JPH05310320A - 方向変換装置 - Google Patents

方向変換装置

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JPH05310320A
JPH05310320A JP11458992A JP11458992A JPH05310320A JP H05310320 A JPH05310320 A JP H05310320A JP 11458992 A JP11458992 A JP 11458992A JP 11458992 A JP11458992 A JP 11458992A JP H05310320 A JPH05310320 A JP H05310320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transport
push
cardboard box
turn stopper
turn
Prior art date
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Pending
Application number
JP11458992A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Saeki
豊 佐伯
Naoki Iwamoto
直樹 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okura Yusoki KK
Original Assignee
Okura Yusoki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送物28の向きを、確実に略90゜変換させ
る。 【構成】 搬送物28の前面一側縁部と当接するターンス
トッパ41を、搬送面13上に出没可能に設ける。搬送物28
の下面一側縁部を押上げる押上体45を、搬送面13上に出
没可能に設ける。そして、ターンストッパ41で搬送物28
の一側の搬送を規制しておいて、押上体45との当接部分
を支点として、搬送物28の向きを略90゜変換させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送面上を搬送される
搬送物の向きを略90゜変換する方向変換装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の方向変換装置は、商品などを収
納して梱包した段ボール箱を自動荷積装置により輸送用
パレットなどに積載する場合、その積載方向に対応し
て、段ボール箱の向きを略90゜変換し、自動荷積装置
に供給するようにしている。
【0003】従来の方向変換装置は、図5に示すよう
に、搬送面1上に出没可能とするターンストッパ2を有
し、このターンストッパ2が搬送面1上に突出して搬送
面1上を搬送されてくる段ボール箱3の前面一側縁部に
当接すると、段ボール箱3の一側の移動が規制され、他
側のみが移動し、方向が変換される。
【0004】このとき、ターンストッパ2のみでは、段
ボール箱3の向きが略90゜まで変換される前に、段ボ
ール箱3がターンストッパ2から外れ、方向変換が確実
に行なわれない場合がある。
【0005】そこで、ターンストッパ2に臨む前側に段
ボール箱3の下面一側縁部が乗り上がるプレート4を固
定しておくことにより、プレート4に乗り上げてターン
ストッパ2に当接した段ボール箱3は、プレート4に乗
り上げた下面一側縁部を支点として向きが略90゜変換
された時点で、ターンストッパ2およびプレート4から
外れ、方向変換が確実に行なわれるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、段ボール箱
3は、上面および下面に四辺のフラップ3aをそれぞれ相
対して折り込み、テープを貼り付けて止めたりステッチ
などの連結金具で止めるようにしているが、段ボール素
材の剛性が高いと、フラップ3aが浮き上がりが生じやす
く、そして、特に収納する内容物が軽い場合、図5に示
すように、搬送面1上に載っても下面のフラップ3aが浮
き上がった状態で搬送されることがある。
【0007】このような場合、図5に示すように、段ボ
ール箱3がターンストッパ2に当接してもプレート4上
に乗り上がらず、上述のように方向変換が確実に行なわ
れないことがある。
【0008】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、搬送物の下面の状態にかかわらず、搬送物の向
きを確実に変換させることができる方向変換装置を提供
することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、搬送面13上の
搬送物28を搬送する搬送手段1と、搬送面13上に出没可
能に設けられ、搬送面13上を搬送される搬送物28の前面
一側縁部に当接する当接面44a を有するターンストッパ
41と、このターンストッパ41の当接面44a に臨んで搬送
面13上に出没可能に設けられ、搬送物28の下面一側縁部
を押上げる押上体45とを備えたものである。
【0010】
【作用】本発明では、搬送手段1で搬送面13上を搬送さ
れる搬送物28の向きを変更する場合、搬送面13上にター
ンストッパ41が突出し、このターンストッパ41に搬送物
28の前面一側縁部に当接し、かつ、搬送面13上に押上体
45が突出し、この押上体45で搬送物28の下面一側縁部を
押上げる。これにより、ターンストッパ41で搬送物28の
一側の搬送を規制しておいて、押上体45との当接部分を
支点として、搬送物28の向きが変換されていき、略90
゜向きが変換された時点で、搬送物28は、押上体45から
外れるとともにターンストッパ41から外れ、略90゜向
きが変換された状態で搬送面13上を搬送される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図1ないし
図4を参照して説明する。
【0012】図1および図2において、1は搬送手段と
してのローラコンベヤで、フレーム2を有し、このフレ
ーム2は、両側の一対の側面フレーム3が複数の横継ぎ
フレーム4によって連結固定され、この横継ぎフレーム
4の上面中央に、各側面フレーム3に平行に対向して一
対の内側フレーム5が固定されているとともに、各内側
フレーム5との間に空間部6を開けて長さの短いサブフ
レーム7がそれぞれ固定されている。
【0013】また、側面フレーム3と内側フレーム5と
の上側間には複数の搬送ローラ11が回転自在に軸架並設
されているとともに、側面フレーム3とサブフレーム7
との上側間には複数の搬送ローラ12が回転自在に軸架並
設され、それらの左右の搬送ローラ11,12上に搬送面13
がそれぞれ形成されている。
【0014】さらに、2列の各搬送面13の搬送ローラ1
1,12ごとに駆動手段21がそれぞれ設けられており、こ
の駆動手段21は、各側面フレーム2の内側位置に沿っ
て、各搬送ローラ11,12の下面に当接する無端状のベル
ト22が始端側のプーリ23および図示しない終端側のプー
リなどによって張設され、プーリ23に一体的に軸支され
たスプロケット24とモータ25の駆動スプロケット26との
間にチェーン27が張設されている。そして、モータ25の
駆動により、ベルト22が回動し、このベルト22に当接す
る各搬送ローラ11,12が回転し、各搬送面13上の搬送物
としての段ボール箱28を図中矢印方向に搬送する。な
お、モータ25はフレーム2のモータフレーム8上に設置
されている。
【0015】前記各空間部6の位置に方向変換装置31が
配設されており、この方向変換装置31は、傾斜部32およ
び水平部33とからなる揺動部材34を有し、この揺動部材
34の傾斜部32の先端部が、横継ぎフレーム4に固定され
た一対の軸受部材35間に支軸36によって回動自在に軸支
されている。そして、モータフレーム8に対して一端が
回動自在に軸支されたエアシリンダ37の他端から突出す
るロッド38が水平部33に回動自在に軸支されており、こ
のエアシリンダ37への作動空気の供給により揺動部材34
が上方に揺動し、排気により下方に揺動するようになっ
ている。
【0016】また、揺動部材34の水平部33の上面にはタ
ーンストッパ41が設けられ、このターンストッパ41は、
前面部42および側面部43とからなる断面略L字形に形成
され、前面部42の前面上端にゴムなどの軟質材からなる
当接部材44が取付けられ、この当接部材44の前面が段ボ
ール箱28に当接する当接面44a として構成されている。
【0017】さらに、ターンストッパ41の前側には押上
体45が配設され、この押上体45は、金属製の円板部46の
上面にゴムなどの軟質材からなる当接部材47が取付けら
れており、円板部46の下面中央のボス部46a に、水平部
33上に設置されたエアシリンダ48のロッド49が回転自在
に連結されている。そして、エアシリンダ48への作動空
気の供給により押上体45が上方に移動し、排気により下
方に移動するようになっている。
【0018】前記揺動部材34が上昇した際のターンスト
ッパ41と押上体45との間に位置して、各側面フレーム3
の外側に光電スイッチ51を、各内側フレーム5の内側に
ミラー体52がそれぞれ対向配設され、光電スイッチ51か
ら出射された検知光がミラー体52で反射して光電スイッ
チ51で受光されるようになっており、その検知光が段ボ
ール箱28で遮られることによって段ボール箱28を検知す
るようになっている。
【0019】図4は方向変換装置31の制御ブロック図を
示し、制御部61を有し、この制御部61には、段ボール箱
28の搬送や荷積などを総合的に制御する制御手段からタ
ーン信号およびリセット信号が入力され、光電スイッチ
51の検知信号が入力され、タイマ62から計時信号が入力
され、また、制御部61により、各エアシリンダ37,48に
作動空気を供給、排気する電磁弁63,64の駆動をそれぞ
れ制御する。
【0020】次に、本実施例の作用を説明する。
【0021】まず、制御部61にターン信号が入力されて
ない場合は、電磁弁63,64を介して各エアシリンダ37,
48の作動空気が排気されており、図1に2点鎖線で示す
ように、揺動部材34が下方に揺動してターンストッパ41
および押上体45が搬送面13より下方に退避されている。
【0022】そのため、搬送面13上を搬送される段ボー
ル箱28は、搬送面13上に搬入された向きのまま下流側へ
搬送されていく。なお、搬送面13上に搬入される段ボー
ル箱28は、長辺面を搬送方向前面とし、その一側縁部が
方向変換装置31の上方を通過するように搬入される。
【0023】また、制御部61にターン信号が入力される
と、電磁弁63が作動されてエアシリンダ37に作動空気が
供給され、このエアシリンダ37のロッド38が伸長して、
図1に実線で示すように、揺動部材34が上方に揺動して
ターンストッパ41が搬送面13より上方に突出する。この
とき、押上体45は、図1に2点鎖線に示すように、搬送
面13より下方に位置している。
【0024】そして、図2に示すように、搬送されてき
た段ボール箱28が光電スイッチ51の検知光を遮り、制御
部61に光電スイッチ51から検知信号が入力されると、電
磁弁64が作動されてエアシリンダ48に作動空気が供給さ
れ、このエアシリンダ48のロッド49が伸長して、図1に
実線で示すように、押上体45が上昇し、段ボール箱28の
下面一側縁部を持ち上げる。このとき、段ボール箱28の
搬送方向前面の一側縁部がターンストッパ41の当接部材
44に当接する。
【0025】そのため、段ボール箱28は、ターンストッ
パ41および押上体45で一側の搬送が規制されるが、下面
他側が回転駆動されている搬送ローラ11,12上に載って
いて搬送駆動力を受けるので、押上体45との当接部分を
支点として搬送方向前面が長辺面から短辺面に向きが変
換されていき、略90゜向きが変換された時点で押上体
45から外れるとともにターンストッパ41の当接部材44か
ら外れ、短辺面を搬送方向前面として、ターンストッパ
41の側面部43に沿って下流側へ搬送されていく。
【0026】そして、制御部61はタイマ62により光電ス
イッチ51から検知信号を入力してから段ボール箱28の向
きが略90゜変換されるまでに要する所定時間が計時さ
れると、電磁弁64が作動されてエアシリンダ48の作動空
気が排気され、押上体45が搬送面13より下方位置に下降
される。
【0027】そして、次に搬入されてくる段ボール箱28
を光電スイッチ51により検知することにより、上述のよ
うに動作して段ボール箱28の向きが略90゜変換され
る。
【0028】また、制御部61にリセット信号が入力され
ると、電磁弁63が作動されてエアシリンダ37の作動空気
が排気され、揺動部材34が下方に揺動されて、ターンス
トッパ41が搬送面13より下方に下降される。
【0029】ところで、段ボール箱28は、図3に示すよ
うに、上面および下面に四辺のフラップ28a をそれぞれ
相対して折り込み、テープを貼り付けて止めたりステッ
チなどの連結金具で止めるようにしているが、段ボール
素材の剛性が高いと、フラップ28a が浮き上がりが生じ
やすく、そして、特に収納する内容物が軽い場合、搬送
面13上に載っても下面のフラップ28a が浮き上がった状
態で搬送されることがある。
【0030】このような段ボール箱28の状態でも、上昇
した押上体45が段ボール箱28の下面に当接して持ち上げ
るため、押上体45の作用により段ボール箱28の向きを略
90゜変換させることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、ターンストッパに当接
する搬送物の下面を押上体で押上げるため、搬送物の下
面の状態にかかわらず、押上体の作用により搬送物の向
きを確実に変換させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方向変換装置の一実施例を示す断面図
である。
【図2】同上実施例の平面図である。
【図3】同上実施例の方向変換動作の説明図である。
【図4】同上実施例の制御ブロック図である。
【図5】従来の方向変換装置による方向変換動作の説明
図である。
【符号の説明】
1 搬送手段としてのローラコンベヤ 13 搬送面 28 搬送物としての段ボール箱 41 ターンストッパ 44a 当接面 45 押上体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/52 C 8010−3F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送面上の搬送物を搬送する搬送手段
    と、 搬送面上に出没可能に設けられ、搬送面上を搬送される
    搬送物の前面一側縁部に当接する当接面を有するターン
    ストッパと、 このターンストッパの当接面に臨んで搬送面上に出没可
    能に設けられ、搬送物の下面一側縁部を押上げる押上体
    とを備えたことを特徴とする方向変換装置。
JP11458992A 1992-05-07 1992-05-07 方向変換装置 Pending JPH05310320A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11458992A JPH05310320A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 方向変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11458992A JPH05310320A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 方向変換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05310320A true JPH05310320A (ja) 1993-11-22

Family

ID=14641644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11458992A Pending JPH05310320A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 方向変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05310320A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016210535A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 宮川工機株式会社 木材横転装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016210535A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 宮川工機株式会社 木材横転装置

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