JPS5921003Y2 - 被覆材 - Google Patents

被覆材

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Publication number
JPS5921003Y2
JPS5921003Y2 JP1978079352U JP7935278U JPS5921003Y2 JP S5921003 Y2 JPS5921003 Y2 JP S5921003Y2 JP 1978079352 U JP1978079352 U JP 1978079352U JP 7935278 U JP7935278 U JP 7935278U JP S5921003 Y2 JPS5921003 Y2 JP S5921003Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foam sheet
covering material
thermoplastic resin
resin foam
troughs
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978079352U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54180492U (ja
Inventor
陽治 奥
高司 後藤
保信 八百城
Original Assignee
積水化成品工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 積水化成品工業株式会社 filed Critical 積水化成品工業株式会社
Priority to JP1978079352U priority Critical patent/JPS5921003Y2/ja
Publication of JPS54180492U publication Critical patent/JPS54180492U/ja
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Publication of JPS5921003Y2 publication Critical patent/JPS5921003Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は円柱状物品、管体、角柱状物品等を保護するた
めの被覆材、殊に樹木の保護、保温のために有効な被覆
材に関するものである。
従来、円柱状物品、または樹木等を被覆するにはテープ
状の被覆帯を、その一部(端部)を重ね合せながら捲き
付けられていた。
しかし、このように捲回すると、重ね合せた部分の厚み
が厚くなり、全体として隙間を生じ、また重ね合せ部が
移動し易く、被覆が不完全となるおそれが強い。
特に発泡シートの如く厚みの厚い被覆材を被覆する場合
には重ね合せ部が厚くなり、均一に被覆することは極め
て困難である。
本考案者は、緩衝性、保温性に優れ、しかも捲回し易い
被覆材を得るべく研究を重ねた結果本考案をなすに至っ
たものである。
即ち、本考案は、柔軟性を有する熱可塑性樹脂発泡シー
トからなる長尺の帯状物であって、片面が平坦であり、
他の面に長手方向に直線状の山部と谷部から構成される
波型が形威せられ、同一形状を有する2枚の前記帯状物
が幅方向の位相をずらせて互いに波型の面が対向し一方
の熱可塑性樹脂発泡シートの波型の山部が、他方の熱可
塑性樹脂発泡シートの波型の谷部に密接して融着せしめ
られたことを特徴とする被覆材、を要旨とするものであ
る。
本考案に用いられる柔軟性を有する熱可塑性樹脂発泡シ
ートはポリスチレン発泡シートまたはその共重合体樹脂
の発泡シートも使用され得るが、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリ塩化ビニルまたはこれらの共重合体樹脂
、あるいはこれらの樹脂を含有する混合樹脂の発泡シー
トが好適であり、殊にポリエチレン発泡シートが柔軟性
、緩衝性等が優れ、取扱いが容易であるので最も好適で
ある。
これらの発泡シートは、一般に2〜20 mmの厚みを
有し、20〜200 mmの幅を有する長尺のシートが
用いられるが、必要に応じ上記以外の寸法を有する発泡
シートであってもよい。
上記の柔軟性を有する熱可塑性樹脂発泡シートはその片
面が平坦であり、他の面は波型が形成せられている。
この波型は発泡シートの長手方向に直線状の山部と谷部
が交互に設けられ、等間隔に多数設けられている。
本考案の被覆材は上記の熱可塑性樹脂発泡シートが、そ
の波型の面を対向させ、かつ発泡シートの幅方向の位相
をずらせて2枚が重ね合せられ、相対向する波型の山部
が他方の発泡シートの谷部に密接して融着せしめられて
いる。
即ち山部と谷部が密接して1枚のシートの如く融着せら
れている。
而して、幅方向の端部は、位相をずらせて形成されてい
るので、波型が露呈している。
なお、波型の横断面の形状はサイン波型状でもよく、ま
た鋸歯状であってもよい。
次に、本考案の被覆材を図面によって説明する。
第1図は本考案の被覆材の斜視図である。
1はポリエチレン発泡シートであり、その片面は平坦で
あり、他の面には波型の山部2と谷部3が交互に形成さ
れて波型を構成している。
この波型は断面サイン波形状に形成せられている。
この同じ形状を有するポリエチレン発泡シート1が2枚
その波型の面を対向せしめ、かつその幅方向の位相をず
らせて重ね合せられ、一方のポリエチレン発泡シート1
の山部2が他方のポリエチレン発泡シート1の谷部3に
嵌入して密接し融着せしめられている。
即ち、融着部4は重ね合せられた部分の全部に渡って形
成せられている。
図面においては、波型がサイン波形を有し、波型の山部
2と谷部3が隙間なく密着するように形成されているが
、山部2と谷部3の形状が同一でない場合には重ね合せ
た部分に多少の空間が形成される。
しかし、本考案の被覆材において、か・る空間が存在し
ていても支障はない。
融着部4の形成はポリエチレン発泡シート1の波型の面
を軟化点以上の温度に加熱して熱融着することによって
容易に形成される。
なお、接着剤によって接着されてもよい。2枚のポリエ
チレン発泡シート1は幅方向の位相をずらせて融着され
ているので、その端部は重ね合せられずに波型が露呈さ
れている。
本考案の被覆材は、上記の構成よりなり、この被覆材を
使用して棒状の物品を被覆するには、第2図に示す如く
、物品Mに被覆材の面を密着せしめ、斜め上方に捲き付
け、端部に露呈している波型の谷部3に他方の山部2を
嵌入させるようにして重ね合せて捲回すると、゛被覆材
は物品Mに隙間なく捲き付けられる。
捲き終り部は適宜切断し、粘着テープ等で固定する。
本考案の被覆材は、上記の通り端部に露呈している波型
の部分を互いに重ね合せて捲回することによって、隙間
なく、しかも均一の厚みに物品を被覆することができ、
また、一方の発泡シートの波型の山部2が他方の波型の
谷部3に嵌合して固定せられるので捲回が容易であると
共に、捲回後重ね合せ部が離脱することがなく、従って
被覆体が安定していて物品の保護または保温が完全に行
われる。
本考案の被覆材は丸柱よたは角柱等の建築材料の保護、
水道管、ガス管その他の筒状体の保護または防寒用の被
覆材として有用である他、殊に果樹、庭木、熱帯または
温帯植物等の樹木の保護、防寒あるいは防虫のための被
覆材として極めて有用で゛ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の被覆材の斜視図、第2図は被覆材の使
用例を示す斜視図である。 図面中の主な符号は次の通りである。 1・・・・・・ポリエチレン発泡シート、2・・・・・
・山部、3・・・・・・谷部、4・・・・・・融着部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)柔軟性を有する熱可塑性樹脂発泡シートからなる
    長尺の帯状物であって、片面が平坦であり、他の面に長
    手方向に直線状の山部と谷部がら構成される波型が形成
    せられ、同一形状を有する2枚の前記帯状物が幅方向の
    位相をずらせて互いに波型の面が対向し一方の熱可塑性
    樹脂発泡シートの波型の山部が、他方の熱可塑性樹脂発
    泡シートの波型の谷部に密接して融着せしめられたこと
    を特徴とする被覆材。
  2. (2)柔軟性を有する熱可塑性樹脂発泡シートが、ポリ
    エチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルまたはこれ
    らの共重合体樹脂、あるいはこれらの樹脂を含有する混
    合樹脂の発泡シートである実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の被覆材。
JP1978079352U 1978-06-09 1978-06-09 被覆材 Expired JPS5921003Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978079352U JPS5921003Y2 (ja) 1978-06-09 1978-06-09 被覆材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978079352U JPS5921003Y2 (ja) 1978-06-09 1978-06-09 被覆材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54180492U JPS54180492U (ja) 1979-12-20
JPS5921003Y2 true JPS5921003Y2 (ja) 1984-06-19

Family

ID=28997233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978079352U Expired JPS5921003Y2 (ja) 1978-06-09 1978-06-09 被覆材

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JP (1) JPS5921003Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5223651A (en) * 1975-08-15 1977-02-22 Victor Company Of Japan Method of making variable resistors

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5223651A (en) * 1975-08-15 1977-02-22 Victor Company Of Japan Method of making variable resistors

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Publication number Publication date
JPS54180492U (ja) 1979-12-20

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