JPH05315872A - ディジタル・アッテネータ - Google Patents

ディジタル・アッテネータ

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JPH05315872A
JPH05315872A JP4120355A JP12035592A JPH05315872A JP H05315872 A JPH05315872 A JP H05315872A JP 4120355 A JP4120355 A JP 4120355A JP 12035592 A JP12035592 A JP 12035592A JP H05315872 A JPH05315872 A JP H05315872A
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JP
Japan
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attenuation
damping
attenuation coefficient
given
coefficient
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JP4120355A
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Hiroshi Oyabu
博司 大藪
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡素な構造のディジタル・アッテネータを提
供することを目的とする。 【構成】 入力端子2には、入力信号がディジタルデー
タで与えられる。このディジタルデータは、乗算器6に
与えられる。一方、端子12には、減衰係数を指令する
減衰指令信号が与えられる。減衰指令信号は、符号反転
器16において、符号反転された後、減衰係数メモリ8
に与えられる。減衰係数メモリ8は、この反転された減
衰指令信号を受けて、減衰係数を選択し、乗算器6に与
える。乗算器6は、入力信号と減衰係数とを乗算し、出
力端子14から出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はディジタル・アッテネ
ータに関するものであり、特にその構成の簡素化に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図5に、従来のディジタル・アッテネー
タの構成を示す。入力端子2には、入力信号がディジタ
ルデータで与えられる。このディジタルデータは、切換
器4を介して、乗算器6に与えられる。一方、端子12
には、減衰係数を指令する減衰指令信号が与えられる。
減衰係数メモリ8は、この減衰指令信号を受けて、減衰
係数(1未満の係数)を選択し、乗算器6に与える。乗
算器6は、入力信号と減衰係数とを乗算し、出力端子1
4から出力する。したがって、出力信号は、減衰係数に
応じて減衰されることになる。例えば、図6Aのような
信号が入力され、減衰係数が「0.5」であった場合に
は、出力信号は図6Bのように減衰される。
【0003】また、減衰動作を行わない場合には、端子
10に与える動作切換信号を「OFF」とする。これに
より、切換器4をバイパス側4bに切換え、入力信号を
そのまま出力端子14に出力する。したがって、出力端
子14には、入力信号がそのまま現れ、減衰動作は行わ
れない。
【0004】ところで、減衰係数メモリ8に記憶されて
いる減衰係数は、図7に示すように2進数である(この
例では、3ビット)。さらに、負の係数を2の補数によ
って表わしている。本来、ディジタル・アッテネータに
は負の係数は不要であるが、他の回路との統一を図るた
め、図7のように定めている。
【0005】いずれにしても、減衰指令信号によって、
この減衰係数を選択することにより減衰率を変化させる
ことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のディジタル・アッテネータには、次のよう
な問題点があった。すなわち、減衰を行わせたい場合の
ために切換器4が必要であった。また、この切換器4を
制御する動作切換え信号を生成する必要があった。よっ
て、構成が複雑となっていた。
【0007】この発明は上記のような問題点を解決し
て、構成が簡素なディジタル・アッテネータを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るディジタ
ル・アッテネータは、2の補数で表わされる負の減衰係
数を用いるとともに、減衰動作を行わない場合には減衰
係数として−1を使用するようにしたことを特徴として
いる。
【0009】
【作用】減衰係数として負の係数を用いることにより、
減衰動作を行わない場合には減衰係数として−1を使用
することができる。すなわち、切換器を設ける必要がな
くなる。
【0010】
【実施例】図1に、この発明の一実施例によるディジタ
ル・アッテネータのブロック図を示す。入力端子2に
は、入力信号がディジタルデータで与えられる。このデ
ィジタルデータは、乗算器6に与えられる。一方、端子
12には、減衰係数を指令する減衰指令信号が与えられ
る。この減衰指令信号は、符号反転器16により、−1
倍されて、減衰係数メモリ8に与えられる。減衰係数メ
モリには、図7に示すような係数が記憶されている。
【0011】例えば、減衰指令信号として「0.5」が
与えられると、これを符号反転した「−0.5」が減衰
係数メモリ8に与えられ、(110)2が乗算器6に与
えられる。
【0012】乗算器6は、入力信号と減衰係数(11
0)2とを乗算し、出力端子14から出力する。したが
って、出力信号は、減衰係数に応じて減衰されることと
なる。例えば、図2Aのような信号が入力され、減衰指
令信号が「0.5」であった場合には、出力信号は図2
Bのように減衰される。なお、符号反転して減衰係数を
与えているため、入力信号と出力信号の位相が反転する
が、全信号が反転するので、実用上差し支えはない。
【0013】また、減衰動作を行わない場合には、減衰
指令信号を「1」にして与えればよい。これにより、減
衰係数(100)2が選択されて(すなわち、−1倍が
選択されて)、出力信号の大きさは入力信号の大きさに
等しくされる。すなわち、減衰動作が行われない。
【0014】以上のように、減衰指令信号を符号反転す
ることにより、切換器および動作指令信号を不要とする
ことができる。
【0015】上記実施例においては、ハードウエアによ
るディジタル・アッテネータについて説明したが、これ
をCPUとソフトウエアによって実現してもよい。CP
Uを用いた場合のブロック図を図4に示す。また、その
フローチャートを図3に示す。
【0016】まず、ステップS1において、I/Oポー
ト26を介して入力端子2から、減衰係数を取り込む。
次に、これに−1を乗じ、符号反転を行う。例えば、
「0.5」の減衰係数を取り込んだ場合には、(11
0)2がステップS2で得られる。次に、入力信号データ
を取り込む(ステップS3)。この入力信号データに、
符号反転した減衰係数を乗算する(ステップS4)。演
算結果を、出力信号データとして、出力端子14から出
力する(ステップS5)。以後、ステップS1以下を繰り
返す。以上のようにして、減衰動作が行われる。
【0017】減衰動作を行わない場合には、減衰係数を
「1」にすればよい。これにより、ステップS2におい
て(100)2が選択される。したがって、出力信号デ
ータの大きさは入力信号データの大きさと等しくなり、
減衰動作は行われない。
【0018】
【発明の効果】この発明に係るディジタル・アッテネー
タは、2の補数で表わされる負の減衰係数を用いるとと
もに、減衰動作を行わない場合には減衰係数として−1
を使用するようにしたことを特徴としている。したがっ
て、減衰動作を行わない場合には減衰係数として−1を
使用することができる。すなわち、切換器や動作切換信
号を設ける必要がなくなる。
【0019】すなわち、簡素な構成のディジタル・アッ
テネータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるディジタル・アッテ
ネータを示すブロック図である。
【図2】減衰動作を説明するための波形図である。
【図3】他の実施例による動作のフローチャートであ
る。
【図4】他の実施例を示すブロック図である。
【図5】従来のディジタル・アッテネータを示すブロッ
ク図である。
【図6】減衰動作を説明するための波形図である。
【図7】減衰係数を示す図である。
【符号の説明】
6・・・乗算器 8・・・減衰係数メモリ 16・・・符号反転器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタルデータである入力信号に対し
    て、ディジタルデータである減衰係数を乗じることによ
    り、ディジタルデータである出力信号を得るディジタル
    ・アッテネータにおいて、 2の補数で表わされる負の減衰係数を用いるとともに、
    減衰動作を行わない場合には減衰係数として−1を使用
    するようにしたことを特徴とするディジタル・アッテネ
    ータ。
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