JPH0531717B2 - - Google Patents

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JPH0531717B2
JPH0531717B2 JP13693983A JP13693983A JPH0531717B2 JP H0531717 B2 JPH0531717 B2 JP H0531717B2 JP 13693983 A JP13693983 A JP 13693983A JP 13693983 A JP13693983 A JP 13693983A JP H0531717 B2 JPH0531717 B2 JP H0531717B2
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JP
Japan
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circuit
swash plate
signal
hydraulic
vehicle
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JP13693983A
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JPS6030861A (ja
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Daisuke Yoshida
Tomya Tanno
Takeshi Fukunaga
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6030861A publication Critical patent/JPS6030861A/ja
Publication of JPH0531717B2 publication Critical patent/JPH0531717B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/38Control of exclusively fluid gearing
    • F16H61/40Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
    • F16H61/42Control of exclusively fluid gearing hydrostatic involving adjustment of a pump or motor with adjustable output or capacity
    • F16H61/425Motor capacity control by electric actuators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/38Control of exclusively fluid gearing
    • F16H61/40Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
    • F16H61/46Automatic regulation in accordance with output requirements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Motor Power Transmission Devices (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子制御式油圧駆動車の安全装置に関
する。
左右の走行系に各々油圧式トランスミツシヨン
(HST)を配し、それらのトランスミツシヨンに
おける油圧ポンプおよび油圧モータの斜板を電気
−油圧サーボ弁によつて制御することにより変速
および旋回等を行なう油圧駆動車が実用されてい
る。
ところで、かかる油圧駆動車(以下、車輌とい
う)は、上記各トランスミツシヨンの油圧モータ
の斜板が作動されたいわゆるモータ領域での走行
中において、一方のトランスミツシヨンの油圧モ
ータにいてのサーボ弁が断線すると、双方の油圧
モータに大きな速度差が発生するために急旋回
し、これは重大な事故を発生する要因となる。
一方、上記各トランスミツシヨンの油圧モータ
の斜板が作動されていないいわゆるポンプ領域で
車輌が低速走行しているさいに、一方のトランス
ミツシヨンの油圧モータについてのサーボ弁が断
線すると、車輌の加速時に他方の油圧モータの斜
板のみが作動されることからやはり車輌が旋回動
作する。しかしこの場合、車輌は高速走行してい
ないので急旋回せず、したがつて急停車させなく
てもとくに危険を生じる虞れはない。
そこで前者の場合には車輌を速やかに停車さ
せ、また後者の場合には該車輌を少なくとも直進
走行しうる状態にして、作業が休止されるのを回
避することが好ましい。
本発明の目的は、かかる要望を満たすことがで
きる油圧駆動車の安全装置を提供することにあ
る。
そのため、本発明では、左右の油圧式トランス
ミツシヨンの各油圧モータに対してそれぞれ設け
られた斜板制御用サーボ弁の断線を電気的に検出
する左および右断線検出手段と、上記各油圧モー
タの斜板角が最大であるか否かを電気的に検出す
る左および右状態検出手段と、上記各断線検出手
段および上記各状態検出手段の検出信号に基づ
き、上記各油圧モータの斜板角が共に最大の状態
で一方の油圧モータについての斜板制御用サーボ
弁が断線したさいに、他方の油圧モータについて
の斜板制御用サーボ弁をオフさせ、かつ上記各油
圧モータのいずれかの斜板角が最大でない状態下
で一方の油圧モータについての斜板制御用サーボ
弁が断線したさいに、上記各油圧モータを停止さ
せる手段とが備えられている。
以下図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第1図において、右油圧式トランスミツシヨン
10Rは可変容量油圧ポンプ(以下単に油圧ポン
プという)11Rと可変容量油圧モータ(以下単
に油圧モータという)12Rとを備え、これらは
油圧配管13,13′で接続されている。油圧ポ
ンプ11Rの軸11aはエンジン1の出力軸1a
に連結され、油圧モータ12Rの軸12aはクラ
ツチ、減速機およびブレーキ等を介して図示して
いない車輌の右駆動輪または履帯に連結されてい
る。
なお、一般に油圧ポンプを可変容量形としたも
のは出力軸トルク一定の用途に、油圧モータを可
変容量形としたものは出力一定の用途に適する
が、この実施例では油圧ポンプ11R、油圧モー
タ12Rともに可変容量形を使用し両者の特徴を
兼ねさせている。また、油圧ポンプ11Rおよび
油圧モータ12Rはいずれも斜板11bおよび1
2bの傾斜角を変えることにより押除け容積を変
える可変容量形ポンプ、可変容量形モータであ
る。
ポンプ斜板サーボ装置14Rは、油圧ポンプ1
1Rの作動油の吐出方向および吐出量を制御する
ものであり、入力されるポンプ容量変更信号Sp(R)
の極性および大きさに応じて斜板11bの傾斜方
向および傾斜角を制御する。しかして油圧ポンプ
11Rは斜板11bの傾斜方向および傾斜角に応
じた方向および流量の作動油を吐出する。
モータ斜板サーボ装置15Rは、油圧モータ1
2Rの作動油の吸入量を制御するためのもので、
後述のスイツチ回路SW4(R)を介して入力されるモ
ータ容量変更信号Sn(R)に応じて油圧モータ12
Rの斜板12bの傾斜角を制御する。そしてこの
油圧モータ12Rの回転方向およびトルクは流入
する作動油の方向および流入量(吸込量)に応じ
て変化する。従つて、上記信号Sp(R)およびSn(R)
によつて油圧ポンプ11Rの吐出量および油圧モ
ータ12Rの吸込量を各々制御することによりこ
の右トランスミツシヨン10Rは変速作動する。
バイパス弁16Rは、油圧配管13,13′間
を短絡してモータ12Rへの作動油の供給を断つ
ものであり、内蔵されたソレノイドが付勢された
ときにかかる作用をなす。
またチヤージ圧力スイツチ17Rは、トランス
ミツシヨン10Rのチヤージ圧力が所定圧力以下
になつたさいに信号“1”を出力するものであ
る。
なお、左駆動輪または履帯に動力を伝達する図
示していない左油圧式トランスミツシヨン10L
も、上記右油圧式トランスミツシヨン10Rと同
様の構成を有している。
ステアリング演算回路20は、左、右のステア
リングペダル2および3に各々連動するポテンシ
ヨメータ2aおよび3aの出力信号に基づきステ
アリング指令信号KRおよびKLを出力するもので
ある。この信号KRおよびKLは各々上記ペダルの
踏込み量に対応して図示する如く+1Vから−1V
の間で変化され、後記するスイツチ回路SW1
各々入力される。
車速制御演算回路30は、ブレーキペダル4の
踏込量および車速設定レバー5の操作位置に対応
した信号を各々出力するポテンシヨメータ4aお
よび5aの出力信号に基づき車速指令信号Vs
演算出力するものであり、第2図に示す如く不感
領域設定回路31、補償回路32、絶対値回路3
3、判定回路35、ブレーキ信号補償回路36等
から構成されている。
不感領域設定回路31は、前記ポテンシヨメー
タ5aの出力信号に対する不感領域を設定すると
ともに、該信号が設定した不感領域を越えると同
時に所定値に立ち上がるように又は立ち下がるよ
うにステツプアツプ量を設定する。補償回路32
は不感領域設定回路31から加わる点線で示す信
号に対し適宜な時間的遅れを付与する作用をなす
ものであり、その出力信号は絶対値回路33およ
び判別回路35に加えられる。判別回路35は入
力信号の正負を判別し、正のときには「1」、負
のときには「−1」となる前後進方向信号KFR
出力する。また、絶対値回路33は入力信号の絶
対値をとる作用をなす。
ブレーキ信号補償回路36はポテンシヨメータ
8から加わる信号に応じて適宜のブレーキ信号を
出力するもので、入力信号に時間的遅れを付与し
た信号をブレーキ信号として出力し、また該入力
信号が予設定レベルを越える場合にはその信号を
瞬時にブレーキ信号として出力する作用をなす。
減算点37は前記絶対値回路33の出力信号から
上記ブレーキ信号を減算し、これを車速指令信号
Vsとして出力するものであり、この信号Vsは後
記するスイツチ回路SW2に入力される。なおこの
信号Vsは、後述する変速信号Vfの最大値を抑制
する作用をなす。
自動変速演算回路40は、エンジン回転センサ
6の出力信号と、スロツトルレバー7に連動する
ポテンシヨメータ7aの出力信号とに基づき、エ
ンジン1の回転速度が一定以下になるのを防止す
る変速信号Vfを出力するものであり、上記エン
ジン回転センサ6の出力信号を周波数−電圧変換
するF−V変換器41と、この変換器41の出力
信号と上記ポテンシヨメータ7aの出力信号との
偏差をとる減算器42と、この減算器42の出力
信号をPID(比例、積分、微分、補償)補償する
回路43とから構成されている。なお、上記変速
信号Vfは後述するスイツチ回路SW3に入力され
る。
第1図に示す信号合成回路50は、スイツチ回
路SW2の出力信号Ssとスイツチ回路SW3の出力信
号Sfとの偏差をとる減算器51と、該減算器51
の出力信号にスイツチ回路SW1の出力信号SR,SL
を各々乗じる掛算器52R,52Lとからなつて
いる。
サーボドライブ回路60は、第3図に示すよう
に、前記信号合成回路50の掛算器52R,52
Lの出力信号に前記車速制御演算回路30より出
力される方向信号KFRを各々乗じる掛算器61
R,61Lと、掛算器61Rの出力信号を入力す
る右サーボ弁駆動回路62R,62′R,63R
および掛算器61Lの出力信号を入力する左サー
ボ弁駆動回路62L,62′L,63Lとからな
つている。
上記駆動回路62Rは、掛算器61Rからの入
力信号が0からV0までの間(ポンプ領域)、入力
信号の大きさに対応する信号電流Sp(R)を発生し、
V0を越えると一定の電流Sp(R)を発生する。そし
てこの電流を前記ポンプ斜板サーボ装置14Rの
サーボ弁141Rの前進側のソレノイド142R
に加える。なお、上記ポンプサーボ弁141R
は、電流値が大きくなるにしたがつてポンプ斜板
角を大きくするように、換言すれば、ポンプ11
Rの一回転当たりの吐出容量を大きくするように
駆動される。
駆動回路62′Rは入力信号の極性が負のとき
に上記回路62Rと同様の態様でポンプサーボ弁
141Rの後進側のソレノイド142′Rに制御
電流Sp′(R)を加える。
駆動回路63Rは、掛算器61Rからの入力信
号の絶対値がV0よりも大きいとき(モータ領域)
に、入力信号の絶対値の大きさに対応する電流
Sn(R)をスイツチ回路SW4(R)を介してモータ斜板
サーボ装置15のサーボ弁151Rのソレノイド
152Rに加える。なお、このモータサーボ弁1
51Rは、入力電流値が大きくなるに伴つて斜板
角を小さくするように、換言すれば、モータ12
Rの一回転当たりの吸入容量を小さくするように
作動する。
駆動回路62L,62′Lおよび63Lは、掛
算器61Lからの入力信号に対し、上記回路62
R,62′R,63Rと同様の作用をなす。そし
て回路62L,62′Lの出力信号Sp(L),Sp′(L)
は、第1図に例示されていない左油圧式トランス
ミツシヨン10Lのポンプ斜板サーボ装置14L
におけるサーボ弁141Lの各ソレノイド142
L,142′Lに各々供給されまた回路63Lの
出力信号Sn(L)はモータ斜板サーボ装置15Lの
サーボ弁151Lのソレノイド152Lにスイツ
チ回路SW4(L)を介して供給される。
第1図に示す異常検出器72,73,74,7
5および77は、各々上記ポテンシヨメータ2
a,3a,4a,5aおよび7aの異常を検出す
るものであり、第4図に例示するような構成をも
つ。すなわち、これらの検出器は、ポテンシヨメ
ータの出力電圧を各々−および+入力端に受け、
抵抗R1〜R3による分圧電圧V1およびV2を各々+
および−入力端に受ける比較回路C1およびC2と、
これらの回路C1,C2の出力端をワイヤードオア
するダイオードD1およびD2とこのダイオードD1
D2の共通接続端に接続されたインバータINから
なつている。
いまたとえばポテンシヨメータの+側接続端が
断線すると、その出力電圧VpがVp<V2となるこ
とから比較回路C2の出力端の論理レベルが“0”
となり、またポテンシヨメータの一側接続端が断
線すると、その出力電圧VpがVp>V1となること
から比較回路C1の出力端が“0”となる。さら
にポテンシヨメータの摺動子が接触不良もしくは
断線した場合、プルアツプ抵抗Rpの作用により
比較回路C1の一入力端の電圧がVcc(>V1)とな
ることから、比較回路C1の出力端の論理レベル
が“0”となる。つまりこの異常検出器は、ポテ
ンシヨメータに上記のような異常が生じた場合
に、インバータINの出力端より論理レベル“1”
の信号を出力してこの異常を検出する。なお、エ
ンジン回転センサ6に接続された異常検出器76
は、たとえばエンジン作動中における上記センサ
6の出力信号の有無を検出する回路等から構成さ
れ、異常時には論理レベル“1”の信号を出力す
る。
第5図に示した異常検出器78R,78Lは、
第3図に示したモータ駆動用サーボ弁141R,
141Lの各ソレノイドの断線を各々検出するも
のであり、また異常検出器79R,79Lはポン
プ駆動用サーボ弁151R,151Lの各ソレノ
イドの断線を各々検出するものである。なおこれ
らの異常検出器は、ソレノイドの電流を電圧とし
て検出し、この電圧の有無から該ソレノイドの断
線を検出するように構成されている。そしてソレ
ノイドの断線時には論理レベル“1”の信号を出
力する。
上記左、右のトランスミツシヨン10R,10
Lに設けられた油圧モータ12R,12Lは、第
3図に示すサーボ弁151R,151Lがオフさ
れているとき、つまり、駆動回路62R,62L
への入力信号が0〜V0のときに斜板角が最大の
状態におかれる。
第5図に示した状態検出器80R,80Lは、
モータ12R,12Lの斜板角が最大であるか否
かを検出するものであり、たとえば、第6図に示
すように、前記サーボ弁151R,151Lのソ
レノイド152R,152Lに直列接続した抵抗
R4と、この抵抗R4の端子電圧と基準電圧とを比
較する比較回路C3とから構成される。
いま、上記駆動回路62R,62Lからソレノ
イド152R,152Lに所定値以上の励磁電流
が供給されると、モータの斜板が最大斜板角位置
から作動されてその角度が小さくなる。そして、
この場合、抵抗R4の端子電圧が基準電圧E0を越
えることから、上記比較回路C3より斜板が最大
斜板角の状態にないことを示す論理レベル“1”
の信号が出力される。
したがつて、上記状態検出器80R,80Lに
よれば、その出力信号の論理レベルに基づいて、
各モータ12R,12Lの斜板角が最大であるか
否かを検出することができる。
第1図に示すニユートラル位置検出器81は、
ポテンシヨメータ5aの出力信号に基づいて車速
設定レバー5のニユートラル位置を検出するもの
であり、該レバー5が中立位置にセツトされてい
るときに論理レベル“1”の信号をを出力する。
つぎに、前記スイツチ回路SW1〜SW3,SW4(R)
SW(L)、と異常処理回路100とについて第5図
を参照して説明する。スイツチ回路SW1は、前記
ステアリング演算回路20の出力信号KRおよび
KLを各々の一方の端子に受け、かつ各々の他方
の端子bに電圧値+11Vの電圧源E1が接続された
アイログスイツチAS1(R)およびAS1(L)とからな
り、これらのアナログスイツチAS1(R)およびAS1
(L)は、前記異常検出器72および73より出力さ
れる論理レベル“1”の異常信号により各々切換
作動される。スイツチ回路SW2は、前記車速制御
演算回路30の出力信号Vsと電圧源E2の電圧値
−1Vとを選択するアナログスイツチAS2からな
り、スイツチ回路SW3は、前記自動変速演算回路
40の出力信号Vfと電圧源E3の電圧値+1Vとを
選択するアナログスイツチAS3からなつている。
またスイツチ回路SW4(R),SW4(L)は開閉スイツチ
素子からなつている。
異常処理回路100は、オア回路101〜10
8と、アンド回路109,110およびフリツプ
フロツプ111とから構成され、前記異常検出器
72〜77,78R,78L,79R,79L,
前記圧力スイツチ17R,17L,状態検出器8
0R,80Lおよびニユートラル位置検出器81
の出力信号に基づいて後述する作用を行なう。
いま、上記ポテンシヨメータ等に異常がない場
合、上記スイツチ回路SW1〜SW3,SW4,+SW4
(L)は各々第5図に示した接続状態になつている。
したがつて左、右のトランスミツシヨン10R,
10Lのポンプ11R,11Lおよびモータ12
R,12Lは、前記減算器81の出力信号に基づ
き作動される。すなわち該信号の大きさに対応し
た速度で車輌が走行される。なお、ステアリング
ペダル2,3を選択的に踏み込むことにより掛算
器52R,52Lの出力信号の比および極性が変
化するので車輌は旋回作動する。すなわち、たと
えば前記信号KRが0<KR<1に変化された場合、
通常の左旋回を行い、またKR=0の場合、右側
車輪または履帯が停止していわゆる信地旋回を行
ない、さらにKR<0の場合上記右側車輪または
履帯が逆転していわゆる超信地旋回を行なう。
つぎに上記異常処理回路100の作用を説明す
る。車輌の走行中において、前記異常検出器78
R,78Lによつてポンプ斜板サーボ装置15
R,15Lのサーボ弁141R,141Lのいず
れかについての異常が検出されると、異常処理回
路100のオア回路101を介してフリツプフロ
ツプ111がセツトされる。それ故、バルブドラ
イバ82が右および左トランスミツシヨン10R
および10Lに設けてある前記バイパス弁16R
および16Lを作動させて両トランスミツシヨン
の前記油圧配管13,13′間を短絡し、モータ
12R,12Lの作動を停止させる。またスイツ
チ回路SW2のアイログスイツチAS2が端子b側に
切換えられるので減算器51の出力信号が減少さ
れる。さらに、上記フリツプフロツプのセツト時
出力信号は、図示していないブレーキ装置を作動
させて車軸をロツクする。この結果、車輌が停止
されて上記モータサーボ弁141R,141Lの
ソレノイドの断線による車輌の急旋回動作が防止
される。
また、右および左トランスミツシヨンのモータ
12Rおよび12Lの斜板12bが一定角以上傾
転されていわゆるモータ領域で車輌が高速走行し
ている場合、つまり第3図に示した駆動回路63
R,63Lに対する入力信号がV0以上である場
合にサーボ弁151R,151Lのソレノイド1
52R,152Lのいずれか一方が断線すると、
上記処理回路100の作用によつてやはり車輌が
停止され、これによつて車輌の急旋回が防止され
る。すなわち、たとえばモータ12Rについての
サーボ弁151Rのソレノイド152Rが断線す
ると、異常検出器79Rより論理レベル“1”の
信号が出力され、一方、このときモータ12Lに
ついてのサーボ弁151Lは作動状態にあること
から前記状態検出器80Lが論理レベル“1”の
信号を出力している。したがつてアンド回路10
9、オア回路102およびオア回路101を介し
てフリツプフロツプ111がセツトされ、上記と
同様にバイパス弁16R,16Lおよび左右のブ
レーキが作動して、車輌が停止される。なお左ト
ランスミツシヨンにおけるモータ12Lについて
のサーボ弁151Lのソレノイド152Lが断線
した場合には、アンド回路110より論理レベル
“1”の信号が出力されることからやはり車輌が
停止される。
つぎに、第3図に示した駆動回路63R,63
Lに対する入力信号がV0以下で、いわゆるポン
プ領域で車輌が低速走行しているときに、上記モ
ータサーボ弁151R,151Lのいずれか一方
のソレノイドが断線すると、かかる場合、前記モ
ータサーボ弁状態検出器80R,80Lのいずれ
もが作動状態を検出しないのでアンド回路10
9,110のアンド条件が成立せず、したがつて
車輌が前記のように停止されることはない。しか
しこの場合、断線した側のサーボ弁をたとえば右
モータサーボ弁151Rとすると、この弁につい
の異常検出器79Rが論理レベル“1”の信号を
出力してスイツチ回路SW4Lを開成させるので、
左モータサーボ弁151Lのソレノイド152L
への信号入力が断たれ、これによつて前記掛算器
61Lに加速すべき信号が入力されても該サーボ
弁151Lの作動が禁止される。つまりこの場
合、異常を生じたモータサーボ弁とは反対の側の
モータサーボ弁の作動が禁止されて、結局、両モ
ータ12R、についての斜板傾転が行なわなくな
り、この結果、車輌はいわゆるポンプ領域で低速
走行されることになる。なお、上記において左モ
ータサーボ弁151Lのソレノイド152Lが断
線した場合には、異常検出器79Lがスイツチ回
路SW4Rを閉成させることから右モータサーボ弁
151Rの作動が禁止されて同じく車輌が低速で
走行しうる状態となる。
つぎに、右ステアリング指令用の上記ポテンシ
ヨメータ2aに異常を生じると、異常検出器72
の出力信号“1”がスイツチ回路SW1のスイツチ
AS1(R)の端子b側に切換えられて信号SRが+1V
に固定されるので車輌の直進走行が保証され、ま
た左ステアリング用ポテンシヨメータ3aが異常
を発生した場合には異常検出器73の出力信号
“1”でスイツチ回路SW1のスイツチAS1(L)が切
換えられるので、やはり車輌の直進走行が保証さ
れる。
ブレーキペダル4の位置を検出するポテンシヨ
メータ4aまたは車速設定レバー5の位置を検出
するポテンシヨメータ5aに異常を生じた場合に
は、異常検出器74または75より信号“1”が
出力される。したがつてオア回路103,101
を介してフリツプフロツプ111がセツトされ、
これによつてスイツチ回路SW2が切換作動される
とともに、上記バイパス弁16R,16Lおよび
ブレーキが作動されて車輌が停止される。
なお、上記ポテンシヨメータ4aに異常を生じ
ると車輌の制動が不可能になるため車輌を停止さ
せないと危険である。またポテンシヨメータ5a
に異常を生じると車速コントロールが不能になる
ので、やはり車輌を停止させる必要がある。
エンジン回転検出器6の異常およびスロツトル
レバー7の位置を検出するポテンシヨメータ7a
の異常にさいしては異常検出器76および77よ
り信号が出力されることから、オア回路104を
介してスイツチ回路SW3のスイツチAS3が端子b
側に切換えられる。この結果、信号Sfが+1Vに
固定され、これによつて車速指令信号Vsのみに
よつてて車速がマニユアル変速される。したがつ
て誤まつた自動変速指令に基づく車輌の異常走行
が防止される。
油圧回路の不良によつて右および左トランスミ
ツシヨン10R,10Lにおけるチヤージ圧が低
下し、これを上記圧力スイツチ17R,17Lが
検出した場合には、オア回路101を介してフリ
ツプフロツプ111がセツトされ、これによつて
車輌が停止される。したがつて上記チヤージ圧低
下により一方のトランスミツシヨン側の走行系が
作動不良となり、これによつて車輌が急旋回する
という危険は回避される。
なお異常検出器72,73はオア回路105の
第1,第2の入力端に、検出器74,75はオア
回路103を介して上記オア回路105の第3入
力端に、検出器77,76はオア回路104を介
してオア回路106の第2入力端に、検出器78
R,78Lはオア回路107を介してオア回路1
06の第3入力端に、さらに検出器79R,79
Lはオフ回路108を介してオア回路107の第
3入力端に各々接続され、かつオア回路105の
出力端がオア回路106の第1入力端に接続され
ていることから、上記各異常検出器のうちのいず
れかが異常を検出した場合にはランプドライバ8
3が異常表示用ランプ84を点灯させてオペレー
タに異常を表示する。
また上記フリツプフロツプのセツト動作に伴つ
て車輌が停止したのち車速設定レバー5を中立位
置にすると、前記ニユートラル位置器81より論
理レベル“1”の信号が出力されることからフリ
ツプフロツプ111がリセツトされ、これによつ
て前記バイパス弁16R,16Lおよびブレーキ
が共に消勢される。
本発明によれば、左右のトランスミツシヨンに
おける各モータサーボ弁のいずれか一方が断線し
たさい、上記各トランスミツシヨンがモータ領域
で作動している場合にはそれらのトランスミツシ
ヨンのモータを停止させ、また上記各トランスミ
ツシヨンがポンプ領域で作動している場合には健
全側のサーボ弁の作動を止めて該両トランスミツ
シヨンをこのポンプ領域のみで作動させる状態に
おくことができる。それ故、前者の場合において
は車輌の急旋回による危険を防止することがで
き、かつ後者の場合においては低速ながらも車輌
を走行させて作業を継続させるとともに、自力で
車輌を所定の場所まで走行移動させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る安全装置を組込んだ油圧
駆動車の制御回路の構成例を示したブロツク図、
第2図は車速制御演算回路および自動変速演算回
路の構成例を各々示したブロツク図、第3図はサ
ーボドライブ回路の一例を示したブロツク図、第
4図は異常検出器の一構成例を示した回路図、第
5図は異常処理回路の一構成を示した回路図、第
6図は作動検出器の構成例を示した回路図であ
る。 1……エンジン、2a,3a,4a,5a,7
a……ポテンシヨメータ、10R……右トランス
ミツシヨン、11R……油圧ポンプ、12R……
油圧モータ、14R……ポンプ斜板サーボ装置、
15R……モータ斜板サーボ装置、16R……バ
イパス弁、17R,17L……圧力スイツチ、2
0……ステアリング演算回路、30……車速制御
演算回路、40……自動変速演算回路、50……
信号合成回路、60……サーボドライブ回路、7
2〜77……異常検出器、78R,78L,79
R,79L……異常検出器、80R,80L……
状態検出器、81……ニユートラル位置検出器、
100……異常処理回路、101〜108……オ
ア回路、109,110……アンド回路、111
……フリツプフロツプ、SW1〜SW3,SW4(R),
SW4(L)……スイツチ回路、E1,E2,E3……電圧
源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 左右の油圧式トランスミツシヨンの各油圧モ
    ータに対してそれぞれ設けられた斜板制御用サー
    ボ弁の断線を電気的に検出する左および右断線検
    出手段と、 上記各油圧モータの斜板角が最大であるか否か
    を電気的に検出する左および右状態検出手段と、 上記各断線検出手段および上記各状態検出手段
    の検出信号に基づき、上記各油圧モータの斜板角
    が共に最大の状態で一方の油圧モータについての
    斜板制御用サーボ弁が断線したさいに、他方の油
    圧モータについての斜板制御用サーボ弁をオフさ
    せ、かつ上記各油圧モータのいずれかの斜板角が
    最大でない状態下で一方の油圧モータについての
    斜板制御用サーボ弁が断線したさいに、上記各油
    圧モータを停止させる手段と を備えてなる電子制御式油圧駆動車の安全装置。
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