JPH0531220A - ゴルフ練習機 - Google Patents
ゴルフ練習機Info
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- JPH0531220A JPH0531220A JP19514591A JP19514591A JPH0531220A JP H0531220 A JPH0531220 A JP H0531220A JP 19514591 A JP19514591 A JP 19514591A JP 19514591 A JP19514591 A JP 19514591A JP H0531220 A JPH0531220 A JP H0531220A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 打球動作用の所定位置の球の有無を検出する
球検出センサと、その球検出センサにより所定位置に球
が有ることが検出されることに基づいて、測定手段から
のスイング台にかかる荷重又は荷重中心の測定データを
スイング中のデータとして記憶し、かつ、スイング終了
に伴ってスイング中のデータを出力手段に表示させる制
御手段とが設けられたゴルフ練習機において、所定位置
に球が無い状態で行う素振り練習においても、スイング
の良否の診断をできるようにする。 【構成】 制御手段Mは、球検出センサ23にて球21
が無いことが検出されている状態、又は、その状態にお
いて入力手段51にて素振りスイングモードが指示され
た状態において、測定データを素振りスイング中のデー
タとして記憶し、かつ、素振りスイング終了に伴って素
振りスイング中のデータを出力手段4に表示させるよう
に構成されている。
球検出センサと、その球検出センサにより所定位置に球
が有ることが検出されることに基づいて、測定手段から
のスイング台にかかる荷重又は荷重中心の測定データを
スイング中のデータとして記憶し、かつ、スイング終了
に伴ってスイング中のデータを出力手段に表示させる制
御手段とが設けられたゴルフ練習機において、所定位置
に球が無い状態で行う素振り練習においても、スイング
の良否の診断をできるようにする。 【構成】 制御手段Mは、球検出センサ23にて球21
が無いことが検出されている状態、又は、その状態にお
いて入力手段51にて素振りスイングモードが指示され
た状態において、測定データを素振りスイング中のデー
タとして記憶し、かつ、素振りスイング終了に伴って素
振りスイング中のデータを出力手段4に表示させるよう
に構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クラブを把持して打球
動作する被験者を載せ、かつ、荷重検出センサを備える
スイング台と、前記荷重検出センサの検出情報に基づい
て前記スイング台にかかる荷重又は荷重中心を測定する
測定手段と、打球動作用の所定位置の球の有無を検出す
る球検出センサと、その球検出センサにより前記所定位
置に球が有ることが検出されることに基づいて、前記測
定手段からの測定データをスイング中のデータとして記
憶し、かつ、スイング終了に伴って前記スイング中のデ
ータを出力手段に表示させる制御手段とが設けられたゴ
ルフ練習機に関する。
動作する被験者を載せ、かつ、荷重検出センサを備える
スイング台と、前記荷重検出センサの検出情報に基づい
て前記スイング台にかかる荷重又は荷重中心を測定する
測定手段と、打球動作用の所定位置の球の有無を検出す
る球検出センサと、その球検出センサにより前記所定位
置に球が有ることが検出されることに基づいて、前記測
定手段からの測定データをスイング中のデータとして記
憶し、かつ、スイング終了に伴って前記スイング中のデ
ータを出力手段に表示させる制御手段とが設けられたゴ
ルフ練習機に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるゴルフ練習機は、ゴルフの打球動
作(以下、スイングという)の練習に用いられるもので
ある。従来では、スイング台上の被験者が支持具に球を
載せると、球検出センサにより球が支持具上(打球動作
用の所定位置に相当)に有ることが検出されることによ
り、制御手段によりスイング台にかかる荷重又は荷重中
心の測定データが記憶される状態となり、被験者がスイ
ングを行うとスイング台にかかる荷重又は荷重中心の測
定データがスイング中のデータとして制御手段に記憶さ
れ、スイング終了に伴って、そのスイング中のデータが
出力手段に表示されることによりスイングの良否を診断
していた。
作(以下、スイングという)の練習に用いられるもので
ある。従来では、スイング台上の被験者が支持具に球を
載せると、球検出センサにより球が支持具上(打球動作
用の所定位置に相当)に有ることが検出されることによ
り、制御手段によりスイング台にかかる荷重又は荷重中
心の測定データが記憶される状態となり、被験者がスイ
ングを行うとスイング台にかかる荷重又は荷重中心の測
定データがスイング中のデータとして制御手段に記憶さ
れ、スイング終了に伴って、そのスイング中のデータが
出力手段に表示されることによりスイングの良否を診断
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、ゴルフのスイン
グの練習では、支持具に球を載せてその球を実際にクラ
ブで打つ(以下、打球スイングという)ことにより練習
を行う他に、支持具に球を載せずにクラブをスイングす
る(以下、素振りスイングという)ことにより練習する
場合(いわゆる、素振り練習)がある。しかしながら、
上記従来のゴルフ練習機は、支持具上に球が有ることに
より制御手段にスイング中のデータが記憶されるように
なっているので、被験者が支持具に球を載せずに素振り
練習を行う場合は、素振りスイング中のデータが制御手
段に記憶されないので、素振り練習におけるスイングの
良否の診断ができなかった。本発明は、かかる実情に鑑
みてなされたものであり、その目的は、従来と同様に打
球スイングにおけるスイングの良否を診断できるととも
に、素振りスイングにおけるスイングの良否も診断でき
るゴルフ練習機を提供する点にある。
グの練習では、支持具に球を載せてその球を実際にクラ
ブで打つ(以下、打球スイングという)ことにより練習
を行う他に、支持具に球を載せずにクラブをスイングす
る(以下、素振りスイングという)ことにより練習する
場合(いわゆる、素振り練習)がある。しかしながら、
上記従来のゴルフ練習機は、支持具上に球が有ることに
より制御手段にスイング中のデータが記憶されるように
なっているので、被験者が支持具に球を載せずに素振り
練習を行う場合は、素振りスイング中のデータが制御手
段に記憶されないので、素振り練習におけるスイングの
良否の診断ができなかった。本発明は、かかる実情に鑑
みてなされたものであり、その目的は、従来と同様に打
球スイングにおけるスイングの良否を診断できるととも
に、素振りスイングにおけるスイングの良否も診断でき
るゴルフ練習機を提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるゴルフ練習
機の第1の特徴構成は、前記制御手段は、前記球検出セ
ンサにて球が無いことが検出されている状態、又は、そ
の状態において入力手段にて素振りスイングモードが指
示された状態において、前記測定データを素振りスイン
グ中のデータとして記憶し、かつ、素振りスイング終了
に伴って前記素振りスイング中のデータを前記出力手段
に表示させるように構成されている点にある。第2の特
徴構成は、前記制御手段は、前記素振りスイング中のデ
ータを参照データとして記憶でき、かつ、その参照デー
タと前記スイング中のデータとを重ねて前記出力手段に
表示させるように構成されている点にある。
機の第1の特徴構成は、前記制御手段は、前記球検出セ
ンサにて球が無いことが検出されている状態、又は、そ
の状態において入力手段にて素振りスイングモードが指
示された状態において、前記測定データを素振りスイン
グ中のデータとして記憶し、かつ、素振りスイング終了
に伴って前記素振りスイング中のデータを前記出力手段
に表示させるように構成されている点にある。第2の特
徴構成は、前記制御手段は、前記素振りスイング中のデ
ータを参照データとして記憶でき、かつ、その参照デー
タと前記スイング中のデータとを重ねて前記出力手段に
表示させるように構成されている点にある。
【0005】
【作用】第1の特徴構成によれば、被験者が素振り練習
を行う場合は、支持具上(打球動作用の所定位置に相
当)に球が無い状態にするか、又は、その状態で入力手
段により素振りスイングモードを指示した後、素振りス
イングを行うと、制御手段はその素振りスイング中のデ
ータを記憶するとともに、素振りスイング終了に伴っ
て、その素振りスイング中のデータを出力手段に表示さ
せる。第2の特徴構成によれば、被験者が素振りスイン
グを行うと、制御手段は、素振りスイング中のデータを
記憶するとともに、それとは別に、素振りスイング中の
データを別途参照データとして記憶することができる。
そして、被験者が打球スイングを行うと、制御手段は、
打球スイング中のデータと、それとは別に記憶されてい
る素振りスイング中の参照データとを重ねて出力手段に
表示させることができる。
を行う場合は、支持具上(打球動作用の所定位置に相
当)に球が無い状態にするか、又は、その状態で入力手
段により素振りスイングモードを指示した後、素振りス
イングを行うと、制御手段はその素振りスイング中のデ
ータを記憶するとともに、素振りスイング終了に伴っ
て、その素振りスイング中のデータを出力手段に表示さ
せる。第2の特徴構成によれば、被験者が素振りスイン
グを行うと、制御手段は、素振りスイング中のデータを
記憶するとともに、それとは別に、素振りスイング中の
データを別途参照データとして記憶することができる。
そして、被験者が打球スイングを行うと、制御手段は、
打球スイング中のデータと、それとは別に記憶されてい
る素振りスイング中の参照データとを重ねて出力手段に
表示させることができる。
【0006】
【発明の効果】第1の特徴構成によれば、被験者は、打
球スイングにおけるスイングの良否の診断ができるとと
もに、素振りスイングにおけるスイングの良否の診断も
できるようになった。第2の特徴構成によれば、被験者
は、打球スイング中のデータと素振りスイング中のデー
タとを比較してスイングの良否を診断することができる
ものとなり、一層効果的にスイングの良否の診断ができ
るようになった。
球スイングにおけるスイングの良否の診断ができるとと
もに、素振りスイングにおけるスイングの良否の診断も
できるようになった。第2の特徴構成によれば、被験者
は、打球スイング中のデータと素振りスイング中のデー
タとを比較してスイングの良否を診断することができる
ものとなり、一層効果的にスイングの良否の診断ができ
るようになった。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1、図2及び図3中、1は荷重測定器、2はテ
ィースタンド、3は処理装置、4は出力手段としての表
示装置である。本実施例のゴルフ練習機は、スイング中
に荷重測定器1の測定データを処理装置3で処理して、
荷重又は荷重中心の時系列データとして一旦記憶してお
き、スイング終了後に表示装置4に表示させるものであ
り、以下、各装置毎に説明する。荷重測定器1には、4
個のロードセル等の荷重検出センサ12,13,14,
15によって4隅が支持された状態でスイング台11が
設けられており、スイング台11上ではクラブCを把持
した被験者がスイングを行う。このとき、スイング台1
1にかかる荷重は4個のロードセル12,13,14,
15によって分担され、これら出力から後述のようにし
て荷重及び荷重中心が求められる。
する。図1、図2及び図3中、1は荷重測定器、2はテ
ィースタンド、3は処理装置、4は出力手段としての表
示装置である。本実施例のゴルフ練習機は、スイング中
に荷重測定器1の測定データを処理装置3で処理して、
荷重又は荷重中心の時系列データとして一旦記憶してお
き、スイング終了後に表示装置4に表示させるものであ
り、以下、各装置毎に説明する。荷重測定器1には、4
個のロードセル等の荷重検出センサ12,13,14,
15によって4隅が支持された状態でスイング台11が
設けられており、スイング台11上ではクラブCを把持
した被験者がスイングを行う。このとき、スイング台1
1にかかる荷重は4個のロードセル12,13,14,
15によって分担され、これら出力から後述のようにし
て荷重及び荷重中心が求められる。
【0008】ティースタンド2には球21を支持する支
持具22が備えられている。そして、ティースタンド2
には支持具22上に球21が有るか否かを検出する球検
出センサー23及び、クラブCのヘッドが支持具22の
隣に有るか否かを検出するクラブ検出センサー24が配
置されている。この球検出センサー23及びクラブ検出
センサー24は発光器及び受光器を内蔵した反射型式の
光学式センサーである。尚、制御箱25は球検出センサ
ー23及びクラブ検出センサー24の駆動回路を内蔵し
ている。
持具22が備えられている。そして、ティースタンド2
には支持具22上に球21が有るか否かを検出する球検
出センサー23及び、クラブCのヘッドが支持具22の
隣に有るか否かを検出するクラブ検出センサー24が配
置されている。この球検出センサー23及びクラブ検出
センサー24は発光器及び受光器を内蔵した反射型式の
光学式センサーである。尚、制御箱25は球検出センサ
ー23及びクラブ検出センサー24の駆動回路を内蔵し
ている。
【0009】次に、スイング台11にかかる荷重及び荷
重中心の算出について説明する。クラブCを把持した被
験者は、荷重測定器1のスイング台11のほぼ中央に立
ってスタンスをとる。荷重測定器1の4隅にあるロード
セル12,13,14,15の出力に対して、荷重変換
器16の零調整によりそれぞれ予めスイング台11の荷
重を相殺してあり、ロードセル12,13,14,15
からの出力W1,W2,W3,W4の合計WTが次式の
ように、スイング台11上に乗った被験者の荷重にな
る。 WT=W1+W2+W3+W4
重中心の算出について説明する。クラブCを把持した被
験者は、荷重測定器1のスイング台11のほぼ中央に立
ってスタンスをとる。荷重測定器1の4隅にあるロード
セル12,13,14,15の出力に対して、荷重変換
器16の零調整によりそれぞれ予めスイング台11の荷
重を相殺してあり、ロードセル12,13,14,15
からの出力W1,W2,W3,W4の合計WTが次式の
ように、スイング台11上に乗った被験者の荷重にな
る。 WT=W1+W2+W3+W4
【0010】さらにこの時、荷重のかかる位置と4つの
ロードセル12,13,14,15の設置位置との関係
によって、夫々のロードセル12,13,14,15の
出力W1,W2,W3,W4が異なるものとなるので、
これらからスイング台11にかかる荷重中心(X,Y)
を算出することができる。つまり、4個のロードセル1
2,13,14,15が正確に正方形の4隅に配置され
ている場合には、図1の左上(被験者の左後)のロード
セル12を原点として表現する荷重中心(X,Y)の左
右方向成分Xと前後方向成分Yが次式により求められ
る。 X=(W2+W3)/WT Y=(W3+W4)/WT 又、ロードセル12,13,14,15の配置が正方形
の4隅にない場合でも、ロードセル12,13,14,
15の幾何学的な配置に固有の補正演算を行うことによ
って、荷重中心の算出が可能である。また、ロードセル
は3個以上配置されておればスイング台11にかかる荷
重中心を求めることが可能である。
ロードセル12,13,14,15の設置位置との関係
によって、夫々のロードセル12,13,14,15の
出力W1,W2,W3,W4が異なるものとなるので、
これらからスイング台11にかかる荷重中心(X,Y)
を算出することができる。つまり、4個のロードセル1
2,13,14,15が正確に正方形の4隅に配置され
ている場合には、図1の左上(被験者の左後)のロード
セル12を原点として表現する荷重中心(X,Y)の左
右方向成分Xと前後方向成分Yが次式により求められ
る。 X=(W2+W3)/WT Y=(W3+W4)/WT 又、ロードセル12,13,14,15の配置が正方形
の4隅にない場合でも、ロードセル12,13,14,
15の幾何学的な配置に固有の補正演算を行うことによ
って、荷重中心の算出が可能である。また、ロードセル
は3個以上配置されておればスイング台11にかかる荷
重中心を求めることが可能である。
【0011】図3に示すように、4個のロードセル1
2,13,14,15の各出力W1〜W4は測定ブリッ
ジ回路(図示せず)とA/D変換器(図示せず)を備え
た荷重変換器16で、前述のようにスイング台11の重
量を補償した後に、一定時間毎にサンプリングされてデ
ジタル量となる。そして、I/Oインターフェース31
を介して処理装置3に順次取り込まれる。被験者の荷重
WT及び荷重中心(X,Y)は、処理装置3の演算処理
手段32により前述の式に従って算出され、算出された
荷重WT及び荷重中心(X,Y)の時系列データが、主
記憶装置33に順次記憶される。従って、4個のロード
セル12,13,14,15、荷重変換器16、I/O
インターフェース31、及び、演算処理手段32はスイ
ング台11にかかる荷重WT又は荷重中心(X,Y)を
測定する測定手段Sとして機能する。
2,13,14,15の各出力W1〜W4は測定ブリッ
ジ回路(図示せず)とA/D変換器(図示せず)を備え
た荷重変換器16で、前述のようにスイング台11の重
量を補償した後に、一定時間毎にサンプリングされてデ
ジタル量となる。そして、I/Oインターフェース31
を介して処理装置3に順次取り込まれる。被験者の荷重
WT及び荷重中心(X,Y)は、処理装置3の演算処理
手段32により前述の式に従って算出され、算出された
荷重WT及び荷重中心(X,Y)の時系列データが、主
記憶装置33に順次記憶される。従って、4個のロード
セル12,13,14,15、荷重変換器16、I/O
インターフェース31、及び、演算処理手段32はスイ
ング台11にかかる荷重WT又は荷重中心(X,Y)を
測定する測定手段Sとして機能する。
【0012】図中、5はモード切り換え手段であり、以
下に説明するように、素振りスイングモードを設定する
素振りスイング設定スイッチ51(入力手段に相当)
と、素振りスイング中のデータを参照データとして補助
記憶装置34へ記憶するモードを設定する参照データ保
存スイッチ52と、参照データと打球スイング中のデー
タとを重ねて表示装置4に表示するモードを設定する重
ね表示スイッチ53とを備えている。尚、素振りスイン
グ設定スイッチ51はティースタンド2上に配置されて
おり、被験者がスイング台11に乗った状態でクラブC
のヘッドでスイッチ51を押すことにより、素振りスイ
ングモードが設定できるようになっている。
下に説明するように、素振りスイングモードを設定する
素振りスイング設定スイッチ51(入力手段に相当)
と、素振りスイング中のデータを参照データとして補助
記憶装置34へ記憶するモードを設定する参照データ保
存スイッチ52と、参照データと打球スイング中のデー
タとを重ねて表示装置4に表示するモードを設定する重
ね表示スイッチ53とを備えている。尚、素振りスイン
グ設定スイッチ51はティースタンド2上に配置されて
おり、被験者がスイング台11に乗った状態でクラブC
のヘッドでスイッチ51を押すことにより、素振りスイ
ングモードが設定できるようになっている。
【0013】演算処理手段32は、球検出センサー23
及びクラブ検出センサー24夫々の検出情報、及び、ス
イッチ51,52,53夫々の指示信号に基づいて、記
憶装置33、補助記憶装置34、及び、表示装置4を制
御する機能を有する。
及びクラブ検出センサー24夫々の検出情報、及び、ス
イッチ51,52,53夫々の指示信号に基づいて、記
憶装置33、補助記憶装置34、及び、表示装置4を制
御する機能を有する。
【0014】球検出センサー23により支持具22上に
球21が無いことが検出されている状態においてスイッ
チ51を操作することにより、球検出センサー23によ
り支持具22上に球21が有ることが検出されて、演算
処理手段32が測定手段Sからの測定データを打球スイ
ング中のデータとして主記憶装置33に記憶させ、打球
スイング終了に伴って主記憶装置33に記憶されている
打球スイング中のデータを表示装置4に表示させる通常
の打球スイングモードから、演算処理手段32が測定手
段Sからのデータを素振りスイング中のデータとして主
記憶装置33に記憶させ、素振りスイング終了に伴って
主記憶装置33に記憶されている素振りスイング中のデ
ータを表示装置4に表示させる素振りスイングモードに
切り換えられる。
球21が無いことが検出されている状態においてスイッ
チ51を操作することにより、球検出センサー23によ
り支持具22上に球21が有ることが検出されて、演算
処理手段32が測定手段Sからの測定データを打球スイ
ング中のデータとして主記憶装置33に記憶させ、打球
スイング終了に伴って主記憶装置33に記憶されている
打球スイング中のデータを表示装置4に表示させる通常
の打球スイングモードから、演算処理手段32が測定手
段Sからのデータを素振りスイング中のデータとして主
記憶装置33に記憶させ、素振りスイング終了に伴って
主記憶装置33に記憶されている素振りスイング中のデ
ータを表示装置4に表示させる素振りスイングモードに
切り換えられる。
【0015】スイッチ52を操作することにより、演算
処理手段32は、主記憶装置33に記憶されている素振
りスイング中のデータを参照データとして補助記憶装置
34に記憶させる。
処理手段32は、主記憶装置33に記憶されている素振
りスイング中のデータを参照データとして補助記憶装置
34に記憶させる。
【0016】スイッチ53を操作することにより、演算
処理手段32は、補助記憶装置34に記憶されている参
照データと主記憶装置33に記憶されている打球スイン
グ中のデータとを表示装置4に重ねて表示させる。
処理手段32は、補助記憶装置34に記憶されている参
照データと主記憶装置33に記憶されている打球スイン
グ中のデータとを表示装置4に重ねて表示させる。
【0017】従って、演算処理手段32、主記憶装置3
3、及び補助記憶装置34は制御手段Mとして機能す
る。
3、及び補助記憶装置34は制御手段Mとして機能す
る。
【0018】表示装置4は、荷重中心(X,Y)の経時
変化を2次元の軌跡として表示するグラフィック表示装
置41と、荷重WTの経時変化を2次元の軌跡として出
力するプロッタ42からなる。但し、逆に荷重中心
(X,Y)の経時変化の軌跡をプロッタ42に出力した
り、荷重WTの経時変化の軌跡をグラフィック表示装置
41に表示することも可能である。
変化を2次元の軌跡として表示するグラフィック表示装
置41と、荷重WTの経時変化を2次元の軌跡として出
力するプロッタ42からなる。但し、逆に荷重中心
(X,Y)の経時変化の軌跡をプロッタ42に出力した
り、荷重WTの経時変化の軌跡をグラフィック表示装置
41に表示することも可能である。
【0019】次に、図4に示すフローチャートに従っ
て、制御手段Mによるゴルフ練習機の一連の制御方法に
ついて説明する。先ず、通常の打球スイングモードにお
ける制御方法について説明する。
て、制御手段Mによるゴルフ練習機の一連の制御方法に
ついて説明する。先ず、通常の打球スイングモードにお
ける制御方法について説明する。
【0020】ステップS1で、表示装置4の画面を初期
設定する。
設定する。
【0021】ステップS2で、球検出センサー23から
の検出情報に基づき支持具22上に球21が有るか否か
を判別する。そして、球21が有る時は、グラフィック
表示装置41に「スイングしてください」と表示すると
ともに次のステップS4に進み、球21が無い時は、グ
ラフィック表示装置41に「ボールをセットしてくださ
い」と表示するとともにステップS3に進む。
の検出情報に基づき支持具22上に球21が有るか否か
を判別する。そして、球21が有る時は、グラフィック
表示装置41に「スイングしてください」と表示すると
ともに次のステップS4に進み、球21が無い時は、グ
ラフィック表示装置41に「ボールをセットしてくださ
い」と表示するとともにステップS3に進む。
【0022】ステップS3で、スイッチ51により素振
りスイングモードが設定されている時は、グラフィック
表示装置41に「素振りスイングしてください」と表示
するとともにステップS12に進み、素振りスイングモ
ードが設定されていない時はAに戻る。
りスイングモードが設定されている時は、グラフィック
表示装置41に「素振りスイングしてください」と表示
するとともにステップS12に進み、素振りスイングモ
ードが設定されていない時はAに戻る。
【0023】ステップS4で、主記憶装置33の記憶デ
ータ及び表示装置4の表示をクリアし、次のステップS
5に進む。
ータ及び表示装置4の表示をクリアし、次のステップS
5に進む。
【0024】ステップS5で、4個のロードセル12,
13,14,15の各出力W1〜W4を前述の如く処理
し、I/Oインターフェース31を介して処理装置3に
順次取り込む。又、球検出センサー23及びクラブ検出
センサー24の検出情報も、I/Oインターフェース3
1を介して処理装置3に順次取り込む。そして、次のス
テップS6に進む。
13,14,15の各出力W1〜W4を前述の如く処理
し、I/Oインターフェース31を介して処理装置3に
順次取り込む。又、球検出センサー23及びクラブ検出
センサー24の検出情報も、I/Oインターフェース3
1を介して処理装置3に順次取り込む。そして、次のス
テップS6に進む。
【0025】ステップS6で、被験者の荷重WT及び荷
重中心(X,Y)を、処理装置3の演算処理手段32に
より演算するとともに、演算した荷重WT及び荷重中心
(X,Y)の時系列データを主記憶装置33に記憶す
る。又、球検出センサー23及びクラブ検出センサー2
4夫々の検出情報を上記の荷重WT及び荷重中心(X,
Y)の時系列データと同期させて主記憶装置33に記憶
する。そして、次のステップS7に進む。
重中心(X,Y)を、処理装置3の演算処理手段32に
より演算するとともに、演算した荷重WT及び荷重中心
(X,Y)の時系列データを主記憶装置33に記憶す
る。又、球検出センサー23及びクラブ検出センサー2
4夫々の検出情報を上記の荷重WT及び荷重中心(X,
Y)の時系列データと同期させて主記憶装置33に記憶
する。そして、次のステップS7に進む。
【0026】ステップS7で、前記ステップS6で演算
された荷重中心(X,Y)を、点としてグラフィック表
示装置41にリアルタイムに表示する。そして、次のス
テップS8に進む。
された荷重中心(X,Y)を、点としてグラフィック表
示装置41にリアルタイムに表示する。そして、次のス
テップS8に進む。
【0027】ステップS8で、上記ステップS5からス
テップS7までの処理を打球スイング終了まで継続す
る。そして、次のステップS9に進む。
テップS7までの処理を打球スイング終了まで継続す
る。そして、次のステップS9に進む。
【0028】ここで、図5に基づいて、打球スイング終
了時点の決め方、及び、ステップS5におけるデータの
取り込み開始時点から打球スイング終了時点までの主記
憶装置33に記憶されているデータから、打球スイング
中のデータの判別方法について説明する。被験者は、ク
ラブCのヘッドをボール21の横隣に位置させヘッドを
前後左右に揺り動かして、緊張感を和らげる動作(いわ
ゆる、ワッフル動作)を行った後、バックスイングに移
行しダウンスイングに入り、クラブCにてボール21を
打つのである。この間、演算処理手段32は測定手段S
からの測定データを主記憶装置33に順次記憶させて行
くと同時に、現時点での荷重中心(X,Y)の位置をグ
ラフィックディスプレイ41上に点として、リアルタイ
ムで表示させる。
了時点の決め方、及び、ステップS5におけるデータの
取り込み開始時点から打球スイング終了時点までの主記
憶装置33に記憶されているデータから、打球スイング
中のデータの判別方法について説明する。被験者は、ク
ラブCのヘッドをボール21の横隣に位置させヘッドを
前後左右に揺り動かして、緊張感を和らげる動作(いわ
ゆる、ワッフル動作)を行った後、バックスイングに移
行しダウンスイングに入り、クラブCにてボール21を
打つのである。この間、演算処理手段32は測定手段S
からの測定データを主記憶装置33に順次記憶させて行
くと同時に、現時点での荷重中心(X,Y)の位置をグ
ラフィックディスプレイ41上に点として、リアルタイ
ムで表示させる。
【0029】この場合、球検出センサー23が支持具2
2上に球21が有ることを検出している状態から支持具
22上に球21が無いことを検出している状態となる時
点A0を、クラブCがボール21を打つインパクトの時
点とする。そして、このインパクトの時点A0から設定
時間T1の経過後の時点A2においてフォロースイン
グ、つまり一回の打球スイングが終了したと判断して、
この時点A2において測定データの主記憶装置33への
記憶作動を終了する。尚、インパクト時点までは、旧デ
ータの上に新データを上書き式に順次書き換えていき、
インパクト時点で、そのインパクト時点から以前のデー
タを、インパクト時点のデータが図5のA0で先頭とな
って、それより前のデータが時間を遡る方向の時系列的
に並ぶように並び換える。
2上に球21が有ることを検出している状態から支持具
22上に球21が無いことを検出している状態となる時
点A0を、クラブCがボール21を打つインパクトの時
点とする。そして、このインパクトの時点A0から設定
時間T1の経過後の時点A2においてフォロースイン
グ、つまり一回の打球スイングが終了したと判断して、
この時点A2において測定データの主記憶装置33への
記憶作動を終了する。尚、インパクト時点までは、旧デ
ータの上に新データを上書き式に順次書き換えていき、
インパクト時点で、そのインパクト時点から以前のデー
タを、インパクト時点のデータが図5のA0で先頭とな
って、それより前のデータが時間を遡る方向の時系列的
に並ぶように並び換える。
【0030】さらに、インパクトの時点A0から設定時
間T2だけ遡った時点A3を基点に更に遡って行き、ク
ラブ検出センサー24の検出情報がクラブCのヘッドの
存在を検出する状態と存在を検出しない状態とを繰り返
している状態において、最後にヘッドの存在を検出する
状態から存在を検出しない状態に切り換わった時点A1
を、ワッフル動作の終了した時点でバックスイングに移
行した時点、すなわち打球スイング開始時点と判断す
る。尚、インパクト時点A0から設定時間T2だけ遡る
のは、インパクト時点の直前にクラブ検出センサー24
がクラブCの移動を検出するからであり、T2の値は1
00msec程度が適当であるが、必要に応じて変更可
能である。この場合、図5に示すように、ステップS4
におけるデータの取り込み開始時点(記憶開始時点)か
ら打球スイングが終了した時点A2までの記憶データD
1のうち、ワッフル動作に相当する記憶データが削除さ
れた残りの記憶データD2を打球スイング中のデータと
する。
間T2だけ遡った時点A3を基点に更に遡って行き、ク
ラブ検出センサー24の検出情報がクラブCのヘッドの
存在を検出する状態と存在を検出しない状態とを繰り返
している状態において、最後にヘッドの存在を検出する
状態から存在を検出しない状態に切り換わった時点A1
を、ワッフル動作の終了した時点でバックスイングに移
行した時点、すなわち打球スイング開始時点と判断す
る。尚、インパクト時点A0から設定時間T2だけ遡る
のは、インパクト時点の直前にクラブ検出センサー24
がクラブCの移動を検出するからであり、T2の値は1
00msec程度が適当であるが、必要に応じて変更可
能である。この場合、図5に示すように、ステップS4
におけるデータの取り込み開始時点(記憶開始時点)か
ら打球スイングが終了した時点A2までの記憶データD
1のうち、ワッフル動作に相当する記憶データが削除さ
れた残りの記憶データD2を打球スイング中のデータと
する。
【0031】ステップS9で、スイッチ53により参照
データと打球スイング中のデータとの重ね表示が設定さ
れている時はステップS10に進み、重ね表示が設定さ
れていない時はステップS11に進む。
データと打球スイング中のデータとの重ね表示が設定さ
れている時はステップS10に進み、重ね表示が設定さ
れていない時はステップS11に進む。
【0032】ステップS10で、主記憶装置33に記憶
されている記憶データD1のうちの打球スイング中の記
憶データD2と補助記憶装置34に記憶されている参照
データとを色を異ならせて、図6の如く、表示装置4に
表示してAに戻る。
されている記憶データD1のうちの打球スイング中の記
憶データD2と補助記憶装置34に記憶されている参照
データとを色を異ならせて、図6の如く、表示装置4に
表示してAに戻る。
【0033】ステップS11で、主記憶装置33に記憶
されている記憶データD1のうちの打球スイング中の記
憶データD2を表示装置4に表示してAに戻る。
されている記憶データD1のうちの打球スイング中の記
憶データD2を表示装置4に表示してAに戻る。
【0034】次に、素振りスイングモードにおける制御
方法について説明する。被験者が、支持具22上に球2
1が無い状態でスイング台11に乗ってクラブCのヘッ
ドでスイッチ51を押すと、素振りスイングモードが設
定される。すなわち、上述のステップS2で球21が無
いと判別され、かつ、ステップS3で素振りスイングモ
ードが設定されている時は、ステップS12からの素振
りスイングモードに入る。
方法について説明する。被験者が、支持具22上に球2
1が無い状態でスイング台11に乗ってクラブCのヘッ
ドでスイッチ51を押すと、素振りスイングモードが設
定される。すなわち、上述のステップS2で球21が無
いと判別され、かつ、ステップS3で素振りスイングモ
ードが設定されている時は、ステップS12からの素振
りスイングモードに入る。
【0035】ステップS12で、主記憶装置33の記憶
データ及び表示装置4の表示をクリアし、次のステップ
S13に進む。
データ及び表示装置4の表示をクリアし、次のステップ
S13に進む。
【0036】ステップS13で、4個のロードセル1
2,13,14,15の各出力W1〜W4を前述の如く
処理し、I/Oインターフェース31を介して処理装置
3に順次取り込む。又、クラブ検出センサー24の検出
情報も、I/Oインターフェース31を介して処理装置
3に順次取り込む。そして、次のステップS14に進
む。
2,13,14,15の各出力W1〜W4を前述の如く
処理し、I/Oインターフェース31を介して処理装置
3に順次取り込む。又、クラブ検出センサー24の検出
情報も、I/Oインターフェース31を介して処理装置
3に順次取り込む。そして、次のステップS14に進
む。
【0037】ステップS14で、被験者の荷重WT及び
荷重中心(X,Y)を、処理装置3の演算処理手段32
により演算するとともに、演算した荷重WT及び荷重中
心(X,Y)の時系列データを主記憶装置33に記憶す
る。又、クラブ検出センサー24の検出情報を上記の荷
重WT及び荷重中心(X,Y)の時系列データと同期さ
せて主記憶装置33に記憶する。そして、次のステップ
S15に進む。
荷重中心(X,Y)を、処理装置3の演算処理手段32
により演算するとともに、演算した荷重WT及び荷重中
心(X,Y)の時系列データを主記憶装置33に記憶す
る。又、クラブ検出センサー24の検出情報を上記の荷
重WT及び荷重中心(X,Y)の時系列データと同期さ
せて主記憶装置33に記憶する。そして、次のステップ
S15に進む。
【0038】ステップS15で、前記ステップS14で
演算された荷重中心(X,Y)を、点としてグラフィッ
ク表示装置41にリアルタイムに表示する。そして、次
のステップS16に進む。
演算された荷重中心(X,Y)を、点としてグラフィッ
ク表示装置41にリアルタイムに表示する。そして、次
のステップS16に進む。
【0039】ステップS16で、上記ステップS13か
らステップS15までの処理を素振りスイング終了まで
継続する。そして、次のステップS17に進む。
らステップS15までの処理を素振りスイング終了まで
継続する。そして、次のステップS17に進む。
【0040】ここで、図5に基づいて、素振りスイング
終了時点の決め方、及び、ステップS13におけるデー
タの取り込み開始時点から素振りスイング終了時点まで
の主記憶装置33に記憶されているデータから、素振り
スイング中のデータの判別方法について説明する。被験
者は、ワッフル動作を行った後、バックスイング、ダウ
ンスイング、フォロースイングと一連の連続動作で素振
りスイングを行う。この間、演算処理手段32は測定手
段Sからの測定データを主記憶装置33に順次記憶させ
て行くと同時に、現時点での荷重中心(X,Y)の位置
をグラフィックディスプレイ41上に点として、リアル
タイムで表示させる。
終了時点の決め方、及び、ステップS13におけるデー
タの取り込み開始時点から素振りスイング終了時点まで
の主記憶装置33に記憶されているデータから、素振り
スイング中のデータの判別方法について説明する。被験
者は、ワッフル動作を行った後、バックスイング、ダウ
ンスイング、フォロースイングと一連の連続動作で素振
りスイングを行う。この間、演算処理手段32は測定手
段Sからの測定データを主記憶装置33に順次記憶させ
て行くと同時に、現時点での荷重中心(X,Y)の位置
をグラフィックディスプレイ41上に点として、リアル
タイムで表示させる。
【0041】打球スイングにおけるインパクト時点(ク
ラブCがボール21を打つ時点)に相当する素振りスイ
ングにおけるインパクト相当時点の決め方としては、荷
重WTはインパクト時点で急激に増大変化することを利
用して以下のように求める。すなわち、演算処理手段3
2により、測定手段Sからの測定データに基づいて、ス
イッチ51操作後の所定時間内(例えば、1秒間)の荷
重WTの平均値Ws(アドレス時の被験者の荷重に相
当)を演算するとともに、その平均荷重Wsと前記所定
時間以降の荷重WTとの比WT/Wsを順次演算し、そ
の比WT/Wsが設定値(例えば、1.3)以上になっ
た時点B0をインパクト相当時点とする。そして、この
インパクト相当時点B0から設定時間T1の経過後の時
点B2においてフォロースイング、つまり一回の素振り
スイングが終了したと判断して、この時点B2において
測定データの主記憶装置33への記憶作動を終了する。
尚、インパクト相当時点までは、旧データの上に新デー
タを上書き式に順次書き換えていき、インパクト相当時
点で、そのインパクト相当時点から以前のデータを、イ
ンパクト相当時点のデータが図5のB0で先頭となっ
て、それより前のデータが時間を遡る方向の時系列的に
並ぶように並び換える。
ラブCがボール21を打つ時点)に相当する素振りスイ
ングにおけるインパクト相当時点の決め方としては、荷
重WTはインパクト時点で急激に増大変化することを利
用して以下のように求める。すなわち、演算処理手段3
2により、測定手段Sからの測定データに基づいて、ス
イッチ51操作後の所定時間内(例えば、1秒間)の荷
重WTの平均値Ws(アドレス時の被験者の荷重に相
当)を演算するとともに、その平均荷重Wsと前記所定
時間以降の荷重WTとの比WT/Wsを順次演算し、そ
の比WT/Wsが設定値(例えば、1.3)以上になっ
た時点B0をインパクト相当時点とする。そして、この
インパクト相当時点B0から設定時間T1の経過後の時
点B2においてフォロースイング、つまり一回の素振り
スイングが終了したと判断して、この時点B2において
測定データの主記憶装置33への記憶作動を終了する。
尚、インパクト相当時点までは、旧データの上に新デー
タを上書き式に順次書き換えていき、インパクト相当時
点で、そのインパクト相当時点から以前のデータを、イ
ンパクト相当時点のデータが図5のB0で先頭となっ
て、それより前のデータが時間を遡る方向の時系列的に
並ぶように並び換える。
【0042】さらに、インパクト相当時点B0から設定
時間T2だけ遡った時点B3を基点に更に遡って行き、
クラブ検出センサー24の検出情報がクラブCのヘッド
の存在を検出する状態と存在を検出しない状態とを繰り
返している状態において、最後にヘッドの存在を検出す
る状態から存在を検出しない状態に切り換わった時点B
1を、ワッフル動作の終了した時点でバックスイングに
移行した時点、すなわち素振りスイング開始時点と判断
する。尚、インパクト相当時点B0から設定時間T2だ
け遡るのは、インパクト相当時点の直前にクラブ検出セ
ンサー24がクラブCの移動を検出するからであり、T
2の値は100msec程度が適当であるが必要に応じ
て変更可能である。
時間T2だけ遡った時点B3を基点に更に遡って行き、
クラブ検出センサー24の検出情報がクラブCのヘッド
の存在を検出する状態と存在を検出しない状態とを繰り
返している状態において、最後にヘッドの存在を検出す
る状態から存在を検出しない状態に切り換わった時点B
1を、ワッフル動作の終了した時点でバックスイングに
移行した時点、すなわち素振りスイング開始時点と判断
する。尚、インパクト相当時点B0から設定時間T2だ
け遡るのは、インパクト相当時点の直前にクラブ検出セ
ンサー24がクラブCの移動を検出するからであり、T
2の値は100msec程度が適当であるが必要に応じ
て変更可能である。
【0043】この場合、図5に示すように、ステップS
13におけるデータの取り込み開始時点(記憶開始時
点)から素振りスイングが終了した時点B2までの記憶
データD3のうち、ワッフル動作に相当する記憶データ
が削除された残りの記憶データD4を素振りスイング中
のデータとする。
13におけるデータの取り込み開始時点(記憶開始時
点)から素振りスイングが終了した時点B2までの記憶
データD3のうち、ワッフル動作に相当する記憶データ
が削除された残りの記憶データD4を素振りスイング中
のデータとする。
【0044】ステップS17で、主記憶装置33に記憶
されている記憶データD3のうちの素振りスイング中の
記憶データD4を表示装置4に表示して、次のステップ
S18に進む。
されている記憶データD3のうちの素振りスイング中の
記憶データD4を表示装置4に表示して、次のステップ
S18に進む。
【0045】ステップS18で、スイッチ52により素
振りスイング中のデータを参照データとして記憶するこ
とが設定されている時はステップS19に進み、設定さ
れていない時はAに戻る。
振りスイング中のデータを参照データとして記憶するこ
とが設定されている時はステップS19に進み、設定さ
れていない時はAに戻る。
【0046】ステップS19で、主記憶装置33に記憶
されている記憶データD3のうちの素振りスイング中の
記憶データD4を参照データとして、補助記憶装置34
に記憶した後、Aに戻る。
されている記憶データD3のうちの素振りスイング中の
記憶データD4を参照データとして、補助記憶装置34
に記憶した後、Aに戻る。
【0047】〔別実施例〕次に、別実施例を列記する。
素振りスイングモードにおけるインパクト相当時点
の求め方として、上記実施例では、スイッチ51操作後
の所定時間内の平均荷重Wsと前記所定時間以降の荷重
WTとの比WT/Wsが設定値以上になった時点をイン
パクト相当時点としたが、これに代えて、一定時間毎に
荷重WTの変化量を順次演算し、その変化量が設定値よ
り大きい状態が設定時間続いた時点をインパクト相当時
点としても良い。
の求め方として、上記実施例では、スイッチ51操作後
の所定時間内の平均荷重Wsと前記所定時間以降の荷重
WTとの比WT/Wsが設定値以上になった時点をイン
パクト相当時点としたが、これに代えて、一定時間毎に
荷重WTの変化量を順次演算し、その変化量が設定値よ
り大きい状態が設定時間続いた時点をインパクト相当時
点としても良い。
【0048】 上記実施例では、入力手段51を設
け、この入力手段51を操作することにより素振りスイ
ングモードに入る場合を例示したが、これに代えて、前
記入力手段51を設けずに、球検出センサー23により
支持具22上に球21が無いことが検出される状態で、
測定手段Sからの荷重WT又は荷重中心(X,Y)の測
定データを素振りスイング中のデータとして制御手段M
に記憶するようにしても良い。尚、インパクト相当時点
は、一定時間毎に荷重WTの変化量を順次演算し、その
変化量が設定値より大きい状態が設定時間続いた時点を
インパクト相当時点としても良い。
け、この入力手段51を操作することにより素振りスイ
ングモードに入る場合を例示したが、これに代えて、前
記入力手段51を設けずに、球検出センサー23により
支持具22上に球21が無いことが検出される状態で、
測定手段Sからの荷重WT又は荷重中心(X,Y)の測
定データを素振りスイング中のデータとして制御手段M
に記憶するようにしても良い。尚、インパクト相当時点
は、一定時間毎に荷重WTの変化量を順次演算し、その
変化量が設定値より大きい状態が設定時間続いた時点を
インパクト相当時点としても良い。
【0049】 上記実施例では、素振りスイング中の
データを参照データとして補助記憶装置34に記憶し、
打球スイングモードにおいて、打球スイング中のデータ
と素振りスイングの参照データとを表示装置4に重ね表
示する場合を例示したが、これに代えて、打球スイング
中のデータを参照データとして補助記憶装置34に記憶
し、素振りスイングモードにおいて、素振りスイング中
のデータと打球スイングの参照データとを表示装置4に
重ね表示するようにしても良い。
データを参照データとして補助記憶装置34に記憶し、
打球スイングモードにおいて、打球スイング中のデータ
と素振りスイングの参照データとを表示装置4に重ね表
示する場合を例示したが、これに代えて、打球スイング
中のデータを参照データとして補助記憶装置34に記憶
し、素振りスイングモードにおいて、素振りスイング中
のデータと打球スイングの参照データとを表示装置4に
重ね表示するようにしても良い。
【0050】 上記実施例では、インパクト時点ある
いはインパクト相当時点までのデータの記憶方法とし
て、旧データの上に新データを順次書き換えていく場合
を例示したが、これに代えて、現時点のデータを図5の
A0あるいはB0に記憶し、それより前の時系列データ
を順次時間を遡る方向に押し出すように更新していき、
このデータの更新をインパクト時点あるいはインパクト
相当時点で停止するようにしても良い。
いはインパクト相当時点までのデータの記憶方法とし
て、旧データの上に新データを順次書き換えていく場合
を例示したが、これに代えて、現時点のデータを図5の
A0あるいはB0に記憶し、それより前の時系列データ
を順次時間を遡る方向に押し出すように更新していき、
このデータの更新をインパクト時点あるいはインパクト
相当時点で停止するようにしても良い。
【0051】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】ゴルフ練習機の平面図
【図2】同、側面図
【図3】同、ブロック図
【図4】同、制御フローチャート図
【図5】同、記憶装置に記憶される測定データの内容を
示す図
示す図
【図6】同、表示装置の表示例図
4 出力手段
5 入力手段
11 スイング台
12,13,14,15 荷重検出センサ
21 球
23 球検出センサ
C クラブ
M 制御手段
S 測定手段
Claims (2)
- 【請求項1】 クラブ(C)を把持して打球動作する被
験者を載せ、かつ、荷重検出センサ(12),(1
3),(14),(15)を備えるスイング台(11)
と、前記荷重検出センサ(12),(13),(1
4),(15)の検出情報に基づいて前記スイング台
(11)にかかる荷重又は荷重中心を測定する測定手段
(S)と、打球動作用の所定位置の球(21)の有無を
検出する球検出センサ(23)と、その球検出センサ
(23)により前記所定位置に球(21)が有ることが
検出されることに基づいて、前記測定手段(S)からの
測定データをスイング中のデータとして記憶し、かつ、
スイング終了に伴って前記スイング中のデータを出力手
段(4)に表示させる制御手段(M)とが設けられたゴ
ルフ練習機であって、 前記制御手段(M)は、前記球検出センサ(23)にて
球(21)が無いことが検出されている状態、又は、そ
の状態において入力手段(51)にて素振りスイングモ
ードが指示された状態において、前記測定データを素振
りスイング中のデータとして記憶し、かつ、素振りスイ
ング終了に伴って前記素振りスイング中のデータを前記
出力手段(4)に表示させるように構成されているゴル
フ練習機。 - 【請求項2】 前記制御手段(M)は、前記素振りスイ
ング中のデータを参照データとして記憶でき、かつ、そ
の参照データと前記スイング中のデータとを重ねて前記
出力手段(4)に表示させるように構成されている請求
項1記載のゴルフ練習機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19514591A JPH0531220A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | ゴルフ練習機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19514591A JPH0531220A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | ゴルフ練習機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0531220A true JPH0531220A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16336191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19514591A Pending JPH0531220A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | ゴルフ練習機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0531220A (ja) |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP19514591A patent/JPH0531220A/ja active Pending
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