JPH0427025B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0427025B2
JPH0427025B2 JP57138864A JP13886482A JPH0427025B2 JP H0427025 B2 JPH0427025 B2 JP H0427025B2 JP 57138864 A JP57138864 A JP 57138864A JP 13886482 A JP13886482 A JP 13886482A JP H0427025 B2 JPH0427025 B2 JP H0427025B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
blade
roll
lower roll
ruled line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57138864A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5929136A (ja
Inventor
Tadashi Hashimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
Priority to JP13886482A priority Critical patent/JPS5929136A/ja
Publication of JPS5929136A publication Critical patent/JPS5929136A/ja
Publication of JPH0427025B2 publication Critical patent/JPH0427025B2/ja
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱可塑性プラスチツクシートでケー
ス等を作る場合、該プラスチツクシートに折曲性
良好な折曲用罫線を形成する加工方法に関するも
のである。
従来、プラスチツクシートでケースを製造する
場合、罫線刃を加熱したり、高周波によりシート
を加熱して溝状の折曲用罫線を形成することは知
られている。しかし、罫線刃を加熱して行う場合
は罫線刃が熱膨脹して直線的な部分が曲つたり寸
法精度が悪くなることがあり、また高周波で行う
場合は1シヨツトに3〜5秒の時間を要するので
コスト高になり量産に問題がある。
本発明は、如上の問題点を解決すべくなしたも
ので、加熱されない罫線ロールの罫線刃と加熱さ
れた下ロール面との間で熱可塑性プラスチツクシ
ートを挟圧し、熱可塑性プラスチツクシートを加
熱すると同時に、該罫線刃により熱可塑性プラス
チツクシート面に折曲用罫線を形成することを特
徴とする折曲性良好な罫線加工方法に係る。
以下、本発明を図示の実施例によつて説明す
る。
第1図は本発明の一実施例の切断正面図、第2
図は該実施例に使用される罫線ロールの斜視図、
第3図は罫線をつけ所定形状に切抜いた成形シー
トの斜視図、第4図は第3図−の断面図、第
5図は罫線刃とシートとの関係を示した断面図、
第6図は別の実施例を示す切断正面図である。
先ず、第1図及び第2図について述べると、1
は罫線ロールで表面に罫線刃1aと抜刃1bを具
え、第1図に示すようにヒータを具えていないの
で加熱されない。2は下ロールでヒータ3を具
え、両ロール1,2間に被加工シートAを導通し
て、被加工シートを加熱すると同時に同シート面
に罫線刃1aにより折曲用罫線Lを形成し抜刃1
bにより該シートを打抜いて第3図に示す如き成
形シートBが得られ、該罫線Lは第4図の如き溝
状を呈する。
上記罫線刃1aと下ロール2との間隙は被加工
シートAの材質や厚さ、下ロール2の加熱温度、
シートの送り速度等によつて異なるが、シートの
厚さの1/5〜1/2が良好である。若し1/5以下で
あると折曲用罫線Lの底部Cの肉厚が薄くなりす
ぎて弱くなり、1/2以上であると折曲性が悪くな
る傾向があるので前記間隙が好ましい。
下ロール2の加熱温度は、シートAの材質、厚
さ、送り速度によつて異なるが下ロール2の加熱
温度が低いとシートAの樹脂が第5図の矢印方向
に流れにくく、またこの温度が高いと樹脂が矢印
方向に流れすぎて底部Cが薄くなつていずれの場
合も折曲用罫線Lが良好な断面形状が得にくいの
で一般に、シートAをその軟化温度以上溶融温度
以下に加熱し得る程度に下ロール温度を設定する
のが好ましい。
今、加工の一例をあげると、被加工シートが肉
厚0.3mmの硬質塩化ビニルシート(軟化温度JISK
−6734で55℃)の場合、下ロール2の加熱温度を
70〜100℃、シートの送り速度を10m/minとし
て良好な折曲性のある折曲用罫線が形成された。
前記罫線刃1aは被加工シートAの厚さや材質
によつて若干差はあるが、上記塩ビシートの場
合、罫線刃1aの幅は0.6〜1.4mmの範囲内が良
く、最も好適なのは0.9mmであつた。罫線刃1a
の作用面には丸味をつけるのが好ましく例えば3
mmRとする。この罫線刃1aは、下ロール2から
の伝熱で多少昇温することはあるが、従来のよう
に積極的に高温加熱することはしない。
次に、第6図について述べると、罫線刃1aを
有するロール1′と抜刃1bを有するロール1″と
を設け、ロール1′の下にはヒータ3を有する下
ロール2′、ロール1″の下にはヒータの無い下ロ
ール2″を対置し、ロール1′,2′間からロール
1″,2″間に被加工シートAを導通して罫線刃1
aで罫線Lを形成し、抜刃1bで切抜いて第3図
の如き成形シートBが得られる。この場合も罫線
刃は抜刃およびそれらに関する諸元は第1図の場
合と同様である。罫線刃1aと下ロール2′との
間隙および抜刃1bと下ロール2″との間隙はそ
れぞれ自由に調整することが出来る。
尚、第1図、第6図いづれの場合もロールの前
に適当なシート送り装置を設けることにより、ロ
ールに巻いた長尺シート又は所要長に切断したカ
ツトシートのいずれでも加工することができ、ま
たロール1,1′,1″の太さは特に規定されない
が被加工シートの幅が広い場合は該ロールの撓み
を防ぐだけの太さにする。
本発明方法によれば、下ロールにより全面的に
加熱されたシートを、下ロールよりも低温の罫線
刃で押圧するから、第5図に示すように、押圧部
分および該押圧部分の周辺の広い領域のシート材
料が流動変形して局部的な弱点(薄肉部)のな
い、なだらかで深い溝が形成されることになり、
それにより折曲性良好な罫線が得られるものと考
えられる。
また下ロールの加熱温度を上げれば罫線の形成
速度が増大するから同じ条件の罫線を形成する場
合、下ロールの加熱温度を高くすることにより罫
線刃の寸法精度が悪化することなく加工能率が向
上する。
本発明は以上の如くして折曲性のよい折曲用罫
線を確実迅速に形成でき、ケース類を製造する場
合シートの折曲が簡易良好で優秀製品を作ること
が出来るので実益多大な発明である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
一実施例の切断正面図、第2図は該実施例に使用
される罫線ロールの斜視図、第3図は罫線をつけ
所定形状に切抜いた成形シートの斜視図、第4図
は第3図−の断面図、第5図は罫線刃とシー
トとの関係を示した断面図、第6図は別の実施例
を示す切断正面図である。 1は罫線ロール、1aは罫線刃、1bは抜刃、
1′,1″はロール、2,2′,2″は下ロール、3
はヒータである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 加熱されない罫線ロールの罫線刃と加熱され
    た下ロール面との間で熱可塑性プラスチツクシー
    トを挟圧し、熱可塑性プラスチツクシートを加熱
    すると同時に、該罫線刃により熱可塑性プラスチ
    ツクシート面に折曲用罫線を形成することを特徴
    とする折曲性良好な罫線加工方法。
JP13886482A 1982-08-10 1982-08-10 折曲性良好な「けい」線加工方法 Granted JPS5929136A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13886482A JPS5929136A (ja) 1982-08-10 1982-08-10 折曲性良好な「けい」線加工方法

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13886482A JPS5929136A (ja) 1982-08-10 1982-08-10 折曲性良好な「けい」線加工方法

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Publication Number Publication Date
JPS5929136A JPS5929136A (ja) 1984-02-16
JPH0427025B2 true JPH0427025B2 (ja) 1992-05-08

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ID=15231910

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JP13886482A Granted JPS5929136A (ja) 1982-08-10 1982-08-10 折曲性良好な「けい」線加工方法

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0684048B2 (ja) * 1985-02-28 1994-10-26 三菱樹脂株式会社 罫線加工方法
JP2503577B2 (ja) * 1988-04-06 1996-06-05 アキレス株式会社 シ―ト状成形品の製造方法
US5268138A (en) * 1991-04-16 1993-12-07 Gary W. Fetterhoff Method for forming at least one fold line pattern in a rigid plastic material
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JP2011246963A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Fusogosei Co Ltd 階段用被覆材

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5115472A (ja) * 1974-07-22 1976-02-06 Uuru Reonidasu Sa Chosekihyojidokei

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JPS5929136A (ja) 1984-02-16

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