JPH0531104A - 医用放射線画像読影装置 - Google Patents

医用放射線画像読影装置

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JPH0531104A
JPH0531104A JP21034591A JP21034591A JPH0531104A JP H0531104 A JPH0531104 A JP H0531104A JP 21034591 A JP21034591 A JP 21034591A JP 21034591 A JP21034591 A JP 21034591A JP H0531104 A JPH0531104 A JP H0531104A
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Masayuki Nakazawa
正行 中沢
Hisanori Tsuchino
久憲 土野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な装置構成で複数の医師が一連の画像を
同時に読影するのに適した医用放射線画像読影装置を提
供することにある。 【構成】 画像記憶手段と、少なくとも1つの画像表示
手段と、次画像の表示要求指令を入力する少なくとも2
つの次画像表示要求指令入力手段と、前記画像記憶手段
により記憶されている医用放射線画像情報を前記画像表
示手段により順次表示させる際に、前記次画像表示要求
指令入力手段のすべてから次画像の表示要求指令が入力
されたときにはじめて次画像を表示するように制御する
制御手段とを備えてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医用放射線画像読影装
置に関し、特に、大量の医用放射線画像を連続的に表示
させながら複数の医師により読影するのに好適な医用放
射線画像読影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】胸部X線画像を用いた集団検診において
は、間接撮影によって得られたロールフィルムを用いて
診断を行うのが一般的である。例えば肺癌検診や結核検
診などの集団検診においては、1次読影時に病気の疑い
があると判断された画像については再度読影(2次読
影)を行い、さらに精密な検査を必要とするか否かの決
定を行うようにしている。2次読影では、通常、対象と
なる被検者について過去に撮影された画像が記録されて
いる場合には、当該過去の画像と比較しながら読影を行
う、いわゆる比較読影が行われている。また、特に肺癌
検診における1次読影では、見落としを少なくするため
に、通常は2人の医師により読影を行っている。この場
合、2人の医師が1本のロールフィルムの画像を同時に
読影することもあるし、それぞれの医師が1人ずつ順番
に読影することもある。この場合、2人の医師による診
断結果が必ずしも一致しない場合もあるので、どちらか
一方でも病気の疑いがあると判断した場合には2次読影
を行うのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】診断においては過去の
画像や診断結果を参照することが有効であるが、大量の
フィルムを読影、診断する集団検診では、このような作
業には莫大な手間と時間がかかり、診断が遅延するとい
う問題が生じている。このような問題を解決するために
画像のディジタル化の要求は大きく、ディジタル化され
た画像を読影するための装置も必要になる。本発明の目
的は、簡単な装置構成で複数の医師が一連の画像を同時
に読影するのに適した医用放射線画像読影装置を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の医用放射線画像読影装置は、医用放射線画
像情報を記憶する画像記憶手段と、医用放射線画像情報
を表示する少なくとも1つの画像表示手段と、次画像の
表示要求指令を入力する少なくとも2つの次画像表示要
求指令入力手段と、前記画像記憶手段により記憶されて
いる医用放射線画像情報を前記画像表示手段により順次
表示させる際に、前記次画像表示要求指令入力手段のす
べてから次画像の表示要求指令が入力されたときにはじ
めて次画像を表示するように制御する制御手段とを備え
てなることを特徴とする。
【0005】
【作用】2人以上の医師により同一の医用放射線画像を
読影するときには、通常、読影に要する時間にばらつき
が生ずるが、上記のように制御手段により次画像表示要
求指令入力手段のすべてから次画像の表示要求指令が入
力されたときにはじめて次画像を表示するように制御す
るので、読影時間のバラツキによる不都合が生ぜず、信
頼性の高い読影を行うことが可能となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
する。 〔実施例1〕図1は、本実施例を示すブロック図であ
り、この実施例では、1つの画像表示手段と、2つの次
画像要求入力手段を有する構成である。1は画像記憶手
段、2は画像表示手段、3A,3Bは次画像要求入力手
段、4は制御手段である。
【0007】画像記憶手段1は、医用放射線画像情報を
記憶するものである。この画像記憶手段1には、例えば
集団検診により大量に撮影された胸部X線画像等がディ
ジタル化されて記憶されている。画像記憶手段1は、例
えば光ディスク、磁気ディスク、光磁気ディスクなどに
より構成することができる。特に、複数の光磁気ディス
クを有する光磁気ディスクライブラリを好ましく用いる
ことができる。各医用放射線画像は、各被検者に対応す
る画像識別符号などの情報と対応付けて記憶するのが好
ましい。
【0008】画像表示手段2は、医用放射線画像情報を
表示するものである。この画像表示手段2は、例えばC
RT、液晶ディスプレー、プラズマディスプレーなどに
より構成することができる。画像記憶手段1に記憶され
たいた医用放射線画像は、制御手段4により画像表示手
段2に転送されて表示される。
【0009】次画像表示要求指令入力手段3A,3B
は、次画像の表示要求指令を入力するものである。本実
施例では2人の医師により読影するために2つ設けられ
ている。この次画像表示要求指令入力手段3A,3B
は、例えばキーボードなどから文字や符号を入力するよ
うに構成してもよいし、マウスやジョイスティック、ボ
タンなどを用いて入力するように構成してもよい。
【0010】制御手段4は、画像記憶手段1により記憶
されている医用放射線画像情報を画像表示手段2により
順次表示させる際に、次画像表示要求指令入力手段3
A,3Bのすべてから次画像の表示要求指令が入力され
たときにはじめて次画像を表示するように制御するもの
である。この制御手段4は、例えばコンピュータなどに
より構成することができる。
【0011】本実施例の装置においては、画像記憶手段
1に記憶されている医用放射線画像情報が画像表示手段
2に転送されて表示されると、2人の読影者は画像表示
手段2に表示された画像を同時に読影し、読影が終了し
たらそれぞれ自分の次画像要求入力手段3A,3Bから
次画像の表示要求指令を入力する。2人の読影者がとも
に表示要求指令を入力したときにはじめて制御手段4に
より次画像が画像記憶手段1から画像表示手段2に転送
されて表示される。一般に、2人の医師で読影する場合
には、読影するペースがそれぞれ異なり、またどの画像
部分に特に注目するかも違うので、次画像を要求するタ
イミングが異なる。本実施例のように、画像表示手段が
1つの場合、一方のペースで画像を切換えると他方は読
影することができなくなるので、2人の読影者がともに
次画像の表示要求指令を入力したときにはじめて次画像
が表示されるように制御することはきわめて重要であ
る。
【0012】〔実施例2〕図2は、本実施例を示すブロ
ック図であり、画像表示手段を2つ設けたほかは図1に
示した実施例と同様の構成である。画像表示手段2A,
2Bは、2人の読影者にそれぞれ専用のものとして設け
られている。本実施例の装置においては、画像記憶手段
1に記憶されている医用放射線画像情報が2つの画像表
示手段2A,2Bにそれぞれ転送され、2つの画像表示
手段2A,2Bには同一の画像が表示される。2人の読
影者は画像表示手段2A,2Bに表示された同一の画像
をそれぞれ読影し、読影が終了したらそれぞれ自分の次
画像要求入力手段3A,3Bから次画像の表示要求指令
を入力する。2人の読影者がともに表示要求指令を入力
したときにはじめて制御手段4により次画像が画像記憶
手段1から画像表示手段2A,2Bに転送されて表示さ
れる。
【0013】なお、上述したように2人の読影者では読
影するペースが異なり、どの画像に特に注目するかも違
うので、次画像を要求するタイミングが異なるが、本実
施例のように画像表示手段が2つの場合、それぞれの画
像表示手段において、それぞれのペースで画像を切換え
るように構成することも可能ではある。しかし、一般に
医用放射線画像はデータ量が非常に多いので、2つの画
像表示手段に異なる画像を表示するためには制御手段に
おける画像用のメモリや制御するためのプログラム領域
などが大容量になるばかりではなく、並行して処理を行
うために処理速度が遅くなる。また、記憶手段から画像
を転送する回数が多くなり、転送時間が大幅に長くな
る。制御手段のCPUや記憶手段を増やせば、上記問題
は解決するが、装置構成が複雑になり、高価である。本
実施例のように、両者が次画像の表示要求指令を入力し
たときにはじめて次画像が表示されるように制御すれ
ば、簡単な装置構成で2人の医師が一連の画像を同時に
読影することができる。
【0014】〔実施例3〕図3は、本実施例を示すブロ
ック図であり、この実施例では、被検者情報記憶手段を
付加したほかは図2に示した実施例と同様の構成であ
る。被検者情報記憶手段5は、例えば被検者の氏名、生
年月日、性別、住所、過去の病歴などの個人情報や今ま
でに撮影された画像の画像識別符号、撮影日、撮影場
所、放射線照射条件などの撮影情報を記憶するものであ
る。この実施例のように、被検者情報記憶手段5に記憶
された被検者情報を基に、撮影日、撮影場所など指定さ
れた条件に当てはまる画像を検索し、画像記憶手段1に
記憶されている医用放射線画像情報を画像表示手段2
A,2Bに転送するように構成すれば、大量の画像の中
から所望の画像だけを容易に抽出して診断することが可
能となる。
【0015】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。例えば、次画像表示要求指令入力手段を3つ以上設
けてもよく、これに対応して画像表示手段も3つ以上設
けてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、簡単な装置構成で複数の医師が一連の画像を同時
に読影することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る医用放射線画像読影装置のブロ
ック図である。
【図2】実施例2に係る医用放射線画像読影装置のブロ
ック図である。
【図3】実施例3に係る医用放射線画像読影装置のブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 画像記憶手段 2 画像表示手段 2A 画像表示手段 2B 画像表示手段 3A 次画像要求入力手段 3B 次画像要求入力手段 4 制御手段 5 被検者情報記憶手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 医用放射線画像情報を記憶する画像記憶
    手段と、 医用放射線画像情報を表示する少なくとも1つの画像表
    示手段と、 次画像の表示要求指令を入力する少なくとも2つの次画
    像表示要求指令入力手段と、 前記画像記憶手段により記憶されている医用放射線画像
    情報を前記画像表示手段により順次表示させる際に、前
    記次画像表示要求指令入力手段のすべてから次画像の表
    示要求指令が入力されたときにはじめて次画像を表示す
    るように制御する制御手段とを備えてなることを特徴と
    する医用放射線画像読影装置。
JP21034591A 1991-07-29 1991-07-29 医用放射線画像読影装置 Expired - Lifetime JP3207221B2 (ja)

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