JPH05311197A - 漂白剤組成物及び漂白洗浄剤組成物 - Google Patents

漂白剤組成物及び漂白洗浄剤組成物

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JPH05311197A
JPH05311197A JP13561892A JP13561892A JPH05311197A JP H05311197 A JPH05311197 A JP H05311197A JP 13561892 A JP13561892 A JP 13561892A JP 13561892 A JP13561892 A JP 13561892A JP H05311197 A JPH05311197 A JP H05311197A
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JP
Japan
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bleaching
composition
bleaching agent
alkyl
peroxide
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JP13561892A
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English (en)
Inventor
Tsugio Wakui
二男 涌井
Yoshitaka Miyamae
喜隆 宮前
Tetsuyuki Okumachi
哲行 奥町
Moriaki Higo
盛明 肥後
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/39Organic or inorganic per-compounds
    • C11D3/3902Organic or inorganic per-compounds combined with specific additives
    • C11D3/3905Bleach activators or bleach catalysts
    • C11D3/3907Organic compounds

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  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 (A)過酸化物系漂白剤と、(B)分子量3
00ないし3000の糖類のアセチル化物である漂白活
性化剤とから成る漂白剤組成物。好ましい糖類はシクロ
デキストリンである。(A)成分と(B)成分との配合
割合は、モル比で20:1〜1:2とするのがよい。漂
白洗浄剤組成物は洗浄剤に上記漂白剤組成物を配合した
ものである。 【効果】 漂白力に優れ、これは低温でも認められ、し
かも被処理物特に色柄物の変退色を抑制しうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な漂白剤組成物及
び漂白洗浄剤組成物に関する。さらに、詳しくいえば本
発明は、過酸化物系漂白剤、特に水溶液中で過酸化水素
を放出する過酸化物を含んでいて、家庭用、工業用など
の広い分野で種々の用途に用いられ、漂白力に優れ、か
つ被処理物に対して変退色を生じさせることの少ない漂
白剤組成物及び漂白洗浄剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】漂白剤を配合した衣類用洗剤は、衣類に
付着した皮脂汚れの除去と、紅茶、コーヒー、果汁、血
液等のしみ汚れの除去ができるため、近年好んで使用さ
れている。
【0003】漂白剤には酸化型と還元型があるが、漂白
効果が優れていることなどの観点から酸化型漂白剤が常
用されている。酸化型漂白剤はさらに塩素系と過酸化物
系に大別されるが、前者は被洗物を変退色させるために
色柄物に使用できないこと、特有の不快臭があることな
どの欠点があるのに対し、後者の過酸化物系漂白剤は、
前者の塩素系漂白剤に比べて使用しうる範囲が広い点、
不快臭がない点で優れており、特に家庭用漂白剤として
好適である。
【0004】しかしながら、過酸化物系漂白剤は塩素系
漂白剤に比べて一般に漂白力が劣り、充分な漂白効果を
得るためには、かなり長時間の処理を要する。
【0005】このため従来から、過酸化水素や過炭酸塩
や過ホウ酸塩等の過酸化物を主体とする漂白剤に、テト
ラアセチルエチレンジアミン(TAED)、テトラアセ
チルグリコールウリル(TAGU)、ペンタアセチルグ
ルコース(PAG)等の漂白活性化剤を併用して漂白効
果を高めることが行なわれている。
【0006】しかし、これら従来の漂白活性化剤の活性
効果は低温では十分なものではない上に、特に色柄物な
どの被処理物が漂白剤により酸化されて変退色されやす
く、漂白活性化剤を配合した漂白剤組成物及び漂白洗浄
剤組成物において、低温での漂白活性や被処理物特に色
柄物の変退色の問題について、これを解決したものは、
現在まで知られていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情の下、過酸化物系漂白剤成分に漂白活性化剤を配合
した漂白剤組成物において、漂白効果が優れ、かつ被処
理物に対して変退色を生じさせることが少ないものを提
供することを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、漂白剤組
成物又は漂白洗浄剤組成物について研究を重ねた結果、
特定の糖誘導体を漂白活性化剤として過酸化物系漂白剤
成分と併用することにより、漂白力が著しく高められ、
この効果は低温でも認められるとともに、被処理物特に
色柄物の変退色を抑制しうることを見出し、この知見に
基づいて本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち、本発明は、(A)過酸化物系漂
白剤と、(B)分子量300ないし3000の糖類のア
セチル化物である漂白活性化剤とから成る漂白剤組成物
を提供することにある。
【0010】本発明において用いられる(A)成分の過
酸化物系漂白剤としては、過酸化水素、過炭酸ナトリウ
ムや過炭酸カリウムなどの過炭酸塩、過ホウ酸ナトリウ
ムなどの過ホウ酸塩、過リン酸塩、さらし粉、イソシア
ヌール酸塩、次亜塩素酸、その他ピロリン酸塩、クエン
酸塩、硫酸ナトリウム、尿素、ケイ酸ナトリウムなどの
過酸化水素付加物が挙げられ、特に過酸化水素、過炭酸
ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム一水化物、過ホウ酸ナ
トリウム四水化物が好ましい。これらは単独でも、また
2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0011】本発明において用いられる(B)成分の糖
類のアセチル化物は、漂白活性化剤として有効であっ
て、分子量300以上3000以下の糖類をアセチル化
して得られる。この糖類としては、例えば植物からの抽
出物又は高分子多糖類を加水分解するか又は酵素処理し
て生成させたものなどが用いられる。特に有利には、入
手しやすい穀類由来のデンプン類を加水分解して得た所
定分子量のものや、あるいは該デンプン類を蒸煮して得
たデンプン乳をアミラーゼ例えばバチラス・マセランス
・アミラーゼ(Bacillus macerans
amylase)などの作用で糖化して得られるシクロ
デキストリンなどが挙げられる。
【0012】比較的低分子のオリゴ糖は、容易にアセチ
ル化される。また、分子量300未満の糖類のアセチル
化物は、粘性液状の形で得られるのに対し、分子量30
0以上の糖類では粉体として容易に回収できる。さら
に、分子量が3000を超えるとアセチル化が困難にな
るし、また得られる糖類のアセチル化物の水に対する溶
解性が低下するため、漂白活性が劣化する。
【0013】上記(B)成分は、分子量が5000を超
えないのが望ましい。分子量が5000を超えると水に
対する溶解性が低下するため、漂白活性が低下する。
【0014】本発明の上記特定の糖類のアセチル化物と
しては、例えばアセチル化α‐シクロデキストリン、ア
セチル化β‐シクロデキストリン、アセチル化γ‐シク
ロデキストリン、プロピニルシクロデキストリン、ベン
ゾイルシクロデキストリン、アセチル化マルトデキスト
リン、アセチル化ラミナリオリゴ糖などが挙げられ、特
にアセチル化シクロデキストリンが好ましい。
【0015】本発明において、(A)成分の過酸化物系
漂白剤と(B)成分の漂白活性化剤との配合割合は、モ
ル比で20:1〜1:2、特に有利には10:1〜1:
1とするのが好ましい。この範囲を逸脱すると、十分な
漂白力が得られにくくなる傾向が生じる。
【0016】本発明の組成物には、前記の必須成分以外
に、本発明の目的をそこなわない範囲で、必要に応じ、
従来慣用されている種々の添加成分を配合することがで
きる。
【0017】例えば、本発明の漂白剤組成物は、前記必
須成分に、無機あるいは有機の各種ビルダー、陰イオン
性あるいは非イオン性の各種界面活性剤、酵素、香料、
顔料、蛍光剤などを加えて調製することができる。
【0018】上記ビルダーとしては、例えば硫酸ナトリ
ウム、ケイ酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、
エチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウム、ニトリロトリ
酢酸ナトリウム、1‐ヒドロキシエタン‐1,1‐ジホ
スホン酸、その塩などが挙げられる。
【0019】陰イオン性界面活性剤としては、例えば炭
素数8〜22のアルキル基を有するスルホン酸塩や硫酸
塩、炭素数8〜22のα‐オレフィンスルホン酸塩、炭
素数9〜15のアルキル基を有するアルキルベンゼンス
ルホン酸塩、炭素数10〜22の脂肪酸せっけんなどが
挙げられ、好適な塩はアルカリ金属塩、特にナトリウム
塩である。
【0020】非イオン性界面活性剤としては、例えば炭
素数6〜12の直鎖状又は分枝鎖状アルキル基を有し、
アルキルフェノール1モルに対し酸化エチレン5〜25
モルを縮合したアルキルフェノールの酸化エチレン縮合
物、炭素数8〜22の直鎖又は分枝鎖を有する脂肪族ア
ルコール1モルに対し酸化エチレン5〜30モルを縮合
した脂肪族アルコールの酸化エチレン縮合物、プロピレ
ングリコールに酸化プロピレンを縮合し、さらに酸化エ
チレンを縮合したプロピレングリコールの酸化アルキレ
ン縮合物〔例えばプルロニック(商品名)〕、アシル部
分の炭素数8〜18の脂肪酸のモノ又はジエタノールア
ミド、炭素数8〜24のアルキル基とメチル基及び/又
はエチル基を有するアミンオキシドなどが挙げられる。
【0021】これらの配合量は、ビルダーで0〜80重
量%、好ましくは1〜50重量%、陰イオン性界面活性
剤で0〜30重量%、好ましくは0.5〜20重量%、
非イオン性界面活性剤で0〜10重量%、好ましくは
0.5〜5重量%である。
【0022】また、酵素としては、水の付加、除去を促
進する加水分解酵素、酸化還元を促進する酸化還元酵
素、基を1つの分子から他の分子へ転移し、汚れを変質
させて除去を促進する転移酵素、分子間の結合を切断し
汚れを分解して除去を促進するリガーゼやリアーゼ、分
子を異性化し、汚れを化学的に変質して除去を促進する
酵素などが使用でき、これらの中では加水分解酵素が好
ましく、その中でも特にプロテアーゼが好ましい。
【0023】プロテアーゼとしては、例えばセリンプロ
テアーゼ、ペプシン、トリプシン、キモトリプシン、コ
ラーゲナーゼ、ケラチナーゼ、エステラーゼ、スブチリ
シン、パパイン、カルボキシペプチターゼA及びB、ア
ミノペプチターゼなどが挙げられ、中でもセリンプロテ
アーゼが好ましい。これらの市販品としては、例えばア
スカラーゼ(ノボ・インダストリー社製)、エスペラー
ゼ(ノボ・インダストリー社製)、ピロプラーゼ(長瀬
産業社製)、マクサターゼ(ギスト・ブロケーデス社
製)、ALP‐2(明治製菓社製)、スペラーゼ(ファ
イザー社製)などが容易に入手しうる。酵素の配合量
は、0.01〜5重量%の範囲が好ましい。
【0024】本発明において、(B)成分の上記活性化
剤は、1種又は2種以上を粒状に調製して配合するのが
好ましい。この粒状化に際しては、活性化剤100重量
部にバインダーの1種又は2種以上の混合物5〜200
重量部、好ましくは10〜100重量部を加えて造粒す
るのがよい。
【0025】この際に用いるバインダーとしては、5〜
60℃、好ましくは10〜40℃で流動性のある非イオ
ン性界面活性剤、ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、流動パラフィン、高級アルコールなど
を単独で又は2種以上の混合物で用いるのが好ましい。
この非イオン性界面活性剤の好適例としては、下記
(1)〜(6)に示すものが挙げられる。
【0026】(1) 平均炭素数10〜20のアルキル
基又はアルケニル基を有し、1〜20モルのエチレンオ
キシドを付加したポリオキシエチレンアルキル又はアル
ケニルエーテル。
【0027】(2) 平均炭素数6〜12のアルキル基
を有し、1〜20モルのエチレンオキシドを付加したポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル。
【0028】(3) 平均炭素数10〜20のアルキル
基又はアルケニル基を有し、1〜20モルのプロピレン
オキシドを付加したポリオキシプロピレンアルキル又は
アルケニルエーテル。
【0029】(4) 平均炭素数10〜20のアルキル
基又はアルケニル基を有し、1〜20モルのブチレンオ
キシドを付加したポリオキシブチレンアルキル又はアル
ケニルエーテル。
【0030】(5) 平均炭素数10〜20のアルキル
基又はアルケニル基を有し、総和で1〜20モルのエチ
レンオキシドとプロピレンオキシドあるいはエチレンオ
キシドとブチレンオキシドを付加したポリオキシアルキ
レンアルキル又はアルケニルエーテル(ここで、エチレ
ンオキシドと、プロピレンオキシド又はブチレンオキシ
ドとのモル比は、1:99〜99:1である)。
【0031】(6) エチレンオキシドとプロピレンオ
キシドとの共重合体、あるいはエチレンオキシドとブチ
レンオキシドとの共重合体。
【0032】また、造粒法としては、押出し造粒法、転
動式造粒法、圧縮式造粒法などの公知の方法が用いら
れ、活性化剤やバインダーの種類などに応じて適宜好適
なものを採択すればよい。例えば、押出し造粒機を用い
て造粒する場合、造粒の前工程として粒径150μm以
下に微粉砕した活性化剤を公知の混合機で均一に混合し
たのち、バインダーを徐々に加えて粉体とバインダーを
十分に混練し、次いで混練した混合物を押出し造粒機に
チャージして造粒したのち、篩別される。なお、必要に
応じ、粒子特性を改善するため、篩別する前に平均一次
粒径0.1μm以下の無機微粉体、例えば微粉シリカな
どで造粒物の表面を被覆してもよい。
【0033】次に、本発明の漂白洗浄剤組成物は、上記
漂白剤組成物を洗浄剤特に粒状洗剤と混合して得られ
る。この洗浄剤としては、通常の衣料用洗浄剤を用いる
ことができる。衣料用洗浄剤は、例えば以下の(I)〜
(X)に例示した各成分を含有することができ、これら
含有成分は使途に応じて適宜選択される。粒状洗剤は所
要の成分を含むスラリーを粒径200〜500μm、見
掛け比重0.15〜0.40g/mlとなるように噴霧
乾燥することにより得られ、また、得られた噴霧乾燥品
にさらに所望の洗剤成分を粉体ブレンドすることもでき
る。
【0034】(I)界面活性剤 1) 平均炭素数10〜16の直鎖状又は分枝鎖状アル
キル基を有するアルキルベンゼンスルホン酸塩。
【0035】2) 平均炭素数10〜20の直鎖状又は
分枝鎖状アルキル基又はアルケニル基を有し、1分子内
に平均0.5〜8モルのエチレンオキシド、プロピレン
オキシド又はブチレンオキシドあるいはエチレンオキシ
ド/プロピレンオキシドを1/99〜99/1のモル比
で、又はエチレンオキシド/ブチレンオキシドを1/9
9〜99/1のモル比で付加したアルキル又はアルケニ
ルエーテル硫酸塩。
【0036】3) 平均炭素数10〜20のアルキル又
はアルケニル基を有するアルキル又はアルケニル硫酸
塩。
【0037】4) 平均炭素数10〜20のオレフイン
スルホン酸塩。 5) 平均炭素数10〜20のアルカンスルホン酸塩。 6) 平均炭素数10〜24の飽和又は不飽和脂肪酸
塩。
【0038】7) 平均炭素数10〜20のアルキル基
又はアルケニル基を有し、1分子中に平均0.5〜8モ
ルのエチレンオキシド、プロピレンオキシド又はブチレ
ンオキシドあるいはエチレンオキシド/プロピレンオキ
シドを1/99〜99/1のモル比で、又はエチレンオ
キシド/ブチレンオキシドを1/99〜99/1のモル
比で付加した、アルキル又はアルケニルエーテルカルボ
ン酸塩。
【0039】8) 一般式
【化1】 (式中のRは炭素数10〜20のアルキル基又はアル
ケニル基、Yは炭素数1〜3のアルキル基又はアルカリ
金属イオンなどの対イオン、Zはアルカリ金属イオンな
どの対イオンである)で表わされるα‐スルホ脂肪酸塩
又はエステル。
【0040】9) 平均炭素数10〜20のアルキル基
又はアルケニル基を有し、1〜20モルのエチレンオキ
シドを付加したポリオキシエチレンアルキル又はアルケ
ニルエーテル。
【0041】10) 平均炭素数6〜12のアルキル基
を有し、1〜20モルのエチレンオキシドを付加したポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル。
【0042】11) 平均炭素数10〜20のアルキル
基又はアルケニル基を有し、1〜20モルのプロピレン
オキシドを付加したポリオキシプロピレンアルキル又は
アルケニルエーテル。
【0043】12) 平均炭素数10〜20のアルキル
基又はアルケニル基を有し、1〜20モルのブチレンオ
キシドを付加したポリオキシブチレンアルキル又はアル
ケニルエーテル。
【0044】13) 平均炭素数10〜20のアルキル
基又はアルケニル基を有し、総和で1〜30モルのエチ
レンオキシドとプロピレンオキシドあるいはエチレンオ
キシドとブチレンオキシドを付加したポリオキシアルキ
レンアルキル又はアルケニルエーテル(ここで、エチレ
ンオキシドと、プロピレンオキシド又はブチレンオキシ
ドとのモル比は、1:99〜99:1が適当である)。
【0045】14) 平均炭素数10〜20の脂肪酸と
ショ糖からなるショ糖脂肪酸エステル 。15) 平均炭素数10〜20の脂肪酸とグリセリン
からなる脂肪酸グリセリンモノエステル。 16)アルキルポリグリコシド。 17)アルキルグリコシドエステル。
【0046】18) 一般式
【化2】 (式中のRは炭素数10〜20のアルキル基又はアル
ケニル基、R,Rは炭素数1〜3のアルキル基であ
る)で表わされるアルキルアミンオキシド。
【0047】19) 一般式
【化3】 (式中のR,R,R,Rのうち少なくとも1つ
は炭素数8〜24のアルキル基又はアルケニル基、他は
炭素数1〜5のアルキル基であり、Xはハロゲン又はメ
チルサルフェートである)で表わされるカチオン界面活
性剤。
【0048】20) 一般式
【化4】 (式中のR,R,R及びXは前記のとおりの意味
を示す)で表わされるカチオン界面活性剤。
【0049】21) 一般式
【化5】 (式中のXは前記のとおりの意味を示し、Rは炭素数
8〜24のアルキル基又はアルケニル基、R10は炭素
数8〜24のアルキル基又はアルケニル基あるいは炭素
数1〜5のアルキル基,R11及びR12は炭素数2〜
3のアルキレン基、m及びnは1〜20である)で表わ
されるカチオン界面活性剤。
【0050】22) 一般式
【化6】 (式中のXは前記のとおりの意味を示し、R13及びR
14は炭素数5〜21のアルキル基又はアルケニル基、
15及びR16は水素原子又はメチル基である)で表
わされるカチオン界面活性剤。
【0051】(II)二価金属イオン捕捉剤 1) オルソリン酸塩、ピロリン酸塩、トリポリリン酸
塩、メタリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、フィチン酸塩
などのリン酸塩。
【0052】2) エタン‐1,1‐ジホスホン酸塩、
エタン‐1,1,2‐トリホスホン酸塩、エタン‐1‐
ヒドロキシ‐1,1‐ジホスホン酸塩及びその誘導体、
エタン‐1‐ヒドロキシ‐1,1,2‐トリホスホン酸
塩、エタン‐1,2‐ジカルボキシ‐1,2‐ジホスホ
ン酸塩、メタンヒドロキシホスホン酸塩などのホスホン
酸塩。
【0053】3) 2‐ホスホノブタン‐1,2‐ジカ
ルボン酸塩、1‐ホスホノブタン‐2,3,4‐トリカ
ルボン酸塩、α‐メチルホスホノコハク酸塩などのホス
ホノカルボン酸塩。
【0054】4) グリシン塩、アスパラギン酸塩、グ
ルタミン酸塩などのアミノ酸塩。 5) ニトリロ三酢酸塩、エチレンジアミン四酢酸塩、
ジエチレントリアミン五酢酸塩などのアミノポリ酢酸
塩。
【0055】6) ジグリコール酸塩、オキシジコハク
酸塩、カルボキシメチルオキシコハク酸塩、クエン酸
塩、乳酸塩、酒石酸塩、シュウ酸塩、リンゴ酸塩、グル
コン酸塩、カルボキシメチルコハク酸塩、カルボキシメ
チル酒石酸塩などの有機酸塩。以上、1)から6)の塩
としてはアルカリ金属塩が好ましい。
【0056】7) ポリアクリル酸、ポリフマル酸、ポ
リマレイン酸、ポリ‐α‐ヒドロキシアクリル酸などの
高分子電解質。
【0057】8) アルミノケイ酸塩、例えば一般式
【化7】 (式中のMはアルカリ金属又はアルカリ土類金属の1当
量相当、x、y及びwは各成分のそれぞれのモル数を表
わし、通常xは0.7〜1.5、yは1〜3、wは任意
の数である)で表わされる結晶性アルミノケイ酸塩もし
くは無定形アルミノケイ酸塩又はそれらの混合物。
【0058】(III)アルカリ剤あるいは無機電解質 例えばケイ酸塩、硫酸塩などが挙げられ、塩としてはア
ルカリ金属塩が好ましい。
【0059】(IV)再汚染防止剤 例えばポリエチレングリコール、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロー
スなど。
【0060】(V)酵素 例えばプロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、セルラー
ゼなど。
【0061】(VI)蛍光染料 例えば4,4′‐ビス‐(2‐スルホスチリル)‐ビフ
ェニル塩、4,4′‐ビス‐(4‐クロロ‐3‐スルホ
スチリル)‐ビフェニル塩、2‐(スチリルフェニル)
ナフトチアゾール誘導体、4,4′‐ビス(トリアゾー
ル‐2‐イル)スチルベン誘導体、ビス(トリアジニル
アミノ)スチルベンジスルホン酸誘導体など。
【0062】(VII)香料、色素 (VIII)すすぎ改良剤 (IX)粘度調整剤
【0063】(X)柔軟付与剤 本発明の漂白剤組成物を粒状洗剤と混合し漂白洗浄剤組
成物とする場合、過酸化物系漂白剤は漂白洗浄剤組成物
全量に対し1〜95重量%となるように配合するのが好
ましい。
【0064】
【発明の効果】本発明の漂白剤組成物及び漂白洗浄剤組
成物は、漂白力が著しく高められ、この効果は低温でも
認められるとともに、被処理物特に色柄物の変退色を抑
制しうるという顕著な効果を奏する。
【0065】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。
【0066】本発明の実施例及び比較例における漂白率
の測定試験方法及び変退色度の評価試験方法は次のとお
りである。
【0067】(1) 漂白率の測定試験方法:漂白洗浄
剤組成物を25℃、硬度3°DHの水に0.5%濃度に
なるように添加し、この中に下記のとおり作成した汚染
布を浸して30分間放置したのち、25℃、硬度3°D
Hの水を加えて6倍に希釈し、Terg‐O‐Tome
ter(米国テスティング社製)を用いて回転数120
rpmで10分間洗浄した。このように漂白処理した汚
染布を洗濯機で1分間の脱水、1分間のオーバーフロー
すすぎ及び1分間の脱水を順次行ったのち、アイロンが
けにより乾燥して漂白処理布を作成した。
【0068】上記汚染布は、水に紅茶を入れ5分間煮沸
して紅茶色素を抽出した液に、綿布を入れ、30分間煮
沸しながら染着させたのち、得られた汚染布を絞り風乾
して作成した。
【0069】次いで、上記漂白処理布、汚染布及び未処
理綿布の反射度を光電式反射度計(Elrepho C
orl Zeiss社製)を用いてそれぞれ測定し、次
の式により漂白率を求めた。
【0070】
【数1】
【0071】(2) 変退色度の評価試験方法:下記の
とおり作成した染色布を11×11cmに裁断し、その
四隅をピンで枠に固定し、この布に漂白洗浄剤組成物1
0gをふりかけ、水を噴霧し、30分間放置したのち、
水洗して風乾する。乾燥後の布の変退色状態を次の基準
で評価した。
【0072】◎:漂白洗浄剤組成物に接触した部分が全
く変色せず、斑点状のものが認められない ○:漂白洗浄剤組成物に接触した部分の変退色が極めて
少なく、斑点状のものがわずかに認められるにすぎず、
実用上全く支障はない △:漂白洗浄剤組成物に接触した部分がかなり変退色
し、斑点状のものがかなり認められる ×:漂白洗浄剤組成物に接触した部分が著しく変退色
し、斑点状のものが多数認められる
【0073】上記染色布は、染料(C.I.No.Re
active Red‐21)と無水硫酸ナトリウムを
水に溶解し、これに綿布を入れ、60℃で20分間保持
した後、炭酸ナトリウムを加え、さらに60℃で60分
間保持した。次いで、水洗し、酢酸水溶液で洗浄し、さ
らにアニオン性界面活性剤水溶液で5分間煮沸処理し、
水洗、乾燥して作成した。
【0074】参考例 300mlのナスフラスコ中でα‐シクロデキストリン
4.86gを0℃に冷却した無水酢酸30gとピリジン
29.3gの混合溶液に溶解し、マグネチックスターラ
ーでかきまぜたのち、さらに室温で一夜かきまぜた。こ
のようにして生成した白色結晶をろ別し、アセチル化α
‐シクロデキストリン8.5gを得た。収率98.5%
【0075】実施例1〜3、比較例1,2 表1に示す組成の粒状洗剤88重量%に、表2に示すよ
うに過炭酸ナトリウム10重量%と参考例で得たアセチ
ル化α‐シクロデキストリンあるいはアセチル化β‐シ
クロデキストリン又はアセチル化配合して漂白洗浄剤組
成物を調製した。
【0076】
【表1】
【0077】*1:アルキル基の炭素数12の直鎖アル
キルベンゼンスルホン酸ナトリウム *2:C10〜16のアルキル硫酸ナトリウム *3:C14〜18のα‐オレフィンスルホン酸ナトリ
ウム *4:ジスチリルビフェニル型蛍光増白剤 *5:噴霧乾燥後に粉体ブレンドしたもの
【0078】また、比較のため、前記アセチル化シクロ
デキストリンに代えてテトラアセチルエチレンジアミン
を用いた組成物及び粒状洗剤90重量%に過炭酸ナトリ
ウム10重量%のみを配合した組成物を調製した。
【0079】これらの組成物について漂白率及び変退色
度を求めた。その結果を表2に示す。
【0080】
【表2】
【0081】表2から明らかなように、本発明の活性化
剤以外の活性化剤を用いた比較例1の組成物では、変退
色度が大きく、また、活性化剤を全く使用しない比較例
2の組成物では、漂白率が低下するのに対し、本発明の
各実施例の組成物では、漂白率が高く、かつ変退色度が
小さいことが分る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)過酸化物系漂白剤と、(B)分子
    量300ないし3000の糖類のアセチル化物である漂
    白活性化剤とから成る漂白剤組成物。
  2. 【請求項2】 前記糖類がシクロデキストリンである請
    求項1記載の漂白剤組成物。
  3. 【請求項3】 (A)成分と(B)成分との配合割合
    が、モル比で20:1〜1:2の範囲にある請求項1又
    は2記載の漂白剤組成物。
  4. 【請求項4】 洗浄剤に請求項1記載の漂白剤組成物を
    配合してなる漂白洗浄剤組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0859047A3 (en) * 1997-02-10 1998-10-28 The Procter & Gamble Company A system for delivering hydrophobic liquid bleach activators

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