JP2974850B2 - コードレス電話装置 - Google Patents
コードレス電話装置Info
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- JP2974850B2 JP2974850B2 JP13117392A JP13117392A JP2974850B2 JP 2974850 B2 JP2974850 B2 JP 2974850B2 JP 13117392 A JP13117392 A JP 13117392A JP 13117392 A JP13117392 A JP 13117392A JP 2974850 B2 JP2974850 B2 JP 2974850B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス子機および
充電台を備え、卓上用と壁掛用とに兼用可能なコードレ
ス電話装置に関する。
充電台を備え、卓上用と壁掛用とに兼用可能なコードレ
ス電話装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図６は従来のコードレス電話装置の構成
を示している。図６において、２１は充電可能な蓄電池
を内蔵するコードレス子機であり、受話部２２の内側端
面２３に充電用接点２４とこのコードレス電話装置を壁
掛用として使用する場合に用いる係止穴２５とを有して
いる。２６は充電回路を内蔵された充電台であり、その
上面にはコードレス子機２１の受話部２２を受ける受話
部受部２７を有している。この受話部受部２７の内側端
面２８には、導電性板ばねで形成されたばね性充電端子
２９が配置されており、またこの内側端面２８の縁部
に、このコードレス電話装置を壁掛用として使用する場
合に用いる係止片３０が設けられている。
を示している。図６において、２１は充電可能な蓄電池
を内蔵するコードレス子機であり、受話部２２の内側端
面２３に充電用接点２４とこのコードレス電話装置を壁
掛用として使用する場合に用いる係止穴２５とを有して
いる。２６は充電回路を内蔵された充電台であり、その
上面にはコードレス子機２１の受話部２２を受ける受話
部受部２７を有している。この受話部受部２７の内側端
面２８には、導電性板ばねで形成されたばね性充電端子
２９が配置されており、またこの内側端面２８の縁部
に、このコードレス電話装置を壁掛用として使用する場
合に用いる係止片３０が設けられている。
【０００３】次に上記従来例の動作について説明する。
上記従来例において、このコードレス電話装置を通常の
卓上用として使用する場合、コードレス子機２１を充電
台２６上に載せてコードレス子機２１の受話部２２を受
話部受部２７に嵌め込むと、受話部２２の内側端面２３
の充電用接点２４が受話部受部２７の内側端面２８の充
電端子２９を押圧することにより、ばね性の充電端子２
９が無負荷状態の位置ａから負荷状態の位置ｂまで撓め
られて両者が圧接する。したがって、充電台２６からコ
ードレス子機２１に充電電流が供給され、コードレス子
機２１の蓄電池が充電される。
上記従来例において、このコードレス電話装置を通常の
卓上用として使用する場合、コードレス子機２１を充電
台２６上に載せてコードレス子機２１の受話部２２を受
話部受部２７に嵌め込むと、受話部２２の内側端面２３
の充電用接点２４が受話部受部２７の内側端面２８の充
電端子２９を押圧することにより、ばね性の充電端子２
９が無負荷状態の位置ａから負荷状態の位置ｂまで撓め
られて両者が圧接する。したがって、充電台２６からコ
ードレス子機２１に充電電流が供給され、コードレス子
機２１の蓄電池が充電される。
【０００４】また、このコードレス電話装置を壁掛用と
して用いる場合、充電台２６の係止片３０にコードレス
子機２１の係止穴２５を係止させて、コードレス子機２
１の受話部２２を受話部受部２７内に嵌め込むと、コー
ドレス子機２１の自重により受話部２２の充電用接点２
４が受話部受部２７の充電端子２９を押圧し、無負荷状
態の位置ａから負荷状態の位置ｃまで撓められて両者が
圧接する。したがって、充電台２６から充電電流が供給
され、コードレス子機２１の蓄電池が充電される。
して用いる場合、充電台２６の係止片３０にコードレス
子機２１の係止穴２５を係止させて、コードレス子機２
１の受話部２２を受話部受部２７内に嵌め込むと、コー
ドレス子機２１の自重により受話部２２の充電用接点２
４が受話部受部２７の充電端子２９を押圧し、無負荷状
態の位置ａから負荷状態の位置ｃまで撓められて両者が
圧接する。したがって、充電台２６から充電電流が供給
され、コードレス子機２１の蓄電池が充電される。
【０００５】このように、上記従来のコードレス電話装
置でも、充電台２６の充電端子２９がばね圧によりコー
ドレス子機２１の充電用接点２４に接触するので、この
コードレス電話装置を卓上用として用いる場合は、コー
ドレス子機２１を充電台２６上に載せるだけで充電を行
なうことができ、壁掛用として用いる場合は、コードレ
ス子機２１を充電台２６に掛けるだけで充電を行なうこ
とができる。
置でも、充電台２６の充電端子２９がばね圧によりコー
ドレス子機２１の充電用接点２４に接触するので、この
コードレス電話装置を卓上用として用いる場合は、コー
ドレス子機２１を充電台２６上に載せるだけで充電を行
なうことができ、壁掛用として用いる場合は、コードレ
ス子機２１を充電台２６に掛けるだけで充電を行なうこ
とができる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコードレス電話装置では、卓上用として用いる場合
の充電の信頼性を向上させるために、充電端子２９のば
ね圧を強くして充電用接点２４との接触圧を高めている
が、充電端子２９のばね圧を強くすると、壁掛用として
使用した場合に反発力が大きくなり、コードレス子機２
１の係止穴２５と係止片３０との係合が不安定になって
コードレス子機２１が充電台２６から脱落しやすくなる
という問題があった。
来のコードレス電話装置では、卓上用として用いる場合
の充電の信頼性を向上させるために、充電端子２９のば
ね圧を強くして充電用接点２４との接触圧を高めている
が、充電端子２９のばね圧を強くすると、壁掛用として
使用した場合に反発力が大きくなり、コードレス子機２
１の係止穴２５と係止片３０との係合が不安定になって
コードレス子機２１が充電台２６から脱落しやすくなる
という問題があった。
【０００７】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、卓上用として使用した場合と壁掛用とし
て使用した場合とで、コードレス子機の充電用接点と充
電台の充電端子との間の接触圧をほぼ等しくして、壁掛
け使用時におけるコードレス子機の充電台からの脱落を
防止したコードレス電話装置を提供することを目的とす
る。
るものであり、卓上用として使用した場合と壁掛用とし
て使用した場合とで、コードレス子機の充電用接点と充
電台の充電端子との間の接触圧をほぼ等しくして、壁掛
け使用時におけるコードレス子機の充電台からの脱落を
防止したコードレス電話装置を提供することを目的とす
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、充電台のばね性の充電端子を可動板に固
定して、この可動板を充電台に摺動可能に設けるととも
に、卓上使用時の第１位置とこれよりも後退した壁掛け
使用時の第２位置とに選択的に位置決め可能としたもの
である。
成するために、充電台のばね性の充電端子を可動板に固
定して、この可動板を充電台に摺動可能に設けるととも
に、卓上使用時の第１位置とこれよりも後退した壁掛け
使用時の第２位置とに選択的に位置決め可能としたもの
である。
【０００９】
【作用】したがって、本発明によれば、ばね性の充電端
子を固定した可動板を卓上使用時の第１位置とこれより
も後退した壁掛け使用時の第２位置とに選択的に位置決
めすることにより、卓上使用時と壁掛け使用時とで、ば
ね性の充電端子のばね圧をほぼ等しくすることができ、
したがってコードレス子機の充電台からの脱落を防止す
ることができる。
子を固定した可動板を卓上使用時の第１位置とこれより
も後退した壁掛け使用時の第２位置とに選択的に位置決
めすることにより、卓上使用時と壁掛け使用時とで、ば
ね性の充電端子のばね圧をほぼ等しくすることができ、
したがってコードレス子機の充電台からの脱落を防止す
ることができる。
【００１０】
【実施例】図１は本発明の一実施例の構成を示すもので
ある。図１において、１は充電可能な蓄電池を内蔵する
コードレス子機であり、受話部２の内側端面３には、そ
の両側にこのコードレス電話装置を壁掛用として使用す
る場合に用いる一対の係止穴４を有するとともに、これ
らの係止穴４の内側に一対の充電用接点５を有してい
る。６は充電回路を内蔵された充電台であり、コードレ
ス子機１の受話部２を受ける受話部受部７の内側端面８
には、その縁部両側にこのコードレス電話装置を壁掛用
として使用する場合に用いる一対の係止部９を有し、ま
たこれら係止部９間の縁部に位置決め用の第１および第
２の係止溝１０ａ，１０ｂを有する凹部１１が形成され
て、そこに可動板１２が摺動可能に嵌め込まれている。
可動板１２は、その裏面に第１，第２の係止溝１０ａ，
１０ｂに選択的に係合する係止突起１２ａを有し、その
両側に導電性板ばねで形成された一対のばね性の充電端
子１３が固定されている。
ある。図１において、１は充電可能な蓄電池を内蔵する
コードレス子機であり、受話部２の内側端面３には、そ
の両側にこのコードレス電話装置を壁掛用として使用す
る場合に用いる一対の係止穴４を有するとともに、これ
らの係止穴４の内側に一対の充電用接点５を有してい
る。６は充電回路を内蔵された充電台であり、コードレ
ス子機１の受話部２を受ける受話部受部７の内側端面８
には、その縁部両側にこのコードレス電話装置を壁掛用
として使用する場合に用いる一対の係止部９を有し、ま
たこれら係止部９間の縁部に位置決め用の第１および第
２の係止溝１０ａ，１０ｂを有する凹部１１が形成され
て、そこに可動板１２が摺動可能に嵌め込まれている。
可動板１２は、その裏面に第１，第２の係止溝１０ａ，
１０ｂに選択的に係合する係止突起１２ａを有し、その
両側に導電性板ばねで形成された一対のばね性の充電端
子１３が固定されている。
【００１１】次に上記実施例の動作について図２、図
３、図４および図５を参照しながら説明する。上記実施
例において、このコードレス電話装置を通常の卓上用と
して使用する場合、充電台６に設けられた可動板１２を
外側端面１４に向けて移動する。図２および図３に示す
ように、可動板１２を外側端面１４方向に向けて摺動さ
せると、可動板１２が各係止部９と同じ高さの第１位置
Ｐ１に移動したところで裏面の係止突起１２ａと第１の
係止溝１０ａとの係合により位置決めされ、内側端面８
縁部に係止部９が全体として一つの係止部となり、充電
端子１３が無負荷状態の位置Ａ１から位置Ｂ１に変位し
て充電用接点５に圧接する。
３、図４および図５を参照しながら説明する。上記実施
例において、このコードレス電話装置を通常の卓上用と
して使用する場合、充電台６に設けられた可動板１２を
外側端面１４に向けて移動する。図２および図３に示す
ように、可動板１２を外側端面１４方向に向けて摺動さ
せると、可動板１２が各係止部９と同じ高さの第１位置
Ｐ１に移動したところで裏面の係止突起１２ａと第１の
係止溝１０ａとの係合により位置決めされ、内側端面８
縁部に係止部９が全体として一つの係止部となり、充電
端子１３が無負荷状態の位置Ａ１から位置Ｂ１に変位し
て充電用接点５に圧接する。
【００１２】したがって、コードレス子機１を充電台６
に載せるときに、充電台６の係止片９が邪魔になること
なく、受話部２を受話部受部７内に容易に嵌め込むこと
ができるとともに、コードレス子機１を充電台６上に載
せたときに、受話部２の充電用接点５と受話部受部７の
充電端子１３とを高い接触圧をもって接触させることが
できる。
に載せるときに、充電台６の係止片９が邪魔になること
なく、受話部２を受話部受部７内に容易に嵌め込むこと
ができるとともに、コードレス子機１を充電台６上に載
せたときに、受話部２の充電用接点５と受話部受部７の
充電端子１３とを高い接触圧をもって接触させることが
できる。
【００１３】また、このコードレス電話装置を壁掛用と
して用いる場合は、可動板１２を内側端面８方向に摺動
させることにより、図４および図５に示すように、裏面
の係止突起１２ａと第２の係止溝１０ｂとの係合により
第２位置Ｐ２に位置決めされ、内側端面８の縁部に係止
部９が現れるとともに、充電端子１３が無負荷状態の位
置Ａ２から位置Ｂ２に変位して充電用接点５に圧接す
る。
して用いる場合は、可動板１２を内側端面８方向に摺動
させることにより、図４および図５に示すように、裏面
の係止突起１２ａと第２の係止溝１０ｂとの係合により
第２位置Ｐ２に位置決めされ、内側端面８の縁部に係止
部９が現れるとともに、充電端子１３が無負荷状態の位
置Ａ２から位置Ｂ２に変位して充電用接点５に圧接す
る。
【００１４】したがって、コードレス子機１の各係止穴
４を充電台６の内側端面８に現れた各係止部９に係止す
ることができるとともに、コードレス子機１を充電台６
の係止部９に係止したときに、コードレス子機１の自重
により充電用接点５と充電端子１３とを高い接触圧で接
触させることができる。
４を充電台６の内側端面８に現れた各係止部９に係止す
ることができるとともに、コードレス子機１を充電台６
の係止部９に係止したときに、コードレス子機１の自重
により充電用接点５と充電端子１３とを高い接触圧で接
触させることができる。
【００１５】なお、上記説明では、本発明をコードレス
子機と充電台との組み合わせで説明してきたが、充電台
は、充電台単体のみならず、充電装置を備えたコードレ
ス親機も含むものである。
子機と充電台との組み合わせで説明してきたが、充電台
は、充電台単体のみならず、充電装置を備えたコードレ
ス親機も含むものである。
【００１６】
【発明の効果】本発明は上記実施例から明らかなよう
に、充電台のばね性の充電端子を可動板に固定して、こ
の可動板を充電台に摺動可能に設けるとともに、卓上使
用時の第１位置とこれよりも後退した壁掛け使用時の第
２位置とに選択的に位置決め可能としたので、卓上使用
時と壁掛け使用時とで、ばね性の充電端子のばね圧をほ
ぼ等しくすることができ、ばね圧が高過ぎることに起因
するコードレス子機の充電台からの脱落を防止すること
ができる。
に、充電台のばね性の充電端子を可動板に固定して、こ
の可動板を充電台に摺動可能に設けるとともに、卓上使
用時の第１位置とこれよりも後退した壁掛け使用時の第
２位置とに選択的に位置決め可能としたので、卓上使用
時と壁掛け使用時とで、ばね性の充電端子のばね圧をほ
ぼ等しくすることができ、ばね圧が高過ぎることに起因
するコードレス子機の充電台からの脱落を防止すること
ができる。
【図１】本発明の一実施例におけるコードレス電話装置
の一部省略概略断面図
の一部省略概略断面図
【図２】同コードレス電話装置を卓上用として使用する
場合の一部省略概略断面図
場合の一部省略概略断面図
【図３】同コードレス電話装置を卓上用として使用する
場合の充電台の一部省略概略平面図
場合の充電台の一部省略概略平面図
【図４】同コードレス電話装置を壁掛用として使用する
場合の一部省略概略断面図
場合の一部省略概略断面図
【図５】同コードレス電話装置を壁掛用として使用する
場合の充電台の一部省略概略平面図
場合の充電台の一部省略概略平面図
【図６】従来のコードレス電話装置の一部省略概略断面
図
図
１ コードレス子機 ２ 受話部 ３ 内側端面 ４ 一対の係止穴 ５ 一対の充電用接点 ６ 充電台 ７ 受話部受部 ８ 内側端面 ９ 一対の係止部 １０ａ 第１の係止溝 １０ｂ 第２の係止溝 １１ 凹部 １２ 可動板 １２ａ 係止突起 １３ 一対の充電端子 １４ 外側端面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04B 7/26 H04M 1/02 H04Q 7/00 - 7/38
Claims (2)
- 【請求項１】 卓上または壁掛け状態で使用される充電
台にコードレス子機を載せたときに、コードレス子機の
受話部の内側端面に設けた充電用接点が充電台のばね性
の充電端子に接触してコードレス子機内の蓄電池を充電
する充電装置を備え、前記充電台のばね性の充電端子
を、充電台に摺動可能に設けられて、卓上使用時の第１
位置とこれよりも後退した壁掛け使用時の第２位置とに
選択的に位置決め可能な可動板に固定したことを特徴と
するコードレス電話装置。 - 【請求項２】 充電台の可動板の両側部分にコードレス
子機の受話部の内側端面に設けた一対の係止穴に係合可
能な一対の係止部を設け、可動板が第１位置をとるとき
は、可動板が充電台の一対の係止部の高さまで前進して
全体として一つの係止部となり、可動板が第１位置より
も後退した第２位置をとるときは、一対の係止部となる
請求項１記載のコードレス電話装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13117392A JP2974850B2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | コードレス電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13117392A JP2974850B2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | コードレス電話装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05327583A JPH05327583A (ja) | 1993-12-10 |
| JP2974850B2 true JP2974850B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=15051721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13117392A Expired - Fee Related JP2974850B2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | コードレス電話装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2974850B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09153930A (ja) * | 1995-11-28 | 1997-06-10 | Uniden Corp | コードレス電話装置 |
-
1992
- 1992-05-22 JP JP13117392A patent/JP2974850B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05327583A (ja) | 1993-12-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |