JPS6020192B2 - アルミニウム複合板の曲げ加工方法 - Google Patents

アルミニウム複合板の曲げ加工方法

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JPS6020192B2
JPS6020192B2 JP55119993A JP11999380A JPS6020192B2 JP S6020192 B2 JPS6020192 B2 JP S6020192B2 JP 55119993 A JP55119993 A JP 55119993A JP 11999380 A JP11999380 A JP 11999380A JP S6020192 B2 JPS6020192 B2 JP S6020192B2
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JP
Japan
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aluminum
composite plate
aluminum composite
plate
bent
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JP55119993A
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雅貴 武田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、表裏のアルミニウム坂間にポリエチレンのよ
うな合成樹脂層を配設してあるアルミニウム複合板の曲
げ加工方法に関し、詳しくは表裏のアルミニウム板1,
2間にポリエチレンのような合成樹脂層3を配設してあ
るアルミニウム複合板4の髪のアルミニウム板2及びこ
れに近接する合成樹脂層3部分を切除して切除溝10を
形成し、弾性クッション材9をその幅方向中間部におい
てのみダイス8の溝底部7より浮かせて敷き、溝底部7
よりも浮いている弾性クッション材9部分上に切除溝1
0が位置するように弾性クッション材9上にアルミニウ
ム複合板4を戦設し、先端が球形のポンチ11の押込み
で切除簿1川こおける表のアルミニウム板1を円弧状に
曲成するとともにその曲げ角度0,が略300になるよ
うに曲成し、そののち曲成されたアルミニウム板1部分
を加熱しながらその曲り角度82が略90oになるよう
に曲げ直し冷却保形することを特徴とするアルミニウム
複合板の曲げ加工方法に係るものである。
従来、表裏のアルミニウム坂間にポリエチレンのような
合成樹脂層を配設してあるアルミニウム複合板を曲成す
るのに、第1図に示すように、曲成都分が円弧状になら
ず、表のアルミニウム板1′がa部において直線状に長
く折れた様になる。
又、愛のアルミニウム板2′がb部において引きさげる
という欠点がある。このような欠点を解消する手段とし
て、第2図に示すように、カッター5′にてアルミニウ
ム複合板4の裏のアルミニウム板2′とこれの近くの合
成樹脂層3を切除して曲成することが考えられるが、カ
ッター5′で切除された残りの合成樹脂層3部分の厚さ
が不均等となり、その残厚の薄い部分cに応力が集中し
、折れるか、表のアルミニウム板1′の表面が円弧状に
あらず、直線状に長く折れたようになる欠点がある。そ
こでこのような欠点を解消する手段として、第3図aに
示すように、髪に切除溝10′をその後厚を等しくして
盗んだアルミニウム複合板4をV溝を有するダイス8′
で受け、球形頭部を有するポンチ1 1を押し込んで円
弧状に曲成する方法もあるが、このような方法であると
、ポンチ11を押し込みすぎると、表面が第3図bに示
すようにくぼむという欠点が生じる。ところで、アルミ
ニウム複合板4は第4図に示すように、機械加工にて略
90oに曲成した場合、いわゆるスプリングバックによ
り鎖線で示すように略120o 〜160oくらいに広
がり、結果として900に曲成するのが難かしいもので
ある。以上のように従釆では、アルミニウム複合板を所
定の角度に曲成するのがきわめて難かしいものであった
。本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、曲成表面もきれいに現出でき
、いわゆるスプリングバックを抑えて求める略9びに曲
成することができるアルミニウム複合板の曲げ加工方法
を提供することにある。以下本発明の方法を図面に基い
て詳述する。
4はアルミニウム複合板であって、表裏のアルミニウム
板1,2間にポリエチレンのような合成樹脂層3を取着
したものである。
合成樹脂層3は発泡させて断熱性を高めてもよい。この
アルミニウム複合板4の裏面は、第5図aに示すように
、やや広中のカッター5にて裏のアルミニウム板2及び
これの近傍の合成樹脂層3をアルミニウム複合板4の全
長にわたって切除し、残りの合成樹脂層3部分の残厚t
を略等しくなるようにしてある。カッター5はフライス
刃のような回転刃であっても、往復送りされる移送刃で
あってもよい。8はダイスであり、長尺でかつ広中で断
面略U状の浅い溝6の横中中央部にダイス8の全長にわ
たって断面略U状の深い溝12を形成してある。
浅い溝6には全長にわたってゴム製のような弾性クッシ
ョン材9を入れ込ませてあり、弾性クッション材9と溝
底部7との間には退避空間13が構成してある。しかし
て第5図bに示すように、弾性クッション材9を介して
ダイス8の深い溝12上にアルミニウム複合板4の裏側
の切除された切除溝10を位置させて上方から球形頭部
14を有するポンチ11を押し下げて表のアルミニウム
板1を曲成するのである。曲成する曲げ角度0,は、表
のアルミニウム坂1間の曲げ角度8,つまり略30oで
ある。かかる場合、ポンチ11を深く押し下げ過ぎた場
合には、弾性クッション材9の弾性並びに弾性クッショ
ン材9の中央部が退避空間13内に深く入り込むことに
より、表のアルミニウム板1の曲成表面にポンチ11の
球形頭部14によるくぼみが生じるのを抑制するのであ
る。したがって曲成表面には直線状に長い折れやすくぼ
みが生じることがなくされいに仕上るのである。なお、
第6図に示すように、アルミニウム複合板4の厚さTに
比べてその切除礎10の中Wが狭い場合は、曲成表面が
円弧状にならず折れ曲がりやすいので、厚さTと中W並
びに残厚tそしてポンチ径Dなどを適正に設定する必要
がある。(最適条件は後述する。)次に第5図cに示す
ように、曲げ角度a,を略30oに曲成されたアルミニ
ウム複合板4の切除溝夕 1川こおける表のアルミニウ
ム板1を熱風で間接的にもしくはヒータ、火で直接加熱
しながら曲成されたアルミニウム板1部分の曲り角度a
2が略9ぴになる曲げ直し、このようにして機械加工で
曲成したときの内部応力を消去し、いわゆるスプ0リン
グバックを抑制するのである。
次に急冷もしくは自然冷却して所定の90oの曲り角度
で保形するのである。このように略30oから略90o
に曲げ直すのに機械的な外力を加えてもよく、冷却する
のに90oに枠にて保形して行ってもよい。そしてタ種
々実験した結果、最適数値範囲はアルミニウム複合板4
の厚さTが2〜4m/m、曲成表面の半径Rが5〜12
の/m、その加工条件として、切除溝10の中Wが12
〜26m/の、合成樹脂層3の残厚tが0.6の/肌〜
1.8の/肌、ポンチ怪DがJ5.30〜04、初期の
曲げ角度0,30oであった。なお、初期の曲げ角度は
30oよりも僅かに大きくしても小さくしてもよい。こ
のようにしてその曲げ半径を比較的小さくして得たアル
ミニウム複合板4は、浴室や設備ュニタツトの壁コーナ
ーパネルとして使用するのであり、平パネルを使用して
いた場合のコーナー目地を無くすことができ、壁パネル
間のジョイント数を軽減し、そのうえコーナー部の曲げ
半径を小さくして外観をすっきりさせることができ、設
備ュ0ニット等の商品値価を高めることができるもので
ある。
以上要するに本発明の方法は、アルミニウム複合板の裏
のアルミニウム板及びこれに近接する合成樹脂層部分を
切除して切除溝を形成し、弾性クッション材をその幅方
向中間部においてのみダイスの溝底部より浮かせて敷き
、溝底部よりも浮いている弾性クッション材部分上に切
除溝が位贋するように弾性クッション材上にアルミニウ
ム複合板を戦設し、先端が球形のポンチの押込みで切除
溝における表のアルミニウム板を円弧状に曲成するもの
であるので、曲成表面に直線状に長い折れなどを生じさ
せることなくきれいな円弧面に仕上げることができるの
は勿論、ポンチを押し込み過ぎた場合には、ダイスの溝
底部と弾性クッション材との間には退避空間が形成され
ているので、アルミニウム複合板の全体が退避空間に向
けて下降することができ、曲成表面にポンチによるくぼ
みが生じるのを抑制できるものである。
そのうえ切除溝における表のアルミニウム板の曲げ角度
が略30oになるように曲成し、そののち曲成されたア
ルミニウム坂部分を加熱しながらその曲り角度が略90
oになるように曲げ直し冷却保形するので、加熱により
機械加工により生じた内部応力を除去できていわゆるス
プリングバックを抑制できながら求める略90oに正し
く曲成できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来方法を示す工程図、第2図は他の従来方法
を示す工程図、第3図aは更に他の従来方法による断面
図、第3図bは同上の方法によるものの曲成表面の概略
断面図、第4図は更に他の従来方法の説明図、第5図a
,b,c,dは本発明方法の工程図、第6図は同上の比
較方法の工程図であり、1は表のアルミニウム板、2は
裏のアルミニウム板、3は合成樹脂層、4はアルミニウ
ム複合板、5はカッター、7はダイスの溝底部、8はダ
イス、9は弾性クッション材、10は切除溝、11はポ
ンチ、0,は曲げ角度、82は曲り角度である。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図(o) (b) 第5図【c) (d) 6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 表裏のアルミニウム板間にポリエチレンのような合
    成樹脂層を配設してあるアルミニウム複合板の裏のアル
    ミニウム板及びこれに近接する合成樹脂層部分を切除し
    て切除溝を形成し、弾性クツシヨン材をその幅方向中間
    部においてのみダイスの溝底部より浮かせて敷き、溝底
    部よりも浮いている弾性クツシヨン材部分上に切除溝が
    位置するように弾性クツシヨン材上にアルミニウム複合
    板を載設し、先端が球形のポンチの押込みで切除溝にお
    ける表のアルミニウム板を円弧状に曲成するとともにそ
    の曲げ角度が略30°になるように曲成し、そののち曲
    成されたアルミニウム板部分を加熱しながらその曲り角
    度が略90°になるように曲げ直し冷却保形することを
    特徴とするアルミニウム複合板の曲げ加工方法。
JP55119993A 1980-08-30 1980-08-30 アルミニウム複合板の曲げ加工方法 Expired JPS6020192B2 (ja)

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