JPH05315496A - リードフレームの製造方法 - Google Patents
リードフレームの製造方法Info
- Publication number
- JPH05315496A JPH05315496A JP11632392A JP11632392A JPH05315496A JP H05315496 A JPH05315496 A JP H05315496A JP 11632392 A JP11632392 A JP 11632392A JP 11632392 A JP11632392 A JP 11632392A JP H05315496 A JPH05315496 A JP H05315496A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plating
- region
- plated
- lead frame
- reference line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/0001—Technical content checked by a classifier
- H01L2924/0002—Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00
Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
を行う場合に、鍍金位置が適切かを直に判定し、位置調
整を迅速にできるリードフレームの製造方法の提供。 【構成】 金属素材の鍍金許容領域13と非許容領域と
の境界部を規定するように、選択エッチングにより凹部
からなる基準線14を形成する。この基準線を基準にし
て鍍金許容領域13に銀を鍍金し、ダイパッド2やイン
ナリード4先端部に銀鍍金層12を形成する。次に光電
変換装置を用いて金属表面からの反射光を検出し、凹凸
と共に鍍金領域の端縁線近傍を読取り、画像処理して基
準線14と端縁線とを抽出し鍍金領域が端縁線より内側
にあるか否かを判断し、鍍金位置が鍍金許容領域内にあ
るか否かを判定する。また鍍金の位置ずれ量、厚さやむ
ら、光沢の良否も判断し、鍍金位置が基準線に接触して
いる場合は不良品として廃棄し直に鍍金ヘッドを調整し
て、位置ずれによる不良を最少に保つ。
Description
法に係り、特にリードフレームの部分めっきにおける位
置決め方法に関する。
るリ―ドフレ―ムは、図6に1例を示す如く、半導体素
子を搭載するためのダイパッド2と、先端が該ダイパッ
ドをとり囲むように延在せしめられた多数のインナーリ
―ド4と、該インナーリ―ドとほぼ直交する方向に延び
これらインナーリ―ドを一体的に支持するタイバ―7
と、該タイバ―の外側に前記各インナーリ―ドに接続す
るように配設せしめられたアウターリ―ド8とダイパッ
ド2を支持するサポ―トバ―9とから構成されている。
ディング性の向上のために貴金属めっきが施されてい
る。
板または金属条材をフォトエッチングまたはプレス打抜
きによりリードおよび素子搭載部を形成した後、所定の
領域に貴金属めっきを施したものが一般的である。
間の若干の間隙にめっき液が侵入しリードの両側面にめ
っきもれが生じることがある。これが樹脂と外界との境
界付近に達すると、外界の湿気の影響を受けてリード間
にエレクトロマイグレーションが発生して短絡するとい
う問題がある。
って素子搭載部の大きさも大きくなり、樹脂封止領域の
端部とリード先端部のめっき領域との間隔およびインナ
ーリード間の間隔も狭くなりめっき洩れによる短絡が避
けられない問題となってきている。
よび素子搭載部の形状加工を行う前に、金属条材などの
金属素材上の所要部分に貴金属の部分めっきを施し、し
かる後、プレス加工等によりリードフレームの形状加工
を行うという方法が提案されている。
法では、最終的にリードフレームの形状加工を行わない
ことには、めっき位置が適切かどうかを容易に判断でき
ないという欠点がある。 このため、リードフレームの
形状加工を行った後、位置ずれがあるか否かを判定し
て、その判定に基づきフィードバックを行い、めっきヘ
ッドの位置の再調整を行うというプロセスをとらねばな
らないため、めっき不良が多発するという問題があっ
た。
で、めっき位置が適切であるか否かを直ちに判定するこ
とができ、位置調整を迅速に行うことのできるリードフ
レームの部分めっきを用いたリードフレームの製造方法
を提供することを目的とする。
加工に先立ち部分めっきを行うリードフレームの製造方
法において、インナーリードの形状加工に先立ち、金属
素材のめっき領域と非めっき領域との境界部を規定する
ように段差または凹凸部を形成してめっき基準部とし、
この基準部に基づいてめっき位置を決定し、選択的にめ
っきを行いめっき領域を形成し、この後基準部で規定さ
れた領域内にめっき領域が入っているか否かを照合する
ようにしている。
からなる基準ラインを形成し、この基準ラインに基づい
てめっき位置を決定し、選択的にめっきを行い、この基
準ライン内に前記めっき領域が入っているか否かを照合
する。
を規定する肉薄部を形成し、この肉薄部に基づいてめっ
き位置を決定し、選択的にめっきを行い、この肉薄部内
に前記めっき領域が入っているか否かを照合する。
表面の段差または凹凸で規定されているため、めっき位
置の確認が容易であり、また、めっきを行った直後にめ
っき位置ずれがあるか否かを例えば画像処理装置等を用
いて自動的に判定することができる。このため、ずれが
ある場合は即時にずれの発生を検知し、めっきヘッドの
位置調整をすることができる。なお、この基準部が貫通
穴ではなく段差または凹凸部で構成されているため検出
に際して誤動作を生じることなく、高精度の位置ずれ検
出が可能である。
しつつ詳細に説明する。
リードフレームの製造工程を示す図で、図2はそのフロ
ーチャート図である。
銅−鉄合金からなる帯状材料に、選択的にエッチングを
行うことにより、めっき許容領域13を規定する凹部か
らなる基準ライン14を形成する(ステップ101)。
この基準ラインはめっき許容領域13の周り全体を囲む
溝状の凹部で構成する。
ライン14を基準にしてめっき許容領域13に、めっき
を行う(ステップ102)。ここでは、短冊状リードフ
レーム用のバッチ方式あるいは連続体リードフレームの
連続方式の部分めっき法を用い、めっき液としては、銀
めっき液(シルバージェット220:ジャナンロール
製)を用いてスポットめっきを行い、ダイパッドおよび
インナーリード先端部に膜厚約3μmの銀めっき層12
を形成する。
置を用いて金属素材表面からの反射光を検出し、凹凸を
読み取るとともにめっき領域の端縁ライン近傍を読取り
(ステップ103)、画像処理装置によって、基準ライ
ン14と端縁ラインとを抽出し(ステップ104)、端
縁ラインよりもめっき領域が内側にあるか否かを判断し
(ステップ105)、めっき位置がめっき許容領域内に
あるか否かを判定する。この判断ステップ105で、そ
のずれ量はどの位か、めっき厚、めっきむら、光沢は良
好か否か等についても判断する。そしてめっき位置がめ
っき基準ラインに接触している場合は、当該金属素材を
不良として棄却するとともに、ただちにめっきヘッドを
調整する(ステップ106)。
ると判定された場合は、当該金属素材を次の形状加工工
程に移すと共に、さらにめっきヘッドで次の金属素材の
めっきに入る(ステップ107)。
ング法により、半導体素子を搭載するためのダイパッド
2と、先端が該ダイパッドをとり囲むように延在せしめ
られた多数のインナーリ―ド4と、該インナーリ―ドと
ほぼ直交する方向に延びこれらインナーリ―ドを一体的
に支持するタイバ―7と、該タイバ―の外側に前記各イ
ンナーリ―ドに接続するように配設せしめられたアウタ
ーリ―ド8とダイパッド2を支持するサポ―トバ―9と
を含むリードフレームを成型する。
き許容領域を示すめっき基準ラインが設けられており、
めっき後直ちに、画像処理を用いた自動的処理によって
極めて容易にめっき位置が内にあるか否かを判定するこ
とができる。そして、めっき位置がめっき基準ライン内
にない場合は、ただちにめっきヘッドを調整することに
より、めっき位置の位置ずれによる不良を最小限度に維
持することができる。このようにして、図3に要部拡大
図を示すように、インナーリード側面にめっき層が形成
されることなく、膜質が良好でボンディング性の良好な
銀めっき層を有するリードフレームが形成される。
によれば、高精度に位置決めがなされ、製造歩留まりが
高く、信頼性の高い半導体装置を得ることが可能とな
る。
された凹溝が封止樹脂を係止し、封止樹脂との結合を強
固にするため、アウターリードの曲げ等による引っ張り
によるインナーリード先端部の位置ずれを防止すると言
う効果がある。従って、素子搭載部が大きくなり、封止
樹脂の端部とリード先端部のめっき領域との間隔が狭く
なっても、アウターリードの曲げ等による引っ張りがボ
ンディングエリアに影響を与えることはない。
よって構成されているため、読取り画像が鮮明であり高
精度の読取りが可能となる。また打ち抜きにより形成さ
れる貫通孔の場合に比べ、本発明では側面への付着がな
いため、めっき材料の節減が可能となる上、マイグレー
ションのおそれもない。
入っているか否かを判断するのは必ずしも画像処理に限
定されることなく、目視によって行うようにしてもよ
い。
製造工程を示す図である。
ニッケル鋼からなる帯状材料を加工し、選択的にエッチ
ングを行うことにより、めっき許容領域23を肉薄化す
ることにより凹部からなる基準領域24を形成する。
うに(図4(b) は図4(a) のA−A断面図)、めっき許
容領域23全体を肉薄化して基準領域24とし、この基
準領域24の位置に基づいてめっき層を形成するように
したもので、他部については実施例1と全く同様に形成
する。
ンピング工程を経てリードフレームが完成する。
は、実施例1のリードフレームと同様の効果に加え、図
5にインナーリード先端部の拡大図を示すように、めっ
き領域22が肉薄化されているため、高精度の微細パタ
ーンを必要とするインナーリード先端領域が肉薄となっ
ており、パターニングが極めて容易となる。
銀めっきを用いた場合について説明したが、金めっきを
用いる場合にも適用可能であることはいうまでもない。
ダイパッドを有するリードフレームに限定されることな
く、適宜変形可能である。
エッチングによって行ったが、歪発生のおそれがない場
合はプレスによってもよい。
部形成の前後いずれでもよいしさらに、インナーリード
形成の前後いずれでもよい。
の基準ラインを形成することによって行うようにしても
よい。
によれば、めっき許容位置に対応して段差または凹部か
らなる表示領域が形成されているため、位置ずれの自動
検出が容易に可能であり、また、めっきを行った直後に
位置ずれを迅速に修正し、位置ずれ不良の発生を大幅に
低減することができ、歩留まりの大幅な向上をはかるこ
とができる。
工程を示す図
リード先端拡大図
工程を示す図
リード先端拡大図
Claims (1)
- 【請求項1】 金属条材に、インナーリードおよびアウ
ターリードの形状加工を行いリードフレームを形成する
方法においてインナーリードの形状加工に先立ち、金属
素材に、めっき領域と非めっき領域との境界部を規定す
るように段差または凹凸部を形成してめっき基準部を形
成する基準部形成工程と、 前記基準部に基づいてめっき位置を決定し、選択的にめ
っきを行いめっき領域を形成する部分めっき工程と、 前記基準部で規定された領域内に前記めっき領域が入っ
ているか否かを照合する照合工程とリードフレームを所
望の形状に形状加工する形状加工工程とを含むようにし
たことを特徴とするリードフレームの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11632392A JP3032922B2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | リードフレームの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11632392A JP3032922B2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | リードフレームの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05315496A true JPH05315496A (ja) | 1993-11-26 |
JP3032922B2 JP3032922B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=14684139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11632392A Expired - Fee Related JP3032922B2 (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | リードフレームの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3032922B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6984879B2 (en) | 2000-06-10 | 2006-01-10 | Amkor Technology, Inc. | Clamp for pattern recognition |
-
1992
- 1992-05-08 JP JP11632392A patent/JP3032922B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6984879B2 (en) | 2000-06-10 | 2006-01-10 | Amkor Technology, Inc. | Clamp for pattern recognition |
US6990226B2 (en) * | 2000-06-10 | 2006-01-24 | Amkor Technology, Inc. | Pattern recognition method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3032922B2 (ja) | 2000-04-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100202286B1 (ko) | 리드프레임과 그 제조방법 | |
JP3893624B2 (ja) | 半導体装置用基板、リードフレーム、半導体装置及びその製造方法、回路基板並びに電子機器 | |
JP3999780B2 (ja) | リードフレームの製造方法 | |
JP2936769B2 (ja) | 半導体装置用リードフレーム | |
JPH05315496A (ja) | リードフレームの製造方法 | |
JP2632456B2 (ja) | リードフレームの製造方法 | |
JP5453642B2 (ja) | リードフレームの製造方法 | |
JP2524645B2 (ja) | リ―ドフレ―ムおよびその製造方法 | |
JP2918073B2 (ja) | リードフレームの製造方法 | |
JPH0821663B2 (ja) | リードフレームの製造方法 | |
JPS5933982B2 (ja) | リ−ドフレ−ムの製造方法 | |
JPH1056118A (ja) | リードフレームの製造方法およびそのリードフレーム | |
JPH0141034B2 (ja) | ||
JP2756857B2 (ja) | リードフレームの製造方法 | |
JP3398198B2 (ja) | リードフレーム及びその製造方法 | |
JPH0834275B2 (ja) | リードフレームの製造方法 | |
JPH03290937A (ja) | バンプ付き金属リード及びその製造方法 | |
JPH04363056A (ja) | 集積回路用リードフレーム及びその製造方法 | |
US20020182370A1 (en) | Semiconductor packaging part and method producing the same | |
JPH10294410A (ja) | 半導体実装部品およびその製造方法 | |
TW202147537A (zh) | 引線框架 | |
JPS63250849A (ja) | ワイヤ−ボンデイング特性に優れたリ−ドフレ−ム | |
JPS6347272B2 (ja) | ||
JPH06196613A (ja) | 半導体装置用リードフレーム | |
JPH07245321A (ja) | ワイヤボンディング治具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080218 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090218 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100218 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100218 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110218 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |