JPH0531417A - 塗装設備 - Google Patents

塗装設備

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JPH0531417A
JPH0531417A JP3149116A JP14911691A JPH0531417A JP H0531417 A JPH0531417 A JP H0531417A JP 3149116 A JP3149116 A JP 3149116A JP 14911691 A JP14911691 A JP 14911691A JP H0531417 A JPH0531417 A JP H0531417A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前段塗装部と後段塗装部との間に、前段塗装
部で塗装した被塗物を温風により乾燥処理する乾燥部、
及び、その乾燥部で乾燥させた被塗物を後段塗装部での
塗装に先立って冷却処理する冷却部を設け、第1換気用
気体を加熱して乾燥部に供給する温風供給手段、及び、
第2換気用気体を冷却用風として冷却部に供給する冷却
用風供給手段を設けた塗装設備において、乾燥性能を高
くしながら第1換気用気体の必要給気量を少量化して省
エネを図る。 【構成】 前記温風供給手段5に供給する加熱対象の第
1換気用気体OA1を、前記乾燥部2からの排気EA1
の保有熱を熱源として減湿する減湿手段18を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前段塗装部と後段塗装
部との間に、前段塗装部で塗装した被塗物を温風により
乾燥処理する乾燥部、及び、その乾燥部で乾燥させた被
塗物を後段塗装部での塗装に先立って冷却処理する冷却
部を設け、第1換気用気体を加熱して乾燥部に供給する
温風供給手段、及び、第2換気用気体を冷却用風として
冷却部に供給する冷却用風供給手段を設けた塗装設備に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は上記塗装設備の従来構成を示し、
1は前段塗装部、2は乾燥部、3は冷却部、4は後段塗
装部であり、その順に被塗物Aの搬送経路に並設してあ
る。
【0003】5は温風供給手段であり、その具体構成と
しては、第1取り入れ風路6を介し取り入れた第1換気
用気体OA1と第1循環風路7により導いた乾燥部2か
らの循環気体RA1との合流気をヒータ5Aにより加熱
して、その加熱合流気を乾燥用温風SA1として温風路
8を介しファン9により乾燥部2に供給するようにして
ある。
【0004】また、10は冷却用風供給手段であり、そ
の具体構成としては、第2取り入れ風路11を介し取り
入れた第2換気用気体OA2と第2循環風路12により
導いた冷却部3からの循環気体RA2との合流気を必要
に応じクーラ10Aにより冷却して、その合流気を冷却
用風SA2として冷却用風路13を介しファン14によ
り冷却部3に供給するようにしてある。
【0005】15は乾燥部2からの排気EA1(第1換
気用気体OA1の取り入れ量にほぼ等しい量)を屋外に
廃棄する第1排気路、16は冷却部3からの排気EA2
(第2換気用気体OA2の取り入れ量にほぼ等しい量)
を屋外に廃棄する第2排気路である。
【0006】そして、従来、この種の塗装設備では、上
記第1換気用気体OA1、及び、第2換気用気体OA2
として夫々、外気を第1及び第2取り入れ風路6、11
から取り入れるようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来塗
装設備において、乾燥部2での被塗物乾燥に際し被塗物
Aの塗膜から含有液分(水性塗料では水分、油性塗料で
は溶剤)を効率良く蒸発させて乾燥を促進するには、第
1換気用気体OA1としての外気(以下、第1外気OA
1)の取り入れ量を多くすることが好ましいが、第1外
気OA1の取り入れ量を多くすると、それを加熱する温
風供給手段5の加熱負荷が大きくなって、加熱に必要な
エネルギが増大し、また、温風供給手段5の加熱部(ヒ
ータ5A)に加熱能力の大きなものが必要となる問題が
あった。
【0008】そして、外気が低温となる冬季において
は、上記加熱負荷が特に大きくなるため加熱に必要なエ
ネルギの増大巾も特に大きくなり、また、加熱部5Aに
もこの冬季の大きな加熱負荷に見合った大加熱能力のも
のを装備する必要があった。
【0009】ちなみに、従来塗装設備において、第1外
気OA1の取り入れ量を乾燥部2に対する乾燥用温風S
A1供給量の20%に制限したとしても、第1外気OA
1に対する加熱負荷(外気負荷)は、冬季、温風供給手
段5の全体加熱負荷の50%程度を占める大きなものと
なっていた。
【0010】本発明の目的は、乾燥性能を高くしながら
必要エネルギの効果的な軽減を図るとともに、付帯送風
設備の軽少化、及び、汚染物質を含有する乾燥部からの
排気の少量化を合わせ図る点にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による塗装設備の
第1の特徴構成は、前段塗装部と後段塗装部との間に、
前記前段塗装部で塗装した被塗物を温風により乾燥処理
する乾燥部、及び、その乾燥部で乾燥させた被塗物を前
記後段塗装部での塗装に先立って冷却処理する冷却部を
設け、第1換気用気体を加熱して前記乾燥部に供給する
温風供給手段、及び、第2換気用気体を冷却用風として
前記冷却部に供給する冷却用風供給手段を設ける構成に
おいて、前記温風供給手段に供給する加熱対象の第1換
気用気体を、前記乾燥部からの排気の保有熱を熱源とし
て減湿する減湿手段を設けたことにあり、その作用・効
果は次の通りである。
【0012】
【作用】つまり、温風供給手段に供給する加熱対象の第
1換気用気体を減湿処理して、温風供給手段での加熱の
のち乾燥部へ供給する乾燥用温風としての加熱第1換気
用気体を減湿・加熱気体とすることにより、第1換気用
気体として外気を用いる場合であっても、このような減
湿処理を行わない場合(すなわち、先述の従来塗装設備
の如く、第1換気用気体として単に外気を温風供給手段
に供給して、単なる加熱外気を乾燥部に供給するような
場合)に比べ、乾燥部内雰囲気の絶対湿度(換言すれ
ば、蒸気圧)を低減でき、これによって、塗膜温度にお
ける塗膜の飽和蒸気圧と雰囲気蒸気圧との差に比例する
蒸発力を高めて乾燥を効果的に促進できる。
【0013】そして、このように蒸発力を高めて乾燥を
促進できることにより、乾燥部における乾燥性能は高く
維持しながら第1換気用気体の必要供給量を大きく少量
化でき、これによって、第1換気用気体を加熱する温風
供給手段の加熱負荷を大巾に低減できる。
【0014】また、上記の減湿処理は、従来塗装設備に
おいて屋外に全量廃棄していた乾燥部からの排気の保有
熱を熱源に有効利用して実施するものであるから、上記
加熱負荷低減による加熱必要エネルギの節減を相殺する
ような新たなエネルギ消費が減湿処理のために生じるこ
ともない。
【0015】
【発明の効果】以上作用の結果、本発明の第1特徴構成
によれば、乾燥性能を高くしながら必要エネルギを大き
く節減できて、ランニングコストの低減、及び省エネを
効果的に達成できるとともに、温風供給手段における加
熱部の必要加熱能力を小さくできて設備コストの低減を
も達成できる。
【0016】また、第1換気用気体の必要供給量を少量
化できて、それに伴い乾燥部からの排気量も少量化でき
ることでダクトやファン等の付帯送風設備を軽少化で
き、これによって、送風設備コストの低減、並びに必要
送風動力の節減をも合わせ達成でき、しかも、汚染物質
を含む乾燥部排気を少量化できることで乾燥部排気の後
処理面でも有利にし得る。
【0017】ちなみに、温風供給手段における加熱負荷
の低減を図るに、温風供給手段に供給する加熱対象の第
1換気用気体を、乾燥部からの排気の保有熱により単に
予熱するといったことも考えられるが、この場合、加熱
負荷は低減できるものの、単なる予熱であって、第1換
気用気体を減湿処理する場合のような乾燥部内における
雰囲気蒸気圧の低下は生じないことから、乾燥性能を高
く維持するには第1換気用気体の供給量を大量に維持し
なければならず、この点、乾燥部内雰囲気蒸気圧の低減
により乾燥性能を高く維持しながらも、第1換気用気体
の必要供給量を少量化できて、上述の如き付帯送風設備
の軽少化や乾燥部排気の少量化といったことを合わせ達
成できる本発明の第1特徴構成の方が有利である。
【0018】〔本発明の第2特徴構成〕本発明による塗
装設備の第2の特徴構成は、前記冷却部からの排気を前
記の第1換気用気体として前記温風供給手段に供給する
給気風路を設けたことにある。
【0019】つまり、この第2特徴構成によれば、先述
の従来塗装設備において乾燥部からの排気と同様に全量
を屋外に廃棄していた冷却部からの排気の保有熱(すな
わち、乾燥部での温風乾燥により被塗物に与えられて、
その後、冷却部での冷却処理で被塗物から奪った熱)を
乾燥部内雰囲気の温度維持に有効利用でき、これによっ
て、第1換気用気体として単なる外気を温風供給手段に
供給するに比べ、冬季における温風供給手段の加熱負荷
増大を軽減できて、設備全体としての必要エネルギの節
減や、温風供給手段における加熱部の小能力化を一層効
果的に達成できる。
【0020】また、冷却部からの排気を温風供給手段、
及び、その温風供給手段を経て乾燥部に供給する第1換
気用気体として使用することにより、設備全体としての
最終的な排気量をさらに大巾に少量化でき(すなわち、
第1換気用気体として温風供給手段に供給する冷却部排
気の量に等しい量を低減できる)、これによって、乾燥
部及び冷却部の夫々から排出される汚染物質含有排気の
後処理をも一層大巾に軽減できる。
【0021】更に、第2特徴構成を採用すれば、夏季に
おいて外気よりも温度、及び絶対湿度の低い冷却部排気
を第1換気用気体として利用することにより、外気を第
1換気用気体として用いるよりも前述第1特徴構成にお
ける減湿手段の減湿効果を大きくできる利点もある。
【0022】
【実施例】次に実施例を説明する。
【0023】図1はトンネル状の塗装ブースBを備える
塗装設備を示し、被塗物Aを所定ピッチでブース内搬送
する過程でそれら被塗物Aに所定の塗装処理を順次施す
ようにしてある。
【0024】ブースB内には主要工程部として、水性塗
料により被塗物Aを前塗装する前段塗装部1、前段塗装
部1で塗装した被塗物Aを温風により乾燥処理する乾燥
部2、その乾燥部2で乾燥させた被塗物Aを冷却する冷
却部3、冷却部3で冷却した被塗物Aに対し油性塗料に
よる後塗装を施す後段塗装部4を、その順に被塗物搬送
方向に並設してある。
【0025】なお、S1は前段塗装部1で塗装した被塗
物Aを所定時間静置しておく部分、S2は乾燥部2での
温風乾燥に先立って被塗物Aを赤外線加熱する部分、S
3は温度レベルの異なる乾燥部2と冷却部3とをエアー
カーテンにより仕切るエアーシール部、S4は冷却部3
で冷却した被塗物Aを後段塗装部4での塗装前に所定時
間静置しておく部分である。
【0026】5は乾燥部2に対し乾燥用温風SA1を供
給する温風供給装置であり、給気風路17から取り入れ
た第1換気用空気OA1と第1循環風路7により導いた
乾燥部2からの循環空気RA1との合流気をヒータ5A
により加熱して、その加熱合流気を乾燥用温風SA1と
して温風路8を介しファン9により乾燥部2に供給する
ようにしてある。
【0027】10は冷却部3に対し冷却用風SA2を供
給する冷却用風供給装置であり、外気取り入れ風路11
を介し取り入れた第2換気用空気としての外気OA2と
第2循環風路12により導いた冷却部3からの循環空気
RA2との合流気を必要に応じクーラ10Aにより冷却
して、その合流気を冷却用風SA2として冷却用風路1
3を介しファン14により冷却部3に供給するようにし
てある。
【0028】また、15は乾燥部2から排出する排気E
A1(第1換気用空気OA1の取り入れ量にほぼ等しい
量)を屋外に廃棄する第1排気路、16は冷却部3から
排出する排気EA2(第2換気用空気としての外気OA
2の取り入れ量にほぼ等しい量)導く第2排気路であ
る。
【0029】18は、第2排気路16により導かれる冷
却部3からの排気EA2を第1排気路15により導かれ
る乾燥部2からの排気EA1の保有熱を熱源として減湿
する吸脱着式の減湿器であり、冷却部排気EA2が通過
する吸着域aと乾燥部排気EA1が通過する脱着域bと
にわたって回転するロータ18aを有し、吸着域aにお
いてロータ18aの吸着材により冷却部排気EA2の保
有水分を吸収させる工程と、この吸収水分を脱着域bに
おいて高温の乾燥部排気EA1によりロータ18aの吸
着材から乾燥部排気EA1中へ離脱させる工程とをロー
タ18aの回転に伴い繰り返すことで、冷却部3からの
排気EA2を連続して減湿する構成となっている。
【0030】そして、温風供給装置5に対し第1換気用
空気OA1を供給する前記の給気風路17は、減湿器1
8により減湿した冷却部排気EA2を第1換気用空気O
A1として温風供給装置5に供給するように、減湿器1
8と温風供給装置5とを結ぶ風路としてある。
【0031】つまり、乾燥部排気EA1の保有熱を有効
利用して減湿器18により減湿した空気を第1換気用空
気OA1として温風供給装置5に供給することで、乾燥
部2中の被塗物Aの塗膜からの水分蒸発力を高めて乾燥
を促進し、これによって、乾燥性能を高く維持しながら
第1換気用空気OA1の必要供給量の少量化を可能とし
て温風供給装置5における加熱必要エネルギの節減を図
ってある。
【0032】また、第1換気用空気OA1として使用す
る減湿空気に冷却部排気EA2の減湿気を用いること
で、単なる外気の減湿気を用いるに比べ、冷却部3から
の排気EA2の保有熱(冷却部3での冷却の際に被塗物
Aから奪った熱)をも乾燥部2の高温雰囲気維持に有効
利用(特に冬季)する形態としてある。
【0033】尚、上記の如き吸脱着式の減湿器18で
は、減湿過程で乾燥部排気EA1の保有熱による冷却部
排気EA2の加熱が伴うが、この加熱が第1換気用空気
OA1に対する予熱となることによる加熱必要エネルギ
の節減効果もある。
【0034】減湿器18の熱源として使用した乾燥部排
気EA1は含有汚染物質(溶剤成分)を除去する適宜後
処理を施した上で屋外に廃棄するようにしてある。
【0035】温風供給装置5、及び冷却風供給装置10
の夫々においてF1,F2は、乾燥部2へ供給する乾燥
用温風SA1や冷却部3へ供給する冷却用風SA2を浄
化するフィルタであるが、冷却部排気EA2の減湿気を
第1換気用空気OA1として温風供給装置5に供給する
上記の設備構成においては、塗装品質上で塵埃を特に嫌
う乾燥部2に対し、温風供給装置5におけるフィルタF
1のみならずその前段で冷却用風供給装置10のフィル
タF2を通過した二段浄化空気を供給できる点において
も有利である。
【0036】上記設備構成における各部の風量設定、及
び、温湿度設定の一例としては下記のものを挙げること
ができる。 第2換気用空気OA2…… 65CMM(外気) 冷却用風 SA2……640CMM(20℃,15
g/kg) 冷却部排気 EA2…… 65CMM(20℃,15
g/kg) 第1換気用空気OA1…… 65CMM(30℃,10
g/kg) 乾燥用温風 SA1……640CMM(80℃,20
g/kg) 乾燥部排気 EA1…… 65CMM(80℃,20
g/kg)
【0037】〔別実施例〕次に別実施例を列記する。
【0038】第1排気路15を乾燥部2から直接に導出
したり、第1循環風路7から分岐導出してもよく、これ
らの場合、温風供給手段5で加熱した第1換気用気体O
A1の一部が乾燥部2に供給されないまま第1排気路1
5へ送出されるといったことを回避できる。
【0039】同様に、第2排気路16を冷却部3から直
接に導出したり、第2循環風路12から分岐導出しても
よく、これらの場合、冷却風供給手段10で冷却した第
2換気用気体OA2の一部が冷却部3に供給されないま
ま第2排気路16へ送出されるといったことを回避でき
るとともに、冷却部排気EA2を第1換気用気体OA1
として温風供給手段5に供給する構成において、冷却部
排気EA2の保有熱を乾燥部2の雰囲気温度維持に一層
効率よく利用できる。
【0040】冷却部排気EA2を第1換気用気体OA1
とするに代えて、図2に示す如く、外気を第1換気用気
体OA1として減湿手段18で減湿処理したのち温風供
給手段5に供給するようにしてもよい。
【0041】また、図2において破線で示す給気風路1
7を設けて、夏季には外気を第1換気用気体OA1とし
て使用し、かつ、冬季には冷却部排気EA2を第1換気
用気体OA1として使用するように風路を切り換える形
態としたり、あるいは、冷却部排気EA2と外気との混
合気を第1換気用気体OA1として、その混合比を外気
条件等に応じて変更するようにしてもよい。
【0042】減湿手段18は、乾燥部2からの排気EA
1の保有熱を熱源として減湿を行えるものであれば種々
の形式のものを適用できる。
【0043】乾燥部排気EA1の保有熱を熱源として第
1換気用気体OA1を予熱する予熱手段を減湿手段18
と並行運転する形態で、あるいは減湿手段18と択一的
に運転する形態で付加装備してもよい。
【0044】第2換気用気体OA2は外気に限定される
ものではなく、また、前段塗装部1、及び後段塗装部4
の夫々で使用する塗料種は水性塗料、油性塗料のいずれ
であってもよい。
【0045】設備各部の風量条件、及び、温湿度条件は
種々変更が可能である。
【0046】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明が添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】設備構成図
【図2】別実施例を示す設備構成図
【図3】従来の設備構成図
【符号の説明】
1 前段塗装部 2 乾燥部 3 冷却部 4 後段塗装部 5 温風供給手段 10 冷却用風供給手段 17 給気風路 18 減湿手段 A 被塗物 OA1 第1換気用気体 OA2 第2換気用気体 EA1 乾燥部排気 EA2 冷却部排気

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前段塗装部(1)と後段塗装部(4)と
    の間に、前記前段塗装部(1)で塗装した被塗物(A)
    を温風により乾燥処理する乾燥部(2)、及び、その乾
    燥部(2)で乾燥させた被塗物(A)を前記後段塗装部
    (4)での塗装に先立って冷却処理する冷却部(3)を
    設け、第1換気用気体(OA1)を加熱して前記乾燥部
    (2)に供給する温風供給手段(5)、及び、第2換気
    用気体(OA2)を冷却用風として前記冷却部(3)に
    供給する冷却用風供給手段(10)を設けた塗装設備で
    あって、 前記温風供給手段(5)に供給する加熱対象の第1換気
    用気体(OA1)を、前記乾燥部(2)からの排気(E
    A1)の保有熱を熱源として減湿する減湿手段(18)
    を設けた塗装設備。
  2. 【請求項2】 前記冷却部(3)からの排気(EA2)
    を前記の第1換気用気体(OA1)として前記温風供給
    手段(5)に供給する給気風路(17)を設けた請求項
    1記載の塗装設備。
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