JPH05310296A - 飲料供給装置 - Google Patents

飲料供給装置

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JPH05310296A
JPH05310296A JP13762392A JP13762392A JPH05310296A JP H05310296 A JPH05310296 A JP H05310296A JP 13762392 A JP13762392 A JP 13762392A JP 13762392 A JP13762392 A JP 13762392A JP H05310296 A JPH05310296 A JP H05310296A
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JP
Japan
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beverage
carbon dioxide
premix
dioxide gas
stock solution
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JP13762392A
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English (en)
Inventor
Makoto Nagamine
眞 長嶺
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MARUJIN KK
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MARUJIN KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の供給ノズルにより複数種の飲料物を供給
する飲料供給装置に関し、1つの飲料供給装置でポスト
ミックス飲料とプレミックス飲料とを供給する。 【構成】ビールタンク3と原液タンク4と炭酸水製造装
置5とプレミックス飲料供給ノズル23とポストミック
ス飲料供給ノズル24と1つの炭酸ガスタンク2と1つ
の冷却装置6とを備え、ビール、清涼飲料の原液及び炭
酸水の給送を上記炭酸ガスタンクにより供給された炭酸
ガスの圧力により行い、また、ビール、清涼飲料の原液
及び炭酸水の冷却を上記冷却装置により行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な飲料供給装置に関
する。詳しくは、複数の供給ノズルにより複数種の飲料
物を供給する飲料供給装置に関し、ポストミックス飲料
とプレミックス飲料とを供給することができる新規な飲
料供給装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】飲料物には、製造元において飲料として
供される状態のものを製造し、飲食店、レストラン等に
おいて飲料供給装置によりそのままの状態でコップ等に
注いで客に提供されるプレミックス飲料と製造元におい
ては原液のみを製造し、飲食店、レストラン等において
飲料供給装置により飲料として提供される直前に原液と
希釈液とを混合し、コップ等に注いで客に提供されるポ
ストミックス飲料とがある。
【0003】プレミックス飲料には、例えば、ビール、
ワインなどがあり、ポストミックス飲料には、例えば、
コーラ、ジュース、コーヒーなどがある。
【0004】従来、かかるポストミックス飲料とプレミ
ックス飲料はそれぞれ各別の飲料供給装置で供給されて
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、プレミックス
飲料及びポストミックス飲料を提供する飲食店、レスト
ラン等においては、これら各別の飲料供給装置を備えな
ければならないため、店内の省スペース化が図れず、ま
た、客の注文に応じて店員がこれら飲料供給装置の間を
行き来しなければならず、作業の効率が悪いという問題
があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明飲料供給
装置は、上記した課題を解決するために、プレミックス
飲料タンクと原液タンクと希釈液供給装置とプレミック
ス飲料供給ノズルとポストミックス飲料供給ノズルと1
つの炭酸ガス供給装置と1つの冷却装置とを備え、プレ
ミックス飲料、原液及び希釈液の搬送を上記炭酸ガス供
給装置により供給された炭酸ガスの圧力により行い、ま
た、プレミックス飲料、原液及び希釈液の冷却を上記冷
却装置により行うようにしたものである。
【0007】
【作用】従って、本発明飲料供給装置によれば、炭酸ガ
ス供給装置と冷却装置をプレミックス飲料、原液及び希
釈液の搬送及び冷却に共用することにより装置全体とし
ての大きさをプレミックス飲料とポストミックス飲料と
を各別に供給する装置を2つ足した分の大きさよりも小
さくすることができ、これにより、プレミックス飲料及
びポストミックス飲料を提供する飲食店、レストラン等
において、店内の省スペース化を図ることができ、ま
た、店員が1つの飲料供給装置でプレミックス飲料及び
ポストミックス飲料をそれぞれカップ等に注ぐことがで
き、作業効率の向上を図ることができる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明飲料供給装置の詳細を添付図
面に示した実施の一例に従って説明する。
【0009】尚、この実施例は本発明をプレミックス飲
料がビールで、ポストミックス飲料が清涼飲料である飲
料供給装置に適用したものである。
【0010】1は飲料供給装置であり、炭酸ガスが充填
された炭酸ガスタンク2と、ビールが充填されたビール
タンク3と、清涼飲料の原液が充填された原液タンク
4、4、4と、炭酸水を製造する炭酸水製造装置5と、
ビール、清涼飲料の原液及び炭酸水を冷却する冷却装置
6と、ビール及び清涼飲料を吐出するディスペンサヘッ
ド7等からなる。
【0011】炭酸ガスタンク2には炭酸水の製造に使用
される共に清涼飲料の原液及びビールを搬送するための
炭酸ガスが充填されている。
【0012】8、8、8は炭酸ガスタンク2の上部に取
り付けられた炭酸ガスレギュレータであり、炭酸ガスを
供給しかつその送出圧力を調整するためのものであり、
その一8aは炭酸水製造装置5に炭酸ガスを送出するた
めのものであり、他の一8bはビールタンク3に炭酸ガ
スを送出するためのものであり、別の一8cは清涼飲料
の原液タンク4、4、4に炭酸ガスを送出するためのも
のである。
【0013】炭酸水製造用の炭酸ガスレギュレータ8a
には炭酸ガス供給パイプ9aが接続され、該炭酸ガス供
給パイプ9aの他端は炭酸水製造装置5のカーボネータ
タンク10に接続されている。
【0014】ビール用の炭酸ガスレギュレータ8bには
炭酸ガス供給パイプ9bが接続され、該炭酸ガス供給パ
イプ9bの他端は上記ビールタンク3に接続されてい
る。
【0015】原液用の炭酸ガスレギュレータ8cには炭
酸ガス供給パイプ9cが接続され、該炭酸ガス供給パイ
プ9cは途中で分岐され、該分岐された炭酸ガス供給パ
イプ9c、9c、9cの他端は各別に上記清涼飲料の原
液タンク4、4、4に接続されている。
【0016】そして、各炭酸ガスレギュレータ8a、8
b、8cは上記各タンク3、4又は10に炭酸ガスを送
出するのに必要な所定の圧力に調整される。
【0017】炭酸水製造装置5は清涼飲料の希釈液とし
ての炭酸水を製造するもので、水と炭酸とを混合するた
めのカーボネータタンク10とフィルタ11を通して供
給された水を所定の圧力で上記カーボネータタンク10
に供給する高圧ポンプ12等から成る。
【0018】カーボネータタンク10においては炭酸ガ
スレギュレータ8aを通して供給された炭酸ガスと高圧
ポンプ12を通して供給された水とが混合されて炭酸水
が製造されると共に製造された炭酸水はカーボネータタ
ンク10に接続された炭酸水供給パイプ13を通してデ
ィスペンサヘッド7側へと送られる。
【0019】14は一端が上記高圧ポンプ12とカーボ
ネータタンク10との間に接続された水供給パイプであ
り、後述するのポストミックス飲料供給ノズルの一から
選択的に水のみを供給するためのものである。
【0020】ビールタンク3はビールが充填された状態
でビール製造元から供給されるものであり、該ビールタ
ンク3にはビール供給パイプ15が接続され、ビールタ
ンク3内のビールは上記ガス供給パイプ9bから送出さ
れた炭酸ガスの圧力によりビール供給パイプ15を通し
てディスペンサヘッド7側へと送られる。
【0021】原液タンク4、4、4は各種の原液、例え
ば、コンク状のコーラ、サイダー等が充填された状態で
製造元から供給されるものであり、該原液タンク4、
4、4には原液供給パイプ16、16、16が接続さ
れ、上記ガス供給パイプ9c、9c、9cから送出され
た炭酸ガスの圧力により原液は原液供給パイプ16、1
6、16を通してディスペンサヘッド7側へと送られ
る。
【0022】17はビールフローレギュレータであり、
上記ビール供給パイプ15の途中であって、冷却装置6
の手前に配置されており、ビール供給パイプ15内のビ
ールの流量を調整するものである。
【0023】18、18、18は原液フローレギュレー
タであり、上記原液供給パイプ16、16、16の途中
であって、冷却装置6の手前に配置されており、原液供
給パイプ16、16、16内の原液の流量を調整するも
のである。
【0024】冷却装置6は冷却水が入れられた水槽19
と該水槽19内の冷却水を冷却するコンプレッサ20等
から成る。
【0025】水槽19には上記炭酸水供給パイプ13、
水供給パイプ14、ビール供給パイプ15及び原液供給
パイプ16、16、16がそれぞれコイル状に巻回され
た状態で通されており、各供給パイプ13、14、1
5、16、16、16のそれぞれのコイル状部13a、
14a、15a、16a、16a、16aが冷却水内に
あるように位置されている(尚、図面では各供給パイプ
13、14、15、16、16aのそれぞれのコイル状
部13a、14a、15a、16a、16a、16aを
水槽19内において点線で示している。)。
【0026】水槽19内の冷却水は上記コンプレッサ2
0によりその温度が略0度になるように制御され、ま
た、水槽19内には図示しない撹拌手段により冷却水に
流れが生ずるようになっており、冷却水の温度の均一化
が図られている。
【0027】そして、炭酸水、水、ビール、原液はそれ
ぞれの供給パイプ13、14、15、16、16、16
のコイル状部13a、14a、15a、16a、16
a、16a内を流れるときにその温度が所定の温度にさ
れる。
【0028】尚、各コイル状部13a、14a、15
a、16a、16a、16aの長さは炭酸水、水、ビー
ル、原液が各供給ノズルから吐出されて飲料物となった
とき、各飲料物がその最適温度になるように設定され
る。
【0029】21は炭酸水フローレギュレータであり、
上記炭酸水供給パイプ13の途中であって、冷却装置6
から出た位置に配置されており、炭酸水供給パイプ13
内の炭酸水の流量を調整するものである。
【0030】また、炭酸水フローレギュレータ21の直
後において炭酸水供給パイプ13は分岐され、ディスペ
ンサヘッド7の各供給ノズルに接続されている。
【0031】22は水フローレギュレータであり、上記
水供給パイプ14の途中であって、冷却装置6から出た
位置に配設されており、水供給パイプ14内の水の流量
を調整するものである。
【0032】ディスペンサヘッド7は1つのプレミック
ス飲料供給ノズル23と3つのポストミックス飲料供給
ノズル24、24、24とを有する。
【0033】プレミックス飲料供給ノズル23にはビー
ル供給パイプ15の他端部が接続されており、ビール供
給パイプ15により給送され冷却装置6によって冷却さ
れたビールが図示しないスイッチ又は操作レバーの操作
によりプレミックス飲料供給ノズル23から吐出される
ようになっている。
【0034】ポストミックス飲料供給ノズル24、2
4、24には炭酸水供給パイプ13の他端部及び原液供
給パイプ16、16、16の他端部が接続されており、
炭酸水供給パイプ13により給送され冷却装置6によっ
て冷却された炭酸水及び原液供給パイプ16、16、1
6により搬送され冷却装置6によって冷却された各原液
が図示しない各別のスイッチ又は操作レバーの操作によ
り吐出されるようになっている。
【0035】図示は省略したが、炭酸水と原液とのミキ
シングはポストミックス飲料供給ノズル24の内部にお
いてその吐出直前に行われるようになっている。
【0036】尚、ポストミックス飲料供給ノズル24に
2つの吐出口を設け、それぞれの吐出口から各別に炭酸
水と原液とを吐出するようにし、カップ等に注ぎ入れた
ときにミキシングされるようにしても良い。
【0037】また、炭酸水及び各原液のそれぞれの供給
量は上記炭酸水フローレギュレータ21及び各原液フロ
ーレギュレータ18、18、18の流量調整により決定
される。
【0038】25はポストミックス飲料供給ノズル2
4、24、24の内、一のポストミックス飲料供給ノズ
ル24に接続された炭酸水供給パイプ13の途中に配設
された選択バルブであり、該選択バルブ25には上記水
供給パイプ14の他端部が接続されている。
【0039】選択バルブ25は当該ポストミックス飲料
供給ノズル24を水を供給するための供給ノズルとして
使用する場合に切り替えられるものであり、かかる場
合、選択バルブ25を水側に切り替え、かつ、原液の供
給を原液フローレギュレータ18により止めることによ
り為される。
【0040】これにより、選択バルブ25の切り替え及
び原液又は水の選択的な供給を行うことにより、当該ポ
ストミックス飲料供給ノズル24を選択的にポストミッ
クス飲料用又は水用の供給ノズルとして使用に供するこ
とができる。
【0041】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明飲料供給装置は、そのままの状態で飲料とし
て提供することができるプレミックス飲料が充填された
プレミックス飲料タンクと、ポストミックス飲料の原液
が充填された原液タンクと、ポストミックス飲料の希釈
液を供給する希釈液供給装置と、プレミックス飲料が吐
出されるプレミックス飲料供給ノズルと、上記原液と希
釈液とが吐出されるポストミックス飲料供給ノズルと、
上記プレミックス飲料、原液及び希釈液を搬送するため
の炭酸ガスを供給する1つの炭酸ガス供給装置と、上記
プレミックス飲料、原液及び希釈液を冷却する1つの冷
却装置とを備え、プレミックス飲料、原液及び希釈液の
搬送を上記炭酸ガス供給装置により供給された炭酸ガス
の圧力により行い、プレミックス飲料、原液及び希釈液
の冷却を上記冷却装置により行うようにしたことを特徴
とする。
【0042】従って、本発明飲料供給装置によれば、炭
酸ガス供給装置と冷却装置をプレミックス飲料、原液及
び希釈液の搬送及び冷却に共用することにより装置全体
としての大きさをプレミックス飲料とポストミックス飲
料とを各別に供給する装置を2つ足した分の大きさより
も小さくすることができ、これにより、プレミックス飲
料及びポストミックス飲料を提供する飲食店、レストラ
ン等において、店内の省スペース化を図ることができ、
また、店員が1つの飲料供給装置でプレミックス飲料及
びポストミックス飲料をそれぞれカップ等に注ぐことが
でき、作業効率の向上を図ることができる。
【0043】尚、上記実施例においては、ポストミック
ス飲料として清涼飲料に適用したがこれに限らず、ジュ
ース、コーヒーなどの炭酸を含まない飲料であっても良
くかかる場合、炭酸水製造装置を水供給装置として、該
水供給装置により供給された水を供給ノズルにおいてコ
ンクジュース又はコンクコーヒーと混合するようにすれ
ば良い。
【0044】また、上記実施例に示した各装置、手段、
部材等の具体的な形状乃至構造は、本発明飲料供給装置
を実施するに当たって具体化のほんの一例を示したもの
にすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的
に解釈されてはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明飲料供給装置をプレミックス飲料がビー
ルで、ポストミックス飲料が清涼飲料である飲料供給装
置に適用した実施の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 飲料供給装置 2、8 炭酸ガス供給装置 3 プレミックス飲料タンク 4 原液タンク 5 希釈液供給装置 6 冷却装置 23 プレミックス飲料供給ノズル 24 ポストミックス飲料供給ノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 そのままの状態で飲料として提供するこ
    とができるプレミックス飲料が充填されたプレミックス
    飲料タンクと、ポストミックス飲料の原液が充填された
    原液タンクと、ポストミックス飲料の希釈液を供給する
    希釈液供給装置と、プレミックス飲料が吐出されるプレ
    ミックス飲料供給ノズルと、上記原液と希釈液とが吐出
    されるポストミックス飲料供給ノズルと、上記プレミッ
    クス飲料、原液及び希釈液を搬送するための炭酸ガスを
    供給する1つの炭酸ガス供給装置と、上記プレミックス
    飲料、原液及び希釈液を冷却する1つの冷却装置とを備
    え、プレミックス飲料、原液及び希釈液の搬送を上記炭
    酸ガス供給装置により供給された炭酸ガスの圧力により
    行い、プレミックス飲料、原液及び希釈液の冷却を上記
    冷却装置により行うようにしたことを特徴とする飲料供
    給装置。
JP13762392A 1992-05-01 1992-05-01 飲料供給装置 Pending JPH05310296A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014156258A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Sapporo Breweries Ltd 飲料提供装置
US9033315B2 (en) 2011-10-11 2015-05-19 Flow Control Llc. Adjustable in-line on demand carbonation chamber for beverage applications
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