JP4165006B2 - 充電器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯型電子機器等を充電する充電器に関するものであり、詳しくは携帯型電子機器等を使用してデータ通信を行いながら充電可能な充電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話や、PHS(簡易型無線電話機)、PDA(携帯情報端末)といった携帯可能な電子機器の市場が急速に広がっている。さらには、その単体で、もしくはパーソナルコンピューターに接続することで、電話回線を通じてデータ通信可能な電子機器端末(以下、携帯型電子機器とする)も増えてきている。
【0003】
しかしながら、携帯型電子機器等を使用してデータ通信を行う際には、その携帯型電子機器が内蔵している電池寿命によりデータ通信可能時間が限定されてしまう。
【0004】
上述の課題を解決するために、従来は特開平10−116666号に示すように携帯型電子機器をモデムを通じてパーソナルコンピューターに接続するとともに、その携帯型電子機器をホルダー部(筐体)に載せてホルダー部からの接続コネクタを差し込み、そして、そのホルダー部は別の接続コネクタ、接続ケーブルを通じてACアダプタ部(給電アダプタ)に接続して、このACアダプタ部のACプラグ(差し込み部)をコンセントに差し込むことにより、電池切れを気にする必要がなく、電池を充電するとともにデータ通信を行うことができるようにしていた。
【0005】
しかしながら、この仕組みでは、ACアダプタ部とホルダー部とが別々となっているため、ケーブルやコネクタ等の部品点数が増え、コスト高になると共に、スペースを取り、持ち運びに不便だという問題があった。またホルダー部とACアダプタ部とが一体となった充電器は、従来より多数存在しているが、これらの充電器ではデータ通信を行うことができなかった。このような充電器の例として特願平10−258860号が挙げられる。
【0006】
本願発明者は、この問題を解決するための施策として、特願平11−125809号に示す発明を提唱した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の特願平11−125809号記載の仕組みでは、図5〜図8に示すように、上述の課題を解決することはできているが、ホルダー部3に設けている突起Aについて、新たな課題が発生している。この突起Aは、携帯型電子機器を安定的に保持・固定するためのものであるが、その大きさが大きければ、データ通信を行わない通常の充電時(ホルダー部3はACアダプタ部1に対して水平状態から直交状態までの90度回動自在であり、水平状態を0度と定義すると、0度の場合もしくは60度、90度でデータ通信を行わない場合)は、突起Aが障害となり携帯型電子機器の挿抜がしにくいという課題があった。また突起Aの大きさが小さければ、充電しながらデータ通信を行う場合(ホルダー部3はACアダプタ部1に対して水平状態から直交状態までの90度回動自在であり、水平状態を0度と定義すると、60度または90度の場合)は、突起Aによる携帯型電子機器の保持・固定力が弱く、携帯型電子機器に好適に用いられているストラップ(携帯型電子機器を持ち運び容易とするための紐)等の重さによっては、ホルダー部3から倒れてしまう恐れがあった。
【0008】
これを解決するには、突起Aの大きさを最適にすれば良いという考え方もあるが、ホルダー部3が回動自在で、ACアダプタ部1に対して複数の角度で固定され、携帯型電子機器を保持・固定する必要がある点、及び前述のストラップ等にどのような重さのものがいくつ用いられるか、また用いられないかが不明な点、等を考慮に入れると、最適な大きさを決めるのは容易ではない。
【0009】
また、突起8を設けることにより、携帯型電子機器を確実に支えることができるが、ホルダー部3をACアダプタ部1に対して水平状態とした際に、この突起8は突出してしまうため、持ち運びの際に不便であったり、不慮の事故により破損してしまう恐れがあり、実用上万全とは言い難かった。
【0010】
本発明は、このような課題を解決するものであり、携帯型電子機器の挿抜を容易にすると共に、データ通信時等の携帯型電子機器の保持・固定力を向上させた充電器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の充電器は、充電又は接続回路が内蔵され、一側面には前記充電又は接続回路をAC商用電源に接続するACプラグが回動自在に設けられたACアダプタ部と、携帯電話などの携帯型電子機器を保持して充電するホルダー部とを回動自在に一体化して備え、前記ホルダー部は充電時に携帯型電子機器のデータ通信用コネクタが露出されるよう孔もしくは切り欠きが設けられており、前記ACアダプタ部にはロック爪押出突起が設けられ、かつ前記ホルダー部には前記ロック爪押出突起により押し出され、携帯型電子機器を保持するロック爪が設けられたことを特徴とするものである。
【0012】
また、充電又は接続回路が内蔵され、一側面には前記充電又は接続回路をAC商用電源に接続するACプラグが回動自在に設けられたACアダプタ部と、携帯電話などの携帯型電子機器を保持して充電するホルダー部とを回動自在に一体化して備え、前記ホルダー部は充電時に携帯型電子機器のデータ通信用コネクタが露出されるよう孔もしくは切り欠きが設けられており、前記ACアダプタ部にはロック用突起が設けられ、かつ前記ホルダー部には前記ロック用突起により携帯型電子機器を保持するための孔もしくは切り欠きが設けられたことを特徴とするものである。
【0013】
これらによると、通常の使用状態において携帯型電子機器の挿抜を容易にすると共に、データ通信時等の携帯型電子機器の保持・固定力を向上させた優れた充電器を提供することができる。
【0014】
さらに、充電又は接続回路が内蔵され、一側面には前記充電又は接続回路をAC商用電源に接続するACプラグが回動自在に設けられたACアダプタ部と、携帯電話などの携帯型電子機器を保持して充電するホルダー部とを回動自在に一体化して備え、前記ホルダー部は充電時に携帯型電子機器のデータ通信用コネクタが露出されるよう孔もしくは切り欠きが設けられており、前記ACアダプタ部にはロック爪押出突起が設けられ、かつ前記ホルダー部には前記ロック爪押出突起により押し出され携帯型電子機器を保持するロック爪と前記ロック爪を押し出す方向に付勢する弾性体とが設けられたことを特徴とするものである。
【0015】
これによると、先の二つの充電器とは異なり、水平状態での使用時においてもロック爪は押し出された状態で保持されているので、昨今の非常に軽量な携帯型電子機器、特に携帯電話などを保持する場合においても、充電端子の押圧に負けて不安定な状態になることを防止して確実な保持をすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態1に係る充電器を示す外観図であり、図2は中央断面図、図3は本発明の実施の形態2に係る充電器を示す外観図であり、図4はその側面図である。本実施の形態において、従来例と実質的に同一のものは、同一の番号を付与している。
【0017】
(実施の形態1)
図1、図2において、1はACアダプタ部であり、充電制御を行う充電回路かもしくは単に後述するACプラグ2と被充電対象の携帯電話やPHSなどの携帯型電子機器7とを電気的に接続する接続回路を内部に備えている。
【0018】
2はACプラグであり、AC商用電源に接続されて携帯型電子機器へ電源供給を行っている。このACプラグ2は、ACアダプタ部1に対して水平に突出した状態から内部に収納された状態までの180度回動自在であり、水平に突出した状態を0度と定義すると、0度、90度及び180度とした際に、特定の力でクリック感を与えると共に保持・固定される。
【0019】
3はホルダー部であり、携帯型電子機器7を起立状に保持する。ホルダー部3の底側部には、携帯型電子機器7の充電の際に用いる充電端子4が設けられ、両側部には、携帯型電子機器7を確実に所定の位置・向きに挿入させるためのガイド突起5が設けられている。このホルダー部3には、少なくとも携帯型電子機器7のデータ通信用コネクタが露出される大きさの切り欠き6が設けられている。このホルダー部3はACアダプタ部1に対して水平状態から直交状態までの90度回動自在であり、水平状態を0度と定義すると、0度、60度及び90度とした際に、特定の力でクリック感を与えると共に保持・固定される。
【0020】
そして、20はロック爪押出突起であり、ACアダプタ部1と一体成形されている。21はロック爪であり、ホルダー部3に設けられている。このロック爪21は、ホルダー部3がACアダプタ部1に対して0度の時には、ホルダー部3の壁面と面一となっており、ホルダー部3がACアダプタ1に対して60度または90度に固定されている時には、ロック爪押出突起20に携帯型電子機器7を挿入するための空間へ付勢されて押し出される可動式の構成となっている。これにより、携帯型電子機器7の保持・固定が若干不安定となりやすい角度(60度、90度)に固定する際には、ロック爪21により堅固に固定され、もともと携帯型電子機器7が安定的に保持されているホルダー部3がACアダプタ部1に対して0度の際には、ロック爪21がホルダー部3の壁面と面一の状態となっているので、携帯型電子機器7の挿抜が容易な使い勝手の良い充電器となっている。
【0021】
この構成において、壁上のACコンセント・延長コード・テーブルタップそれぞれに接続して使用する場合について詳細に説明する。
【0022】
ACコンセントに接続して使用する場合、ACコンセントを通じて商用電源と接続されたACプラグ2はACアダプタ部1に対して90度の角度で保持・固定され、ホルダー部3はACアダプタ部1に対して90度の角度で保持・固定されている。ホルダー部3がACアダプタ部1に対して90度となるまで回動されている間に、ロック爪21はACアダプタ部1に設けられたロック爪押出突起20によって押圧され、ホルダー部3の壁面に対して面一の状態から、突出した状態となっている。この状態で携帯型電子機器7をホルダー部3に載せようとすると、ロック爪21の上面を携帯型電子機器7がなぞるようにして挿入され、ロック爪21が携帯型電子機器7の対応部分にはまり込み保持・固定されると共に、充電端子同士が接触することで携帯型電子機器7に対する充電が開始される。この充電は、ACアダプタ部1内部または携帯型電子機器7内部に設けられた充電制御回路により満充電検出がなされるまで行われる。この状態で、携帯型電子機器7のデータ通信用コネクタに接続ケーブルが接続されデータ通信が行われると、ACアダプタ部1は、分岐回路等を用いて、電気的に商用電源を用いてデータ通信を可能にすると共に、余剰電力を用いて携帯型電子機器7の充電を行う。
【0023】
なお、壁上のACコンセントにACプラグ2を挿入して充電器を使用する場合には、充電器本体に対して自体の重量と携帯型電子機器7などの重量とによる回転モーメントが作用し、ACプラグ2がACコンセントから抜け落ちる可能性がある。これを解決するためにACアダプタ部1のホルダー部3側に突出して弾性変形により出入自在となる弾性押圧部材10を設けることが望ましい。この弾性押圧部材10は、ACプラグ2がACコンセントに挿入されたときに、ACコンセントの周囲の壁面に当接して押圧されることにより、その側面とほぼ面一となる位置まで弾性的に没入され、外方への復元力でACアダプタ部1に対しACプラグ2を支点として上方へ押し上げる方向に回転モーメントを付与するようになっている。これにより、携帯型電子機器7の装着された充電器全体をACコンセントに支持させているにも拘わらず、ACコンセント内で突っ張らせた状態とされて大きな摩擦抵抗が付与されることにより、ACコンセントからの抜脱を確実に防止できる。
【0024】
ここでは、ホルダー部3をACアダプタ部1に対して90度の角度にした後に、携帯型電子機器7をホルダー部3に載せるように説明したが、携帯型電子機器7をホルダー部3に載せた後にACアダプタ部1に対して90度の角度にすることも可能であることは言うまでもない。
【0025】
次に延長コードに接続して使用する場合について説明する。延長コードを通じて商用電源と接続されたACプラグ2はACアダプタ部1に対して0度の角度で保持・固定され、ホルダー部3はACアダプタ部1に対して60度の角度で保持・固定されている。ホルダー部3がACアダプタ部1に対して60度となるまで回動されている間に、ロック爪21はACアダプタ部1に設けられたロック爪押出突起20によって押圧され、ホルダー部3の壁面に対して面一の状態から、突出した状態となっている。この状態で携帯型電子機器7をホルダー部3に載せようとすると、ロック爪21の上面を携帯型電子機器7がなぞるようにして挿入され、ロック爪21が携帯型電子機器7の対応部分にはまり込み保持・固定されると共に、充電端子同士が接触することで携帯型電子機器7に対する充電が開始される。
【0026】
この充電は、ACアダプタ部1内部または携帯型電子機器7内部に設けられた充電制御回路により満充電検出がなされるまで行われる。この状態で、携帯型電子機器7のデータ通信用コネクタに接続ケーブルが接続されデータ通信が行われると、ACアダプタ部は、分岐回路等を用いて、電気的に商用電源を用いてデータ通信を可能にすると共に、余剰電力を用いて携帯型電子機器7の充電を行う。
【0027】
なお、本実施の形態においては、ACアダプタ部1に対するホルダー部3の角度を60度としたが、データ通信用コネクタに接続されている接続ケーブルに不要な負荷がかからず、かつ携帯型電子機器7を安全に保持・固定できうる角度であれば良く、60度に限ったものではないことは言うまでもない。
【0028】
ここでは、ホルダー部3をACアダプタ部1に対して60度の角度にした後に、携帯型電子機器7をホルダー部3に載せ、その後にデータ通信用コネクタに接続ケーブルを接続するように説明したが、データ通信用コネクタに接続ケーブルを接続し、携帯型電子機器7をホルダー部3に載せた後にACアダプタ部1に対して60度の角度にすることも可能であることは言うまでもない。
【0029】
次にテーブルタップに接続して使用する場合について説明する。テーブルタップを通じて商用電源と接続されたACプラグ2はACアダプタ部1に対して90度の角度で保持・固定され、ホルダー部3はACアダプタ部1に対して60度の角度で保持・固定されている。ホルダー部3がACアダプタ部1に対して60度となるまで回動されている間に、ロック爪21はACアダプタ部1に設けられたロック爪押出突起20によって押圧され、ホルダー部3の壁面に対して面一の状態から、突出した状態となっている。この状態で携帯型電子機器7をホルダー部3に載せようとすると、ロック爪21の上面を携帯型電子機器7がなぞるようにして挿入され、ロック爪21が携帯型電子機器7の対応部分にはまり込み保持・固定されると共に、充電端子同士が接触することで携帯型電子機器7に対する充電が開始される。この充電は、ACアダプタ部1内部または携帯型電子機器7内部に設けられた充電制御回路により満充電検出がなされるまで行われる。この状態で、携帯型電子機器7のデータ通信用コネクタに接続ケーブルが接続されデータ通信が行われると、ACアダプタ部は、分岐回路等を用いて、電気的に商用電源を用いてデータ通信を可能にすると共に、余剰電力を用いて携帯型電子機器7の充電を行う。
【0030】
なお、この場合においても、ACアダプタ部1に対するホルダー部3の角度を60度としたが、データ通信用コネクタに接続されている接続ケーブルに不要な負荷がかからず、かつテーブルタップの前後左右の重量バランスが取れ、携帯型電子機器7を安全に保持・固定できうる角度であれば良く、60度に限ったものではないことは言うまでもない。
【0031】
ここでは、ホルダー部3をACアダプタ部1に対して60度の角度にした後に、携帯型電子機器7をホルダー部3に載せ、その後にデータ通信用コネクタに接続ケーブルを接続するように説明したが、データ通信用コネクタに接続ケーブルを接続し、携帯型電子機器7をホルダー部3に載せた後にACアダプタ部1に対して60度の角度にすることも可能であることは言うまでもない。
【0032】
なお、本実施の形態においては、ホルダー部3に切り欠き6を設けたが、同様の趣旨で、データ通信用コネクタが露出される大きさの孔を空けるようにしても良いが、この場合には必ず携帯型電子機器7をホルダー部3に載せた後に、データ通信用コネクタに接続ケーブルを接続する必要がある。
【0033】
本実施の形態においては、ホルダー部3をACアダプタ部1に対して60度とした際も、90度とした際も、ロック爪21の突出度合いは同等としているが、これは適宜最適に変更できる。
【0034】
(実施の形態2)
図3、図4において、基本的な構成は実施の形態1と同様であるので、同等の機能を有するものには、同一の図番を振り、ここでは説明を省略する。
【0035】
本実施の形態において、実施の形態1と異なる部分は、ロック爪21に変わる孔22を設けた点及び、ロック爪押出突起20に変わるロック用突起23を設けた点である。このロック用突起23はACアダプタ部1と一体成形されている。
【0036】
この孔22は、ホルダー部3がACアダプタ部1に対して0度の時には空壁が空いたままとなっており、ホルダー部3がACアダプタ部1に対して60度または90度に固定されている時には、ロック用突起23が空壁を通して携帯型電子機器7の保持・固定ができるような孔の位置・サイズとなっている。ロック用突起23は、携帯型電子機器7の保持・固定が若干不安定となりやすい角度に固定する際には、上述のように孔22の空壁を通して携帯型電子機器7の保持・固定を行っており、もともと携帯型電子機器7が安定的に保持されているホルダー部3がACアダプタ部1に対して0度の際には、ホルダー部3には、ロック用突起23の突出がなく、携帯型電子機器7の挿抜が容易な使い勝手の良い充電器となっている。
【0037】
この構成において、延長コードに接続して使用する場合について詳細に説明する。延長コードを通じて商用電源と接続されたACプラグ2はACアダプタ部1に対して0度の角度で保持・固定され、ホルダー部3はACアダプタ部1に対して60度の角度で保持・固定されている。ホルダー部3がACアダプタ部1に対して60度となるまで回動されている間に、ロック用突起23が孔22の空壁を通じてホルダー部3の空間へ突出した状態となっている。この状態で携帯型電子機器7をホルダー部3に載せようとすると、ロック用突起23の上面を携帯型電子機器7がなぞるようにして挿入され、ロック用突起23が携帯型電子機器7の対応部分にはまり込み保持・固定されると共に、充電端子同士が接触することで携帯型電子機器7に対する充電が開始される。
【0038】
この充電は、ACアダプタ部1内部または携帯型電子機器7内部に設けられた充電制御回路により満充電検出がなされるまで行われる。この状態で、携帯型電子機器7のデータ通信用コネクタに接続ケーブルが接続されデータ通信が行われると、ACアダプタ部は、分岐回路等を用いて、電気的に商用電源を用いてデータ通信を可能にすると共に、余剰電力を用いて携帯型電子機器7の充電を行う。
【0039】
なお、本実施の形態においては、ACアダプタ部1に対するホルダー部3の角度を60度としたが、データ通信用コネクタに接続されている接続ケーブルに不要な負荷がかからず、かつ携帯型電子機器7を安全に保持・固定できうる角度であれば良く、60度に限ったものではないことは言うまでもない。
【0040】
ここでは、ホルダー部3をACアダプタ部1に対して60度の角度にした後に、携帯型電子機器7をホルダー部3に載せ、その後にデータ通信用コネクタに接続ケーブルを接続するように説明したが、データ通信用コネクタに接続ケーブルを接続し、携帯型電子機器7をホルダー部3に載せた後にACアダプタ部1に対して60度の角度にすることも可能であることは言うまでもない。
【0041】
本実施の形態において、壁上のACコンセントにACプラグを挿入した場合、及びテーブルタップに接続した場合の説明は省略するが、実施の形態1で示したものと同等の効果が得られることは言うまでもない。
【0042】
なお、本実施の形態においては、ホルダー部3に切り欠き6を設けたが、同様の趣旨で、データ通信用コネクタが露出される大きさの孔を空けるようにしても良いが、この場合には必ず携帯型電子機器7をホルダー部3に載せた後に、データ通信用コネクタに接続ケーブルを接続する必要がある。
【0043】
また、本実施の形態においては、孔22を設けたが、これは、切り欠きとしても同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0044】
(実施の形態3)
図9、図10において、基本的な構成は実施の形態1と同様であるので、同等の機能を有するものには、ここでは説明を省略する。
【0045】
図9は実施の形態1に示す構成の要部断面図である。図10は本実施の形態の要部断面図である。両図において、90はホルダー部、91はACアダプタ部、92はACプラグ、93は充放電制御を行う充電回路または単なる接続回路であるプリント基板、94及び104はロック爪、96は充電端子である。
【0046】
95及び105はロック爪を付勢している弾性体である板バネであるが、その付勢している方向が異なっている。図9の板バネ95は水平状態の際にはロック爪94を凹ます方向に付勢されている。これにより、ホルダー部への携帯型電子機器の挿抜が容易だという利点が生じる。
【0047】
これに対して図10に示す板バネ105はロック爪104を押し出す方向に付勢している。本構成が必要となる理由を簡単に説明する。
【0048】
携帯型電子機器の中でも主要な携帯電話・PHSなどは、昨今非常に軽量化してきている。一方、その携帯型電子機器と充電器との電気的接触部である充電端子は2端子あり、両端子に一定の押圧がかかることで内部のプリント基板と接触してはじめて充電可能となるものも少なくなかった。また内部のプリント基板と充電端子が常時導通しているものにおいても、一定以上の押圧がないとちょっとした衝撃で充電が不安定となってしまう可能性があった。
【0049】
従って、図10に示したように水平状態においても板バネ105によりロック爪104を押し出す構成としておけば、携帯型電子機器をロック爪104により安定的に保持・固定することができるので、上記の課題を解決して、非常に軽量な携帯型電子機器を充電する際にも安定的に保持して、充電端子96に対して一定以上押圧することが可能であるので安定的に充電することができる。
【0050】
図10に示した構成によると、図9に示した構成と比べて、水平状態においてはロック爪が押し出されているか否かの違いが生じているが、ホルダー部90とACアダプタ部91とが60度または90度の状態の際には、携帯型電子機器を安定的に保持可能となるように、ロック爪押出突起によりロック爪94を押し出した状態に保持しており、異なるところは全くない。
【0051】
本実施の形態においては、弾性体として板バネを用いたが、他の弾性体、例えばコイルバネ等でも同等の効果が得られることは言うまでもない。
【0052】
実施の形態1及び2で示した構成は、水平状態の際にはロック爪は押し出されていないため、ホルダー部への携帯型電子機器の挿抜が容易だという利点があり、充電端子の押圧に負けない重量のある機器に対しては本構成を採用すれば良い。
【0053】
一方、実施の形態3で示した構成は、水平状態の際にもロック爪は弾性体で付勢されて押し出されているため、ホルダー部への携帯型電子機器の挿抜時にはそのロック爪は凹むものの若干の抵抗感は残る。しかしながら、従来の充電器と比較すると、遙かに挿抜は容易である。昨今の非常に軽量化された携帯電話などでは、一定の押圧は最低限必要な充電端子の押圧力に負けて押し返されて不安定な状態になる可能性があり、本構成による保持をすることが望ましい。
【0054】
【発明の効果】
上記実施の形態における説明から明らかなように、本発明によれば、充電しながらのデータ通信が可能で、AC電源コード、そのコードブッシング及びI/Oコネクタ用ボディなどのAC商用電源に接続するための構成を削減できるのでコストを大幅に低減でき、ACアダプタ部に対してホルダー部を90度とすることで壁上のACコンセントに直接差し込むことができ、延長コード、テーブルタップ等がなくても充電・データ通信が可能で、携帯性に非常に優れた充電器を提供できるだけでなく、ロック爪もしくはロック用突起を設けたので、通常の安定した使用状態(ホルダー部がACアダプタに対して0度で且つデータ通信を行わない状態)においては携帯型電子機器の挿抜を容易にすると共に、携帯型電子機器が不安定な状態となりやすい角度にホルダー部を固定する際には、携帯型電子機器の保持・固定力を向上させられる優れた充電器を提供することができる。
【0055】
また対象とする携帯型電子機器の状態・重量に応じて、水平状態時にロック爪を押し出す、凹ます状態のいずれかを選択することで、性能や使い勝手の良い充電器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における充電器の外観図
【図2】本発明の実施の形態1における充電器の中央断面図
【図3】本発明の実施の形態2における充電器の側面図
【図4】本発明の実施の形態2における充電器の側面図
【図5】従来の充電器の外観図
【図6】ACコンセントを用いた使用状態の模式図
【図7】延長コードを用いた使用状態の模式図
【図8】テーブルタップを用いた使用状態の模式図
【図9】(a) 本発明の実施の形態1における充電器の要部断面図
(b) 本発明の実施の形態1における充電器の要部断面図
【図10】(a) 本発明の実施の形態3における充電器の要部断面図
(b) 本発明の実施の形態3における充電器の要部断面図
【符号の説明】
1、91 ACアダプタ部
2、92 ACプラグ
3、90 ホルダー部
4、96 充電端子
5 ガイド突起
6 切り欠き
7 携帯型電子機器
10 弾性押圧部材
20 ロック爪押出突起
21、94、104 ロック爪
22 孔
23 ロック用突起
95、105 板バネ(弾性体)

Claims (3)

  1. 充電又は接続回路が内蔵され、一側面には前記充電又は接続回路をAC商用電源に接続するACプラグが回動自在に設けられたACアダプタ部と、携帯電話などの携帯型電子機器を保持して充電するホルダー部とを回動自在に一体化して備え、前記ホルダー部は充電時に携帯型電子機器のデータ通信用コネクタが露出されるよう孔もしくは切り欠きが設けられており、
    前記ACアダプタ部にはロック爪押出突起が設けられ、かつ前記ホルダー部には前記ロック爪押出突起により押し出され、携帯型電子機器を保持するロック爪が設けられたことを特徴とする充電器。
  2. 充電又は接続回路が内蔵され、一側面には前記充電又は接続回路をAC商用電源に接続するACプラグが回動自在に設けられたACアダプタ部と、携帯電話などの携帯型電子機器を保持して充電するホルダー部とを回動自在に一体化して備え、前記ホルダー部は充電時に携帯型電子機器のデータ通信用コネクタが露出されるよう孔もしくは切り欠きが設けられており、
    前記ACアダプタ部にはロック用突起が設けられ、かつ前記ホルダー部には前記ロック用突起により携帯型電子機器を保持するための孔もしくは切り欠きが設けられたことを特徴とする充電器。
  3. 充電又は接続回路が内蔵され、一側面には前記充電又は接続回路をAC商用電源に接続するACプラグが回動自在に設けられたACアダプタ部と、携帯電話などの携帯型電子機器を保持して充電するホルダー部とを回動自在に一体化して備え、前記ホルダー部は充電時に携帯型電子機器のデータ通信用コネクタが露出されるよう孔もしくは切り欠きが設けられており、
    前記ACアダプタ部にはロック爪押出突起が設けられ、かつ前記ホルダー部には前記ロック爪押出突起により押し出され携帯型電子機器を保持するロック爪と前記ロック爪を押し出す方向に付勢する弾性体とが設けられたことを特徴とする充電器。
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