JPS609174Y2 - 緩衝シ−ト - Google Patents
緩衝シ−トInfo
- Publication number
- JPS609174Y2 JPS609174Y2 JP1978051836U JP5183678U JPS609174Y2 JP S609174 Y2 JPS609174 Y2 JP S609174Y2 JP 1978051836 U JP1978051836 U JP 1978051836U JP 5183678 U JP5183678 U JP 5183678U JP S609174 Y2 JPS609174 Y2 JP S609174Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- thermoplastic resin
- corrugations
- buffer sheet
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Buffer Packaging (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は新規な屈曲波型模様を有する緩衝シートに関す
るものである。
るものである。
特に、熱可塑性樹脂シートまたは熱可塑性樹脂発泡シー
トからなるシートであって、通気性が優れ、摩擦抵抗が
大きく、緩衝性の良いシートを提供しようとするもので
ある。
トからなるシートであって、通気性が優れ、摩擦抵抗が
大きく、緩衝性の良いシートを提供しようとするもので
ある。
本考案は、シートの表裏全面に渡り、同一形状の1サイ
クル以上の波型状起伏が上下方向に存在し、該波型の頂
部および波底部が横方向にくの字に屈曲し、かつ連続し
て多数並設せられたことよりなる熱可塑性樹脂シートま
たは熱可塑性樹脂発泡シート製緩衝シートを要旨とする
ものである。
クル以上の波型状起伏が上下方向に存在し、該波型の頂
部および波底部が横方向にくの字に屈曲し、かつ連続し
て多数並設せられたことよりなる熱可塑性樹脂シートま
たは熱可塑性樹脂発泡シート製緩衝シートを要旨とする
ものである。
本考案に用いられるシートは一般に熱可塑性樹脂シート
、特に熱可塑性樹脂発泡シートが用いられ、ポリスチレ
ン、ポリエチレン、ポリプロピレンまたはこれらの樹脂
と共重合可能なモノマーとの共重合体樹脂、あるいは混
合樹脂等が好適に用いられる。
、特に熱可塑性樹脂発泡シートが用いられ、ポリスチレ
ン、ポリエチレン、ポリプロピレンまたはこれらの樹脂
と共重合可能なモノマーとの共重合体樹脂、あるいは混
合樹脂等が好適に用いられる。
これらの樹脂を押出機内で加熱溶融せしめ、これにプロ
パン、ブタン、ペンタン等の易揮発性発泡剤を圧入して
押出機の先端からシート状に押出した発泡シートが最も
好適である。
パン、ブタン、ペンタン等の易揮発性発泡剤を圧入して
押出機の先端からシート状に押出した発泡シートが最も
好適である。
これらのシートを加熱押圧または真空形成することによ
って波型模様を有する本考案の緩衝シートを容易に得る
ことができる。
って波型模様を有する本考案の緩衝シートを容易に得る
ことができる。
図面によって説明すれば、第1図は本考案の緩衝シート
の平面図、第2図は一部拡大断面図であり、このシート
はポリスチレン発泡シートから成形されたものである。
の平面図、第2図は一部拡大断面図であり、このシート
はポリスチレン発泡シートから成形されたものである。
この発泡シートに互いに隣接する波型の谷部1間に断面
が弧状または半円形の山部が形成せられて1個の波型が
構成せられ、この波型が多数連続して等間隔に並列して
設けられている。
が弧状または半円形の山部が形成せられて1個の波型が
構成せられ、この波型が多数連続して等間隔に並列して
設けられている。
2は波型の頂部である。谷部1と波型の頂部2で構成さ
れる波型は、くの字状に屈曲して形成せられ、その彎曲
部分3はや)丸味を帯び、即ち弧状に形成されている。
れる波型は、くの字状に屈曲して形成せられ、その彎曲
部分3はや)丸味を帯び、即ち弧状に形成されている。
この屈曲は1すイクル以上、即ち彎曲部分3から次の同
一の彎曲部分4以上を含んで形成されている。
一の彎曲部分4以上を含んで形成されている。
屈曲の角度は一般に10〜45度であり、緩い角度で充
分である。
分である。
また、本考案で云うくの字形の屈曲とは真のくの字に限
らず、サイン波形状、或いは放物線状であってもよい。
らず、サイン波形状、或いは放物線状であってもよい。
好適な具体的数値例を示せば、谷部1と波型の頂部2の
厚みが何れも約0.5TIr!IL隣接する谷部1の間
隔、即ち波型のピッチが5mm、波型の頂部2の高さが
1.57Mt、波型の屈曲角度が約20度である。
厚みが何れも約0.5TIr!IL隣接する谷部1の間
隔、即ち波型のピッチが5mm、波型の頂部2の高さが
1.57Mt、波型の屈曲角度が約20度である。
本考案の緩衝シートは、上記の如き構成よりなり、シー
トの表裏に同一形状の波型が連続して多数設けられてい
るので、これを緩衝材としたとき、空隙が多く存在し通
気性がよい。
トの表裏に同一形状の波型が連続して多数設けられてい
るので、これを緩衝材としたとき、空隙が多く存在し通
気性がよい。
また波型の形成によりシートの厚みが増加し、波型の断
面が弧状または半円形であるためクッション性が良好で
緩衝性が増加されている。
面が弧状または半円形であるためクッション性が良好で
緩衝性が増加されている。
更に、本考案の緩衝シートは波型が屈曲して形成されて
いるので、シートを引っ張っても直線状の波型が形成さ
れたシートの如く延伸されることはない。
いるので、シートを引っ張っても直線状の波型が形成さ
れたシートの如く延伸されることはない。
また、本考案の緩衝シートは表裏全面に渡り、同一形状
の屈曲した波型が並設して形成されているので、このシ
ートを円筒状に捲回したとき、第3図に示す如く重ね合
せたシートの谷部1と波型の頂部2が互いに重ね合せら
れて空隙部が形成されないので重ね合せ部が嵩高となら
ず、しかも真円形状に捲回することができる特徴を有し
ている。
の屈曲した波型が並設して形成されているので、このシ
ートを円筒状に捲回したとき、第3図に示す如く重ね合
せたシートの谷部1と波型の頂部2が互いに重ね合せら
れて空隙部が形成されないので重ね合せ部が嵩高となら
ず、しかも真円形状に捲回することができる特徴を有し
ている。
従って、本考案の緩衝シートは円筒状に捲回して、電球
、螢光灯、棒状体等の物品の包装用シートとしても極め
て有用である。
、螢光灯、棒状体等の物品の包装用シートとしても極め
て有用である。
図面は本考案の緩衝シートを例示するもので、第1図は
緩衝シートの平面図、第2図は第1図A−A線断面図、
第3図はこの緩衝シートを円筒状に捲回した断面図を示
す。 図面中の主な符号は次の通りである。 1・・・・・・谷部、2・・・・・・波型の頂部、3,
4・・・・・・彎曲部分。
緩衝シートの平面図、第2図は第1図A−A線断面図、
第3図はこの緩衝シートを円筒状に捲回した断面図を示
す。 図面中の主な符号は次の通りである。 1・・・・・・谷部、2・・・・・・波型の頂部、3,
4・・・・・・彎曲部分。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 シートの表裏全面に渡り、同一形状の1サイクル以
上の波型状起伏が上下方向に存在し、該波型の頂部およ
び波底部が横方向にくの字型に屈曲し、かつ連続して多
数並設せられたことによりなる熱可塑性樹脂シートまた
は発泡シート型緩衝シート。 2 熱可塑性樹脂がポリスチレン、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリ塩化ビニルまたはこれらの樹脂の共重
合体樹脂または混合樹脂である実用新案登録請求の範囲
第1項記載の緩衝シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978051836U JPS609174Y2 (ja) | 1978-04-18 | 1978-04-18 | 緩衝シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978051836U JPS609174Y2 (ja) | 1978-04-18 | 1978-04-18 | 緩衝シ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55306U JPS55306U (ja) | 1980-01-05 |
JPS609174Y2 true JPS609174Y2 (ja) | 1985-04-02 |
Family
ID=28941920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978051836U Expired JPS609174Y2 (ja) | 1978-04-18 | 1978-04-18 | 緩衝シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609174Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59227427A (ja) * | 1983-06-10 | 1984-12-20 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 熱可塑性樹脂製筒状体およびその製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4837259U (ja) * | 1971-09-01 | 1973-05-07 | ||
JPS5716860Y2 (ja) * | 1974-11-25 | 1982-04-08 |
-
1978
- 1978-04-18 JP JP1978051836U patent/JPS609174Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55306U (ja) | 1980-01-05 |
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