JPH06314213A - デバッグ装置 - Google Patents

デバッグ装置

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JPH06314213A
JPH06314213A JP5102552A JP10255293A JPH06314213A JP H06314213 A JPH06314213 A JP H06314213A JP 5102552 A JP5102552 A JP 5102552A JP 10255293 A JP10255293 A JP 10255293A JP H06314213 A JPH06314213 A JP H06314213A
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    • G06F11/362Software debugging
    • G06F11/3648Software debugging using additional hardware

Abstract

(57)【要約】 【目的】キャッシュメモリを内蔵するマイクロプロセッ
サに対するデバッグ装置において、特定番地でマイクロ
プロセッサが読み込む命令をブレーク命令にすり替える
ことでブレーク機能を実現し、フォアグランドモニタを
使用せずバックグランドモニタのみを使用することによ
り、ユーザが使用するメモリ空間に制限を与えずプログ
ラムの実行にリアルタイム性のあるプログラムデバッグ
ができることを目的とする。 【構成】キャッシュメモリを内蔵するマイクロプロセッ
サ101に、キャッシュメモリをクリアすることを指示
する入力端子CHECLR113とブレーク命令が実行
されたことを示す出力端子TRPAK112を備える。
更に、マイクロプロセッサ101のデータバスには命令
すり替え回路103が接続され、アドレスバスはTRP
AK112と共に使用してバックグランドモニタをアク
セスするよう構成される。キャッシュメモリのクリアは
バックグランドモニタの開始時と終了時に実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャッシュメモリを内
蔵するマイクロプロセッサのデバッグ装置、特に任意の
アドレスに対するブレーク処理を実行するデバッグ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のマイクロプロセッサでは、メモリ
アクセスの高速化のために、キャッシュメモリを内蔵す
るものが増えている。しかし、マイクロプロセッサが高
性能化する半面、このようなマイクロプロセッサを使用
したシステムのデバッグ作業は、困難なものになってき
ている。このようなマイクロプロセッサでは、メモリア
クセスがキャッシュメモリにミスヒットした場合にしか
出力されないため、メモリアクセスをトレースして現在
のプログラムの実行状態を監視することができなくなっ
ているからである。
【0003】このようなマイクロプロセッサを使用する
システムのデバッグを行う場合には、デバッグ装置を用
いる。デバッグ装置では、プログラムの実行過程だけを
トレースする場合には、マイクロプロセッサのキャッシ
ュメモリを不活性にし(この状態をキャッシュ・オフ状
態と呼ぶ)、マイクロプロセッサの必要とするアクセス
を全て外部に出力させることにより実現させる。但し、
このようなトレース方法は、マイクロプロセッサがキャ
ッシュメモリを使用する通常の状態とは実行時間に大き
な差がでてしまうため、リアルタイム性が要求される装
置の場合には、あまり有効なデバッグ方法とは言えな
い。デバッグ装置を使用して、リアルタイム性のあるデ
バッグを行うためには、ブレーク機能を使用する。ブレ
ーク機能は、プログラムの任意のアドレスでマイクロプ
ロセッサに分岐を実行させ、分岐先にユーザが知りたい
マイクロプロセッサの内部状態やプログラムの途中結果
を出力させるプログラムを用意しておき、予期した通り
の処理が実行されたかを観察するための機能である。
【0004】従来のブレーク機能の実現方法について、
図6を使用して説明する。ここでは、特に最近の従来例
として、『特開平03−078038(インサーキット
エミュレータ)』について説明する。
【0005】図6は、従来のブレーク装置の構成図であ
る。601はキャッシュメモリを内蔵するマイクロプロ
セッサ、602はユーザのシステムで用意されたユーザ
メモリ、603はデバッグ装置を使用するために必要な
ユーザメモリ上のフロントエンドモニタ部(デバッグ装
置のユーザはデバッグ装置用にこの領域を用意する必要
がある)、604はユーザメモリとは別にブレーク装置
上に存在するバックグランドモニタ部、605はフロン
トエンドモニタの操作によってユーザ空間からバックグ
ランドモニタ部を分離するメモリ空間切り替え回路、1
04はユーザがブレークポイントを設定するブレークポ
イントレジスタ、106は比較器、114は比較器の比
較結果が一致したことを通知するTRPRQ信号、10
8はTRPRQ114がアクティブになった場合にマイ
クロプロセッサの読み込む命令コードを特定の分岐命令
(ブレーク命令と呼ぶ)にすり替える命令すり替え回路
である。
【0006】ブレーク機能を使用する場合には、ユーザ
はデバッグを実行する前に、ブレークポイントレジスタ
104に割り込みを発生させるアドレスを設定する。比
較器106は、マイクロプロセッサ601の出力するア
ドレスバス111上の内容と、ブレークポイントレジス
タ104の内容を比較して、一致した場合にはTRPR
Q114をアクティブにする。TRPRQ114がアク
ティブになると、命令すり替え回路103は、マイクロ
プロセッサがその時点で読み込む命令コードをブレーク
命令に置き換える。
【0007】その後の処理は、図7を参照して説明す
る。
【0008】ここでは、a番地にブレークポイントが設
定されていて、a番地のアクセスでブレーク命令が読み
込まれるものとする。
【0009】マイクロプロセッサはブレーク命令を実行
すると、フロントエンドモニタの先頭に分岐する。フロ
ントエンドモニタとは、デバッグ装置が使用するユーザ
メモリ上の空間である。フロントエンドモニタでは、キ
ャッシュメモリをキャッシュ・オフの状態に変更し、ブ
レークの要因分析を行う。要因分析の結果、確かにトラ
ップすべきであると判断した場合には、メモリ空間切り
替え回路605に指示してそれ以降のアクセスではユー
ザメモリをアクセスせずバックグランドモニタ部604
をアクセスさせる。バックグランドモニタはユーザ空間
とは独立なデバッグ装置上のメモリ空間である。バック
グランドモニタでは内部レジスタのダンプ等の処理を行
った後、最後にRETI命令を実行して、ブレーク命令
に置き変る前の命令(再開命令)から実行を再開する。
再開命令だけはキャッシュオフで動作するが、それ以降
は再度キャッシュオンの状態に戻す。これらのキャッシ
ュの制御はフロントエンドモニタ部によって制御する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のデバッグ装置で
は、キャッシュメモリ内蔵のマイクロプロセッサに対し
てブレーク機能を実現するために、フロントエンドモニ
タを動作させることが必要であった。フロントエンドモ
ニタが必要な理由を以下(〜)に示す。
【0011】バックグランドモニタへの切り替えを行
うための機能がないため。
【0012】キャッシュオフへの切り替えをモニタプ
ログラムで制御するため。この処理をバックグランドモ
ニタで実行した場合には、マイクロプロセッサの内部で
はフォアグランドモニタとバックグランドモニタの区別
がないため、バックグランドモニタ実行中にキャッシュ
メモリに登録された命令が、ユーザ空間実行中にもヒッ
トする場合があり、誤動作が発生する。フォアグランド
モニタで実行すれば、それはユーザメモリ上の空間であ
るため、後にキャッシュメモリがヒットしても誤動作は
発生しない。キャッシュ内に登録されるブレーク命令
を消去する手段がないため。このため、ブレーク処理か
らの再開命令はキャッシュオフで動作させ、先にキャッ
シュ内に登録されたブレーク命令を無視させている。し
かし、再度先に設定されていたブレークポイントと同じ
アドレスをアクセスした場合に、キャッシュメモリにヒ
ットしてしまうと何度もブレーク処理を繰り返しプログ
ラム終了までブレークポイントを解除できなくなってし
まう。このため、従来はフロントエンドモニタ部で本当
にブレークしてもよいかどうかを判定する必要があっ
た。
【0013】このような理由により、従来のデバッグ装
置では、フロントエンドモニタを使用していた。しか
し、フロントエンドモニタはユーザシステムの資源(ユ
ーザ装置上のアドレスバス等の制御信号、ユーザメモリ
等)を使用するため、ユーザの使用するメモリ空間(特
にプログラムの使用するアドレスや容量)に制限がかせ
られてしまうという欠点があった。
【0014】また、ユーザが開発中のシステムをデバッ
グするのに、デバッグ装置自身がユーザ装置を使用する
ことにより、ユーザシステムで誤動作が発生した場合に
は、モニタプログラム自身も誤動作してしまうため、デ
バッグ装置の本来の機能が発揮できない場合もある。
【0015】更に、上記に述べたように、キャッシュ
メモリ内に残るブレーク命令を消去する手段がないた
め、ブレーク処理を行わない場合にも不必要にフロント
エンドモニタが動作してしまい、ユーザプログラムの実
行にリアルタイム性がなくなるという欠点も有してい
た。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るため、本発明のデバッグ装置では、キャッシュメモリ
を内蔵するマイクロプロセッサのデバッグ装置におい
て、前記マイクロプロセッサは、内蔵するキャッシュメ
モリの消去機能と、マイクロプロセッサ外部から前記キ
ャッシュメモリの消去を指示するキャッシュクリア端子
と、特定の分岐命令を実行したことをマイクロプロセッ
サ外部に通知するブレークアクノリッジ端子を有し、マ
イクロプロセッサのメモリアクセスをトレースし、特定
番地でマイクロプロセッサが読み込む命令を前記分岐命
令にすり替える命令すり替え回路と、マイクロプロセッ
サに対してユーザ空間とは別のデバッグ装置特有のメモ
リ空間を供給するバックグランドモニタ部を有し、命令
をすり替えた後で前記ブレークアクノリッジ端子がアク
ティブとなった後はバックグランドモニタ部のプログラ
ムを実行し、バックグランドモニタ部のプログラムの開
始時と終了時に前記マイクロプロセッサのキャッシュク
リア端子を介して、キャッシュメモリの消去を指示する
ことを特長とする。
【0017】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すブロック図である。
図1を参照すると、本発明の第1の実施例は、キャッシ
ュメモリを内蔵するマイクロプロセッサ101と、ユー
ザメモリ102、命令すり替え回路103、ブレークポ
イントレジスタ104、バックグランドモニタ部10
5、ブレークポイントレジスタ104の内容とアドレス
バス111の内容を比較する比較器106と、マイクロ
プロセッサ101がブレーク命令を実行したことを外部
に通知する信号TRPAK112、TRPAK112が
アクティブになった後マイクロプロセッサからのアクセ
スをユーザメモリ102からバックグランドモニタ部1
05へと切り替えるメモリ空間切り替え回路107と、
マイクロプロセッサの内部キャッシュを消去することを
バックグランドモニタ部105から指示するための信号
CHECLR113から構成される。更に、マイクロプ
ロセッサ101の内部構成の一実施例を図2を使用して
説明する。図2を参照すると、マイクロプロセッサ10
1は、実行ユニット201と、RAM部202、バリッ
ド部203、デコーダ部204と、出力端子であるアド
レスバス111とTRPAK112、入出力端子である
データバス108、入力端子であるCHECLR113
から構成される。特にキャッシュメモリはRAM部20
2とバリッド部207とデコーダ部208から構成され
る。
【0018】次に、図1及び図2を参照して、本実施例
の動作について説明する。
【0019】ブレーク機能を使用する場合には、ユーザ
はデバッグを実行する前に、ブレークポイントレジスタ
104に割り込みを発生させるアドレスを設定してプロ
グラムを実行する。比較器106は常にブレークポイン
トレジスタ104とアドレスバス111の内容を比較し
て、一致した場合にはTRPRQ114によって命令す
り替え回路103に通知する。命令すり替え回路103
は、TRPRQ114がアクティブになると、ユーザメ
モリ102から読み込んだ命令コードに替ってブレーク
命令(分岐命令でも良い)をデータバス1、108に出
力する。これによって、マイクロプロセッサ101内の
RAM部202にブレーク命令が書込まれる。同時に、
キャッシュメモリ内に書込んだ情報が有効であることを
示すために、バリッド部203の対応するエントリがセ
ットされる。実行ユニット201が命令を実行する場合
には、キャッシュメモリを索引し、キャッシュメモリが
ヒットする場合にはRAM部202から命令コードを読
み込む。実行ユニット201が命令を実行し、それがブ
レーク命令であった場合には、TRPAK112をアク
ティブにする。TRPAK112がアクティブになると
バリッド部203がクリアされることにより、キャッシ
ュメモリがクリアされることになる。この時点でキャッ
シュメモリをクリアするのは、この後、バックグランド
モニタに切り替わった時、ユーザ空間で既にキャッシュ
メモリに登録された命令コードが使用されると誤動作が
発生するからである。このようなキャッシュメモリのク
リアは、CHECLR113によって、マイクロプロセ
ッサ外部からも指示が可能となっている。
【0020】その後、実行ユニットは特定アドレスへ分
岐して、分岐先アドレスをアドレスバス111へ出力す
る。メモリ空間切り替え回路107はTRPAK111
によってブレーク命令が実行されたことを検出すると、
それ以降のアクセスはユーザメモリをアクセスせずバッ
クグランドモニタ部105をアクセスするよう動作す
る。バックグランドモニタ部105には、マイクロプロ
セッサの実行状態をメモリ上に出力するプログラムが書
かれており、以降マイクロプロセッサはバックグランド
モニタ部105のプログラムを実行する。それ以降の動
作については、図3のタイミング図を使用して説明す
る。バックグランドモニタ部では、ブレーク処理での要
因分析等の処理を行った後、キャッシュのクリアを指示
し、最後にRETI命令を実行してユーザプログラムを
再開する。バックグランドモニタ部からのキャッシュク
リアの指示はCHECLR113によって、マイクロプ
ロセッサに通知される。これによって、先にキャッシュ
メモリに登録されたブレーク命令を消去することがで
き、一連のブレーク処理を終了する。
【0021】このように、本実施例では、フロントエン
ドモニタを使用せずバックグランドモニタのみ使用す
る。また、従来バックグランドモニタの中で操作してい
たキャッシュオフへの遷移は行わず、バックグランドモ
ニタの開始時と終了時にキャッシュをクリアすること
で、常にキャッシュオンの状態でブレーク処理を実行す
ることが実現できた。
【0022】次に、図4,図5を参照して本発明の第2
の実施例を説明する。
【0023】図4は、第1の実施例の命令すり替え回路
103がマイクロプロセッサ401に内蔵され、比較器
106からの出力であるTRPRQ114がマイクロプ
ロセッサ401の入力端子に接続される以外は同一の動
作をするため、それ以外の説明は省略する。図5にマイ
クロプロセッサ401の内部ブロック図を示す。501
はTRPRQ114が接続される入力端子、502は命
令すり替え回路をマルチプレクサで構成したものであ
る。マルチプレクサ502はTRPRQ501がアクテ
ィブになった場合にのみブレーク命令を選択し、それ以
外の場合にはデータバス402を選択する。全体の動作
は、実施例1と同一であるため省略する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、キャッシュメモリ
を内蔵するマイクロプロセッサのデバッグ装置におい
て、前記マイクロプロセッサは、内蔵するキャッシュメ
モリの消去機能と、マイクロプロセッサ外部から前記キ
ャッシュメモリの消去を指示するキャッシュクリア端子
と、特定の分岐命令を実行したことをマイクロプロセッ
サ外部に通知するブレークアクノリッジ端子を有し、マ
イクロプロセッサのメモリアクセスをトレースし、特定
番地でマイクロプロセッサが読み込む命令を前記分岐命
令にすり替える命令すり替え回路と、マイクロプロセッ
サに対してユーザ空間とは別のデバッグ装置特有のメモ
リ空間を供給するバックグランドモニタ部を有し、命令
をすり替えた後で前記ブレークアクノリッジ端子がアク
ティブとなった後はバックグランドモニタ部のプログラ
ムを実行し、バックグランドモニタ部のプログラムの開
始時と終了時に前記マイクロプロセッサのキャッシュク
リア端子を介して、キャッシュメモリの消去を指示する
よう構成したことにより、フロントエンドモニタを使用
せずバックグランドモニタでしか処理しないためにユー
ザの使用するメモリ空間(特にプログラムの使用するア
ドレスや容量)に一切制限を与えずにいかなるユーザシ
ステムにも使用できるという効果を有する。また、バッ
クグランドモニタはデバッグ装置内の資源しか使用しな
いため、ユーザが開発中のシステムが誤動作するような
状況でも、モニタプログラム自身は誤動作しないため、
有効なプログラムデバッグが可能となった。
【0025】更に、常にキャッシュオンの状態でマイク
ロプロセッサを動作させることが可能であるため、リア
ルタイム性のあるユーザプログラムの実行が可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した第1の実施例のブロック図。
【図2】図1のマイクロプロセッサ101の内部構成を
示す内部ブロック図。
【図3】本発明の動作を表すタイミング図。
【図4】本発明を実施した第2の実施例のブロック図。
【図5】図4のマイクロプロセッサ401の内部構成を
示す内部ブロック図。
【図6】従来のデバッグ装置のブロック図。
【図7】従来のデバッグ装置の動作を表すタイミング
図。
【符号の説明】
101 マイクロプロセッサ 102 ユーザメモリ(メモリ装置又は主記憶でもよ
い) 103 命令すり替え回路 104 ブレークポイントレジスタ 105 バックグランドモニタ部 106 比較器 107 メモリ空間切り替え回路 108 データバス1、マイクロプロセッサに接続す
るデータバス 109 データバス2 110 ユーザ空間へのアドレスバス 111 アドレスバス、マイクロプロセッサに接続す
るアドレスバス 112 TRPAK、トラップアクノリッジ 113 CHECLR、キャッシュクリア 201 命令実行ユニット 202 RAM部、キャッシュメモリの一要素 203 バリッド部、キャッシュメモリの一要素 204 デコーダ部、実行ユニットの出力するアドレ
スを入力しキャッシュメモリの索引するエントリを決定
する。 401 マイクロプロセッサ 402 データバス1 501 TRPRQ、入力端子 502 命令すり替え回路、又はマルチプレクサ 601 従来のマイクロプロセッサ 602 従来のデバッグ装置を使用するユーザメモリ 603 フロントエンドモニタ部、ユーザメモリ60
2内を使用する 604 従来のバックグランドモニタ部 605 従来のメモリ空間切り替え回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャッシュメモリを内蔵するマイクロプ
    ロセッサのデバッグ装置において、前記マイクロプロセ
    ッサは、内蔵するキャッシュメモリの消去機能と、マイ
    クロプロセッサ外部から前記キャッシュメモリの消去を
    指示するキャッシュクリア端子と、特定の分岐命令を実
    行したことをマイクロプロセッサ外部に通知するブレー
    クアクノリッジ端子を有し、マイクロプロセッサのメモ
    リアクセスをトレースし、特定番地でマイクロプロセッ
    サが読み込む命令を前記分岐命令にすり替える命令すり
    替え回路と、マイクロプロセッサに対してユーザ空間と
    は別のデバッグ装置特有のメモリ空間を供給するバック
    グランドモニタ部を有し、命令をすり替えた後で前記ブ
    レークアクノリッジ端子がアクティブとなった後はバッ
    クグランドモニタ部のプログラムを実行し、バックグラ
    ンドモニタ部のプログラムの開始時と終了時に前記マイ
    クロプロセッサのキャッシュクリア端子を介して、キャ
    ッシュメモリの消去を指示することを特長とするデバッ
    グ装置。
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