JP2740070B2 - ゴルフ練習機 - Google Patents

ゴルフ練習機

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JP2740070B2
JP2740070B2 JP4066708A JP6670892A JP2740070B2 JP 2740070 B2 JP2740070 B2 JP 2740070B2 JP 4066708 A JP4066708 A JP 4066708A JP 6670892 A JP6670892 A JP 6670892A JP 2740070 B2 JP2740070 B2 JP 2740070B2
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正明 土本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クラブを把持して打球
動作する被験者を乗せるスイング台が、被験者の体全体
の荷重中心及び被験者の左右の足夫々の荷重中心を検出
できるように、各独立に荷重検出センサを備える複数個
の台部分を有する状態で設けられ、前記荷重検出センサ
の検出情報に基づいて、被験者の体全体の荷重中心、及
び、被験者の左右の足夫々の荷重中心を測定する測定手
段と、その測定手段の測定情報を一定時間毎にサンプリ
ングしてデータを順次記憶する記憶手段と、その記憶手
段の記憶情報に基づいて、前記体全体の荷重中心、及
び、前記左右の足夫々の荷重中心を2次元の軌跡として
表示する出力手段とが設けられたゴルフ練習機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】かかるゴルフ練習機では、体全体の荷重
中心の軌跡と左右の足夫々の荷重中心の軌跡とを表示さ
せることによって、それらの荷重中心の比較によって、
スイングのチェックを行えるようにしたものである。そ
して、従来では、体全体の荷重中心、及び、左右の荷重
中心の2次元軌跡を単に表示させるようにしていた(本
出願人が先に出願した特願平3−73534号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、体
全体の荷重中心の軌跡と左右の足夫々の荷重中心の軌跡
とが単に表示されたものであるため、スイングのチェッ
クが行い難い不利があった。つまり、例えば体全体の荷
重中心の軌跡が理想とする軌跡から外れている場合にお
いて、その原因を左右の足夫々の荷重中心の軌跡を見て
検討する際、それら軌跡のうちのどの部分がスイング中
のどの部分であるかが分れば、それら軌跡を比較しなが
らの検討を良好に行えるものとなるが、それができない
ものであった。本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
であって、体全体の荷重中心の軌跡と左右の足夫々の荷
重中心の軌跡とを比較しながらのスイングのチェックを
良好に行えるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるゴルフ練習
機は、クラブを把持して打球動作する被験者を乗せるス
イング台が、被験者の体全体の荷重中心及び被験者の左
右の足夫々の荷重中心を検出できるように、各独立に荷
重検出センサを備える複数個の台部分を有する状態で設
けられ、前記荷重検出センサの検出情報に基づいて、被
験者の体全体の荷重中心、及び、被験者の左右の足夫々
の荷重中心を測定する測定手段と、その測定手段の測定
情報を一定時間毎にサンプリングしてデータを順次記憶
する記憶手段と、その記憶手段の記憶情報に基づいて、
前記体全体の荷重中心、及び、前記左右の足夫々の荷重
中心を2次元の軌跡として表示する出力手段とが設けら
れたゴルフ練習機であって、その第1の特徴構成は、
記記憶手段の記憶情報のうち、バックスイング開始から
フォロースイング終了までの打球動作中における記憶情
報を判別する判別手段が設けられ、前記出力手段は、前
記記憶手段の記憶情報及び前記判別情報の判別情報に基
づいて、バックスイング開始からフォロースイング終了
までの打球動作中における前記体全体の荷重中心、及
び、前記左右の足夫々の荷重中心を2次元の軌跡として
表示し、且つ、それら3つの2次元軌跡の比較におい
て、バックスイング開始からフォロースイング終了まで
の打球動作中における時間経過の対応を識別させるため
の識別情報を表示するように構成されている点にある。
第2、第3の特徴構成は、第1の特徴構成を実施する際
の好ましい具体構成を特定するものであって、詳しくは
下記の通りである。すなわち、第2の特徴構成は、前記
出力手段がバックスイング開始からフォロースイング終
了までの打球動作中における複数の時間経過ポイントの
夫々に対応する異なる形態の複数種のマークを、前記識
別情報として前記3つの2次元軌跡の夫々に対して併せ
て表示するように構成されている点にある。第3の特徴
構成は、第2の特徴構成の複数の時間経過ポイントが、
バックスイング開始時点、トップ位置時点、インパクト
位置時点である点にある。
【0005】
【作用】第1の特徴構成によれば、被験者がスイング台
の上で打球動作をすると、測定手段は、体全体の荷重中
心、及び、左右の足夫々の荷重中心を測定し、記憶手段
は、測定手段の測定情報をサンプリングしたデータを順
次記憶する。 そして、打球動作終了後に、判別手段は、
記憶手段の記憶情報のうち、バックスイング開始からフ
ォロースイング終了までの打球動作中における記憶情報
を判別し、出力手段には、バックスイング開始からフォ
ロースイング終了までの打球動作中における前記体全体
の荷重中心、及び、前記左右の足夫々の荷重中心を2次
元の軌跡として表示すると同時に、この3つの2次元軌
跡の比較において、時間経過の対応を識別させるための
識別情報を表示する。第2の特徴構成によれば、前記出
力手段が、前記3つの2次元軌跡を表示すると同時に、
バックスイング開始からフォロースイング終了までの
球動作中における複数の時間経過ポイントの夫々に対応
する異なる形態の複数種のマークを、時間経過識別情報
として前記3つの2次元軌跡の夫々に対して併せて表示
する。第3の特徴構成によれば、前記出力手段が、前記
3つの2次元軌跡を表示すると同時に、バックスイング
開始時点、トップ位置時点、及び、インパクト位置時点
夫々に対応する異なる形態の複数種のマークを、前記3
つの2次元軌跡の夫々に対して併せて表示する。
【0006】
【発明の効果】第1の特徴構成によれば、被験者は、
ックスイング開始からフォロースイング終了までの打球
動作における体全体の荷重中心の軌跡と左右の荷重中心
の2次元軌跡とを時間経過の対応を認識しながら比較す
ることができ、よって、スイングのチェックを良好に行
える。つまり、例えばインパクト時点近傍における体全
体の荷重中心軌跡とインパクト時点近傍における右足又
は左足の荷重中心の軌跡とを比較しながら、インパクト
時点近傍におけるスイングの矯正が行える等、一層効果
的に練習することができる。更に、体全体の荷重中心の
軌跡と左右の荷重中心の2次元軌跡を表示するについて
は、バックスイング開始からフォロースイング終了まで
の打球動作中に対応する部分のみを表示して、バックス
イングを開始する前にスタンスの位置を決めたり、ワッ
フルを行って緊張感を和らげたりするアドレス中の部
分、及び、フォロースイング終了時点よりも後の部分に
対応する余分な部分は表示しないので、時間経過の対応
を認識しながらの前記3つの2次元軌跡の比較が、行い
易くなる。第2の特徴構成によれば、前記3つの2次元
軌跡における打球動作中の複数の時間経過ポイントを複
数種のマークにより表示させるものであるから、例えば
1種類のマークを所定時間間隔に合わせて表示させる等
に較べて、分り易い形態で時間経過を表示させることが
できる。第3の特徴構成によれば、スイングによって特
に重要と言われる、バックスイング開始時点、トップ位
置時点、及び、インパクト位置時点を複数種のマークで
表示させるから、多数のマークを表示させるに較べて、
スイングのチェックを良好に行えるものでありながら
も、一層分り易い形態で時間経過を表示させることがで
きる。
【0007】
【実施例】以下、本発明のゴルフ練習機の実施例につい
て図面に基づいて説明する。図1、図2及び図3中、1
はスイング台、2はティースタンド、3は処理装置、4
は出力手段としての表示装置である。本実施例のゴルフ
練習機は、打球動作中に、スイング台1に備えられた荷
重検出センサDの検出データを処理装置3で処理して、
荷重又は荷重中心の時系列データとして一旦記憶してお
き、打球動作終了後に表示させるものであり、以下各装
置毎に説明する。
【0008】スイング台1は、左右の足夫々に対応した
2つの台部分10、11からなり、左足の台部分10は
荷重検出センサDとしての4個のロードセル12〜15
によって4隅を支持されており、右足の台部分11は荷
重検出センサDとしての4個のロードセル16〜19に
よって4隅を支持されている。スイング台1上ではクラ
ブCを把持した被験者が打球動作を行う。このとき、ス
イング台1にかかる荷重は2つの台部分10,11を支
持している8個のロードセル12〜19によって分担さ
れ、これらの出力から後述のようにして被験者の体全体
の荷重及び荷重中心、そして更に、被験者の左右の足夫
々に対応する荷重及び荷重中心が求められる。
【0009】ティースタンド2には球24を載置する載
置具25が装着されている。そして、球24をセットす
る位置のクラブヘッド通路を挟んだ向こう側に球24の
存否を検出して、新たな打球動作を開始する際のリセッ
トスイッチとして機能すると共に打球相当時点を検出す
る反射形光センサ21を備え、又、バックスイング側の
クラブヘッド通過位置に、上記と同様に設置された反射
形光センサ22からなりクラブCのバックスイング側へ
の移動を検出するクラブ検出手段22が備えられてい
る。尚、制御箱26は反射形光センサ21及び22の駆
動回路を内蔵している。
【0010】処理装置3は、荷重及び荷重中心を求める
ための演算処理や装置のシーケンス制御等を行う演算処
理手段31、各種データの受渡しを行うI/Oインター
フェース32、荷重及び荷重中心の測定情報を記憶する
記憶手段としての記憶装置33、装置の動作モードを選
択したり各種のコメントを入力する操作卓34、測定情
報等を保存しておく外部記憶装置35等からなってい
る。
【0011】出力手段4は、グラフィック表示装置41
とプロッタ42からなり、グラフィック表示装置41に
は、図6の如くバックスイング開始時点P1を●印で,
トップ位置時点P2を◆印で、インパクト位置時点P3
を★印で表示した、体全体及び左右の足の荷重中心の2
次元軌跡が表示され、プロッタ42には体全体の荷重の
時間変化が表示されるが、両者の表示を切り換えること
も可能である。又、本実施例にて図示することは省略す
るが、プロッタ42に体全体の荷重の時間変化軌跡の他
に、左右の足夫々に対応する荷重WL,WRの時間変化
軌跡を表示させても良いし、図7の如く、体全体の荷重
の時間変化軌跡上に、バックスイング開始時点P1●
印、トップ位置時点P2◆印、インパクト位置時点P3
★印等の時間経過識別情報を表示しても良い。尚、図6
中、60は体全体の荷重中心の2次元軌跡であり、6
1,62は左右の足の荷重中心の2次元軌跡である。
【0012】次に、荷重及び荷重中心を求める過程につ
いて説明する。クラブCを把持した被験者は、スイング
台1上のほぼ中央に、2つの台部分10,11に左右の
足を夫々乗せる形で立ってスタンスをとる。被験者が左
足を乗せる台部分10を例にとって説明すると、台部分
10の4隅にあるロードセル12〜15の出力に対して
は荷重変換器16における零調整により、夫々予め台荷
重を相殺してあるから、その出力W1〜W4の合計WL
が台部分10上に乗った被験者の左足の荷重になる。す
なわち、 WL=W1+W2+W3+W4 更にこのとき、荷重のかかる位置と4つのロードセル1
2〜15の設置位置との関係によって、夫々のロードセ
ルの分担出力が異なるのでこれらの出力から台部分10
にかかる荷重の荷重中心を求めることができる。すなわ
ち、図1中のロードセル12を原点として表現する荷重
中心の左右方向成分Xと前後方向成分Yは、4個のロー
ドセル12〜15がX方向の幅がa、Y方向の幅がbの
長方形の台部分10の4隅に配置されている場合には、 X=(W2+W3)×a/WL Y=(W3+W4)×b/WL から求めることができる。尚、ロードセル12〜15の
配置が長方形の4隅にない場合でも、ロードセルの幾何
学的な配置に固有の補正を行うことによって、荷重中心
を求めることができる。又、ロードセルは3個以上配置
されておればスイング台1にかかる荷重中心を求めるこ
とができる。被験者が右足を乗せる台部分11も、左足
を乗せる台部分10と同じ構成とされており、上記と同
様にして台部分11にかかる荷重の荷重中心を求めるこ
とができる。又、被験者の両足つまり体全体の荷重及び
荷重中心については、右足を乗せる台部分11にかかる
荷重をWRとすると、上記左足の場合と同様に、ロード
セル16〜19の出力W5〜W8から、 WR=W5+W6+W7+W8 体全体の荷重WTは、 WT=WL+WR で求まり、更に荷重中心は、被験者の左足に対応する荷
重中心と右足に対応する荷重中心の間の距離をLとする
と、左右の荷重中心を結ぶ線分上で、左足に対応する荷
重中心から、 WR×L/WT 離れた位置にあり、これを演算にて求めれば良い。
【0013】図3に示す如く、8個のロードセル12〜
15及び16〜19の各出力W1〜W4及びW5〜W8
は測定ブリッジ回路とA/D変換器を備えた荷重変換器
100で、前述の如くスイング台1の重量を補償した
後、一定時間毎にサンプリングされて、デジタル量とな
る。そして、I/Oインターフェース32を介して、処
理装置3に順次取り込まれる。被験者の荷重WT、左足
の荷重WL、右足の荷重WR、体全体に対応する荷重中
心、及び、左右の足夫々に対応する荷重中心は、処理装
置3中の演算処理手段31により、前述の式に従って求
められる。そして、求められた荷重及び荷重中心の時系
列データは一旦、記憶装置33に記憶される。従って、
演算処理手段31はスイング台1にかかる荷重又は荷重
中心、及び、左右の足夫々に対応する荷重又は荷重中心
を測定する測定手段Sとして機能する。
【0014】次に、荷重WT及び荷重中心(X,Y)の
時系列データを記憶装置33に記憶する方法について説
明する。記憶装置33は、図4に示すように、9個の独
立した記憶部に分かれており、これらは、インパクト位
置時点以前の荷重WT、荷重中心のX成分、荷重中心の
Y成分を夫々記憶する3個の記憶部33A,33B,3
3Cと、インパクト位置時点以後の荷重WT、荷重中心
のX成分、荷重中心のY成分を夫々記憶する3個の記憶
部33D,33E,33Fと、インパクト位置時点以前
のクラブ検出手段22の検出情報及び球検出手段21の
検出情報を上記の荷重及び荷重中心のサンプリングデー
タと同期してサンプリングして夫々記憶する2個の記憶
部33G、33H、更に荷重中心のX成分とY成分のデ
ータから演算処理手段31により荷重中心の軌跡の接線
方向速度を演算し、その演算情報を上記の荷重及び荷重
中心のサンプリングデータと同期してサンプリングして
記憶する記憶部33Iからなる。
【0015】インパクト位置時点以前のデータを記憶す
る6個の記憶部33A,33B,33C,33G,33
H,33Iは、その記憶容量、サンプリングタイム及び
1データの記憶に要する記憶単位数で定まる設定時間
(T0)分のデータを記憶することができる。そして、
旧データから順次捨てながら新データを順次記憶してい
き、このデータの更新をインパクト位置時点で停止する
ように構成している。つまり、打球動作を行った際にイ
ンパクト位置時点までの設定時間(T0)分のデータを
記憶している。又、インパクト位置時点以後のデータを
記憶する3個の記憶部33D,33E,33Fのは、そ
の記憶容量、サンプリングタイム及び1データの記憶に
要する記憶単位数で定まる設定時間(T1)分のデータ
を記憶することができ、そして、インパクト位置時点か
ら記憶を開始してT1の時間が経過した時点まで順次記
憶するように構成してある。
【0016】判別手段Oは、記憶装置33の記憶情報の
うち、バックスイングの開始からフォロースイングの終
了までの打球動作中の記憶情報を判別するとともに、そ
の打球動作中の記憶情報の中で、トップ位置及びインパ
クト位置に対応する部分を判別するようになっている
が、次に、図4に基づいて、それらを判別する方法につ
いて説明する。先ず、球検出手段21の検出情報の記憶
部33Hのデータを順次検索してインパクト位置時点
(球検出手段21の検出情報が球24が有る状態から無
い状態を検出する時点)を示すデータの記憶位置P3を
見つける。判別手段Oは、この記憶位置P3をインパク
ト位置時点データと判別する。次に、クラブ検出手段2
2の検出情報の記憶部33Gのデータを、前記のインパ
クト位置時点のデータの記憶位置P3から設定時間T2
だけ遡った記憶位置から時間を遡る方向に順次検索し
て、検索方向に対し最初にクラブ検出手段22がクラブ
Cのバックスイング側への移動を検出したデータが現れ
る、つまり時間経過としてはクラブ検出手段22がクラ
ブCのバックスイング側への移動を最後に検出した時点
の記憶位置P1を見つける。判別手段Oは、この記憶位
置P1をバックスイング開始時点のデータと判別する。
尚、インパクト位置時点のデータの記憶位置P3から設
定時間T2だけ遡るのは、インパクト位置時点の直前に
クラブ検出手段22がクラブCの移動を検出してしまう
からであり、T2の値は100mS程度が適当である
が、必要に応じ変更可能である。更に、荷重中心の軌跡
の接線方向速度の演算情報の記憶部33Iにおけるデー
タを、前記のインパクト相当時点のデータの記憶位置P
3から時間を遡る方向に順次検索して、検索方向に対し
接線方向速度が最初に所定の速度以下になる記憶位置P
2を見つけ、判別手段Oは、この記憶位置P2をトップ
位置時点と判別する。
【0017】そして、判別手段Oは、打球動作中の記憶
情報における、バックスイング開始時点P1、トップ位
置時点P2、及び、インパクト位置時点P3を判別して
インターフェース32を介して出力手段4に出力する。
【0018】次に、図5に示すフローチャートに従っ
て、ゴルフ練習機の一連の制御方法について説明する。
ステップS1で、操作卓34により、出力手段4の画面
を初期設定する。ステップS2で、判別手段Oは、球検
出手段21の検出情報により載置具25に球24が装着
されているか否かを判別する。球24が載置具25上に
載置されていると、ステップS3で、表示装置4の表示
及び記憶装置33の記憶データをクリアする。ステップ
S4で、荷重検出センサDの検出データを処理装置3に
順次取り込む。ステップS5にて、体全体の荷重及び荷
重中心、更に左右の足夫々に対応する荷重又は荷重中心
を演算処理によって求め記憶装置33に記憶する。又、
クラブ検出手段22の検出情報及び球検出手段21の検
出情報を上記の荷重及び荷重中心のサンプリングデータ
と同期してサンプリングし記憶装置33に記憶する。更
に、上記荷重中心のデータから演算処理手段31により
荷重中心の軌跡の接線方向速度を演算するとともに、そ
の演算情報を上記の荷重及び荷重中心のサンプルデータ
と同期してサンプリングし記憶装置33に記憶する。ス
テップS6で、前記ステップS5の3つの荷重中心の演
算結果は、グラフィック表示装置41に夫々点表示され
る。ステップS7で、前記のステップS3からステップ
S6までの処理を、前記のインパクト相当時間から記憶
装置33に記憶する設定時間T1の時間が経過するまで
継続する。ステップS8で、判別手段Oにより、バック
スイング開始時点P1、トップ位置時点P2、インパク
ト位置時点P3を判別する。ステップS9で、ステップ
S8において判別した、打球動作の開始時点P1、トッ
プ位置時点P2、インパクト位置時点P3を、ステップ
S6で表示した3つの荷重中心軌跡上夫々に表示する。
その後、球24の有無を検出する位置にもどる。 〔別実施例〕上記実施例では、荷重測定台を2つとして
いるが、2つ以上でも良いし、体全体の荷重及び荷重中
心を測定する荷重検出台を別に設けて、左右の足夫々の
台部分10,11と2段重ねに配置しても良い。又、打
球動作中における時間経過ポイントの記憶情報の表示例
としては、前記実施例の他に、バックスイング中(バッ
クスイング開始時点P1からトップ位置時点P2)の記
憶情報、ダウンスイング中(トップ位置時点P2からイ
ンパクト位置時点P3)の記憶情報、及び、フォロース
イング中(インパクト位置時点以降)の記憶情報夫々を
隣合うものが異なる線種となる状態、あるいは、隣合う
ものが異なる色となる状態で表示しても良いし、又、あ
る特定の時間経過に対応する複数種のマーク、複数種の
線種の変化、あるいは、複数種の色変化にて表示しても
良い。更に又、荷重及び荷重中心に関する各測定情報
を、処理装置3中の外部記憶装置35に記憶して測定情
報を保存しておき、必要に応じて読み出して表示装置4
に表示させるようにしても良い。
【0019】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したゴルフ練習機の平面図
【図2】本発明を適用したゴルフ練習機の側面図
【図3】本発明を適用したゴルフ練習機のブロック図
【図4】本発明を適用したゴルフ練習機の記憶装置の構
成図
【図5】本発明を適用した実施例にかかるフローチャー
【図6】荷重中心の移動軌跡の表示例
【図7】荷重の時間変化の表示例
【符号の説明】
1 スイング台 4 出力手段 10 左足の台部分 11 右足の台部分 33 記憶手段 C クラブ D 荷重検出センサO 判別手段 S 測定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 信矢 兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号 株式会 社クボタ 技術開発研究所内 (56)参考文献 特開 平4−317675(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラブ(C)を把持して打球動作する被
    験者を乗せるスイング台(1)が、被験者の体全体の荷
    重中心及び被験者の左右の足夫々の荷重中心を検出でき
    るように、各独立に荷重検出センサ(D)を備える複数
    個の台部分(10,11)を有する状態で設けられ、前
    記荷重検出センサ(D)の検出情報に基づいて、被験者
    の体全体の荷重中心、及び、被験者の左右の足夫々の荷
    重中心を測定する測定手段(S)と、その測定手段
    (S)の測定情報を一定時間毎にサンプリングしてデー
    タを順次記憶する記憶手段(33)と、その記憶手段
    (33)の記憶情報に基づいて、前記体全体の荷重中
    心、及び、前記左右の足夫々の荷重中心を2次元の軌跡
    として表示する出力手段(4)とが設けられたゴルフ練
    習機であって、前記記憶手段(33)の記憶情報のうち、バックスイン
    グ開始からフォロースイング終了までの打球動作中にお
    ける記憶情報を判別する判別手段(O)が設けられ、 前記出力手段(4)は、前記記憶手段(33)の記憶情
    報及び前記判別情報(O)の判別情報に基づいて、バッ
    クスイング開始からフォロースイング終了までの打球動
    作中における前記体全体の荷重中心、及び、前記左右の
    足夫々の荷重中心を2次元の軌跡として表示し、且つ、
    それら3つの2次元軌跡の比較において、バックスイン
    グ開始からフォロースイング終了までの打球動作中にお
    ける時間経過の対応を識別させるための識別情報を表示
    するように構成されている ゴルフ練習機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のゴルフ練習機であって、
    前記出力手段(4)がバックスイング開始からフォロー
    スイング終了までの打球動作中における複数の時間経過
    ポイントの夫々に対応する異なる形態の複数種のマーク
    を、前記識別情報として前記3つの2次元軌跡の夫々に
    対して併せて表示するように構成されているゴルフ練習
    機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のゴルフ練習機であって、
    前記複数の時間経過ポイントが、バックスイング開始時
    点、トップ位置時点、インパクト位置時点であるゴルフ
    練習機。
JP4066708A 1992-03-25 1992-03-25 ゴルフ練習機 Expired - Lifetime JP2740070B2 (ja)

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JP4066708A JP2740070B2 (ja) 1992-03-25 1992-03-25 ゴルフ練習機

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JP4066708A JP2740070B2 (ja) 1992-03-25 1992-03-25 ゴルフ練習機

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JP2740070B2 true JP2740070B2 (ja) 1998-04-15

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JP4066708A Expired - Lifetime JP2740070B2 (ja) 1992-03-25 1992-03-25 ゴルフ練習機

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JP2711369B2 (ja) * 1991-04-16 1998-02-10 株式会社スギノマシン ゴルフスイングチェックシステム

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JPH05269230A (ja) 1993-10-19

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