JPH05315579A - 固体撮像素子およびその固体撮像素子を搭載した撮影装置 - Google Patents

固体撮像素子およびその固体撮像素子を搭載した撮影装置

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JPH05315579A
JPH05315579A JP4146605A JP14660592A JPH05315579A JP H05315579 A JPH05315579 A JP H05315579A JP 4146605 A JP4146605 A JP 4146605A JP 14660592 A JP14660592 A JP 14660592A JP H05315579 A JPH05315579 A JP H05315579A
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JP
Japan
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solid
light
imaging device
optical sensor
film
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JP4146605A
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Masaaki Sato
正章 佐藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、固体撮像素子の集光特性を高める
ことにより、固体撮像素子の感度の向上を図る。 【構成】 基板11に形成した複数の光センサ部12上
に透光性の下層絶縁膜13と透光性の上層絶縁膜16と
を介して集光レンズ17を設けた固体撮像素子10であ
って、透光性の下層,上層絶縁膜13,16間にアクチ
ュエータ14を光センサ部12に照射される入射光の光
路を遮らない状態に設けたものである。あるいは集光レ
ンズ17と光センサ部12との間に透光性の膜厚可変層
(図示せず)を設けたものである。または各光センサ部
12上に電気光学効果を有する膜(図示せず)を形成し
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ等に用い
る固体撮像素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の固体撮像素子では、高感度のもの
が要求されている。高感度化の一つの方法として、図1
3に示すような、いわゆるオンチップレンズ構造の固体
撮像素子70が提案されている。この固体撮像素子70
には、半導体基板71に形成した複数の光センサ部72
上に、透光性の膜73を介して集光レンズ74が形成さ
れている。なお図では電荷転送部,チャネルストッパー
領域等の図示は省略した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記固
体撮像素子では、対物レンズ系(図示せず)のF値が変
化することにより、光センサ部に入射する光の入射角が
変化する。すなわち、図14に示すように、絞り81を
絞ってF値を小さくした場合には、絞り81より入射し
た光171(実線の斜線で示す部分)は集光レンズ74
により集光されて光センサ部72に入射する。
【0004】ところが図15に示すように、絞り81を
開放にしてF値を大きくした場合には、絞り81より入
射した光172は集光レンズ74により集光されるが、
集光された一部の光173(実線の斜線で示す部分)が
光センサ部72に入射し、集光された残りの光174
(破線の斜線で示す部分)は光センサ部72に入射しな
い。いわゆる、けられが発生する。この結果、光センサ
部72に入射する光量が減少するので、固体撮像素子7
0の感度は低下する。したがって、F値によって固体撮
像素子70の感度が変化する。特に絞り81を開放にし
た場合に、感度低下が大きくなる。また上記集光された
一部の光173が光センサ部72に入射するときの入射
角が大きくなるのでスミアの発生が生じる。このため、
上記固体撮像素子70で得られる画像の品質が低下す
る。
【0005】また入射光学系の絞りより集光レンズまで
の距離によって定義される射出瞳距離によっても、光セ
ンサ部に入射する光の入射角が変化する。すなわち、図
16に示すように、F値を一定にして射出瞳距離Lを長
くした場合には、絞り81より入射した光175(実線
の斜線で示す部分)は集光レンズ74により集光されて
光センサ部72に入射する。
【0006】ところが図17に示すように、射出瞳距離
Lを短くした場合には、絞り81より入射した光176
は集光レンズ74により集光されるが、集光された一部
の光177(実線の斜線で示す部分)が光センサ部72
に入射し、集光された残りの光178(破線の斜線で示
す部分)は光センサ部72に入射しない。いわゆる、け
られが発生する。この結果、光センサ部72に入射する
光量が減少するので、固体撮像素子70の感度は低下す
る。したがって、射出瞳距離Lによって固体撮像素子7
0の感度が変化する。特に射出瞳距離Lを短くした場合
に、感度の低下は大きくなる。上記現象は、固体撮像素
子70の中心部よりもその周辺部側において大きく現れ
る。このため、固体撮像素子70の周辺部側の感度低下
は大きくなる、いわゆるシェーディングが起きる。また
上記集光された一部の光177が光センサ部72に入射
するときの入射角が大きくなるのでスミアの発生が生じ
る。このため、上記固体撮像素子70で得られる画像の
品質が低下する。これらの現象は、最適設計を行って
も、原理的に避けられない。
【0007】また集光レンズ74を微細化した場合に
は、集光レンズ74と光センサ部72との距離を縮小す
ることが困難になる。
【0008】本発明は、集光特性に優れた固体撮像素子
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものである。すなわち、基板に形
成した複数の光センサ部上のそれぞれに、透光性の下層
絶縁膜と透光性の上層絶縁膜とを介して集光レンズを設
けた固体撮像素子であって、透光性の下層,上層絶縁膜
間にアクチュエータを、光センサ部に照射される入射光
の光路を遮らない状態に設けたものである。
【0010】上記アクチュエータを設けた固体撮像素子
を搭載した撮影装置の絞り値あるいは射出瞳距離のいず
れか一方または両方に対応して、アクチュエータの変化
量を決定する変化量設定部と、変化量設定部で設定した
変化量に基づいてアクチュエータを動作させる信号を供
給する信号供給部とを、当該撮影装置に設けたものであ
る。
【0011】または基板に形成した複数の光センサ部上
に透光性の絶縁膜を介して集光レンズを設けた固体撮像
素子であって、各光センサ部と各集光レンズとの間に透
光性の膜厚可変層を設けたものである。
【0012】上記膜厚可変層を設けた固体撮像素子を搭
載したの絞り値あるいは射出瞳距離のいずれか一方また
は両方に対応して、膜厚可変層の膜厚を決定する膜厚設
定部と、膜厚設定部で設定した膜厚に基づいて膜厚可変
層の膜厚を変化させる信号を供給する信号供給部とを、
当該撮影装置に設けたものである。
【0013】あるいは基板に形成した複数の光センサ部
上のそれぞれに、透光性の絶縁膜を介して集光レンズを
設けた固体撮像素子であって、各光センサ部上に電気光
学効果を有する膜を形成したものである。
【0014】上記電気光学効果を有する膜を設けた固体
撮像素子を搭載した撮影装置の絞り値あるいは射出瞳距
離のいずれか一方または両方に対応して、電気光学効果
を有する膜に印加する電圧値を決定する電圧設定部と、
電圧設定部で設定した電圧を電気光学効果を有する膜に
印加する電源部とを、当該撮影装置に設けたものであ
る。
【0015】
【作用】上記構成の固体撮像素子では、アクチュエータ
あるいは膜厚可変層を設けたことにより、集光レンズと
光センサ部との距離が可変になる。よって、光センサ部
に照射された入射光が効率よく集光されて光センサ部に
照射される。または電気光学効果を有する膜を設けたこ
とにより、印加電圧により電気光学効果を有する膜の屈
折率が変化する。この結果、光センサ部に入射する光の
入射角が小さくなり、光センサ部に集光される集光効率
が高まる。したがって、光センサ部に照射されない光が
ほとんどなくなる。
【0016】上記構成の撮影装置では、絞り値あるいは
射出瞳距離のいずれか一方または両方に対応して、アク
チュエータの変化量または膜厚可変層の膜厚が設定され
るので、集光レンズと光センサ部との距離は、そのとき
の絞り値あるいは射出瞳距離に対応した距離に設定され
る。また絞り値あるいは射出瞳距離のいずれか一方また
は両方に対応して、電気光学効果を有する膜に印加する
電圧を制御することにより、当該電気光学効果を有する
膜の屈折率が変えられる。このため、光センサ部に入射
する光線の入射角は、そのときの絞り値あるいは射出瞳
距離に対応したが角度に設定される。
【0017】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1に示す概略構成
断面図により説明する。図に示すように、基板11には
複数の光センサ部12(図面では代表して一つの光セン
サ部12を示す)が形成されている。また各光センサ部
12を覆う状態に当該基板11上には、透光性の下層絶
縁膜13が形成されている。この透光性の下層絶縁膜1
3の上面で、各光センサ部12に照射される入射光(図
示せず)の光路を遮らない状態にアクチュエータ14が
形成されている。例えばアクチュエータ14は、光セン
サ部12の側周側の上方に沿って形成されている。また
上記アクチュエータ14が設けられていない下層絶縁膜
13の上面には、当該アクチュエータ14の変化に対応
して変化する透光性の弾性層15が形成されている。な
お上記透光性の弾性層15を形成しないで、その部分を
空間にすることも可能である。
【0018】上記アクチュエータ14は、例えば印加さ
れる電界に対して線型的に変化する圧電材料で形成され
ている。圧電材料には、例えばチタン酸バリウム(Ba
TiO3 )またはジルコン酸チタン酸鉛〔Pb(Zr,
Ti)O3 〕(PZT)等が用いられる。これらの圧電
材料は、温度特性がよく、高速応答性に優れている特徴
を有する。
【0019】またアクチュエータ14の上面には透光性
の上層絶縁膜16が形成されている。上記各光センサ部
12上における透光性の上層絶縁膜16の上面には集光
レンズ17が設けられている。上記の如くに、固体撮像
素子10は構成されている。なお図1では、電荷転送部
や素子分離領域等の図示は省略した。
【0020】または図2の(1)のレイアウト図に示す
ように、光センサ部12(破線で示す領域)の各コーナ
ー上における透光性の下層絶縁膜13の上面に、アクチ
ュエータ14を配設することも可能である。この場合の
アクチュエータ14は柱状に形成される。あるいは、図
2の(2)のレイアウト図に示すように、各光センサ部
12の側周側における下層絶縁膜13の上面に、当該ア
クチュエータ14を等間隔に配設してもよい。なおアク
チュエータ14が配設される間隔は等間隔に限定される
ことはない。なお上記各構成においても、図1により説
明したと同様に、下層絶縁膜13上にアクチュエータ1
4を介して形成される上層絶縁膜(図示せず)と当該下
層絶縁膜13との間には、透光性の弾性層(2点鎖線で
示す領域)を形成することができる。
【0021】上記図1,図2により説明した各アクチュ
エータ14では、透光性の上層絶縁膜(16)よりかけ
られる応力に対応して、アクチュエータ14を形成する
圧電材料にかける電圧を個々に設定できる。このため、
集光レンズ(17)と光センサ部12との距離を一定に
設定することが可能になる。
【0022】次ぎに上記アクチュエータ14の別の取り
付け位置を、図3のレイアウト図により説明する。図3
の(1)に示すように、アクチュエータ14は、下層絶
縁膜13の上面に形成されていて、しかも複数に形成さ
れた垂直レジスタ部18(一点鎖線で示す領域)に沿っ
て設けられている複数の光センサ部12(破線で示す領
域)を囲む状態で当該垂直レジスタ部18上に配置され
ている。図3の(2)に示す如く、アクチュエータ14
は、下層絶縁膜13の上面に形成されていて、しかも複
数の光センサ部12(破線で示す領域)を囲む状態に配
置されている。
【0023】また図3の(3)に示すアクチュエータ1
4は、下層絶縁膜13の上面に形成されていて、しかも
縦横に配列されている複数の光センサ部12(破線で示
す領域)に入射する光線(図示せず)をさえぎらない状
態で渦巻き状に配置されている。さらに図3の(4)に
示すアクチュエータ14は、下層絶縁膜13の上面に形
成されていて、しかも縦横に配列されている複数の光セ
ンサ部12(破線で示す領域)に入射する光線(図示せ
ず)をさえぎらない状態で同心状に配置されている。
【0024】なお上記図3の(1)〜(4)により説明
した各構成においても、下層絶縁膜13上にアクチュエ
ータ14を介して形成される上層絶縁膜(図示せず)と
当該下層絶縁膜13との間には、上記図1で説明したと
同様の透光性の弾性層(図示せず)を形成することがで
きる。またアクチュエータ14には、前記図2で説明し
たように、柱状に形成したものを適当な間隔で配設する
ことも可能である。
【0025】上記各取り付け状態では、縦横に配列され
ている複数の光センサ部12の全域にわたって、各集光
レンズ(17)と各光センサ部12との距離を均一に変
化させることが可能になる。特に(4)で説明した取り
付け方法では、固体撮像素子の中心部における集光レン
ズ(図示せず)と光センサ部12との距離と、固体撮像
素子の周辺における集光レンズ(図示せず)と光センサ
部12との距離とを適宜に変えて調節することが可能に
なる。このため、シェーディングがなくなる。
【0026】次に上記固体撮像素子10に光線が入射す
る場合の受光特性を、図4と図5とにより説明する。な
お図面を見やすくするために、構成部品の一部のハッチ
ングは省略する。上記固体撮像素子10では、対物レン
ズ(図示せず)のF値が変化することにより、各光セン
サ部に入射する光の入射角が変化する。すなわち、図4
の(1)に示すように、絞り81を絞ってF値を小さく
した場合には、絞り81より入射した光111(実線の
斜線で示す部分)は集光レンズ17により集光されて光
センサ部12に入射するので、アクチュエータ14を動
作する必要はない。
【0027】また図4の(2)に示すように、絞り81
を開放にしてF値を大きくした場合には、アクチュエー
タ14を動作させて集光レンズ17と光センサ部12と
の距離を短くする。したがって、絞り81より入射した
光112は集光レンズ17により集光されて、集光され
た一部の光113(実線の斜線で示す部分)が光センサ
部12に入射する。このとき、集光された残りの光11
4(破線の斜線で示す部分)は光センサ部12に入射し
ないが、その光量は大幅に低減される。すなわち、けら
れる光量が低減されるので、光センサ部12に入射する
光量が多くなる。この結果、固体撮像素子10の感度は
高まる。
【0028】また入射光学系の絞りより集光レンズまで
の距離(以下射出瞳距離と記す)によっても、光センサ
部12に入射する光の入射角が変化する。すなわち、図
5の(1)に示すように、F値を一定にして射出瞳距離
Lを長くした場合には、絞り81より入射した光115
(実線の斜線で示す部分)は集光レンズ17により集光
されて光センサ部12に入射するので、アクチュエータ
14を動作する必要はない。
【0029】また図5の(2)に示すように、射出瞳距
離Lを短くした場合には、アクチュエータ14を動作さ
せて集光レンズ17と光センサ部12との距離を短くす
る。したがって、絞り81より入射した光116は集光
レンズ17により集光されて、集光された一部の光11
7(実線の斜線で示す部分)が光センサ部12に入射す
る。このとき、集光された残りの光118(破線の斜線
で示す部分)は光センサ部12に入射しないが、その光
量は大幅に低減される。すなわち、けられる光量が低減
されるので、光センサ部12に入射する光量が多くな
る。この結果、固体撮像素子10の感度は高まる。
【0030】前記アクチュエータ14を電歪材料で形成
することも可能である。この電歪材料には、例えば、マ
グネシウム酸ニオブ酸鉛〔Pb(Mg,Nb)O3
(PMN),PMN−チタン酸鉛(PbTiO3 )系セ
ラミックス等が用いられる。この電歪材料は、印加され
る電界に対して非線型変形する特徴がある。また圧電材
料に比較して、履歴をともなわない、電界分極処理が必
要ない、高温での特性劣化が小さい等の特徴も有する。
電歪材料により形成したアクチュエータ14を用いた場
合も、上記圧電材料により形成したアクチュエータと同
様の受光特性が得られる。
【0031】次に上記固体撮像素子10を搭載した撮影
装置を図6により説明する。撮影装置20には、当該撮
影装置20に搭載されている対物レンズ(図示せず)よ
り入射する光量を調節する絞り81が設けられている。
絞り81には、絞り値Fあるいは射出瞳距離Lのいずれ
か一方または両方に対応して、アクチュエータ14の変
化量を決定する変化量設定部21の入力側が接続されて
いる。この変化量設定部21の出力側には、当該変化量
設定部21で設定した変化量に基づいてアクチュエータ
14を動作させる信号を供給する信号供給部22の入力
側が接続されている。したがって、信号供給部22の出
力側は、固体撮像素子10のアクチュエータ14に接続
されている。
【0032】次に上記構成のアクチュエータ14の変化
量を設定する上記システムの動作を説明する。絞り81
の絞り値Fあるいは射出瞳距離Lのいずれか一方または
両方に対応して、変化量設定部21でアクチュエータ1
4の変化量を決定する。決定した変化量に基づいて、信
号供給部22よりアクチュエータ14を動作させる信号
を発信する。そしてこの信号によりアクチュエータ14
を所定量変化させる。このアクチュエータ14が、例え
ば圧電材料または電歪材料で形成されている場合には、
アクチュエータ14を動作させる信号は当該アクチュエ
ータ14に印加する電圧になる。そして上記アクチュエ
ータ14が動作することにより、各集光レンズ17と各
光センサ部12との距離が短くなって、各光センサ部1
2は最高感度または最高感度に近い状態になる。
【0033】次に第2の実施例を、図7の概略構成断面
図により説明する。なお図において第1の実施例で説明
したと同様の構成部品には同一の符号を付す。図に示す
ように、基板11には複数の光センサ部12が形成され
ている。各光センサ部12を覆う状態に当該基板11上
には、透光性の下層絶縁膜13が形成されている。この
透光性の下層絶縁膜13の上面には、透光性の絶縁膜よ
りなる膜厚可変層31が形成されている。
【0034】上記膜厚可変層31は、例えば印加される
電界に対して線型的に変化する透光性の圧電材料で形成
されている。このような圧電材料には、例えばタンタル
酸リチウム(LiTaO3 )またはニオブ酸リチウム
(LiNbO3 )等が用いられる。これらの圧電材料
は、温度特性がよく、高速応答性に優れている特徴を有
する。
【0035】また膜厚可変層31のの上面には透光性の
上層絶縁膜16が形成されている。上記各光センサ部1
2上における透光性の上層絶縁膜16の上面には集光レ
ンズ17が設けられている。上記の如くに、固体撮像素
子30は構成されている。
【0036】上記構造の固体撮像素子30に入射する光
線に対する受光特性を説明する。この固体撮像素子30
では、アクチュエータ14のかわりに膜厚可変層31に
よって集光レンズ17と光センサ部12との距離を変化
させるので、前記図4,図5により説明したと同様の受
光特性が得られる。したがって、ここでの詳細な説明は
省略する。
【0037】次に上記固体撮像素子30を搭載した撮影
装置を図8により説明する。撮影装置40には、当該撮
影装置40に搭載されている対物レンズ(図示せず)よ
り入射する光量を調節する絞り81が設けられている。
絞り81には、絞り値Fあるいは射出瞳距離Lのいずれ
か一方または両方に対応して、膜厚可変層31の変化量
を決定する膜厚設定部41の入力側が接続されている。
この膜厚設定部41の出力側には、当該膜厚設定部41
で設定した変化量に基づいて膜厚可変層31を動作させ
る信号を供給する信号供給部42の入力側が接続されて
いる。したがって、信号供給部42の出力側は膜厚可変
層31に接続されている。
【0038】次に上記構成の膜厚可変層31の膜厚を設
定する上記システムの動作を説明する。絞り81の絞り
値Fまたは射出瞳距離Lに対応して、膜厚設定部41で
膜厚可変層31の膜厚値を決定する。決定した膜厚値に
基づいて、信号供給部42より膜厚可変層31を動作さ
せる信号を発信する。そしてこの信号により膜厚可変層
31を所定量の膜厚に変化させる。この膜厚可変層31
が、例えば透光性の圧電材料または透光性の電歪材料で
形成されている場合には、膜厚可変層31を動作させる
信号は当該膜厚可変層31に印加する電圧になる。そし
て上記膜厚可変層31が動作することにより、各集光レ
ンズ17と各光センサ部12との距離が短くなって、各
光センサ部12は最高感度または最高感度に近い状態に
なる。
【0039】次に第3の実施例を、図9の概略構成断面
図により説明する。なお図において第1の実施例で説明
したと同様の構成部品には同一の符号を付す。図に示す
ように、基板11には複数の光センサ部12が形成され
ている。各光センサ部12を覆う状態に当該基板11上
には、透光性の絶縁膜51が形成されている。上記各光
センサ部12上における透光性の絶縁膜51の上面に
は、集光レンズ17が設けられている。
【0040】各光センサ部12上には、電気光学効果
(例えば、ポッケルス効果)を有する膜52が形成され
ている。例えば上記電気光学効果を有する膜52は、集
光レンズ17を覆う状態にして透光性の絶縁膜51上に
設けられている。この電気光学効果を有する膜52とし
ては、例えば印加される電界に対して一次比例して屈折
率が変化するもので、対称心を持たないような圧電結晶
がある。すなわち、電気光学効果を有する膜52は、ガ
リウムヒ素(GaAs),ケイ酸ビスマス(Bi12Si
20)(BSOと略記),ゲルマニウム酸ビスマス(B
12GeO20)(BGOと略記),リン酸二水素カリウム
(KH2 PO4 )(KDPと略記),リン酸二水素アン
モニウム(NH4 2 PO4 )(ADPと略記),タン
タル酸リチウム(LiTaO3 )またはニオブ酸リチウ
ム(LiNbO3 )等よりなる。上記の如くに、固体撮
像素子50は構成されている。
【0041】上記実施例では電気光学効果を有する膜5
2をポッケルス効果を有する膜で形成したが、例えばカ
ー効果(屈折率が印加電界の2乗に比例して変化する現
象)を有する材料で形成することも可能である。通常ほ
とんどの透光性の材料がカー効果を有しているが、特に
カー効果が顕著に現れる材料で形成することが効果的で
ある。
【0042】次に上記固体撮像素子50に光線が入射す
る場合の受光特性を、図10と図11とにより説明す
る。なお図面を見やすくするために、構成部品の一部の
ハッチングは省略する。上記固体撮像素子50では、対
物レンズ(図示せず)のF値が変化することにより、各
光センサ部に入射する光の入射角が変化する。すなわ
ち、図10の(1)に示すように、絞り81を絞ってF
値を小さくした場合には、絞り81より入射した光15
1(実線の斜線で示す部分)は集光レンズ17により集
光されて光センサ部12に入射するので、電気光学効果
を有する膜52の屈折率を変える必要はない。
【0043】また図10の(2)に示すように、絞り8
1を開放にしてF値を大きくした場合には、電気光学効
果を有する膜52によって、絞り81より入射した光1
52の入射角は変えられるので、集光レンズ17に入射
するときの入射角は小さくなる。そして絞り81より入
射した光152は集光レンズ17により集光される。集
光された一部の光153(実線の斜線で示す部分)が光
センサ部12に入射する。このとき、集光された残りの
光154(破線の斜線で示す部分)は光センサ部12に
入射しないが、その光量は大幅に低減される。すなわ
ち、けられる光量が低減されるので、光センサ部12に
入射する光量が多くなる。この結果、固体撮像素子50
の感度は高まる。また光センサ部12に入射する光線の
入射角が小さくなるので、スミアの発生が低減される。
【0044】また入射光学系の絞りより集光レンズまで
の距離(以下射出瞳距離と記す)によっても、光センサ
部12に入射する光の入射角が変化する。すなわち、図
11の(1)に示すように、F値を一定にして射出瞳距
離Lを長くした場合には、絞り81より入射した光15
5(実線の斜線で示す部分)は集光レンズ17により集
光されて光センサ部12に入射するので、電気光学効果
を有する膜52の屈折率を変える必要はない。
【0045】また図11の(2)に示すように、射出瞳
距離Lを短くした場合には、電気光学効果を有する膜5
2によって、絞り81より入射した光156は入射角が
変えられて集光レンズ17に入射するときの入射角は小
さくなる。そして絞り81より入射した光156は集光
レンズ17により集光される。集光された一部の光15
7(実線の斜線で示す部分)が光センサ部12に入射す
る。このとき、集光された残りの光158(破線の斜線
で示す部分)は光センサ部12に入射しないが、その光
量は大幅に低減される。すなわち、けられる光量が低減
されるので、光センサ部12に入射する光量が多くな
る。この結果、固体撮像素子50の感度は高まる。また
光センサ部12に入射する光線の入射角が小さくなるの
で、スミアの発生が低減される。
【0046】上記実施例では電気光学効果を有する膜5
2を各集光レンズ17の上面に形成したが、例えば上記
透光性の絶縁膜51を透光性の下層絶縁膜(図示せず)
と透光性の上層絶縁膜(図示せず)とに分けて形成し、
透光性の下層絶縁膜と透光性の上層絶縁膜との間に当該
電気光学効果を有する膜52を形成することも可能であ
る。この構造は、前記説明した図7において、膜厚可変
層32のかわりに電気光学効果を有する膜52を形成し
た構造と同様になる。この構造では、電気光学効果を有
する膜52を、例えばタンタル酸リチウム(LiTaO
3 ),ニオブ酸リチウム(LiNbO3 )等のポッケル
ス効果と圧電効果とを有する材料で形成した場合には、
集光レンズ17に入射した光のほとんどを高センサ部1
2に入射させることが可能になる。
【0047】次に上記固体撮像素子50を搭載した撮影
装置を図12により説明する。図に示すように、撮影装
置60には、当該撮影装置60に搭載されている対物レ
ンズ(図示せず)より入射する光量を調節する絞り81
が設けられている。絞り81には、絞り値Fまたは射出
瞳距離Lに対応して電気光学効果を有する膜52に印加
する電圧を決定する電圧設定部61の入力側が接続され
ている。この電圧設定部61の出力側には、当該電圧設
定部61で設定した電圧値に基づいて電気光学効果を有
する膜52の屈折率を変化させる電圧を印加する電源部
62の入力側が接続されている。したがって、電源部6
2の出力側は電気光学効果を有する膜52に接続されて
いる。
【0048】次に上記構成の電気光学効果を有する膜5
2の膜厚を設定する上記システムの動作を説明する。絞
り81の絞り値Fあるいは射出瞳距離Lのいずれか一方
または両方に対応して、電圧設定部61で電気光学効果
を有する膜52の屈折率の値を決定する。決定した屈折
率の値に基づいて、電源部62より電気光学効果を有す
る膜52に、当該電気光学効果を有する膜52の屈折率
を所定の値に変化させる電圧を印加する。そして電気光
学効果を有する膜52の屈折率を所定の値に変化させ
て、各集光レンズ17に入射する光線の入射角を小さく
する。この結果、各光センサ部12に入射する光量が多
くなるので、各光センサ部12は最高感度または最高感
度に近い状態になる。よって、非常に暗い被写体の撮影
も可能になる。
【0049】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれ
ば、。上記構成の固体撮像素子では、アクチュエータあ
るいは膜厚可変層を設けたことにより、集光レンズと光
センサ部との距離が可変になる。よって、光センサ部に
照射された入射光が光センサ部に効率よく集光されて照
射される。よって固体撮像素子の感度の向上を図ること
が可能になる。
【0050】また電気光学効果を有する膜を設けたこと
により、印加電圧により電気光学効果を有する膜の屈折
率が変化する。光センサ部に入射する光の入射角が小さ
くなり、光センサ部に入射光量が多くなる。また入射角
が小さいので、スミアの発生が無くなる。よって固体撮
像素子の感度の向上とともに画像の品質の向上が図れ
る。
【0051】上記構成の撮影装置では、絞り値または射
出瞳距離に対応して、アクチュエータの変化量または膜
厚可変層の膜厚が設定されるので、集光レンズと光セン
サ部との距離は常に最適な距離に設定できる。よって、
撮影装置の感度向上を図ることが可能になる。また絞り
値または射出瞳距離に対応して、電気光学効果を有する
膜に印加する電圧を制御することにより当該電気光学効
果を有する膜の屈折率が変えられる。このため、光セン
サ部に入射する光線の入射角度が最適な角度に設定でき
る。よって、撮影装置の感度向上を図ることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の概略構成断面図である。
【図2】アクチュエータの取り付け位置を示すレイアウ
ト図である。
【図3】アクチュエータの取り付け位置を示す別のレイ
アウト図である。
【図4】第1の実施例における固体撮像素子の受光特性
の説明図である。
【図5】第1の実施例における固体撮像素子の受光特性
の説明図である。
【図6】第1の実施例の固体撮像素子を搭載した撮影装
置の説明図である。
【図7】第2の実施例の概略構成断面図である。
【図8】第2の実施例の固体撮像素子を搭載した撮影装
置の説明図である。
【図9】第3の実施例の概略構成断面図である。
【図10】第3の実施例における固体撮像素子の受光特
性の説明図である。
【図11】第3の実施例における固体撮像素子の受光特
性の説明図である。
【図12】第3の実施例の固体撮像素子を搭載した撮影
装置の説明図である。
【図13】従来例の概略構成断面図である。
【図14】F値と入射光との関係を説明する図である。
【図15】F値と入射光との関係を説明する図である。
【図16】射出瞳距離と入射光との関係を説明する図で
ある。
【図17】射出瞳距離と入射光との関係を説明する図で
ある。
【符号の説明】
10 固体撮像素子 11 基板 12 光センサ部 13 透光性の下層絶縁膜 14 アクチュエータ 16 透光性の上層絶縁膜 17 集光レンズ 20 撮影装置 21 変化量設定部 22 信号供給部 30 固体撮像素子 31 膜厚可変層 40 撮影装置 41 膜厚設定部 42 信号供給部 50 固体撮像素子 51 透光性の絶縁膜 52 電気光学効果を有する膜 53 透光性の下層絶縁膜 54 透光性の上層絶縁膜 60 撮影装置 61 電圧設定部 62 電源部 81 絞り L 射出瞳距離

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に形成した複数の光センサ部上のそ
    れぞれに、透光性の下層絶縁膜と透光性の上層絶縁膜と
    を介して集光レンズを設けたオンチップレンズ構造の固
    体撮像素子であって、 前記透光性の下層絶縁膜と前記透光性の上層絶縁膜との
    間に、アクチュエータを前記光センサ部に照射される入
    射光の光路を遮らない状態に設けたとを特徴とする固体
    撮像素子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の固体撮像素子を搭載した
    撮影装置であって、 撮影装置の絞り値あるいは当該撮影装置の射出瞳距離の
    いずれか一方または両方に対応して、前記固体撮像素子
    のアクチュエータの変化量を決定する変化量設定部と、 前記変化量設定部で設定した変化量に基づいて前記アク
    チュエータを動作させる信号を供給する信号供給部とを
    設けたことを特徴とする撮影装置。
  3. 【請求項3】 基板に形成した複数の光センサ部上のそ
    れぞれに集光レンズを設けたオンチップレンズ構造の固
    体撮像素子であって、 前記各光センサ部と前記各集光レンズとの間に、透光性
    の膜厚可変層を設けたとを特徴とする固体撮像素子。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の固体撮像素子を搭載した
    撮影装置であって、 撮影装置の絞り値あるいは当該撮影装置の射出瞳距離の
    いずれか一方または両方に対応して、前記固体撮像素子
    の膜厚可変層の膜厚を決定する膜厚設定部と、 前記膜厚設定部で設定した変化量に基づいて前記膜厚可
    変層を変化させる信号を供給する信号供給部とを設けた
    ことを特徴とする撮影装置。
  5. 【請求項5】 基板に形成した複数の光センサ部上のそ
    れぞれに、透光性の絶縁膜を介して集光レンズを設けた
    オンチップレンズ構造の固体撮像素子であって、 前記各光センサ部上に電気光学効果を有する膜を形成し
    たことを特徴とする固体撮像素子。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の固体撮像素子を搭載した
    撮影装置であって、 撮影装置の絞り値あるいは当該撮影装置の射出瞳距離の
    いずれか一方または両方に対応して、前記固体撮像素子
    の電気光学効果を有する膜に印加する電圧値を決定する
    電圧設定部と、 前記電圧設定部で設定した電圧を前記電気光学効果を有
    する膜に印加する電源部とを設けたことを特徴とする撮
    影装置。
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