JPH0514138A - 仮保持機能付きラツチ回路 - Google Patents

仮保持機能付きラツチ回路

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JPH0514138A
JPH0514138A JP3163180A JP16318091A JPH0514138A JP H0514138 A JPH0514138 A JP H0514138A JP 3163180 A JP3163180 A JP 3163180A JP 16318091 A JP16318091 A JP 16318091A JP H0514138 A JPH0514138 A JP H0514138A
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JP
Japan
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circuit
terminal
input terminal
input
signal
Prior art date
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Application number
JP3163180A
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English (en)
Inventor
Masataka Hino
正孝 日野
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0514138A publication Critical patent/JPH0514138A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小さい回路規模で、高い汎用性を実現する。 【構成】 端子7をハイレベルにすると、オア回路11
の出力はハイレベルになり、オア回路5の出力はアンド
回路4を通じてオア回路5の入力に帰還され、以降、入
力端子1に印加される信号のレベルが変化してもオア回
路5の出力信号は変化しない(ラッチ動作)。端子8に
ハイレベルの信号を印加した状態では、一度ハイレベル
の信号が端子1から入力されると、オア回路5の出力は
ハイレベルとなり、アンド回路4でアンドが成立し、オ
ア回路5の入力にハイレベルの信号が帰還される。従っ
て以降、入力端子1の信号レベルが変化しても、オア回
路5はハイレベルの信号を出力し続ける(仮保持動
作)。この回路を複数個用いることにより、ラッチある
いは仮保持する信号の数を種々に選択できる論理回路を
小規模のハードウェアで構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、仮保持機能およびラッ
チ機能を備えた論理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のディジタル信号をラッチしたり、
あるいは仮保持したりする従来の論理回路の例を図4に
示す。図4(A)の論理回路は、1つの信号をラッチ
し、3つの信号を仮保持するための回路であり、1つの
ラッチ回路と、3つの仮保持回路とにより構成されてい
る。一方、図4(B)の論理回路は、3つの信号をラッ
チし、1つの信号を仮保持するための回路であり、3つ
のラッチ回路と、1つの仮保持回路とにより構成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、論
理回路に要求される機能に応じて、それを構成するラッ
チ回路および仮保持回路の数を変え、論理回路ごとに異
なるハードウェアを作成しなければならなかった。ま
た、ラッチ回路と仮保持回路との組を複数設けて論理回
路を構成し、各組ごとにいずれかの回路を選択できるよ
うにすれば、汎用性のある論理回路となるが、その場合
には論理回路の規模が大きくなるという問題があった。
【0004】本発明の目的は、このような問題を解決
し、要求される機能に応じてハードウェアを変える必要
がなく、しかも回路規模が小さい仮保持機能付きラッチ
回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明の仮保持機能
付きラッチ回路は、第1〜第4のアンド回路と、第1お
よび第2のオア回路と、第1および第2の反転回路とか
ら成り、前記第1のアンド回路の一方の入力端子はデー
タ入力端子に、もう一方の入力端子は前記第2の反転回
路の出力端子に、出力端子は第1のオア回路の一方の入
力端子にそれぞれ接続され、前記第2のアンド回路の一
方の入力端子は前記第2の反転回路の入力端子と前記第
2のオア回路の出力端子とに、もう一方の入力端子は第
1のオア回路の出力端子に、出力端子は前記第1のオア
回路のもう一方の入力端子にそれぞれ接続され、前記第
1のオア回路の出力端子はデータ出力端子と前記第3の
アンド回路の第1の入力端子とに接続され、前記第3の
アンド回路の第2の入力端子はクリア端子に、第3の入
力端子は仮保持イネーブル端子に、出力端子は前記第2
のオア回路の一方の入力端子にそれぞれ接続され、前記
第1の反転回路の入力端子は前記仮保持イネーブル端子
に、出力端子は前記第4のアンド回路の一方の入力端子
にそれぞれ接続され、前記第4のアンド回路のもう一方
の入力端子はラッチイネーブル端子に、出力端子は前記
第2のオア回路のもう一方の入力端子にそれぞれ接続さ
れている。
【0006】第2の発明の論理回路は、請求項1に記載
の仮保持機能付きラッチ回路を複数個用いて構成されて
いる。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1の本発明による仮保持機能付きラッチ回
路の一例を示す。この回路はラッチおよび仮保持機能を
実現する第1の回路部と、第1の回路部を制御する第2
の回路部とから成る。
【0008】そして、第1の回路部はアンド回路3,
4、オア回路5、ならびに反転回路2から成り、アンド
回路3の一方の入力端子はデータ入力端子1に、もう一
方の入力端子は反転回路2の出力端子に、出力端子はオ
ア回路5の一方の入力端子にそれぞれ接続されている。
アンド回路4の一方の入力端子は反転回路の入力端子
に、もう一方の入力端子はオア回路5の出力端子に、出
力端子はオア回路5のもう一方の入力端子にそれぞれ接
続されている。オア回路5の出力端子はデータ出力端子
6に接続されている。
【0009】第2の回路部は、アンド回路9,10、オ
ア回路11、ならびに反転回路12とから成り、アンド
回路9の第1の入力端子はオア回路5の出力端子に、第
2の入力端子はクリア端子13に、第3の入力端子は仮
保持イネーブル端子8に、出力端子はオア回路11の一
方の入力端子にそれぞれ接続されている。アンド回路1
0の一方の入力端子はラッチイネーブル端子7に、もう
一方の入力端子は反転回路12の出力端子に、出力端子
はオア回路11のもう一方の入力端子にそれぞれ接続さ
れている。反転回路12の入力端子は仮保持イネーブル
端子8に接続され、オア回路11の出力端子は反転回路
2の入力端子に接続されている。
【0010】次に、図2のタイミングチャートを参照し
て動作を説明する。ラッチイネーブル端子7および仮保
持イネーブル端子8に共にローレベルの信号が与えられ
た場合には、オア回路11の出力信号は常にローレベル
となるので、反転回路2の出力信号はハイレベルとな
り、アンド回路3は常に導通状態となる。従って、入力
端子1から入力されるデータ入力信号は、アンド回路3
およびオア回路5を通じてそのままデータ出力端子6に
出力される。
【0011】仮保持イネーブル端子8にローレベルの信
号が与えられている状態で、ラッチイネーブル端子7の
信号がハイレベルに変化すると、その立上りでデータ入
力信号がラッチされる。例えばタイミングaでラッチイ
ネーブル端子7の信号がハイレベルに立ち上がると、ア
ンド回路10の出力信号がハイレベルになるので、オア
回路11の出力信号もハイレベルに変化する。従って、
オア回路5の出力信号はアンド回路4を通じてオア回路
5の入力に帰還され、以降、入力端子1のデータ入力信
号がローレベルに変化しても、オア回路5の出力信号は
ハイレベルを維持する。
【0012】一方、ラッチイネーブル端子7にローレベ
ルの信号が与えられている状態で、仮保持イネーブル端
子8にハイレベルの信号を印加すると、回路は仮保持モ
ードで動作する。すなわちこの場合には、オア回路5の
出力信号はアンド回路9およびオア回路11を通じてア
ンド回路4に入力される。従って、入力端子1に例えば
タイミングbで一度ハイレベルの信号が入力されると、
オア回路5の出力信号はハイレベルとなり、その信号は
上述の経路でアンド回路4に入力され、またオア回路5
の出力から直接アンド回路4の入力に与えられる。従っ
て、アンド回路でアンドが成立し、オア回路5の入力に
ハイレベルの信号が帰還され、以降、入力端子1の信号
がローレベルに変化してもオア回路5の出力信号はハイ
レベルを維持する。このハイレベルの出力信号は、クリ
ア端子13にローレベルの信号が入力され、それがアン
ド回路9、オア回路11、ならびにアンド回路4の経路
でオア回路5に入力されるまで維持される。
【0013】この仮保持機能付きラッチ回路を複数個用
いることにより、必要な数の信号をラッチし、また必要
な数の信号を仮保持する論理回路を構成できる。図3に
その一例を示す。この論理回路は図1の回路100を4
つ用いて構成されている。なお、各回路100に3本の
信号線により接続された端子101は端子7,8,13
をまとめて示したものである。これらの端子7,8,1
3(101)に上述したように所定の論理レベルの信号
を与えることにより、各回路100を個別にラッチ回路
として、あるいは仮保持回路として動作させることがで
きる。そして、図1の回路図から分かるようにこの仮保
持機能付きラッチ回路100は極めて簡素な回路構成で
あるから、図3の論理回路は小規模のハードウェアによ
り実現できる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明の仮保持
機能付きラッチ回路は、ラッチおよび仮保持機能を実現
する第1の回路部と、第1の回路部を制御する第2の回
路部とから成り、どのような制御信号を与えるかによっ
て、ラッチ回路として動作させるか、あるいは仮保持回
路として動作させるかを切り替えることができる。従っ
て、この仮保持機能付きラッチ回路を複数個用いること
により、必要な数の信号をラッチし、また必要な数の信
号を仮保持できる汎用性の高い論理回路を構成できる。
そして、上記第1および第2の回路部はいずれも、2つ
のアンド回路、1つのオア回路、ならびに1つの反転回
路から成り、それらの構成は極めて簡素であるから、小
規模のハードウェアで上記論理回路を実現できる。
【0015】第2の発明の論理回路は、第1の発明の仮
保持機能付きラッチ回路を複数個用いて構成されている
ので、ラッチする信号の数および仮保持する信号の数を
種々選択して設定でき、高い汎用性を備えている。ま
た、第1の発明の仮保持機能付きラッチ回路は構成が簡
素であるから、第2の発明による論理回路は小規模のハ
ードウェアで実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による仮保持機能付きラッチ回路の一例
を示す回路図である。
【図2】図1のラッチ回路の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図3】図1のラッチ回路を用いて構成した論理回路の
一例を示すブロック図である。
【図4】従来のラッチ回路および仮保持回路を用いて構
成した論理回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 データ入力端子 2,12 反転回路 3,4,9,10 アンド回路 5,11 オア回路 6 データ出力端子 7 ラッチイネーブル端子 8 仮保持イネーブル端子 13 クリア端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1〜第4のアンド回路と、第1および第
    2のオア回路と、第1および第2の反転回路とから成
    り、 前記第1のアンド回路の一方の入力端子はデータ入力端
    子に、もう一方の入力端子は前記第2の反転回路の出力
    端子に、出力端子は第1のオア回路の一方の入力端子に
    それぞれ接続され、 前記第2のアンド回路の一方の入力端子は前記第2の反
    転回路の入力端子と前記第2のオア回路の出力端子と
    に、もう一方の入力端子は第1のオア回路の出力端子
    に、出力端子は前記第1のオア回路のもう一方の入力端
    子にそれぞれ接続され、 前記第1のオア回路の出力端子はデータ出力端子と前記
    第3のアンド回路の第1の入力端子とに接続され、 前記第3のアンド回路の第2の入力端子はクリア端子
    に、第3の入力端子は仮保持イネーブル端子に、出力端
    子は前記第2のオア回路の一方の入力端子にそれぞれ接
    続され、 前記第1の反転回路の入力端子は前記仮保持イネーブル
    端子に、出力端子は前記第4のアンド回路の一方の入力
    端子にそれぞれ接続され、 前記第4のアンド回路のもう一方の入力端子はラッチイ
    ネーブル端子に、出力端子は前記第2のオア回路のもう
    一方の入力端子にそれぞれ接続された仮保持機能付きラ
    ッチ回路。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の仮保持機能付きラッチ回
    路を複数個用いて構成された論理回路。
JP3163180A 1991-07-04 1991-07-04 仮保持機能付きラツチ回路 Pending JPH0514138A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5905394A (en) * 1997-01-27 1999-05-18 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Latch circuit
JP2013236299A (ja) * 2012-05-10 2013-11-21 Olympus Corp A/d変換回路および固体撮像装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5905394A (en) * 1997-01-27 1999-05-18 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Latch circuit
JP2013236299A (ja) * 2012-05-10 2013-11-21 Olympus Corp A/d変換回路および固体撮像装置
US9166613B2 (en) 2012-05-10 2015-10-20 Olympus Corporation A/D conversion circuit and solid-state imaging device

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