JPH05316738A - インバータ制御回路 - Google Patents

インバータ制御回路

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Publication number
JPH05316738A
JPH05316738A JP4119460A JP11946092A JPH05316738A JP H05316738 A JPH05316738 A JP H05316738A JP 4119460 A JP4119460 A JP 4119460A JP 11946092 A JP11946092 A JP 11946092A JP H05316738 A JPH05316738 A JP H05316738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter
phase
sine wave
value
wave
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4119460A
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English (en)
Inventor
Satoshi Takakura
敏 高倉
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority to JP4119460A priority Critical patent/JPH05316738A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】インバータ制御回路において、容易に三相イン
バータの出力周波数と電圧実効値を設定できること。 【構成】出力周波数は、正弦波データの選択周期で決定
され、電圧実効値は、正弦波データ・メモリ8の値と、
変調波データ・メモリ14の値、それぞれの乗算後の値
の比率で決定される。インバータのスイッチングには、
デッド・タイムが必要なため、立ちがり遅延回路18
で、各相の対となる正負が同時に〔1〕にならないよう
にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインバータ制御回路に関
し、特に三相交流インバータの制御信号を生成するイン
バータ制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインバータ制御回路は、インバー
タ・スイッチング素子に対する制御信号を生成する場
合、正弦波の発振器と変調波の発振器とを有し、この2
つの発振器から出力される信号の比較によって制御信号
を生成するアナログのパルス・ジェネレータを使用した
り、あるいはあらかじめ特定のインバータ出力周波数に
ついてインバータ・スイッチング素子に対する制御信号
を計算し、メモリに格納しておき、マイクロ・コンピュ
ータなどで出力する構成、さらには演算プロセッサやマ
イクロ・コンピュータ等に、制御信号を逐次計算させ、
その結果を出力構成などがとられた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のインバータ制御
回路では、アナログのパルス・ジェネレータを用いた場
合は、定量的にインバータ制御信号を外部から設定する
場合に、アナログ値を必要としたり、またあらかじめイ
ンバータ制御信号を計算し、メモリに格納する構成で
は、制御信号の計算が複雑の上、任意の周波数の任意の
電圧実効値とを得ることが困難であったり、さらに逐次
計算して出力する構成では、高速の演算プロセッサある
いはマイクロ・コンピュータを必要とした。
【0004】本発明の目的は、以上の課題を解決し、ア
ナログ値を必要とせず、複雑な制御信号の計算を必要と
せず、任意の周波数と任意の電圧実効値とが得られ、低
速なマイクロ・コンピュータでも制御できるようにした
インバータ制御回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のインバータ制御
回路の構成は、正弦波を格納するメモリと、変調波を格
納するメモリとを有し、任意の周期でカウントされるポ
インタを持ち、正弦波用の3つのポインタと乗算器によ
って得られる3種類の正弦波データと、変調波用のポイ
ンタと乗算器によって得られるデータとの比較によっ
て、三相交流インバータのスイッチング信号を出力する
ことを特徴とし、特に前記スイッチング信号に対して反
転回路で反転信号を生成し、さらに立ち上がり遅延回路
でインバータのスイッチング素子の蓄積時間による短絡
を防止するデッド・タイムを生成することを特徴とす
る。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例のインバータ制御回
路のブロック図である。図1において、本実施例のイン
バータ制御回路には、クロックが必要であり、クロック
φ入力1よりクロックφを入力する。クロックφは、正
弦波用1/nディバイダ2と、変調波用1/nディバイ
ダ3とに入力され、それぞれ任意の周期に分周する。こ
こで、正弦波側の分周クロックは、インバータの周波数
を決定し、変調波側の分周クロックは、インバータのキ
ャリア周波数を決定する。
【0007】正弦波側の分周されたクロックは、ポイン
タU4,ポインタV5,ポインタW6に入力し、ポイン
タのカウント・アップ動作を行うとともに、あらかじ
め、数値で示された正弦波データが格納されている正弦
波データ・メモリ8の1つを選択して正弦波用乗算器9
に出力する。カウント・アップ動作で、ポインタの値が
リミッタ7と等しくなった場合は、
〔0〕に戻される。
リミッタ7の値は、正弦波のデータ数と等しい。乗算器
9に出力された3種類のデータは、正弦波用乗算値レジ
スタ10の値と乗算され、比較器11へ出力される。
【0008】変調波側の分周されたクロックは、ポイン
タ12に入力し、ポインタのカウント・アップ動作を行
うとともに、あらかじめ、数値で示された変調波データ
が格納されている変調波データ・メモリ14の1つを選
択して、変調波用乗算器15に出力する。カウント・ア
ップ動作で、ポインタの値がリミッタ13と等しくなっ
た場合は、
〔0〕に戻される。リミッタ13の値は変調
波データ数と等しい。乗算器15に出力されたデータ
は、変調波用乗算値レジスタ16の値と乗算され、比較
器11へ出力される。
【0009】電圧の実効値は、乗算値レジスタ10と乗
算器レジスタ16とのそれぞれの値の比率で決定され
る。正弦波側のデータと変調波側のデータは、比較器1
1により、正弦波データが変調波データより大きい場合
は〔1〕,正弦波データが変調波データより小さい場合
〔0〕と変換される。この3つの値は、それぞれ反転
回路17に出力される。
【0010】反転されない値も、反転された値も、立ち
上がり遅延回路18に入力され、それぞれ立ち上がり遅
延値レジスタ19に設定されたクロック数分立ち上がり
が遅延される。立ち上がり遅延回路18から出力された
6種類の信号が、三相インバータのスイッチング信号と
なる。
【0011】本実施例のインバータ制御回路は、正弦波
(SIN波)データを格納するメモリ8と、変調波(キ
ャリア波)データを格納するメモリ14を有している。
ここで、クロックφに同期してカウント・アップするポ
インタ4,5,6によって、正弦波から3種類のデータ
が、また変調波からポインタ12によって1種類のデー
タが出力される。これらの4つのデータは、乗算器9,
15を経て、比較器11に送られる。ここで、正弦波の
出力データが変調波の出力データより大きい場合は
〔1〕の信号、また、正弦波の出力データが変調波の出
力データより小さい場合は
〔0〕の信号が出力される。
これらは、正弦波のポインタに対応した3種類の信号と
なる。すなわち、三相インバータの各相のスイッチング
信号が生成される。
【0012】さらに、それぞれに対して、反転回路17
によって反転信号を生成し、6種類の信号となる。これ
をすべて立ち上がりの信号を遅延値分遅らせる立ち上が
り遅延回路18に入力する。この立ち上がり遅延回路1
8からの出力信号が三相交流の場合の、インバータ素子
のスイッチング信号となる。
【0013】即ち、U相+側スイッチング素子用スイッ
チング信号20,U相−側スイッチング素子用スイッチ
ング信号21,V相+側スイッチング素子用スイッチン
グ信号22,V相−側スイッチング素子用スイッチング
信号23,W相+側スイッチング素子用スイッチング信
号24,W相−側スイッチング素子用スイッチング信号
25となる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインバー
タ制御回路は、アナログ値を必要とせず、あらかじめ特
定周波数のデータを計算する必要がなく、設定値によっ
て、任意の周波数,任意の電圧実効値を出力でき、高速
の演算プロセッサやマイクロ・コンピュータを必要とせ
ず、容易に三相インバータを制御できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のインバータ制御回路を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 クロック入力 2 正弦波用1/nディバイダ 3 変調波用1/nディバイダ 4 正弦波U相用ポインタ 5 正弦波V相用ポインタ 6 正弦波W相用ポインタ 7 正弦波用リミッタ 8 正弦波データ・メモリ 9 正弦波用乗算器 10 正弦波用乗算値レジスタ 11 比較器 12 変調波用ポインタ 13 変調波用リミッタ 14 変調波データ・メモリ 15 変調波用乗算器 16 変調波用乗算値レジスタ 17 反転回路 18 立ち上がり遅延回路 19 立ち上がり遅延値レジスタ 20 U相+側スイッチング素子用スイッチング信号 21 U相−側スイッチング素子用スイッチング信号 22 V相+側スイッチング素子用スイッチング信号 23 V相−側スイッチング素子用スイッチング信号 24 W相+側スイッチング素子用スイッチング信号 25 W相−側スイッチング素子用スイッチング信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正弦波を格納するメモリと、変調波を格
    納するメモリとを有し、任意の周期でカウントされるポ
    インタを持ち、正弦波用の3つのポインタと乗算器によ
    って得られる3種類の正弦波データと、変調波用のポイ
    ンタと乗算器によって得られるデータとの比較によっ
    て、三相交流インバータのスイッチング信号を出力する
    ことを特徴とするインバータ制御回路。
  2. 【請求項2】 前記スイッチング信号に対して反転回路
    で反転信号を生成し、さらに立ち上がり遅延回路でイン
    バータのスイッチング素子の蓄積時間による短絡を防止
    するデッド・タイムを生成する請求項1記載のインバー
    タ制御回路。
JP4119460A 1992-05-13 1992-05-13 インバータ制御回路 Withdrawn JPH05316738A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4119460A JPH05316738A (ja) 1992-05-13 1992-05-13 インバータ制御回路

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JP4119460A JPH05316738A (ja) 1992-05-13 1992-05-13 インバータ制御回路

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JPH05316738A true JPH05316738A (ja) 1993-11-26

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ID=14761910

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4119460A Withdrawn JPH05316738A (ja) 1992-05-13 1992-05-13 インバータ制御回路

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Effective date: 19990803