JPH05313774A - ガイダンス表示装置 - Google Patents

ガイダンス表示装置

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JPH05313774A
JPH05313774A JP4118924A JP11892492A JPH05313774A JP H05313774 A JPH05313774 A JP H05313774A JP 4118924 A JP4118924 A JP 4118924A JP 11892492 A JP11892492 A JP 11892492A JP H05313774 A JPH05313774 A JP H05313774A
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JP4118924A
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Inventor
Hiroshi Takashima
洋志 高嶋
Hiroyasu Sumita
浩康 住田
Akihisa Itabashi
彰久 板橋
Hiroyasu Tsukasaki
浩保 司城
Hiroshi Fukano
博司 深野
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、装置のセッティング作業またはメ
ンテナンス作業などの作業を熟練を要さずに間違いなく
効率的に行うことができるようにすることを目的とす
る。 【構成】 この発明は、複数の機種の装置本体に選択的
に接続されこの装置本体のガイダンス表示を行うガイダ
ンス表示装置であって、装置本体から送られた機種コー
ドを識別する識別手段1と、複数の機種の装置本体にそ
れぞれ対応する複数の一連のガイダンス内容を記憶する
記憶手段2と、前記識別手段1により識別した機種コー
ドに応じた一連のガイダンス内容を選択する選択手段3
と、一連のガイダンス内容を表示する表示手段4と、前
記選択手段3によって選択された一連のガイダンス内容
を前記記憶手段2の記憶内容に基づいて前記表示手段4
に予め定められた順序に従って順次に表示させる制御手
段5とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機,ファクシミ
リ,プリンタ,OCR等の装置において、輸送のために
固定され梱包された状態で固定部材を装置セッティング
時に取り除く際や、サービスマンが装置の定期点検、故
障修理等のメンテナンスを行う時などに装置の機種に関
係なく同一の操作や表示で短時間に操作を行うことを可
能とするガイダンス表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、複写機、ファクシミリ、プリン
タ、OCR等の画像形成装置を購入先へ納品して稼動状
態にするためには、セールスマンやサービスマンが装置
を稼動状態とするためのセッティング作業(開梱作業)
を行っている。
【0003】このセッティング作業とは、装置の輸送時
に生じる振動衝撃等により各種機構部品が破損したり、
さらに精度を要求されている機構部品の精度狂いの発生
を防止するために設けられた種々の固定部材を取り除く
作業であり、このセッティング作業をセールスマンやサ
ービスマンが行うが、これはセッティング作業にはある
程度の経験と知識が必要な為である。
【0004】また、装置の定期点検や故障修理等のメン
テナンスを行う時には、装置に関する知識と経験を有す
る専門のサービスマンが装置の機種毎にさまざまに異な
る点検や故障修理等を行っている。従来、装置のセッテ
ィング作業やメンテナンス作業は、作業員が装置の機種
毎に異なる専用の取扱いマニュアルやサービスマニュア
ルを参照しながら行い、あるいはセールスマンやサービ
スマンがその知識や経験により行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した装置のセッテ
ィング作業やメンテナンス作業は、きわめて多くの手順
からなり、その各手順が複雑で難しく、作業を円滑に行
うためにはある程度の熟練度を要する場合が多い。従っ
て、セールスマンやサービスマンへの負荷が増大し、効
率的な作業の妨げとなっている。また、昨今の人手不足
の折、装置のセッティング作業やメンテナンス作業にあ
る程度の熟練度を有するセールスマンやサービスマンの
確保が難しく、作業に不慣れなセールスマンやサービス
マンが作業を行う場合には、例えば、セッティング作業
やメンテナンス作業の一部を忘れて行わなかったり、間
違いを起こして装置の作動時に装置自体を破損させてし
まうことがある。
【0006】さらに、通常セッティング作業,メンテナ
ンス作業は、装置の購入先(客先)で行う場合が多いの
で、必要以上に装置のセッティング作業,メンテナンス
作業に時間を費やし、結果的に装置の購入先に多大なる
迷惑をかける恐れがある。
【0007】本発明は、上記欠点を改善し、装置のセッ
ティング作業またはメンテナンス作業等の作業を熟練を
要さずに間違いなく効率的に行うことができるガイダン
ス表示装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、複数の機種の装置本体に選
択的に接続されこの装置本体のガイダンス表示を行うガ
イダンス表示装置であって、図1に示すように装置本体
から送られた機種コードを識別する識別手段1と、複数
の機種の装置本体にそれぞれ対応する複数の一連のガイ
ダンス内容を記憶する記憶手段2と、前記識別手段1に
より識別した機種コードに応じた一連のガイダンス内容
を選択する選択手段3と、一連のガイダンス内容を表示
する表示手段4と、前記選択手段3によって選択された
一連のガイダンス内容を前記記憶手段2の記憶内容に基
づいて前記表示手段4に予め定められた順序に従って順
次に表示させる制御手段5とを備えたものであり、請求
項2記載の発明は、複数の機種の装置本体に選択的に接
続されこの装置本体のガイダンス表示を行うガイダンス
表示装置であって、図2に示すように装置本体から送ら
れた機種コードを識別する識別手段6と、複数の機種の
装置本体にそれぞれ対応する複数の一連のガイダンス内
容を記憶する記憶手段7と、前記識別手段6により識別
した機種コードに応じた一連のガイダンス内容を選択す
る選択手段8と、一連のガイダンス内容を表示する表示
手段9と、一連のガイダンス内容の各部分の表示を指示
する指示手段10と、前記選択手段8によって選択され
た一連のガイダンス内容を前記記憶手段7の記憶内容に
基づいて前記表示手段9に前記指示手段10による指示
に従って順次に表示させる制御手段11とを備えたもの
であり、請求項3記載の発明は、請求項1または2記載
のガイダンス表示装置において、前記一連のガイダンス
内容が装置本体設定時の調整セットアップをするための
所定の操作方法を示すガイダンス内容であるものであ
り、請求項4記載の発明は、請求項1または2記載のガ
イダンス表示装置において、前記一連のガイダンス内容
がサービスメンテナンス時の調整のための操作方法を示
すガイダンス内容であるものであり、請求項5記載の発
明は、請求項1,2,3または4記載のガイダンス表示
装置において、特定機種の装置本体に対応した一連のガ
イダンス内容を記憶する記憶手段を交換可能としたもの
であり、請求項6記載の発明は、請求項4記載のガイダ
ンス表示装置において、装置内の一時状態記憶装置に記
憶されている状態情報に基づいて前記表示手段の表示す
るガイダンス内容を自動的に判定してメンテナンス時の
ガイダンスを前記表示手段に表示させる機能を持つもの
である。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、装置本体から送られ
た機種コードが識別手段1により識別され、複数の機種
の装置本体にそれぞれ対応する複数の一連のガイダンス
内容が記憶手段2により記憶されている。選択手段3は
識別手段1により識別した機種コードに応じた一連のガ
イダンス内容を選択し、制御手段5は選択手段3によっ
て選択された一連のガイダンス内容を記憶手段2の記憶
内容に基づいて表示手段4に予め定められた順序に従っ
て順次に表示させる。
【0010】請求項2記載の発明では、装置本体から送
られた機種コードが識別手段6により識別され、複数の
機種の装置本体にそれぞれ対応する複数の一連のガイダ
ンス内容が記憶手段7に記憶されている。選択手段8は
識別手段6により識別した機種コードに応じた一連のガ
イダンス内容を選択し、一連のガイダンス内容の各部分
の表示が指示手段10により指示される。制御手段11
は選択手段8によって選択された一連のガイダンス内容
を記憶手段7の記憶内容に基づいて表示手段9に指示手
段10による指示に従って順次に表示させる。
【0011】請求項3記載の発明では、請求項1または
2記載のガイダンス表示装置において、一連のガイダン
ス内容は装置本体設定時の調整セットアップをするため
の所定の操作方法を示すガイダンス内容である。
【0012】請求項4記載の発明では、請求項1または
2記載のガイダンス表示装置において、一連のガイダン
ス内容はサービスメンテナンス時の調整のための操作方
法を示すガイダンス内容である。
【0013】請求項5記載の発明では、請求項1,2,
3または4記載のガイダンス表示装置において、特定機
種の装置本体に対応した一連のガイダンス内容を記憶す
る記憶手段が交換可能である。
【0014】請求項6記載の発明では、請求項4記載の
ガイダンス表示装置において、装置内の一時状態記憶装
置に記憶されている状態情報に基づいて表示手段の表示
するガイダンス内容が自動的に判定されてメンテナンス
時のガイダンスが表示手段により表示される。
【0015】
【実施例】図3は本発明の第1の実施例を示す。この第
1の実施例は、ガイダンスを行う対象となる複写機,フ
ァクシミリ,プリンタ,OCR等の画像形成装置におい
て、その機種毎に異なるセッティング作業またはメンテ
ナンス作業のガイダンスを共通の手順で、しかも同一様
式の表示手段で表示することによって、セッティング作
業またはメンテナンス作業に熟練を要せず、間違いがな
く、作業時間に無駄の無いセッティング作業,メンテナ
ンス作業を行い得るセールスマンやサービスマン向けの
ガイダンス表示装置の例である。
【0016】この実施例のガイダンス表示装置21は通
信ポート22が通信用のライン23を介してガイダンス
を行う対象となる装置本体24の通信ポート25に接離
自在に接続される。また、ガイダンス表示装置21は上
面にLCD(液晶表示器)により構成された表示装置2
6が設けられ、かつ、セールスマンやサービスマンなど
により操作される一連の入力用キー27が設けられてい
る。
【0017】図4はこの実施例の回路構成を示す。制御
用CPU28は装置本体24の全体の制御を行う。RO
M29はガイダンス情報や制御プログラム等を記憶して
いる記憶装置として用いられている。RAM30は作業
領域として用いられ、キー入力装置31は作業者により
操作される入力用キー27により構成される。表示装置
26はLCD等で構成され、機種コード判定部33は装
置本体24の機種コードを判定する。通信ポート22は
ガイダンス表示を行うべき装置本体の通信ポート25に
通信ライン23により接続される。バスライン34は装
置内の各部と接続され、外部記憶装置3はROMカート
リッジ,磁気ディスク装置,固定磁気ディスク装置,光
磁気ディスク装置などが使用される。
【0018】記憶装置29内には、図5に示すように装
置本体の各機種A,B,C・・・Nの機種コードに対応
したガイダンス内容の格納先頭番地を記録した機種テー
ブルと、各機種コード毎に図6に示すような各ガイダン
スの手順番号1,2,3・・・nの先頭番地を格納した
表示テーブルが格納されている。
【0019】次に、この実施例の動作について説明す
る。図7はこの実施例の全体の動作フローを示す。ガイ
ダンス表示装置21は通信ポート22が通信ライン23
を介してガイダンスの対象となる装置本体24の通信ポ
ート25に接続される。CPU28はROM29に記憶
されているプログラムに従って動作し、まず、ステップ
S0で通信ポート22および通信ライン23を介して装
置本体24に機種コードを要求する。装置本体24はガ
イダンス表示装置21から通信ポート25を介して機種
コードが要求されると、予め定められた自己の機種に特
有の機種コードを通信ポート25からガイダンス表示装
置21に送出する。
【0020】CPU28はスップS1で装置本体24か
ら通信ライン23および通信ポート22を介して機種コ
ードを受信すると、ステップS2でその機種コードを機
種コード判定部33に判定させてこの機種コード判定部
33の判定結果により装置本体24の機種を確認する。
次に、CPU28はステップS3でその確認した装置本
体24の機種に対応した表示テーブルを図5に示す機種
テーブルから選択し、その表示テーブルの位置によりス
テップS4で手順1の開始アドレスをセットし、ステッ
プS5でその手順1のガイダンス表示データをROM2
9から読み出して表示装置26に表示させることにより
手順1のガイダンスを行う。
【0021】次に、CPU28はステップS6で入力装
置31からの作業者による確認キー入力を待ってキー入
力がなされたら、ステップS7で上記選択した表示テー
ブルにより手順2の開始アドレスをセットし、ステップ
S8でその手順2のガイダンス表示データをROM29
から読み出して表示装置26に表示させることにより手
順2のガイダンスを行う。同様にCPU28はステップ
S9〜Siで入力装置31からキー入力がなされる毎に
上記選択した表示テーブルに従って順次にROM29か
ら上記機種コードのガイダンス表示データが終了するま
で手順3〜nのガイダンス表示データを繰り返して読み
出して表示装置26に表示させることにより手順3〜n
のガイダンスを行い、その後にステップSi+1で入力
装置31からキー入力がなされるとステップSi+2で
表示装置26のガイダンス表示を終了させる。
【0022】この第1の実施例では、装置本体のガイダ
ンス表示を専用表示装置で表示するので、機種の異なる
装置本体に対して同一の操作,同一の表示フォーマット
を採用できる。このため、新機種の装置本体開発時に開
発効率を上げることができ、作業者の処理を簡単にでき
て間違いを防ぐことができ、作業時間を短縮することが
可能になる。
【0023】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。この第2の実施例では、上記第1の実施例におい
て、ROM29において表示装置26に関するデータを
記憶する記憶領域には図8に示すように装置本体の複数
の機種A,B,C・・・Nの機種コードに対応したセッ
トアップ用ガイダンスとメンテナンス用ガイダンスとの
2種類のガイダンス内容の格納先頭番地を記録した表示
テーブル位置が格納されている機種テーブルがあり、か
つ、図9に示すようなセットアップ用表示テーブルおよ
び図10に示すようなメンテナンス用表示テーブルがあ
る。セットアップ用表示テーブルは各機種コード毎にセ
ットアップ用ガイダンスの各手順番号1,2,3・・・
nの先頭番地を格納した表示テーブルであり、メンテナ
ンス用表示テーブルは各機種コード毎にメンテナンス用
ガイダンスの各手順番号1,2,3・・・nの先頭番地
を格納した表示テーブルであ。ここに、セットアップ用
ガイダンスは装置本体のセッティング作業のガイダンス
であり、装置本体設定時の調整セットアップをするため
の所定の操作方法を示すガイダンス内容である。メンテ
ナンス用ガイダンスは装置本体のメンテナンスのガイダ
ンスであり、装置本体のサービスメンテナンス時の調整
のための操作方法を示すガイダンス内容である。
【0024】次に、この第2の実施例の動作を図11、
図12の動作フローに基づいて説明する。ガイダンス表
示装置21は通信ポート22が通信ライン23を介して
ガイダンスの対象となる装置本体24の通信ポート25
に接続される。CPU28はROM29に記憶されてい
るプログラムに従って動作し、まず、ステップS10で
通信ポート22および通信ライン23を介して装置本体
24に機種コードを要求する。装置本体24はガイダン
ス表示装置21から通信ポート25を介して機種コード
が要求されると、予め定められた自己の機種に特有の機
種コードを通信ポート25からガイダンス表示装置21
に送出する。
【0025】CPU28はスップS11で装置本体24
から通信ライン23および通信ポート22を介して機種
コードを受信すると、ステップS12でその機種コード
を機種コード判定部33に判定させてこの機種コード判
定部33の判定結果により装置本体24の機種を確認す
る。次に、CPU28はステップS13で作業者に表示
モードの選択を要求する表示、つまり、作業者にセット
アップ用ガイダンスを表示するのか、メンテナンス用ガ
イダンスを表示するのかの選択を促す表示を表示装置2
6に行わせ、作業者が入力装置31の選択キーによりガ
イダンスの種類を選択する。
【0026】そして、CPU28は入力装置31の選択
キー入力により作業者がセットアップ用ガイダンスの表
示を選択した場合にはステップS15でセットアップガ
イダンスモードのガイダンス表示ルーチンを実行して表
示装置26にセットアップ用ガイダンスの表示を行い、
作業者がメンテナンス用ガイダンスの表示を選択した場
合にはステップS14で図12に示すようなメンテナン
スガイダンスモードのガイダンス表示ルーチンを実行し
てメンテナンス用ガイダンスの表示を行う。
【0027】CPU28はセットアップガイダンスモー
ドのガイダンス表示ルーチンでは上記第1の実施例と同
様に図7に示す処理のステップS3〜Si+2を実行し
てセットアップ用ガイダンスの表示を行う。この場合、
CPU28は図5に示す機種テーブルの代りに図8に示
す機種テーブルを用い、各機種コード毎の図6に示すよ
うな表示テーブルの代りに各機種コード毎の図9に示す
ような表示テーブルを用いる。
【0028】また、CPU28は図12に示すようなメ
ンテナンスガイダンスモードのガイダンス表示ルーチン
ではステップS20でメンテナンスガイダンスモードに
入って表示装置21にメンテナンスガイダンスのメニュ
ーを表示させる。作業者はメニューの中からメンテナン
スガイダンスの必要項目の手順jを入力装置31により
任意に選択する。CPU28はステップS21で入力装
置31から作業者の手順jを選択するキー入力を取り込
んでこのキー入力により上記確認した機種コードに対応
する図10に示す表示テーブルから作業者の選択した項
目の手順jの先頭アドレスを選択し、ステップS22で
その手順jのガイダンス表示データをROM29から読
み出して表示装置26に表示させることによりその手順
jのガイダンスを行う。
【0029】次に、CPU28はステップS23で手順
jのガイダンスの確認を促す表示を表示装置26に行わ
せて入力装置31からの作業者による確認キー入力をチ
ェックし、キー入力がなかったら、ステップS22に戻
って手順jのガイダンスを続ける。また、CPU28は
入力装置31からの確認キー入力がなされたら、ステッ
プS24で作業者に表示を続行するか否かを入力させる
ための表示を表示装置26に行わせ、入力装置31から
のキー入力をチェックして作業者から表示続行の要求が
あればステップS21に戻って次に作業者の選択した手
順のガイダンス表示を上述と同様に行う。このようにC
PU28は作業者が順次に選択した手順のガイダンス表
示を次々と行う。そして、CPU28は手続き続行が拒
否された時点でステップS25に抜けてメンテナンスガ
イダンスモードを終了する。
【0030】この第2の実施例では、ガイダンス表示機
能として、セットアップ情報だけでなく、他のメンテナ
ンス情報等のガイダンスを行う機能を持つので、表示お
よび操作の共通化を図ることができて開発効率,作業時
間の短縮に効果がある。
【0031】次に本発明の第3の実施について説明す
る。この第3の実施例では、上記実施例において、特定
機種の装置本体に対応した一連のガイダンス内容を記憶
した記憶装置を交換するシステムになっている。すなわ
ち、装置本体の複数機種の中の特定機種の装置本体に対
応した一連のガイダンス内容はROM29に記憶せずに
外部記憶装置35に記憶している。そして、外部記憶装
置35はROMカートリッジよりなり、装置本体の機種
に対応してその都度交換するようになっている。
【0032】装置本体の対応する機種が多い場合には、
1つの記憶装置でガイダンス内容をすべて記憶するには
表示装置26による1機種当たりの表示内容が制限され
るので、このような外部記憶装置を用いることが好まし
い。外部記憶装置35としては、磁気ディスク装置や光
磁気ディスク装置などを用いることもできる。外部記憶
装置35は多種類のガイダンスに対応するために、目的
の装置本体の機種に応じたデータが記憶されている外部
記憶媒体が交換されてセットされる。この場合、CPU
28は機種コードの判定時に外部記憶媒体の記憶してい
るデータの機種コードと機種コード判定部33の判定し
た機種コードとの照合判定を行い、機種コード判定部3
3の判定した機種コードが外部記憶媒体の記憶している
データの機種コードと一致した場合に外部記憶媒体の記
憶内容を用いて表示装置26によるガイダンス表示を行
う。
【0033】この第3の実施例では、専用の外部表示装
置にガイダンス表示内容を記憶させるので、装置本体の
機種のバージョンアップ時の更新を速やかに行うことが
でき、装置本体のバージョンアップが必要となる対象の
数も少なくてすむ。
【0034】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。
【0035】この第4の実施例では、上記実施例におい
て、メンテナンス時の装置内情報に応じて表示装置26
の表示内容を自動的に判別して表示装置26の表示内容
を選択するシステムになっている。
【0036】装置内のバックアップされた一時状態記憶
装置には装置内の故障状況に対応したエラーコードが保
持され、また、ROM29内には各エラーコードに対応
したメンテナンステーブルが格納されている。CPU2
8は図12に示すステップS22において、一時状態記
憶装置内にエラーコードが保持されているときには、図
410に示すエラーコードに対応したメンテナンステー
ブルを優先的に表示装置26に表示させ、手順jのガイ
ダンス表示を行わない。
【0037】なお、上記実施例は、複写機,ファクシミ
リ,プリンタ,OCR等の装置において輸送のために固
定され梱包された状態で固定部材等をセールスマン,サ
ービスマン等が取り除くセッティング作業時や、メンテ
ナンスを行う時に、操作手順をセールスマン,サービス
マンへ適切にガイダンスする例であるが、装置を輸送,
移動時に破損防止のために固定部材で固定する作業時に
操作手順をセールスマン,サービスマンへ適切にガイダ
ンスする場合に本発明を同様に適用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように請求項1〜6記載の発明に
よれば、装置本体のガイダンス表示を専用表示装置で表
示するので、機種の異なる装置本体に対して同一の操
作,同一の表示フォーマットを採用できる。このため、
新機種の装置本体開発時に開発効率を上げることがで
き、作業者の処理を簡単にできて装置本体のセッティン
グ作業またはメンテナンス作業などの作業を熟練を要さ
ずに間違いなく効率的に行うことができ、作業時間を短
縮することが可能になる。
【0039】また、請求項5記載の発明によれば、特定
機種の装置本体に対応した一連のガイダンス内容を記憶
する記憶手段を交換可能としたので、装置本体の機種の
バージョンアップ時の更新を速やかに行うことができ、
装置本体のバージョンアップが必要となる対象の数も少
なくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明を示すブロック図である。
【図2】請求項2記載の発明を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】同第1の実施例の回路構成を示すブロック図で
ある。
【図5】同第1の実施例の機種テーブルを示す図であ
る。
【図6】同第1の実施例の表示テーブルを示す図であ
る。
【図7】同第1の実施例の動作フローを示すフローチャ
ートである。
【図8】本発明の第2の実施例の機種テーブルを示す図
である。
【図9】同第2の実施例のセットアップ用表示テーブル
を示す図である。
【図10】同第2の実施例のメンテナンス用表示テーブ
ルを示す図である。
【図11】同第2の実施例の動作フローを示すフローチ
ャートである。
【図12】同第2の実施例の動作フローを示すフローチ
ャートである。
【図13】本発明の第4の実施例のエラーコードテーブ
ルを示す図である。
【符号の説明】
1,6 識別手段 2,7 記憶手段 3,8 選択手段 4,9 表示手段 5,11 制御手段 10 指示手段
フロントページの続き (72)発明者 司城 浩保 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 深野 博司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の機種の装置本体に選択的に接続され
    この装置本体のガイダンス表示を行うガイダンス表示装
    置であって、装置本体から送られた機種コードを識別す
    る識別手段と、複数の機種の装置本体にそれぞれ対応す
    る複数の一連のガイダンス内容を記憶する記憶手段と、
    前記識別手段により識別した機種コードに応じた一連の
    ガイダンス内容を選択する選択手段と、一連のガイダン
    ス内容を表示する表示手段と、前記選択手段によって選
    択された一連のガイダンス内容を前記記憶手段の記憶内
    容に基づいて前記表示手段に予め定められた順序に従っ
    て順次に表示させる制御手段とを備えたことを特徴とす
    るガイダンス表示装置。
  2. 【請求項2】複数の機種の装置本体に選択的に接続され
    この装置本体のガイダンス表示を行うガイダンス表示装
    置であって、装置本体から送られた機種コードを識別す
    る識別手段と、複数の機種の装置本体にそれぞれ対応す
    る複数の一連のガイダンス内容を記憶する記憶手段と、
    前記識別手段により識別した機種コードに応じた一連の
    ガイダンス内容を選択する選択手段と、一連のガイダン
    ス内容を表示する表示手段と、一連のガイダンス内容の
    各部分の表示を指示する指示手段と、前記選択手段によ
    って選択された一連のガイダンス内容を前記記憶手段の
    記憶内容に基づいて前記表示手段に前記指示手段による
    指示に従って順次に表示させる制御手段とを備えたこと
    を特徴とするガイダンス表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のガイダンス表示装
    置において、前記一連のガイダンス内容が装置本体設定
    時の調整セットアップをするための所定の操作方法を示
    すガイダンス内容であることを特徴とするガイダンス表
    示装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載のガイダンス表示装
    置において、前記一連のガイダンス内容がサービスメン
    テナンス時の調整のための操作方法を示すガイダンス内
    容であることを特徴とするガイダンス表示装置。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3または4記載のガイダン
    ス表示装置において、特定機種の装置本体に対応した一
    連のガイダンス内容を記憶する記憶手段を交換可能とし
    たことを特徴とするガイダンス表示装置。
  6. 【請求項6】請求項4記載のガイダンス表示装置におい
    て、装置内の一時状態記憶装置に記憶されている状態情
    報に基づいて前記表示手段の表示するガイダンス内容を
    自動的に判定してメンテナンス時のガイダンスを前記表
    示手段に表示させる機能を持つことを特徴とするメンテ
    ナンス用ガイダンス表示装置。
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