JPH05313702A - 制御装置 - Google Patents
制御装置Info
- Publication number
- JPH05313702A JPH05313702A JP11886092A JP11886092A JPH05313702A JP H05313702 A JPH05313702 A JP H05313702A JP 11886092 A JP11886092 A JP 11886092A JP 11886092 A JP11886092 A JP 11886092A JP H05313702 A JPH05313702 A JP H05313702A
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- Japan
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- controller
- control
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- Feedback Control In General (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】制御量1,2の目標値までの整定時間を短縮す
ることを可能とする。 【構成】制御量1目標値及び制御対象部14からフィー
ドバックされる制御量1実績値を入力する第1制御器制
御演算部11と、制御量2目標値及び第1制御器制御演
算部11からの上下限処理前操作量1設定値(=制御量
2フィードバック値)を入力として制御動作を行なう第
2制御器制御演算部12と、第1制御器制御演算部11
の処理結果に対して上下限処理を行ない上下限処理後操
作量1設定値を制御対象部14に出力する第1制御器上
下限処理部13により、制御対象部14を制御する。
ることを可能とする。 【構成】制御量1目標値及び制御対象部14からフィー
ドバックされる制御量1実績値を入力する第1制御器制
御演算部11と、制御量2目標値及び第1制御器制御演
算部11からの上下限処理前操作量1設定値(=制御量
2フィードバック値)を入力として制御動作を行なう第
2制御器制御演算部12と、第1制御器制御演算部11
の処理結果に対して上下限処理を行ない上下限処理後操
作量1設定値を制御対象部14に出力する第1制御器上
下限処理部13により、制御対象部14を制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操作量の設定に上下限
処理が行なわれる制御器からの情報を入力して制御動作
を行なう、例えば真空蒸着装置の蒸着膜厚制御やロボッ
トの位置制御に好適な制御装置に関する。
処理が行なわれる制御器からの情報を入力して制御動作
を行なう、例えば真空蒸着装置の蒸着膜厚制御やロボッ
トの位置制御に好適な制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】操作量の設定に上下限処理を行なう制御
器からの情報を入力して制御動作を行なう制御装置は、
図3に示すような構成となっている。図3に示すよう
に、制御装置は、第1制御器制御演算部1、第2制御器
制御演算部2、及び第1制御器上下限処理部3によって
構成され、制御対象部4の制御を行なう。
器からの情報を入力して制御動作を行なう制御装置は、
図3に示すような構成となっている。図3に示すよう
に、制御装置は、第1制御器制御演算部1、第2制御器
制御演算部2、及び第1制御器上下限処理部3によって
構成され、制御対象部4の制御を行なう。
【0003】第1制御器制御演算部1は、制御対象部4
からの制御量1実績値をフィードバックして、制御量1
目標値となるように比例・積分動作を行ない、操作量1
上下限処理前設定値を算出し、第1制御器上下限処理部
3に出力する。第1制御器上下限処理部3は、操作量1
上下限処理前設定値に対して上下限処理を行ない、操作
量1上下限処理後設定値を制御対象部4に出力する。
からの制御量1実績値をフィードバックして、制御量1
目標値となるように比例・積分動作を行ない、操作量1
上下限処理前設定値を算出し、第1制御器上下限処理部
3に出力する。第1制御器上下限処理部3は、操作量1
上下限処理前設定値に対して上下限処理を行ない、操作
量1上下限処理後設定値を制御対象部4に出力する。
【0004】第2制御器2は、制御対象部4から得られ
る操作量1実績値を制御量2のフィードバック値として
入力して比例・積分操作を行ない、操作量2設定値を求
め、これを制御対象部4に出力する。これにより、制御
量1,2ともに目標値となるように制御が行なわれる。
る操作量1実績値を制御量2のフィードバック値として
入力して比例・積分操作を行ない、操作量2設定値を求
め、これを制御対象部4に出力する。これにより、制御
量1,2ともに目標値となるように制御が行なわれる。
【0005】このような構成による制御装置を適用でき
る具体例としては、真空蒸着装置の蒸着膜厚制御があ
る。真空蒸着装置は、シート状の被蒸着材を送出ロール
により搬送すると共に、アルミニウム等の蒸着材を格納
するルツボを加熱装置で加熱することにより、被蒸着材
に蒸着材を蒸着させる。このような構成の真空蒸着装置
において、蒸着膜厚を一定に保つために、蒸着膜厚が蒸
着材の温度に比例し、被蒸着材の速度に反比例すること
を利用する。この場合、制御量1、操作量1(=制御量
2)、操作量2がそれぞれ、蒸着膜の厚さ、被蒸着材を
搬送するライン速度、加熱装置への投入電力に対応す
る。
る具体例としては、真空蒸着装置の蒸着膜厚制御があ
る。真空蒸着装置は、シート状の被蒸着材を送出ロール
により搬送すると共に、アルミニウム等の蒸着材を格納
するルツボを加熱装置で加熱することにより、被蒸着材
に蒸着材を蒸着させる。このような構成の真空蒸着装置
において、蒸着膜厚を一定に保つために、蒸着膜厚が蒸
着材の温度に比例し、被蒸着材の速度に反比例すること
を利用する。この場合、制御量1、操作量1(=制御量
2)、操作量2がそれぞれ、蒸着膜の厚さ、被蒸着材を
搬送するライン速度、加熱装置への投入電力に対応す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の制御装置では、操作量1設定値が操作量
上下限となってしまうとき、第2制御器2への入力偏差
の絶対値が小さくなるために、制御量1,2とも目標値
までの整定時間が長くかかってしまう。本発明は前記の
ような点に鑑みてなされたもので、制御量1,2の目標
値までの整定時間を短縮することが可能な制御装置を提
供することを目的とする。
たような従来の制御装置では、操作量1設定値が操作量
上下限となってしまうとき、第2制御器2への入力偏差
の絶対値が小さくなるために、制御量1,2とも目標値
までの整定時間が長くかかってしまう。本発明は前記の
ような点に鑑みてなされたもので、制御量1,2の目標
値までの整定時間を短縮することが可能な制御装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、操作量の設定
に上下限処理を行なう第1制御器と、前記第1制御器の
上下限処理前の操作量設定値を入力して制御演算を行な
う第2制御器とを具備して構成する。
に上下限処理を行なう第1制御器と、前記第1制御器の
上下限処理前の操作量設定値を入力して制御演算を行な
う第2制御器とを具備して構成する。
【0008】
【作用】このような構成によれば、制御量2フィードバ
ック値の目標値からの偏差を大きくとることが可能とな
るので、これにより、制御量1,2の目標値への整定時
間が短縮される。
ック値の目標値からの偏差を大きくとることが可能とな
るので、これにより、制御量1,2の目標値への整定時
間が短縮される。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は同実施例に係わる制御装置の構成を示す
ブロック図である。図1に示すように、本発明による制
御装置は、第1制御器制御演算部11、第2制御器制御
演算部12、及び第1制御器上下限処理部13によって
構成され、制御対象部14の制御を行なう。
明する。図1は同実施例に係わる制御装置の構成を示す
ブロック図である。図1に示すように、本発明による制
御装置は、第1制御器制御演算部11、第2制御器制御
演算部12、及び第1制御器上下限処理部13によって
構成され、制御対象部14の制御を行なう。
【0010】第1制御器制御演算部11は、積分制御動
作を含んだ制御演算を行なうもので、制御量1目標値、
及び制御対象部14からフィードバックされる制御量1
実績値を入力する。第1制御器制御演算部11は、フィ
ードバックされた制御量1実績値が、制御量1目標値と
なるように比例・積分動作を行ない、上下限処理前操作
量1設定値を求める。
作を含んだ制御演算を行なうもので、制御量1目標値、
及び制御対象部14からフィードバックされる制御量1
実績値を入力する。第1制御器制御演算部11は、フィ
ードバックされた制御量1実績値が、制御量1目標値と
なるように比例・積分動作を行ない、上下限処理前操作
量1設定値を求める。
【0011】第2制御器制御演算部12は、制御量2目
標値、及び第1制御器制御演算部11からの上下限処理
前操作量1設定値(=制御量2フィードバック値)を入
力として制御動作を行なう。第2制御器制御演算部12
は、第1制御器制御演算部11の上下限処理前操作量1
設定値を制御量2のフィードバック値として入力して、
これに比例・積分操作を行ない、制御対象部14に操作
量2設定値を出力する。
標値、及び第1制御器制御演算部11からの上下限処理
前操作量1設定値(=制御量2フィードバック値)を入
力として制御動作を行なう。第2制御器制御演算部12
は、第1制御器制御演算部11の上下限処理前操作量1
設定値を制御量2のフィードバック値として入力して、
これに比例・積分操作を行ない、制御対象部14に操作
量2設定値を出力する。
【0012】第1制御器上下限処理部13は、第1制御
器制御演算部11の処理結果に対して、上下限処理を行
ない、上下限処理後操作量1設定値を制御対象部14に
出力する。
器制御演算部11の処理結果に対して、上下限処理を行
ない、上下限処理後操作量1設定値を制御対象部14に
出力する。
【0013】制御対象部14は、第1制御器上下限処理
部13から出力される上下限処理後操作量1設定値、及
び第2制御器制御演算部12からの操作量2設定値に応
じて動作すると共に、第1制御器制御演算部11に対し
て制御量1実績値を出力する。
部13から出力される上下限処理後操作量1設定値、及
び第2制御器制御演算部12からの操作量2設定値に応
じて動作すると共に、第1制御器制御演算部11に対し
て制御量1実績値を出力する。
【0014】このような構成により制御量1,2の制御
性能が向上する。図3には、従来の制御性能との比較を
示している。図3(a)は制御量1の変化、図3(b)
は制御量2の変化、図3(c)は操作量2設定値の変化
を示している。各値とも、従来に比較して、目標値とな
るまでの整定時間が短縮されている。
性能が向上する。図3には、従来の制御性能との比較を
示している。図3(a)は制御量1の変化、図3(b)
は制御量2の変化、図3(c)は操作量2設定値の変化
を示している。各値とも、従来に比較して、目標値とな
るまでの整定時間が短縮されている。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第2制御
器では上下限処理前の操作量1設定値をもとに制御演算
を行なうので、制御量1,2の目標値までの整定時間を
短縮することが可能となるものである。
器では上下限処理前の操作量1設定値をもとに制御演算
を行なうので、制御量1,2の目標値までの整定時間を
短縮することが可能となるものである。
【図1】本発明の一実施例に係わる制御装置の構成を示
すブロック図。
すブロック図。
【図2】同実施例における制御量1,2、及び操作量2
設定値の変化を説明するための図。
設定値の変化を説明するための図。
【図3】従来の制御装置の構成を示すブロック図。
11…第1制御器制御演算部、12…第2制御器制御演
算部、13…第1制御器上下限処理部、14…制御対象
部。
算部、13…第1制御器上下限処理部、14…制御対象
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板井 計介 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】 操作量の設定に上下限処理を行なう第1
制御器と、 前記第1制御器の上下限処理前の操作量設定値を入力し
て制御演算を行なう第2制御器と、 を具備したことを特徴とする制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11886092A JPH05313702A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11886092A JPH05313702A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05313702A true JPH05313702A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14746929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11886092A Withdrawn JPH05313702A (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05313702A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07219646A (ja) * | 1994-02-01 | 1995-08-18 | Ohkura Electric Co Ltd | 拡散炉の内部温度制御装置 |
US6959219B2 (en) * | 2002-05-17 | 2005-10-25 | Yamatake Corporation | Control apparatus having a limit cycle auto-tuning function |
US8688285B2 (en) | 2010-08-27 | 2014-04-01 | Azbil Corporation | Total energy limiting and controlling device, and total electric power limiting and controlling device and method |
US9797762B2 (en) | 2012-09-12 | 2017-10-24 | Azbil Corporation | Controlling device |
-
1992
- 1992-05-12 JP JP11886092A patent/JPH05313702A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07219646A (ja) * | 1994-02-01 | 1995-08-18 | Ohkura Electric Co Ltd | 拡散炉の内部温度制御装置 |
US6959219B2 (en) * | 2002-05-17 | 2005-10-25 | Yamatake Corporation | Control apparatus having a limit cycle auto-tuning function |
US8688285B2 (en) | 2010-08-27 | 2014-04-01 | Azbil Corporation | Total energy limiting and controlling device, and total electric power limiting and controlling device and method |
US9797762B2 (en) | 2012-09-12 | 2017-10-24 | Azbil Corporation | Controlling device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990803 |