JPH05316053A - 誤り訂正符号化方法 - Google Patents

誤り訂正符号化方法

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JPH05316053A
JPH05316053A JP11454792A JP11454792A JPH05316053A JP H05316053 A JPH05316053 A JP H05316053A JP 11454792 A JP11454792 A JP 11454792A JP 11454792 A JP11454792 A JP 11454792A JP H05316053 A JPH05316053 A JP H05316053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
error
error correction
frame
data
subframe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11454792A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Miya
和行 宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11454792A priority Critical patent/JPH05316053A/ja
Publication of JPH05316053A publication Critical patent/JPH05316053A/ja
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  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声符号化の時間単位であるフレーム単位に
よる誤り検出だけでなく、より細かい時間単位であるサ
ブフレーム単位での誤り検出を可能にする。 【構成】 1つのフレームパラメータと3つのサブフレ
ームパラメータとで構成される音声符号化データをもと
に、誤り訂正符号C1〜C4を形成する。C1には、フレ
ームパラメータを情報ビット10aとして入力し、C2
〜C4には3つのサブフレームパラメータをそれぞれ独
立した情報ビット10b〜10dとして入力する。いず
れに対してもそれぞれ独立して検査ビット11a〜11
dを付加して誤り訂正符号化を行って送信する。受信側
ではC1〜C4をそれぞれ復号処理し、同時に誤り検出を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル自動車電
話、携帯電話等の音声符号化データの伝送に用いられる
誤り訂正符号化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、ディジタル自動車電話等の無
線路を伝搬路とするシステムでは、劣悪な伝送路品質で
あっても一定以上の音声データ伝送品質を保持するため
に、音声符号化データに対してフレームごとに強力な誤
り訂正符号化が行われる。しかし、回線ビット誤りがひ
どく、誤り訂正能力を越えてしまったフレームでは、誤
り訂正復号手も正しい音声データを再生できずにビット
誤りが残留してしまう。そこで、従来は誤り訂正復号処
理の過程で誤り検出を行い、誤りが検出されたフレーム
についてはフレーム単位で音声補間処理を行っていた。
【0003】音声符号化データは、ビット誤りを含んだ
まま音声復号したときの音質劣化度合(これを誤り感度
という)が各情報ビットによって異なることから、従来
は、『マイケル・ジェイ・マクローリン、「チャネル・
コーディング・フォー・ディジタル・スピーチ・トラン
スミッション・イン・ザ・ジャパニーズ・ディジタル・
セルラー・システム(CHANNEL CODING FOR DIGITAL SPE
ECH TRANSMISSION INTHE JAPANESE DIGITAL CELLULAR S
YSTEM)」RCS90−27、電子情報通信学会技術研
究報告、Vol.90、No.293、1990年11
月15日発行』にも記載されているように、誤り感度に
応じてフレームパラメータもサブフレームパラメータも
共に複数のクラスに区別され、それぞれのクラス別に誤
り訂正符号化、誤り検出符号化が施されていた。ただ
し、クラスによっては誤り訂正符号化や誤り検出符号化
は行わない場合もある。
【0004】図3は、音声符号化データに対する従来の
誤り訂正符号化方法の概要を示す図である。音声符号化
データ20は、フレームパラメータ21とサブフレーム
パラメータ22との2種類から構成されている。フレー
ムパラメータ21およびサブフレームパラメータ22は
いずれも誤り感度に応じてクラス1、2、3の3つのク
ラスに分類される。この時各クラスには、フレームパラ
メータとサブフレームパラメータとが混在することにな
る。もっとも誤り感度の高いクラス1のデータ23に対
しては、誤り検出符号化26を施した後、誤り訂正符号
化27を行う。また、クラス2のデータ24に対して
は、誤り検出符号化を行わず、誤り訂正符号化28のみ
を行う。そして、クラス3のデータ25に対しては、誤
り検出符号化、誤り訂正符号化のいずれも行わない。ま
た、受信側の誤り訂正符号の復号過程で誤り検出が可能
なときは、上記符号化において必ずしも誤り検出符号化
の必要はない。このようにして、符号化されるか、また
はそのままの状態の各クラスのデータは伝送特性を改善
し、誤り訂正符号の効果を上げるためにインタリーブ2
9を行い、送信データ30とする。
【0005】また、図4はクラス1のデータ23が符号
化される様子をデータフォーマットで示した図である。
フレームパラメータおよびサブフレームパラメータから
なる情報ビット31に対して、誤り検出符号による検査
ビット32を付加し、符号化ビット33を作成し、これ
を誤り訂正符号化27することによって誤り訂正符号化
ビット34を得ている。
【0006】このように処理が行われて送信された送信
データに対して、復号側では、例えばクラス1のデータ
には誤り訂正復号を行った後、誤り検出符号の復号を行
うことで復号音声データに誤りビットがあるかどうかを
検出する。また、クラス2のデータも誤り訂正符号およ
び復号法の選択によっては誤り検出が可能である。
【0007】このように、従来の音声符号化データに対
する誤り訂正符号化方法であっても、誤り訂正復号処理
の過程で誤り検出が可能であり、誤り検出されたフレー
ムについては、音声補間処理を行うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来はク
ラスごとにビット誤りの検出を行っても、音声補間処理
を行う場合は常にフレーム単位に行っており、フレーム
パラメータとサブフレームパラメータとの2種類のパラ
メータによって音声符号化データを構成しているにもか
かわらず、より細かい時間単位であるサブフレーム単位
での誤り検出が不可能なために、サブフレームを単位と
した音声補間処理ができないという問題があった。
【0009】本発明はこのような問題を解決するもので
あり、フレーム単位の誤り検出だけではなく、各サブフ
レームに関しても誤り検出を可能にすることで、音声復
号処理においてサブフレーム単位での音声補間処理が可
能な優れた誤り訂正符号化方法を提供することを目的と
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、フレームパラメータおよび複数のサブフレ
ームパラメータそれぞれに対して、それぞれ誤り検出能
力を有する独立した誤り訂正符号によって符号化するよ
うにしたものである。
【0011】
【作用】したがって本発明によれば、誤り訂正符号の復
号を行う際に、フレーム単位の誤り検出だけでなく、各
サブフレームについても誤り検出を可能とし、音声復号
処理においてはサブフレーム単位での音声補間処理を行
うことができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例における誤り訂正符
号化方法の概要を示す図である。音声符号化データ1
は、音声を時間軸で区切ったフレームを一単位として符
号化した符号化データである1つのフレームパラメータ
2と、上記フレームをさらに細かく時分割したサブフレ
ームを一単位として符号化した符号化データである3つ
のサブフレームパラメータ3から構成されている。な
お、サブフレームパラメータ3については、必ずしも3
つである必要はない。フレームパラメータ2の中で誤り
感度の高いビット(すなわち、音質劣化の大きいビッ
ト)は誤り検出可能なブロック符号により誤り訂正符号
化4を行い、誤り感度の低いその他のビット5について
は誤り訂正符号化を行わない。また、各サブフレームパ
ラメータ3についても同様に行う。例えば、第1のサブ
フレームパラメータの中で誤り感度の高いビットは誤り
検出可能なブロック符号により誤り訂正符号化6を行
い、誤り感度の低いその他のビット7については誤り訂
正符号化を行わない。第2、第3のサブフレームパラメ
ータについても同様に行う。ここで、フレームパラメー
タ2、第1、第2、第3のサブフレームパラメータに用
いた4つの誤り訂正符号は、全て誤り検出能力を有する
独立した符号である。さらに、符号化されたデータC1
〜C4、および誤り訂正符号化が行われないデータにつ
いて従来と同様に全てインタリーブ8がなされ、送信デ
ータ9となる。
【0013】図2は、誤り訂正符号化がなされた符号化
ビットのデータフォーマットを示している。C1〜C4
4つの誤り訂正符号は全て誤り検出能力を有する組織符
号である。そして、C1にはフレームパラメータ2を情
報ビット10aとして入力し、また、C2〜C4には第
1、第2、第3のサブフレームパラメータ3をそれぞれ
独立した形で情報ビット10b、10c、10dとして
入力し、それぞれ独立した検査ビット11a〜11dを
付加し、誤り訂正符号化を行う。なお、ここでは、C1
〜C4はいずれも同じデータ長として描かれているが、
1〜C4それぞれのデータ長が異なっていても一向に構
わない。また、非組織符号の場合は図2に示すフォーマ
ットとならないことは当業者にとって明らかである。
【0014】送信された上記誤り訂正符号化データに対
して、受信側では、C1〜C4の4つの誤り訂正符号の受
信データをそれぞれ復号処理し、同時に誤り検出を行
う。よって、フレームパラメータだけでなく、各サブフ
レームパラメータについても個々に誤り検出が可能であ
る。したがって、音声復号処理において、サブフレーム
単位での音声補間処理が可能になる。ここで、音声補間
処理とは、誤りが検出された情報ビットについてはこれ
を使用せずに、誤りが検出されていない前のフレームの
値を代入して音声復号処理を行うことを想定している
が、必ずしもこれに限られるものではない。
【0015】なお、上記実施例において、フレームパラ
メータまたは1つのサブフレームパラメータを複数の誤
り訂正符号の情報ビットの集合体とみなしてこれらを分
割して符号化したり、パラメータによっては全てのビッ
トを誤り訂正符号化しても良い。
【0016】
【発明の効果】本発明は上記実施例から明らかなよう
に、フレームパラメータおよび各サブフレームパラメー
タに対して、それぞれ誤り検出能力を有する独立した誤
り訂正符号によって符号化することにより、受信側にお
いて各誤り訂正符号の復号処理を行うことで、フレーム
単位の誤り検出だけでなく、各サブフレームに関しても
誤り検出が可能になる。つまり、音声復号処理において
は、サブフレーム単位での音声補間処理ができるので、
フレーム単位で音声補間処理を行う場合に比べて音声の
劣化を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における誤り訂正符号化方法
の概要を示す図
【図2】本実施例において誤り訂正符号化がなされた符
号化ビットのデータフォーマットを示す図
【図3】従来の誤り訂正符号化方法の概要を示す図
【図4】従来例におけるクラス1のデータが処理される
過程を示す図
【符号の説明】
2 フレームパラメータ 3 サブフレームパラメータ 9 送信データ 10a〜10d 情報ビット 11a〜11d 検査ビット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声を時間軸で区切ったフレームを一単
    位として符号化した符号化データであるフレームパラメ
    ータと、上記フレームをさらに細かく時分割したサブフ
    レームを一単位として符号化した符号化データであるサ
    ブフレームパラメータとで構成される音声符号化データ
    の処理において、フレーム単位の符号化データおよび複
    数のサブフレーム単位の符号化データをそれぞれ誤り検
    出能力を有する独立した誤り訂正符号によって誤り訂正
    符号化することを特徴とする誤り訂正符号化方法。
JP11454792A 1992-05-07 1992-05-07 誤り訂正符号化方法 Pending JPH05316053A (ja)

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JP11454792A JPH05316053A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 誤り訂正符号化方法

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JPH05316053A true JPH05316053A (ja) 1993-11-26

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0632612A1 (en) * 1993-05-20 1995-01-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Error detection method using convolutional code and viterbi decoding
US6625779B1 (en) 1999-02-24 2003-09-23 Nec Corporation Transmission channel error detection code addition apparatus and error detection apparatus

Cited By (3)

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US5530708A (en) * 1993-05-20 1996-06-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Error detection method using convolutional code and viterbi decoding
US6625779B1 (en) 1999-02-24 2003-09-23 Nec Corporation Transmission channel error detection code addition apparatus and error detection apparatus

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