JPH0531517A - タンデム圧延機の板厚制御方法 - Google Patents

タンデム圧延機の板厚制御方法

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JPH0531517A
JPH0531517A JP3211487A JP21148791A JPH0531517A JP H0531517 A JPH0531517 A JP H0531517A JP 3211487 A JP3211487 A JP 3211487A JP 21148791 A JP21148791 A JP 21148791A JP H0531517 A JPH0531517 A JP H0531517A
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JP
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stand
plate thickness
control
side plate
tension
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JP3211487A
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Inventor
Sadayuki Mitsuyoshi
貞行 三吉
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 板厚制御と張力制御との相互干渉による悪影
響を低減する。 【構成】 第3スタンドから第4スタンドの板厚張力制
御装置102〜104は、それぞれ圧下位置指令値とロ
ール速度指令値とを併せて演算する。又、この際に用い
られるスタンド出側板厚実績値は、マスフロー式又はゲ
ージメータ式等の演算式により求められる。又、用いら
れる演算式は、それぞれのスタンドのマスフロー板厚補
正装置122〜124により補正される。従って、板厚
制御と張力制御との干渉による悪影響を低減し、板厚制
御の制御精度を向上し、張力制御の安定度の向上を図る
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定のスタンドの圧下
位置と、当該スタンドの上流スタンドあるいは当該スタ
ンドを含む下流スタンドのロール速度を操作して、出側
板厚を制御するタンデム圧延機の板厚制御方法に係り、
特に、板厚制御の制御精度の向上及び張力制御の安定度
の向上が可能な、タンデム圧延機の板厚制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】タンデム圧延機の各スタンド出側板厚及
び各スタンド間張力を制御することは、製品品質や操業
安定等の面で重要な要素である。従って、板厚制御と張
力制御とを共に行うタンデム圧延機の板厚制御方法とし
て、様々な技術が開示されている。
【0003】このようなタンデム圧延機の板厚制御方法
の一般的方法としては、所定のスタンド出側板厚を制御
する際、当該スタンド出側板厚を検出し、これに従って
当該スタンドより上流スタンドのロール速度を操作した
り、あるいは当該スタンドを含む下流スタンドのロール
速度を操作して、当該スタンド出側板厚を目標値に制御
するという方法がある。又、このような所定スタンド出
側板厚の制御の際、当該スタンド入側張力の目標範囲を
設け、この範囲を超えた場合には、当該スタンド圧下位
置を操作して、当該スタンド入側張力がこの目標範囲内
となるように制御する。
【0004】このようなタンデム圧延機の板厚制御方法
によれば、所定スタンド出側板厚をフィードバック制御
すると共に、この際のスタンド間張力を、当該板厚制御
が安定して行える目標範囲内に制御することができ、板
厚制御の所定の制御精度を得ることができると共に、こ
の板厚制御に必要とされる張力制御の安定度を確保する
ことができる。
【0005】
【発明が達成しようとする課題】しかしながら、従来の
タンデム圧延機の板厚制御方法は、板厚制御の際に、張
力制御のための操作の干渉による悪影響の恐れ、例えば
板厚偏差が増大してしまったり、板厚制御が不安定にな
ってしまう恐れがある。
【0006】従って、前述の従来のタンデム圧延機の板
厚制御方法では、スタンド間張力の張力制御に目標範囲
を設け、スタンド間張力がこの目標範囲内で変化したと
しても、該当スタンドの圧下位置の操作を行わないよう
にしている。即ち、圧下位置の操作の頻度を減少してい
る。
【0007】板厚制御への、張力制御の操作の干渉及び
これによる悪影響を低減するためには、前述の目標範囲
を広くする必要がある。しかしながら、この目標範囲を
広くすることは、操業安定性の面では好ましくない。
【0008】従来、中間スタンドの圧下位置を変更した
場合、当該スタンド出側板厚はほとんど変化しないと言
われていた。しかしながら、これは定常状態での特性で
あって、中間スタンドの圧下位置の変更中の過渡状態に
おいては、該当スタンドの出側板厚は変化してしまう。
【0009】従って、前述のタンデム圧延機の板厚制御
方法等、従来のタンデム圧延機の板厚制御方法では、張
力制御の操作が板厚制御へ干渉し、板厚制御の制御精度
が低下してしまったり、安定度が低下してしまうという
問題があった。
【0010】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、板厚制御への、張力制御の操作の干
渉による悪影響を低減し、板厚制御の制御精度を向上さ
せると共に、張力制御の安定度の向上を図ることが可能
な、タンデム圧延機の板厚制御方法を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を達成するための手段】本発明は、所定のスタン
ドの圧下位置と、当該スタンドの上流スタンドあるいは
当該スタンドを含む下流スタンドのロール速度を操作し
て、スタンド出側板厚を制御するタンデム圧延機の板厚
制御方法において、当該スタンド出側板厚を、スタンド
出側板厚、スタンド入側板速及びスタンド出側板速を用
いて演算し、更にスタンド出側板厚計測定値と過去のス
タンド出側板厚演算値とにより補正される演算式を用い
て演算し、当該スタンド入側張力、当該スタンド圧下位
置、当該スタンドロール速度の実績値をそれぞれ検出
し、これら当該スタンド出側板厚演算値、当該スタンド
入側張力実績値、当該スタンド圧下位置実績値、当該ス
タンドロール速度実績値に基づいて、当該スタンドの上
流スタンドあるいは当該スタンドを含む下流スタンドの
ロール速度と、当該スタンド圧下位置とを同時に操作
し、この同時操作によって、スタンド入側張力を制御し
ながら、スタンド出側板厚を制御することにより、前記
課題を達成したものである。
【0012】
【作用】タンデム圧延機の板厚制御方法での前述の板厚
制御と張力制御との相互の干渉による悪影響を低減する
ために、本発明では、板厚制御と張力制御とを併せて行
うようにしている。
【0013】即ち、所定のスタンド出側板厚制御の際、
当該スタンドの上流スタンドあるいは当該スタンドを含
む下流スタンドのロール速度を操作しながら、同時に当
該スタンド圧下位置をも操作し、これにより当該スタン
ド出側板厚の制御と当該スタンド入側張力の制御とを併
せて行うようにしている。
【0014】このような板厚制御と張力制御とを併せて
行う制御方法を、本発明は限定するものではないが、こ
のような制御方法としては、多入力、多出力の制御対象
を扱うことが可能な制御方法であればよい。例えば、現
代制御理論における最適レギュレータ等の制御方法を用
いることができる。
【0015】このような制御方法によれば、多入力、多
出力の制御対象に対して、それぞれの出力の相互の干渉
をも考慮した制御を行うことが可能である。
【0016】又、本発明のタンデム圧延機の板厚制御方
法では、スタンド出側板厚実績値に、スタンド出側に設
置された板厚計の測定値を直接には用いていない。
【0017】これは、該当スタンド直下から該当板厚計
直下までの距離に対応して、該当スタンド出側板厚の測
定に無駄時間が生じてしまい、板厚制御等の制御の応答
が遅くなってしまうためである。又、このようなスタン
ド出側板厚測定の際の無駄時間は、圧延速度の変化等に
より変化し、従って、板厚制御等の制御の最適な制御応
答を得るためには、様々な状況に応じて制御ゲインを変
更する必要があるという問題があるためである。
【0018】従って、本発明では、板厚制御等に用いら
れる所定のスタンド出側板厚実績値を、マスフロー式又
はゲージメータ式等の演算式により求められた演算値を
用いるようにしている。これにより、本発明では、前述
のような出側板厚測定の際の無駄時間の影響を取除き、
良好な応答性を実現している。
【0019】又、本発明でスタンド出側板厚の演算値を
求めるために用いられる演算式は、演算値を圧延材の移
動に合せて所定の板厚計直下までトラッキングし、この
トラッキングした演算値と該板厚計の測定値との差によ
り補正している。
【0020】これにより、演算式に含まれる誤差を良好
に解消している。
【0021】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0022】図1は、本発明の実施例のブロック図であ
る。
【0023】この図1に示されるタンデム圧延機は、4
スタンドタンデム冷間圧延機である。又、圧延材1は、
この図1において、左方から右方へと、各スタンドを通
過しながら圧延されていく。
【0024】各圧延スタンドは、それぞれ、ワークロー
ル11〜14と、バックアップロール21〜24とで構
成されている。
【0025】又、各スタンドのワークロール11〜14
は、それぞれモータ31〜34により、それぞれのロー
ル速度に駆動されている。
【0026】又、各スタンドの圧下位置は、それぞれ圧
下装置41〜44により制御される。
【0027】又、第1スタンドと第2スタンドとの間に
は、左から順に、板厚計51、板速計61、張力計71
が配置されている。
【0028】第2スタンドと第3スタンドとの間には、
左から順に、板厚計52、板速計62、張力計72が配
置されている。
【0029】第3スタンドと第4スタンドとの間には、
左から順に、板厚計53、板速計63、張力計73が配
置されている。
【0030】第4スタンドの後方には、左から順に、板
厚計54、板速計64が配置されている。
【0031】第1スタンドにおいて、ワークロール11
のロール速度は、速度制御装置81により、予め設定さ
れたロール速度となるようにモータ31を駆動すること
により制御される。又、第1スタンドにおいて、板厚張
力制御装置101は、板厚計51から第1スタンド出側
板厚計測定値Hx 1を入力して、圧下位置制御装置91
へ第1スタンド圧下位置指令値S1ref を出力する。該
圧下位置制御装置91は、入力された第1スタンド圧下
位置指令値S1ref に従って、圧下装置41を駆動す
る。
【0032】第2スタンドから第4スタンドの各スタン
ドにおいて、マスフロー板厚補正装置122〜124
は、それぞれのスタンドの出側の板厚計52〜54から
の出側板厚計測定値Hx 2〜4に従って、出側板厚補正
値Ha 2〜Ha 4を求め、これをそれぞれマスフロー板
厚演算装置112〜114へ出力する。
【0033】第2スタンドから第4スタンドの各スタン
ドのマスフロー板厚演算装置112〜114は、それぞ
れのスタンドの入側の板厚計51〜53からの出側板厚
計測定値Hx 1〜Hx 3と、それぞれのスタンドの入側
の板速計61〜63から入力される板速計測定値V1〜
V3と、それぞれのスタンドの出側の板速計62〜64
から入力される出側板速度測定値V2〜V4と、それぞ
れのスタンドのマスフロー板厚補正装置122〜124
から入力される出側板厚補正値Ha 2〜Ha 4とを入力
して、それぞれのスタンドの出側板厚演算値Hm 2〜H
m 4を演算し、これをそれぞれのスタンドの板厚張力制
御装置102〜104へと出力する。
【0034】第2スタンドから第4スタンドの各スタン
ドにおける板厚張力制御装置102〜104は、それぞ
れのスタンドの入側の張力計71〜73から入力される
入側ユニット張力実績値Tb 1〜Tb 3と、それぞれの
スタンドのマスフロー板厚演算装置112〜114から
入力される出側板厚演算値Hm 2〜4とに従って、それ
ぞれのスタンドのロール速度指令値VR2ref 〜VR4
ref と、それぞれのスタンドの圧下位置指令値S2ref
〜S4ref とを演算して求め、それぞれのスタンドのロ
ール速度指令値VR2ref 〜VR4ref はそれぞれのス
タンドの速度制御装置82〜84へと出力し、それぞれ
のスタンドの圧下位置指令値S2ref 〜S4ref はそれ
ぞれのスタンドの圧下位置制御装置92〜94へ出力す
る。
【0035】第2スタンドから第4スタンドにおける速
度制御装置82〜84は、それぞれのスタンドのロール
速度指令値VR2ref 〜VR4refに従って、それぞれ
のスタンドのモータ32〜34を駆動して、ワークロー
ルのロール速度の制御を行う。
【0036】第2スタンドから第4スタンドのそれぞれ
の圧下位置制御装置92〜94は、それぞれのスタンド
の圧下位置指令値S2ref 〜S4ref の入力に従って、
それぞれのスタンドの圧下装置42〜44を駆動して、
それぞれのスタンドの圧下位置制御を行う。
【0037】以下、本実施例の4スタンドタンデム冷間
圧延機の板厚制御方法の作用を、第3スタンドを一例に
して説明する。なお、第2スタンド及び第4スタンド
も、この第3スタンドとほぼ同様の動作となる。
【0038】第3スタンドのマスフロー板厚演算装置1
13は、当該第3スタンドの入側である第2スタンド出
側板厚計測定値を第3スタンド直下までトラッキングし
た板厚計測定値Hx 2と、当該第3スタンドの入側であ
る第2スタンド板速計測定値V2と、当該第3スタンド
の出側の板速計測定値V3とに従って、次式に示される
ような演算を行い、第3スタンド出側板厚演算値Hm 3
を求める。
【0039】 Hm 3=(Hx 2・V2)/V3+Ha 3 …(1)
【0040】なお、この(1)式において、Ha 3は、
第3スタンド出側板厚補正値であり、当該第3スタンド
のマスフロー板厚補正装置123において次のように求
められる。
【0041】即ち、この第3スタンド出側板厚補正値H
a 3は、前回の当該第3スタンド出側板厚補正値Ha 3
o と、前回の第3スタンド出側板厚演算値を当該第3ス
タンドの出側の板厚計53直下までトラッキングした板
厚演算値Hm 3o と、当該第3スタンドの出側の板厚計
53で測定された第3スタンド出側板厚計測定値Hx3
とに従って、次式のように求められる。
【0042】 Ha 3=(1−k )・Ha 3o +k ・(Hx 3−Hm 3o ) …(2)
【0043】なお、この(2)式において、k は補正ゲ
イン(0≦k ≦1)である。
【0044】当該第3スタンドの板厚張力制御装置10
3は、前述のマスフロー板厚演算装置113で求められ
た第3スタンド出側板厚演算値Hm 3と、当該第3スタ
ンドの入側の張力計72で求められた当該第3スタンド
入側張力測定値Tb 3と、図示されない所定の測定手段
により求められた当該第3スタンドの圧下位置実績値S
3と、図示されない所定の測定手段により求められた当
該第3スタンドのロール速度実績値VR3とに従って、
次式により当該第3スタンドの圧下位置指令値S3ref
と、当該第3スタンドのロール速度指令値VR3ref と
を求め、該圧下位置指令値S3ref は圧下位置制御装置
93へ出力し、該ロール速度指令値VR3ref は速度制
御装置83へと出力する。
【0045】
【数1】
【0046】なお、この(3)式において、ΣHm 3
は、所定の期間の過去の、制御周期毎のHm 3の値の和
である。又、ΣTb 3は、所定期間の過去の、制御周期
毎のTb 3の値の和である。又、ka11〜ka23、kb1
1〜kb22は、それぞれ制御ゲインであり、最適レギュ
レータ等の設計手法により決定される。
【0047】このようにして求められた第3スタンドロ
ール速度指令値VR3ref に従って、速度制御装置83
により当該第3スタンドのロール速度制御を行うと共
に、このようにして求められた第3スタンド圧下位置指
令値S3ref に従って、圧下位置制御装置93と圧下装
置43とにより、当該第3スタンドの圧下位置の操作を
行う。
【0048】なお、当該第3スタンドより下流の第4ス
タンドのロール速度制御は、第3スタンドロール速度指
令値VR3ref に対して行われるサクセシブ制御となっ
ている。
【0049】又、以上の作用の説明は、第3スタンドの
出側板厚を制御するために、当該第3スタンドを含む下
流スタンドを操作するという板厚制御方法であるが、上
流スタンドを操作するという板厚制御方法も同様に構成
することができる。
【0050】なお、以上の説明は第3スタンドに関する
ものであるが、本実施例の第2スタンド及び第4スタン
ドの動作も同様である。
【0051】なお、本実施例の第1スタンドは、他のス
タンドと異なり、通常の板厚計モニタ制御により、当該
第1スタンドの圧下装置41を制御するというものであ
る。
【0052】以上説明した通り、本実施例によれば、第
2スタンドから第4スタンドにおいて圧下位置指令値S
2ref 〜S4ref と、ロール速度指令値VR2ref 〜V
R4ref とを併せて求めることができ、板厚制御への、
張力制御の操作の干渉による悪影響を低減することがで
きる。
【0053】なお、図2は、以上説明した本実施例の圧
延された各コイルのオフゲージ長さのコイル数分布グラ
フである。又、図3は、従来法のタンデム圧延機の板厚
制御方法の圧延された各コイルのオフゲージ長さのコイ
ル数分布グラフである。
【0054】これら図2と図3とを比較して分かる通
り、本実施例によれば、従来法に比べ、オフゲージ長さ
のコイル数の分布はより短い方に分布しており、板厚制
御の制御精度が向上していることが分かる。
【0055】又、図4は、以上説明した本実施例の圧延
された各コイルの張力偏差のコイル数分布グラフであ
る。図5は、従来法のタンデム圧延機の板厚制御方法
の、圧延された各コイルの張力偏差のコイル数分布グラ
フである。
【0056】これら図4と図5とを比較して分かる通
り、本実施例の張力偏差は、従来法の張力偏差に比べ、
より少なくなっていることが分かる。
【0057】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、板
厚制御と張力制御との相互の干渉による悪影響を低減
し、板厚制御の制御精度を向上することができると共
に、張力制御の安定度の向上をも図ることができるとい
う優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例のブロック図である。
【図2】図2は、前記実施例のオフゲージ長さのコイル
数分布グラフである。
【図3】図3は、従来法のタンデム圧延機の板厚制御方
法の、オフゲージ長さのコイル数分布グラフである。
【図4】図4は、前記実施例の張力偏差のコイル数分布
グラフである。
【図5】図5は、前記従来法の張力偏差のコイル数分布
グラフである。
【符号の説明】
1…圧延材、 11〜14…ワークロール、 21〜24…バックアップロール、 31〜34…モータ、 41〜44…圧下装置、 51〜54…板厚計、 61〜64…板速計、 71〜74…張力計、 81〜84…速度制御装置、 91〜94…圧下位置制御装置、 101〜104…板厚張力制御装置、 111〜114…マスフロー板厚演算装置、 121〜124…マスフロー板厚補正装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】所定のスタンドの圧下位置と、当該スタン
    ドの上流スタンドあるいは当該スタンドを含む下流スタ
    ンドのロール速度を操作して、スタンド出側板厚を制御
    するタンデム圧延機の板厚制御方法において、 当該スタンド出側板厚を、スタンド出側板厚、スタンド
    入側板速及びスタンド出側板速を用いて演算し、更にス
    タンド出側板厚計測定値と過去のスタンド出側板厚演算
    値とにより補正される演算式を用いて演算し、 当該スタンド入側張力、当該スタンド圧下位置、当該ス
    タンドロール速度の実績値をそれぞれ検出し、 これら当該スタンド出側板厚演算値、当該スタンド入側
    張力実績値、当該スタンド圧下位置実績値、当該スタン
    ドロール速度実績値に基づいて、当該スタンドの上流ス
    タンドあるいは当該スタンドを含む下流スタンドのロー
    ル速度と、当該スタンド圧下位置とを同時に操作し、 この同時操作によって、スタンド入側張力を制御しなが
    ら、スタンド出側板厚を制御することを特徴とするタン
    デム圧延機の板厚制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007061876A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Nippon Steel Corp 冷間タンデム圧延における板厚制御方法
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