JPS5937692B2 - 凹凸のあるアルミニウム板材の作成方法 - Google Patents
凹凸のあるアルミニウム板材の作成方法Info
- Publication number
- JPS5937692B2 JPS5937692B2 JP15168877A JP15168877A JPS5937692B2 JP S5937692 B2 JPS5937692 B2 JP S5937692B2 JP 15168877 A JP15168877 A JP 15168877A JP 15168877 A JP15168877 A JP 15168877A JP S5937692 B2 JPS5937692 B2 JP S5937692B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum
- aluminum plate
- plate material
- shape
- stretching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Extrusion Of Metal (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は凹凸のあるアルミニウム板材の作成方法に関し
、詳しくはアルミニウム材を特定形状に押出成形し、次
いでこれを引伸ばすことによつて幅広くかつデザイン的
にすぐれたアルミニウム板材を作成する方法に関する。
、詳しくはアルミニウム材を特定形状に押出成形し、次
いでこれを引伸ばすことによつて幅広くかつデザイン的
にすぐれたアルミニウム板材を作成する方法に関する。
従来、幅広いアルミニウム板材は一般にロール成形ある
いはプレス成形等により作成されているが、このような
成形法では得られる形状に制限があり、例えば板面に様
々な模様を形成したものや各方向に突起を形成した板状
物を作成することは困難であつた。
いはプレス成形等により作成されているが、このような
成形法では得られる形状に制限があり、例えば板面に様
々な模様を形成したものや各方向に突起を形成した板状
物を作成することは困難であつた。
一方、幅広いアルミニウム板材を押出し成形にて作成す
るには極めて大きな装置を必要とし、また技術的にも困
難な点が多く実用上好ましいものとはいえない。本発明
者は簡単な方法でしかもデザイン的にすぐれたアルミニ
ウム板材を効率よく作成する方法を開発すべく研究を重
ねた。
るには極めて大きな装置を必要とし、また技術的にも困
難な点が多く実用上好ましいものとはいえない。本発明
者は簡単な方法でしかもデザイン的にすぐれたアルミニ
ウム板材を効率よく作成する方法を開発すべく研究を重
ねた。
その結果アルミニウム材をいつたん特定形状に押出成形
し、続いてこれを引伸ばすことにより目的とする板材を
作成しうることを見出し本発明を完成するに至つた。第
1図は押出成形されたアルミニウム材の側面図であり、
第2図はこれを引伸ばして作成したアルミニウム板材の
側面図である。図面に基いて本発明を説明すれば次の如
くである。すなわち本発明は、アルミニウム材を、断面
略コ字状に連続屈曲させてなる波板状であつてその各屈
曲部に薄肉部1、2を形成するとともに各頂面3および
底面4の各縁線に沿つて突出部5、6を形成した形状に
押出成形し、次いで得られた成形材を引伸ばすことを特
徴とする凹凸のあるアルミニウム板材の作成方法を提供
するものである。本発明の方法に用いる材料は、アルミ
ニウム材(アルミニウム合金材を含む)が最も代表的で
あるが、これに限定されず押出成形ならびにその成形材
の引伸ばしが可能であるものであれば銅材、鉄材等各種
のものをあげることができる。
し、続いてこれを引伸ばすことにより目的とする板材を
作成しうることを見出し本発明を完成するに至つた。第
1図は押出成形されたアルミニウム材の側面図であり、
第2図はこれを引伸ばして作成したアルミニウム板材の
側面図である。図面に基いて本発明を説明すれば次の如
くである。すなわち本発明は、アルミニウム材を、断面
略コ字状に連続屈曲させてなる波板状であつてその各屈
曲部に薄肉部1、2を形成するとともに各頂面3および
底面4の各縁線に沿つて突出部5、6を形成した形状に
押出成形し、次いで得られた成形材を引伸ばすことを特
徴とする凹凸のあるアルミニウム板材の作成方法を提供
するものである。本発明の方法に用いる材料は、アルミ
ニウム材(アルミニウム合金材を含む)が最も代表的で
あるが、これに限定されず押出成形ならびにその成形材
の引伸ばしが可能であるものであれば銅材、鉄材等各種
のものをあげることができる。
本発明の方法における押出成形は通常の条件下で行なえ
ばよく特別の条件を必要としない。
ばよく特別の条件を必要としない。
押出成形によつて成形したアルミニウム材の形状は前述
の如く第1図に示すような形状とする。すなわち断面略
コ字状にして連続的に屈曲せしめて波板状とし、その頂
面3の両縁には縁線に沿つて突出部5を形成し、またそ
の屈曲部は薄肉部1とする。屈曲部を薄肉とすることに
よつてこの成形材を容易にかつひずみを生ずることなく
所定の板材に引伸ばすことができる。一方、波板状の底
面4は通常は両側以外の部分を少し底上げした状態に形
成して、その面の両縁に緑線に沿つて突出部6を形成し
、また屈曲部は薄肉1!iV、2とする。以上の如き形
状にアルミニウム材を押出成形することは比較的容易で
あり、またそのための装置も特に高価なものではない。
このように第1図に示すような形状に押出成形されたア
ルミニウム材を、本発明の方法においてはさらに引伸ば
し第2図に示すような平板状を作成する。引伸ばし方向
は頂面3および底面4に平行かつこれら頂面,底面の各
縁線に直角な方向とする。すなわち第1図においては左
右方向に引伸ばすこととなる。引伸ばし後のアルミニウ
ム板材の形状は第2図に示すように、ほぼ等間隔に凸面
7を有しかつその凸面7の両縁線に突起8を有する幅の
広い平板材となる。この引伸ばしによつて屈曲部が引伸
ばされることとなるが、この部分は厚みを薄くしてある
ため変形が容易であり、しかもひずみは生ぜず滑らかな
面となる。なお押出成形したアルミニウム材を引伸ばす
に際し、前述の如く、平板となるように屈曲部を完全に
伸ばしてもよいが、ある程度波形が残るようにしてもよ
い。かくして得られたアルミニウム板材は、押出成形に
よる型材であるにもかかわらず、継ぎ目がなく幅の広い
デザイン的にすぐれた型材である。
の如く第1図に示すような形状とする。すなわち断面略
コ字状にして連続的に屈曲せしめて波板状とし、その頂
面3の両縁には縁線に沿つて突出部5を形成し、またそ
の屈曲部は薄肉部1とする。屈曲部を薄肉とすることに
よつてこの成形材を容易にかつひずみを生ずることなく
所定の板材に引伸ばすことができる。一方、波板状の底
面4は通常は両側以外の部分を少し底上げした状態に形
成して、その面の両縁に緑線に沿つて突出部6を形成し
、また屈曲部は薄肉1!iV、2とする。以上の如き形
状にアルミニウム材を押出成形することは比較的容易で
あり、またそのための装置も特に高価なものではない。
このように第1図に示すような形状に押出成形されたア
ルミニウム材を、本発明の方法においてはさらに引伸ば
し第2図に示すような平板状を作成する。引伸ばし方向
は頂面3および底面4に平行かつこれら頂面,底面の各
縁線に直角な方向とする。すなわち第1図においては左
右方向に引伸ばすこととなる。引伸ばし後のアルミニウ
ム板材の形状は第2図に示すように、ほぼ等間隔に凸面
7を有しかつその凸面7の両縁線に突起8を有する幅の
広い平板材となる。この引伸ばしによつて屈曲部が引伸
ばされることとなるが、この部分は厚みを薄くしてある
ため変形が容易であり、しかもひずみは生ぜず滑らかな
面となる。なお押出成形したアルミニウム材を引伸ばす
に際し、前述の如く、平板となるように屈曲部を完全に
伸ばしてもよいが、ある程度波形が残るようにしてもよ
い。かくして得られたアルミニウム板材は、押出成形に
よる型材であるにもかかわらず、継ぎ目がなく幅の広い
デザイン的にすぐれた型材である。
またこのアルミニウム板材は、プレス成形法、口ール成
形法では技術的に困難な突起部を各所に備えさらに必要
に応じて板面に各種模様を施せば今までにない意匠的効
果を奏する。さらにこのような特異な形状であるため特
殊な用途に供することもできる。
形法では技術的に困難な突起部を各所に備えさらに必要
に応じて板面に各種模様を施せば今までにない意匠的効
果を奏する。さらにこのような特異な形状であるため特
殊な用途に供することもできる。
第1図は押出成形されたアルミニウム材の側面図、第2
図はこれを左右に引伸ばして作成したアルミニウム板材
の側面図である。 図中1,2は薄肉部、3は頂面、4は底面、5,6は突
出部、7は凸面、8は突出部をそれぞれ示す。
図はこれを左右に引伸ばして作成したアルミニウム板材
の側面図である。 図中1,2は薄肉部、3は頂面、4は底面、5,6は突
出部、7は凸面、8は突出部をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 1 アルミニウム材を、断面略コ字状に連続屈曲させて
なる波板状であつてその各屈曲部に薄肉部1、2を形成
するとともに各頂面3および底面4の各縁線に沿つて突
出部5、6を形成した形状に押出成形し、次いで得られ
た成形材を引伸ばすことを特徴とする凹凸のあるアルミ
ニウム板材の作成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15168877A JPS5937692B2 (ja) | 1977-12-19 | 1977-12-19 | 凹凸のあるアルミニウム板材の作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15168877A JPS5937692B2 (ja) | 1977-12-19 | 1977-12-19 | 凹凸のあるアルミニウム板材の作成方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6200483A Division JPS58192616A (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | アルミニウム材の作成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5484860A JPS5484860A (en) | 1979-07-06 |
JPS5937692B2 true JPS5937692B2 (ja) | 1984-09-11 |
Family
ID=15524077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15168877A Expired JPS5937692B2 (ja) | 1977-12-19 | 1977-12-19 | 凹凸のあるアルミニウム板材の作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5937692B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6195496A (ja) * | 1984-10-16 | 1986-05-14 | 松下電工株式会社 | 住宅用監視装置 |
JPS62154597U (ja) * | 1986-03-25 | 1987-10-01 | ||
JPS62166588U (ja) * | 1986-04-07 | 1987-10-22 | ||
JPS63135491U (ja) * | 1987-02-26 | 1988-09-06 | ||
JPS6486297A (en) * | 1987-09-29 | 1989-03-30 | Nittan Co Ltd | Radio type warning device |
JPH01116800A (ja) * | 1987-10-29 | 1989-05-09 | Mitsui High Tec Inc | 設備異常情報伝達装置 |
JPH044313Y2 (ja) * | 1985-10-21 | 1992-02-07 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62244525A (ja) * | 1986-04-15 | 1987-10-24 | Mitsubishi Metal Corp | 異形断面条の製造方法 |
-
1977
- 1977-12-19 JP JP15168877A patent/JPS5937692B2/ja not_active Expired
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6195496A (ja) * | 1984-10-16 | 1986-05-14 | 松下電工株式会社 | 住宅用監視装置 |
JPH044313Y2 (ja) * | 1985-10-21 | 1992-02-07 | ||
JPS62154597U (ja) * | 1986-03-25 | 1987-10-01 | ||
JPS62166588U (ja) * | 1986-04-07 | 1987-10-22 | ||
JPS63135491U (ja) * | 1987-02-26 | 1988-09-06 | ||
JPS6486297A (en) * | 1987-09-29 | 1989-03-30 | Nittan Co Ltd | Radio type warning device |
JPH01116800A (ja) * | 1987-10-29 | 1989-05-09 | Mitsui High Tec Inc | 設備異常情報伝達装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5484860A (en) | 1979-07-06 |
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