JP4260966B2 - X線コンピュータ断層撮影装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、螺旋状スキャン(ヘリカルスキャン)及びマルチスライス対応のX線コンピュータ断層撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、X線コンピュータ断層撮影装置等の放射線映像化機器で画質改善と共に低被曝化が最も重要な課題の1つになってきている。従来では、スキャン条件(管電圧、管電流)を一定にして一定のX線出力(X線強度)で投影データの収集を行うようにしていた。しかし、これは低被曝の観点から好ましいとは言えない。というのも、近年のX線管球が被検体に対して螺旋状の軌道をえがくいわゆるヘリカルスキャンでは、天板の移動に伴って被検体の厚さ、つまりX線のパス長(通過路長)が刻々と変化するので、体厚が厚い部分ではX線出力が適正であっても、薄い部分ではX線出力が過照射になるからである。このように被検体の部分によって、X線管球のX線出力を変えて、低被曝化を図ろうとする様々な提案がなされている。
【0003】
その代表的な例として、スキャン計画のために撮影されるいわゆるスキャノグラム、つまりX線管球の回転を停止したままで天板だけを体軸方向に定速で動かして収集する一方向からのX線投影像を使って、X線透過率の高い部分ではX線出力を低く、逆にX線透過率の低い部分ではX線出力を高くなるように、天板位置とX線出力との関係を予め設定していくという方法がある。
【0004】
しかし、このスキャノグラムを使った方法では、そのスキャノグラムを撮影するためにも被検体は被曝してしまうという根本的な問題を抱えている。また、特にX線を最も減衰させる骨の多い胸部の撮影においては、骨の通過路長が投影の向き(X線管球の角度)によって大きく変化するので、X線透過率は投影の向きによって相違する。従って、投影方向によってX線出力を変えていくことで、さらなる低被曝化を推進する余地があった。
【0005】
これを実現する方法として、ヘリカルスキャンにおいて、1回転前又は数回転前に角度毎に収集した投影データ(X線透過率)に基づいて、今回の回転中にX線出力を動的に変えていこうとする提案がなされている。この方法では確かにスキャノグラムを使った方法よりも低被曝化を向上させることができる。
【0006】
しかし、ヘリカルスキャンでは、X線管球の回転と共に天板が移動しているので、1回転前に投影データを収集した被検体の部位は、今回の回転で投影データを収集しようとしている被検体の部位から外れている。従って、骨が複雑に入り組んでいる胸部などでは、X線出力を適正化することができず、過出力や出力不足が起こる可能性がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、ヘリカルスキャン及びマルチスライス対応のX線コンピュータ断層撮影装置において、低被曝化及びX線出力の適正化を図ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明は、X線管球とマルチスライス対応の複数のX線検出器列とが被検体に対して相対的に螺旋状軌道を移動しながら、指定されたスライス厚及びスライス数に応じて選択された少なくとも1つのX線検出器列を介して繰り返し収集された投影データに基づいて断層像を再構成するX線コンピュータ断層撮影装置において、前記選択されたX線検出器列より前記螺旋状軌道上で先行する選択されなかったX線検出器列の出力に基づいて前記X線管球のX線出力を動的に調整することを特徴としたものである。
【0009】
(2)本発明は、(1)の装置において、選択されたX線検出器列の出力レベルが時間的に略一定に安定するように前記X線管球のX線出力を動的に調整することを特徴としたものである。
【0010】
(3)本発明は、(1)の装置において、選択されなかったX線検出器列の螺旋状軌道と前記選択されたX線検出器列の螺旋状軌道とのずれに基づいて前記選択されなかったX線検出器列の出力を補正し、この補正値に基づいて前記X線管球のX線出力を動的に調整することを特徴としたものである。
【0011】
(4)本発明は、(1)の装置において、選択されなかったX線検出器列が複数のとき、この選択されなかった複数のX線検出器列の出力の統計値に基づいて、前記X線管球のX線出力を動的に調整することを特徴としたものである。
【0012】
(5)本発明は、(1)の装置において、X線管球と前記被検体との間に設けられるコリメータをさらに備え、このコリメータは前記選択されたX線検出器列と前記選択されなかったX線検出器列のそれぞれのためのX線開口部を開けることができるように構成されていることを特徴としたものである。
【0013】
(6)本発明は、X線管球とマルチスライス対応の複数のX線検出器列とが被検体に対して相対的に螺旋状軌道を移動しながら、指定されたスライス厚及びスライス数に応じて選択された少なくとも1つのX線検出器列を介して繰り返し収集された投影データに基づいて断層像を再構成するX線コンピュータ断層撮影装置において、前記複数のX線検出器列のスライス方向に関する少なくとも片側に、前記X線管球のX線出力を調整するための基礎データ収集専用のX線検出器列を設けたことを特徴としたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明を好ましい実施形態により詳細に説明する。X線コンピュータ断層撮影装置には、X線管球とX線検出器とが1体として被検体の周囲を回転するROTATE/ROTATE-TYPE、リング状にアレイされた多数の検出素子が固定され、X線管球のみが被検体の周囲を回転するSTATIONARY/ROTATE-TYPE等様々なタイプがあり、いずれのタイプでも本発明を適用可能である。ここでは、現在、主流を占めているROTATE/ROTATE-TYPEとして説明する。また、1枚の断層像を再構成するには、被検体の周囲1周、約360゜分の投影データが、ハーフスキャン法でも210〜240゜程度分の投影データの1セットが必要とされる。いずれの方式にも本発明を適用可能である。ここでは、一般的な前者の約360゜分の投影データから1枚の断層像を再構成するものとして説明する。また、X線管球が被検体の周囲を1周するごとに、N個のサンプリングポイント(ビューポイントとも言う)で投影データを収集するものとして説明する。また、1チャンネルは、1検出素子で構成されるものとして説明する。
【0015】
図1に、本実施形態に係るX線コンピュータ断層撮影装置の構成を示している。架台3の回転リング34には、コーンビーム型X線管球31と、図2に示すようにX線検出素子350が2次元状に配列されたマルチスライス対応のX線検出器35とが寝台33上の被検体Pを挟んで対向して配置されている。なお、チャンネル方向に配列されている複数の検出素子350を1単位として、検出器列351と定義する。この定義によると、マルチスライス対応のX線検出器35は、スライス方向に関して並列された複数の検出器列351から構成されることになる。
【0016】
X線管球31は、スキャン制御部11の管理下にあるX線制御部6から供給されるビュートリガ信号に同期して高電圧発生部5から周期的に発生される高電圧パルスを受けて、X線を放射する。寝台33又はその天板は、スキャン制御部11の管理下にある寝台制御部10からの制御信号に従って寝台駆動部9から供給される駆動電力により被検体の体軸方向に移動するようになっている。また、架台3は、スキャン制御部11の管理下にある架台制御部8からの制御信号に従って架台駆動部7から供給される駆動電力により回転リング34を回転するようになっている。ヘリカルスキャン時には、スキャン制御部11の制御によって、回転リング34が連続的に定速で回転し、また寝台33が被検体の体軸方向に沿って定速で移動する。これにより、X線管球31とX線検出器35とが被検体に対して相対的に螺旋状軌道を移動しながら、投影データが繰り返し収集される。
【0017】
検出器列選択部17は、コンソール19を介して操作者により指定されたスライス厚及びスライス数に応じて、複数のX線検出器列351の中から、断層像を再構成するための投影データを収集するための少なくとも1つの検出器列(以下、再構成用検出器列と称する)351を選択する。また、検出器列選択部17は、複数の検出器列351の中で空いている、つまり再構成用として選択された再構成用検出器列351以外の検出器列351の中から、螺旋状軌道上で再構成用検出器列351より先行する少なくとも1列の検出器列351を、X線管球31のX線出力を管電圧と管電流との少なくとも一方により調整するための基礎データを収集するためのX線検出器列351(透過率判定用検出器列と称する)として選択する。
【0018】
X線検出器35には、一般的にDAS(data acquisition system) と呼ばれているデータ収集部39が接続されている。このデータ収集部39には、X線検出器35から出力される微弱な電流信号をチャンネル毎(検出素子毎)に積分し、増幅し、そしてディジタル信号に変換して出力するという機能を有している。
【0019】
透過率判定部13は、検出器列選択部17で選択された透過率判定用検出器列351の出力データに基づいて、ビューポイント(X線管球31の回転角度)毎且つ寝台33の位置毎に透過率を判定(計算)する。この透過率に基づいてスキャン制御部11では、再構成用検出器列351の回転角度及び寝台33の位置の変位に対して、X線管球31からのX線出力を動的に調整する。画像再構成部15は、データ収集部39から再構成用検出器列351で検出した投影データを入力し、その投影データに基づいて、コンソール19を介して操作者により指定されたスライス厚及びスライス数に応じた断層像を再構成する。
【0020】
次に本実施形態の動作について説明する。まず、コンソール19を介して操作者によりスライス厚及びスライス数が指定されたとき、検出器列選択部17により、複数のX線検出器列351の中から少なくとも1列の再構成用検出器列351が選択される。例えば、スライス厚が1mmで、スライス数が4で指定されたとき、図2のパターンAに示すように、複数のX線検出器列351の中からスライス方向に関して中央の4列が再構成用検出器列351として選択される。また、スライス厚が2mmで、スライス数が4で指定されたとき、図2のパターンBに示すように、複数のX線検出器列351の中からスライス方向に関して中央の8列が再構成用検出器列351として選択される。
【0021】
このように複数の検出器列351の全てが常に再構成用として選択されるわけではなく、指定されたすスライス厚及びスライス数によっては、スライス方向に関して両側の検出器列351が選択されずに残っている。本実施形態では、この再構成用として選択されなかった検出器列351を使って、X線管球31のX線出力を管電圧と管電流との少なくとも一方により調整するための基礎データ(透過率計算用の基礎データ)を収集するための透過率判定用検出器列351として使用するというものである。
【0022】
さらに、本実施形態では、図3に示すように、再構成用として選択されなかった検出器列351の中でも、螺旋状軌道上で再構成用検出器列351より先行する検出器列351を、透過率判定用として選択する。これにより、図4に示すように、ヘリカルスキャンの際に、再構成用検出器列351より少なくとも1列前(1回転前、ただし寝台速度によっては1回転前でないこともある)の時点で、透過率判定用として選択された検出器列351の出力に基づいて透過率を計算し、この計算した透過率をビューポイント(回転角度)及び寝台位置に関連付けて保持しておき、再構成用の検出器列351のビューポイント及び寝台位置に関連付けられている透過率に従って、X線出力を動的に調整するものである。
【0023】
このように再構成用としては使わない空いている検出器列351の出力に従ってX線出力を動的に調整することにより、X線管球31の回転角度と天板位置とに従ってきめ細かく、しかも基礎データ収集位置と再構成用データの収集位置とのずれをなくしてX線出力を調整することができる。従って、低被曝化及びX線出力の適正化を図ることができる。さらに、これを構造的な改良を加えることなく実現することができるというものである。
【0024】
さらに、図4に示すように、スキャン制御部11では、再構成用の検出器列351からの出力が所定の比較的狭い範囲内で安定するように、X線出力を調整することができ、これにより、データ収集部39のA/Dコンバーターのダイナミックレンジを最大限活かすことができる。
【0025】
透過率判定部13では、実際には、透過率判定用として選択された検出器列351からは、検出素子出力のチャンネル方向関数、つまり投影データとして得られるので、この投影データの中の最小値(透過率最大)に基づいて透過率を計算するようにしてもよいし、または平均値に基づいて透過率を計算するようにしてもよいし、その他、任意の方法で計算すればよい。
【0026】
また、再構成用検出器列351は、常に、それより先行する透過率判定用検出器列351の描く螺旋状軌道上をなぞるわけではない。この場合には、図5に示すように、再構成用検出器列351の螺旋状軌道と、透過率判定用検出器列351の螺旋状軌道とのずれに基づいて、再構成用検出器列351が通る軌道上の点での透過率を、透過率判定用検出器列351の出力に基づいて実測した透過率により補間するようにしてもよい。
【0027】
また、透過率判定用として複数の検出器列351を選択して、この複数の透過率判定用検出器列351の出力の統計値(例えば平均値、最大値)を統計処理した値に基づいて、透過率を計算するようにしてもよい。ここで、統計処理には、例えば多チャンネルでとった場合の平均値や最大値の抽出、また1ビュー単位では細かすぎるのとノイズ等の影響を抑えるための移動平均等が含まれる。
【0028】
なお、X線管球31と被検体との間には、図7,図8に示すように、コリメータ制御部12の制御に従って、再構成用として選択された検出器列351と、再構成用としては選択されなかったが、透過率判定用として選択された検出器列351とのために2カ所にX線開口部を開けることができるように多板式で構成されているコリメータ32が配置される。このように必要な2カ所だけにX線開口部を開けることにより、不要な被曝を抑制することができる。また、必要最低限のX線を照射するように、完全な開口部(窓)とせず、ある程度の厚みを残して、一部を薄くした形状をとってもよい。
【0029】
以上の説明では、空きの検出器列351を使って透過率を求めるようにしていたが、図9に示すように、再構成専用の検出器列352のスライス方向に関して両側にそれぞれ、透過率判定専用の検出器列353を設けるようにしてもよい。この場合、透過率判定専用の検出器列353は、再構成専用の検出器列352よりも、少ないチャンネル数でかまわないし、透過率判定専用の検出器列353は図9のように複数列でなくても、1列でもかまわない。
【0030】
その他、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、種々変形して実施可能である。
【0031】
【発明の効果】
本発明では、ヘリカルスキャン及びマルチスライス対応のX線コンピュータ断層撮影装置において、スライス厚及びスライス数に従って選択されたX線検出器列より、螺旋状軌道上で先行する選択されなかったX線検出器列の出力に基づいてX線管球のX線出力を動的に調整するようにしたので、X線管球の角度と天板位置とに従ってきめ細かく、しかも基礎データ収集位置と再構成用データの収集位置とのずれをなくしてX線出力を調整することができるので、低被曝化及びX線出力の適正化を図ることができる。さらに、これを構造的な改良を加えることなく実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るX線コンピュータ断層撮影装置の構成を示すブロック図。
【図2】図1のマルチスライス対応のX線検出器の素子配列を示す図。
【図3】図1の検出器列選択部により選択される透過率判定用検出列と再構成用検出列との移動方向に関する位置関係を示す図。
【図4】図1のスキャン制御部により透過率に基づいて制御されるX線出力と再構成用検出器列の出力との時間曲線を示す図。
【図5】図1の透過率判定部による透過率の補間処理に関する説明図。
【図6】図1の透過率判定部による透過率の統計計算処理に関する説明図。
【図7】図1のコリメータの開口部を示す図。
【図8】図1のコリメータ制御部により設定されたコリメータの開口部を示す図。
【図9】図1のマルチスライス対応のX線検出器の他の素子配列を示す図。
【符号の説明】
3…架台、
31…X線管球、
32…コリメータ、
33…寝台、
35…X線検出器、
39…データ収集部、
5…高電圧発生部、
6…X線制御部、
7…架台駆動部、
8…架台制御部、
9…寝台駆動部、
10…寝台制御部、
11…スキャン制御部、
12…コリメータ制御部、
13…透過率判定部、
15…画像再構成部、
17…検出器列選択部、
19…コンソール。

Claims (6)

  1. X線管球とマルチスライス対応の複数のX線検出器列とが被検体に対して相対的に螺旋状軌道を移動しながら、指定されたスライス厚及びスライス数に応じて選択された少なくとも1つのX線検出器列を介して繰り返し収集された投影データに基づいて断層像を再構成するX線コンピュータ断層撮影装置において、
    前記選択されたX線検出器列より前記螺旋状軌道上で先行する選択されなかったX線検出器列の出力に基づいて前記X線管球のX線出力を動的に調整することを特徴とするX線コンピュータ断層撮影装置。
  2. 前記選択されたX線検出器列の出力レベルが時間的に略一定に安定するように前記X線管球のX線出力を動的に調整することを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  3. 前記選択されなかったX線検出器列の螺旋状軌道と前記選択されたX線検出器列の螺旋状軌道とのずれに基づいて前記選択されなかったX線検出器列の出力を補正し、この補正値に基づいて前記X線管球のX線出力を動的に調整することを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  4. 前記選択されなかったX線検出器列が複数のとき、この選択されなかった複数のX線検出器列の出力の統計値に基づいて、前記X線管球のX線出力を動的に調整することを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  5. 前記X線管球と前記被検体との間に設けられるコリメータをさらに備え、このコリメータは前記選択されたX線検出器列と前記選択されなかったX線検出器列のそれぞれのためのX線開口部を開けることができるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のX線コンピュータ断層撮影装置。
  6. X線管球とマルチスライス対応の複数のX線検出器列とが被検体に対して相対的に螺旋状軌道を移動しながら、指定されたスライス厚及びスライス数に応じて選択された少なくとも1つのX線検出器列を介して繰り返し収集された投影データに基づいて断層像を再構成するX線コンピュータ断層撮影装置において、
    前記複数のX線検出器列のスライス方向に関する少なくとも片側に、前記X線管球のX線出力を調整するための基礎データ収集専用のX線検出器列を設けたことを特徴とするX線コンピュータ断層撮影装置。
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