JPH05317136A - リクライニングヒンジ装置 - Google Patents

リクライニングヒンジ装置

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JPH05317136A
JPH05317136A JP3081813A JP8181391A JPH05317136A JP H05317136 A JPH05317136 A JP H05317136A JP 3081813 A JP3081813 A JP 3081813A JP 8181391 A JP8181391 A JP 8181391A JP H05317136 A JPH05317136 A JP H05317136A
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flange
spindle
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central
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    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リクライニングヒンジ装置に備えられた歯車
機構の製造誤差に起因する装置の操作性とシートの座り
心地に対する不利な点を解決する。 【構成】 皿板10を周突条16aを有するスピンドル
16近傍の円形の開口部に設置する。前記皿板10は、
保持具9により拘束されたボールベアリング8を備え、
また皿板10の内側にはスピンドル16と同軸上にカム
半体18、19を配置するとともにカム半体上端に位置
してスプリング20を介在させる。前記2つのカム半体
をスピンドル16と一体の押圧突片17により移動させ
るようにし、中央スピンドルの押圧突片が、カム半体の
一方を押圧した時に、2つのカム半体18、19からな
るカムの位置を変えて、可動フランジの内歯と固定フラ
ンジの外歯との間の偏心量にわずかな変位を加え、歯車
固有の近接点を通過させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートバックの傾斜角
を調節できる車両用シートに設置するのに適したリクラ
イニングヒンジ装置に係わり、さらに、歯車固有の近接
点を排除する干渉機構を備え、かつ前記歯車が、歯車製
造時に採られた許容誤差の範囲に対する配慮にも係わら
ず、一方では、リクライニングヒンジ装置の操作性に対
して、他方では、シートを使用する乗客の座り心地に対
して不利な欠点をもつ歯車機構におけるがた干渉機構を
備えたリクライニングヒンジ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記リクライニングヒンジ装置は、一方
ではその非常に大きな強度が乗客の安全性を増すことが
指摘され、他方では、製造容易でそのためにコスト低減
であることが、初級修理工もしくは小さな町の修理工の
要求に満足するものであることが指摘されている。
【0003】従来より、リクライニングヒンジ装置はシ
ートの座部に関してシートバックの位置を容易に調整可
能にできることが知られているが、これら従来の全ての
リクライニングヒンジ装置は、製造誤差に起因した遊び
(がた)による不利な点を持っている。このために、一
方では、シートバックが所定の傾斜でのセットがしにく
く、他方では、シートに座る乗客に対して座り心地の悪
い不安定な姿勢になる等の問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記した従来
技術における次ぎのような課題を解決せんとするもので
ある。
【0005】第1に、従来のリクライニングヒンジ装置
は、製造誤差で生じた遊び(がた)による不利な点に起
因して、シートバックの傾斜位置調整がしにくい点であ
る。
【0006】第2に、シートバックの調整が良くないた
めに座り心地が悪くなる点である。
【0007】本発明は前記事情に鑑みて提案されたもの
で、その目的とするところは、シートバックの操作性を
改善するとともに、シートバックを所定の傾斜角度に調
整する操作を容易に行ない得て乗客の座り心地を良くし
たリクライニンングヒンジ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、シートを構成するシートバックと座部と
の間に介在配置されかつ歯車のがた干渉機構を備えたリ
クライニングヒンジ装置であって、シートのシートバッ
クに固定された可動フランジと、シートの座部に固定さ
れた固定フランジとを具備し、かつ、前記可動フランジ
を、へこんだ押型の部分を与える中央部と、この中央部
を囲むように配置された周縁板とから構成し、前記周縁
板の中央部に臨む位置に、前記固定フランジの中央円形
部の外周縁部に形成された小径の外歯と噛合する環状の
内歯を形成する一方、前記固定フランジの中央円形部に
円形の開口部を形成するとともに、この円形の開口部に
おける中央スピンドルの近くに皿板を配設し、しかも、
前記中央スピンドルの外周中央に周突条を形成し、前記
皿板に、保持具により拘束されたボールベアリングを具
備させ、さらに前記皿板の内側には、上端部で2つに分
割された2つのカム半体を前記中央スピンドルと同軸上
に配設するとともに、カム半体の上部端部間に、弓型の
スパイラルスプリングを介在配置し、前記カム半体の下
端部の間には前記中央スピンドルに取り付けられた押圧
片の移動空間を画定し、前記中央スピンドルに、組み立
てたヒンジ装置の一部を構成するコントロールシャフト
を嵌合させて中央スピンドルを回転駆動するように構成
し、さらにこの組み立てたヒンジ装置を、シートへの取
付後、2つのカム半体の内の一方が他方に向けて移動す
ることによって歯車特有の近接点を過ぎるように設定
し、その際に、前記スプリングを、2つのカム半体の一
方が押圧突片によって押圧されて生じるスラストの作用
によって圧縮させるとともに、可動フランジの内歯と固
定フランジの外歯との偏心量を縮小させられるように設
定してなり、かつ前記ケーシングを、前記ヒンジ装置を
構成する部材を保持するために可動フランジに固定し、
このケーシングの下部を保持するくぼみを備えた下端ガ
イド部材を、前記固定フランジに取り付けたことを特徴
とするものである。
【0009】また前記において、前記中央スピンドル
に、前記シートのシートバックの傾斜の調整を共同して
行ないかつ2つのヒンジ装置を接続するための縦溝付き
のコントロールシャフトと嵌合する縦溝付きの挿入孔を
形成したことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】回転駆動用のコントロールシャフトを中央スピ
ンドルに取り付けて、中央スピンドルを回転させると、
固定フランジの外歯と可動フランジの内歯2の協調作用
によって可動フランジに角変位が発生する。
【0011】この際、可動フランジは回転するが、製造
誤差のために、この可動フランジの動きはすぐに歯車固
有の近接点を通過できずに回転しにくくなり、中央スピ
ンドルもまた回転しにくくなる。
【0012】その際、中央スピンドルの押圧突片が、カ
ム半体の一方を押圧してスプリングを圧縮し、それに連
動してもう一つのカム半体が移動する。そして、これに
より、カムの位置が変わるので、可動フランジの内歯と
固定フランジの外歯との間の偏心量にわずかな変位が引
き起こされ、歯車固有の近接点を通過する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0014】図1を参照して説明すると、図中符号1は
可動フランジである。この可動フランジ1は、適宜の手
段によりシートを構成するシートバック(背もたれ)の
補強部材の下部に取り付けられる。
【0015】そして、図2に示す断面図において、この
可動フランジ1は、中央円形部1aと、この中央円形部
1aを囲む周縁部1bとを有し、また、前記中央円形部
1aは周縁部1bに関して後方に外れた位置に設けられ
るとともに、周縁部1bの内側縁部には環状の内歯2が
周縁部1bの内側縁部に沿って形成されている。
【0016】前記環状の内歯2は、主として精密な歯切
り作業により製造され、また中央円形部1aと周縁部1
bとは、平らな金属板の打ち抜きにより、この打ち抜き
工程後、製造されるようになっている。
【0017】そして、前記可動フランジ1の前面におけ
る上部位置には、前記周縁部1bの上部のリベット4に
より固定されたケーシング3が設けられている。
【0018】このケーシング3は、図2に示すように、
可動フランジ1とその背面3aとの間に十分な空所を形
成するものであり、また、この空所はシートの座部の補
強部材に固定された固定フランジ5によって占められて
いる。
【0019】また、前記固定フランジ5には、中央円形
部5aが備えられ、この中央円形部5の周囲には、前記
可動フランジ1の内歯2と噛合する外歯6が設けられて
いる。
【0020】さらに、前記固定フランジ5の中央部には
円形の開口部7が形成され、この開口部7には、保持具
9により拘束されたボールベアリング8と皿板10とが
はめ込まれている。
【0021】一方、前記シートの座部に固定された固定
フランジ5の下部には、この固定フランジ5にリベット
12等の取付手段によって固定された下部ガイド部材1
1が設置されている。この下部ガイド部材11は、ケー
シング3の下部をはめ込んでこれを保持するものであり
(図1参照)、また下部ガイド部材11には環状にへこ
んだ形態の上縁部11aが設けられている。
【0022】ところで、前記可動フランジ1は、中央ス
ピンドル16の軸受け13となる挿入孔を備え、また皿
板10には大径の挿入孔14が形成され、さらに、ケー
シング3には挿入孔15が設けられている。
【0023】前記2つの挿入孔14、15は、実質的に
は、中央スピンドル16を挿入するごとく芯合わせされ
て形成されており、またこの中央スピンドル16は、長
さ方向中央部に、押圧突片17を備えた周突条16aを
設けた構成となっている。なお、皿板10の中央挿入孔
14は周突条16aを挿入できる大きさに形成されてい
る。
【0024】前記皿板10の前面には、それぞれカム半
体18、19となる2つの構成要素が設けられており、
またこれらカム半体18、19の上端部にはそれぞれ弓
型のスプリング20を収納するための切欠部18a、1
9aが形成されている。
【0025】そして、前記カム半体18、19の下端部
18b、19bは、それぞれ丸くさせられるとともに、
これら下端部18b、19bは前記押圧突片17から距
離を開けた位置になるように中央スピンドル16の外周
に取り付けられている。なお、図3では、前記スプリン
グ20は圧縮された状態が示されている。
【0026】さてここで、前記内歯2に対する外歯6の
偏心量を、標準的に、距離αによって表現する(図1、
図2、図3参照)。
【0027】前記部材の取り付けに当たっては(取り付
けの間)、前記可動フランジ1の中央空間に、2個のカ
ム半体18、19とスプリング20とともにボールベア
リング8とその保持具9を保持する皿板10を支持す
る。そして、前記前記中央スピンドル16の周突条16
aを皿板10の挿入孔14に位置させ、前記押圧突片1
7の位置を、偏心量αが小さくなる、すなわち偏心量α
よりも小さい距離α1となる(図3参照)ように配置さ
せることにより、中央スピンドル16を取り付ける。
【0028】またこの際(取り付けの際)、前記カム半
体18、19は、スプリング20の圧縮により相互に押
圧され、固定フランジ5の位置にセット可能となり、前
記外歯6は、可動フランジ1の内歯2の中に簡単に挿入
される。
【0029】なお、前記固定フランジ5の外歯6は、可
動フランジ1の内歯2よりも小さい直径を持っているが
(図3参照)、これらはそれぞれ、全く同じモジュール
を備えている。
【0030】そして、前記中央スピンドル16を、図2
の位置に押し込むと、周突条16aが中に押し込まれ、
2つのカム半体18、19がそれらの通常位置に位置さ
せられ(図2参照)、スプリング20が解除されて、前
記偏心量が最大すなわち標準偏心量であるαに等しくな
る。
【0031】一度、前記固定フランジ5と可動フランジ
1とが取り付けられれば、これらは、最初に固定フラン
ジ5の下端ガイド部材11と可動フランジ1のケーシン
グ3とが組み付けられることによって、取り付け状態が
保持されることとなる。
【0032】なお、前記中央スピンドル16について説
明を補足しておくと、これは、図中符号25で示すよう
な中空でかつ溝付きの挿入孔をもつものである。
【0033】そして、このスピンドル16の挿入孔25
には多角形の断面をもつコントロールシャフトが挿入さ
れるようになっており、またこのコントロールシャフト
は、シートの一側に唯一つ設けられたリクライニングヒ
ンジ装置、あるいはシートの両側にそれぞれ設けられた
リクライニングヒンジ装置を、手動もしくは動力(電動
モータその他の駆動手段による動力)によって操作する
ようになっている。
【0034】なお、実施例では、前記中央スピンドル1
6、カム半体18、19、スプリング20によって、が
た干渉機構が構成されるものである。
【0035】次に、以上のように構成されたリクライニ
ングヒンジ装置の作用について説明する。
【0036】中央スピンドル16を回転駆動させるコン
トロールシャフトを中央スピンドル16の挿入孔25に
位置させ回転操作を加えると、固定フランジ5の外歯6
の循環的な変位が生じ、そのために、外歯6と内歯2と
の同調作用に起因した可動フランジ1の角変位が発生す
る。
【0037】ここで、可動フランジ1は例えば図3矢印
F1で示す方向に回転するが、製造誤差のために、この
可動フランジ1の動きはすぐに歯車固有の近接点を引き
起こし、中央スピンドル16は回転しにくくなる。
【0038】その際(中央スピンドル16が回転しにく
くなる際)に、押圧突片17は、右に向けて回転し(図
3矢印F2)、スプリング20を圧縮しつつカム半体1
8を押し、カム半体18の上端部18aがもう一方のカ
ム半体19の上端部19aに当接する。
【0039】そして、これにより、カムの位置がずれる
ために、最初の偏心量のわずかな変位が引き起こされ、
偏心量αが固定フランジ5の外歯6の後退移動、固定フ
ランジ5と可動フランジ1の各歯6、2の開放により、
偏心量α1に縮小させられる。
【0040】このようなもと、歯車固有の近接点の通過
がしやすくなり、圧力が減少すると同時に、スプリング
20の衝撃力が僅かに開放され、2つのカム半体18、
19と、他の各部材は、図3に示す位置に再び戻る。
【0041】なお前記押圧突片17は一度中央位置に戻
り、スプリング20は僅かに減圧される。そして、この
動きは、図に示すように、標準の偏心量αに復帰させる
作用を発揮する。
【0042】実施例では、前記したように、製造誤差に
起因した全ての遊びは、埋め合わされ、そして、固定フ
ランジ5の外歯6だけでなく可動フランジ1の内歯2の
歯の磨耗でさえもが補償される。
【0043】このヒンジ装置の回転は、それゆえに、使
用者が歯車固有の近接点に気づくことなく、連続的に作
動する。
【0044】最後に実施例では、可動フランジ1は、固
定フランジ5に対する可動フランジ1に基づいてカム半
体18、19からなるカムの偏心による揺動によって移
動自在とされ、その結果、シートバックの傾斜調整する
間に、シートのシートバックは、順次に上下と前後の往
復動を成し遂げることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、可動フラ
ンジと固定フランジの間の歯車機構のがたを干渉するが
た干渉機構を備えているので、歯車どうしが近接点によ
って回転しづらくなっても、がた干渉機構により歯車の
噛合位置を偏心させるので、歯車固有の近接点を使用者
が気づくことなく、歯車固有の近接点を連続的に通過さ
せることができ、シートバックの操作性を改善し得ると
ともに、シートバックを所定の傾斜角度に調整する操作
を容易に行なうことができ、乗客の座り心地を良くする
ことができる等の種々の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例にかかるリクライニングヒンジ装置を
シートに取り付ける前の状態を示した正面図である。
【図2】図1におけるIIーII線に沿う矢視断面図で
ある。
【図3】図2におけるIIIーIII線に沿う一部切欠
正面図である。
【図4】図3におけるIVーIV線に沿う断面図であ
る。
【符号の説明】
1 可動フランジ 1a 中央円形部 1b 周縁板部 2 内歯 3 ケーシング 4 リベット 5 固定フランジ 6 外歯 10 皿板 11 下部ガイド部材 12 リベット 13、14、15 挿入孔 16 中央スピンドル 17 押圧突片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを構成するシートバックと座部と
    の間に介在配置されかつ歯車のがた干渉機構を備えたリ
    クライニングヒンジ装置であって、 シートのシートバックに固定された可動フランジ(1)
    と、シートの座部に固定された固定フランジとを具備
    し、かつ、前記可動フランジは、へこんだ押型の部分を
    与える中央部(1a)と、この中央部(1a)を囲むよ
    うに配置された周縁板(1b)とを有し、前記周縁板
    (1b)の中央部(1a)に臨む内側縁部には、前記固
    定フランジの中央円形部(5a)の外周縁部に形成され
    た小径の外歯(6)と噛合する環状の内歯(2)が形成
    され、一方、前記固定フランジ(5)の中央円形部(5
    a)には円形の開口部(7)が形成されるとともに、こ
    の円形の開口部(7)における中央スピンドル(16)
    の近くには皿板(10)が配設され、しかも、前記中央
    スピンドル(16)は、自身の外周中央に周突条(16
    a)を備え、前記皿板(10)は、保持具により拘束さ
    れたボールベアリング(8)を備え、さらに前記皿板
    (10)の内側には、上端部(18a、19a)で2つ
    に分割された2つのカム半体(18、19)が前記スピ
    ンドル(16)と同軸上に配設されるとともに、カム半
    体(18、19)の上部端部(18a、19a)間に
    は、弓型のスパイラルスプリング(20)が介在配置さ
    れており、前記カム半体(18、19)の下端部(18
    b、19b)の間には前記中央スピンドル(16)に取
    り付けられた押圧片(17)の移動空間が画定され、一
    方、前記中央スピンドル(16)は、組み立てたヒンジ
    装置の一部を構成するコントロールシャフトを嵌合して
    回転駆動するようになっており、さらにこの組み立てた
    ヒンジ装置は、シートへの取付後、2つのカム半体(1
    8、19)の内の一方が他方に向けて移動することによ
    って歯車特有の近接点を過ぎるようになっており、その
    際に、前記スプリング(20)が、2つのカム半体(1
    8、19)の一方が押圧突片(17)によって押圧され
    て生じるスラストの作用によって、圧縮させられるとと
    もに、可動フランジの内歯(2)と固定フランジの外歯
    (6)との偏心量(α)が縮小させられるように設定さ
    れてなり、かつ前記ケーシング(3)は前記ヒンジ装置
    を構成する部材を保持するために可動フランジ(1)に
    固定され、このケーシング(3)の下部を保持するくぼ
    みを備えた下端ガイド部材(11)は固定フランジ
    (5)に取り付けられていることを特徴とするリクライ
    ニングヒンジ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のリクライニングヒンジ装
    置において、前記中央スピンドル(16)には、前記シ
    ートのシートバックの傾斜の調整を共同して行ないかつ
    2つのヒンジ装置を接続するための縦溝付きのコントロ
    ールシャフトと嵌合する縦溝付きの挿入孔が形成されて
    いることを特徴とするリクライニングヒンジ装置。
JP03081813A 1990-03-20 1991-03-20 リクライニングヒンジ装置 Expired - Fee Related JP3095442B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9003529 1990-03-20
FR9003529A FR2659912B1 (fr) 1990-03-20 1990-03-20 Articulation continue sans satellite a rattrapage de jeu.

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JPH05317136A true JPH05317136A (ja) 1993-12-03
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EP (1) EP0448446B1 (ja)
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KR (1) KR0163058B1 (ja)
AT (1) ATE94814T1 (ja)
AU (1) AU638813B2 (ja)
BR (1) BR9101076A (ja)
CA (1) CA2038688C (ja)
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