JPH05312036A - 防音型エンジン発電機のマフラ装置 - Google Patents
防音型エンジン発電機のマフラ装置Info
- Publication number
- JPH05312036A JPH05312036A JP14326492A JP14326492A JPH05312036A JP H05312036 A JPH05312036 A JP H05312036A JP 14326492 A JP14326492 A JP 14326492A JP 14326492 A JP14326492 A JP 14326492A JP H05312036 A JPH05312036 A JP H05312036A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- muffler
- soundproof
- engine
- resonance
- expansion
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 膨張型マフラと共鳴型マフラとを直列に連通
させて防音ケース内に収容し、防音型エンジン発電機の
小型化を図る。 【構成】 防音ケース1の内部にエンジン2・発電機3
及びエンジン2のマフラ4を収容した防音型エンジン発
電機のマフラ装置において、マフラ4は、内部に膨張型
消音室5のみを有する膨張型マフラ6と、内部に共鳴型
消音室7のみを有する共鳴型マフラ8とを直列状に連通
させ、この共鳴型マフラ8とその膨張型マフラ6とは、
防音ケース1内の互いに離れた位置に設ける。
させて防音ケース内に収容し、防音型エンジン発電機の
小型化を図る。 【構成】 防音ケース1の内部にエンジン2・発電機3
及びエンジン2のマフラ4を収容した防音型エンジン発
電機のマフラ装置において、マフラ4は、内部に膨張型
消音室5のみを有する膨張型マフラ6と、内部に共鳴型
消音室7のみを有する共鳴型マフラ8とを直列状に連通
させ、この共鳴型マフラ8とその膨張型マフラ6とは、
防音ケース1内の互いに離れた位置に設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防音型エンジン発電機
のマフラ装置に関する。
のマフラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】防音型エンジン発電機のマフラ装置は、
従来技術では、例えば次のように構成されたものがあ
る。すなわち、防音ケースの内部にエンジン・発電機及
びエンジンのマフラを収容する。上記マフラは、マフラ
本体内に膨張室と共鳴室とを併設したものから成る。こ
の膨張・共鳴併設型マフラを1個使用し、若しくは2個
を直列に連通させて使用する。
従来技術では、例えば次のように構成されたものがあ
る。すなわち、防音ケースの内部にエンジン・発電機及
びエンジンのマフラを収容する。上記マフラは、マフラ
本体内に膨張室と共鳴室とを併設したものから成る。こ
の膨張・共鳴併設型マフラを1個使用し、若しくは2個
を直列に連通させて使用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では次
の問題がある。 (イ)膨張室も共鳴室も所定の高い防音性能を確保する
ために、一定の大きい消音容積が必要であり、マフラは
両室の容積が加算された大きいものとなるため、エンジ
ン2や発電機3からの突出寸法が大きくなって、防音型
エンジン発電機を大型化させる。 (ロ)防音型エンジン発電機を小型化するために、小型
のマフラを用いた場合には、膨張室と共鳴室との各室寸
法が小さくなるため消音効率が低く、消音性能が低い。 本発明は、マフラのエンジンや発電機からの突出寸法を
小さくして、防音型エンジン発電機を小型化する事、及
びマフラの消音効率と消音性能とを高くする事を課題と
する。
の問題がある。 (イ)膨張室も共鳴室も所定の高い防音性能を確保する
ために、一定の大きい消音容積が必要であり、マフラは
両室の容積が加算された大きいものとなるため、エンジ
ン2や発電機3からの突出寸法が大きくなって、防音型
エンジン発電機を大型化させる。 (ロ)防音型エンジン発電機を小型化するために、小型
のマフラを用いた場合には、膨張室と共鳴室との各室寸
法が小さくなるため消音効率が低く、消音性能が低い。 本発明は、マフラのエンジンや発電機からの突出寸法を
小さくして、防音型エンジン発電機を小型化する事、及
びマフラの消音効率と消音性能とを高くする事を課題と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
において、上記課題を達成するために、例えば図1及び
図2に示すように、次の改良構造を追加したものであ
る。すなわち、マフラ4は内部に膨張型消音室5のみを
有する膨張型マフラ6と、内部に共鳴型消音室7のみを
有する共鳴型マフラ8とを直列状に連通させる。そし
て、この共鳴型マフラ8とその膨張型マフラ6とは、防
音ケース1内の互いに離れた位置に設ける。
において、上記課題を達成するために、例えば図1及び
図2に示すように、次の改良構造を追加したものであ
る。すなわち、マフラ4は内部に膨張型消音室5のみを
有する膨張型マフラ6と、内部に共鳴型消音室7のみを
有する共鳴型マフラ8とを直列状に連通させる。そし
て、この共鳴型マフラ8とその膨張型マフラ6とは、防
音ケース1内の互いに離れた位置に設ける。
【0005】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されたこと
から、次の効果を奏する。 (イ)内部に膨張型消音室5のみを有する膨張型マフラ
6と、内部に共鳴型消音室7のみを有する共鳴型マフラ
8とを直列状に連通させてある。そのため、各マフラ6
・8は膨張室と共鳴室とを併設したものに比べて1個当
りの大きさを小さくして、防音ケース内の互いに離れた
位置に分散させてコンパクトに収容できるので、エンジ
ン2や発電機3からの突出寸法を小さくできる。これに
より、防音型エンジン発電機を小型化できる。 (ロ)各マフラ6・8は、その消音容積の全部を膨張室
のみ又は共鳴室のみにして、それぞれ十分に広い容積に
できるので、消音効率が高く、消音性能が高い。
から、次の効果を奏する。 (イ)内部に膨張型消音室5のみを有する膨張型マフラ
6と、内部に共鳴型消音室7のみを有する共鳴型マフラ
8とを直列状に連通させてある。そのため、各マフラ6
・8は膨張室と共鳴室とを併設したものに比べて1個当
りの大きさを小さくして、防音ケース内の互いに離れた
位置に分散させてコンパクトに収容できるので、エンジ
ン2や発電機3からの突出寸法を小さくできる。これに
より、防音型エンジン発電機を小型化できる。 (ロ)各マフラ6・8は、その消音容積の全部を膨張室
のみ又は共鳴室のみにして、それぞれ十分に広い容積に
できるので、消音効率が高く、消音性能が高い。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面で説明する。図
1は防音型エンジン発電機のマフラ装置の上部分断面
図、図2は同装置の側部分断面図である。図において、
防音ケース1の内部にエンジン2・発電機3及びエンジ
ン2のマフラ4を収容してある。上記エンジン2は、そ
のエンジン本体20の前方にファンケース21内の冷却
ファン22を、その後方に発電機3をそれぞれクランク
軸23に連動連結してある。そして、上記発電機3の上
方に燃料タンク24が、側方に蓄電池25が、それぞれ
配設されている。上記エンジン2のマフラ4は、エンジ
ン2の排気ポート26から排気管9を介して内部に膨張
型消音室5のみを有する膨張型マフラ6を連通させ、さ
らにこの膨張型マフラ6から排気接続管10・11を介
して、内部に共鳴型消音室7のみを有する共鳴型マフラ
8を直列状に連通させてある。上記両排気接続管10・
11の間には、排気冷却用蛇腹管27を接続して通過す
る排気ガスの温度を外気で冷却させるようにしてある。
さらに、上記共鳴型マフラ8から排気出口管28までの
間には、排気ガス浄化用の触媒を収容した触媒ケース又
は第2の共鳴型マフラ12を設けてある。そして、この
共鳴型マフラ8とその膨張型マフラ6とは、防音ケース
1内の互いに離れた位置に設けて構成してある。
1は防音型エンジン発電機のマフラ装置の上部分断面
図、図2は同装置の側部分断面図である。図において、
防音ケース1の内部にエンジン2・発電機3及びエンジ
ン2のマフラ4を収容してある。上記エンジン2は、そ
のエンジン本体20の前方にファンケース21内の冷却
ファン22を、その後方に発電機3をそれぞれクランク
軸23に連動連結してある。そして、上記発電機3の上
方に燃料タンク24が、側方に蓄電池25が、それぞれ
配設されている。上記エンジン2のマフラ4は、エンジ
ン2の排気ポート26から排気管9を介して内部に膨張
型消音室5のみを有する膨張型マフラ6を連通させ、さ
らにこの膨張型マフラ6から排気接続管10・11を介
して、内部に共鳴型消音室7のみを有する共鳴型マフラ
8を直列状に連通させてある。上記両排気接続管10・
11の間には、排気冷却用蛇腹管27を接続して通過す
る排気ガスの温度を外気で冷却させるようにしてある。
さらに、上記共鳴型マフラ8から排気出口管28までの
間には、排気ガス浄化用の触媒を収容した触媒ケース又
は第2の共鳴型マフラ12を設けてある。そして、この
共鳴型マフラ8とその膨張型マフラ6とは、防音ケース
1内の互いに離れた位置に設けて構成してある。
【0008】図3(A)は蓄電池台の背面図、図3
(B)は同側断面図、図3(C)は同正面図である。前
記実施例において、蓄電池25を載置する蓄電池台29
を次のように構成してある。図3に示すように、蓄電池
台29はパネル30の背面に固定され、その蓄電池台2
9上に蓄電池25を載置して止金具29aで固定する。
又、蓄電池台29の下縁にはパネル30の下縁と平行し
てレール29bを取付けてあり、防音ケース1の側面ボ
ンネット33にそのレール29bを挟み掛け、化粧ねじ
31で上記側面ボンネット33に着脱自在に固定する。
上記パネル30には、持ち運び用穴32が開口形成さ
れ、蓄電池25を蓄電池台29に載置したまま側面ボン
ネット33から取り外した場合に持ち運びし易いように
構成されている。
(B)は同側断面図、図3(C)は同正面図である。前
記実施例において、蓄電池25を載置する蓄電池台29
を次のように構成してある。図3に示すように、蓄電池
台29はパネル30の背面に固定され、その蓄電池台2
9上に蓄電池25を載置して止金具29aで固定する。
又、蓄電池台29の下縁にはパネル30の下縁と平行し
てレール29bを取付けてあり、防音ケース1の側面ボ
ンネット33にそのレール29bを挟み掛け、化粧ねじ
31で上記側面ボンネット33に着脱自在に固定する。
上記パネル30には、持ち運び用穴32が開口形成さ
れ、蓄電池25を蓄電池台29に載置したまま側面ボン
ネット33から取り外した場合に持ち運びし易いように
構成されている。
【図1】本発明実施例を示し、防音型エンジン発電機の
マフラ装置の上部分断面図である。
マフラ装置の上部分断面図である。
【図2】本発明実施例を示し、同装置の側部分断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明実施例を示し、図3(A)は蓄電池台の
背面図、図3(B)は同側断面図、図3(C)は同正面
図である。
背面図、図3(B)は同側断面図、図3(C)は同正面
図である。
1…防音ケース、2…エンジン、3…発電機、4…マフ
ラ、5…膨張型消音室、6…膨張型マフラ、7…共鳴型
消音室、8…共鳴型マフラ。
ラ、5…膨張型消音室、6…膨張型マフラ、7…共鳴型
消音室、8…共鳴型マフラ。
Claims (1)
- 【請求項1】 防音ケース(1)の内部にエンジン(2)・
発電機(3)及びエンジン(2)のマフラ(4)を収容した防
音型エンジン発電機のマフラ装置において、 このマフラ(4)は、内部に膨張型消音室(5)のみを有す
る膨張型マフラ(6)と、内部に共鳴型消音室(7)のみを
有する共鳴型マフラ(8)とを直列状に連通させ、 この共鳴型マフラ(8)とその膨張型マフラ(6)とは、防
音ケース(1)内の互いに離れた位置に設けて構成したこ
とを特徴とする防音型エンジン発電機のマフラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14326492A JPH05312036A (ja) | 1992-05-09 | 1992-05-09 | 防音型エンジン発電機のマフラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14326492A JPH05312036A (ja) | 1992-05-09 | 1992-05-09 | 防音型エンジン発電機のマフラ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05312036A true JPH05312036A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=15334702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14326492A Pending JPH05312036A (ja) | 1992-05-09 | 1992-05-09 | 防音型エンジン発電機のマフラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05312036A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1019418C2 (nl) * | 2001-11-23 | 2003-05-27 | Holding H J Bruin B V | Aggregaat. |
WO2003044366A1 (en) * | 2001-11-23 | 2003-05-30 | Holding H.J. Bruin B.V. | Sound insulation for engine |
-
1992
- 1992-05-09 JP JP14326492A patent/JPH05312036A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1019418C2 (nl) * | 2001-11-23 | 2003-05-27 | Holding H J Bruin B V | Aggregaat. |
WO2003044366A1 (en) * | 2001-11-23 | 2003-05-30 | Holding H.J. Bruin B.V. | Sound insulation for engine |
GB2397636A (en) * | 2001-11-23 | 2004-07-28 | Holding H J Bruin B V | Sound insulation for engine |
GB2397636B (en) * | 2001-11-23 | 2005-08-10 | Holding H J Bruin B V | Sound insulation for engine |
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