JPH10306874A - 油圧式車両 - Google Patents

油圧式車両

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JPH10306874A
JPH10306874A JP11538097A JP11538097A JPH10306874A JP H10306874 A JPH10306874 A JP H10306874A JP 11538097 A JP11538097 A JP 11538097A JP 11538097 A JP11538097 A JP 11538097A JP H10306874 A JPH10306874 A JP H10306874A
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hydraulic
rotation speed
engine
speed
pump
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JP11538097A
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Yasuo Kuwabara
康雄 桑原
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低車速・高エンジン回転と高車速低エンジン
回転との切り換えを簡単に行なうと共に、旋回性能にも
悪影響を与えないようにする。 【解決手段】 可変容量型油圧モータ5,6により駆動
される出力軸11,12の回転速度を出力軸回転速度検
出器25,26により検出し、検出結果に基づいて制御
装置30によりポンプ制御アクチュエータ20,21及
びモータ制御アクチュエータ22,23を制御し、出力
軸11,12の回転速度を維持し、旋回時等の走行抵抗
が増大した場合にも可変容量型油圧モータ5,6の能力
の範囲で車速を維持し、低車速・高エンジン回転と高車
速低エンジン回転との切り換えを簡単に行なうと共に旋
回性能にも悪影響を与えないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ポンプからの
作動油により駆動される油圧モータを有し、油圧モータ
によって出力軸を駆動させて走行する油圧式車両に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ブルドーザや雪上車、ゲレンデ整備車両
等の整地・不整地両用装軌車両の走行駆動方式の一つ
に、油圧ポンプ及び油圧モータを用いて左右の起動輪の
最終減速機をそれぞれ駆動するHST(Hydro-Static-Tr
ansmission) がある。これら装軌式の油圧式車両におけ
る車両用HSTの代表的な制御方式としては、エンジン
の回転速度に応じて油圧ポンプの作動油押し除け容積を
変化させるものが知られている。
【0003】装軌式の油圧式車両の場合、低速度域でも
旋回する際には左右の起動輪に多大な負荷が加わるた
め、油圧ポンプを駆動するためのエンジンの出力を高め
る必要がある。一方で、直進時においては、旋回時に比
較して左右の起動輪の負荷は非常に小さいため、できる
だけ低いエンジン回転速度のまま車速を高くして燃費を
向上させる要求を満たす必要がある。このように、装軌
式の油圧式車両は、旋回時と直進時とでは相反する要求
があり、両者の要求を満たす必要がある。
【0004】従来の装軌式の油圧式車両では、エンジン
回転速度と油圧ポンプの作動油押し除け容積の関係が一
義的に決まっている。このため、旋回時と直進時におけ
る相反する要求を調節するために、パイロット差圧調整
用のインチング弁が設けられることが多い。インチング
弁のレバー(またはペダル)を操作することにより、エ
ンジンの回転速度を高くしたまま油圧ポンプの吐出量を
減少させて相反する要求を満たすようにしている。
【0005】一方、高速走行する油圧式車両の場合、変
速範囲を広げるために、高速度域で油圧モータの作動油
押し除け容積を減じる必要がある。しかし、油圧モータ
の作動油押し除け容積の制御においては、油圧ポンプの
作動油押し除け容積の制御に相当するものはない。この
ため、単に容量の大小を切り換える固定容量切り換え式
や、小容量切り換え中の抵抗増加時に主回路を検出して
自動的に大容量に切り換える自動変速方式等が採用され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、左右の起動輪
の駆動にHST駆動装置を用いた装軌式の油圧式車両の
場合、前述したように、旋回時の走行抵抗が非常に大き
く、旋回能力(旋回半径)はHSTトルク容量(油圧モ
ータ作動油押し除け容積に比例)により制限される。こ
のため、前者の固定容量切り換え式の場合、全ての速度
域において旋回能力が制限されてしまう。また、後者の
自動変速方式の場合、運転者の意思とは無関係に、旋回
時の車速が遅くなったり、路面摩擦係数の違いにより旋
回半径が大きく変化する等の現象が発生してしまう。
【0007】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、低車速・高エンジン回転と高車速低エンジン回転と
の切り換えが簡単に行なえ、且つ、旋回性能にも悪影響
を与えることがない油圧式車両を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、エンジンに連結された油圧ポンプ
と、前記油圧ポンプからの作動油により駆動される油圧
モータとを有し、前記油圧モータにより発生した回転力
により出力軸を駆動させて走行する油圧式車両におい
て、前記油圧ポンプの作動油押し除け容積を可変とする
ポンプ容積可変手段と、前記油圧モータの作動油押し除
け容積を可変とするモータ容積可変手段と、複数のポジ
ションを有し操作されたポジションに相当する信号を出
力するポジション選択手段と、前記エンジンの回転速度
を検出するエンジン回転速度検出手段と、前記出力軸の
回転速度を検出する出力回転速度検出手段と、前記ポジ
ション選択手段で選択されたポジション毎に予め設定さ
れた設定値と前記エンジン回転速度検出手段により検出
されたエンジン回転速度とから前記油圧ポンプの作動油
押し除け容積を設定し前記ポンプ容積可変手段に出力す
るポンプ容積制御部と、前記ポジション選択手段で選択
されたポジション毎に予め設定された設定値と前記エン
ジン回転速度検出手段により検出されたエンジン回転速
度とから出力軸の回転速度の目標値を設定する出力回転
目標設定部と、前記出力回転目標設定部で設定された前
記出力軸の回転速度の目標値と前記出力回転速度検出手
段で検出された前記出力軸の実際の回転速度とを比較し
目標値と検出値が一致するよう前記モータ容積可変手段
を制御するモータ容積制御部とを有することを特徴とす
るものである。
【0009】
【発明の実施の形態】左右の油圧ポンプの作動油押し除
け容積をエンジン回転速度に比例するように制御し、左
右の油圧ポンプの作動油押し除け容積が最大に達する
と、現在の左右の終減速機の出力軸の回転速度(∝車
速)がエンジン回転速度の関数として設定される目標出
力軸回転速度に収束するよう、左右の油圧モータの作動
油押し除け容積を制御する。また、HST自動変速スケ
ジュールが複数設定され、運転者がポジション選択スイ
ッチの低(L)、中(M)、高(H)を切り換えること
により、エンジン回転速度と左右の油圧ポンプ及び油圧
モータの作動油押し除け容積の関係がそれぞれ変化す
る。
【0010】エンジン回転速度に略比例して変速比が連
続的に変化し、左右の油圧ポンプ及び油圧モータの作動
油押し除け容積は、常に取り得る最大値となるように制
御される。ポジション選択スイッチの低(L)、中
(M)、高(H)の切り換えにより、エンジン回転速度
と左右の油圧ポンプ及び油圧モータの作動油押し除け容
積との関係は、それぞれポジション選択スイッチの選択
位置毎に異なる、車速−エンジン回転速度の線図となる
ように制御される。
【0011】
【実施例】図1には本発明の一実施例に係る軌装式の油
圧式車両のHST駆動装置の動力伝達系統図、図2には
変速制御装置の主要部のブロック線図、図3には変速パ
ターンを表すグラフを示してある。
【0012】図1において、1はエンジンであり、エン
ジン1は、内部に歯車列を有するトランスファー2を介
して、右及び左終減速機駆動用の可変容量型油圧ポンプ
3,4を駆動する。可変容量型油圧ポンプ3,4は油圧
配管を介して右及び左終減速機駆動用の可変容量型油圧
モータ5,6にエンジン動力を油圧的に伝達する。可変
容量型油圧モータ5,6は、内部に歯車列を有する右及
び左の終減速機7,8を駆動する。
【0013】図に示した動力伝達系統を有する装軌車両
用油圧駆動装置を使用した場合、右及び左可変容量型油
圧モータ5,6の回転数が同一の場合には、左右起動輪
の回転数は同一となるから車両は直進する。可変容量型
油圧モータ5,6の回転数が異なる場合には、左右起動
輪の回転数も異なるため車両は右又は左に旋回する。ブ
レーキ装置13,14を作動させると、出力軸11,1
2は固定状態となり、車両は制動する。
【0014】20,21は右及び左の可変容量型油圧ポ
ンプ3,4の作動油押し除け容積を制御するポンプ容積
可変手段としてのポンプ制御アクチュエータ、22,2
3は右及び左の可変容量型油圧モータ5,6の押し除け
容積を制御するモータ容積可変手段としてのモータ制御
アクチュエータであり、ポンプ制御アクチュエータ2
0,21及びモータ制御アクチュエータ22,23は、
制御装置30からの電気的な制御信号により作動する。
ポンプ制御アクチュエータ20,21及びモータ制御ア
クチュエータ22,23としては、具体的には電気油圧
比例制御弁等を使用する。
【0015】24は左右の可変容量型油圧ポンプ3,4
の回転速度を検出する油圧ポンプ回転速度検出器、2
5,26は右及び左の終減速機7,8の出力軸11,1
2の回転速度を検出する出力回転速度検出手段としての
右左の出力軸回転速度検出器である。これら油圧ポンプ
回転速度検出器24及び出力軸回転速度検出器25,2
6は電気的な回転速度信号を制御装置30に出力する。
【0016】27はシフトポジションの低「L」、中
「M」、高「H」、後進「R」、中立「N」、超信地旋
回「ST」等の位置を電気的に検出し、それぞれに応じ
た信号を取り出すためのポジション選択手段としてのポ
ジション選択スイッチである。また、28はブレーキペ
ダルの踏込み量を電気的に検出するブレーキペダル位置
検出器、29は車両を旋回させるためのハンドル操作角
度を電気的に検出するハンドル角度検出器である。これ
らポジション選択スイッチ27、ブレーキペダル位置検
出器28及びハンドル角度検出器29からの各電気信号
は制御装置30に入力される。
【0017】図2に基づいて本発明に係る変速走行制御
装置30の主要部の回路構成を説明する。図2におい
て、制御装置30内部における右(左)用の変速走行回
路は同一であり、以下、右用の変速走行回路のみを説明
する。
【0018】31はポンプ容積制御部としての比例回路
で、αp=k・(Ne−Ne0 )[Ne:エンジン回転
速度(∝左右可変容量型油圧ポンプの入力回転速度)、
Ne 0 :エンジンアイドリング回転速度、k:比例定
数]で設定される、右(左)油圧ポンプ制御アクチュエ
ータ20(21)駆動信号αpを、ブレーキオーバーラ
イド回路35に出力する。尚、この比例回路において
は、ポジション選択スイッチ27の位置により、比例定
数kを変化させるものとする。
【0019】32は出力回転目標設定部としての比例回
路で、Neに対する右(左)の終減速機7(8)の目標
出力軸回転速度Ns´を設定し、比較回路33に出力す
る。尚、この比例回路32においては、ポジション選択
スイッチ27の位置により、Neに対するNs´の設定
値を変化させるものとする。
【0020】33はモータ容積制御部としての比較回路
で、Nsと比較回路32より出力されたNs´の値を比
較し、その大小関係からNs<Ns´の場合には、右
(左)の可変容量型油圧モータ5(6)の押し除け容積
を減ずる信号:−Δαmを加算回路34に出力し、Ns
>Ns´の場合には、右(左)の可変容量型油圧モータ
5(6)の押し除け容積を増す信号:+Δαmを加算回
路34に出力する。
【0021】34はモータ容積制御部としての加算回路
で、現在の右(左)油圧モータ制御アクチュエータ22
(23)の駆動信号αmに、比較回路33から出力され
たΔαmを加算して、右(左)モータ制御アクチュエー
タ22(23)に出力する。ただし、αmの初期値はα
mMAXとする。
【0022】35はポンプ容積制御部としてのブレーキ
オーバライド回路で、ブレーキペダル位置検出器28か
ら信号が入力している間、αpの値を一時的に0とし、
右(左)油圧ポンプ制御アクチュエータ20(21)に
出力する。尚、ブレーキ信号未入力時は比例回路31か
らの出力αpを優先する。36はNs算出回路で、左右
の終減速機7,8の出力軸11,12の回転速度N
L ,NsR に対し、左右の平均値Ns=(NsL +N
R )/2を算出し、比較回路33に出力するものであ
る。
【0023】図3に基づいて本発明の変速制御システム
を適用する装軌車両用HST駆動装置の変速方法の一例
を説明する。ここでは、エンジン1の回転速度がアイド
リングから最大回転速度まで上昇する過程における、左
右の可変容量型油圧ポンプ3,4及び左右可変容量型油
圧モータ5,6の作動油押し除け容積及び車両速度の変
化について説明する。
【0024】(1)停車時;エンジン回転速度Neが制
御開始点Ne0 より低い場合(アイドリング状態)、あ
るいは、シフトポジションが「N」の位置にある場合に
おいては、左右の可変容量型油圧ポンプ3,4の作動油
押し除け容積αpは各々0cc/revとなることから、車両
は停車状態となる、この時、左右の可変容量型油圧モー
タ5,6の押し除け容積αmは、目標出力軸回転速度N
s´=0であることから、αm=αmMAXとなる。
【0025】(2)シフトポジションM、モード1;次
にシフトポジションをMとし、アクセルペダルを踏み込
んで行くと、エンジン回転速度Neの増大に伴い、左右
の可変容量型油圧ポンプ3,4の作動油押し除け容積α
pがこれに比例して増加する。このため、左右の可変容
量型油圧ポンプ3,4の吐出油量は加速度的に増し、車
速Ns(左右の終減速機7,8の出力軸11,12の回
転速度)もこれに比例して増加する。尚ここでは、左右
の可変容量型油圧ポンプ3,4の作動油押し除け容積α
pが最大値αpMAXに達するまで、αm=αmMAX
である。
【0026】(3)シフトポジションM、モード2;左
右の可変容量型油圧ポンプ3,4の作動油押し除け容積
αpが最大値αpMAXに達すると、αmはNs=Ns
M ´に収束するべく制御される。即ち、引き続きアクセ
ルペダルを踏み込むことにより、エンジン回転速度Ne
及び目標出力軸回転速度Ns´は増加し、これに応じて
αmの値は減少するので、車速は加速度的に増加する。
ただし、Neに対するNsM ´は比較的低いことから、
最大車速はそれほど伸びない。
【0027】(4)シフトポジションH、モード2;次
にこの状態でシフトポジションをHとすると、今度はN
s=NsH ´に収束するべく制御される。即ち、NsM
´<NsH ´であることから、αmの値は減少し、車速
は更に増加する。ここで、エンジン回転速度Neが最大
値に達している場合、車速Nsは最高車速に収束する。
【0028】
【発明の効果】本発明の油圧式車両は、エンジンに連結
された油圧ポンプと、前記油圧ポンプからの作動油によ
り駆動される油圧モータとを有し、前記油圧モータによ
り発生した回転力により出力軸を駆動させて走行する油
圧式車両において、前記油圧ポンプの作動油押し除け容
積を可変とするポンプ容積可変手段と、前記油圧モータ
の作動油押し除け容積を可変とするモータ容積可変手段
と、複数のポジションを有し操作されたポジションに相
当する信号を出力するポジション選択手段と、前記エン
ジンの回転速度を検出するエンジン回転速度検出手段
と、前記出力軸の回転速度を検出する出力回転速度検出
手段と、前記ポジション選択手段で選択されたポジショ
ン毎に予め設定された設定値と前記エンジン回転速度検
出手段により検出されたエンジン回転速度とから前記油
圧ポンプの作動油押し除け容積を設定し前記ポンプ容積
可変手段に出力するポンプ容積制御部と、前記ポジショ
ン選択手段で選択されたポジション毎に予め設定された
設定値と前記エンジン回転速度検出手段により検出され
たエンジン回転速度とから出力軸の回転速度の目標値を
設定する出力回転目標設定部と、前記出力回転目標設定
部で設定された前記出力軸の回転速度の目標値と前記出
力回転速度検出手段で検出された前記出力軸の実際の回
転速度とを比較し目標値と検出値が一致するよう前記モ
ータ容積可変手段を制御するモータ容積制御部とを有し
たので、出力軸の回転速度を検出して出力軸の回転速度
を維持するように制御を行なうことができる。
【0029】このため、旋回時等の走行抵抗が増大した
場合にも油圧モータの能力の範囲内では車速が低下する
ことがなく、左右の可変容量型の油圧ポンプ及び油圧モ
ータの全変速域において、エンジン回転速度にほぼ比例
して車速を連続的に変化させることができる。また、運
転者がポジション選択スイッチを切り換えることによ
り、複数のHST自動変速スケジュールの中から最適な
変速スケジュールを選択することができる。この結果、
低車速・高エンジン回転と高車速低エンジン回転との切
り換えが簡単に行なえると共に、旋回性能にも悪影響を
与えることがない油圧式車両とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る軌装式の油圧式車両の
HST駆動装置の動力伝達系統図。
【図2】変速制御装置の主要部のブロック線図。
【図3】変速パターンを表すグラフ。
【符号の説明】
1 エンジン 2 トランスファー 3,4 可変容量型油圧ポンプ 5,6 可変容量型油圧モータ 7,8 終減速機 11,12 出力軸 13,14 ブレーキ装置 20,21 ポンプ制御アクチュエータ 22,23 モータ制御アクチュエータ 24 油圧ポンプ回転速度検出器 25,26 出力軸回転速度検出器 27 ポジション選択スイッチ 28 ブレーキペダル位置検出器 29 ハンドル角度検出器 30 制御装置 31,32,33 比例回路 34 加算回路 35 ブレーキオーバライド回路 36 Ne算出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16H 59:42

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンに連結された油圧ポンプと、前
    記油圧ポンプからの作動油により駆動される油圧モータ
    とを有し、前記油圧モータにより発生した回転力により
    出力軸を駆動させて走行する油圧式車両において、前記
    油圧ポンプの作動油押し除け容積を可変とするポンプ容
    積可変手段と、前記油圧モータの作動油押し除け容積を
    可変とするモータ容積可変手段と、複数のポジションを
    有し操作されたポジションに相当する信号を出力するポ
    ジション選択手段と、前記エンジンの回転速度を検出す
    るエンジン回転速度検出手段と、前記出力軸の回転速度
    を検出する出力回転速度検出手段と、前記ポジション選
    択手段で選択されたポジション毎に予め設定された設定
    値と前記エンジン回転速度検出手段により検出されたエ
    ンジン回転速度とから前記油圧ポンプの作動油押し除け
    容積を設定し前記ポンプ容積可変手段に出力するポンプ
    容積制御部と、前記ポジション選択手段で選択されたポ
    ジション毎に予め設定された設定値と前記エンジン回転
    速度検出手段により検出されたエンジン回転速度とから
    出力軸の回転速度の目標値を設定する出力回転目標設定
    部と、前記出力回転目標設定部で設定された前記出力軸
    の回転速度の目標値と前記出力回転速度検出手段で検出
    された前記出力軸の実際の回転速度とを比較し目標値と
    検出値が一致するよう前記モータ容積可変手段を制御す
    るモータ容積制御部とを有することを特徴とする油圧式
    車両。
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