JPH05311412A - 蒸着材料および透明バリヤーフィルムの製造方法 - Google Patents

蒸着材料および透明バリヤーフィルムの製造方法

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JPH05311412A
JPH05311412A JP4117717A JP11771792A JPH05311412A JP H05311412 A JPH05311412 A JP H05311412A JP 4117717 A JP4117717 A JP 4117717A JP 11771792 A JP11771792 A JP 11771792A JP H05311412 A JPH05311412 A JP H05311412A
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magnesium oxide
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barrier film
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Nobuhiko Imai
伸彦 今井
Mamoru Sekiguchi
守 関口
Mitsuru Kano
満 加納
Thomas Krug
トーマス・クルーク
Gerhard Steiniger
ゲルハルト・シュタイニガー
Andreas Meier
アンドレアス・マイヤー
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    • B65D65/00Wrappers or flexible covers; Packaging materials of special type or form
    • B65D65/38Packaging materials of special type or form
    • B65D65/42Applications of coated or impregnated materials
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はマグネシュウム酸化物薄膜を真空蒸着
法で形成する際に用いられる蒸着材料およびこれを用い
た透明バリアーフィルムの製造方法を提供することを目
的とする。 【構成】本発明に係わる蒸着材料はかさ比重が2.5g
/ml以上のマグネシュウム酸化物である。このようなマ
グネシュウム酸化物は、マグネシュウム酸化物原料を例
えば焼結あるいは溶融することにより得ることができ
る。ガスバリアー性の透明バリアーフィルムを製造する
場合は、このマグネシュウム酸化物を真空蒸着法により
透明プラスチックフィルム上に蒸着する。 【効果】蒸着材料の体積収縮・亀裂の発生がなく、蒸着
の安定化が図られ、かつ長時間の蒸着が可能となる。さ
らに電子ビームの高出力化が可能となる。蒸着材料内部
の気孔が少ないため排気時間の短縮化が図られ、かつ真
空度も安定する。さらに、蒸発時におけるスプラッシ
ュ、飛び散りがなく、均一でピンホールのない透明バリ
アーフィルムを製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマグネシウム酸化物薄膜
を真空蒸着法特に、EB(エレクトロンビーム)蒸着法
及びEB蒸着を用いたイオンプレーティング法で形成す
る際に用いる蒸着材料、及び、かかる蒸着材料を用いた
真空蒸着法によるガスバリアー性(特に酸素,水蒸気に
対して)に優れた透明バリアーフィルムの製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】マグネシウム酸化物の蒸着、及びその薄
膜は、精密関連,電気関連,包装関連などの多種多様の
分野,用途で利用されている。
【0003】従来、マグネシウム酸化物薄膜を真空蒸着
法によって形成する場合、その蒸着材料には、金属マグ
ネシウム(反応ガスとして酸素を用する),粉末マグネ
シウム酸化物,この粉末のプレス成形物等が用いられて
いた。
【0004】しかし、従来の金属マグネシウムでは、加
熱蒸発したマグネシウム蒸気と酸素ガスを反応させてマ
グネシウム酸化物膜を成膜する為、組成制御が難しく、
また、成膜速度はマグネシウム蒸気と酸素ガスの反応速
度が律速となるため、高速での蒸着が難しいという欠点
があった。
【0005】また、従来の酸化マグネシウム粉末材料
は、かさ比重が約1.5g/ml以下、粒径10μm以下
のものがほとんどである。従ってルツボあるいはハース
に緻密な充填ができないため、材料内部の残存ガスが多
く、排気速度が遅く、真空度も悪いという欠点があっ
た。更に充填密度が低い為に、電子ビームの照射による
材料の穴堀れ速度が速く、長時間の蒸着には適さないと
いう欠点があった。また、電子ビームの出力を上げた場
合、スプラッシュ,材料の飛び散りなどにより蒸着が不
安定となる欠点があった。この粉末材料は化学的に十分
に不活性ではなく、反応面積が大きい為、水分,炭素等
の吸着、変質が起こり易く、材料の保存状態上(ライフ
タイム)の問題がある。この吸着、変質した材料に電子
ビームを照射した場合、材料の体積収縮,スプラッシュ
が発生し易く、蒸着が不安定となる問題もある。
【0006】これらの問題点を解決する手段として、従
来、粉末のプレス成形物が用いられている。このプレス
成形物はホットプレス法等で製造されるが、かさ比重
2.5g/ml程度が上限である。この材料は粉末に比
べ、かさ比重が大きくなり、穴堀れ速度が若干改良され
たが、電子ビームを照射した時はすぐに体積収縮及び亀
裂が生じ、この時、内部に閉じ込められていた残存ガス
が発生する為、真空度がバラツクという問題がある。ま
た、砕けた成形物は、形状・大きさがバラバラであり、
電子ビーム照射面が凹凸状となる為に蒸発速度が不安定
になったり、小さく砕けた成形物の破片は、スプラッシ
ュの原因にもなる問題があった。特にバインダーを用い
て固められた成形物の場合は、体積収縮や脱ガスの発生
があり、蒸着がより不安定となる。
【0007】また、粉末をプレス成形する為には、材料
の製造工程の増加や、ルツボやハース形状からくる成形
物の形状の問題などにより、材料コストが大幅に高くな
る。更に、かさ比重を上げる為に、温度を上げると、マ
グネシウム酸化物が還元され、また圧力を上げるには、
プレス型の耐圧性が問題となり、製造コストが極端に高
くなる。
【0008】このような粉末及びプレス成形物材料を用
いた場合、これまでに述べた様な問題が蒸発源で発生す
る事によって、次の様な多くの問題が透明バリアーフィ
ルム自体に発生する。スプラッシュ粒により、蒸着フィ
ルムにピンホールが発生すること、不安定な蒸発により
フィルム上の膜厚の不均一となること、電子ビーム出力
を上げられない為に、十分な蒸発速度が得られず、その
結果ウエブスピードを上げた高速蒸着ができないこと、
材料の穴堀れにより、長時間の蒸着ができないことなど
の問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、蒸着材料の
スプラッシュ,飛び散りが少なく、蒸発速度が安定で、
良好かつ安定な真空度が得られ、穴堀れ速度も遅いな
ど、長時間の安定な蒸発を行うことができ、さらに、電
子ビーム出力を上げても同様に安定な蒸発が行えるなど
蒸着適性に優れ、更には、保存性、耐久性の優れている
真空蒸着用マグネシウム酸化物蒸着材料を提供すること
を目的とする。
【0010】さらに本発明は、かかる蒸着材料を用い、
真空蒸着法により、ピンホールがなく膜厚の均一な透明
バリアーフィルムの製造方法を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、蒸着材料として、かさ比重が大きいマグネ
シウム酸化物を用いるという手段を採用した。
【0012】すなわち、本発明は、真空蒸着法によって
マグネシウム酸化物薄膜を形成する際に用いられるマグ
ネシウム酸化物蒸着材料であって、該蒸着材料がかさ比
重2.5g/ml以上のマグネシウム酸化物であることを
特徴とする蒸着材料を提供するものである。
【0013】このようなかさ比重が大きいマグネシウム
酸化物は、マグネシウム化合物を成形及び焼成して得る
ことができる。
【0014】さらに、本発明は、このかさ比重が大きい
蒸着材料を真空蒸着法により透明プラスチックフィルム
基体上に蒸着してマグネシウム酸化物薄膜を形成するこ
とを特徴とする透明バリヤーフィルムの製造方法を提供
するものである。
【0015】
【作用】本発明は、蒸着材料として、かさ比重2.5g
/ml以上のマグネシウム酸化物を用いるから、蒸着材料
のスプラッシュ,飛び散りが少なく、蒸発速度が安定
で、良好かつ安定な真空度が得られ、穴堀れ速度も遅い
など、長時間の安定な蒸発を行うことができ、さらに、
電子ビーム出力を上げても同様に安定な蒸発が行える。
【0016】さらにピンホールがなく膜厚の均一な透明
バリアーフィルムを得ることができる。
【0017】
【実施例】本発明の蒸着材料は、次の様な方法で作られ
る。
【0018】(方法1) 海水または苦汁にNaOH,
Ca(OH)2 などのアルカリ物質を加えて沈降分離し
たMg(OH)2 を、水洗,脱水,ろ過等の精製工程を
経た後Mg(OH)2 ケーキを成形して焼成釜等で焼成
して焼結マグネシウム酸化物を得る。
【0019】焼成温度は、通常1000〜2500℃で
よいが、蒸着時の熱による体積収縮及び亀裂・粉砕を抑
制する為に、好ましくは1200℃以上、より好ましく
は1600℃以上で焼成するのが良い。つまり、前述の
体積収縮亀裂等の原因は、蒸着材料のかさ比重が小さい
程起り易く、これらを抑制するためには、かさ比重2.
5g/ml以上に緻密にする必要があり、その為にも16
00℃以上で焼成するのがより好ましい。
【0020】得られる焼結マグネシウム酸化物の純度
は、蒸着膜の用途によって任意に変えてもかまわない
が、透明バリアーフィルムの製造に関しては、不純物成
分による影響も大きいが、60%以上の純度でも透明バ
リアー性能を保持できる。しかし、不純物含有量が多い
場合、蒸着時の熱でルツボあるいはハース内で蒸着材料
が半溶融状態になったり、また、体積収縮,亀裂,粉砕
更に飛び散り等が発生しやすくなり、蒸気種成分,蒸発
量も不均一となりやすい。従って、蒸発源にて安定した
蒸発を行う為にも、また、成膜された蒸着膜の性能(透
明性,バリアー性を含む)の安定化の為にも、蒸着材料
は高純度で、均一組成であることが好ましく、具体的に
は純度は好ましくは95%以上、より好ましくは99%
以上が良い。
【0021】高純度な焼結マグネシウム酸化物を得る為
には、焼成前の精製工程,原材料(成形品)の純度にも
大きく左右されるが、焼成温度もより高い方が良い。従
って高純度の蒸着材料を得る為にも焼成温度は好ましく
は1600℃以上が良い。
【0022】得られる焼結マグネシウム酸化物のかさ比
重は、前述した様に、より緻密な材料とするため、2.
5g/ml以上、より好ましくは、3.3g/ml以上が良
い。
【0023】また、1次粒径つまり、MgO結晶径(ペ
リクレース粒径)は、より大きい方が結晶度がよくなる
ことによって反応面積が小さくなり、化学的に不活性と
なっていく。
【0024】つまり、水蒸気,炭酸ガス等に対して抵抗
性が強くなる。この結晶径は、焼成温度が主要因とな
り、高温の方が結晶径は大きくなる。前述した焼成温度
の範囲にて焼成された焼結マグネシウム酸化物の結晶径
は数十μm〜数百μmに成長しており、化学的にほとん
ど不活性になっている。従って、特にこの製造方法で作
られた焼結マグネシウム酸化物の場合は、1次結晶粒径
について特に制限はない。
【0025】2次粒径、つまり、焼結粒径は、ルツボあ
るいはハースに充填された材料が成膜される基材に対し
てフラットである事つまり、材料表面からの蒸気量が、
材料粒のどこに電子ビームがあたっても基材への到達蒸
発量のバラツキが小さい粒径、更に材料が昇華して減っ
ても蒸気の雲が、材料にかくれない大きさを上限とし、
下限は、電子ビームの出力を上げても飛び散らない大き
さ、つまり、電子ビーム径より大きい材料を選ぶのが良
い。従って、2次粒径は0.1mm〜100mmの範囲、好
ましくは、1mm〜50mmの範囲が良い。この位の大きさ
の場合、電子ビームによっても体積収縮・亀裂・粉砕が
起り難いため安定した昇華が得られる。
【0026】他の製造方法を列挙すると以下の通りとな
る。
【0027】(方法2) (方法1)の製造方法の工程
途中で得られるMg(OH)2 を1000℃以下の温度
で軽焼すると、粉末マグネシウム酸化物が得られる。こ
の粉末を再度加圧成形及び(方法1)の製造方法と同様
に焼成する方法。
【0028】(方法3) (方法2)の途中で得られる
粉末のみでなく、塩化マグネシウムを熱分解して得たマ
グネシウム酸化物、金属マグネシウムを燃焼させて酸素
と反応させてマグネシウム酸化物粉末等を、再度加圧成
形及び(方法1)の製造方法と同様に焼成する方法。
【0029】(方法4) 天然マグネサイト鉱を焼成し
て焼結マグネシウム酸化物を得る方法。
【0030】本発明の蒸着材料は、次の様なタイプの材
料でも良い。
【0031】(方法I) 原料として、マグネシウム酸
化物のほか、水酸化マグネシウム,炭酸マグネシウム等
のマグネシウム化合物、あるいは上記(方法1)〜(方
法4)にて得られた焼結マグネシウム酸化物を、さらに
電気炉でアーク溶融し、凝固させた電融マグネシア。
【0032】(方法II) (方法I)と同様の原料を用
いて、更に、焼成して得られる焼結マグネシウム酸化物
(レンガ,セラミック)。
【0033】次に、本発明における、透明バリアーフィ
ルムの製造方法について、以下、図面を参照して説明す
る。
【0034】まず、本発明において、透明プラスチック
フィルムの薄膜が透明バリアーフィルムの支持体として
用いられる。この透明プラスチックフィルムはガスバリ
アー性のバラツキのない薄膜を成膜する為、連続走行可
能な長尺のフィルムであることを要する。このような長
尺のプラスチックフィルムは巻取りロールの形で供給さ
れる。
【0035】かかる透明プラスチックフィルムとして
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン等のポ
リオレフィン;ポリスチレン;ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン−
2,6−ナフタレ−トなどのポリエステル;ナイロン−
6、ナイロン−12、芳香族ポリアミド等のポリアミ
ド;ポリカーボネイト;ボリ塩化ビニル;ポリ塩化ビニ
リデン;ポリイミド等が使用できる。また、これらを構
成するモノマーの共重合体または他のモノマーとの共重
合体であっても良い。また、フィルムは公知の添加剤、
例えば帯電防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤、滑剤、着色
剤等を含むものであっても良い。プラスチックフィルム
は、強度、伸度、熱特性、寸法安定性等の点で延伸した
フィルムが好ましいが、未延伸のものであっても良い。
【0036】この透明プラスチックフィルムの厚さに制
限はないが、3〜400μmの範囲のフィルムが使用で
きる。機械的強度とフレキシビリティの点から5〜20
0μmの範囲のフィルムが好ましい。
【0037】マグネシウム酸化物から成る薄膜の成膜に
先立ち、透明プラスチックフィルムの薄膜製膜面に、コ
ロナ放電処理、火災処理、プラズマ処理、グロー放電処
理などの表面処理を施しても良い。公知のアンカーコー
ト処理を施しても良い。また、成膜の前後に帯電防止除
去処理を施しても良い。
【0038】この成膜方法は例えば、図1に示す装置を
使用して行うことができる。図1において、装置全体は
ポンプ11の排気により10-4〜10-6Torrの真空
度に維持されている。長尺の透明プラスチックフィルム
は巻出しロール1に巻き取られており、連続的に巻き出
されて、順次ダンサーロール2、エキスパンダーロール
3を経て冷却ロール4の位置で、この冷却ロール4を抱
くように走行しながら、その表面にマグネシウム酸化物
から成る蒸気が接触し、この蒸気は冷却されて長尺の透
明プラスチックフィルム表面に凝縮し、マグネシウム酸
化物薄膜が製膜される。
【0039】薄膜形成原料(蒸着材料)Sは、かさ比重
2.5g/ml以上の焼結マグネシウム酸化物からなり、
ロール4直下に配置された蒸発源容器10から供給され
る。蒸発源容器10に収容された焼結マグネシウム酸化
物は電子ビームにより加熱され、蒸発して気体となり、
冷却ロール4方向に移動する。この冷却ロール4に冷却
された透明プラスチックフィルムの表面に到達した蒸気
は接触して冷却され、その表面に凝縮して、マグネシウ
ム酸化物の薄膜を形成する。
【0040】このようにしてマグネシウム酸化物薄膜が
被覆された透明プラスチックフィルムは、再びエキスパ
ンダーロール3、ダンサーロール2を経て巻き取りロー
ル9に巻き取られる。なお、本図中、61および62は
酸素、不活性ガス等のガス供給源、71および72はマ
スフロコントローラー、9は巻取りロールをそれぞれ示
している。
【0041】なお、加熱されて気体状態となったマグネ
シウム酸化物が、透明プラスチックフィルムに到達する
前に、酸素ガスあるいは酸素ガスを含む混合ガスにより
アシスト蒸着を行ってもよいし、あるいは、酸素ガスあ
るいは酸素ガスを含む混合ガスにより、高周波,マイク
ロ波等を用いてプラズマ状態をつくり、イオンプレーテ
ィングを行い、透明度の改善を図ってもかまわない。
【0042】このようにして得られるマグネシア酸化物
薄膜はMgOの組成からなることが望ましいが、通常は
このほか、Mg,Mg2 O,Mg2 2 ,Mg2 3
どを含む。
【0043】このマグネシウム酸化物薄膜は、50〜5
000オングストロームの厚さを有することが望まし
い。50オングストローム未満ではガスバリアー性が十
分でない。5000オングストロームを超えるとマグネ
シウム酸化物薄膜の可撓性が著しく低下し、屈曲により
マグネシウム酸化物薄膜にクラックが生じ易く、クラッ
クの発生によりガスバリアー性の劣化,バラツキを生じ
る結果となる。
【0044】また、得られた透明バリヤーフィルムのマ
グネシウム酸化物薄膜表面にヒートシール性樹脂層を設
けた積層材料とすることによりフレキシビリティ、透明
性、ガスバリヤー性を有する包装材料とすることがき
る。この場合のヒートシール性樹脂層としては、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合
体等のポリオレフィンまたはオレフィン共重合体が使用
でき、積層方法はこのヒートシール性樹脂から成るフィ
ルムを接着剤を介して透明バリアーフィルムのマグネシ
ウム酸化物薄膜面に積層しても良いし、このシートシー
ル性樹脂を押し出し機内部で溶融して透明バリヤーフィ
ルムのマグネシウム酸化物薄膜面に押し出しコーティン
グして積層しても良い。
【0045】上述のように、かさ比重2.5g/ml以上
のマグネシウム酸化物を蒸着材料として用いることによ
り、次の様な特徴が認められた。
【0046】(イ) マグネシウム酸化物の微粒子間の
結合が強くなり、材料そのものが固く緻密なものとなっ
た為、電子ビームを照射されても脱ガス等による影響で
体積収縮・亀裂が発生しなくなる(すなわち蒸着が安定
化が図れる)。
【0047】(ロ) 体積収縮・亀裂が発生しなくなっ
たことで、電子ビームが急に新しい材料面に照射される
事がなくなった為、スプラッシュ,飛び散りが極端に減
少する(すなわち電子ビームの高出力化が可能とな
る)。
【0048】(ハ) 蒸着材料が緻密になった為、材料
の穴堀れ速度が極端に減少する(すなわちロングランが
可能となる)。
【0049】(ニ) 蒸着材料内部の空孔,気孔がほと
んどなくなった為、排気時の脱ガスが極端に減少する
(すなわち排気時間が短縮化が図れる)。
【0050】(ホ) 蒸着材料内部の残存ガスが少な
く、更に電子ビーム照射時に亀裂・粉砕がない為、真空
度が安定する。
【0051】(ヘ) 1次粒子(クリスタッド結晶)径
が大きくなり、化学的に不活性となっている為、材料の
保持状態を特定することがなくなり、更にライフタイム
が長くなる。
【0052】焼結マグネシウム酸化物を蒸着材料として
用いて、透明プラスチック基体上に、マグネシウム酸化
物薄膜を設ける事で、次の様な特徴が認められた。
【0053】(チ) スプラッシュ,飛び散りがほとん
どなくなった為、ピンホールのない透明バリアーフィル
ムが得られる。
【0054】(リ) 安定した蒸発を行える為、膜厚の
均一性が良くなり、安定したバリアー性を有する透明バ
リアーフィルムが得られる。
【0055】(ヌ) 電子ビーム出力をかなり上げても
安定に蒸発する為、透明バリアーフィルム用ウェブの高
速供給が可能となる。
【0056】(ル) 材料の穴堀れが遅い為、蒸着時間
が著しく長くなり、1バッチで大量の透明バリアーフィ
ルムが得られる。
【0057】以下図面を参照して実施例および比較例を
説明する。なお、装置は図1に示すものを使用した。
【0058】使用したマグネシウム酸化物は次のもので
ある。
【0059】 材料 タイプ 純度 かさ密度 粒径 (%)( g/ml) (cm) 実施例1 A 焼結マグネシウム酸化物 99.9 2.55 0.5 〜1.5 (方法1に基づく) 〃 2 B 〃 99.0 2.55 〃 ( 〃 ) 〃 3 C 〃 99.9 3.0 〃 ( 〃 ) 〃 4 D 〃 99.9 3.5 〃 ( 〃 ) 〃 5 E 〃 99.9 3.1 〃 (方法2に基づく) 〃 6 F 〃 99.9 2.8 〃 (方法3に基づく) 〃 7 G 〃 99.9 3.3 〃 (方法4に基づく) 〃 8 H 電融マグネシウム酸化物 99.0 3.5 〃 (方法Iに基づく) 〃 9 I マグネシウム酸化物レンガ 99.0 3.48 〃 (方法 II に基づく) 比較例1 J 粉末マグネシウム酸化物 99.9 0.35 微粉 (軽質マグネシア) 〃 2 K 粉末マグネシウム酸化物 99.9 1.02 微粉 (重質マグネシア) 〃 3 L プレス成形マグネシウム酸化物 99.9 1.78 ルツボ形状 成形体 〃 4 M 〃 99.9 2.40 〃 (注) マグネシウム酸化物レンガとは、焼結体マグネ
シウム酸化物を更に焼成したもの。
【0060】<実施例1>蒸発源容器10に薄膜形成原
料(蒸着材料)Sとして、上記材料Aを設置し、巻出ロ
ール1に厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフ
ィルム(PET)Bをセットし、装置全体を5×10-5
Torrの真空度まで排気した。
【0061】次いでこのPETフィルムBを図1に示す
様にダンサーロール2、エキスパンダーロール3、冷却
ロール4、エキスパンダーロール3の順に走行させ、巻
取りロール9に巻き取った。
【0062】また、冷却ロール4直下に配置された上記
蒸発源容器10を電子ビーム出力、15kWまで徐々に
加熱した。この時の蒸発速度は水晶発振式モニターで測
定し、このモニタリング値に対してPETフィルム上に
成膜されるマグネシウム酸化物の膜厚が1000オング
ストロームになるように、巻き取り速度を調整した。
【0063】この時の、蒸発源の材料Aについて、体積
収縮,亀裂,粉砕等の電子ビーム照射時の材料挙動。ま
た、スプラッシュ,飛び散り等の蒸発状況を観察した。
更に、蒸発速度の安定性,真空度の安定性を合わせて、
蒸発安定性として評価した。
【0064】得られたマグネシウム酸化物蒸着フィルム
の透明バリアーフィルムとして性能を以下の様に評価し
た。
【0065】透明性…外観チェック 酸素バリアー性…MOCON OXTRAN・10/5
0A(MODERNCONTROLS社製装置)により
25℃−100%RH、流れ方向でn=5以上測定し、
その平均値をとった。
【0066】水蒸気バリアー性…MOCON PARM
ATRAN−W6(MODERN CONTROLS社
製装置)により40℃−90%RH、流れ方向でn=5
以上測定し、その平均値をとった。
【0067】これら蒸発安定性及び物性評価の結果を表
1に示す。
【0068】<実施例2、3、4、5、6、7、8、9
>蒸発源材料に、それぞれ材料B、C、D、E、F、
G、H、Iを設置したほかは、実施例1と同様に行っ
た。これらの蒸発安定性及び物性評価の結果を表1に示
す。
【0069】<比較例1、2、3、4>蒸発源材料とし
て上記材料J、K、L、Mを設置したほかは、実施例1
と同様に行った。これらの蒸発安定性および物性評価の
結果を、表2に示す。
【0070】
【表1】
【表2】 ※1 電子ビームが照射された瞬間から、ルツボ内で材
料が体積収縮し、飛び散る。つまり、材料は蒸発せず、
真空度もかなり悪くなった。
【0071】※2 材料D(比較例1)より低いPow
er時は安定した蒸発状況だったが、Powerが高く
なるにつれて、蒸発が不安定になっていった。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、蒸発安定性の向上によ
り、電子ビーム出力を上げることができ、高い蒸発速度
が安定して得られる。それにより、透明バリアー性を損
なうことなく高速巻き取り蒸着を安定して行うことがで
きる。
【0073】さらに、穴堀れ速度の減少により、長時間
の蒸着が可能となり、1バッチにおける蒸着加工量を大
幅に増すことができる。また、脱ガス・残留ガスが少な
く、排気速度が上がり、排気効率の向上を図ることがで
きる。さらに、蒸着材料が粒状である為、取り扱いが簡
単で作業性が向上するとともに、蒸着材料が化学的に安
定である為、保存環境を特定せずとも、蒸着材料として
の寿命を著しく延ばす事ができる。
【0074】以上のようなことから、透明バリアーフィ
ルムの製造を含めた、マグネシウム酸化物薄膜の生産性
の向上,加工コストの低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の透明バリアーフィルムの製造方法に用
いられる装置の模式図。
【符号の説明】
1…巻出しロール 11…ポンプ 2…ダンサーロール 3…エキスパンダーロール 4…冷却ロール 61…供給源(ガス) 62…供給源(ガス) 71…マスフロコントローラー 72…マスフロコントローラー 9…巻取りロール 10…蒸発源容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関口 守 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 加納 満 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 トーマス・クルーク ドイツ連邦共和国 ハーナウ 1・ヒルシ ュシユトラーセ 19 (72)発明者 ゲルハルト・シュタイニガー ドイツ連邦共和国 ローネブルグ 1・フ ェルトシユトラーセ 8 (72)発明者 アンドレアス・マイヤー ドイツ連邦共和国 ブフリンゲン・ザイテ ンハルデ 124/1

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空蒸着法によって、マグネシウム酸化
    物薄膜を形成する際に用いられる蒸着材料であって、該
    蒸着材料がかさ比重2.5g/ml以上のマグネシウム酸
    化物であることを特徴とする蒸着材料。
  2. 【請求項2】 前記蒸着材料が、焼結体マグネシウム酸
    化物であることを特徴とする請求項1記載の蒸着材料。
  3. 【請求項3】 前記焼結体マグネシウム酸化物が、マグ
    ネシウム化合物を焼結して得られたものであることを特
    徴とする請求項2記載の蒸着材料。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3記載の蒸着材料を真空蒸着
    法により透明プラスチックフィルム基体上に蒸着してマ
    グネシウム酸化物薄膜を形成することを特徴とする透明
    バリヤーフィルムの製造方法。
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