JPH05313954A - マルチプロセッサおよびその情報採取とメモリ操作方法 - Google Patents
マルチプロセッサおよびその情報採取とメモリ操作方法Info
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- JPH05313954A JPH05313954A JP4118708A JP11870892A JPH05313954A JP H05313954 A JPH05313954 A JP H05313954A JP 4118708 A JP4118708 A JP 4118708A JP 11870892 A JP11870892 A JP 11870892A JP H05313954 A JPH05313954 A JP H05313954A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 サブプロセッサ専用のハ−ドウェア(例え
ば、SVP)を使用せずに、サブプロセッサのデバグ状
態の監視、エラ−情報の採取等を行うことができ、コス
トパフォ−マンスの向上と治具の有効活用を図ることに
ある。 【構成】 サブプロセッサ内に保守装置エミュレ−タを
設け、サブプロセッサから保守装置に出力されたデ−タ
を受けて、保守装置エミュレ−タが保守装置と全く同じ
ような動作を行う。メインプロセッサから保守装置エミ
ュレ−タに対してI/O命令を発行することにより、保
守装置エミュレ−タが保守装置と同じ動作を行って、得
た結果をメインプロセッサに返送する。メインプロセッ
サは受け取ったデ−タを入出力専用バスのCRTに出力
することにより、サブプロセッサのメインメモリのデ−
タを表示することができる。
ば、SVP)を使用せずに、サブプロセッサのデバグ状
態の監視、エラ−情報の採取等を行うことができ、コス
トパフォ−マンスの向上と治具の有効活用を図ることに
ある。 【構成】 サブプロセッサ内に保守装置エミュレ−タを
設け、サブプロセッサから保守装置に出力されたデ−タ
を受けて、保守装置エミュレ−タが保守装置と全く同じ
ような動作を行う。メインプロセッサから保守装置エミ
ュレ−タに対してI/O命令を発行することにより、保
守装置エミュレ−タが保守装置と同じ動作を行って、得
た結果をメインプロセッサに返送する。メインプロセッ
サは受け取ったデ−タを入出力専用バスのCRTに出力
することにより、サブプロセッサのメインメモリのデ−
タを表示することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メインプロセッサと複
数のサブプロセッサからなるマルチプロセッサ、および
サブプロセッサのエラ−情報の採取と、サブプロセッサ
のメインメモリの操作方法に関する。
数のサブプロセッサからなるマルチプロセッサ、および
サブプロセッサのエラ−情報の採取と、サブプロセッサ
のメインメモリの操作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、マルチプロセッサにおいて、
メインプロセッサおよびサブプロセッサのエラ−情報を
採取する場合や、メインメモリの操作を遠隔地より行う
場合には、メインプロセッサの入出力専用のバスに特別
な機能を持つハ−ドウェア等、例えばサ−ビスプロセッ
サ(SVP)を接続することにより、このSVPの制御
により行っていた。なお、SVPを用いる方式として
は、例えば、特開平3−36658号公報および特開平
2−93856号公報等がある。前者の方式では、共通
バスを介して各サブプロセッサからの障害情報を管理プ
ロセッサでロギングし、それらの障害情報をそこで解析
および管理している。また、後者の方式でも、共通バス
にメインテナンスプロセッサを設けて、各サブプロセッ
サの監視情報をメインテナンスプロセッサから一定間隔
で読み出し、障害の発生を検出して障害回復の処理を行
っている。
メインプロセッサおよびサブプロセッサのエラ−情報を
採取する場合や、メインメモリの操作を遠隔地より行う
場合には、メインプロセッサの入出力専用のバスに特別
な機能を持つハ−ドウェア等、例えばサ−ビスプロセッ
サ(SVP)を接続することにより、このSVPの制御
により行っていた。なお、SVPを用いる方式として
は、例えば、特開平3−36658号公報および特開平
2−93856号公報等がある。前者の方式では、共通
バスを介して各サブプロセッサからの障害情報を管理プ
ロセッサでロギングし、それらの障害情報をそこで解析
および管理している。また、後者の方式でも、共通バス
にメインテナンスプロセッサを設けて、各サブプロセッ
サの監視情報をメインテナンスプロセッサから一定間隔
で読み出し、障害の発生を検出して障害回復の処理を行
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来で
は、マルチプロセッサのデバッグ、状態の監視、および
エラ−の情報の採取を、メインプロセッサとは別個のハ
−ドウェア(例えば、SVP)あるいは治具を用いて行
っていたので、コストパフォ−マンスの面や治具の有効
利用という面で問題があった。すなわち、サ−ビスプロ
セッサを備える必要もない小形機で構成されたマルチプ
ロセッサシステムにおいて、デバッグ、状態監視、およ
びエラ−情報の採取等を行う場合には、メインプロセッ
サは勿論のこと、サブプロセッサ毎にそれぞれ1個ずつ
入出力専用のバスに保守装置用アダプタと保守装置とを
設ける必要がある。小形機で構成されるマルチプロセッ
サで、このように特別のハ−ドウェアを設けるときに
は、コストアップを招くことになる。本発明の目的は、
これら従来の課題を解決し、コストパフォ−マンスの向
上および治具の有効活用により、サブプロセッサのエラ
−情報を採取し、かつメモリを遠隔操作することが可能
なマルチプロセッサおよびそのエラ−情報採取とメモリ
操作方法を提供することにある。
は、マルチプロセッサのデバッグ、状態の監視、および
エラ−の情報の採取を、メインプロセッサとは別個のハ
−ドウェア(例えば、SVP)あるいは治具を用いて行
っていたので、コストパフォ−マンスの面や治具の有効
利用という面で問題があった。すなわち、サ−ビスプロ
セッサを備える必要もない小形機で構成されたマルチプ
ロセッサシステムにおいて、デバッグ、状態監視、およ
びエラ−情報の採取等を行う場合には、メインプロセッ
サは勿論のこと、サブプロセッサ毎にそれぞれ1個ずつ
入出力専用のバスに保守装置用アダプタと保守装置とを
設ける必要がある。小形機で構成されるマルチプロセッ
サで、このように特別のハ−ドウェアを設けるときに
は、コストアップを招くことになる。本発明の目的は、
これら従来の課題を解決し、コストパフォ−マンスの向
上および治具の有効活用により、サブプロセッサのエラ
−情報を採取し、かつメモリを遠隔操作することが可能
なマルチプロセッサおよびそのエラ−情報採取とメモリ
操作方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のマルチプロセッサは、(イ)専用の保守装
置を具備したメインプロセッサおよび専用の保守装置を
具備しない複数のサブプロセッサからなるマルチプロセ
ッサにおいて、サブプロセッサ内に、専用の保守装置の
I/Oアドレスを判別するアドレスデコ−ダと、アドレ
スデコ−ダに識別されることにより、メインプロセッサ
からの採取すべきメインメモリのアドレスを格納するキ
−コ−ドデ−タ格納レジスタと、キ−コ−ドデ−タ格納
レジスタ内のデ−タがデフォルト値以外のとき、サブプ
ロセッサに割り込みを発生する割り込み発生回路と、割
り込みを受けることにより、サブプロセッサがキ−コ−
ドデ−タ格納レジスタの内容により読み取ったメインメ
モリのデ−タを格納する表示デ−タ格納レジスタとを具
備した保守装置エミュレ−タを設け、保守装置エミュレ
−タを介してメインプロセッサからサブプロセッサのメ
インメモリを操作し、かつエラ−情報を採取することを
特徴としている。また、(ロ)保守装置エミュレ−タ
は、メインプロセッサの入出力専用バスに接続され、か
つ保守装置エミュレ−タ内の割り込み発生回路は、割り
込みを受けた演算装置からデフォルト値を受けることに
より、その割り込み発生信号をリセットすることも特徴
としている。また、本発明のマルチプロセッサにおける
エラ−情報採取とメインメモリ操作方法は、(ハ)メイ
ンプロセッサのみが入出力専用バスに保守装置を具備し
たマルチプロセッサにおいて、各サブプロセッサに専用
の保守装置をエミュレ−トする機能を持たせ、エミュレ
−ト機能はメインプロセッサからのI/O命令により動
作し、かつサブプロセッサから保守装置に出力する各種
デ−タを受け取って、それらのデ−タを格納しておき、
メインプロセッサからの操作により格納されているデ−
タが読み出された後、メインプロセッサで編集される
か、あるいは読み出されたデ−タのままで入出力専用バ
スに接続されたCRTディスプレイに出力されることを
特徴としている。
め、本発明のマルチプロセッサは、(イ)専用の保守装
置を具備したメインプロセッサおよび専用の保守装置を
具備しない複数のサブプロセッサからなるマルチプロセ
ッサにおいて、サブプロセッサ内に、専用の保守装置の
I/Oアドレスを判別するアドレスデコ−ダと、アドレ
スデコ−ダに識別されることにより、メインプロセッサ
からの採取すべきメインメモリのアドレスを格納するキ
−コ−ドデ−タ格納レジスタと、キ−コ−ドデ−タ格納
レジスタ内のデ−タがデフォルト値以外のとき、サブプ
ロセッサに割り込みを発生する割り込み発生回路と、割
り込みを受けることにより、サブプロセッサがキ−コ−
ドデ−タ格納レジスタの内容により読み取ったメインメ
モリのデ−タを格納する表示デ−タ格納レジスタとを具
備した保守装置エミュレ−タを設け、保守装置エミュレ
−タを介してメインプロセッサからサブプロセッサのメ
インメモリを操作し、かつエラ−情報を採取することを
特徴としている。また、(ロ)保守装置エミュレ−タ
は、メインプロセッサの入出力専用バスに接続され、か
つ保守装置エミュレ−タ内の割り込み発生回路は、割り
込みを受けた演算装置からデフォルト値を受けることに
より、その割り込み発生信号をリセットすることも特徴
としている。また、本発明のマルチプロセッサにおける
エラ−情報採取とメインメモリ操作方法は、(ハ)メイ
ンプロセッサのみが入出力専用バスに保守装置を具備し
たマルチプロセッサにおいて、各サブプロセッサに専用
の保守装置をエミュレ−トする機能を持たせ、エミュレ
−ト機能はメインプロセッサからのI/O命令により動
作し、かつサブプロセッサから保守装置に出力する各種
デ−タを受け取って、それらのデ−タを格納しておき、
メインプロセッサからの操作により格納されているデ−
タが読み出された後、メインプロセッサで編集される
か、あるいは読み出されたデ−タのままで入出力専用バ
スに接続されたCRTディスプレイに出力されることを
特徴としている。
【0005】
【作用】本発明においては、各サブプロセッサ内にサブ
プロセッサがあたかもメインプロセッサと同等の保守装
置を具備するが如く動作可能で、かつメインプロセッサ
から操作可能な保守装置エミュレ−タを設け、この保守
装置エミュレ−タを介することによりサブプロセッサの
エラ−情報の採取、およびメインメモリの遠隔操作をメ
インプロセッサにより行うことができる。すなわち、サ
ブプロセッサに内蔵された保守装置エミュレ−タは、サ
ブプロセッサから保守装置に出力される各種デ−タを受
け取って、これらを格納し、保守装置エミュレ−タに書
き込まれたデ−タに基づいて、サブプロセッサの保守装
置が操作された場合と同じような動作を行う。この保守
装置エミュレ−タは、メインプロセッサの入出力専用バ
スに接続されており、メインプロセッサから操作が可能
である。従って、保守装置エミュレ−タが格納している
デ−タを読み出すことにより、サブプロセッサの情報等
の採取と、保守装置エミュレ−タにデ−タを書き込むこ
とにより、サブプロセッサへのデ−タの書き込みを行う
ことができる。これにより、サブプロセッサは独自の保
守装置を入出力専用バスに持っている場合と同じ動作が
可能であり、かつ保守装置エミュレ−タはメインプロセ
ッサからのI/O命令により動作することができるの
で、メインプロセッサからのI/O命令により操作で保
守装置を使用して行う処理は全て実行することができ
る。すなわち、メインプロセッサ用の治具を共用するこ
とにより、効率的に動作することができる。また、メイ
ンプロセッサで、サブプロセッサのエラ−情報を編集す
ることにより、それを用いて種々のテストを実行するこ
とも可能である。
プロセッサがあたかもメインプロセッサと同等の保守装
置を具備するが如く動作可能で、かつメインプロセッサ
から操作可能な保守装置エミュレ−タを設け、この保守
装置エミュレ−タを介することによりサブプロセッサの
エラ−情報の採取、およびメインメモリの遠隔操作をメ
インプロセッサにより行うことができる。すなわち、サ
ブプロセッサに内蔵された保守装置エミュレ−タは、サ
ブプロセッサから保守装置に出力される各種デ−タを受
け取って、これらを格納し、保守装置エミュレ−タに書
き込まれたデ−タに基づいて、サブプロセッサの保守装
置が操作された場合と同じような動作を行う。この保守
装置エミュレ−タは、メインプロセッサの入出力専用バ
スに接続されており、メインプロセッサから操作が可能
である。従って、保守装置エミュレ−タが格納している
デ−タを読み出すことにより、サブプロセッサの情報等
の採取と、保守装置エミュレ−タにデ−タを書き込むこ
とにより、サブプロセッサへのデ−タの書き込みを行う
ことができる。これにより、サブプロセッサは独自の保
守装置を入出力専用バスに持っている場合と同じ動作が
可能であり、かつ保守装置エミュレ−タはメインプロセ
ッサからのI/O命令により動作することができるの
で、メインプロセッサからのI/O命令により操作で保
守装置を使用して行う処理は全て実行することができ
る。すなわち、メインプロセッサ用の治具を共用するこ
とにより、効率的に動作することができる。また、メイ
ンプロセッサで、サブプロセッサのエラ−情報を編集す
ることにより、それを用いて種々のテストを実行するこ
とも可能である。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の一実施例を示すマルチプロ
セッサシステムの全体構成図である。図1において、1
06はメインプロセッサ、101はサブプロセッサ、1
14は入出力専用バスである。実際には、サブプロセッ
サ101は複数台接続されているが、ここではその中の
1台だけを示している。メインプロセッサ106には、
演算装置109とメインメモリ107とメインメモリバ
ス制御回路108とが設けられている。また、サブプロ
セッサ101には、演算装置102とメインメモリ10
3とメインメモリバス制御回路104の他に、本発明で
新たに保守装置エミュレ−タ105が設けられる。保守
装置エミュレ−タ105は、メインプロセッサ106の
入出力専用バス114に接続される。このため、保守装
置エミュレ−タ105は、メインプロセッサ106によ
り操作が可能である。メインプロセッサ106のエラ−
情報の採取や、メインメモリ107の操作は、入出力専
用バス114に接続された保守装置用アダプタ112と
保守装置113により行われる。これに対して、サブプ
ロセッサ101は独自の保守装置用アダプタおよび保守
装置を持っていない。そこで、本実施例では、保守装置
エミュレ−タ105を介してメインプロセッサ106か
らエラ−情報の採取およびメインメモリ103の操作を
行うようにしている。サブプロセッサ101の演算装置
102は、保守装置エミュレ−タ105によりI/O命
令が保守装置からのエラ−情報採取命令またはメインメ
モリ操作命令等に変換されてくるので、あたかも独自の
保守装置が接続されている場合と同じように、保守装置
に状態表示するためのデ−タをメインメモリバス制御回
路104を介して出力する。保守装置エミュレ−タ10
5は、サブプロセッサ101の演算装置102から保守
装置に出力されたデ−タを取り込み、本来サブプロセッ
サ101の独自の保守装置に表示すべきデ−タを格納す
る。
説明する。図1は、本発明の一実施例を示すマルチプロ
セッサシステムの全体構成図である。図1において、1
06はメインプロセッサ、101はサブプロセッサ、1
14は入出力専用バスである。実際には、サブプロセッ
サ101は複数台接続されているが、ここではその中の
1台だけを示している。メインプロセッサ106には、
演算装置109とメインメモリ107とメインメモリバ
ス制御回路108とが設けられている。また、サブプロ
セッサ101には、演算装置102とメインメモリ10
3とメインメモリバス制御回路104の他に、本発明で
新たに保守装置エミュレ−タ105が設けられる。保守
装置エミュレ−タ105は、メインプロセッサ106の
入出力専用バス114に接続される。このため、保守装
置エミュレ−タ105は、メインプロセッサ106によ
り操作が可能である。メインプロセッサ106のエラ−
情報の採取や、メインメモリ107の操作は、入出力専
用バス114に接続された保守装置用アダプタ112と
保守装置113により行われる。これに対して、サブプ
ロセッサ101は独自の保守装置用アダプタおよび保守
装置を持っていない。そこで、本実施例では、保守装置
エミュレ−タ105を介してメインプロセッサ106か
らエラ−情報の採取およびメインメモリ103の操作を
行うようにしている。サブプロセッサ101の演算装置
102は、保守装置エミュレ−タ105によりI/O命
令が保守装置からのエラ−情報採取命令またはメインメ
モリ操作命令等に変換されてくるので、あたかも独自の
保守装置が接続されている場合と同じように、保守装置
に状態表示するためのデ−タをメインメモリバス制御回
路104を介して出力する。保守装置エミュレ−タ10
5は、サブプロセッサ101の演算装置102から保守
装置に出力されたデ−タを取り込み、本来サブプロセッ
サ101の独自の保守装置に表示すべきデ−タを格納す
る。
【0007】また、保守装置エミュレ−タ105は、メ
インプロセッサ106の演算装置109からサブプロセ
ッサ101の状態デ−タ要求が出力されて、それを受け
取った場合、そのデ−タを解析した後、格納してあるサ
ブプロセッサ101の状態デ−タをメインプロセッサ1
06に出力する。メインプロセッサ106は、保守装置
エミュレ−タ105から受け取ったデ−タを入出力専用
バス114に送出し、バス114に接続されている入出
力用アダプタ110を介してCRTディスプレイ115
等の出力装置に結果を出力する。次に、サブプロセッサ
101のエラ−情報を採取する場合と、メインメモリ1
03を操作する場合には、メインプロセッサ106から
保守装置エミュレ−タ105に対して保守装置にキ−を
入力する場合と同じキ−コ−ドを出力する。例えば、メ
インプロセッサ106からサブプロセッサ101のメイ
ンメモリ103の内容を採取したい場合には、メインプ
ロセッサ106から保守装置エミュレ−タ105に対し
てリ−ドのキ−コ−ドX‘05’(16進コ−ド)を書
き込むことにより、保守装置エミュレ−タ105は演算
装置102に対して割り込みを発生させる。演算装置1
02は、保守装置エミュレ−タ105を意識することな
く、あたかも自分の保守装置からのメモリリ−ド要求が
あったかの如く動作して、メインメモリ103の内容を
保守装置に出力する。保守エミュレ−タ105は、演算
装置102から保守装置に出力されたデ−タを保持し、
メインプロセッサ106から読み出しにより保持してい
た内容をメインプロセッサ106に出力する。このよう
にして、メインプロセッサ106からサブプロセッサ1
01のメインメモリ103の内容が読み出されることに
なる。
インプロセッサ106の演算装置109からサブプロセ
ッサ101の状態デ−タ要求が出力されて、それを受け
取った場合、そのデ−タを解析した後、格納してあるサ
ブプロセッサ101の状態デ−タをメインプロセッサ1
06に出力する。メインプロセッサ106は、保守装置
エミュレ−タ105から受け取ったデ−タを入出力専用
バス114に送出し、バス114に接続されている入出
力用アダプタ110を介してCRTディスプレイ115
等の出力装置に結果を出力する。次に、サブプロセッサ
101のエラ−情報を採取する場合と、メインメモリ1
03を操作する場合には、メインプロセッサ106から
保守装置エミュレ−タ105に対して保守装置にキ−を
入力する場合と同じキ−コ−ドを出力する。例えば、メ
インプロセッサ106からサブプロセッサ101のメイ
ンメモリ103の内容を採取したい場合には、メインプ
ロセッサ106から保守装置エミュレ−タ105に対し
てリ−ドのキ−コ−ドX‘05’(16進コ−ド)を書
き込むことにより、保守装置エミュレ−タ105は演算
装置102に対して割り込みを発生させる。演算装置1
02は、保守装置エミュレ−タ105を意識することな
く、あたかも自分の保守装置からのメモリリ−ド要求が
あったかの如く動作して、メインメモリ103の内容を
保守装置に出力する。保守エミュレ−タ105は、演算
装置102から保守装置に出力されたデ−タを保持し、
メインプロセッサ106から読み出しにより保持してい
た内容をメインプロセッサ106に出力する。このよう
にして、メインプロセッサ106からサブプロセッサ1
01のメインメモリ103の内容が読み出されることに
なる。
【0008】図2は、図1における保守装置エミュレ−
タの詳細ブロック図である。保守装置エミュレ−タ10
5は、図2に示すように、アドレスデコ−ダ202,2
03、制御回路204、表示デ−タ格納レジスタ20
5、キ−コ−ドデ−タ格納レジスタ206、および割り
込み発生回路207から構成される。右側は、アドレス
バスとデ−タバス114を介してメインプロセッサ10
6に接続され、左側は、アドレスバスとデ−タバス20
1を介して演算装置102に接続されている。先ず、保
守装置エミュレ−タ105の動作のうち、サブプロセッ
サ101のメインメモリ103のX‘100’番地の内
容を読み出す場合を例にして説明する。メインプロセッ
サ106は、メインプロセッサ106のアドレスバス1
14に保守装置エミュレ−タ105内のキ−コ−ド格納
レジスタ206のI/Oアドレス(例えば、X‘038
0’)と、デ−タバス114に読み出したいメインメモ
リ103の番地(例えば、X‘0100’)を出力す
る。一方、保守装置エミュレ−タ105内のアドレスデ
コ−ダ203は、メインプロセッサ106のアドレスバ
ス114を常時監視しており、自分のI/OアドレスX
‘0380’(保守装置エミュレ−タ)が到来したなら
ば、デ−タバス114のデ−タX‘0100’を取り込
んで、キ−コ−ドデ−タ格納レジスタ206に格納す
る。次に、割り込み発生回路207は、キ−コ−ドデ−
タ格納レジスタ206内のデ−タがデフォルト値(X
‘FFFF’)以外のとき、サブプロセッサ101に対
して割り込みライン208を介して割り込みを行う。デ
フォルト値(X‘FFFF’)がセットされたならば、
割り込みライン208に発生している割り込み信号をリ
セットする。
タの詳細ブロック図である。保守装置エミュレ−タ10
5は、図2に示すように、アドレスデコ−ダ202,2
03、制御回路204、表示デ−タ格納レジスタ20
5、キ−コ−ドデ−タ格納レジスタ206、および割り
込み発生回路207から構成される。右側は、アドレス
バスとデ−タバス114を介してメインプロセッサ10
6に接続され、左側は、アドレスバスとデ−タバス20
1を介して演算装置102に接続されている。先ず、保
守装置エミュレ−タ105の動作のうち、サブプロセッ
サ101のメインメモリ103のX‘100’番地の内
容を読み出す場合を例にして説明する。メインプロセッ
サ106は、メインプロセッサ106のアドレスバス1
14に保守装置エミュレ−タ105内のキ−コ−ド格納
レジスタ206のI/Oアドレス(例えば、X‘038
0’)と、デ−タバス114に読み出したいメインメモ
リ103の番地(例えば、X‘0100’)を出力す
る。一方、保守装置エミュレ−タ105内のアドレスデ
コ−ダ203は、メインプロセッサ106のアドレスバ
ス114を常時監視しており、自分のI/OアドレスX
‘0380’(保守装置エミュレ−タ)が到来したなら
ば、デ−タバス114のデ−タX‘0100’を取り込
んで、キ−コ−ドデ−タ格納レジスタ206に格納す
る。次に、割り込み発生回路207は、キ−コ−ドデ−
タ格納レジスタ206内のデ−タがデフォルト値(X
‘FFFF’)以外のとき、サブプロセッサ101に対
して割り込みライン208を介して割り込みを行う。デ
フォルト値(X‘FFFF’)がセットされたならば、
割り込みライン208に発生している割り込み信号をリ
セットする。
【0009】すなわち、割り込み発生回路207は、キ
−コ−ドデ−タ格納レジスタ206の内容がデフォルト
値以外のとき、キ−コ−ドデ−タ格納レジスタ206に
デ−タの書き込みが行われたものと認識して、サブプロ
セッサ101に対して割り込みを発生させる。保守装置
エミュレ−タ105から割り込みを受けたサブプロセッ
サ101の演算装置102は、自分自身が保持している
保守装置からの割り込みであると識別して、保守装置の
キ−入力コ−ドを読み出すため、サブプロセッサ101
のアドレスバス201に保守装置のキ−コ−ドデ−タ格
納レジスタ206のアドレス(例えば、X‘02E
0’)を出力する。この場合、保守装置エミュレ−タ1
05はサブプロセッサ101のアドレスバス201も常
時監視しており、サブプロセッサ101が自分自身で保
持していると認識している保守装置のI/Oアドレスが
到来したとき(ここでは、X‘02E0’)、保守装置
エミュレ−タ105内に格納されているキ−コ−ドデ−
タ格納レジスタ206の内容をサブプロセッサ101の
デ−タバス201に出力する。このように、保守装置エ
ミュレ−タ105は、サブプロセッサが持つ保守装置の
キ−コ−ドと、実際のキ−コ−ドデ−タ格納レジスタ2
06あるいは表示デ−タ格納レジスタ205のI/Oア
ドレスとの変換処理を行う。
−コ−ドデ−タ格納レジスタ206の内容がデフォルト
値以外のとき、キ−コ−ドデ−タ格納レジスタ206に
デ−タの書き込みが行われたものと認識して、サブプロ
セッサ101に対して割り込みを発生させる。保守装置
エミュレ−タ105から割り込みを受けたサブプロセッ
サ101の演算装置102は、自分自身が保持している
保守装置からの割り込みであると識別して、保守装置の
キ−入力コ−ドを読み出すため、サブプロセッサ101
のアドレスバス201に保守装置のキ−コ−ドデ−タ格
納レジスタ206のアドレス(例えば、X‘02E
0’)を出力する。この場合、保守装置エミュレ−タ1
05はサブプロセッサ101のアドレスバス201も常
時監視しており、サブプロセッサ101が自分自身で保
持していると認識している保守装置のI/Oアドレスが
到来したとき(ここでは、X‘02E0’)、保守装置
エミュレ−タ105内に格納されているキ−コ−ドデ−
タ格納レジスタ206の内容をサブプロセッサ101の
デ−タバス201に出力する。このように、保守装置エ
ミュレ−タ105は、サブプロセッサが持つ保守装置の
キ−コ−ドと、実際のキ−コ−ドデ−タ格納レジスタ2
06あるいは表示デ−タ格納レジスタ205のI/Oア
ドレスとの変換処理を行う。
【0010】サブプロセッサ101の演算装置102
は、保守装置エミュレ−タ105からのデ−タを受け取
る。ここでは、受け取ったデ−タがメインメモリ103
のX‘0100’番地のデ−タリ−ドであるため、演算
装置102はサブプロセッサ101のメインメモリ10
3のX‘0100’番地の内容(例えば、X‘123
4’)を読み出す。演算装置102は、読み出したデ−
タを自分自身が持つ保守装置の表示レジスタに出力させ
るために、アドレスバス201には保守装置の表示レジ
スタのI/Oアドレスを出力し、デ−タバス201には
メインメモリ103の内容を出力する。ここでは、アド
レスバス201にX‘02E2’(保守装置の表示レジ
スタのアドレス)を、デ−タバス201にX‘123
4’を出力する。このようにして、あたかも保守装置の
表示レジスタに出力するかの如く動作する。一方、保守
装置エミュレ−タ105は、保守装置の表示レジスタの
I/Oアドレスがアドレスバス201に出力されている
ため、サブプロセッサ側のアドレスデコ−ダ202を通
してデ−タバス201上のデ−タを表示デ−タ格納レジ
スタ205に取り込む。次に、サブプロセッサ101の
演算装置102は、表示デ−タを保守装置の表示レジス
タに出力した後、保守装置からの割り込みをリセットす
るために、保守装置へ割り込みリセットコマンド(例え
ば、X‘02E4’)を発行する。
は、保守装置エミュレ−タ105からのデ−タを受け取
る。ここでは、受け取ったデ−タがメインメモリ103
のX‘0100’番地のデ−タリ−ドであるため、演算
装置102はサブプロセッサ101のメインメモリ10
3のX‘0100’番地の内容(例えば、X‘123
4’)を読み出す。演算装置102は、読み出したデ−
タを自分自身が持つ保守装置の表示レジスタに出力させ
るために、アドレスバス201には保守装置の表示レジ
スタのI/Oアドレスを出力し、デ−タバス201には
メインメモリ103の内容を出力する。ここでは、アド
レスバス201にX‘02E2’(保守装置の表示レジ
スタのアドレス)を、デ−タバス201にX‘123
4’を出力する。このようにして、あたかも保守装置の
表示レジスタに出力するかの如く動作する。一方、保守
装置エミュレ−タ105は、保守装置の表示レジスタの
I/Oアドレスがアドレスバス201に出力されている
ため、サブプロセッサ側のアドレスデコ−ダ202を通
してデ−タバス201上のデ−タを表示デ−タ格納レジ
スタ205に取り込む。次に、サブプロセッサ101の
演算装置102は、表示デ−タを保守装置の表示レジス
タに出力した後、保守装置からの割り込みをリセットす
るために、保守装置へ割り込みリセットコマンド(例え
ば、X‘02E4’)を発行する。
【0011】保守装置エミュレ−タ105は、サブプロ
セッサ101から保守装置に出力されたリセットコマン
ドのデ−タ(X‘02E4’)を取り込み、キ−コ−ド
デ−タ格納レジスタ206の内容をデフォルト値X‘F
FFF’にセットするとともに、割り込み発生回路20
7がキ−コ−ドデ−タ格納レジスタ206の内容がデフ
ォルト値になったことを検知して、サブプロセッサ10
1の演算装置102への割り込みを解除する。次に、メ
インプロセッサ106から保守装置エミュレ−タ105
に格納されている採取デ−タを取り込む方法を説明す
る。メインプロセッサ106から表示デ−タ格納レジス
タ205のI/Oアドレス(ここでは、X‘038
2’)で読み出しを行う。保守装置エミュレ−タ105
のアドレスデコ−ダ203は、このI/Oアドレスをデ
コ−ドすることにより、表示デ−タ格納レジスタ205
を選択し、この表示デ−タ格納レジスタ205の内容を
デ−タバス114を介してメインプロセッサ106に出
力する。メインプロセッサ106は、送られてきたデ−
タを受け取り、入出力専用バス114を介してCRT1
15等の出力装置に出力する。このような方法により、
メインプロセッサ106からサブプロセッサ101のメ
インメモリ103を操作することが可能となり、エラ−
等の情報も採取することができる。その場合に、サブプ
ロセッサ専用の保守装置は不要であり、その代りにサブ
プロセッサ内に保守装置エミュレ−タを内蔵する必要が
ある。
セッサ101から保守装置に出力されたリセットコマン
ドのデ−タ(X‘02E4’)を取り込み、キ−コ−ド
デ−タ格納レジスタ206の内容をデフォルト値X‘F
FFF’にセットするとともに、割り込み発生回路20
7がキ−コ−ドデ−タ格納レジスタ206の内容がデフ
ォルト値になったことを検知して、サブプロセッサ10
1の演算装置102への割り込みを解除する。次に、メ
インプロセッサ106から保守装置エミュレ−タ105
に格納されている採取デ−タを取り込む方法を説明す
る。メインプロセッサ106から表示デ−タ格納レジス
タ205のI/Oアドレス(ここでは、X‘038
2’)で読み出しを行う。保守装置エミュレ−タ105
のアドレスデコ−ダ203は、このI/Oアドレスをデ
コ−ドすることにより、表示デ−タ格納レジスタ205
を選択し、この表示デ−タ格納レジスタ205の内容を
デ−タバス114を介してメインプロセッサ106に出
力する。メインプロセッサ106は、送られてきたデ−
タを受け取り、入出力専用バス114を介してCRT1
15等の出力装置に出力する。このような方法により、
メインプロセッサ106からサブプロセッサ101のメ
インメモリ103を操作することが可能となり、エラ−
等の情報も採取することができる。その場合に、サブプ
ロセッサ専用の保守装置は不要であり、その代りにサブ
プロセッサ内に保守装置エミュレ−タを内蔵する必要が
ある。
【0012】図3は、本発明におけるサブプロセッサの
保守装置I/Oアドレスマップを示す図である。保守装
置エミュレ−タ105の両アドレスデコ−ダ202,2
03は、これらの保守装置I/Oアドレスを識別するこ
とにより、それぞれ表示デ−タ格納レジスタ205、キ
−コ−ドデ−タ格納レジスタ206、および割り込み発
生回路207をアクセスする。表示デ−タ格納レジスタ
205のI/OアドレスはX‘02E2’であり、サブ
プロセッサ101から表示デ−タを出力する場合には、
アドレスバス201にX‘02E2’が出力されること
になる。また、キ−コ−ドデ−タ格納レジスタ206の
I/OアドレスはX‘02E0’であって、サブプロセ
ッサ101からこのアドレスで読み出しを行うことによ
り、キ−コ−ドデ−タを読み出すことができる。また、
割り込み発生回路207のI/OアドレスはX‘02E
4’であり、サブプロセッサ101からこのアドレスで
アクセスすることにより、割り込み発生回路207はサ
ブプロセッサ101に対しての割り込みをリセットす
る。このサブプロセッサ101自身が保持する保守装置
のI/Oアドレスと同じI/Oアドレスを、保守装置エ
ミュレ−タ105の持つ各レジスタ205,206また
は回路207に割り当てることにより、サブプロセッサ
101側からはあたかも自分自身の保守装置を保持して
いるかの如く動作することができる。
保守装置I/Oアドレスマップを示す図である。保守装
置エミュレ−タ105の両アドレスデコ−ダ202,2
03は、これらの保守装置I/Oアドレスを識別するこ
とにより、それぞれ表示デ−タ格納レジスタ205、キ
−コ−ドデ−タ格納レジスタ206、および割り込み発
生回路207をアクセスする。表示デ−タ格納レジスタ
205のI/OアドレスはX‘02E2’であり、サブ
プロセッサ101から表示デ−タを出力する場合には、
アドレスバス201にX‘02E2’が出力されること
になる。また、キ−コ−ドデ−タ格納レジスタ206の
I/OアドレスはX‘02E0’であって、サブプロセ
ッサ101からこのアドレスで読み出しを行うことによ
り、キ−コ−ドデ−タを読み出すことができる。また、
割り込み発生回路207のI/OアドレスはX‘02E
4’であり、サブプロセッサ101からこのアドレスで
アクセスすることにより、割り込み発生回路207はサ
ブプロセッサ101に対しての割り込みをリセットす
る。このサブプロセッサ101自身が保持する保守装置
のI/Oアドレスと同じI/Oアドレスを、保守装置エ
ミュレ−タ105の持つ各レジスタ205,206また
は回路207に割り当てることにより、サブプロセッサ
101側からはあたかも自分自身の保守装置を保持して
いるかの如く動作することができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
(イ)サブプロセッサ専用の保守装置を必要とせずに、
サブプロセッサの採取したエラ−情報等をメインプロセ
ッサを介して採取することができる。また、(ロ)サブ
プロセッサの持つメインメモリをメインプロセッサから
のI/O命令により操作することができるので、専用の
保守装置が不要であり、コストパフォ−マンスの向上を
図ることができる。さらに、(ハ)メインプロセッサか
らのI/O命令によりサブプロセッサのメインメモリを
操作できるので、メインプロセッサ専用の保守装置のみ
を使用して、サブプロセッサ専用の保守装置がある場合
と同じような処理を行うことができ、かつサブプロセッ
サから採取したデ−タをメインプロセッサで編集するこ
とができるので、治具の有効活用が可能である。
(イ)サブプロセッサ専用の保守装置を必要とせずに、
サブプロセッサの採取したエラ−情報等をメインプロセ
ッサを介して採取することができる。また、(ロ)サブ
プロセッサの持つメインメモリをメインプロセッサから
のI/O命令により操作することができるので、専用の
保守装置が不要であり、コストパフォ−マンスの向上を
図ることができる。さらに、(ハ)メインプロセッサか
らのI/O命令によりサブプロセッサのメインメモリを
操作できるので、メインプロセッサ専用の保守装置のみ
を使用して、サブプロセッサ専用の保守装置がある場合
と同じような処理を行うことができ、かつサブプロセッ
サから採取したデ−タをメインプロセッサで編集するこ
とができるので、治具の有効活用が可能である。
【0014】
【図1】本発明の一実施例を示すマルチプロセッサのブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】図1における保守装置エミュレ−タの内部構成
図である。
図である。
【図3】サブプロセッサ保守装置のI/Oアドレスマッ
プを示す図である。
プを示す図である。
101 サブプロセッサ 106 メインプロセッサ 102,109 演算装置 103,107 メインメモリ 104,108 メインメモリバス制御回路 114 入出力専用バス 110 入出力用アダプタ 115 CRTディスプレイ 112 保守装置用アダプタ 113 保守装置 105 保守装置エミュレ−タ 202,203 アドレスデコ−ダ 204 制御回路 205 表示デ−タ格納レジスタ 206 キ−コ−ドデ−タ格納レジスタ 207 割り込み発生回路 208 割り込みライン 201,114 アドレスバス・デ−タバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神保 ひとみ 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム設計開発セ ンタ内
Claims (3)
- 【請求項1】 専用の保守装置を具備したメインプロセ
ッサおよび専用の保守装置を具備しない複数のサブプロ
セッサからなるマルチプロセッサにおいて、上記サブプ
ロセッサ内に、専用の保守装置のI/Oアドレスを判別
するアドレスデコ−ダと、該アドレスデコ−ダに識別さ
れることにより、上記メインプロセッサからの採取すべ
きメインメモリのアドレスを格納するキ−コ−ドデ−タ
格納レジスタと、該キ−コ−ドデ−タ格納レジスタ内の
デ−タがデフォルト値以外のとき、上記サブプロセッサ
に割り込みを発生する割り込み発生回路と、割り込みを
受けることにより、該サブプロセッサが上記キ−コ−ド
デ−タ格納レジスタの内容により読み取ったメインメモ
リのデ−タを格納する表示デ−タ格納レジスタとを具備
した保守装置エミュレ−タを設け、該保守装置エミュレ
−タを介して上記メインプロセッサから該サブプロセッ
サのメインメモリを操作し、かつエラ−情報を採取する
ことを特徴とするマルチプロセッサ。 - 【請求項2】 上記保守装置エミュレ−タは、メインプ
ロセッサの入出力専用バスに接続され、かつ該保守装置
エミュレ−タ内の割り込み発生回路は、割り込みを受け
た演算装置からデフォルト値を受けることにより、その
割り込み発生信号をリセットすることを特徴とする請求
項1に記載のマルチプロセッサ。 - 【請求項3】 メインプロセッサのみが入出力専用バス
に保守装置を具備したマルチプロセッサの情報採取およ
びメモリ操作方法において、各サブプロセッサに専用の
保守装置をエミュレ−トする機能を持たせ、該エミュレ
−ト機能は上記メインプロセッサからのI/O命令によ
り動作し、かつ該サブプロセッサから保守装置に出力す
る各種デ−タを受け取って、それらのデ−タを格納して
おき、上記メインプロセッサからの操作により格納され
ているデ−タが読み出された後、上記メインプロセッサ
で編集されるか、あるいは読み出されたデ−タのままで
上記入出力専用バスに接続されたCRTディスプレイに
出力されることを特徴とするマルチプロセッサの情報採
取およびメモリ操作方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4118708A JPH05313954A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | マルチプロセッサおよびその情報採取とメモリ操作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4118708A JPH05313954A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | マルチプロセッサおよびその情報採取とメモリ操作方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05313954A true JPH05313954A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14743161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4118708A Pending JPH05313954A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | マルチプロセッサおよびその情報採取とメモリ操作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05313954A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08212098A (ja) * | 1995-02-08 | 1996-08-20 | Nec Corp | デバッグ方法 |
-
1992
- 1992-05-12 JP JP4118708A patent/JPH05313954A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08212098A (ja) * | 1995-02-08 | 1996-08-20 | Nec Corp | デバッグ方法 |
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