JPH05310245A - ラップフィルム切断用板紙製切断具 - Google Patents

ラップフィルム切断用板紙製切断具

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JPH05310245A
JPH05310245A JP11626192A JP11626192A JPH05310245A JP H05310245 A JPH05310245 A JP H05310245A JP 11626192 A JP11626192 A JP 11626192A JP 11626192 A JP11626192 A JP 11626192A JP H05310245 A JPH05310245 A JP H05310245A
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JP
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shape
cutting tool
saw blade
wrap film
storage box
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JP11626192A
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Nobuyuki Yuki
惟行 結城
Iku Kato
▲イク▼ 加藤
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/08Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession
    • B65D83/0847Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession through an aperture at the junction of two walls
    • B65D83/0852Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession through an aperture at the junction of two walls with means for assisting dispensing
    • B65D83/0882Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession through an aperture at the junction of two walls with means for assisting dispensing and for cutting interconnected articles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cartons (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラップフィルム収納箱の金属性鋸刃を板紙製
鋸刃に置換える。 【構成】 切断を司どる端縁は鋸刃状でその歯先を結ぶ
仮想線は、V字形状,U字形状をしており、その少なく
とも歯山の片面は硬化剤で硬化処理されている板紙製切
断具。 【効果】 中央切断法が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】主として、一般家庭や飲食業界等
で汎用されているラップフィルムの収納箱の、金属製鋸
刃を板紙製に置き換える、その為の板紙製切断具の改良
に関する。
【0002】
【従来技術】前板1、底板2、後板3、蓋板4、及び蓋
板4から前板1を覆う方向に延出した掩蓋片5とを有し
て成るラップフィルムの収納箱は、例えば商標名:サラ
ンラップ[旭化成(株)社製]として市販されていて周
知である。この収納箱の原型は、本願明細書の図4に示
してある。この種の収納箱の切断具は金属製の鋸刃K
で、底板2と前板1との間の稜線から前板側に歯山9の
先をはみ出させて、底板2の面に取り付けられてある。
そして巻回フィルム収納箱としての使用時は、必要なフ
ィルム長を鋸刃歯山上に引き出し、フィルム(及び/又
は)箱体を斜め上に回動させて、フィルムの一側端から
他側端に順次フィルムを鋸刃の歯先に押圧させるように
誘導すると、フィルムは鋭利な歯先に食い込んで一側端
から他側端に確実に切断することが出来る。従ってこの
種の収納箱はその切断方式と共に広く消費者に普及し愛
用されて来た。一方特公平4−19092号公報には、
先端縁を鋸刃状の歯山に加工し、その歯先を結ぶ仮想線
は全体としてV字形状、U字形状及び台形形状を形成し
た切断具(金属製の鋸刃)を、箱の掩蓋片5の先端に取
付けた同種収納箱の提案がある。この切断具付の収納箱
は、切断具の先がフィルム面に直角に当接する状態にフ
ィルム端に張力を与えて誘導しておき、その水平に保持
されたフィルムの中央部を切断具中央部の歯先が突き切
る方向に箱体を回転させると、フィルムはその中央部か
ら両端に向って切り進むと言う従来とは別の切断方法
(以下中央切断法と言う)が可能となる特長がある。こ
の中央切断法は、上記従来の切断方法に比べて切り取っ
たフィルムに寄付き皺が生じ難い点で注目される。
【0003】近来この金属製鋸刃は、収納箱を開封し実
用する段階での安全性、及び空箱として廃棄する際の容
易性を高めたいとする観点から、板紙製の切断刃に替え
ようとする努力がなされている。一方、板紙鋸刃を用い
る提案は古く例えば実開昭56−24630号は、収納
箱の掩蓋片になる部分と開封用片になる部分とを、一枚
の側板の中程長手方向に入れた鋸刃状切れ目で2分する
形で作成しておき、実用時にその開封用片部分を除去し
て、残った掩蓋片の鋸刃状端縁をそのまま切断刃として
使うことを提案している。
【0004】
【発明が解決すべき課題】しかしながら、例えば実開昭
56−24630号に記載の板紙製鋸刃などは、とうて
い実用に供せる切断性能を有してはいない。その原因は
切断操作時に、掩蓋片の先端に位置した板紙製鋸刃がフ
ィルムによる押圧を受けた時、鋸刃全体に生じる「しな
り」と「へたり」の現象が、フィルム面に直角に当接し
ている状態の歯先の数を減じ、そのまま実施される切断
操作は斜めの応力を受けることになった歯山を簡単に屈
曲・座屈させることになる結果、設計値通りの切れ味が
発揮されない上に、その切れ味も直ちに大きく低下して
しまうことになる為である。つまり板紙製鋸刃は、歯山
が板の厚み方向に曲げられる方向の応力に対しては極め
て脆弱であると言う問題がある。従ってこの様な板紙製
鋸刃を特公平4−19092号公報に記載のV字形状、
U字形状の金属製鋸刃と置き換えると、特長であるべき
筈の中央切断法が全く出来ないと言う問題点がある。こ
の問題点は、板紙の材質向上や厚みを増すこと、及び単
純な樹脂類の塗布・含浸による改質などでは解決出来な
い問題である処に課題がある。
【0005】本発明の目的は、中央切断法と従来の切断
方法の双方が、金属製鋸刃と同等の切れ味とその持続性
を保って出来る鋸刃状板紙製切断具を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決する為の手段】上記本発明の目的は、本発
明を採用すること即ち「先端縁が鋸刃状の歯山に加工さ
れた板紙製の切断具に於いて、歯先を結ぶ仮想線は全体
としてV字形状又はU字形状を形成し、その鋸刃状の歯
山の少なくとも片面先端部には硬化剤処理が施されてい
ることを特徴とするラップフィルム切断用板紙製切断
具」を採用することで容易に解決することが出来る。
【0007】図1,図2は本発明の実施例を示す板紙製
切断具の平面概念図である。図3は図1の切断具をラッ
プフィルム収納箱に利用した場合を例示した斜視概念図
である。図に於いて前板1、底板2、後板3、蓋板4、
掩蓋片5、脇板6、脇掩蓋片7、鋸刃切断具8、鋸刃歯
山9、歯先を結ぶ仮想線Xを示す。従って図1はV字形
状の鋸刃切断具である場合の例図、図2はU字形状の鋸
刃切断具である場合の例図、図3は図1(V字形状)の
切断具を箱掩蓋片5の先端部に、箱と一体的に取付けた
場合の例図である。
【0008】本発明の主要部は「歯先を結ぶ仮想線Xは
全体としてV字形状又はU字形状を形成し、その鋸刃状
の歯山の少なくとも片面先端部には硬化剤処理が施され
ていること」にある。以下その要件を説明する。先ず切
断具の全体が「歯先を結ぶ仮想線Xが・・・V字形状又
はU字形状である」必要性は、中央切断法をとる時、フ
ィルムに当初当接する切断具が切断具の中央局部の歯先
部分のみにとどめ、そこに切断応力を集中させてフィル
ムの中央部に初めの切れ目を入れることを容易にする為
のものである。それには水平状態にあるフィルムに当初
当接する歯先の数は少ない程、応力集中は容易になるの
で、その意味においてはU字形状のものよりもV字形状
のものが望ましい。しかしU字形状のものでもフィルム
に当初接触する(U字の底部曲線)部分が例えば0.5〜
4cmと言う範囲の短い幅寸法のものは、その部分に配
置する歯山の形状を例えば、歯山の高い大きな歯にす
る、及び(又は)歯先間のピッチを広げて歯数を減らせ
る等の調節変更をすることで、V字形状のものと遜色の
ない応力集中が出来る場合がある。
【0009】次ぎに仮想線Xは直線及び直線に近い緩や
かな曲線であることが望ましい。その理由は、仮想線X
を描かせる歯山の配置は、フィルムに生じた切れ目を未
切断の部分に順次容易に伝幡させる役割と、切断後のフ
ィルム端の形状をより直線状に奇麗に整える役割とを果
たせる為のものである。従って仮想線Xが複雑な曲線や
曲率の高い曲線である時は、切れ目の伝幡が悪化して切
れ味が低下するし、切断後のフィルム端の形状が乱れる
ことになる。この傾向は金属製のものより著しく板紙独
自の現象とみることができる。そして切断具の形状が全
体として見てV字形状及びV字形状とみなせる場合のU
字の開角度Yは175〜167度であることが望まし
い。その理由は、開角度Yが小さく(鋭利に)なるほど
上記の中央部への応力集中(中央切断法)が行ない易く
なるが、その反面では従来の切断法での切れ味が低下す
る上に、切断後のフィルム端の形状が大きく湾曲したも
のになる事による。こうした観点での最も望ましくは1
74〜168度の範囲で両者の調和を図ることである。
【0010】しかしながら上記歯山の調節や開角度Yを
調整して中央切断法が出来るようにするには板紙の硬度
(剛性)が不足する。一般に最も硬度(剛性)の高い板
紙の一つにバルカナイズド紙がある。このものは板紙を
圧縮したり単純な樹脂類の塗布・含浸したりして板紙の
硬度を高めたもの等よりは、硬度の高い板紙として知ら
れている。しかしこのバルカナイズド紙をV字形状・U
字形状の鋸刃状に加工しただけのものでは本発明の目的
は達成出来ない。この理由は殊に中央切断法は、極めて
局部の歯先に応力が集中するし、しかも切断の操作上で
歯先にかかる応力は、歯山を板紙の厚み方向に強く押曲
げる方向の応力になるので、歯山部その応力に耐えきれ
ない為であると考えられる。本発明の「鋸刃状の歯山の
少なくとも片面先端部には硬化処理が施されている」こ
との要件理由は、鋸刃の歯山に上記応力集中に耐える硬
化補強を図るためのものである。
【0011】この場合の硬化剤処理は、例えば合成樹
脂,可食性糊剤,水ガラス等の硬化剤の塗布・含浸に依
る処理、及び上記硬化剤での砥粒の固着処理のいずれか
単独の処理か併用処理の双方があり、切断具に用いる基
材の種類に応じて選択することになる。上記硬化剤の硬
度の高まりからみた選択の基準は、一般に(低い側)一
般の合成樹脂≪架橋硬化型樹脂≦可食性糊剤≪水ガラス
(高い側)の順となるが、硬化剤を用いてする砥粒の固
着処理での硬化順位も上記と同じ傾向で硬化度が増強さ
れる。従って可食性糊剤や水ガラスで砥粒を固着したも
のは水ガラス硬化単独のものより一段と硬化が改善され
るのでより望ましいことになる。しかし切断具の基材に
バルカナイズド紙を用いた場合は、架橋硬化型樹脂,可
食性糊剤,水ガラスでの硬化は、そのもの単独でも十分
な硬化改善効果が得られるのであえて砥粒固着を必要と
はしないが、砥粒固着を併用すれば更に完全なものにな
るので最も望ましい。これ等の硬化剤処理は少なくとも
鋸刃歯山の片面にあれば良く、歯山の片面から端面に及
び更に良く、両面及び歯山の根元に迄施せば最高のもの
になる。しかし砥粒固着を施す場合は、加工搬送時にこ
れと接触する工程部位を磨耗させない観点では、固着処
理場所を歯山の片面から端面迄にとどめ砥粒の固着した
面を箱の外面に露出させない方向に配置することが望ま
しい。
【0012】ここで言う架橋硬化型樹脂は紫外線や電子
線で急速に架橋して硬化する接着性合成樹脂の総称であ
る。中でも紫外線で架橋し硬化する接着性合成樹脂の採
用は硬化処理装置が安価でしかも処理時間が短縮できる
点で望ましい。可食性糊剤とは、例えばゼラチン,カゼ
イン,ペクチン,グルコマンナン,寒天等である。これ
らは100〜200℃に加熱すれば不溶化し硬化する。
又水ガラスは、珪酸ソーダ等の呼称で市販されているも
ので、一般式はNaO・nSiO2 ・x H2 O(n,x
は2以上の数)で示される。約80〜300℃の温度で
硬化するが、硬化促進剤等を加えて加熱時間を短縮出来
ることも知られている。
【0013】本発明で言う砥粒は、一般で言う砥粒を含
み、その他無機物または有機物で鋭利な角を持つ硬い粒
子にできるものを総称する。具体的には無機粒子として
は、例えばアルミナ,アランダム,炭化珪素,ザクロ
石、金属類等の粒子、有機物としてはゼラチン,庶糖,
ペクチン等の粒子で、粒径は平均粒径で通常20〜10
00μm、好ましくは30〜400μm、最も好ましく
は40〜350μmの範囲のものである。これらの塗布
固着には各種接着性の硬化剤が使用できる。砥粒の塗布
は、粒子のままで未硬化状態の硬化剤の塗布面に散布し
たり静電吸着させたりする方法もあるが、砥粒を硬化剤
と混合してベースト状にしこれを塗布する方が操作が容
易である。切断時等に生じる固着砥粒の脱落を防ぐ為に
は、形成した砥粒隆起に硬化剤を更にオーバーコートす
る場合もある。
【0014】本発明で言うラップフィルムとは、塩化ビ
ニリデン系樹脂フィルム,ポリエチレン系樹脂フィル
ム,ポリエステル系樹脂フィルム等で代表される合成樹
脂製のフィルム、アルミ箔等の金属箔、グラッシングペ
ーパー,ワックスペーパー等の長尺紙類及びこれらの積
層品で、巻回したものを引出して用いるものを総称す
る。
【0015】本発明の切断具に用いる通常の板紙は、
0.2〜1.5mm程度の厚紙である。肉厚のものは一
般に丈夫ではあるが、切れ味を悪くするので厚み約0.
2〜0.5mm(秤量で180〜550g/m2 )の範囲
の比較的薄い方のものを用いることが望ましい。バルカ
ナイズド紙は例えばバルカ等の呼称で市販されており、
中でも厚み約0.25〜0.4mmの範囲のものが実用
的で望ましい。
【0016】
【実施例】以下本発明の内容を用いて示す実施例で説明
する。表1は実施例・比較例の切断方法適性と中央切断
法での切れ味の持続性を評価した結果のまとめである。
実験No.1〜4は比較例を、実験No.5〜10は実
施例を各々示す。ここで用いた素材、処理方法条件は次
の通りである。 1)切断具素材 (1)通常の板紙:厚み約0.4mm(秤量:350g
/m2 )の厚紙 (2)厚い板紙 :厚み約0.8mm(秤量:700g
/m2 )の厚紙 (3)バルカ:厚み約0.35mm(RK−76、東洋
ファイバー社製) 2)切断具の形状 (1)全体形状:図1のV形状の鋸刃 (2)開角度:Y=170度 (3)鋸刃 :歯山の高さ0.8mm、ヒッチ1.3
mm 3)硬化剤 (1)通常の樹脂:酢ビ系ホットメルト接着剤(商品名
ドフイックス、独国ヘンケル社製) (2)UV硬化樹脂:紫外線架橋硬化型接着剤樹脂〔カ
シュー社製、#EC−12−0〕 (3)水ガラス :日本化学工業社製、38珪酸ソーダ
1号 (4)砥粒 :JIS R6001による46番のアル
ミナ粒 4)硬化剤の塗布・含浸方法 (1)硬化剤(1)(2)(3)の場合:液状の硬化剤
を鋸刃状切断具の両面に、歯山全面から歯の根元までに
渡り充分量塗布し硬化させる。
【0017】(2)砥粒固着の場合:上記硬化処理した
歯山部の片面から歯山端面に渡り、同種の硬化剤に砥粒
を混合した混合液を塗布し硬化させる。 5)硬化剤の硬化・固着条件 (1)通常の樹脂の場合:(170℃で溶融し液状のも
のを)室温に冷却 (2)UV硬化樹脂の場合:400Wの紫外線ランプを
15cm上方から照射 (3)水ガラスの場合:赤外線ランプで表面温度160
℃にして5分間加熱 6)収納箱の形態 厚み約0.4mm(秤量:350g/m2 )の厚紙を用
いて、図3に示す様なラップフィルム収納箱を作成し
た。切断具はいずれも掩蓋片5に、先端から歯先がはみ
だす様に取り付けた。内部にはサランラップ(商品名:
旭化成製)の50m巻きの巻回フィルムRを収納して箱
体にした。
【0018】
【評価方法】
I.切断方法適性 本文記載の従来の切断方法と中央切断法との双方につい
て、金属製の切断具の付いた収納箱〔呉羽化学社製:市
販品(商品名クレラップ)=特公平4−19092号公
報相当品〕のものと対比した切断試験を繰り返し、切断
具としての切れ味を下記の尺度で評価した。 評価尺度 市販の収納箱と比較した切れ味 判定記号 双方の切断方法共、遜色がない・・・・・・・・◎ 切れ味は落ちるが実用は可能・・・・・・・・・○ 切れ味が悪く実用出来ない・・・・・・・・・・● 切断具と言える水準ではない・・・・・・・・・× II.中央切断法での切れ味の持続性 中央切断法を、約25cmの引出し間隔で巻長50mの
フィルムについて実施し、切れ味の衰退状態を下記の尺
度で評価した。 評価尺度 切れ味の衰退状態 判定記号 当初の切れ味を最後まで持続・・・・・・・・・◎ 切れ味は低下するが実用可能の範囲・・・・・・○ 切れ味の低下が著しく実用に供せない・・・・・● 当初の切れ味の水準が低く実用に供せない・・・×
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】本発明は上述の構成を持つことにより、
中央切断法と従来の切断方法の双方が、金属製鋸刃と同
等の切れ味とその持続性を保って出来る鋸刃状板紙製切
断具を提供することを可能にした。殊に中央切断法が出
来る板紙製切断具は従来その完成をみなかったものであ
る。従って本発明は産業界に果たす役割の大きい優れた
発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の切断具の形状を例示する平面概念図
【図2】本発明の切断具の形状を例示する平面概念図
【図3】本発明の切断具をラップフィルム収納箱に使用
した場合の斜視概念図
【図4】従来品のラップフィルム収納箱の斜視概念図
【符号の説明】
1 前板 2 底板 3 後板 4 蓋板 5 掩蓋片 6 脇板 7 脇掩蓋片 8 鋸刃切断具 9 鋸刃歯山 X 歯先を結ぶ仮想線 Y 開角度 K 金属鋸刃 R 巻回フィルム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端縁が鋸刃状の歯山に加工された板紙
    製の切断具に於いて、歯先を結ぶ仮想線は全体としてV
    字形状又はU字形状を形成し、その鋸刃状の歯山の少な
    くとも片面先端部には硬化剤処理が施されていることを
    特徴とするラップフィルム切断用板紙製切断具
JP11626192A 1992-05-08 1992-05-08 ラップフィルム切断用板紙製切断具 Withdrawn JPH05310245A (ja)

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JP11626192A JPH05310245A (ja) 1992-05-08 1992-05-08 ラップフィルム切断用板紙製切断具

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JPH05310245A true JPH05310245A (ja) 1993-11-22

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JP (1) JPH05310245A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011052350A1 (ja) * 2009-10-26 2011-05-05 株式会社クレハ 包装物用切断刃、包装物用切断刃を備えたカートン及び包装物供給体
JP2013043697A (ja) * 2011-08-22 2013-03-04 Tsuneaki Yoshimura ラップフィルムケース
JP2015212174A (ja) * 2015-06-28 2015-11-26 恒明 吉村 ラップフィルムケースの受け皿システム。
JP2016137913A (ja) * 2015-01-27 2016-08-04 旭化成株式会社 切断刃及びフィルムロール収納容器

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990803