JPH05316178A - コードレス電話装置 - Google Patents

コードレス電話装置

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Publication number
JPH05316178A
JPH05316178A JP4114553A JP11455392A JPH05316178A JP H05316178 A JPH05316178 A JP H05316178A JP 4114553 A JP4114553 A JP 4114553A JP 11455392 A JP11455392 A JP 11455392A JP H05316178 A JPH05316178 A JP H05316178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cordless
handset
contact
movable contact
charging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4114553A
Other languages
English (en)
Inventor
Orio Yoshii
織雄 吉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4114553A priority Critical patent/JPH05316178A/ja
Publication of JPH05316178A publication Critical patent/JPH05316178A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 充電式のコードレス子機において、充電用接
点の接触圧力の安定化を図ると共に、壁掛け時にコード
レス子機を充電受台に容易に保持する。 【構成】 コードレス子機1の受話器2を充電部4の受
台部5に置くことにより、可動接点7と固定接点3が接
触して充電電流がコードレス子機1の電池に供給され
る。この固定接点3に係合段付部3aを形成することに
より、充電部4を壁掛け状態で使用するとき、可動接点
7が固定接点3と係合し、コードレス子機1を受台部5
に保持する。また、係合段付部3aの凸部3bが受台部
5の側壁5aに当接することで、可動接点7を必要以上
に押し下げずにすみ、接触圧力が安定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス子機を充電
して使用するコードレス電話装置に関し、特に充電のた
めの接点の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のコードレス電話装置の構成
を示している。図4において、1は内部に充電電池を備
えたコードレス子機であり、受話器2に設けた固定接点
3より充電電流を供給される。4は充電部で、一般に
は、充電台として独立したものと、コードレス子機1の
親機と一体化したものとがある。充電部4には、前記コ
ードレス子機1の受話器2を保持する凹部である受台部
5と、図示しない外部電源を変換し充電電流を発生する
充電回路6と、前記固定接点3と接触して充電電流を供
給する可動接点7とを固定し接続する配線基板8等を有
している。この可動接点7は、板ばねからなり、突出し
た接触部を受台部5内に向けて付勢する。図4は充電部
4の卓上置き時の状態を示すもので、固定接点3は可動
接点7を付勢力に抗して押し込んでいる。逆に、コード
レス子機1は固定接点3を介しては可動接点7に押さ
れ、受台部5の上を矢印A方向に滑るようにして、受台
部側壁5aに当接する。
【0003】図5は図4の装置のコードレス子機1を受
台部5に載置する際の状態を示す部分図である。まず受
話器2の角部2aが可動接点7と摺動しつつ、次に固定
接点3が可動接点7を押し込むようにして可動接点7と
接触し、受話器2が受台部5に保持される。
【0004】図6は図4の装置の壁掛け時の状態を示
す。コードレス子機1は重力の作用で矢印B方向に力を
受け、可動接点7の付勢力に打ち勝ち、下方に下がる。
このとき、受話器2に設けた係合穴9に、充電部4に設
けた係合突起10が係合して、受話器2が受台部5に係
合保持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコードレス電話装置では壁掛け時と卓上置き時の双
方の使用条件を満たすため、係合穴9と係合突起10が
必要である。そして、壁掛け状態で受話器2を受台部5
から外す際に、係合突起10を係合穴9から外すための
移動量が必要となる。この移動量分だけ、可動接点7が
変位し、固定接点3との接触圧力に差が生じる。このた
め、例えば接触圧力を壁掛け時に適性となるように設定
した場合、卓上置き時にはコードレス子機1の重力が働
かない分だけ可動接点7が接触圧力が弱まる方向に変位
してしまい、接触圧力不足による接触不良の原因とな
る。また逆に、接触圧力を卓上置き時に適性となるよう
に設定した場合、壁掛け時にはコードレス子機1の重力
が働き固定接点3が可動接点7を押し下げ、接触圧力が
大きくなり過ぎて接点の異常摩耗の原因となる。
【0006】また、近年の傾向であるが、コードレス子
機1が軽量化の方向にあるため、コードレス子機1の自
重により可動接点7を十分に押し下げることができなく
なり、係合穴9が係合突起10に係合せず、受話器2を
受台部5に係合保持できなくなるという問題があった。
【0007】さらに、受話器2を受台部5に載置すると
き、可動接点7が受話器2の角部2aと絶えず摺動する
ため、角部2aの摩耗粉が固定接点3に付着し易い。受
話器2は合成樹脂製のものが多く、この摩耗粉は絶縁物
となるため接点3,7間に介在すると接触不良の原因と
なる。
【0008】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、その目的は、簡単な構成で壁掛け時と卓上
置き時とで接触圧力が変動せず、受話器の係合保持が容
易な優れた充電構造のコードレス電話装置を提供するこ
とである。
【0009】そして、さらに他の目的は、受話器の摩耗
粉による接触不良の起きない優れたコードレス電話装置
を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、コードレス子機と、前記コードレス子機の
受話器の周囲を保持する受台部と、前記受台部に設け前
記コードレス子機に充電電流を供給するためバネで付勢
された可動接点と、前記コードレス子機の受話器に設け
前記可動接点から充電電流の供給を受ける固定接点と、
固定接点に形成され前記可動接点を乗り越えるようにし
て係合することで、前記コードレス子機の受話器を前記
受台部に係合保持するとともに、乗り越えた後に受台部
の側壁に当接することで可動接点のそれ以上の押し下げ
を防止するための係合段付部と、を備えたものである。
【0011】また本発明は、更に他の目的を達成するた
めに、更に、前記固定接点は、縦にしたコードレス子機
の受話器の前面角部を回り込んだ状態で設けられたもの
である。
【0012】
【作用】従って、本発明によれば、固定接点に形成され
た係合段付部が可動接点をばねの付勢力に抗して押し込
み乗り越えるようにして係合する。この係合によりコー
ドレス子機は受台部に係合保持される。係合段付部は可
動接点を乗り越えた後に受台部の側壁に当接する。この
当接により、可動接点はそれ以上押し下げられるのを防
止できる。
【0013】さらに本発明によれば、固定接点が受話器
の前面角部を回り込んだ状態で設けられることで、可動
接点との摺動はこの固定接点とでのみ行われ、受話器の
前面角部とで行われることが抑止される。
【0014】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の構成を示すも
のである。図1において、3は受話器2に設けられ、可
動接点7と接触して充電電流の供給を受ける固定接点で
あり、可動接点7と係合するための係合段付部3aを形
成している。この係合段付部3aは、可動接点6を押し
込むための凸部3bと、凸部の後方に設けられ可動接点
6をもとに戻すための凹部3cを有している。
【0015】5aは受台部5の側壁であり、付勢力を有
する可動接点6とで受話器2を挟持し保持している。そ
の他の構成要素で番号の同じものは従来のコードレス電
話装置の構成を示す図4のものと同じである。
【0016】図2は図1の実施例のコードレス電話装置
を壁掛け時の状態に変えたものである。
【0017】次に上記第1の実施例の動作について説明
する。上記第1の実施例において、図1の卓上置き時で
は、コードレス子機1を使用後、受話器2を受台部5に
戻す時、固定接点3の係合段付部3aの凸部3bが可動
接点7を乗り越えた後、可動接点7は係合段付部3aの
凹部3cによって少しだけ戻る。これにより固定接点3
は可動接点7と確実に接触を保ち、充電回路6からの充
電電流を供給され、コードレス子機1に内蔵した電池を
充電する。その際、受話器2は受台部側壁5aと可動接
点7に挟まれて保持される。受話器2を外すときは、受
話器2を大きな力で引っ張れば、固定接点3が可動接点
7を前記とは逆方向に乗り越える。この乗り越える際に
必要な力は、係合段付部3aの凸部3bの高さを調節す
ることにより自由に調節できる。換言すれば、係合段付
部3aによって受話器2を保持する力を自由に調節でき
る。
【0018】図2の壁掛け時では、コードレス子機1の
質量が可動接点7の接触圧力に比べ小さい場合は、卓上
置き時とほぼ同じで、可動接点7により受話器2が押し
上げられ、受台部側壁5aと可動接点7に挟まれて保持
される。そして、受話器2は可動接点7が固定接点3の
段付部3aを乗り越えるような力で引っ張らない限りは
ずれないため、確実に保持される。
【0019】また、コードレス子機1の質量が可動接点
7の接触圧力に比べ大きい場合は、コードレス子機1の
質量で可動接点7を押し下げるが、固定接点3の凸部3
bが受台部5の下側の側壁5bに当接し、受話器はこの
位置で保持される。これにより可動接点7はそれ以上押
し下げられず、接触圧力がそれ以上大きくなる方に変位
することが防止される。このとき、係合段付部3aの凸
部3bの高さ及び凹部3cの深さを調節することで、壁
掛け時に可動接点6が押し下げられ、変位する量を調整
できるので、この押し下げられた状態に置ける接触圧力
を調整できる。受話器2をはずそうとする時の力のかか
り方は卓上置き時と同じであり、確実な保持がされる。
【0020】このように、上記第1の実施例によれば、
受話器2は可動接点7と固定接点3の係合段付部3aに
より係合し、受台部5とに挟持されることで係合保持さ
れているため、係合段付部の凸部3bの高さ及び凹部3
cの深さを調節することで卓上置き時及び壁掛け時共
に、接触圧力を等しく適性値に設定できる。
【0021】すなわち、図1のように受話器2が受台部
側壁5aと可動接点7に挟まれて保持された状態で、係
合段付部3aの凸部3bが受台部5の下側の側壁5bに
殆ど当接するほど接近した寸法とされるように調整して
おけば、この卓上置き時の状態から壁掛け時(図2)の
状態に変えても、可動接点7はそれ以上押し下げられる
ことがないので、卓上置き時及び壁掛け時共に、固定接
点3と可動接点7との接触圧力を殆ど等しいものにでき
る。また、係合段付部3aの凹部3cの深さを適性な寸
法にすることで、卓上置き時(図1)及び壁掛け時(図
2)の接触圧力を適性値に設定できる。
【0022】また、従来の装置の様に、壁掛け時に係合
保持させるための係合穴9と係合突起10(図6)を設
ける必要がなく、簡単な構成にできるという効果を有す
る。
【0023】図3は第2の実施例の構成を示すものであ
る。図3において、可動接点7が受話器2の側面及び前
面角部2aに摺動接触することを妨げるために、固定接
点3を延長して回り込ませ初期当接部3dを形成してい
る。その他の構成要素で番号の同じものは第1の実施例
の構成と同じである。このようにすれば、第1の実施例
と同様の作用効果を得ることができるだけでなく、可動
接点7が受話器2の側面や前面角部に摺動接触して摩耗
粉を発生することが防止できる。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、固定接点の係合段付部が可動接点を乗り越えた後に
受台部の側壁に当接することで、可動接点のそれ以上の
不必要な押下を防止する。このため、壁掛け時と卓上置
き時とで、固定接点と可動接点との接触圧力が変動しな
いようにできる。また、従来のようにコードレス子機の
重力により可動接点が大きく押し下げられなくても、固
定接点の係合段付部が可動接点に係合することで軽量の
コードレス子機の受話器も容易に係合保持ができる。ま
た、係合用の穴と突起を設けることが不要となり、構成
の簡単なコードレス電話装置を実現できる。
【0025】さらに本発明によれば、固定接点を受話器
の前面角部に回り込んだ状態で設けることにより、可動
接点が受話器の側面や前面角部に摺動接触して、固定接
点と可動接点に有害な摩耗粉を発生させることを防ぐた
め、接触不良のない充電構造を持つコードレス電話装置
の実現を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1の実施例におけるコード
レス電話装置の要部断面図 (B)は(A)の要部拡大図
【図2】同装置の壁掛け状態にした要部断面図
【図3】(A)は本発明の第2の実施例におけるコード
レス電話装置の要部断面図 (B)は(A)の要部拡大図
【図4】従来のコードレス電話装置の要部断面図
【図5】同装置の動作を示す要部断面図
【図6】同装置を壁掛け状態にした要部断面図
【符号の説明】
1 コードレス子機 2 受話器 2a 受話器当接部 3 固定接点 3a 係合段付部 3b 凸部 3c 凹部 3d 初期当接部 4 充電部 5 受台部 5a 受台部側壁 6 充電回路 7 可動接点 8 配線基板 9 係合穴 10 係合突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コードレス子機と、前記コードレス子機
    の受話器の周囲を保持する受台部と、前記受台部に設け
    前記コードレス子機に充電電流を供給するためバネで付
    勢された可動接点と、前記コードレス子機の受話器に設
    け前記可動接点から充電電流の供給を受ける固定接点
    と、固定接点に形成され前記可動接点を乗り越えるよう
    にして係合することで、前記コードレス子機の受話器を
    前記受台部に係合保持するとともに、乗り越えた後に受
    台部の側壁に当接することで可動接点のそれ以上の押し
    下げを防止するための係合段付部と、を備えたコードレ
    ス電話装置。
  2. 【請求項2】 固定接点は、縦にしたコードレス子機の
    受話器の前面角部を回り込んだ状態で設けられたことを
    特徴とする請求項1記載のコードレス電話装置。
JP4114553A 1992-05-07 1992-05-07 コードレス電話装置 Pending JPH05316178A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4114553A JPH05316178A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 コードレス電話装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4114553A JPH05316178A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 コードレス電話装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05316178A true JPH05316178A (ja) 1993-11-26

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ID=14640682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4114553A Pending JPH05316178A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 コードレス電話装置

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JP (1) JPH05316178A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6044281A (en) * 1995-11-28 2000-03-28 Uniden Corporation Cordless telephone set having charging terminal configured for holding handset

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6044281A (en) * 1995-11-28 2000-03-28 Uniden Corporation Cordless telephone set having charging terminal configured for holding handset

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