JP2003276722A - リブ付き紙カップ及びその製造方法 - Google Patents

リブ付き紙カップ及びその製造方法

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JP2003276722A JP2002079175A JP2002079175A JP2003276722A JP 2003276722 A JP2003276722 A JP 2003276722A JP 2002079175 A JP2002079175 A JP 2002079175A JP 2002079175 A JP2002079175 A JP 2002079175A JP 2003276722 A JP2003276722 A JP 2003276722A
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達也 野崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱湯などの高温の内容物を入れた時でも、手で
持ちやすく、また、外側に施した絵柄、文字などの美粧
性を損なわないリブ付き紙カップを提供することにあ
る。 【解決手段】本発明は、胴部材と底部材とを備え、胴部
の外周の一部に複数のリブ状突起が形成されていること
を特徴とするリブ付き紙カップであり、リブ状突起が、
外周の上部の全周に渡って間隔をもって縦方向、あるい
は、外周の上部の全周に渡って間隔をもって横方向に連
続又は不連続に形成されていることを特徴とする。ま
た、胴部の材料として、坪量が50〜300g/m
2で、湿度65%の環境下での破断伸びが縦方向で10
%以上、横方向で10%以上である紙を主体とする積層
体を使用して、まず、紙カップを形成し、つぎに、胴部
に凸状部を形成し、ついで該凸状部を潰してリブ状突起
を形成することを特徴とするリブ付き紙カップの製造方
法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱湯などの内容物
を入れた時に、手で持ちやすく、また、外観に美粧性を
持たせたリブ付き紙カップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、紙カップで、中に高温の内容
物を入れた時に、手で持ちやすくした形態のものは、種
々利用されている。例えば、紙カップの全周に波形状な
どの紙製の胴巻きをした形のもの、あるいは内側と外側
の二重構造とし、二層間に空間を持たせた形のもの、そ
して、紙の両面をポリエチレン樹脂層で積層された材料
を使用した紙カップの表面のポリエチレン樹脂層を発泡
させたものなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、全周に
波形状などの紙製の胴巻きをした形の紙カップは、断熱
性、および環境対応の点では優れているが、製造上、胴
巻き部を波形状にし、本体に巻き付ける工程が必要で、
技術的難しさがあり、コスト高になるという問題があ
る。
【0004】また、内側カップと外側カップの二重構造
をもつカップは、平滑性の良い材料を外側のカップに使
い、印刷適性が良いなどの特徴はあるが、材料、および
製造上のコストが高いという問題がある。
【0005】さらに、表面のポリエチレン樹脂層を発泡
させた紙カップは、加工コストは安いものの、表面の印
刷絵柄の鮮明性を損なうという問題がある。
【0006】したがって、本発明は、上記の課題を解決
して、熱湯などの高温の内容物を入れた時でも、手で持
ちやすく、また、外側に施した絵柄、文字などの美粧性
を損なわないリブ付き紙カップを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、本発明は、筒状の胴部と該胴部の上端側を折り曲げ
たトップカール部と該胴部の下端を内側に折り返した折
り返し部とを有する胴部材と、底面部と該底面部の外周
縁部を折り曲げた屈曲部とを有する底部材とを備えて、
前記胴部と前記折り返し部との間に前記屈曲部が挟み込
まれて互いに接合されて形成された紙カップであって、
前記胴部の外周の一部に複数のリブ状突起が形成されて
いることを特徴とするリブ付き紙カップである。そし
て、前記リブ状突起が、前記外周の上部の全周に渡って
間隔をもって縦方向、あるいは、前記外周の上部の全周
に渡って間隔をもって横方向に連続又は不連続に形成さ
れていることを特徴とする。また、前記胴部の材料が、
坪量が50〜300g/m2で、湿度65%の環境下で
の破断伸びが縦方向で10%以上、横方向で10%以上
である紙を主体とする積層体であることを特徴とするも
のである。
【0008】また、筒状の胴部と該胴部の上端側を折り
曲げたトップカール部と該胴部の下端を内側に折り返し
た折り返し部とを有する胴部材と、底面部と該底面部の
外周縁部を折り曲げた屈曲部とを有する底部材とを備え
て、前記胴部と前記折り返し部との間に前記屈曲部が挟
み込まれて互いに接合された紙カップを形成し、次に、
前記胴部に凸状部を形成し、ついで該凸状部を潰してリ
ブ状突起を形成することを特徴とするリブ付き紙カップ
の製造方法である。そして、前記胴部の材料として、坪
量が50〜300g/m2で、湿度65%の環境下での
破断伸びが縦方向で10%以上、横方向で10%以上で
ある紙を主体とする積層体を用いて前記紙カップを形成
することを特徴とする。
【0009】本発明のリブ付き紙カップは、胴部の外周
にリブ状突起を設け、このリブ状突起の部分を持つこと
によって、熱湯などの高温の内容物を入れた時でも、手
で持ちやすく、かつ、外側に施した絵柄、文字などの美
粧性を損なわないリブの付いた紙カップである。
【0010】また、本発明のリブ付き紙カップの製造方
法によれば、破断伸びの高い紙を主体とした積層体を使
用することにより、紙カップの胴部にリブ状突起を形成
しやすくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態につ
いて、図面を基に説明する。なお、説明を簡単にするた
め、各図の対応する部位には同じ符号を付している。
【0012】図1は、本発明のリブ付き紙カップの実施
の形態を示す一実施例の斜視図であり、図2は、その断
面図である。リブ付き紙カップAは、図1に示すよう
に、基本的には一般の紙カップと同様の形状であり、図
2−aに示すように、胴部材1と底部材2とから構成さ
れている。胴部材1は、胴部11と、上端を外側にカー
ルしてトップカール部12と、下端を内側に折り返して
折り返し部13とからなっている。一方、底部材2は、
底面部21と、外周縁部を下方へ略直角に屈曲して屈曲
部22とからなっている。胴部材1と底部材2の接合
は、底部材2の屈曲部22を、胴部材1の折り返し部1
3と、胴部11の下端部とで挟んで加熱圧着している。
【0013】そして、胴部11の外周に縦状のリブ状突
起Xを間隔を持って設けている。本実施例では、このリ
ブ状突起Xを胴部11の両側の2ヶ所の指で持つ位置に
それぞれ数本(本図では5本)設けている。このリブ付
き紙カップAのリブ状突起Xの部分を手に持って使用す
ることによって、この容器の中に熱湯などの熱い内容物
を入れた場合でも、熱さを感じにくく、持つことができ
る。
【0014】このリブ状突起Xの形状は、直線状、波線
状、ジグザグ状などいずれの形状でもよい。また、方向
も、縦方向、横方向、斜め方向などいずれの方向であっ
てもよい。リブ状突起Xの間隔は、指が直接容器本体1
の側面2の部分に触れないように、間隔を適度に細かく
設定することが好ましい。
【0015】このリブ状突起Xを設ける全体的な位置に
ついては、手の指で持つことができる形状であればよ
く、特に限定されるものではない。本例以外にも、例え
ば、図3−aに示すように、胴部11の上部に全周に渡
って間隔をもって縦方向に設ける形状、図3−bに示す
ように、胴部11の上部に全周に渡って横方向に複数本
連続して設ける形状などとすることができる。上部に設
けた場合、設ける位置はトップカール部12の下端から
0〜20mmの範囲で、長さが、指で持てる幅である1
0〜50mmの範囲が好ましい。
【0016】このリブ状突起Xの横断面の形状について
は、まず、図4−aに示すような凸状部xを形成し、そ
の凸状部xを潰して、図4−bに示すようなリブ状突起
Xに形成している。従って、有効なリブ状突起Xを形成
するためには、急角度で高い凸状部xを形成する必要が
ある。
【0017】本発明のリブ付き紙カップAの胴部材1お
よび底部材2に使用する材料は、紙を主体とする積層体
からなり、その紙の内面または内外両面に熱可塑性樹脂
層を設けることを基本としている。
【0018】特に、本発明のリブ付き紙カップAにおい
ては、胴部材1の材料として、凸状部xを形成する時、
変形しやすく、かつ、ひび割れやピンホールが生じない
材料を使用することを特徴としている。すなわち、坪量
が50〜300g/m2で、湿度65%の環境下での破
断伸びが縦方向で10%以上、横方向で10%以上、好
ましくは縦方向で15%以上、横方向で15%以上であ
る紙を主体としている積層体を使用する。この条件の紙
を主体としている積層体をして成形することにより、雄
型と雌型で構成されたプレス成形機により容易に胴部1
1に凸状部xを急角度の高い凸形状に成形することがで
き、かつ、絞り皺や亀裂のない凸状部xを胴部11に成
形することができる。この紙の坪量が50g/m2 未満
であると、胴部11の剛性が不足するとともに、ピンホ
ールが発生しやすくなり好ましくない。また、この紙の
坪量が300g/m2 を超えると、プレス成形機の成形
負荷が大きくなり好ましくない。また、破断伸びが縦方
向で10%未満、横方向で10%未満の場合には、胴部
11に凸状部xを急角度に高く成形することができない
ばかりか、成形時に亀裂などの不具合が発生し、好まし
くない。そして、その凸状部xを潰してリブ状突起Xと
することができる。
【0019】また、底部材2の材料としては、紙カップ
成形適性の良い一般的なカップ原紙を主体とした積層体
を使用することが好ましい。坪量は、とくに限定されな
いが、紙カップ成形適性上、150〜300g/m2
範囲がより好ましい。なお、底部材2にも、胴部材1と
同様に、破断伸びの高い紙を主体とする積層体を使用す
ることもできる。
【0020】最内層に使用する熱可塑性樹脂は、内容物
の保護、特に液状の物質を入れても洩れない機能、ま
た、熱シールにより胴部材1の貼り合わせ、そして胴部
材1と底部材2の接着を可能にする機能を持っている必
要がある。具体的には、例えば、低密度ポリエチレン、
中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線
状)低密度ポリエチレン、メタロセン触媒を使用して重
合したエチレン−α・オレフィン共重合体、ポリプロピ
レン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹
脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリ
ル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合
体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチレン
−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリ
ブテンポリマ−、ポリエチレンまたはポリプロピレンな
どのポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル
酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマ−ル酸、イタコ
ン酸等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフ
ィン樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ(メタ)アクリ
ル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、
ナイロン樹脂などの樹脂を使用することができる。なか
でも、メタロセン触媒を使用して重合したエチレン−α
・オレフィン共重合体は、伸縮性があり、凹凸部を成形
する際に、ひび割れ、ピンホールが発生しにくく、好適
に使用することができる。厚さとしては、15〜60μ
mの範囲が好ましい。これらの熱可塑性樹脂は、押し出
し加工あるいはラミネート加工によって、最内層に形成
される。
【0021】例えば、具体的な材料の構成としては、表
面側から紙層/ポリエチレン樹脂層、ポリエチレン樹脂
層/紙層/ポリエチレン樹脂層、発泡ポリエチレン樹脂
層/紙層/ポリエチレン樹脂層、紙層/ポリプロピレン
樹脂層、ポリプロピレン樹脂層/紙層/ポリプロピレン
樹脂層、紙層/ポリエステル樹脂層、ポリエステル樹脂
層/紙層/ポリエステル樹脂層、紙層/ナイロン樹脂
層、ナイロン樹脂層/紙層/ナイロン層などが挙げられ
る。
【0022】つぎに、本発明のリブ付き紙カップを製造
する方法について説明する。
【0023】まず、胴部材1の胴部11に凸状部xが形
成される前の紙カップA′を製造する。この紙カップ
A′は、図5に示すような胴部材ブランク31と底部材
ブランク32とから製造され、公知の紙カップ成形機で
一般的な紙カップと同様に、図6に示すような形状に成
形する。胴部材ブランク31は、あらかじめ前工程で打
ち抜かれたものを使用し、底部材ブランク32は、紙カ
ップ成形機上で打ち抜かれる。
【0024】つぎに、この一般的な形状の紙カップA′
に、つぎの工程で胴部11の外周の一部に凸状部xを設
ける。この工程は、雄型と雌型で構成されたプレス成形
機による成形加工であり、熱を加えることにより、さら
に、成形を良くすることができる。この様にして、胴部
11の一部に急角度で高く凸状部xが形成された紙カッ
プAを作製することができる。
【0025】さらに、この凸状部xを両側から熱圧で潰
して2枚を貼り合わせた形状の胴部11の面に直角に立
つリブ形状のリブ状突起Xとし、図1に示すような本発
明のリブ付き紙カップAを作製することができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について具体的に説明
する。
【0027】〔実施例1〕胴部材1の材料として、表面
から特殊成形紙(商品名:NPiモールドペーパーグレ
ード「MP275」(日本製紙(株)製))275g/
2/低密度ポリエチレン樹脂25μmの構成の材料を
使用し、底部材2の材料として、表面からカップ原紙2
55g/m2/低密度ポリエチレン樹脂25μmの構成
の材料を使用した。
【0028】まず、図5のような胴部材ブランク31に
打ち抜き、この胴部材ブランク31をマンドレルに巻き
付け、筒状の胴部材1に形成した。つぎに、公知の紙カ
ップ成形機で、胴部材1の下方から底部材ブランク32
を嵌め込み、接着部分を熱風で加熱し、胴部材1の下端
を内側に折り返して折り返し部13とした。つづいて、
胴部材1の上端を外側にカールしトップカール部12を
形成して図6に示すような一般的な紙カップの形状の紙
カップA′とした。
【0029】そして、作製した紙カップA′の胴部11
の外周の上部全周に渡って15mmの間隔をもって、縦
方向に各々の長さが25mmの凸状部xを形成した。胴
部材1の材料として、破断伸びが縦方向で22.5%、
横方向で13.2%の特殊成形紙を使用したことによっ
て、胴部11に急角度で高い凸状部xを設けることがで
きたと同時に、成形時に亀裂などが入ることがなかっ
た。
【0030】さらに、この凸状部xの両側から熱圧を加
えて潰すことにより、胴部11の面に直角なリブ状突起
Xとし、図3−aに示すようなリブ付き紙カップBを作
製した。このリブ付き紙カップBの中に、高温の内容物
を入れた時でも、リブ状突起Xの部分を持つことによっ
て、熱さを感じることなく持つことができた。
【0031】〔実施例2〕胴部材1の材料として、表面
から特殊成形紙(商品名:NPiモールドペーパーグレ
ード「MP275」(日本製紙(株)製))255g/
2/低密度ポリエチレン樹脂25μmの構成の材料を
使用し、底部材2の材料として、表面からカップ原紙2
55g/m2/低密度ポリエチレン樹脂25μmの構成
の材料を使用した。
【0032】まず、図5のような胴部材ブランク31に
打ち抜き、この胴部材ブランク31をマンドレルに巻き
付け、筒状の胴部材1に形成した。つぎに、公知の紙カ
ップ成形機で、胴部材1の下方から底部材ブランク32
を嵌め込み、接着部分を熱風で加熱し、胴部材1の下端
を内側に折り返して折り返し部13とした。つづいて、
胴部材1の上端を外側にカールしトップカール部12を
形成して図6に示すような一般的な紙カップの形状の紙
カップA′とした。
【0033】そして、作製した紙カップA′の胴部11
の外周の上部全周に渡って横方向に10mmの間隔をも
って3本の凸状部xを形成した。胴部材1の材料とし
て、破断伸びが縦方向で22.5%、横方向で13.2
%の特殊成形紙を使用したことによって、胴部11に急
角度で高い凸状部xを設けることができたと同時に、成
形時に亀裂などが入ることがなかった。
【0034】さらに、この凸状部xの両側から熱圧を加
えて潰すことにより、胴部11の面に直角なリブ状突起
Xとし、図3−bに示すようなリブ付き紙カップCを作
製した。このリブ付き紙カップBの中に、高温の内容物
を入れた時でも、リブ状突起Xの部分を持つことによっ
て、熱さを感じることなく持つことができた。
【0035】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明のリブ付き紙
カップは、胴部の外周にリブ状突起を設け、このリブ状
突起の部分を持つことによって、熱湯などの高温の内容
物を入れた時でも、手で持ちやすく、かつ、外側に施し
た絵柄、文字などの美粧性を損なわないリブの付いた紙
カップである。
【0036】また、本発明のリブ付き紙カップの製造方
法によれば、胴部の材料として、坪量が50〜300g
/m2で、湿度65%の環境下での破断伸びが縦方向で
10%以上、横方向で10%以上である紙を主体とする
積層体を使用することにより、紙カップの胴部にリブ状
突起を形成しやすくなるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリブ付き紙カップの実施の形態を示す
一実施例の斜視図である。
【図2】図1の概略縦断面図と概略横断面図である。
【図3】本発明のリブ付き紙カップの他の実施例を示す
斜視図である。
【図4】本発明のリブ付き紙カップの凸状部とリブ状突
起の横断面の形状を示す部分拡大断面図である。
【図5】本発明のリブ付き紙カップを構成する胴部材ブ
ランクと底部材ブランクを示す展開図である。
【図6】本発明のリブ付き紙カップの凸状部を設ける前
の状態を示す部分切り欠け断面図である。
【符号の説明】
A リブ付き紙カップ A′ 紙カップ(リブ状突起加工前) B リブ付き紙カップ C リブ付き紙カップ 1 胴部材 11 胴部 12 トップカール部 13 折り返し部 2 底部材 21 底面部 22 屈曲部 X リブ状突起 x 凸状部 31 ブランク(胴部材) 32 ブランク(底部材)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の胴部と該胴部の上端側を折り曲げ
    たトップカール部と該胴部の下端を内側に折り返した折
    り返し部とを有する胴部材と、底面部と該底面部の外周
    縁部を折り曲げた屈曲部とを有する底部材とを備えて、
    前記胴部と前記折り返し部との間に前記屈曲部が挟み込
    まれて互いに接合されて形成された紙カップであって、 前記胴部の外周に複数のリブ状突起が形成されているこ
    とを特徴とするリブ付き紙カップ。
  2. 【請求項2】 前記リブ状突起が、前記外周の上部の全
    周に渡って間隔をもって縦方向に複数本連続又は不連続
    に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のリ
    ブ付き紙カップ。
  3. 【請求項3】 前記リブ状突起が、前記外周の上部の全
    周に渡って間隔をもって横方向に連続又は不連続に形成
    されていることを特徴とする請求項1に記載のリブ付き
    紙カップ。
  4. 【請求項4】 前記胴部の材料が、坪量が50〜300
    g/m2で、湿度65%の環境下での破断伸びが縦方向
    で10%以上、横方向で10%以上である紙を主体とす
    る積層体であることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れかに記載のリブ付き紙カップ。
  5. 【請求項5】 筒状の胴部と該胴部の上端側を折り曲げ
    たトップカール部と該胴部の下端を内側に折り返した折
    り返し部とを有する胴部材と、底面部と該底面部の外周
    縁部を折り曲げた屈曲部とを有する底部材とを備えて、
    前記胴部と前記折り返し部との間に前記屈曲部が挟み込
    まれて互いに接合されて形成された紙カップを形成し、
    次に前記胴部に凸状部を形成し、ついで該凸状部を潰し
    てリブ状突起を形成することを特徴とするリブ付き紙カ
    ップの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記胴部の材料として、坪量が50〜3
    00g/m2で、湿度65%の環境下での破断伸びが縦
    方向で10%以上、横方向で10%以上である紙を主体
    とする積層体を用いて前記紙カップを成形することを特
    徴とする請求項5に記載のリブ付き紙カップの製造方
    法。
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