JPS6145011Y2 - - Google Patents

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JPS6145011Y2
JPS6145011Y2 JP1977161705U JP16170577U JPS6145011Y2 JP S6145011 Y2 JPS6145011 Y2 JP S6145011Y2 JP 1977161705 U JP1977161705 U JP 1977161705U JP 16170577 U JP16170577 U JP 16170577U JP S6145011 Y2 JPS6145011 Y2 JP S6145011Y2
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JP
Japan
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sheet
packaging sheet
troughs
curved
packaging
Prior art date
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JP1977161705U
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JPS5487975U (ja
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  • Buffer Packaging (AREA)
  • Wrappers (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は熱可塑性樹脂発泡シートからなる新規
な包装用シートに関するものである。
従来、発泡体からなる包装用シートは緩衝材と
して多く利用されている。これらのシートは一般
に柔軟性の高い発泡体が用いられているので、切
断その他の取り扱い時に柔軟すぎて面倒である。
発泡体の片面に波状の凹凸を設けた包装用シート
も知られているが(実開昭52−95780号公報)、こ
の波状の凹凸は平面的に見ると一定方向に直線状
に設けられたもので、この直線方向の柔軟性は補
強されるものの他の方向には柔軟性を保持したま
まであり、いわゆる腰のないシートであることに
は変わりがない。
本考案は従来の包装用シートの特性を保持した
ままで、あらゆる方向に対して腰が強く、取り扱
い易いシートを提供する。本考案のシートはまた
筒状に彎曲しても折り目がつかない。
本考案は片面が平坦な熱可塑性樹脂発泡シート
の他の表面に横方向に屈曲した波型が連続して多
数並列に形成せしめられ、該波型の谷部の厚みが
0.3mm以上、波型の頂部と谷部との差が1.0mm以
上、山のピツチが2〜15mmであり、シートの厚み
が1.3〜10mmである屈曲した波型の連続模様を有
することを特徴とする包装用シート、を要旨とす
るものである。
本考案に使用される熱可塑性樹脂発泡シート
は、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等の樹脂が用いられ、または、これらの樹脂と
共重合可能なモノマーとの共重合体、あるいはこ
れらの樹脂の混合樹脂等が好適に使用される。こ
れらの樹脂を押出機内で加熱溶融せしめ、これに
プロパン、ペンタン、ハロゲン化炭化水素等の易
揮発性発泡剤を圧入し、押出機の先端からシート
状に押出成形された発泡シートが用いられる。
次に本考案の包装用シートを図面に基づいて説
明すれば、第1図はその斜視図であり、第2図は
第1図A−A線断面図である。図面において、包
装用シート1は約10倍に発泡したポリスチレン発
泡シートから成形されたものである。包装用シー
ト1の底面2は平坦であり、表面は波型の凹凸模
様が形成せられている。3は波型の谷部であり、
4は波型の頂部である。2個の隣接する谷部3の
間に弧状の山部5が形成せられ谷部3と山部5が
連続して等間隔に多数並列して設けられることに
より連続した波型模様が形成せしめられている。
而して、この波型は横方向に屈曲しており、具
体的にはその平面において曲線状6を呈し、その
曲線状6はサイン波形状、放物線状、或いはくの
字状であつてもよい。例えばくの字状の如く曲線
状6の波型の内に直線部分が含まれていてもよ
い。その場合には彎曲部分を形成する曲線状6部
分はなるべく大きな弧状に形成されているのが望
ましい。また、この曲線状6はシートの面におい
て少くとも1サイクル以上の同一形状の波型が形
成せられ、かつ、第3図に示す如く、1個の曲線
状6のサイクルの曲点fは隣接する曲線状6の曲
点e,e′を結ぶ接線g内に喰込む状態に形状され
ていることが望ましい。換言すれば、1個の谷部
3の1サイクルの彎曲点を結ぶ線の中に隣接する
谷部3の彎曲点が入り込む如く屈曲の程度を大き
く、または隣接する谷部3の間隔が狭く形成され
ていることが望ましい。
波型の寸法の好適な1例を示せば、頂部4に直
角に切つた断面(第2図)において、谷部3の厚
みaが0.5mm、頂部4の厚みbが2.5mm、頂部4と
谷部3の差cが2.0mm、隣接する谷部3の間隔、
即ち山のピツチdが6mmである。
本考案の包装用シート1を得るには、例えば、
押出成形によつて製造された均一な厚みを有する
熱可塑性樹脂発泡シートを、加熱炉内を通過せし
めて加熱軟化せしめ、これを平坦な面を有する金
型と、屈曲した波型を多数並設した金型とからな
る型窩内に導入し、金型を密閉することによつて
波型が形成せしめられる。なお、金型には真空孔
を設け、吸引することによつて山部の形成が一層
容易に、かつ美麗に成形される。得られる波型模
様を有する発泡シートの谷部3は金型の押圧によ
つてその密度が高められ、波型の頂部4が低密度
であり、谷部3が高密度の発泡シートとされてい
る。
本考案の包装用シート1は、上記の如き構成よ
りなり、シートの底面2が平坦であり、表面に曲
線状の波型が多数並列して形成せしめられ、谷部
3が頂部4よりも高密度に構成されているので、
シートを縦、横または斜め方向に引張つてもシー
トが延伸されることがない。また、波型の縦方向
からの圧迫または延伸に対して抵抗力が強く、横
方向にも彎曲し難い性質を有している。
従つて、ポリエチレンまたはポリプロピレン発
泡シートの如き柔軟性のよい発泡シートを使用し
た場合においても、発泡シートを片手で持つたと
き彎曲せず、他方が垂れ下ることがない。波型の
形状を一直線状に並列して設けると、波型の縦方
向には彎曲しないが、横方向には波型の谷部が薄
く直線状に形成されて極めて彎曲し易い性質を有
するものとなるが、本考案の包装用シート1は波
型が彎曲しているので縦横何れの方向にも彎曲し
難い特性を有している。
本考案の包装用シートは、上記に説明した如
く、その表面に屈曲した波型が連続して多数並列
に形成せしめられているが、波型の谷部が不連続
的に形成せしめられていてもよい。その場合には
隣接する谷部の不連続部の位置が互いに同一直線
上に並ばないように位置を異にして設けられる必
要がある。本考案の包装用シートは、上記の如く
シートの表面に屈曲した波型が連続して設けられ
ているので、物品がこれに接触しても、山部で支
持せられ、その全面が接触せず、従つて通気性が
良好である。また、見掛けの発泡倍率が大きくな
るので緩衝効果が良好である。更に本考案の包装
用シートの表面の波型は屈曲しているので物品
が、これに接触しても滑らない特徴を有してい
る。
本考案の包装用シートは、これを円筒状に捲回
すると、波型が屈曲していて捲回の圧迫力が谷部
3に集中しないので、比較的真円状に捲くことが
できる。これは円筒状の包装容器とする場合に極
めて有用である。波型、即ち谷部が直線状である
と、特に谷部が薄く形成されているとき、これを
捲回すると谷部に圧迫力が集中し、しかも折れ曲
つた谷部が形成されると隣接する谷部に対する圧
迫力が減少して真円形状の筒状体とならず、円筒
体の外側に不特定の位置に谷部が強く折れ曲つて
折り目が形成せられ、全体的にみて角張つた形状
の筒体となる傾向が強い。これに対して本考案の
包装用シートは前記の如く容易にほゞ真円形状に
捲くことができ、谷部3の厚みが薄くても同様に
捲くことができる利点がある。
また、本考案の包装用シートの底面は平坦であ
つて折り目が形成されないので印刷特性が良好で
あり、この面に印刷を施すことができるので、別
の印刷用紙を貼着する必要がない。
本考案の包装用シートは平板状のまゝで緩衝用
のシートとして使用し得る他、例えば円筒状の容
器として物品を収納するのに好適である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の包装用シートを例示するもの
で、第1図は斜視図、第2図は一部拡大断面図、
第3図は平面の一部拡大図である。 図面中の主な符号は次の通りである。1……包
装用シート、2……底面、3……谷部、4……頂
部、5……山部、6……曲線状。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 片面が平坦な熱可塑性樹脂発泡シートの他の
    面に横方向に屈曲した波型が連続して多数並列
    に形成せしめられ、該波型の谷部の厚みが0.3
    mm以上、波型の頂部と谷部との差が1.0mm以
    上、山のピツチが2〜15mmであり、シートの厚
    みが1.3〜10mmである屈曲した波型の連続模様
    を有することを特徴とする包装用シート。 2 谷部が不連続に形成せられ、かつ該不連続部
    が隣接する谷部の不連続部と位置を異にして設
    けられたことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の包装用シート。 3 熱可塑性樹脂発泡シートが、押出機によつて
    押出された発泡シートであつて、該発泡シート
    の押出方向と直角方向に波型が形成せしめられ
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の包装用シート。 4 熱可塑性樹脂がポリスチレン、ポリエチレン
    またはポリプロピレン、あるいはこれらの樹脂
    の共重合体樹脂または混合樹脂である実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の包装用シート。
JP1977161705U 1977-12-01 1977-12-01 Expired JPS6145011Y2 (ja)

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JP1977161705U JPS6145011Y2 (ja) 1977-12-01 1977-12-01

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Publication Number Publication Date
JPS5487975U JPS5487975U (ja) 1979-06-21
JPS6145011Y2 true JPS6145011Y2 (ja) 1986-12-18

Family

ID=29156693

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JP1977161705U Expired JPS6145011Y2 (ja) 1977-12-01 1977-12-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5717772B2 (ja) * 2013-01-30 2015-05-13 三正通商株式会社 合成樹脂シート及びこれを用いた壁紙切断用下敷きシート

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5282593A (en) * 1975-12-29 1977-07-09 Jiyuujiyou Itagami Kk Method of packing and transporting yams

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JPS5295780U (ja) * 1976-01-14 1977-07-18

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JPS5282593A (en) * 1975-12-29 1977-07-09 Jiyuujiyou Itagami Kk Method of packing and transporting yams

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JPS5487975U (ja) 1979-06-21

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