JPH0531537A - 難加工金属薄板の加工方法 - Google Patents

難加工金属薄板の加工方法

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JPH0531537A
JPH0531537A JP3188944A JP18894491A JPH0531537A JP H0531537 A JPH0531537 A JP H0531537A JP 3188944 A JP3188944 A JP 3188944A JP 18894491 A JP18894491 A JP 18894491A JP H0531537 A JPH0531537 A JP H0531537A
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thin plate
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recessed part
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JP3188944A
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Hidekazu Tsuzuki
秀和 都築
Yuichi Suzuki
雄一 鈴木
Hisashi Mogi
久 茂木
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、高強度の軽金属などの難加工金属
(合金も含む)からなる薄板に対してクラックの発生を
伴なわずに無理なく且つ能率良く凹部を形成することが
できるる難加工金属薄板の加工方法を提供することを目
的とする。 【構成】凹部の底面の面積に比較して小さい断面積を持
つポンチで薄板に窪みを形成する加工を繰り返して薄板
の一部を凹部と同じ平面形状に張り出す加工を複数回に
分けて行い、これら各加工毎に張り出し深さを順次増大
させながら薄板に凹部を形成する第一の工程と、薄板を
型受け体に載せ、仕上げ型を薄板の凹部に押し込んで凹
部を最終形状に仕上げる第二の工程とを具備し、第一の
工程は、複数種類のポンチを用意し、これらポンチを選
択し交換してポンチ加工を行うことすることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は難加工金属からなる薄板
にプレスにより凹部を形成する加工方法に関する。
【0002】本明細書において金属とは、純金属および
その合金を意味するものである。
【0003】
【従来の技術】近来、工業界では軽金属材料の高強度
化、高靭性化が要求され、Al合金、Mg合金、Ti、
Ti合金などの高強度金属の用途が増大している。これ
に伴いこれら高強度の軽金属からなる薄板に凹部を形成
した製品の需要も増大している。
【0004】従来、高強度の軽金属からなる薄板に凹部
を形成するためには、プレスによる深絞り加工が採用さ
れていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】Al合金、Mg合金、
Ti、Ti合金などの高強度の軽金属は、高強度である
反面成形性が悪く難加工金属と呼ばれている。このた
め、高強度の軽金属、すなわち難加工金属からなる薄板
に対して深絞り加工により凹部を形成する加工方法に
は、次に述べる問題がある。
【0006】深絞り加工は、ポンチとダイスを用い、板
をダイスの上に載せ、ポンチで薄板をダイスの中に押し
込むことにより凹部を張り出して形成する方法である。
すなわち、深絞り加工は、形成すべき凹部の底面と同じ
大きさの断面積を有するポンチを使用し、このポンチを
用いて薄板に凹部を張り出し形成する。
【0007】このため、ポンチによって形成される薄板
の凹部は、半径方向に引っ張り力を、周方向に圧縮力を
夫々受けて変形する。すなわち、凹部の形成時に、凹部
の底面はポンチの底面に押されてポンチの移動とともに
凹部張り出し方向に向けて移動するために面積の変化が
ほとんどないが、凹部の周縁面部はポンチの移動ととも
に凹部張り出し方向に向けて引っ張られて伸長する。
【0008】ところが、難加工金属は伸び特性が悪いの
で、凹部の形成時に凹部の周縁面部に張り出し方向に沿
う引っ張り力が加わると、凹部の周縁面部がこの引っ張
り力に対処して張り出し方向に充分伸びることができ
ず、この結果凹部の周縁面部にクラックが発生すること
がある。
【0009】このように難加工金属からなる薄板に対し
て深絞り加工により凹部を形成する場合には、凹部にク
ラックが発生して加工歩留まりが低い。
【0010】本発明は前記事情に基づいてなされたもの
で、難加工金属からなる薄板に対して無理無く且つ能率
良く凹部を形成し、凹部の形成に伴うクラックの発生を
防止して高い品質の製品を得ることができる難加工金属
薄板の加工方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の難加工金属薄板の加工方法は、難加工金属か
らなる薄板に、この薄板から張り出す凹部を形成する方
法であって、前記凹部の底面の面積に比較して小さい断
面積を持つポンチおよびこのポンチを囲む受け体と、前
記ポンチを受けるポンチ受け体とを用意し、前記押え体
で前記薄板を押えつつ、前記ポンチで前記薄板を前記凹
部の深さ寸法に比較して小さい深さ寸法をもって前記ポ
ンチ受け体に向けて押し込んで前記薄板に窪みを形成す
る加工を繰り返し、前記薄板を前記凹部と同じ平面形状
に張り出す凹部形成加工を複数回に分けて行い、これら
各凹部形成加工毎に張り出し深さを順次増大させながら
前記薄板に凹部を形成する第一の工程と、前記凹部と同
じ寸法形状を持つ仕上げ型およびこの仕上げ型を受ける
型受け体を用意し、前記薄板を前記型受け体に載せ、前
記仕上げ型を前記薄板の前記凹部に押し込んで前記凹部
を最終形状に仕上げる第二の工程とを具備し、第一の工
程において前記ポンチで前記薄板に窪みを形成する加工
は、前記ポンチが前記薄板を押し込む深さを前記ポンチ
の直径で除した値が,0.1%ないし30%となる範囲
で行い、且つ前記第一の工程は、複数種類のポンチを用
意し、これらポンチを加工の進行に応じて選択し交換す
ることを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明の加工方法では、凹部全体をポンチによ
り薄板に多数の小さな伸び変形を与える加工を積み重ね
て形成し、また凹部の周縁面部に伸びを与えるだけでな
く底面部にも伸びを与えて凹部を形成している。さら
に、ポンチにより薄板に窪みを形成する1回の加工の加
工度を特定して、この加工が基板に対して深絞り加工の
ように不均一な伸び変形を与えないようにしている。従
って、基板を無理無く変形させて凹部を張り出して変形
させることができる。
【0013】特に第一の工程は、複数種類のポンチを用
意し、これらポンチを加工の進行に応じて選択し交換し
て加工を行うので、ポンチを用いた加工を能率的に行
い、精度の高い凹部を迅速に形成することができる。ま
た、複雑な形状の凹部も、ポンチの種類の選択により容
易に形成することがができる。
【0014】本発明において対象とする難加工金属に
は、Al合金、Mg合金、Ti、Ti合金などの軽金属
が挙げられる。
【0015】
【実施例】以下、本発明に加工方法を図面に示す実施例
について説明する。
【0016】この加工方法の実施例は、図23に示すよ
うに難加工金属からなる薄板1に平面矩形をなす凹部2
を形成する方法を対象としている。なお、凹部2の底面
部には一対の溝部4を形成する。
【0017】この実施例の加工方法に用いる加工装置を
図2ないし図9について説明する。
【0018】図10はベース、11はベース10の上面
に設けたフレ−ム13に支持されたポンチユニット、1
2はポンチユニット11の真下に位置してベース10に
設けられた受け体ユニットである。
【0019】ポンチユニット11は図8および図9に示
すように上下方向に配置された円柱をなすポンチ14、
このポンチ14の周囲を囲んで配置された円弧状をなす
複数の押え体15およびこれらを装着したユニット本体
11aを備えている。ポンチ14は薄板1に窪み3を形
成するもので、薄板1の凹部2の底面部の面積に比較し
て遥かに小さい面積、例えば凹部2の1/25の大きさ
を有している。押え体15は、ポンチ14が薄板1に窪
みを形成する時にポンチ14の周囲に位置する薄板1の
部分を押さえて窪み3の形成を可能にするとともに、窪
み3にしわが発生することを押えるものである。これら
ポンチ14と各押え体15は図示しない例えば空気圧シ
リンダにより夫々個別に駆動され昇降される。
【0020】このポンチユニット11は複数種類のもの
が用意され、ポンチ加工の進行に応じて選択し交換して
使用される。このための構成は後述する。
【0021】受け体ユニット12は図8および図9に示
すように上下方向に配置された円柱をなすポンチ受け体
16、このポンチ受け体16の周囲を囲んで配置された
円弧状をなす複数の押え体17を備えている。ポンチ受
け体16は、ポンチ14が薄板1に窪みを形成する時に
薄板1を介してポンチ14を受けるもので、ポンチ14
の直径よりやや大きい直径を有している。押え体17
は、ポンチ14が薄板1に窪みを形成する時にポンチ側
の押え体15とともにポンチ14の周囲に位置する薄板
1の部分を押さえて窪み3の形成を可能にするためのも
のである。これらポンチ受け体16と各押え体17は図
示しない例えば空気圧シリンダにより夫々個別に駆動さ
れ昇降される。
【0022】なお、加工装置は、薄板1の凹部2を形成
するに際して仕上げ工程で使用する仕上げ型36および
この型36を受ける型受け体37を装備し、且つ仕上げ
型36を駆動する例えば図示しない空気圧シリンダを設
けている。
【0023】ポンチ14とポンチ受け体16との間に薄
板1を水平に保持し移動する機構について述べる。図中
18はベース11の上側に水平に配置された昇降板で、
ベース10に直立して設けたガイド棒19に上下方向
(Z方向)に昇降自在に支持される。20は上下方向に
沿って設けられた送りねじで、この送りねじ20は昇降
板19に設けたねじ孔に螺挿されている。送りねじ20
は図示しない部材に支持されたモータ21より回転され
る。
【0024】22、23および24は移動体で、これら
移動体22、23、24は昇降板18においてX方向に
間隔を存して配置され、昇降板18にY方向に沿って敷
設されたガイドレール25に移動自在に支持されてい
る。26はX方向に沿って配置された送りねじで、この
送りねじ26は移送体22に設けたねじ孔に螺挿されて
いる。送りねじ26は昇降板18に設けたモータ27に
より回転される。
【0025】28は図示X方向に沿って配置された送り
ねじで、この送りねじ28は移動体22、23、24に
設けられたねじ孔に螺挿される。移動体24には図示し
ないモータが搭載され、このモータにより送りねじ28
が回転されてX方向に移動される。29はガイド棒で、
移動体22、23にX方向に移動自在に挿通されてい
る。送りねじ28の先端は、薄板1を保持する保持体3
0に回転自在に支承され連結されている。ガイド棒29
は先端を保持体30に固定して保持体30を支えてい
る。
【0026】30、31は薄板1を保持するために一対
の保持体である。一方の保持体30は送りねじ28とガ
イド棒29に支持されている。32、33はX方向に沿
って配置された一対の送りねじで、これら送りねじ3
2、33は保持体30の両端部に回転自在および移動自
在に支承されている。送りねじ32、33は保持体30
の両端部に設けた図示しないモータにより回転され、こ
の回転に伴いX方向に移動される。各保持体30、31
の互いに対向する側部に夫々一対の挟持体34、34が
取り付けられている。これら挟持体34、34は薄板1
の側縁を挟んで例えば図示しないボルトを設けて締め付
けることにより薄板1を挟持するものである。なお、送
りねじ32、33の間隔は薄板1のY方向の長さより大
きく設定されている。
【0027】この加工装置において薄板1を保持および
移動する動作について説明する。
【0028】一対の保持体30、31で薄板1を保持す
る。保持体30に設けたモータにより送りねじ32、3
3を回転移動すると保持体31がX方向に沿って移動し
て一対の保持体30、31の間隔が変化する。そこで、
一対の保持体30、31の間に薄板1を水平に配置し、
保持体30、31の間隔を薄板1のX方向の長さに調整
する。保持体30、31に設けた挟持体34、34が薄
板1のX方向の側縁を挟持固定する。この場合、薄板1
の上側にポンチユニット11に位置し、薄板1の下側に
受け体ユニット12が位置する。
【0029】そして、移動体24に搭載したモータの駆
動により送りねじ28をX方向に移動させると、保持体
30がX方向に移動し、送りねじ32、33を介して保
持体31が移動する。このため、保持体30、31に保
持された薄板1がX方向に移動する。モータを細く駆動
することにより、薄板1を小さなピッチで間欠的に移動
させることができる。また、モータ27により送りねじ
26をY方向に移動させると、移動体23がY方向に移
動し、送りねじ28を介して移動体22、23、24が
ガイトレール25上をY方向に移動する。このため、保
持体30、31がY方向に移動して薄板1がY方向に移
動する。モータ27を細く駆動することにより、薄板1
を小さなピッチで間欠的に移動させることができる。モ
−タ21により送りねじ20を回転して昇降板18をZ
方向に移動させると、保持体30、31がZ方向に移動
して薄板1がZ方向に移動する。モータ21を細く駆動
することにより、薄板1を小さなピッチで間欠的に移動
させることができる。
【0030】次にポンチユニット11を保持し交換する
ための構成について図3ないし図7について説明する。
【0031】ポンチユニット11のユニット本体11a
は、ポンチ14および各押え体15を収めるために円筒
形をなして垂直に配置される。ユニット本体11aの上
端部には環条部38、39が上下に間隔を存して形成さ
れている。また、図4および図5に示すようにフレーム
13にはポンチユニット11を挿通するための孔40が
形成されている。フレーム13には、空気圧シリンダ4
1が設けられ、この空気圧シリンダ41に設けたピンス
トン42には係合体43が取り付けてある。この係合体
43は、フレーム13の孔40にポンチユニット本体1
1を挿通した時に、ユニット本体11aの上端部の環条
部39に係合するものである。なお、フレーム13には
ユニット本体11aの内部の空気シリンダに駆動用高圧
空気を供給する空気供給管44が設けられ、これはユニ
ット本体11aに対して接続および離脱できるようにな
っている。
【0032】図3に示すようにフレーム13に隣接して
ポンチ保持用の円盤45が水平に配置され、この円盤4
5は図示しない回転軸46により間欠的に回転される。
この円盤45には円周方向に間隔を存して複数の孔47
が形成されている。これら各孔47には、直径が異なる
ポンチ14を有する複数種類のポンチユニット11が夫
々嵌合保持されている。
【0033】フレーム13と円盤45との間にはアーム
48が水平に設けられ、このアーム48は図示しない回
動昇降機構により駆動される回動昇降軸49に取り付け
られている。図6および図7に示すようにアーム48に
は空気圧シリンダ50が設けられ、この空気圧シリンダ
50に設けたピンストン51には係合体52が取り付け
てある。この係合体52は、円盤45の孔47にポンチ
ユニット本体11を保持した時に、ユニット本体11a
の上端部の環条部38に係合するものである。このよう
な構成に基づいてポンチユニット11の交換を行う場合
について説明する。
【0034】ポンチユニット11をフレーム13に装着
する場合には、ポンチユニット11をフレーム13の孔
40に挿通し、空気圧シリンダ41の駆動により係合体
43をユニット本体11aの環条部39に係合する。こ
れによりポンチユニット11がフレーム13に保持され
る。空気供給管44をポンチユニット11に設けたポン
チおよび押え体駆動用の空気圧シリンダに接続する。こ
の状態でポンチユニット11を駆動する。
【0035】ポンチユニット11を交換する場合には、
回動昇降軸49によりアーム48をフレーム13の上側
に回動して下降する。アーム48の空気圧シリンダ50
の駆動により係合体52をユニット本体11aの環条部
38に係合する。これによりポンチユニット11がアー
ム48に保持される。フレーム13の空気圧シリンダ4
1の駆動により係合体43をユニット本体11aの環条
部39から外す。これによりポンチユニット11がフレ
ーム13の保持から解除される。なお、空気供給管44
をユニット本体11aから外しておく。
【0036】回動昇降軸49によりアーム48を上昇し
てフレーム13の上側から円盤45の上側まで回動し、
再びアーム48を下降させる。この時、アーム48が保
持していたポンチユニット11を円盤45において空い
ている孔47に嵌合する。空気圧シリンダ50の駆動に
より係合体52をユニット本体11aの環条部38から
外す。そして、円盤45を回動して、円盤45の孔47
に嵌合されているポンチユニット11のうち交換するポ
ンチユニット11をアーム48の下側に位置させる。空
気圧シリンダ50の駆動により係合体52をユニット本
体11aの環条部38に係合する。その後、アーム48
をフレーム13の上側に回動して下降し、前述の動作と
は逆の動作によりポンチユニット11をアーム48に保
持する。このようにしてポンチユニット11の交換を行
う。
【0037】次に加工装置を用いて薄板1に凹部2を形
成する加工方法について説明する。
【0038】凹部2の形成に際しては、ポンチユニット
11および受け体ユニット12が一定位置に静止し、薄
板1を前記したようようにX、YおよびZの各方向に変
位させる。この実施例ではポンチ14による加工は3段
階に分けて行うものとする。加工に際しては、図10な
いし図15に示すように凹部2a、2b、2cを形成す
るポンチ14を有するポンチユニット11と、図16に
示すように凹部2cの周縁面部を矯正するポンチ35を
備えたポンチユニット11と、溝部4を形成するポンチ
53をポンチユニット11とを用意しておく。
【0039】凹部2a、2b、2cを形成するポンチ1
4を有するポンチユニット11は、はじめにフレーム1
3の保持しておく。ポンチユニット11を保持する円盤
45には、凹部2cの周縁面部を矯正するポンチ35を
備えたポンチユニット11と、溝部2dを形成するポン
チ53をポンチユニット11を保持しておく。
【0040】また、前述のように保持体30、31で薄
板1を保持する、この場合、保持体31を保持体30か
ら離れる方向にやや移動して、保持体30、31の間で
X方向に沿う引っ張り力を与える。
【0041】先ず、図1、図10および図11に示すよ
うに薄板1に第一段階の凹部2を形成する。図1(a)
に示すようにポンチユニット11では空気圧シリンダに
より押え体15を薄板1の上面まで下降し、受け体ユニ
ット12では空気圧シリンダにより押え体17を薄板1
の下面まで上昇して、両者で薄板1を押える。受け体ユ
ニット12のポンチ受け体16は、薄板1に対してポン
チ14の加工深さと同じ距離を存して下降させておく。
ポンチユニット11のポンチ14を空気圧シリンダによ
り下降し、ポンチ14の真下に位置する薄板1の部分を
薄板1の下側に向けて押し出す。ここで、ポンチ14を
囲む複数の押え体15と受け体16を囲む複数の押え体
17がポンチ14の真下に位置する薄板1の部分を押さ
えている。このため、ポンチ14の下端がその真下に位
置する部分を下側に向けて押すと、この部分のみを各押
え体17の間に上側から押し込むことができる。ポンチ
14を第一段階の加工に必要な加工深さと同じ距離をも
って下降させる。ポンチ14が所定距離だけ下降すると
ポンチ14に押された薄板1の部分の下端がポンチ受け
体16の上端に到達して停止する。これにより薄板1に
はポンチ14の直径に応じた大きさ直径と、ポンチ14
の下降距離に応じた深さをもった窪み3が下側に向けて
張り出し形成される。この場合、各押え体15、17が
薄板1を押えるので、窪み3にしわが発生しない。
【0042】窪み3を形成した後に、ポンチ14および
押え体15を上昇させとともに、受け体16および押え
体17を下降して夫々を薄板1から離す。
【0043】図1(d)に示すように薄板1を例えばX
方向に沿って例えば窪み3の直径の1/4の距離だけ薄
板中央部に向けて変位させる。
【0044】図1(b)に示すようにポンチユニット1
1の各押え体14を下降し、受け体ユニット12の各押
え体17を上昇して、両者で薄板1を押える。この場
合、一部の押え体15および押え体17は薄板1の未加
工の平面部を押え、他の押え体15および押え体17は
加工済みの窪み3の部分を押える。ポンチ受け体16を
薄板1に対してポンチ14の加工深さと同じ距離を存し
た位置に上昇させる。ポンチ14を下降してその真下に
位置する部分を押え体17の内側に押し込み、ポンチ受
け体16まで押し下げる。これにより薄板1には窪み3
に隣接し、且つ一部が窪み3に重なって2個目の窪み3
が形成される。
【0045】さらに、図1(d)に示すように薄板1を
例えばX方向に沿って窪み3の直径の1/4の距離だけ
移動させ、前述したようにポンチユニット11および受
け体ユニット12を動作して、図1(c)に示すように
薄板3に3個目の窪み3を形成する。X方向に沿って複
数個に窪み3を形成した後、薄板1をY方向に窪み3の
半径分だけ移動させ、再び薄板1にX方向に沿って複数
個の窪み3を並べて形成する。
【0046】このように凹部2の底面の面積に比較して
小さい断面積を持つポンチ14で薄板1を凹部2に比較
して小さい深さ寸法もって窪み3を張り出し形成する加
工を繰り返して、図10および図11に示すように薄板
1において多数に窪み3が並んだ底面部を持ち、且つ凹
部2より深さが小さい第一段階の凹部2aを形成する。
【0047】ここで、ポンチ14で薄板1に窪み3を形
成する加工は、ポンチ14が薄板1を押し込む深さをポ
ンチ14の直径で除した値が,0.1%ないし30%と
なる範囲で行う。この範囲でポンチ加工を行うことによ
り、薄板1に深絞り加工のように不均一な伸び変形を与
えることを防止できる。この加工度が0.1%未満であ
るとポンチ加工を能率良く行うことができず、30%を
越えると薄板1に不均一な伸び変形が発生する。好まし
くは10%ないし20%である。
【0048】また、ポンチ加工に際して、ポンチ14を
囲む複数の押え体15と受け体16を囲む複数の押え体
17が夫々個別に動作して、ポンチ14の真下に位置す
る薄板1の部分を押える。このため、各押え体15、1
7がポンチ加工すべき薄板1の部分をその形状に応じて
適切な状態で確実に押えて、ポンチ14により窪み3を
確実且つ容易に形成できるとともに、窪み3にしわが発
生することも防止できる。
【0049】なお、薄板1に引っ張り力を加えて薄板1
を緊張させてポンチ加工に際して押さえ体15が薄板1
を押さえることをバックアップしている。このため、ポ
ンチ加工に際してさらに精度良く窪み3を形成すること
ができる。従って、凹部2aの底面部は多数の窪み3が
一定の高さで整然と並んで形成される。 第一段階の凹
部2aを形成した後に、図12および図13に示すよう
に第二段階の凹部2bを形成する。この第二段階の凹部
2bの深さは例えば第一段階の凹部2aと同じである。
そこで、薄板1を第二段階の凹部2bの深さに相当する
距離をもって上昇させる。そして、前記と同じようにポ
ンチ14により凹部2bに底面部に多数の窪み3を並べ
て形成して、凹部2aの下部にさらに下側に伸びる凹部
2bを形成する。この場合、第一段階の凹部2aに形成
した各窪み3に対して位置をずらして形成して、凹部2
bの底面部の平坦度を高める。
【0050】さらに、続けて同じ動作により図14およ
び図15に示すように第二段階の凹部2bの底面部に多
数の窪み3を並べて形成して、凹部2bの底面部の下部
を伸ばして第三段階の凹部2cを形成する。ここでは、
窪み3を第二段階の凹部2bの窪み3に対して位置をず
らして形成して、凹部2cの底面部の平坦度を高める。
【0051】さらに、図16および図17に示すように
凹部2cの底面部の周縁および凹部2cの周縁面部をポ
ンチ35により連続的に押圧して、これらの部分の平坦
度を高める。ポンチ35はポンチ14より直径の小さな
ものを用いる。この場合、前述のの動作によりポンチ1
4を有するポンチユニット11をフレーム13から外し
て円盤45に移し、これに代えてポンチ14を有するポ
ンチユニット11を円盤45から外してフレーム13に
装着する。
【0052】次いで、図13および図14に示すように
薄板1の凹部2cに対して仕上げ加工を行う。すなわ
ち、加工装置において仕上げ型36と、この型36を受
ける型受け体37を用意する。仕上げ型36は薄板1の
凹部2の最終形状と同じ形状をなすとともに、外周部に
押え部を有するものであり、型受け体37はダイス形を
なしている。仕上げ型36は加工装置に設けた専用の駆
動装置に装着する。
【0053】そして、薄板1の凹部2を型受け体36に
嵌合し、薄板1に非加工部を型受け体36の上面にのせ
る。仕上げ型36を加工して薄板1の凹部2に嵌合す
る。仕上げ型36の押え部は薄板1の非加工部を押え
る。これにより薄板1に必要とする最終形状をもつ凹部
2を形成する。すなわち、凹部2は図22に示すように
底面部と周縁面部が直角をなすものである。
【0054】さらに、凹部2の底面部に溝4を形成する
加工を行う。
【0055】図20および図21に示すように凹部2の
底面部にポンチ53により窪みの列を2列にわたり形成
して溝部4を形成する。この場合、前述のの動作により
ポンチ35を有するポンチユニット11をアーム13か
ら外して円盤45に移し、これに代えてポンチ53を有
するポンチユニット11を円盤45から外してアーム1
3に装着する。
【0056】次いで、図22に示す仕上げ型54を用い
て溝部4に対して仕上げ加工を行う。 これまでのべた
実施例において、ポンチユニット11を用いた加工を行
うために、直径の異なる3種類のポンチユニット11を
用意し、これらポンチユニットを加工の進行に応じて選
択し交換して使用している。すなわち、凹部2を形成す
るため加工では、始めにポンチ14を有するポンチユニ
ット11を使用し、次いでポンチ35を有するポンチユ
ニット11を使用している。このようなポンチを使い分
けた加工により所定の形状を有する凹部2を精度良く、
且つ能率的に形成することができる。
【0057】また、ポンチ35を有するポンチユニット
11からポンチ53を有するポンチユニット11を用い
て凹部2の底面部にポンチ加工を行うことにより、凹部
2と溝部4とを組合せた複雑な形状をものも容易に形成
することができる。
【0058】本実施例の加工装置は図17に示すように
制御装置55を用いてポンチユニット11、受け体ユニ
ット12、各モータの駆動を制御する、すなわち、ポン
チ14が薄板1に加工部の形状を検査して、次に加工す
る加工部の加工量を決定して、ポンチユニット11、受
け体ユニット12、各モータの夫々の駆動を制御する。
【0059】図21に示す製品を形成するために薄板を
加工する方法の具体的な一例を挙げる。薄板はアルミニ
ウム合金(AA5182)からなるもので、縦1000mm×横2
000mm×厚さ1mmである。凹部は縦600mm×横12
00mm×深さ25mmである。凹部を形成するための加工
に際しては、直径200mmのポンチを使用し、一回の加
工深さは12.5mmである。
【0060】なお、本発明は前述した実施例に限定され
ず、種々変形して実施することができる。例えば受け体
ユニット12に設けた押え体17はポンチ受け体16と
一体に形成しても良い。
【0061】本発明が対象する製品は前述した実施例に
限定されず、図18および図19に示すように薄板1に
図25および図26に示す形状の凹部2を形成するもの
も対象にできる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明の難加工金属
薄板の加工方法によれば、ポンチにより薄板に多数の小
さな伸び変形を与えて最終的に形成しようとする凹部に
比較して深さが浅い凹部を張り出して形成し、この凹部
を複数段に重ねて形成することにより所定深さの凹部を
張り出して形成するので、凹部全体を薄板の小さな伸び
の変形の積み重ねにより形成でき、また凹部の周縁面部
に伸びを与えるだけでなく底面部にも伸びを与えて凹部
を形成できる。そして、ポンチにより薄板に窪みを形成
する1回の加工の加工度を特定して、このポンチ加工が
薄板に対して深絞り加工のように不均一な伸び変形を与
えることを防止できる。
【0063】特に第一の工程は、複数種類のポンチを用
意し、これらポンチを加工の進行に応じて選択し交換し
てポンチ加工を行うので、ポンチ加工を能率的に行い、
精度の高い凹部を迅速に形成することができる。また、
複雑な形状の凹部も、ポンチの種類の選択により容易に
形成することができる従って、難加工金属からなる薄板
を無理無く変形させてクラックの発生を伴なわずに凹部
を能率良く形成し、難加工金属からなる薄板に凹部を形
成する製品を高い歩留まりをもって製作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)ないし(c)は夫々本発明の難加工金属
薄板の加工方法の一実施例においてポンチが基板を加工
する過程を示す図。 (d)はポンチ加工時における薄板の移動過程を示す
図。
【図2】同実施例において使用する加工装置を示す斜視
図。
【図3】同実施例の加工装置においてポンチを交換する
機構の概略的構成を示す斜視図。
【図4】同加工装置においてポンチを加工位置に保持す
る機構を示す平面図。
【図5】同加工装置においてポンチを加工位置に保持す
る機構を示す側面図。
【図6】同加工装置においてポンチを交換位置に保持す
る機構を示す平面図。
【図7】同加工装置においてポンチを交換位置に保持す
る機構を示す側面図。
【図8】同実施例において使用するポンチおよびポンチ
受け体を示す正面図。
【図9】(a)はポンチを示す下面図。 (b)はポンチ受け体を示す平面図
【図10】本発明の一実施例において薄板に凹部を形成
する過程においてポンチ加工を施した薄板を示す平面
図。
【図11】薄板に凹部を形成する過程においてポンチ加
工を施した薄板を示す断面図。
【図12】薄板に凹部を形成する過程においてポンチ加
工を施した薄板を示す平面図。
【図13】薄板に凹部を形成する過程においてポンチ加
工を施した薄板を示す断面図。
【図14】薄板に凹部を形成する過程においてポンチ加
工を施した薄板を示す平面図。
【図15】薄板に凹部を形成する過程においてポンチ加
工を施した薄板を示す断面図。
【図16】薄板に凹部を形成する過程においてポンチ加
工を施した薄板を示す平面図。
【図17】薄板に凹部を形成する過程においてポンチ加
工を施した薄板を示す断面図。
【図18】薄板に凹部を形成する過程において仕上げ加
工を示す断面図。
【図19】薄板に凹部を形成する過程において仕上げ加
工を示す断面図。
【図20】凹部にさらに凹部を形成するポンチ加工を施
した薄板を示す平面図。
【図21】凹部にさらに凹部を形成するポンチ加工を施
した薄板示す断面図。
【図22】凹部に形成した凹部を仕上げる加工に使用す
る型を示す斜視図。
【図23】凹部を形成した薄板を示す斜視図。
【図24】本発明の一実施例における加工装置の作動を
示すブロック図。
【図25】凹部を形成した薄板の他の例を示す平面図。
【図26】凹部を形成した薄板の他の例を示す断面図。
【符号の説明】
1…薄板、2…凹部、14…ポンチ、15…押え体、1
6…ポンチ受け、17…押え体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 難加工金属からなる薄板に、この薄板か
    ら張り出す凹部を形成する方法であって、 前記凹部の底面の面積に比較して小さい断面積を持つポ
    ンチおよびこのポンチを囲む受け体と、前記ポンチを受
    けるポンチ受け体とを用意し、前記押え体で前記薄板を
    押えつつ、前記ポンチで前記薄板を前記凹部の深さ寸法
    に比較して小さい深さ寸法をもって前記ポンチ受け体に
    押し込んで前記薄板に窪みを形成する加工を繰り返し、
    前記薄板を前記凹部と同じ平面形状に張り出す凹部形成
    加工を複数回に分けて行い、これら各凹部形成加工毎に
    張り出し深さを順次増大させながら前記薄板に凹部を形
    成する第一の工程と、 前記凹部と同じ寸法形状を持つ仕上げ型およびこの仕上
    げ型を受ける型受け体を用意し、前記薄板を前記型受け
    体に載せ、前記仕上げ型を前記薄板の前記凹部に押し込
    んで前記凹部を最終形状に仕上げる第二の工程とを具備
    し、 第一の工程において前記ポンチで前記薄板に窪みを形成
    する加工は、前記ポンチが前記薄板を押し込む深さを前
    記ポンチの直径で除した値が,0.1%ないし30%と
    なる範囲で行い、且つ前記第一の工程は、複数種類のポ
    ンチを用意し、これらポンチを加工の進行に応じて選択
    し交換することを特徴とする難加工金属薄板の加工方
    法。
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