝射されたX線をコリメーターブレード5a,5bで
コリメートして所定の厚さのX線ファンビームを形成可
能なコリメーター4を備える。
【0008】コリメーターブレード5a,5bは、図3
の矢印に示すように駆動される。
の矢印に示すように駆動される。
【0009】従来のX線CT装置を用いて例えば頭部の
断層画像を得るには、まず、スキャノ撮影を行って、図
4(a) に示すように、頭部の各位置でのスライス厚さを
決定する。
断層画像を得るには、まず、スキャノ撮影を行って、図
4(a) に示すように、頭部の各位置でのスライス厚さを
決定する。
【0010】次いで、コリメーターブレード5a,5b
を駆動することによって、スライス厚さを所望の厚さに
調整しながら、例えば矢印の方向に沿ってダブルスライ
ス撮影を行う。
を駆動することによって、スライス厚さを所望の厚さに
調整しながら、例えば矢印の方向に沿ってダブルスライ
ス撮影を行う。
【0011】ここで、脳底部は頭骨の構造が複雑である
ため、脳底部でのスライス厚さを厚くすると、いわゆる
パーシャルボリューム効果によるアーチファクトを生じ
やすい。
ため、脳底部でのスライス厚さを厚くすると、いわゆる
パーシャルボリューム効果によるアーチファクトを生じ
やすい。
【0012】したがって、スライス厚さは図4(a) に示
すように、脳底部の区間Aは5mmスライス、上部の区間
Bは10mmスライスとするのが一般的である。
すように、脳底部の区間Aは5mmスライス、上部の区間
Bは10mmスライスとするのが一般的である。
【0013】図4(b) 、4(c) は、図4(a) のA,Bに
示す区間でのX線ファンビームの断面を示したものであ
る。
示す区間でのX線ファンビームの断面を示したものであ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、区間Aに含まれる5mmスライスの個数が奇数の場
合、ダブルスライス検出器3は、図4(a) のCに示す位
置において、右側の5mmスライス部分と左側の10mmス
ライス部分とを跨ぐことになる。
ば、区間Aに含まれる5mmスライスの個数が奇数の場
合、ダブルスライス検出器3は、図4(a) のCに示す位
置において、右側の5mmスライス部分と左側の10mmス
ライス部分とを跨ぐことになる。
【0015】そのため、位置Cにおいては、まず、スラ
イス厚さが5mmとなるようにコリメーターブレード5
a,5bを調整してからダブルスライス撮影し、次い
で、スライス厚さが10mmとなるようにコリメーターブ
レード5a,5bを調整してから、同じ位置でダブルス
ライス撮影を行わなければならない。
イス厚さが5mmとなるようにコリメーターブレード5
a,5bを調整してからダブルスライス撮影し、次い
で、スライス厚さが10mmとなるようにコリメーターブ
レード5a,5bを調整してから、同じ位置でダブルス
ライス撮影を行わなければならない。
【0016】したがって、同一箇所を2度撮影すること
になり、位置Cでスキャン動作が中断し、全体の撮影時
間が長くなるとともに、位置CでX線曝射が重複すると
いう問題があった。
になり、位置Cでスキャン動作が中断し、全体の撮影時
間が長くなるとともに、位置CでX線曝射が重複すると
いう問題があった。
【0017】また、このような重複スキャンを回避する
ためにすべての区間を5mmスライスで撮影する方法が考
えられる。
ためにすべての区間を5mmスライスで撮影する方法が考
えられる。
【0018】しかしながら、SN比の点から考えると、
可能な限りスライス厚さを厚くして信号強度を高めた方
がよい。
可能な限りスライス厚さを厚くして信号強度を高めた方
がよい。
【0019】したがって、すべての区間を5mmスライス
で撮影する方法では、上述のアーチファクトが生じるお
それがない部位まで、投影データのSN比が悪くなり、
得られた画像の質が低下してしまう。
で撮影する方法では、上述のアーチファクトが生じるお
それがない部位まで、投影データのSN比が悪くなり、
得られた画像の質が低下してしまう。
【0020】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、異なるスライス厚さが存在しても連続スキャ
ンが可能であってかつX線曝射の重複を回避することが
でき、しかも所定のSN比を確保可能なダブルスライス
タイプのX線CT装置を提供することを目的とする。
たもので、異なるスライス厚さが存在しても連続スキャ
ンが可能であってかつX線曝射の重複を回避することが
でき、しかも所定のSN比を確保可能なダブルスライス
タイプのX線CT装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のX線CT装置は請求項1に記載したよう
に、X線管から曝射されたX線をコリメートして所定の
スライス厚さのX線ファンビームを形成可能なコリメー
ターと、コリメートされて被検体を透過したX線を検出
可能なダブルスライス検出器とを備えたX線CT装置に
おいて、前記コリメーターは、各々独立に駆動可能な少
なくとも2つのコリメーターブレードを備えたものであ
る。
め、本発明のX線CT装置は請求項1に記載したよう
に、X線管から曝射されたX線をコリメートして所定の
スライス厚さのX線ファンビームを形成可能なコリメー
ターと、コリメートされて被検体を透過したX線を検出
可能なダブルスライス検出器とを備えたX線CT装置に
おいて、前記コリメーターは、各々独立に駆動可能な少
なくとも2つのコリメーターブレードを備えたものであ
る。
【0022】
【作用】本発明のX線CT装置によれば、2つのコリメ
ーターブレードを各々独立に駆動するので、異なるスラ
イス厚さが存在しても連続してスキャンを行うことが可
能となり、スキャン時間を短縮することができる。
ーターブレードを各々独立に駆動するので、異なるスラ
イス厚さが存在しても連続してスキャンを行うことが可
能となり、スキャン時間を短縮することができる。
【0023】また、スライス厚さが変化する境界部分で
のX線曝射の重複を回避可能となり、被検体へのX線曝
射量を軽減することができる。
のX線曝射の重複を回避可能となり、被検体へのX線曝
射量を軽減することができる。
【0024】さらに、パーシャルボリューム効果による
アーチファクトが生じるおそれのない部位については、
所定のSN比を確保することができる。
アーチファクトが生じるおそれのない部位については、
所定のSN比を確保することができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明のX線CT装置の実施例につい
て、添付図面を参照して説明する。
て、添付図面を参照して説明する。
【0026】図1は、本実施例のX線CT装置をブロッ
ク図で示したものである。
ク図で示したものである。
【0027】本実施例のX線CT装置は、X線管11か
ら曝射されたX線をコリメートして所定のスライス厚さ
のX線ファンビーム12を形成可能なコリメーター13
と、コリメートされて被検体14を透過したX線を検出
可能なダブルスライス検出器15とを備える。
ら曝射されたX線をコリメートして所定のスライス厚さ
のX線ファンビーム12を形成可能なコリメーター13
と、コリメートされて被検体14を透過したX線を検出
可能なダブルスライス検出器15とを備える。
【0028】ダブルスライス検出器15は、隣接して配
置されたX線検出器列10aおよびX線検出器列10b
を備え、これらの配置位置に対応する2つのスライス面
で2組の投影データを得ることができるようになってい
る。
置されたX線検出器列10aおよびX線検出器列10b
を備え、これらの配置位置に対応する2つのスライス面
で2組の投影データを得ることができるようになってい
る。
【0029】コリメーター13は、それぞれ矢印方向に
独立に駆動可能な2つのコリメーターブレード16a,
16bを備え、これらの位置を調整することによって、
X線検出器列10a,10bに関する各スライス厚さを
それぞれ所望の値に設定可能になっている。
独立に駆動可能な2つのコリメーターブレード16a,
16bを備え、これらの位置を調整することによって、
X線検出器列10a,10bに関する各スライス厚さを
それぞれ所望の値に設定可能になっている。
【0030】本実施例のX線CT装置は、データ収集部
17を介してダブルスライス検出器15から受け取った
上述の2組の投影データを逆投影して画像再構成を行う
画像再構成部18と、画像再構成部18からの再構成画
像データを画像として表示可能なモニター19とを備え
る。
17を介してダブルスライス検出器15から受け取った
上述の2組の投影データを逆投影して画像再構成を行う
画像再構成部18と、画像再構成部18からの再構成画
像データを画像として表示可能なモニター19とを備え
る。
【0031】また、本実施例のX線CT装置は、コリメ
ーターブレード16a,16bを各々駆動するコリメー
ター駆動部20a,20bと、各コリメーター駆動部2
0a,20bを制御するコリメーター制御部21とを備
える。
ーターブレード16a,16bを各々駆動するコリメー
ター駆動部20a,20bと、各コリメーター駆動部2
0a,20bを制御するコリメーター制御部21とを備
える。
【0032】本実施例のX線CT装置はさらに、コリメ
ーター制御部21、画像再構成部18およびモニター1
9を制御する主制御部22を備える。
ーター制御部21、画像再構成部18およびモニター1
9を制御する主制御部22を備える。
【0033】次に、本実施例のX線CT装置の作用を説
明する。
明する。
【0034】図2は、本実施例のX線CT装置を用いて
例えば被検体14の頭部31を撮影する場合を示したも
のである。
例えば被検体14の頭部31を撮影する場合を示したも
のである。
【0035】頭部31を撮影するには、まず、頭部31
をスキャノ撮影し、頭部31のX線写真を作成する。
をスキャノ撮影し、頭部31のX線写真を作成する。
【0036】次いで、このX線写真に基づいてCT撮影
を行う際のスライス厚さをスライス位置に対応させて決
定する。
を行う際のスライス厚さをスライス位置に対応させて決
定する。
【0037】ここで、頭骨が複雑な脳底部32付近のス
ライス厚さを例えば5mmスライスとし、上部33付近の
スライス厚さを例えば10mmとする。
ライス厚さを例えば5mmスライスとし、上部33付近の
スライス厚さを例えば10mmとする。
【0038】次いで、これらのスライス厚さデータを主
制御部22を介してコリメーター制御部21に入力し、
CT撮影を例えば矢印方向に沿って開始する。
制御部22を介してコリメーター制御部21に入力し、
CT撮影を例えば矢印方向に沿って開始する。
【0039】ここで、コリメーター駆動部20a,20
bは、コリメーター制御部21の制御下でコリメーター
ブレード16a,16bを駆動することにより、所定の
スライス位置で上述のスライス厚さとなるように、コリ
メーターブレード16a,16bを位置決めする。
bは、コリメーター制御部21の制御下でコリメーター
ブレード16a,16bを駆動することにより、所定の
スライス位置で上述のスライス厚さとなるように、コリ
メーターブレード16a,16bを位置決めする。
【0040】すなわち、5mmスライス区間Aでは、図2
(b) に示すように、両側で5mmスライスに相当するX線
ファンビームが形成されるように、コリメーターブレー
ド16a,16bを位置決めしてダブルスライス撮影を
行い、2組の投影データを順次収集する。
(b) に示すように、両側で5mmスライスに相当するX線
ファンビームが形成されるように、コリメーターブレー
ド16a,16bを位置決めしてダブルスライス撮影を
行い、2組の投影データを順次収集する。
【0041】次に、撮影対象スライス位置が、スライス
厚さが変化する境界位置Cまできたとき、両側で所望の
スライスに相当するX線ファンビームが形成されるよう
に、コリメーターブレード16a,16bを位置決めす
る。
厚さが変化する境界位置Cまできたとき、両側で所望の
スライスに相当するX線ファンビームが形成されるよう
に、コリメーターブレード16a,16bを位置決めす
る。
【0042】ここで、ダブルスライス検出器15が境界
Cを跨いてX線検出器列10a,10bがそれぞれ5mm
スライス区間A,10mmスライス区間Bに含まれる場
合、すなわち、5mmスライスの個数が奇数であった場合
には、コリメーターブレード16a,16bを図2(c)
に示すように位置決めしてからダブルスライス撮影を行
う。
Cを跨いてX線検出器列10a,10bがそれぞれ5mm
スライス区間A,10mmスライス区間Bに含まれる場
合、すなわち、5mmスライスの個数が奇数であった場合
には、コリメーターブレード16a,16bを図2(c)
に示すように位置決めしてからダブルスライス撮影を行
う。
【0043】5mmスライスの個数が偶数であった場合に
は、ダブルスライス検出器15は、図2(c) に示した場
合を経ることなく、区間Bを撮影することになるので、
コリメーターブレード16a,16bを図2(d) に示す
ように位置決めした後、ダブルスライス撮影を順次行
う。
は、ダブルスライス検出器15は、図2(c) に示した場
合を経ることなく、区間Bを撮影することになるので、
コリメーターブレード16a,16bを図2(d) に示す
ように位置決めした後、ダブルスライス撮影を順次行
う。
【0044】最後に、ダブルスライス検出器15が10
mmスライス区間Bの外側境界を跨ぐ場合、すなわち、5
mmスライス数および10mmスライス数を合わせた数が奇
数であった場合には、図2(e) に示すように、コリメー
ターブレード16aを10mmのスライス厚さに相当する
ように位置決めし,コリメーターブレード16bを完全
に閉じて撮影を行う。
mmスライス区間Bの外側境界を跨ぐ場合、すなわち、5
mmスライス数および10mmスライス数を合わせた数が奇
数であった場合には、図2(e) に示すように、コリメー
ターブレード16aを10mmのスライス厚さに相当する
ように位置決めし,コリメーターブレード16bを完全
に閉じて撮影を行う。
【0045】以上説明したように、本実施例のX線CT
装置によれば、2つのコリメーターブレードを各々独立
に駆動するので、両側のスライス厚さを任意に設定する
ことができる。
装置によれば、2つのコリメーターブレードを各々独立
に駆動するので、両側のスライス厚さを任意に設定する
ことができる。
【0046】そのため、異なるスライス厚が存在する場
合でも、スキャン動作を中断させることなく連続スキャ
ンが可能となり、スキャン時間を短くすることができ
る。
合でも、スキャン動作を中断させることなく連続スキャ
ンが可能となり、スキャン時間を短くすることができ
る。
【0047】また、診断部位の構造の複雑さに応じてス
ライス厚さを任意に設定することができるので、診断部
位に応じたSN比で断層画像を得ることができる。
ライス厚さを任意に設定することができるので、診断部
位に応じたSN比で断層画像を得ることができる。
【0048】また、同一箇所を2度スキャンする必要も
ないため、無駄なX線曝射を回避することができる。
ないため、無駄なX線曝射を回避することができる。
【0049】本実施例では、スライス厚さが2種類の場
合について説明したが、本発明のX線CT装置はこのよ
うな場合に限定されるものではなく、任意のスライス厚
さで連続的にダブルスライス撮影を行うことが可能であ
る。
合について説明したが、本発明のX線CT装置はこのよ
うな場合に限定されるものではなく、任意のスライス厚
さで連続的にダブルスライス撮影を行うことが可能であ
る。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のX線CT装
置によれば、2つのコリメーターブレードを各々独立に
駆動するので、異なるスライス厚さが存在しても連続し
てスキャンを行うことが可能となり、スキャン時間を短
縮することができる。
置によれば、2つのコリメーターブレードを各々独立に
駆動するので、異なるスライス厚さが存在しても連続し
てスキャンを行うことが可能となり、スキャン時間を短
縮することができる。
【0051】また、スライス厚さが変化する境界部分で
のX線曝射の重複を回避可能となり、被検体へのX線曝
射量を軽減することができる。
のX線曝射の重複を回避可能となり、被検体へのX線曝
射量を軽減することができる。
【0052】さらに、パーシャルボリューム効果による
アーチファクトが生じるおそれのない部位については、
所定のSN比を確保してダブルスライス撮影を行うこと
ができる。
アーチファクトが生じるおそれのない部位については、
所定のSN比を確保してダブルスライス撮影を行うこと
ができる。
【図1】本実施例のX線CT装置の概略ブロック図。
【図2】本実施例のX線CT装置の作用を説明する図。
【図3】従来のX線CT装置の概略斜視図。
【図4】従来のX線CT装置の作用を説明する図。
11 X線管 13 コリメーター 15 ダブルスライス検出器 16 コリメーターブレード 20 コリメーター駆動部 21 コリメーター制御部
Claims (2)
- 【請求項1】 X線管から曝射されたX線をコリメート
して所定のスライス厚さのX線ファンビームを形成可能
なコリメーターと、コリメートされて被検体を透過した
X線を検出可能なダブルスライス検出器とを備えたX線
CT装置において、前記コリメーターは、各々独立に駆
動可能な少なくとも2つのコリメーターブレードを備え
たことを特徴とするX線CT装置。 - 【請求項2】 前記コリメーターブレードを各々駆動す
るコリメーター駆動部と、前記各コリメーター駆動部を
制御するコリメーター制御部とを備えた請求項1記載の
X線CT装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4135003A JPH05317299A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | X線ct装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4135003A JPH05317299A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | X線ct装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05317299A true JPH05317299A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=15141662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4135003A Pending JPH05317299A (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | X線ct装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05317299A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000139897A (ja) * | 1998-08-25 | 2000-05-23 | General Electric Co <Ge> | マルチスライス・イメ―ジング装置 |
JP2003000585A (ja) * | 2001-06-11 | 2003-01-07 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | X線ctシステム及びその制御方法並びに記憶媒体 |
JP2005261548A (ja) * | 2004-03-17 | 2005-09-29 | Toshiba Corp | X線装置 |
KR100654589B1 (ko) * | 1998-09-21 | 2007-03-02 | 지이 요꼬가와 메디칼 시스템즈 가부시끼가이샤 | 방사선단층촬영방법및장치 |
-
1992
- 1992-05-27 JP JP4135003A patent/JPH05317299A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4502426B2 (ja) * | 1998-08-25 | 2010-07-14 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | マルチスライス・イメージング装置 |
KR100654589B1 (ko) * | 1998-09-21 | 2007-03-02 | 지이 요꼬가와 메디칼 시스템즈 가부시끼가이샤 | 방사선단층촬영방법및장치 |
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