JPH0531140B2 - - Google Patents

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JPH0531140B2
JPH0531140B2 JP57198697A JP19869782A JPH0531140B2 JP H0531140 B2 JPH0531140 B2 JP H0531140B2 JP 57198697 A JP57198697 A JP 57198697A JP 19869782 A JP19869782 A JP 19869782A JP H0531140 B2 JPH0531140 B2 JP H0531140B2
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JP57198697A
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Masaichiro Tachikawa
Toshiharu Sasaki
Yasuo Nishiwaki
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、原稿面像を普通紙上に複写する、い
わゆるカールソンプロセスを用いた電子写真装
置、さらに詳しくは原稿面上の任意の原稿面像部
分を複写面上の所望の位置に移動させて複写画像
を形成することができる電子写真装置に感するも
のである。
従来例の構成とその問題点 カールソンプロセスを用いた従来の電子写真装
置の一例の要部概略構成を第1図に示す。第1図
において、感光体10は複写を行なう時には矢印
12の方向に回転しており、まず、帯電器14か
らのコロナ放電によつて表面に一様な電荷が付与
される。原稿16の原稿面18は原稿照射手段と
しての螢光灯20によつて光照射され、レンズ効
果を有するオプテイカルフアイバー22などの結
像光学系を通して感光体10上にその反射像を結
像し、感光体10の回転に同期して原稿16を右
方向に送ることによつて原稿面18の右端から左
端に順次、上記原稿面像が上記感光体10上に露
光されていく。現像器24では上記原稿面像の露
光によつて感光体10上に生じた静電潜像の電荷
分布に従つてトナーが付着し、感光体10上に顕
像が形成される。この顕像が転写帯電器25によ
つて普通紙11に転写されて複写画像ができるの
であるが、ここで、この従来例の電子写真装置で
原稿16の右端部26を始点として螢光灯20に
よる原稿面光照射が開始され、この原稿面光照射
開始と同期して上記原稿16の右方向への送り
と、感光体10の矢印12方向への回転が開始さ
れるようになつており、これにより、原稿面像の
すべてが、1対1に対応して感光体10上に露光
されていくようになつている。従つて、原稿面上
で右端部25からある位置関係に存在する原稿像
部分は感光体10上でも常に、原稿面上における
と同じ位置関係に露光され、複写画像でも又同様
の位置関係が保たれる。
一方、あるいは原稿面を複写するに際して、そ
の原稿面の特定部分、たとえば右端部26の近傍
にある原稿像部分を複写画像の中央部に移行す
る、あるいは逆に原稿面の左端部28の近傍にあ
る原稿像部分を右端部26の方向へ移行するとい
う操作がしばしば必要になることがあり、このよ
うな場合、大体の見当で原稿16の螢光灯20に
対する位置を手操作でずらしつつ所望の複写画像
位置が得られるまで何回かの複写動作を繰り返し
たりするのが通例で、複写時間ならびに費用を空
費し、また、結果的に望ましい複写画像が得られ
にくいなどの問題点が存在していた。
発明の目的 本発明は、そのような従来例の問題点を解決す
るものであり、原稿は原稿照射手段や結像光学系
に対して常に所定の位置に載置されていながら、
上記原稿の原稿面像の任意の位置にある原稿像部
分を所望位置にまで移行した複写画像を得ること
ができる電子写真装置を提供することを目的とし
たものである。
発明の構成 本発明の電子写真装置は、原稿照射手段が原稿
面の走査を開始する時刻と、原稿面像を順次結像
していくための感光体の走査開始時刻との遅れま
たは進みの位相を制御するための位相制御手段を
具備し、上記位相制御手段によつて、上記原稿照
射手段が原稿面照射を開始する照射端部と上記感
光体が原稿面像の結像を開始する受光端部とを互
いに遅らせ、あるいは進めることができるように
構成し、もつて原稿面上の任意の位置にある原稿
像部分を所望位置まで移行した複写画像を得るこ
とができるようにしたものである。さらに原稿面
上の指定された位置を検出するための位置検出手
段を具備することによつて、原稿上の移行したい
原稿像部分を正確に指定できるようにすることが
できるものである。また、上記制御部を、上記作
像本体部の原稿照射手段ならびに感光体の駆動手
段、及び位置検出手段に電気的にのみ結合し、構
造的には上記作像本体部とは別体に構成し、作像
本体部とは離れた別体の、上記制御部に原稿像の
感光体に対する遅れ、あるいは進みの量を指定す
る調整量指定手段を設けることによつて、上記の
複写画像位置調整の機能を得るための指示操作
を、通常の複写機能を指示選択する操作と切り離
して、作像本体部とは離れた位置で別の構造体を
用いて的確に、かつ集中的に行うことができるよ
うに構成している。
実施例の説明 以下、本発明の実施例を図面と共に説明する。
第2図は本発明の電子写真装置の一実施例の要部
構成を示す概念図である。第2図において、原稿
16はその原稿面18を下にして原稿台30上に
載置されており、この原稿台30は第1の駆動力
伝達機構1を介して原稿台用の駆動モータ2と結
合されており、この駆動モータ2により原稿面1
8を、原稿面照射が開始される照射端部である右
端部26から原稿面照射が終了する左端部28ま
での区間にわたつて矢印32の方向に往復動させ
ることができる。感光体10は第2の駆動力伝達
機構3を介して感光体用の駆動モータ4と結合さ
れており、この駆動モータ4により上記感光体1
0を矢印12の方向に回転駆動することができ
る。なお、感光体10上に形成された顕像が転写
されて複写像を表わす複写用紙11は、通常の複
写を行なう場合に原稿面18の右端部26が、複
写用紙11の端部と略一致するように感光体10
の回転に対して一定の同期関係をもつて給紙なら
びに搬送されるのは従来例と同様である。従つて
円筒状の感光体10の直径がいかに大きくても、
この感光体が回転駆動される時の位相状態が定ま
れば複写用紙と対応する感光体部分は一義的に定
まり、この感光体部分の大きさが、通常は原稿面
18の大きさと同等であることはいうまでもな
い。
本発明でいう原稿像部分の移動は、上記の複写
用紙と対応する感光体部分内における原稿面像の
移動を行なうものであり、以下の説明においては
感光体10において複写用紙11と対応する上記
部分を取り上げて説明する。また、第2図で上記
駆動モータ2および駆動モータ4は位相制御手段
を構成する位相制御回路5に接続されており、こ
の位相制御回路5は原稿台30および感光体10
を回転駆動するについて上記駆動モータ2および
駆動モータ4の駆動開始時刻を任意に設定でき、
これによつて原稿台30と感光体10との駆動位
相を制御することができる。
第2図において通常の複写を行なう場合には、
原稿面18の右端部26がオプテイカルフアイバ
ー22と対向する露光位置にある時に螢光灯20
を点灯し、これらの蛍光灯20とオプテイカルフ
アイバー22から成る原稿照射手段の位置は固定
化され状態で、上記駆動モータ2と駆動モータ4
とによつて、それぞれ原稿台30と感光体10等
速で同期させつつ駆動する。これによつて原稿面
18の右端部26から左端部28まで順次上記原
稿面像が感光体10上に露光されて行き、原稿面
像と1対1に対応した複写像が得られることにな
る。ここで、第3図に原稿面18と、この原稿面
18の原稿面像の露光を受ける感光体10上の位
置関係を模式的に表わす。上述した通常の複写は
第3図のaの状態に相当し、原稿面18上の照射
端部としての右端部26と感光体10の受光端部
34とが同位相で対応し、左端部28までの原稿
面像のすべてが感光体面と対応し、上述した如
く、この感光体面が複写用紙に対応している。従
つて、この場合には原稿面18上における始点位
置画像36、中央位置画像38、終点位置画像4
0が、それぞれ複写面上の始点位置、中央位置、
終点位置に写像されることはいうまでもない。
今、上記原稿面18上の終点位置画像40を複
写面上の中央位置近傍に移動させようとすれば、
第3図のbのように上記受光端部34を原稿面1
8の右端部26に対して距離l1だけ遅らせてやれ
ばよい。このためには、第2図において、螢光灯
20を点灯し、右端部26から原稿照射を行なう
について上記位相制御回路5によつて、まず上記
駆動モータ2のみを駆動して原稿面の走査を開始
し、原稿面上の距離l1だけの走査を行なつた後に
上記駆動モータ4を駆動させてやればよい。前述
のように、複写用紙は感光体の駆動と一定関係を
もつて、同期供給されているので、上記終点位置
画像40が中央部に位置する露光状態の顕像が転
写されることになる。この時、感光体の終端側に
は長さl1にわたつて原稿面像の露光を受けない部
分が生じる。同様に、原稿面18の始点位置画像
36を複写面上の中央位置近傍に移動させるため
には、まず、駆動モータ4によつて感光体10の
みの駆動を開始し、上記始点位置画像36を移動
させたい距離l2だけ感光体10みを駆動した後に
上記駆動モータ2を駆動することによつて第3図
のcのような原稿面露光の状態をつくつてやれば
よい。この時、感光体の始端側には長さl2にわた
つて原稿面像の露光を受けない部分が生じる。こ
の原稿面像の露光を受けない部分については、も
し全く露光を受けなければ複写画面上で、いわゆ
るベタ黒の状態になり、複写の美しさを損うこと
になる。従つて、第3図のbの場合には原稿露光
が終わつた後の距離l1、cの場合には感光体走査
が開始されてから距離l2の間、それぞれ螢光灯2
0を点灯させることによつて感光体10への白露
光を行ない、複写画面上において不要原稿部分を
消去したかの如くしておくが複写画像も美しく望
ましい状態になる。そして第3図の11及び12の距
離において蛍光灯20を点灯しない場合、反転現
像法でベタ黒のない有効な不要原稿部を形成する
ことが出来る。また点灯しない場合として感光体
10のうえに11及び12の距離において帯電させな
いことも同様にベタ黒の防止をすることが出来
る。また原稿面像のある原稿部分を複写画面上で
移動させるについては、その移動量が所要値に設
定できるのが望ましく、移動量は上記駆動モータ
2と駆動モータ4の駆動位相のずれによつて定ま
るのであるから、この駆動位相のずれ量を指定す
るためのずれ調整量指定手段(図示せず)を上記
位相制御回路に設けておくと便利である。さら
に、上記駆動位相のずれ量は上記駆動モータ2と
駆動モータ4の駆動開始の時間ずれ量をもつて調
整・指定することも可能であるが、複写をとると
いう作業の上からは原稿面上における等価的な原
稿面像の移動距離をもつて指定するようにする方
が目的とする複写画像が得られやすく便利であ
る。
第4図は本発明の他の実施例の要部構成を示す
斜視図である。第4図において、螢光灯20と現
像器24との間に感光体10を直接的に光照射す
る感光体照射手段として多数個の発光ダイオード
42が上記感光体10の幅方向に沿つてアレイ状
に設けられている。発光ダイオード42の発光量
は発光ダイオードへの通電電流の量によつて任意
に設定することができ、この通電電流量を制御す
るための照射制御手段としての制御部44がフレ
キシブル配線板43を介して上記発光ダイオード
42に接続されている。上記制御部44には、さ
らに原稿16を載置し、この原稿16の原稿面1
8上で指定された位置を検出するための位置検出
板46と、上記原稿面18上の位置を指定するた
めの指示ペン48とがそれぞれフレキシブル配線
板47、コード49を介して接続されている。上
記位置検出板46には第5図に示すように座標原
点50を原点としてX軸、Y軸からなる直交座標
が形成されている。上記X軸およびY軸は、所要
の間隔をもつて分割されており、このX軸、Y軸
によつて定められる上記位置検出板46上のXY
平面内の位置を座標づけすることができる。原稿
16はその一端を上記座標原点50に合致させ、
原稿面18を上向きにし、かつ原稿の稜が上記X
軸、Y軸に沿うように上記位置検出板46上に載
置される。
次に、上記指示ペン48による上記位置検出板
46上のXY平面内における位置指定の一例を第
5図で説明する。まず、上記指示ペン48によつ
て2点A(X1、Y1)、B(X2、Y2)なる位置で上
記位置検出板46を押圧することにより、上記2
点A、Bが上記制御部44に入力され、この入力
に基いて第5図に斜線で示した点A(X1、Y1)、
C(X2、Y1)、B(X2、Y2)、D(X1、Y2)で囲ま
れた矩形領域を指定位置として演算し、記憶す
る。この制御部44は、さらに第2図で示した位
相制御回路5に接続されており、上述の如くして
原稿面18上で指定された矩形領域ACBDの位
置信号を上記位相制御回路5に伝送し、駆動モー
タ2および駆動モータ4の駆動位相制御を行な
う。
上述のようにして原稿面上での位置指定がなさ
れた原稿16は原稿面18を原稿載置面に向ける
ようにして原稿台30上に移しかえられる。この
時、上記原稿載置面には原稿面像の感光体10へ
の露光に際して原稿台30の位相と感光体10の
位相とが一致する始点52を原点としてX′軸、
Y′軸によつて形成される直交座標が形成されて
おり、原稿16を移送するについて上記位置検出
板46上の座標原点50に合致させた原稿16上
の端点、X軸、Y軸に合致させた原稿16の稜を
それぞれ始点52、X′軸、Y′軸に合致させるこ
とによつて、上記位置検出板46上の座標と原稿
台30上の座標の一致性ならびに原稿台30上の
始点52と感光体10との位相の一致性を保つこ
とができる。
このようにして原稿台30上に移送され原稿1
6に対して上記矩形ACBDの辺または辺
を原稿台30上のY′軸方向に沿つて、どれだけ
移動するかを示す移動量を位相制御手段に設けら
れたずれ調整量指定手段によつて指定して所要の
原稿像移動を行なうことができる。また、このよ
うに指定位置を座標化すると、この指定位置座標
と、たとえば複写画面上での中央位置に対応する
座標位置とを制御部44において比較し、上記指
定位置を複写画面上での中央位置に移動するため
に必要な移動量を算出することができる。従つ
て、移送制御回路5に、たとえば中央位置へ移動
するというような移動先の位置をプリセツトしう
る移動調整量指定手段を設けておくと複写画像作
成上便利である。この移動量をプリセツト指定す
る方法としては、この他にも原稿面上での移動距
離をプリセツトしたいくつかの選択釦を設けてお
く方法などが考えられる。
さらに第4図の実施例のように、指定した原稿
面上の位置を検出することができると、たとえば
上述の矩形ACBDにあたる原稿像部分を所要位
置に移動した後、それ以外の部分の原稿像を消去
し、複写画面上には矩形ACBDの原稿像のみを
残すことも可能になる。すなわち、まず、螢光灯
20によつて感光体10上に、上述のようにして
所要量だけ互いに位相がずれた原稿面像を露光す
る第1露光が行なわれ、上記感光体10上に原稿
面像に対応する静電潜像が形成される。その後に
上記発光ダイオード42によつて上記感光体10
への直接的な第2露光が行なわれ、上記第1露光
と第2露光とを重ね合わせる。上記第2露光では
原稿面上の矩形領域ACBDに対応する幅1 2
に設けられた発光ダイオードが、矩形領域
ACBDに対応する長さ1 2間のみ消灯され、他
の期間は上記原稿面像に対応する静電潜像が消去
できる発光量をもつて点灯されるように上記制御
部44によつて制御される。上記第1露光によつ
て原稿面18の静電潜像が形成され、上記第2露
光によつて上記矩形領域ACBD以外の部分の静
電潜像が消去された感光体10は現像器24によ
つて現像されて顕像を形成する。また、上記第2
露光は感光体に対するバイアス露光としても作用
させることができ、上記発光ダイオード42の発
光量を所定量に選定することによつて上記矩形領
域ACBDに対応する原稿部分の全露光量を増加
させることができる。これによつて上記第1露光
によつて形成された静電潜像の上記矩形領域
ACBDに対応する部分のみの残留電荷を減少さ
せ、現像器24によつて形成される顕像の濃度を
低下させることができる。従つて、たとえば上記
矩形領域ACBD内がバツクグラウンド濃度をも
つような場合、この矩形領域ACBD部の複写画
像のいわゆるカブリを除去することも可能であ
り、良好な複写画像を得ることができる。
なお、上述した実施例では感光体10の回転と
複写用紙の供給とを一定の同期関係に固定した場
合についての原稿像部分の移動について説明した
が、感光体10の回転と原稿台30の走査とを一
定の同期関係に保ちながら感光体10の回転位相
に対する複写用紙11の供給のタイミングを変化
させることによつても同様の効果を得ることがで
きる。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明の電子
写真装置は、原稿照射手段が原稿面の走査を開始
する時刻と、原稿面像を順次結像していくための
感光体の走査開始時刻との遅れまたは進みの位相
を制御するための位相制御手段を具備し、この位
相制御手段によつて、上記原稿照射手段が原稿面
照射を開始する照射端部と上記感光体が原稿面像
の受光を開始する受光端部とを互いに遅らせ、あ
るいは進めることができるように構成することに
よつて、原稿面上の任意の位置にある原稿像部分
を所定位置まで移行した複写画像を得ることがで
きるものである。さらに原稿面上の指定された位
置を検出するための位置検出手段を具備すること
によつて、原稿上の移行したい原稿像部分を正確
に指定することができるものである。また本発明
は、制御部を、作像本体部の感光体照射手段、及
び位置検出手段にのみ結合し、構造的には作像本
体部とは別体に構成しているので、複写画像移動
の機能を得るための指示操作を、通常の複写機能
を指示選択する操作と切り離して、作像本体部と
は離れた位置で別の構造体を用いて的確に、かつ
集中的に行なうことができ、さらに、原稿像の感
光体に対する遅れ、あるいは進みの量を指定する
調整量指定手段を、作像本体部とは離れた別体の
構造体にコンパクトに機能的に設けることができ
る。
ここで、本発明にて得られる効果の一例につい
て第6図を参照して説明する。第6図のaは複写
したい原稿面を示すもので、原稿面18には実線
で囲まれた斜影部分に画像が記されている。その
画像の端部の破線で示された部分だけで複写した
い必要な画像であるとした場合、本発明の電子写
真装置を用いることによつて第6図bに示す如
く、必要部のみが残され、その他の不要部分の画
像を消去し、かつ上記必要部画像が所望の中央位
置に移行した見やすい複写画像を得ることができ
る。もちろん必要画像部の形状が任意のものであ
つてもよいことはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電子写真装置の一例を示す要部
概略正面図、第2図は本発明の電子写真装置の一
実施例の要部概念図、第3図は原稿面と感光体と
の位置関係を示す模式図、第4図は本発明の他の
実施例の構成を示す要部斜視図、第5図は原稿面
上での指定領域を示す平面図、第6図a,bは本
発明の効果の一例を説明するための原稿面と複写
面との対決を示す斜視図である。 10……感光体、14……帯電器、16……原
稿、18……原稿面、20……螢光灯、22……
オプテイカルフアイバー、24……現像器、25
……転写帯電器、30……原稿台、34……受光
端部、36……始点位置画像、38……中央位置
画像、40……終点位置画像、42……発光ダイ
オード、44……制御部、46……位置検出板、
48……指示ペン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原稿面をその光照射端部から順次に光走査・
    照射して反射原稿面を得るために走査駆動される
    固定化された原稿照射手段と、上記原稿面像を感
    光体上に結像させるための結合光学系と、上記結
    像された原稿面像を受光端部から順次に表面に受
    光していくために走査駆動される感光体とを具備
    して構成される作像本体部と、原稿面上の指定さ
    れた位置を検出するための位置検出板と、上記原
    稿面上の位置を指定するための指示ペンとを具備
    して構成される位置検出手段と、原稿照射手段及
    び感光体駆動手段に接続された位相制御手段回路
    を含み、上記位置検出手段からの位置検出信号を
    受けて原稿面像の移動量を算出して上記原稿照射
    手段が原稿面の走査を開始する時刻と上記原稿面
    像を原稿面の走者に従つて順次表面上に結像して
    いくための上記感光体の走査開始時刻との遅れま
    たは進みの量を制御するための位相制御手段とを
    具備して構成される制御部とから成り、上記位相
    制御手段によつて上記原稿面の照射端部と上記感
    光体の受光端部とを互いに遅らせ、あるいは進め
    ることにより原稿面の照射端部と感光体の受光端
    部との位相を調節することによつて、上記位置検
    出手段によつて検出された原稿面上の指定位置の
    感光体への露光位置を調整可能に構成すると共
    に、上記制御部を、上記作像本体の原稿照射手段
    ならびに感光体の駆動手段、及び位置検出手段に
    電気的のみ結合し、構造的には上記作像本体部と
    は別体に構成し、作像本体部とは離れた別体の、
    上記制御部に原稿像の感光体に対する遅れ、ある
    いは進みの量を指定する調整量指定手段を設ける
    ことによつて、上記の複写画像位置調整の機能を
    得るための指示操作を、通常の複写機能を指示選
    択する操作と切り放して、作像本体とは離れた位
    置で別の構造体を用いることを特徴とする電子写
    真装置。 2 原稿照射手段が原稿面の走査を開始する時刻
    と上記原稿面の反射像を原稿の走査にしたがつて
    順次表面上に結像していくための感光体の走査開
    始時刻との遅れ、または進み所要調整量を、原稿
    面上における等価的な原稿面の所要移動距離をも
    つて指定するように構成したことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の電子写真装置。 3 位置検出手段によつて検出された原稿面上の
    指定位置が、感光体上の受光端部に対して予め定
    められた所定位置に結像露光されるようにプリセ
    ツトされた位置プリセツト調整量指定手段を具備
    していることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の電子写真装置。 4 位置検出手段によつて検出された原稿面上の
    指定位置が予め定められた所要量だけ感光体の受
    光端部に対して移動するようにプリセツトされた
    移動量プリセツト調整量指定手段を具備している
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電
    子写真装置。 5 作像本体部は感光対面を光照射するための感
    光体照射手段を含んで構成されると共に、上記作
    像本体部とは別体の制御部は、位置検出手段によ
    つて検出された原稿面上の位置の信号に従つて上
    記感光体照射手段の動作を制御する照射制御手段
    を含んで構成され、原稿照射手段及び結像光学系
    による原稿面像の上記感光体への第1露光と、上
    記感光体照射手段による上記感光体への第2露光
    とを行ない、上記第1露光と第2露光とを重ねる
    ことによつて、上記位置検出手段によつて検出さ
    れた原稿面上の位置に従つて、上記感光体への全
    露光量を変化出来るように構成したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項から第4項のいずれか
    に記載の電子写真装置。
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