JPH05314702A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
- Publication number
- JPH05314702A JPH05314702A JP12362992A JP12362992A JPH05314702A JP H05314702 A JPH05314702 A JP H05314702A JP 12362992 A JP12362992 A JP 12362992A JP 12362992 A JP12362992 A JP 12362992A JP H05314702 A JPH05314702 A JP H05314702A
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- Japan
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- recording medium
- magnetic recording
- magnetic head
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- head
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 表面粗さの適正な設定を行なうことができ、
この適正な表面粗さにより磁気ヘッドの磁気記録媒体へ
の吸着を防止することのできる磁気ヘッドを提供する。 【構成】 スライダ2の磁気記録媒体3に対向するAB
S面4の表面を前記磁気記録媒体3に対する実質的な接
触面積を低減させるように粗く形成したことを特徴とす
る。
この適正な表面粗さにより磁気ヘッドの磁気記録媒体へ
の吸着を防止することのできる磁気ヘッドを提供する。 【構成】 スライダ2の磁気記録媒体3に対向するAB
S面4の表面を前記磁気記録媒体3に対する実質的な接
触面積を低減させるように粗く形成したことを特徴とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ヘッドに係り、特
に、静止状態では、磁気記録媒体に接触し、動作状態で
磁気記録媒体から浮上して所定の磁気記録または再生を
行なう磁気ヘッドに関する。
に、静止状態では、磁気記録媒体に接触し、動作状態で
磁気記録媒体から浮上して所定の磁気記録または再生を
行なう磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータ等の磁気記録装置
の磁気記録媒体であるハードディスクに情報の記録、再
生を行なうための磁気ヘッドにおいては、磁気記録媒体
を回転させることにより、前記磁気ヘッドを磁気記録媒
体より微小の隙間だけ浮上させて磁気記録媒体に対する
記録または再生を行なう浮上式の磁気ヘッドが多く用い
られている。
の磁気記録媒体であるハードディスクに情報の記録、再
生を行なうための磁気ヘッドにおいては、磁気記録媒体
を回転させることにより、前記磁気ヘッドを磁気記録媒
体より微小の隙間だけ浮上させて磁気記録媒体に対する
記録または再生を行なう浮上式の磁気ヘッドが多く用い
られている。
【0003】図14および図15はこのような従来の磁
気ヘッドを示したもので、磁気ヘッド1は、フェライト
等からなるスライダ2を有しており、このスライダ2の
磁気記録媒体3に対向するABS(Air Beari
ng Surface)面4の両側部には、磁気記録媒
体3の相対移動方向に対して平行に2本のレール5,5
が突出形成されている。このスライダ2の各レール5の
間は、前記スライダ2を前記磁気記録媒体3に対して浮
上させるための負圧溝6とされており、前記スライダ2
の一方のレール5側端面には、磁性材料からなりほぼコ
字状のヘッドコア7がギャップ8を介してガラス等によ
り接合されている。前記構成の磁気ヘッド1は、図15
に示すように、駆動装置9に装着されたジンバル10の
先端部に取付けられており、前記駆動装置9を駆動する
ことにより、前記ジンバル10を介して磁気ヘッド1を
磁気記録媒体3に対して接離駆動させるとともに、磁気
記録媒体3の走査を行なうようになされている。
気ヘッドを示したもので、磁気ヘッド1は、フェライト
等からなるスライダ2を有しており、このスライダ2の
磁気記録媒体3に対向するABS(Air Beari
ng Surface)面4の両側部には、磁気記録媒
体3の相対移動方向に対して平行に2本のレール5,5
が突出形成されている。このスライダ2の各レール5の
間は、前記スライダ2を前記磁気記録媒体3に対して浮
上させるための負圧溝6とされており、前記スライダ2
の一方のレール5側端面には、磁性材料からなりほぼコ
字状のヘッドコア7がギャップ8を介してガラス等によ
り接合されている。前記構成の磁気ヘッド1は、図15
に示すように、駆動装置9に装着されたジンバル10の
先端部に取付けられており、前記駆動装置9を駆動する
ことにより、前記ジンバル10を介して磁気ヘッド1を
磁気記録媒体3に対して接離駆動させるとともに、磁気
記録媒体3の走査を行なうようになされている。
【0004】前記従来の磁気ヘッド1においては、磁気
記録媒体3の停止時には、磁気ヘッド1は磁気記録媒体
3の退避位置において接触しており、磁気記録媒体3の
回転により、前記負圧溝6を通る空気の流れにより磁気
記録媒体3面から浮上し、所定の磁気記録あるいは再生
等を行なうようになっている。そして、磁気記録媒体3
の停止により磁気ヘッド1は再び磁気記録媒体3に接触
して停止される。
記録媒体3の停止時には、磁気ヘッド1は磁気記録媒体
3の退避位置において接触しており、磁気記録媒体3の
回転により、前記負圧溝6を通る空気の流れにより磁気
記録媒体3面から浮上し、所定の磁気記録あるいは再生
等を行なうようになっている。そして、磁気記録媒体3
の停止により磁気ヘッド1は再び磁気記録媒体3に接触
して停止される。
【0005】そして、従来は、このようなCSS(コン
タクト・スタート・ストップ)特性を向上させるために
前記磁気ヘッド1のスライダ2のABS面4を極めて平
滑に形成するようになされていた。
タクト・スタート・ストップ)特性を向上させるために
前記磁気ヘッド1のスライダ2のABS面4を極めて平
滑に形成するようになされていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の磁
気ヘッド1においては、スライダ2のABS面4を平滑
に形成しているので、前記CSS動作を繰り返し行なっ
ているうちに、比較的短い使用時間で前記スライダ2の
ABS面4が摩耗してしまい、磁気ヘッド1が磁気記録
媒体3に接触した際に、磁気ヘッド1が磁気記録媒体3
に吸着してしまうという問題を有している。
気ヘッド1においては、スライダ2のABS面4を平滑
に形成しているので、前記CSS動作を繰り返し行なっ
ているうちに、比較的短い使用時間で前記スライダ2の
ABS面4が摩耗してしまい、磁気ヘッド1が磁気記録
媒体3に接触した際に、磁気ヘッド1が磁気記録媒体3
に吸着してしまうという問題を有している。
【0007】そのため、本発明者は、前記スライダ2の
ABS面4の表面粗さを粗く形成することにより、AB
S面4の磁気記録媒体3に対する実質的な接触面積を低
減させるとともに、表面粗さを形成する表面の微小突起
を摩耗時における前記接触面積の急激な増加がないよう
にな形状に形成することを発明し、このABS面4の表
面粗さにより、CSS動作によりABS面4が摩耗した
場合でも、磁気ヘッド1の吸着の発生を減少させること
が行なわれている。
ABS面4の表面粗さを粗く形成することにより、AB
S面4の磁気記録媒体3に対する実質的な接触面積を低
減させるとともに、表面粗さを形成する表面の微小突起
を摩耗時における前記接触面積の急激な増加がないよう
にな形状に形成することを発明し、このABS面4の表
面粗さにより、CSS動作によりABS面4が摩耗した
場合でも、磁気ヘッド1の吸着の発生を減少させること
が行なわれている。
【0008】この場合に、従来からこのような表面の粗
さをRA の値により表すようにしているが、この表面の
粗さをRA の値により表すと、図16に示すように、異
なる形状の微小突起であってもRA の値による粗さがほ
とんど等しくなってしまうことがあるという不具合があ
り、そのため、突起の形状により摩耗による実質的な接
触面積の変化が異なってしまい、RA の値により表面粗
さの適正な設定を行なうことができなかった。
さをRA の値により表すようにしているが、この表面の
粗さをRA の値により表すと、図16に示すように、異
なる形状の微小突起であってもRA の値による粗さがほ
とんど等しくなってしまうことがあるという不具合があ
り、そのため、突起の形状により摩耗による実質的な接
触面積の変化が異なってしまい、RA の値により表面粗
さの適正な設定を行なうことができなかった。
【0009】本発明は前記した点に鑑みてなされたもの
で、表面粗さの適正な設定を行なうことができ、この適
正な表面粗さにより磁気ヘッドの磁気記録媒体への吸着
を防止することのできる磁気ヘッドを提供することを目
的とするものである。
で、表面粗さの適正な設定を行なうことができ、この適
正な表面粗さにより磁気ヘッドの磁気記録媒体への吸着
を防止することのできる磁気ヘッドを提供することを目
的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係る磁気ヘッドは、スライダのABS面を、静
止状態で磁気記録媒体に接触させるとともに、動作状態
で前記磁気記録媒体から浮上させて前記磁気記録媒体の
所定の磁気情報処理を行なう磁気ヘッドにおいて、前記
スライダのABS面の表面を前記磁気記録媒体に対する
実質的な接触面積を低減させるように粗く形成したこと
を特徴とするものである。
本発明に係る磁気ヘッドは、スライダのABS面を、静
止状態で磁気記録媒体に接触させるとともに、動作状態
で前記磁気記録媒体から浮上させて前記磁気記録媒体の
所定の磁気情報処理を行なう磁気ヘッドにおいて、前記
スライダのABS面の表面を前記磁気記録媒体に対する
実質的な接触面積を低減させるように粗く形成したこと
を特徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明の磁気ヘッドによれば、スライダのAB
S面の表面を磁気記録媒体に対する実質的な接触面積を
低減させるように粗く形成しているので、摩耗時におけ
る磁気記録媒体に対する接触面積の急激な増加がなく、
CSS動作によりABS面が摩耗した場合でも、磁気ヘ
ッドの吸着の発生を適正に防止することができるもので
ある。
S面の表面を磁気記録媒体に対する実質的な接触面積を
低減させるように粗く形成しているので、摩耗時におけ
る磁気記録媒体に対する接触面積の急激な増加がなく、
CSS動作によりABS面が摩耗した場合でも、磁気ヘ
ッドの吸着の発生を適正に防止することができるもので
ある。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図13を参
照して説明する。
照して説明する。
【0013】図1は本発明に係る磁気ヘッドの一実施例
を示したもので、磁気ヘッド1のスライダ2の下面は、
磁気記録媒体3に対向するABS面4とされており、本
実施例においては、この磁気ヘッド1のABS面4は、
磁気記録媒体3に対する実質的な接触面積が低減される
ように所定の粗さに形成されている。
を示したもので、磁気ヘッド1のスライダ2の下面は、
磁気記録媒体3に対向するABS面4とされており、本
実施例においては、この磁気ヘッド1のABS面4は、
磁気記録媒体3に対する実質的な接触面積が低減される
ように所定の粗さに形成されている。
【0014】次に、この粗さの設定手段について図2乃
至図13を参照して説明する。
至図13を参照して説明する。
【0015】まず、磁気ヘッド1の表面の粗さは、通
常、図2に示すように、表面粗さを形成する突起の頂部
と底部との間における前記突起の面積分布を測定するこ
とにより、ベアリング曲線を用いて表すことができる。
常、図2に示すように、表面粗さを形成する突起の頂部
と底部との間における前記突起の面積分布を測定するこ
とにより、ベアリング曲線を用いて表すことができる。
【0016】そして、本実施例においては、このベアリ
ング曲線の中心点(50%の位置)からその両側5%ず
つのポイントにより最小自乗直線(SL直線)を引き、
このSL直線とX軸との交点から前記突起の頂部までの
長さをRPK(nm)とする。すなわち、ベアリング曲線
の傾斜によりSL直線の傾きが変化するものであり、こ
のSL直線の傾きが少ないほど、RPKの値が大きくな
り、このRPKの値が大きいほど、磁気記録媒体3に対す
る接離動作により磁気ヘッド1のABS面4の突起が摩
耗した場合に、磁気記録媒体3に対する接触面積の急激
な増加が生じないことを示している。したがって、RPK
の値が大きいほど、長時間の使用により磁気ヘッド1の
ABS面4が摩耗した場合でも、実質的な接触面積を一
定以下に保持することができ、磁気ヘッド1の磁気記録
媒体3に対する吸着の発生を低減させることができる。
ング曲線の中心点(50%の位置)からその両側5%ず
つのポイントにより最小自乗直線(SL直線)を引き、
このSL直線とX軸との交点から前記突起の頂部までの
長さをRPK(nm)とする。すなわち、ベアリング曲線
の傾斜によりSL直線の傾きが変化するものであり、こ
のSL直線の傾きが少ないほど、RPKの値が大きくな
り、このRPKの値が大きいほど、磁気記録媒体3に対す
る接離動作により磁気ヘッド1のABS面4の突起が摩
耗した場合に、磁気記録媒体3に対する接触面積の急激
な増加が生じないことを示している。したがって、RPK
の値が大きいほど、長時間の使用により磁気ヘッド1の
ABS面4が摩耗した場合でも、実質的な接触面積を一
定以下に保持することができ、磁気ヘッド1の磁気記録
媒体3に対する吸着の発生を低減させることができる。
【0017】次に、磁気ヘッド1のABS表面に各種処
理を施した試料についてベアリング曲線を作成し、SL
直線およびRPKを測定した実験結果を以下に示す。
理を施した試料についてベアリング曲線を作成し、SL
直線およびRPKを測定した実験結果を以下に示す。
【0018】まず、ABS表面をダイヤモンド研粒によ
りメカニカルラップ処理を施した試料A、逆スパッタお
よびイオンミリング処理を施した試料B、逆スパッタお
よびイオンミリング処理を粗く施した試料C、液中ラッ
プ等による化学エッチング処理を施した試料D、試料A
より粗い研粒によりメカニカルラップ処理を施した試料
Eをそれぞれ作成し、これら各試料について表面形状を
測定した実験結果を図3乃至図7に示す。
りメカニカルラップ処理を施した試料A、逆スパッタお
よびイオンミリング処理を施した試料B、逆スパッタお
よびイオンミリング処理を粗く施した試料C、液中ラッ
プ等による化学エッチング処理を施した試料D、試料A
より粗い研粒によりメカニカルラップ処理を施した試料
Eをそれぞれ作成し、これら各試料について表面形状を
測定した実験結果を図3乃至図7に示す。
【0019】さらに、これら各試料についてベアリング
曲線を形成し、前記のように、SL直線を引き、RPKを
測定した結果および従来のようにRA を測定した実験結
果を次表および図8乃至図12に示す。
曲線を形成し、前記のように、SL直線を引き、RPKを
測定した結果および従来のようにRA を測定した実験結
果を次表および図8乃至図12に示す。
【0020】 この実験結果によれば、RPKの値は、試料A、試料B、
試料C、試料E、試料Dの順序で高くなっていることが
わかり、RA の値は、試料A、試料B、試料E、試料
C、試料Dの順序で高くなっていることがわかり、RPK
とRA との値の順序が相違している。
試料C、試料E、試料Dの順序で高くなっていることが
わかり、RA の値は、試料A、試料B、試料E、試料
C、試料Dの順序で高くなっていることがわかり、RPK
とRA との値の順序が相違している。
【0021】次に、それぞれの試料A〜Eについて、
3.5インチの固定ディスクに対してCSS動作を繰り
返し行ない、磁気ヘッド1が固定ディスクに吸着するま
でのCSS回数を測定した実験結果を図13に示す。
3.5インチの固定ディスクに対してCSS動作を繰り
返し行ない、磁気ヘッド1が固定ディスクに吸着するま
でのCSS回数を測定した実験結果を図13に示す。
【0022】この実験結果によれば、前記RPKの値の順
序と同様に、試料A、試料B、試料C、試料E、試料D
の順序でCSS回数が向上していることがわかり、RPK
の値が高いほどCSS特性も向上することがわかる。こ
の場合に、前記各試料におけるRA の値によれば、必ず
しもRA の値の上昇とCSS回数の上昇とは一致せず、
RA の値のみでは、十分な表面粗さの設定を行なうこと
ができないことがわかる。
序と同様に、試料A、試料B、試料C、試料E、試料D
の順序でCSS回数が向上していることがわかり、RPK
の値が高いほどCSS特性も向上することがわかる。こ
の場合に、前記各試料におけるRA の値によれば、必ず
しもRA の値の上昇とCSS回数の上昇とは一致せず、
RA の値のみでは、十分な表面粗さの設定を行なうこと
ができないことがわかる。
【0023】そして、例えば、CSS回数を30000
回以上確保したい場合には、RPKの値を5nm以上に設
定するようにすればよい。
回以上確保したい場合には、RPKの値を5nm以上に設
定するようにすればよい。
【0024】したがって、本実施例においては、ベアリ
ング曲線から測定したRPKの値に基づいて磁気ヘッド1
のABS面4の表面を所望の粗さに設定するようにして
いるので、摩耗時における磁気記録媒体3に対する接触
面積の急激な増加がなく、CSS動作によりABS面4
が摩耗した場合でも、磁気ヘッド1の吸着の発生を適正
に防止することができる。
ング曲線から測定したRPKの値に基づいて磁気ヘッド1
のABS面4の表面を所望の粗さに設定するようにして
いるので、摩耗時における磁気記録媒体3に対する接触
面積の急激な増加がなく、CSS動作によりABS面4
が摩耗した場合でも、磁気ヘッド1の吸着の発生を適正
に防止することができる。
【0025】なお、本発明は前述した各実施例に限定さ
れるものではなく、必要に応じて種々変更することが可
能である。
れるものではなく、必要に応じて種々変更することが可
能である。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る磁気ヘッ
ドは、スライダのABS面の表面を磁気記録媒体に対す
る実質的な接触面積を低減させるように粗く形成したの
で、摩耗時における磁気記録媒体に対する接触面積の急
激な増加がなく、CSS動作によりABS面が摩耗した
場合でも、磁気ヘッドの吸着の発生を適正に防止するこ
とができる等の効果を奏する。
ドは、スライダのABS面の表面を磁気記録媒体に対す
る実質的な接触面積を低減させるように粗く形成したの
で、摩耗時における磁気記録媒体に対する接触面積の急
激な増加がなく、CSS動作によりABS面が摩耗した
場合でも、磁気ヘッドの吸着の発生を適正に防止するこ
とができる等の効果を奏する。
【図1】本発明の磁気ヘッドを示す一部の拡大説明図
【図2】本発明による表面粗さの設定手段を示す説明図
【図3】本発明の試料Aの表面形状の測定結果を示す線
図
図
【図4】本発明の試料Bの表面形状の測定結果を示す線
図
図
【図5】本発明の試料Cの表面形状の測定結果を示す線
図
図
【図6】本発明の試料Dの表面形状の測定結果を示す線
図
図
【図7】本発明の試料Eの表面形状の測定結果を示す線
図
図
【図8】本発明の試料Aのベアリング曲線およびRPKの
値を示す線図
値を示す線図
【図9】本発明の試料Bのベアリング曲線およびRPKの
値を示す線図
値を示す線図
【図10】本発明の試料Cのベアリング曲線およびRPK
の値を示す線図
の値を示す線図
【図11】本発明の試料Dのベアリング曲線およびRPK
の値を示す線図
の値を示す線図
【図12】本発明の試料Eのベアリング曲線およびRPK
の値を示す線図
の値を示す線図
【図13】本発明の各試料のRPKの値とCSS回数との
関係を示す線図
関係を示す線図
【図14】従来の磁気ヘッドを示すスライダ部分の斜視
図
図
【図15】従来の磁気ヘッドを示す側面図
【図16】図16(a),(b),(c),(d),
(e),(f)はそれぞれ磁気ヘッドの表面形状を示す
説明図
(e),(f)はそれぞれ磁気ヘッドの表面形状を示す
説明図
1 磁気ヘッド 2 スライダ 3 磁気記録媒体 4 ABS面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯部 利晃 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)発明者 柳 和久 新潟県長岡市長峰町60番34号
Claims (1)
- 【請求項1】 スライダのABS面を、静止状態で磁気
記録媒体に接触させるとともに、動作状態で前記磁気記
録媒体から浮上させて前記磁気記録媒体の所定の磁気情
報処理を行なう磁気ヘッドにおいて、前記スライダのA
BS面の表面を前記磁気記録媒体に対する実質的な接触
面積を低減させるように粗く形成したことを特徴とする
磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12362992A JPH05314702A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12362992A JPH05314702A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05314702A true JPH05314702A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14865319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12362992A Withdrawn JPH05314702A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05314702A (ja) |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP12362992A patent/JPH05314702A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990803 |