JP2601567B2 - 打球動作練習機 - Google Patents

打球動作練習機

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JP2601567B2
JP2601567B2 JP7353791A JP7353791A JP2601567B2 JP 2601567 B2 JP2601567 B2 JP 2601567B2 JP 7353791 A JP7353791 A JP 7353791A JP 7353791 A JP7353791 A JP 7353791A JP 2601567 B2 JP2601567 B2 JP 2601567B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴルフや野球等のスポー
ツにおいて、球をクラブやバット等で打つ打球動作練習
用の打球動作練習機に関する。
【0002】
【従来の技術】以上のような打球動作練習機の一つにゴ
ルフ用の打球動作練習機があり、このゴルフ用の打球動
作練習機の一例が図10に示されている。この打球動作
練習機は、図10に示すようにクラブ(打球具の一例)
(図示せず)を手で持って打球動作を行う被験者(図示
せず)を乗せる台11、この台11に掛かる荷重中心を
測定する荷重測定手段(図示せず)、打球動作における
荷重測定手段からの測定データを記憶する記憶手段(図
示せず)、二次元座標上に測定データを表示する表示装
置4とを備えて構成されている。これにより、被験者が
打球動作を行うと打球動作の開始から終了までの荷重中
心の位置が連続的に記憶されて、この荷重中心の移動軌
跡が一本の曲線として表示装置の二次元座標上に表示さ
れる。そして、この荷重中心の移動軌跡を被験者が見
て、被験者が自分の打球動作の良否を判断するのであ
る。
【0003】この打球動作練習機では次のような事も行
える。つまり、以前に行った打球動作の移動軌跡のうち
被験者が良いと思う移動軌跡を記憶手段に残しておき、
この移動軌跡L4(設定移動軌跡に相当)を例えば図9
に示すように表示装置4に事前に表示しておく。そし
て、台11に掛かる荷重中心の現時点での位置を点P1
として移動軌跡L4に重ねて表示装置4にリアルタイム
で表示させるのある。これにより、図10に示す台11
上にて被験者がクラブを持ち表示装置4を目視しながら
少しゆっくりと空振り動作を行い、目標とする移動軌跡
L4をなぞるように点P1を移動させて、打球動作の各
部分において以前の良い打球動作と現在の打球動作の違
いをチェックすることができるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の打球動作練習機
では空振り動作を行う場合、図9に示すように荷重中心
の現時点での位置が点P1として表示されるので、この
点P1と良い移動軌跡L4との差により、現時点の一部
分の打球動作の状態しか被験者は認識することができな
い。しかし、ゴルフや野球等の打球動作は一時停止する
ようなものではなく一連の流れを持ったものであるの
で、空振り動作を行って打球動作のチェックを行う場合
に前述のように現時点の一部分しか打球動作のチェック
が行えないと、この打球動作のチェックを被験者が正し
く行えない場合があり、打球動作のチェックをより正し
く行えるようにすると言う面で改良の余地がある。本発
明は以上のような打球動作練習機において、空振り動作
を行ってので打球動作のチェックがより正しく行えるよ
うにすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は以上のよ
うな打球動作練習機において、次のように構成すること
にある。つまり、 〔1〕 予め記憶されている荷重中心の設定移動軌跡を
表示装置に表示させる第1表示手段と、打球動作におけ
る現時点での荷重中心の位置を点として設定移動軌跡に
重ねて表示装置に表示させる第2表示手段と、記憶手段
に記憶されている測定データにおいて現時点から設定時
間だけ過去に亘る荷重中心の移動軌跡を、設定移動軌跡
に重ねて表示装置に表示させる第3表示手段とを備えて
いる。
【0006】〔2〕 前項〔1〕の構成において、過去
の移動軌跡用の設定時間を設定変更する時間変更手段を
備えている。
【0007】〔3〕 前項〔1〕又は〔2〕の構成にお
いて、設定移動軌跡を設定変更する軌跡変更手段を備え
ている。
【0008】
【作用】〔イ〕 前項〔1〕のように構成すると例えば
図1に示すように、表示装置4には予め記憶されている
設定移動軌跡L2と一緒に、台に掛かる現時点での荷重
中心の位置が点P1として表示される。この場合、現時
点より以前の荷重中心の測定データも記憶装置に記憶さ
れているので、記憶装置に記憶されているこの測定デー
タにおいて現時点から設定時間だけ過去に亘る測定デー
タが、荷重中心の過去の移動軌跡L3として表示装置4
に同時に表示されるのである。これにより、被験者は表
示装置を見ることによって現時点での荷重中心の位置と
設定移動軌跡との差、並びに、設定時間だけ過去の時点
から現時点まで荷重中心がどのような移動軌跡(過去の
移動軌跡L3)をたどったかを認識することができるの
である。
【0009】以上のような打球動作を行う場合、打球動
作の開始時点から現時点までの全ての移動軌跡を表示装
置に設定移動軌跡と重ねて表示する手段も考えられる。
しかしながら、このような打球動作のチェック時には重
要なポイント付近(例えばゴルフにおいてはバックスイ
ングに入る時点やインパクトの時点等)にて、被験者は
何回も細かな打球動作を繰り返して自分の打球動作をチ
ェックする場合があるので、前述のよう過去の全ての移
動軌跡を表示すると表示装置が非常に見にくくなる。こ
れに対して、本発明では現時点から設定時間だけ過去に
亘る移動軌跡が表示され、現時点から設定時間以上過去
の移動軌跡は表示装置から順次消去されて行くので、表
示装置が見にくくなるようなことはない。
【0010】〔ロ〕 前項〔2〕のように構成すると、
過去の移動軌跡設定用の設定時間を長短任意に設定変更
できる。これにより、図1に示される過去の移動軌跡L
3の長さを打球動作の状況に応じて所望の長さに変更で
きるのである。
【0011】〔ハ〕 前項〔3〕のように構成すると、
別の打球動作のチェックを行う場合等に、この別の打球
動作に応じた設定移動軌跡に変更することができるので
ある。
【0012】
【発明の効果】請求項1のように構成した場合には、打
球動作のチェック時に現時点での荷重中心の位置と設定
移動軌跡との差だけでなく、設定時間だけ過去の時点か
ら現時点までの荷重中心の移動軌跡も目視して認識する
ことができるようになるので、一連の流れの打球動作に
おいて少し過去から現時点までの少し長い範囲の打球動
作の部分を被験者が認識できるようになり、被験者が打
球動作のチェックをより正しく行えるようになる。そし
て、この場合には必要以上に長い範囲の過去の移動軌跡
が表示されることはないので、表示装置が見にくくなる
と言う弊害が生じることはない。
【0013】請求項2のように構成した場合には、打球
動作の状況に応じて過去の移動軌跡の長さを調節できる
ので、打球動作のチェックがさらに行い易くなる。
【0014】請求項3のように構成した場合には、記憶
されている設定移動軌跡を別の設定移動軌跡に変更する
ことができるので、別の打球動作のチェックも行うこと
ができるようになり、この打球動作練習機の使用範囲が
広がる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図7に、打球動作練習機の一例であるゴルフ用の
打球動作練習機が示されている。このゴルフ用の打球動
作練習機は荷重測定器1(荷重測定手段に相当)、ティ
ースタンド2、記憶装置17(図8参照)を内蔵する処
理装置3、表示装置4を備えて構成されている。この打
球動作練習機は、スイング(打球動作に相当)中に荷重
測定器1の測定データを処理し荷重又は荷重中心のデー
タとして記憶しておき、スイング後に表示装置4に表示
させるものであり、以下、各装置ごとに説明する。
【0016】荷重測定器1には図5,6,8に示すよう
に、被験者が立つ台11と、この台11を支持する4個
のロードセル12,13,14,15が設けられてお
り、台11上にてクラブC(打球具に相当)を持った被
験者がスイングを行う。このとき、台11に掛かる荷重
が4個のロードセル12〜15により検出されて、この
測定データに基づき荷重及び荷重中心が求められる。
【0017】ティースタンド2にはボール5(球に相
当)を支持する支持具6が備えられている。そして、テ
ィースタンド2には支持具6上にボール5が在るか否か
を検出する球存否センサー7及び、クラブCのヘッドが
支持具6の隣に在るか否かを検出するクラブ存否センサ
ー8が配置されている。この球存否センサー7及びクラ
ブ存否センサー8は発光器及び受光器を内蔵した反射型
式の光学式センサーである。
【0018】次に、台11にて検出される荷重及び荷重
中心の算出について説明する。クラブCを持った被験者
は、図5及び図6に示すように荷重測定器1の台11の
ほぼ中央に立ってスタンスをとる。荷重測定器1の4隅
にあるロードセル12〜15の出力に対して、図8に示
す荷重変換器16の零調整によりそれぞれ予め台11の
荷重を相殺してあり、ロードセル12〜15からの出力
W1,W2,W3,W4の合計WTが次式のように、台
11上に乗った被験者の荷重になる。 WT=W1+W2+W3+W4
【0019】さらにこの時、荷重のかかる位置と4つの
ロードセル12〜15の設置位置との関係によって、各
ロードセル12〜15の出力W1,W2,W3,W4が
異なるものとなるので、これらから台11に掛かる荷重
中心(X,Y)を算出することができる。つまり、4個
のロードセル12〜15が正確に正方形の4隅に配置さ
れている場合には、図5の左上(被験者の左後)のロー
ドセル12を原点として表現する荷重中心(X,Y)の
左右方向成分Xと前後方向成分Yが次式により求められ
る。 X=(W2+W3)/WT Y=(W3+W4)/WT 又、ロードセル12〜15の配置が正方形の4隅にない
場合でも、ロードセル12〜15の幾何学的な配置に固
有の補正演算を行うことによって、荷重中心の算出が可
能である。また、ロードセルは3個以上配置されておれ
ば台11にかかる荷重中心を求めることが可能である。
【0020】図8に示すように、4個のロードセル12
〜15の各出力W1〜W4は測定ブリッジ回路(図示せ
ず)とA/D変換器(図示せず)を備えた荷重変換器1
6で前述のように台11の重量を補償した後に、一定時
間毎にサンプリングされてデジタル量となる。そして、
I/Oインターフェース9を介して処理装置3に順次取
り込まれる。被験者の荷重WT及び荷重中心(X,Y)
は、処理装置3の演算処理手段10により前述の式に従
って算出され、算出された荷重WT及び荷重中心(X,
Y)の時系列データが、後述するように記憶装置17
(記憶手段に相当)に順次記憶される。
【0021】この打球動作練習機ではボール5を支持具
6に置いてスイングを行うと、この一回のスイングの荷
重WTの時間的変化及び荷重中心(X,Y)が前述のよ
うに算出され、記憶されて行く練習モードがある。次
に、この練習モードの開始から終了までの流れについて
説明する。図7に示す状態ではティースタンド2の支持
具6にボール5が置かれているが、被験者が一回のスイ
ングを終了して支持具6にボール5が無い状態を想定す
る。この場合、球存否センサー7は支持具6にボール5
が無い状態を検出している。
【0022】図7に示す表示装置4は荷重中心(X,
Y)を表示する二次元座標型式のグラフィックディスプ
レイ4aと、荷重WTを表示するプロッタ4bを備えて
構成されている。そして、この支持具6にボール5が無
い状態において、図3に示すように、前回のスイングの
荷重中心(X,Y)の移動軌跡L1がグラフィックディ
スプレイ4aに表示され、荷重WTの時間的変化がプロ
ッタ4bに打ち出されている。又、グラフィックディス
プレイ4aには「ボールをセットして下さい」と言う文
章も同時に表示されている。
【0023】以上の状態の後に被験者が次のスイングを
行う為に、新しい球5を図7のように支持具6に置いた
とする。この場合、球存否センサー7は支持具6上に球
5が無い状態を検出している状態から、支持具6上に球
5が在る状態を検出している状態となる。そして、この
球存否センサー7の検出状態の変化に基づき、図8に示
すようにティースタンド2内の制御箱18から、処理装
置3のI/Oインターフェース9に指令信号が発っせら
れる。これ以後、この指令信号に基づき前述のように荷
重測定器1からの測定データが処理装置3の演算処理手
段10により荷重中心(X,Y)及び荷重WTに順次変
換処理されて、この処理された荷重中心(X,Y)及び
荷重WTのデータが記憶装置17に順次記憶されて行
く。さらに図2に示すように、これと同時に表示装置4
のグラフィックディスプレイ4aに「スイングして下さ
い」と言う文章が表示される。
【0024】以上のグラフィックディスプレイ4aの表
示に従い、被験者はアドレス状態に入る。このアドレス
状態では一般に被験者は図5及び図6に示すように、ク
ラブCのヘッドをボール5の横隣に位置させヘッドを前
後左右に揺り動かして、緊張感を和らげる動作を行う場
合が多くある(いわゆる、ワッフル動作)。このような
ワッフル動作を行うと、クラブ存否センサー8はクラブ
Cのヘッドの存在を検出する状態と存在を検出しない状
態とを繰り返すような状態となっている。
【0025】そして、図4に示すように被験者はアドレ
ス状態でのワッフル動作を終わるとバックスイングに移
行しダウンスイングに入り、クラブCにてボール5を打
つのである。この間、荷重測定器1からの測定データが
演算処理されて記憶装置17に順次記憶されて行くと同
時に、図2に示すように現時点での荷重中心(X,Y)
の位置がグラフィックディスプレイ4a上に点P1とし
て、前回のスイングの移動軌跡L1に重ねてリアルタイ
ムで表示されている。
【0026】この場合、球存否センサー7が支持具6上
に球5が在る状態を検出している状態から支持具6上に
球5が無い状態を検出している状態となる時点A0を、
クラブCがボール5を打つインパクトの時点T0とす
る。そして、このインパクトの時点T0から設定時間T
の経過後の時点A2においてフォロースルー、つまり一
回のスイングが終了したと判断して、この時点A2にお
いて測定データの演算処理及び記憶装置17への記憶作
動を終了する。
【0027】さらに、インパクトの時点T0から遡って
行き、クラブ存否センサー8がクラブCのヘッドの存在
を検出する状態と存在を検出しない状態とを繰り返して
いる状態において、最後にヘッドの存在を検出する状態
から存在を検出しない状態に切り換わった時点A1を、
ワッフル動作の終了した時点でバックスイングに移行し
た時点と判断する。この場合、図4に示すようにボール
5を支持具6に置いて記憶作動が開始された時点からス
イングが終了した時点A2までの記憶データD1のう
ち、ワッフル動作に相当する記憶データが削除された残
りの記憶データD2が使用される。
【0028】そして図3に示すように、表示装置4のグ
ラフィックディスプレイ4aにおいて前回の移動軌跡L
1が消去されると共に、この新しい記憶データD2のう
ち荷重中心(X,Y)の移動軌跡に相当するものが、表
示装置4のグラフィックディスプレイ4aに新たに移動
軌跡L2として表示されるのであり、荷重WTの時間的
変化が表示装置4のプロッタ4bに打ち出されるのであ
る。
【0029】以上のようにして、一回のスイングにおけ
る荷重中心の移動軌跡及び荷重の時間的変化が記憶され
て、表示装置4への表示が行われるのである。そして、
表示装置4のグラフィックディスプレイ4aには再び
「ボールをセットして下さい」と言う文章も同時に表示
されて最初の状態に戻るのである。
【0030】以上の状態はボール5を支持具6に置いて
クラブCにてボール5を打つ通常の練習モードである。
次に、ボール5を支持具6に置かないで空振りしてスイ
ングをチェックする空振りモードについて説明する。前
述のように練習モードにて行ったスイングのうち、図3
に示す移動軌跡L2の時のスイングが被験者にとって良
いスイングであったとする。この場合には、被験者は図
7に示す処理装置3の操作盤19を操作してこの移動軌
跡L2(設定移動軌跡に相当)を記憶装置17に記憶さ
せておく。そして、操作盤19を操作して空振りモード
を設定する。
【0031】以上のようにして空振りモードを設定する
と、図1に示すように前述の移動軌跡L2が表示装置4
のグラフィックディスプレイ4aに表示される(第1表
示手段に相当)。そして、台11に掛かる現時点での荷
重中心(X,Y)の位置が前述のように演算処理手段1
0により求められ、その荷重中心(X,Y)の位置が点
P1としてグラフィックディスプレイ4aに同時に表示
される(第2表示手段に相当)。
【0032】この状態から台11上の被験者はクラブC
を持ちグラフィックディスプレイ4aを目視しながら、
少しゆっくりとスイングして行く。このようにすると、
台11に掛かる現時点での荷重中心(X,Y)の位置が
連続的に算出され、点P1としてグラフィックディスプ
レイ4a上に移動軌跡L2と重ねてリアルタイムで表示
されると共に、この荷重中心(X,Y)の位置が測定デ
ータとして記憶装置17に記憶されて行く。そして、記
憶装置17に記憶されている測定データにおいて現時点
から設定時間だけ過去に亘る測定データが、図1に示す
ように荷重中心の過去の移動軌跡L3として、グラフィ
ックディスプレイ4a上に移動軌跡L2と重ねてリアル
タイムで表示されるのである(第3表示手段に相当)。
【0033】この場合、現時点での荷重中心(X,Y)
の位置を示す点P1、過去の移動軌跡L3及び移動軌跡
L2の各々が識別し易くなるように、移動軌跡L2が実
線で表示され、点P1が移動軌跡L2と異なる色で少し
大きな点で表示されている。そして、過去の移動軌跡L
3が点P1及び移動軌跡L2とは異なる色の点線で表示
されるように構成されている。
【0034】以上のような空振りのスイングを行って行
く場合、現時点から設定時間だけ過去に亘る移動軌跡L
3がグラフィックディスプレイ4aに表示されるのであ
り、現時点から設定時間以上過去の移動軌跡はグラフィ
ックディスプレイ4a上から順次消去されて行くのであ
る。又、処理装置3の操作盤19を操作することによっ
て、過去の移動軌跡L3設定用の前述の設定時間を長短
任意に設定変更できる(時間変更手段に相当)。これに
より、図1に示される過去の移動軌跡L3の長さが変更
できるのである。
【0035】又、グラフィックディスプレイ4a上に表
示される良い移動軌跡L2を変更する場合には次のよう
にする。つまり、以上の空振りモードから前述の練習モ
ードに切り換える。そして、この練習モードに基づき何
回かスイングを行って良いスイングができたならば、前
述のように操作盤19を操作してこの良いスイングの移
動軌跡を記憶装置17に記憶させるのである。これによ
り、この新しい移動軌跡が空振りモード時に表示される
移動軌跡となるのであり、以前に表示されていた移動軌
跡は記憶装置17から消去されるのである(軌跡変更手
段に相当)。
【0036】又、本発明の打球動作練習機はゴルフスイ
ングの練習に限らず、野球のバッティング練習やテニス
のストローク練習等の種々のスイング練習に適用でき
る。
【0037】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】空振りモードでの表示装置の表示状態を示す図
【図2】練習モードにおいて、ティースタンドの支持具
にボールを置いている状態での表示装置の表示状態を示
す図
【図3】練習モードにおいて、一回のスイングが終了し
て、ティースタンドの支持具にボールがない状態での表
示装置の表示状態を示す図
【図4】記憶装置に記憶されて行く測定データの内容を
示す図
【図5】打球動作練習機の全体を示す平面図
【図6】打球動作練習機の全体を示す正面図
【図7】打球動作練習機の全体を示す斜視図
【図8】荷重測定器、ティースタンド、処理装置及び表
示装置の各部の連係図
【図9】従来の空振りモードでの表示装置の表示状態を
示す図
【図10】従来の打球動作練習機の全体を示す斜視図
【符号の説明】
1 荷重測定手段 4 表示装置 11 台 17 記憶手段 C 打球具 P1 現時点での荷重中心の位置 L2 設定移動軌跡 L3 現時点から設定時間だけ過去に亘る荷重中心の移
動軌跡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−174682(JP,A) 特開 平4−174683(JP,A) 特開 平3−55074(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打球具(C)を手で持って打球動作を行
    う被験者を乗せる台(11)と、この台(11)に掛か
    る荷重中心を測定する荷重測定手段(1)と、打球動作
    における前記荷重測定手段(1)からの測定データを記
    憶する記憶手段(17)と、二次元座標上に測定データ
    を表示する表示装置(4)とを備えた打球動作練習機で
    あって、予め記憶されている荷重中心の設定移動軌跡
    (L2)を前記表示装置(4)に表示させる第1表示手
    段と、打球動作における現時点での荷重中心の位置を点
    (P1)として前記設定移動軌跡(L2)に重ねて表示
    装置(4)に表示させる第2表示手段と、前記記憶手段
    (17)に記憶されている測定データにおいて現時点か
    ら設定時間だけ過去に亘る荷重中心の移動軌跡(L3)
    を、前記設定移動軌跡(L2)に重ねて表示装置(4)
    に表示させる第3表示手段とを備えている打球動作練習
    機。
  2. 【請求項2】 過去の移動軌跡(L3)用の前記設定時
    間を設定変更する時間変更手段を備えている請求項1記
    載の打球動作練習機。
  3. 【請求項3】 前記設定移動軌跡(L2)を設定変更す
    る軌跡変更手段を備えている請求項1又は請求項2記載
    の打球動作練習機。
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