JPH05312125A - 内燃機関走行物体のバッテリによる負荷の通電制御装置 - Google Patents

内燃機関走行物体のバッテリによる負荷の通電制御装置

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Publication number
JPH05312125A
JPH05312125A JP15726692A JP15726692A JPH05312125A JP H05312125 A JPH05312125 A JP H05312125A JP 15726692 A JP15726692 A JP 15726692A JP 15726692 A JP15726692 A JP 15726692A JP H05312125 A JPH05312125 A JP H05312125A
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JP
Japan
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terminal
battery
lever
electric switch
actuator
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Pending
Application number
JP15726692A
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English (en)
Inventor
Itsuki Ban
五紀 伴
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Secoh Giken Co Ltd
Original Assignee
Secoh Giken Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は自動車のような走行物体に付加載置
して、バッテリの消耗により、エンジン始動が不可能と
なることを防止する装置を得ることが目的である。 【構成】 同じ電圧の第1,第2のバッテリの−端子を
共通とし、+端子は独立に設ける。セルモータを駆動す
る為の手動電気スイッチの開閉を介して、電磁切換装置
を付勢して切換スイッチを作動する。切換スイッチの作
動により第1のバッテリ若しくは第2のバッテリのいづ
れかよりセルモータを駆動してエンジンを確実に始動す
る。切換スイッチの作動部材が、セルモータのインダク
タンスによる磁気エネルギの火花放電により焼損するこ
とを防止する手段ならびに大電流の切換を確実に行なう
手段が得られる構成となっている。又第1,第2のバッ
テリのいづれかより車載負荷の通電が行なわれる構成と
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンを始動する為
のセルモータが、バッテリの過放電により駆動できなく
なり、自動車若しくは小型の船舶の発進が不可能となる
事故を防止することに利用される。
【従来の技術】従来の技術は手動作業により予備バッテ
リを利用するものがあるが、自動化されたものはない。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】第1の課題 自動車の
バッテリの放電により、残存電気量が無くなり、セルモ
ータを駆動することが不可能となり、発進不能となる事
故が多い。この原因は、バッテリの交換を忘れて長期間
使用することも原因の1つであるが、むしろ最近の交通
事情即ち夜間の渋滞による場合が多い。ルームエアコン
とライトを自動車の停止時に使用するからである。第2
の課題 大電流を切換える電磁切換装置の構成を簡素化
し、又確実に作動せしめる必要があるが、周知の手段が
利用できない問題点がある。又この装置はエンジンルー
ム内に載置されるので小型化し、耐熱性のあるものとす
る必要がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】第1の手段 +極を共通
の端子とし、−極が独立して、それぞれ第1,第2の−
極の端子を備えるとともに自動車に載置された第1,第
2のバッテリと、第1,第2の−極の端子のそれぞれに
接続した2個のダイオードを介して第1,第2のバッテ
リを充電する自動車のエンジンにより駆動される発電機
と、エンジンキーをキー孔に挿入して所定角度回転した
ときに、第1の電気スイッチが閉じられてそのまま保持
され、更に所定角度回転したときに第1の電気スイッチ
は閉じられたままに保持され、該回転の末期において、
第2の電気スイッチが閉じられ、エンジンキーの駆動回
転力を除去するとスプリングバックして、第1の電気ス
イッチの閉じられている所定角度回転した位置に復帰す
る電気開閉装置と、第1,第2のバッテリの−端子のそ
れぞれに接続された第1,第2のダイオードと+極の共
通端子と第2の電気スイッチと第1の励磁コイルの直列
接続回路と、第2の電気スイッチの1回の閉成毎の第1
の励磁コイルの通電により第1の端子と第2の端子若し
くは第3の端子との接続が切換えられて保持される電磁
切換装置と、上記した第2の端子と第3の端子を第1,
第2のバッテリの第1,第2の−極に接続する手段と、
第2の電気スイッチが閉成されることにより、セルモー
タ通電の為の継電器の第2の励磁コイルに通電して継電
器の電気スイッチを閉じて、上記した第1の端子と+極
の共通端子との間に挿入されたセルモータに供電してエ
ンジンを始動する第1の電気回路と、上記した+極の共
通端子と第1の端子若しくは第1,第2のダイオードと
の間に挿入され、第1の電気スイッチ若しくは電気負荷
に付設された電気スイッチにより車載の電気負荷に通電
制御を行なう第2の電気回路とより構成されたものであ
る。
【0004】第2の手段 請求項1に記載された特許請
求の範囲において、基板に固定された電磁プランジャ
と、該電磁プランジャの励磁コイルに通電することによ
り所定のストロークだけ基板に平行に吸引移動され、通
電を断つとスプリングバックする作動子と、該作動子の
端部において垂直に中央部が固着されたレバーと、該レ
バーの両端より基板面の方向に突出されるとともに作動
子の吸引方向に傾斜して折曲された第1,第2の突出部
と、前記したレバーが基板に対して平行に保持され、作
動子の軸方向の正逆トルクが作用したときのみに対応し
て正逆方向に回動せしめられ、該トルクの消滅により復
帰する装置と、基板と作動子との間に介在されるととも
に、基板に垂直な支軸により回動自在に支持され、支軸
の両側部が延長されてそれぞれ第1,第2のレバーとな
る切換レバーと、パルス電流を励磁コイルに入力するこ
とにより、作動子が吸引されて前記したレバーがともに
移動したときに、第1の突出部と第1のレバーが係合し
て切換レバーが所定角だけ回動されて保持され、次に作
動子はスプリングバックし、次にパルス電流を再び励磁
コイルに入力することにより、作動子が吸引されて前記
したレバーがともに移動したときに、第2の突出部と第
2のレバーが係合して切換レバーが所定角だけ逆方向に
回動されて保持され、次に作動子がスプリングバックす
る装置と、基板に固定された第1の銅板と、1端が基板
に固定された第1,第2の板ばねと、第1,第2の板ば
ねの遊端部に固定されるとともに第1の銅板の両側部に
空隙を介して平行に保持された第2,第3の銅板と、前
記した切換レバーの左右の回動に対応して、その端部に
より第1若しくは第2の板ばねを押圧して第2若しくは
第3の銅板を第1の銅板に圧接導通せしめる装置と、第
1,第2,第3の銅板よりそれぞれ導出された第1,第
2,第3の端子とより構成された電磁切換装置を具備し
たものである。
【0005】第3の手段 請求項1に記載する特許請求
の範囲において、電磁プランジヤ若しくはロータリソレ
ノイドの励磁コイルに1回の通電が行なわれる毎に36
0/2n度(nは2以上の正整数)づつ1方向に回転す
る円板状の回転カム板と、該カム板の外周にそって等し
いピッチで突出されたn個の突出部と、固定された第1
の銅板と、1端が基板に固定された第1,第2の板ばね
と、第1,第2の板ばねの遊端部に固定されるとともに
第1の銅板の両側部に空隙を介して平行に保持された第
2,第3の銅板と、回転カム板の回転に対応して、外周
の突出部により第1若しくは第2の板ばねを交互に押圧
して第2若しくは第3の銅板を第1の銅板に圧接導通せ
しめる装置と、第1,第2,第3の銅板よりそれぞれ導
出された第1,第2,第3の端子とより構成された電磁
切換装置を具備したものである。
【0006】
【作用】同じ電圧で容量がほぼ等しい第1,第2のバッ
テリの+端子は共通とし、−端子は独立に設ける。この
2個のバッテリの容量の和は周知の自動車のバッテリの
容量と等しいか若しくはそれ以下の容量でよい。セルモ
ータを駆動する為に開閉される手動電気スイッチの使用
により、第1,第2のバッテリの出力で電磁切換装置を
付勢して切換えスイッチを作動する。該切換スイッチの
作動により第1,第2のバッテリのいずれかよりセルモ
ータに供電してエンジンの始動を行なう。第1,第2の
バッテリのいずれかによりヘッドライトその他の車載電
気負荷の通電を行なう。走行中には第1,第2のバッテ
リは充電されているのでエンジンの始動が不可能となる
事故を防止する作用がある。従って第1の課題を解決す
る作用がある。
【0007】大電流を必要とするセルモータ駆動初期に
電磁切換装置が切換られるので、セルモータの蓄積磁気
エネルギの放出が行なわれて切換部材に火花放電が発生
して焼損される不都合がある。図1の電磁切換装置Aに
励磁コイル9aと9bを設け、励磁コイル9bにより上
述した蓄積磁気エネルギを放電して切換部材の焼損が防
止できる。又切換接点は肉厚の銅板を利用しているので
大電流の切換えができる。図2の遅動回路20cによっ
ても上述した焼損防止ができる。従って第2の課題を解
決する作用がある。図9,図12に示すように、電磁プ
ランジヤに通電される毎に銅板19aと銅板20a,2
8a若しくは銅板20b,28bが交互に圧接されて導
通する電磁切換装置を使用しているので、構成が簡素化
され、セルモータの大電流の開閉を確実に行なうことが
できる作用がある。
【0008】
【実施例】図1は、本発明装置の1実施例の電気回路図
である。図1において、記号1は、自動車のエンジンに
より駆動される発電機のブロック図で周知の装置であ
る。+端子1aと−端子1bより発電出力が得られる。
バッテリの電圧の変化による発電出力の制御装置がブロ
ック図1に含まれているが省略して図示していない。
【0009】車載のバッテリ3の外形は従来のものと同
じであるが、出力電圧12ボルトで容量がほぼ等しい2
組の第1,第2のバッテリにより構成され、1個の容器
に収納されている。+極端子は共通となり、−極端子は
独立にとり出されている。+極端子は記号6として、−
極端子は記号5a,5bとして表示されている。
【0010】後述するように、本発明においては、2組
のバッテリは、そのいづれか1つが選択されて負荷に供
電し、発電機1により、ダイオード7a,7bを介して
独立して充電されている。−端子5a側のものを第1の
バッテリ、−端子5b側のものを第2のバッテリと呼称
する。充電は、上述したように周知の手段による充電が
行なわれ、過充電となるとダイオード7a,7bにより
充電電流が僅少となるように構成されている。上述した
目的を達するものであれば他の手段を採用することもで
きる。第1,第2のバッテリを1個の筐体に収納しない
で分離して載置しても本発明の目的を達成することがで
きる。ダイオード7a,7bがある為に、第1,第2の
バッテリの放電されたもののみの充電が行なわれ、又両
バッテリの出力電圧に差がある場合に、端子6,5a,
5bを電流が還流して充放電が行なわれることを防止す
ることができる。
【0011】点線Aで示すブロック装置は、切換スイッ
チ9、励磁コイル9a,9bを含む電磁切換装置であ
る。点線Mで示すブロック装置は、セルモータ19(点
線表示)の通電制御の為の周知の継電器で、励磁コイル
20が通電されると、電気スイッチ20aが閉じてセル
モータ19が駆動され、エンジンが始動する。負荷D,
E,F,Gは、ヘッドライト、ルームライト、窓硝子の
開閉装置その他の車載負荷を示すものである。
【0012】エンジンキーをキー孔に挿入して手動によ
り回転すると、その第1段階で図1の手動電気スイッチ
Bの第1の電気スイッチ18が閉じられて車載負荷Dが
通電される。エンジンキーを更に回転して第2段階の位
置とすると、電気スイッチ18は閉じたまま保持されて
電気スイッチ18aが閉じられ、エンジンキーを第1段
階の位置までスプリングバックすると電気スイッチ18
aは開かれ電気スイッチ18は閉じたまま保持される。
電気スイッチ18aが閉じられると、励磁コイル9a,
9bがダイオード7c,7dを介して通電されるので切
換スイッチ9は切換られる。次に切換スイッチ9の詳細
を説明する。
【0013】図4において、平板状のプラスチック基板
11には電磁プランジャ12が固定され、その作動子1
2aは基板11に平行に、矢印J方向に吸引されて移動
する。電磁プランジャ12の内部の励磁コイルに通電す
ると、作動子12aは電磁力により吸引されて矢印J方
向に設定された距離だけ移動し、通電を断つとスプリン
グバックして図示の位置となる。板ばね11aの上端は
基板11に螺着され、その遊端部は作動子12aのスリ
ット12b内に挿入されている。従って作動子12は左
右に自由に移動することができるが、軸方向のまわりに
回動せしめたときには復帰する弾撥力が作動するように
構成されている。
【0014】作動子12aの右端には、レバー13の中
央部が固定されている。その詳細を斜視図で示された図
5につき次に説明する。作動子12aにはレバー13の
中央部が固着され、その両端には突出部13a,13b
が設けられる。突出部13a,13bはプレス加工によ
り作られ、設定された角度だけ作動子12aの方向に折
曲傾斜されている。レバー13は図4の基板11に設け
た板ばね11aにより基板11に対して平行に保持され
ているが、レバー13に作動子12aの軸のまわりに回
転するトルクが印加されると、矢印H若しくはその反対
方向に回動し、印加トルクが消滅すると復帰する。レバ
ー13の突出部13a,13bにより、図4の点線Pで
示す装置が作動するものであるが、その詳細を図6につ
き説明する。
【0015】図4を矢印K方向よりみた平面図が図6で
ある。図6において、切換レバー15と端子板16,1
6a,16bが図4の点線Pで示した装置で、作動子1
2a,レバー13と基板11との間の空間に介在されて
いる。切換レバー15を矢印Y方向よりみた図が、図7
に示されているので図6と図7につき詳細を説明する。
切換レバー15には偏平な円柱15aが固着され、支軸
15bが植立される。支軸15bは基板11(図7にお
いて点線Qで示す)の軸受に回動自在に支持される。切
換レバー15の端部には摺動子となる板ばねで作られた
摺動子17の基部が固定される。本実施例では、切換レ
バー、摺動子は導体で作られる。基板11はプラスチッ
ク製で、その表面に導体で作られた端子板16,16
a,16bが表面を露出して埋設される。摺動子17は
端子板16a,16bに摺接するが、その動作を次に説
明する。
【0016】電磁プランジャ12の励磁コイルに所定の
巾のパルス電流を入力すると、作動子12aは往復動す
る。左方に往動すると、突出部13bがレバー15に当
接するので、その傾斜面により、レバー13は回転せし
められ、突出部13bは基板11に近接する方向に移動
し、突出部13bと切換レバー15は係合して、これを
点線Sの方向に回動する。このときに突出部13aは基
板11より離間する方向に移動しているので、切換レバ
ー15と衝合することが避けられる。摺動子17は端子
板16bと摺接して摩擦力により停止して電気的接触が
保持導通される。作動子12aが復動するときには、突
出部13aの傾斜部下面が切換レバー15に当接する
が、突出部13aは基板11より浮上して切換レバー1
5を乗越えてレバー13は図示の位置に復帰する。
【0017】この状態で更に電磁プランジャ12に所定
の巾のパルス電流を入力すると再び作動子12aは1往
復動する。往動時には、突出部13aが切換レバー15
(点線Sで示す)と係合して時計方向に回転して図示の
位置とし、摺動子17は端子板16aと摺接して停止保
持される。作動子12aとレバー13は復動して図示の
位置となる。この往復動時に、突出部13a,13bが
その傾斜部により、紙面の上下方向に移動して、切換レ
バー15との衝合を回避することは前述した場合と同様
なので説明を省略する。
【0018】端子板16は図示のようにスプリング導線
により切換レバー15に接続されているので、電磁プラ
ンジャ12に1回の通電を行なう毎に端子板16と端子
板16a,16bの接続が切換られる切換スイッチ、即
ち電磁切換装置が得られる。通電はパルス的なので電力
消費が僅少となり発熱もない作用効果がある。
【0019】上述した構成の電磁切換装置の端子板16
は図1の端子2aに接続され、端子板16a,16bは
それぞれ図1の端子2b,2cに接続される。切換時に
摺動子17が端子板16a,16bを短絡するので、第
1,第2のバッテリに放電による電位差があると、大電
流が流れてバッテリを損傷し若しくは性能を劣化せしめ
る不都合がある。又摺動子17が端子板16a,16b
より離間するときに火花を発生して焼損する不都合があ
る。本発明装置は上述した不都合を除去した電磁切換装
置を得ることが1つの目的となっている。次にその詳細
を説明する。
【0020】図8は切換レバー15による図6と異なる
切換装置の部分のみを示したものである。図8におい
て、切換レバー15の下端にはローラ15cが軸支され
る。記号19,19aは銅板で、銅板19は図4の基板
11に締着され、端子14が導出される。銅板19はプ
レス加工により紙面上方に折曲され、折曲部の銅板が記
号19aとして示される。銅板20a,20bは長方形
の同形のもので銅板19aと空隙を介して対向面が平行
に保持されている。
【0021】上述した保持手段の詳細が図9に示されて
いる。図9において基板11に固定した支持体22a,
22bに板ばね21a,21bの基部が固定され、遊端
部に銅板20a,20bが図示のようにビス止めされて
銅板20a,20bは空隙を介して銅板19aと平行に
保持されている。板ばね21bは図示の形状となり又板
ばね21aも同じ形状となっている。図8の切換レバー
15が図示の位置と点線Sの位置に交互に回動すると、
ローラ15cは板ばね21a,21bの中央突出部を押
圧して、銅板20a,20bを銅板19aに交互に圧接
して導通モードとする。図8の銅板20a,20bの導
出端子は端子14a,14bとして示され、板ばね21
a,21bは省略してある。板ばね21aがローラ15
cに押圧されて銅板20aを銅板19aに圧接している
のが図9である。ローラ15cが右方に移動すると板ば
ね21bを押圧して銅板20bが銅板19aに圧接され
る。このときに板ばね21aの復帰弾撥力により銅板2
0aが銅板19aより過度に離間しないようにストッパ
を設けることがよい。板ばね21bについても同じ構成
とする。
【0022】図10は銅板20b,板ばね21bを矢印
N方向よりみた平面図である。空孔23cは支持体22
bに固定する為のビス孔である。空孔23a,23bは
銅板20bを板ばね21bに固定する為のビス孔であ
る。以上の説明のように電磁プランジヤ12に所定巾の
パルス通電を行なう毎に、大電流の通電の切換を行なう
ことのできる切換スイッチを構成することができ、又そ
の構成は簡素化される。周知の継電器のように使用中に
継続した電流を励磁コイルに通電する必要がないので、
発熱がなく又電力消費が著しく少なくなる。
【0023】端子14,14a,14bはそれぞれ図1
の端子2a,2b,2cに対応する電磁切換装置Aが構
成されている。従って、図1の励磁コイル9a,9bに
通電が行なわれるたびに、第1のバッテリの−極端子5
aと第2のバッテリの−極端子5bの入力は交互に端子
2aより入力されて車載電気負荷の通電が行なわれる。
図1の端子2aと端子2bが接続されたモードで自動車
の運転をしていると、+極端子6の出力により、端子2
aを介して車載電気負荷の通電が行なわれる。降車して
エンジンキーを抜きとり、次に乗車してエンジンキーを
キー孔に挿入して、第1段の回転を行ない更に第2段ま
で回転すると、セルモータ駆動用の継電器Mの励磁コイ
ル20が通電されてエンジンが始動する。このときに、
第1のバッテリが前述した理由で残留電気量が少なくな
っていると、セルモータの始動は不可能となり、自動車
エンジンの始動が不可能となる事故となる。
【0024】本発明装置の場合には、図1の電気スイッ
チ18aがエンジン始動の動作をするときに閉じられる
ので、図4の電磁プランジャ12の励磁コイル9a,9
bが通電されて端子2aは交互に端子2b,2cと接続
される。図1の端子2aと2bが接続されたモードで自
動車の運転をしていると、+端子6より接続された端子
2a,2bを介して負荷E,F,Gが通電されている。
このときに該負荷は全部通電されているものでなく、必
要により各負荷毎の電気スイッチ18b,18c,18
dにより通電制御が行なわれている。
【0025】負荷Eはヘッドライトその他の照明灯、負
荷Fはルームエアコン、負荷Gはラジオその他の電装品
を示している。負荷Dはイグニッションコイル等のエン
ジン始動に必要な電装品を示し、これ等は、ダイオード
7c,7dを介して通電されているので、第1,第2の
バッテリのいづれかが完全に放電している場合でも、エ
ンジン始動に支障を発生させない作用がある。電気スイ
ッチ18は閉じられているが、電気スイッチ18を介す
ることなく通電される負荷もある。例えば時計である。
降車してエンシンキーを抜きとり、次に乗車してエンジ
ンキーをキー孔に挿入して、第1段階だけ回転すると、
電気スイッチ18が閉じられ、更に第2段階まで回転す
ると、電気スイッチ18aが閉じられる。従って、負荷
Dは供電モードとなり、励磁コイル9a,9b,20が
通電されて切換スイッチ9は切換られて端子2a,2c
が接続され、継電器Mの電気スイッチ20aが閉じてセ
ルモータ19が駆動され、エンジンが始動する。ダイオ
ード7c,7dは、励磁コイル9a,9b,20の通電
をバッテリの−極端子5a,5bの両者を介して行な
い、万一第1,第2のバッテリのいずれかの電圧が降下
している場合に、励磁コイル9a,9b,20の通電を
確実に行なう為のものである。上述したように、エンジ
ンをかける度に、第1,第2のバッテリは自動的に交替
して使用される。走行中にヘッドライトを点灯して、渋
滞の為にバッテリを大きく消耗したとき、停車中に消灯
を忘れて点灯したまま放置したとき、バッテリが老化し
て容量が減少しているときに、乗車してエンジンの始動
を行なうと、セルモータの駆動が不可能となり、バッテ
リエンコと俗称される事故となる。この事故の頻度は極
めて多く事故の1/2位となっている。本発明装置によ
ると、エンジンキーを回してセルモータを駆動する毎に
第1,第2のバッテリが自動的に交替され、走行中に
は、使用されないバッテリの充電が行なわれて、過充電
となると充電が停止されている。
【0026】上述した説明より理解されるように、停止
中に発進の為にエンジンキーを回してセルモータを駆動
するのは、第1,第2のバッテリ内の完全に充電された
ものが自動的に選択されて使用されるので、セルモータ
は必ず駆動されて、エンジンの始動の失敗することが防
止される特徴がある。図1の装置に次に述べる手段を付
加すると更に有効である。セルモータを駆動したとき
に、駆動中の第1若しくは第2のバッテリの出力端子雷
圧の差を検出し、この検出電圧が設定されて値より大き
いときに、ランプを点灯し若しくは警報が発生する装置
とする。この警報が数回発生したときに、バッテリの交
換若しくは発電機の修理を行なうと、バッテリと発電機
の故障によりエンジン始動が不可能となる事故を防止す
ることができる。
【0027】図9において、ローラ15cが左右に移動
したときに、銅板20aと20bの離間距離を調整し
て、銅板20a,20bが同時に銅板19aに圧接する
ことを防止することができる。従って図6につき前述し
た第1,第2のバッテリの−端子が短絡することが防止
されて、バッテリの損傷劣化を防止できる作用効果があ
る。図1の電気スイッチ18aが閉じたときに、励磁コ
イル9a,9b,20に同時に通電されるが、構成上切
換スイッチ9の作動は電気スイッチ20aよりおくれ
る。従ってセルモータ19に通電され、次に端子2aと
端子2bの接続が断たれるので、セルモータ19の蓄積
磁気エネルギは端子2aと2b即ち図9の銅板20aと
銅板19a間の火花放電により放電され、各銅板を焼損
する。上述した欠点を除去するのが図1の励磁コイル9
bである。次にその作用を説明する。
【0028】励磁コイル9a,9bはともに電磁プラン
ジヤ12の磁心に捲着され、励磁コイル9bは通電の初
期には、励磁作用を補助するが、電気スイッチ20が閉
じられると通電が停止される。端子2aと2bが離間す
ると、セルモータ19の蓄積磁気エネルギは矢印で示す
ように、セルモータ19→励磁コイル9a→励磁コイル
9b→セルモータ19の閉回路を介して放電され、端子
2a,2b間の火花発生を防止できる作用効果がある。
電気スイッチ20aが開かれるときの火花防止手段は、
慣用されている継電器Mに設けられているので問題はな
い。遅動回路を利用して、電磁切換装置Aの動作が終了
してから励磁コイル20を通電すると、切換スイッチ9
の動作中にセルモータ19の大きい電流が流れないので
上述した手段と同じ作用効果がある。
【0029】次に電磁切換装置Aの他の実施例を図11
につき説明する。図11において、回転軸24aには回
転カム24,25の中心部が固定されて同期回転する。
回転軸24aは、自動車の1部に固定した図11の装置
の外筺に設けた図示しない軸受により回動自在に支持さ
れている。点線記号Cで示すものは周知の電磁プランジ
ヤで、その励磁コイルが記号9a,9bとして図1に示
されている。電磁プランジヤCの作動子26の端部に植
立した支軸26aには回動レバー27が回動自在に支持
され、回動レバー27の左端に植立した係合ピン27a
は回転カム24の外周部に設けた図示の形状の歯に当接
する。歯は等しいピッチで8個が配設される。回動レバ
ー27は、図示しないスプリングにより矢印R方向に弾
撥されている。回転カム25はほぼ円形の図示の形状と
なり、突出部25a,25b,…は4個で等しいピッチ
で配設される。
【0030】カム部となる突出部25a,25b,…に
より開閉される電気スイッチの作用を次に説明する。基
板11には、図9につき前述した銅板19,19a銅板
20a,20bとほぼ同じ構成の切換スイッチが固定さ
れている。銅板19は基板に締着され、折曲部19aが
上方に折曲されている。銅板19,28a,28bより
端子14,14a,14bが導出されている。銅板28
a,28bの詳細が図12に示されている。図12にお
いて、板ばね29a,29bの基部は基板に固定した支
持体30a,30bにビス31a,31bにより固着さ
れ、遊端部に銅板28a,28bがビス32a,32b
により締着されている。板ばね29a,29bの遊端部
は図示の形状となり、図11の突出部25aに押圧され
て銅板28bは銅板19aに圧接され導通モードとなっ
ている。
【0031】図11の電磁プランジヤCが通電される
と、作動子26が1往復するので係合ピン27aと歯が
係合して回転カム24,25は45度だけ矢印時計方向
に回転するので、図12の突出部25a(点線で示す)
は板ばね29aを押圧して銅板28aを銅板19aに圧
接導通せしめる。上述した説明より理解されるように、
電磁プランジヤCに1回の通電が行なわれる毎に銅板2
8a,28bは交互に銅板19aに圧接導通する。板ば
ね29a,29bがスプリングバックして銅板28a,
28bが銅板19aより離間したときに各銅板間の空隙
が等しく所定の距離となるように板ばね29a,29b
の形状を調整する必要がある。この為に板ばね29a,
29bの遊端部にストッパを設けて過度の離間を防止す
ることがよい。電磁プランジヤCの代りに周知のロータ
リソレノイドを利用して図11の回転カム24,25を
設定角づつ回転しても同じ目的が達成できる。
【0032】図1の励磁コイル9a,9bは図11の電
磁プランジヤCの磁心に捲着された2組の励磁コイルを
示している。従って図1の電気スイッチ18が閉じられ
て励磁コイル9a,9bに1回の通電を行なう毎に作動
子26,回動レバー27は1往復して停止し、回転カム
25を45度づつ回転して停止して保持する。従って端
子14は、端子14a若しくは端子14bと交互に接続
される切換スイッチとなる。上述した装置を電磁切換装
置と呼称する。端子14,14a,14bは、図1の端
子2a,2b,2cにそれぞれに対応するように構成さ
れているので、励磁コイル9a,9bの通電が行なわれ
る毎にバッテリ3の+端子6の出力は交互に端子2a,
2bを介して負荷に通電される。図1の端子2bと2c
の短絡によりバッテリに対する損傷ならびにセルモータ
19の蓄積磁気エネルギによる銅板19a,28a,2
8bの焼損は前実施例と同様に防止することができる。
他の作用効果も前実施例と同様である。図9の回転カム
24の歯数は8個であるが2n個(nは2以上の正整
数)としても実施できる。この場合の回転カム25の突
出部25a,25b,…はn個となり360/2n度づ
つ回転する。銅板28a,28bの離間角も360/2
n度である。第1と第2のバッテリに大きい電位差があ
ると、−端子5aと5b間に電位差があり、端子5aと
5bを短絡する回路があると不都合を除去する為にダイ
オード9c,9dが挿入されている。
【0033】次に図1と同じ目的を有する図2の実施例
につき説明する。図1と異なった点のみを説明する。図
1の励磁コイル9bは除去され、その代りにコンデンサ
とトランジスタを含む周知の遅動回路20cが付加され
る。従って第2の電気スイッチ18aが閉じられると、
先づ励磁コイル9aが通電されて切換スイッチ9の動作
が終了した後に励磁コイル20が通電される。従ってセ
ルモータ19の大電流が流れる前に切換スイッチ9の作
動が終了しているので端子2a,2b,2cの火花によ
る損焼を防止することができる。ダイオード20bが挿
入されているので、第1,第2のバッテリの−極5aと
5b間を励磁コイル9a,20を介して閉じる閉回路が
遮断されている。従って−極5a,5bの電圧に差があ
る場合にも両者間を流れる電流を抑止し無効な放電を防
止できる作用がある。
【0034】一般に自動車の発電機1の−端子1bと負
荷D,E,F,G,セルモータ19の−端子は点線4
a,4bで示す車体の1部にアースされている。従って
第1,第2のバッテリの−極5a,5bは車体の1部4
a,4bにより、切換スイッチ9を介して短絡される。
従って−端子5a,5bに電圧の差があると放電される
不都合を発生するので、点線4cの上方の発電機1の−
端子1bの配線を車体4aにアースしないで独立のもの
とする必要がある。図1の同一記号の4a,4b,4c
についても上述した事情は全く同様である。
【0035】本発明装置に使用されるバッテリは第1,
第2のバッテリに分割されるので電池セル数が2倍とな
り、又その電解液の注入保守の為の注入孔の数も2倍と
なる。上述した問題を解決する手段が図3に示されてい
る。図3はバッテリの蓋体を除去した図面で、外筺は記
号Wで示され、隔離板3a,3b,…により6個のセル
に分割され、各セルの上部と下部(点線Hの上部と下
部)には図示のように+極板(斜線部)と−極板が並置
されている。+極板は記号8a,8b,…として−極板
は記号10a,10b,…として示されている。+,−
極板は簡略化して各1枚となっているが実際には複数枚
となっている。+,−の極板は点線で示すように接続さ
れているので、+端子6と−端子5a間の電圧は12ボ
ルトとなる。点線Hの下部の+,−の極板及びその接続
も点線で示すようになっているので、+端子6と−端子
5b間の電圧は12ボルトとなり、+端子6は1個で共
通端子となり、−極端子5a,5bは独立している。従
って本発明装置のバッテリ3として利用できる。−端子
を共通端子とし、+端子を独立して2個設けることもで
きるので、本発明装置と同じ目的の装置に使用すること
ができる。上述した説明より理解できるように、セル数
は6個で慣用されているバッテリと同じ数なので、電解
液注入孔も6個となり有効な手段を供与できる。
【0036】
【発明の効果】第1の効果 自動車の場合に、走行状態
の変化特に夜間に交通渋滞のあるときのバッテリの過放
電及びヘッドライトを点灯したまま長時間放置した場合
に、次の運転時にセルモータの駆動が不可能となる。上
述した頻度の多い事故を防止することができる。他の内
燃機関を動力源とする走行物体についても類似した効果
がある。第2の効果 電磁切換装置Aの切換部材の焼損
及びバッテリの損傷を防止することができる。第3の効
果 電磁切換装置Aの構成を簡素化し、大電流の切換を
可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の電気回路図
【図2】本発明装置の電気回路の他の実施例の電気回路
【図3】バッテリ3の説明図
【図4】図1の電磁切換装置Aの駆動装置の説明図
【図5】作動子12aとレバー13の斜視図
【図6】図2を矢印K方向よりみた平面図
【図7】切換レバー15の説明図
【図8】切換レバー15を含む実施例の説明図
【図9】銅板19,19a,銅板20a,20bの作動
の説明図
【図10】銅板20bの平面図
【図11】電磁切換装置Aの他の実施例の説明図
【図12】図11の銅板19,19a銅板28a,28
bの作動の説明図
【符号の説明】
D,E,F,G 車載電気負荷 1 発電機 1a,1b 端子 5a,5b バッテリ−極端子 6 バッテリ+極端子 A 電磁切換装置 20,9a,9b 励磁コイル 9 切換スイッチ 19 セルモータ 11,Q 基板 C,12,12a,26 電磁プランジャとその作動子 11a 板ばね 12b スリット 13,13a,13b レバーと両端の突出部 15 切換レバー 17 板ばね摺動子 16,16a,16b 端子板 15c ローラ 19,19a,20a,20b,28a,28b 銅板 21a,21b,29a,29b 板ばね 14,14a,14b 導出端子 22a,22b,30a,30b 支持体 27,27a 回動レバーと係合ピン 24,25 回転カム 25a,25b,… 突出部 B 手動電気スイッチ 4a,4b 車体の1部 3 バッテリ 3a,3b,… 隔離板 8a,8b,… +極板 10a,10b,… −極板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】+極を共通の端子とし、−極が独立して、
    それぞれ第1,第2の−極の端子を備えるとともに自動
    車に載置された第1,第2のバッテリと、第1,第2の
    −極の端子のそれぞれに接続した2個のダイオードを介
    して第1,第2のバッテリを充電する自動車のエンジン
    により駆動される発電機と、エンジンキーをキー孔に挿
    入して所定角度回転したときに、第1の電気スイッチが
    閉じられてそのまま保持され、更に所定角度回転したと
    きに第1の電気スイッチは閉じられたままに保持され、
    該回転の末期において、第2の電気スイッチが閉じら
    れ、エンジンキーの駆動回転力を除去するとスプリング
    バックして、第1の電気スイッチの閉じられている所定
    角度回転した位置に復帰する電気開閉装置と、第1,第
    2のバッテリの−端子のそれぞれに接続された第1,第
    2のダイオードと+極の共通端子と第2の電気スイッチ
    と第1の励磁コイルの直列接続回路と、第2の電気スイ
    ッチの1回の閉成毎の第1の励磁コイルの通電により第
    1の端子と第2の端子若しくは第3の端子との接続が切
    換えられて保持される電磁切換装置と、上記した第2の
    端子と第3の端子を第1,第2のバッテリの第1,第2
    の−極に接続する手段と、第2の電気スイッチが閉成さ
    れることにより、セルモータ通電の為の継電器の第2の
    励磁コイルに通電して継電器の電気スイッチを閉じて、
    上記した第1の端子と+極の共通端子との間に挿入され
    たセルモータに供電してエンジンを始動する第1の電気
    回路と、上記した+極の共通端子と第1の端子若しくは
    第1,第2のダイオードとの間に挿入され、第1の電気
    スイッチ若しくは電気負荷に付設された電気スイッチに
    より車載の電気負荷に通電制御を行なう第2の電気回路
    とより構成されたことを特徴とする内燃機関走行物体の
    バッテリによる負荷の通電制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載された特許請求の範囲にお
    いて、基板に固定された電磁プランジャと、該電磁プラ
    ンジャの励磁コイルに通電することにより所定のストロ
    ークだけ基板に平行に吸引移動され、通電を断つとスプ
    リングバックする作動子と、該作動子の端部において垂
    直に中央部が固着されたレバーと、該レバーの両端より
    基板面の方向に突出されるとともに作動子の吸引方向に
    傾斜して折曲された第1,第2の突出部と、前記したレ
    バーが基板に対して平行に保持され、作動子の軸方向の
    正逆トルクが作用したときのみに対応して正逆方向に回
    動せしめられ、該トルクの消滅により復帰する装置と、
    基板と作動子との間に介在されるとともに、基板に垂直
    な支軸により回動自在に支持され、支軸の両側部が延長
    されてそれぞれ第1,第2のレバーとなる切換レバー
    と、パルス電流を励磁コイルに入力することにより、作
    動子が吸引されて前記したレバーがともに移動したとき
    に、第1の突出部と第1のレバーが係合して切換レバー
    が所定角だけ回動されて保持され、次に作動子はスプリ
    ングバックし、次にパルス電流を再び励磁コイルに入力
    することにより、作動子が吸引されて前記したレバーが
    ともに移動したときに、第2の突出部と第2のレバーが
    係合して切換レバーが所定角だけ逆方向に回動されて保
    持され、次に作動子がスプリングバックする装置と、基
    板に固定された第1の銅板と、1端が基板に固定された
    第1,第2の板ばねと、第1,第2の板ばねの遊端部に
    固定されるとともに第1の銅板の両側部に空隙を介して
    平行に保持された第2,第3の銅板と、前記した切換レ
    バーの左右の回動に対応して、その端部により第1若し
    くは第2の板ばねを押圧して第2若しくは第3の銅板を
    第1の銅板に圧接導通せしめる装置と、第1,第2,第
    3の銅板よりそれぞれ導出された第1,第2,第3の端
    子とより構成された電磁切換装置を具備したことを特徴
    とする内燃機関走行物体のバッテリによる負荷の通電制
    御装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載する特許請求の範囲におい
    て、電磁プランジヤ若しくはロータリソレノイドの励磁
    コイルに1回の通電が行なわれる毎に360/2n度
    (nは2以上の正整数)づつ1方向に回転する円板状の
    回転カム板と、該カム板の外周にそって等しいピッチで
    突出されたn個の突出部と、固定された第1の銅板と、
    1端が基板に固定された第1,第2の板ばねと、第1,
    第2の板ばねの遊端部に固定されるとともに第1の銅板
    の両側部に空隙を介して平行に保持された第2,第3の
    銅板と、回転カム板の回転に対応して、外周の突出部に
    より第1若しくは第2の板ばねを交互に押圧して第2若
    しくは第3の銅板を第1の銅板に圧接導通せしめる装置
    と、第1,第2,第3の銅板よりそれぞれ導出された第
    1,第2,第3の端子とより構成された電磁切換装置を
    具備したことを特徴とする内燃機関走行物体のバッテリ
    による負荷の通電制御装置。
JP15726692A 1991-07-04 1992-05-06 内燃機関走行物体のバッテリによる負荷の通電制御装置 Pending JPH05312125A (ja)

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EP19920109823 EP0525342A3 (en) 1991-07-04 1992-06-11 Control system for the load energization by a battery
JP4179078A JPH06137234A (ja) 1991-09-19 1992-06-12 バッテリによる負荷の通電制御装置

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