JPS6340250Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6340250Y2 JPS6340250Y2 JP19861685U JP19861685U JPS6340250Y2 JP S6340250 Y2 JPS6340250 Y2 JP S6340250Y2 JP 19861685 U JP19861685 U JP 19861685U JP 19861685 U JP19861685 U JP 19861685U JP S6340250 Y2 JPS6340250 Y2 JP S6340250Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- die
- corner
- hole
- die hole
- tangent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001192 hot extrusion Methods 0.000 claims description 3
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 235000012438 extruded product Nutrition 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Extrusion Of Metal (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、六角ナツトや八角ナツトの素材であ
る中空異形管を熱間押出するためのダイスに関す
る。
る中空異形管を熱間押出するためのダイスに関す
る。
（従来の技術）
従来、異形管、例えば中空六角管を押出す場
合、第６〜７図に示すダイス１０が用いられてい
る。このダイス１０は、その中心部に正六角形の
ダイス孔１１を有し、ダイス孔１１の内面１２の
コーナ部１３は、第８図に示すように、各辺が交
叉するシヤープなコーナに形成されている。
合、第６〜７図に示すダイス１０が用いられてい
る。このダイス１０は、その中心部に正六角形の
ダイス孔１１を有し、ダイス孔１１の内面１２の
コーナ部１３は、第８図に示すように、各辺が交
叉するシヤープなコーナに形成されている。
（考案が解決しようとする問題点）
前記第６〜８図に示す従来のダイス１０を用い
て熱間押出を行うと、最初の１本目の押出管のコ
ーナは鋭くきれいに成形されるが、２本、３本…
…と押出を続けると、ダイス１０のコーナ部１３
の形状がくずれ、第９〜１０図に示すように押出
管１４のコーナ１５が丸味を帯びてきたり、又は
変形してくる。従つて、従来は、１〜２本押出す
毎にダイス１０を交換しなければならず、ダイス
製作費の増加、及び交換に要するロスタイムによ
る生産性の低下を招いていた。
て熱間押出を行うと、最初の１本目の押出管のコ
ーナは鋭くきれいに成形されるが、２本、３本…
…と押出を続けると、ダイス１０のコーナ部１３
の形状がくずれ、第９〜１０図に示すように押出
管１４のコーナ１５が丸味を帯びてきたり、又は
変形してくる。従つて、従来は、１〜２本押出す
毎にダイス１０を交換しなければならず、ダイス
製作費の増加、及び交換に要するロスタイムによ
る生産性の低下を招いていた。
そこで、本考案は、コーナ部の変形が生じ難い
ダイスを提供することを目的とする。
ダイスを提供することを目的とする。
（問題点を解決するための手段）
上記目的を達成するために、本考案は次の手段
を講じた。即ち、本考案の特徴とする処は、正六
角形又は八角形のダイス孔を有するダイスにおい
て、 前記ダイス孔の内面より0.2〜0.5mm外側にダイ
ス孔と相似形の仮想正六角形又は正八角形を描
き、該仮想多角形のコーナ部に内接する半径１〜
２mmの仮想円を描き、前記ダイス孔の内面のコー
ナから５〜８mm離れたダイス孔の内面上の点から
前記仮想円に接線を引き、この接線と前記仮想円
とで形成されるヌスミをダイス孔の内面のコーナ
部に設けた点にある。
を講じた。即ち、本考案の特徴とする処は、正六
角形又は八角形のダイス孔を有するダイスにおい
て、 前記ダイス孔の内面より0.2〜0.5mm外側にダイ
ス孔と相似形の仮想正六角形又は正八角形を描
き、該仮想多角形のコーナ部に内接する半径１〜
２mmの仮想円を描き、前記ダイス孔の内面のコー
ナから５〜８mm離れたダイス孔の内面上の点から
前記仮想円に接線を引き、この接線と前記仮想円
とで形成されるヌスミをダイス孔の内面のコーナ
部に設けた点にある。
（実施例）
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
第２〜３図において、１は中空異形管の熱間押
出用ダイスであり、該ダイス１にはその中心部に
正六角形のダイス孔２を有する。このダイス孔２
の内面３の各コーナ部４はヌスミ５が形成されて
いる。このヌスミ５は第１図に示す形状をしてい
る。
出用ダイスであり、該ダイス１にはその中心部に
正六角形のダイス孔２を有する。このダイス孔２
の内面３の各コーナ部４はヌスミ５が形成されて
いる。このヌスミ５は第１図に示す形状をしてい
る。
すなわち、ダイス孔２の内面３より所定距離
（ｂ＝0.2〜0.5mm）だけ外側に、ダイス孔２と相
似形の仮想正六角形６を描く。次に、この仮想正
六角形６のコーナ部に内接する半径（Ｒ＝１〜２
mm）の仮想円７を描く。次に、ダイス孔２の内面
３のコーナから距離（ａ＝５〜８mm）だけ離れた
ダイス孔２の内面上の点Ｐから、前記仮想円に接
線８を引く。このようにして得られた接線８と仮
想円７とで形成される形状が、前記ヌスミ５の形
状とされている。
（ｂ＝0.2〜0.5mm）だけ外側に、ダイス孔２と相
似形の仮想正六角形６を描く。次に、この仮想正
六角形６のコーナ部に内接する半径（Ｒ＝１〜２
mm）の仮想円７を描く。次に、ダイス孔２の内面
３のコーナから距離（ａ＝５〜８mm）だけ離れた
ダイス孔２の内面上の点Ｐから、前記仮想円に接
線８を引く。このようにして得られた接線８と仮
想円７とで形成される形状が、前記ヌスミ５の形
状とされている。
尚、ａ寸法が５mm未満又は、ｂ寸法が0.5mmを
超えると、製品のコーナの突出が目立つため、ａ
寸法は５mm以上、ｂ寸法は0.5mm以内とされてい
る。
超えると、製品のコーナの突出が目立つため、ａ
寸法は５mm以上、ｂ寸法は0.5mm以内とされてい
る。
尚、図示省略するが、本考案は、正八角形のダ
イス孔を有するダイスにも適用できるものであ
る。
イス孔を有するダイスにも適用できるものであ
る。
（考案の効果）
本考案のダイス１を用いて第４図に示す中空六
角形８を押出し成形した場合、そのコーナ部の形
状は鋭いものであつた。そして、第５図に示すよ
うに、10本押出成形しても、そのコーナ形状はく
ずれることがなかつた。
角形８を押出し成形した場合、そのコーナ部の形
状は鋭いものであつた。そして、第５図に示すよ
うに、10本押出成形しても、そのコーナ形状はく
ずれることがなかつた。
この第５図から明らかなように、本考案によれ
ば、ダイスコーナの変形が減少する為、一枚のダ
イスでの押出本数も増加し、ダイス製作費用の低
減、ダイス交換のためのロス時間の減少、管の品
質向上等の大きな効果を発揮する。
ば、ダイスコーナの変形が減少する為、一枚のダ
イスでの押出本数も増加し、ダイス製作費用の低
減、ダイス交換のためのロス時間の減少、管の品
質向上等の大きな効果を発揮する。
第１図は本考案の実施例を示すダイスのコーナ
部の拡大図、第２図は本考案の実施例を示すダイ
スの正面図、第３図は同断面図、第４図は本考案
に係るダイスで成形した六角中空管を示す断面
図、第５図は押出本数による製品のコーナの変化
を示すグラフ、第６図は従来のダイスを示す正面
図、第７図は同断面図、第８図は同コーナ部の拡
大図、第９〜１０図は従来のダイスを用いた押出
製品の断面図である。 １……ダイス、２……ダイス孔、３……内面、
４……コーナ部、５……ヌスミ、６……仮想多角
形、７……仮想円、８……接線。
部の拡大図、第２図は本考案の実施例を示すダイ
スの正面図、第３図は同断面図、第４図は本考案
に係るダイスで成形した六角中空管を示す断面
図、第５図は押出本数による製品のコーナの変化
を示すグラフ、第６図は従来のダイスを示す正面
図、第７図は同断面図、第８図は同コーナ部の拡
大図、第９〜１０図は従来のダイスを用いた押出
製品の断面図である。 １……ダイス、２……ダイス孔、３……内面、
４……コーナ部、５……ヌスミ、６……仮想多角
形、７……仮想円、８……接線。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 正六角形又は八角形のダイス孔を有するダイス
において、 前記ダイス孔の内面より0.2〜0.5mm外側にダイ
ス孔と相似形の仮想正六角形又は正八角形を描
き、該仮想多角形のコーナ部に内接する半径１〜
２mmの仮想円を描き、前記ダイス孔の内面のコー
ナから５〜８mm離れたダイス孔の内面上の点から
前記仮想円に接線を引き、この接線と前記仮想円
とで形成されるヌスミをダイス孔の内面のコーナ
部に設けたことを特徴とする中空異形管の熱間押
出用ダイス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19861685U JPS6340250Y2 (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19861685U JPS6340250Y2 (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62105710U JPS62105710U (ja) | 1987-07-06 |
| JPS6340250Y2 true JPS6340250Y2 (ja) | 1988-10-21 |
Family
ID=31159469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19861685U Expired JPS6340250Y2 (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6340250Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-23 JP JP19861685U patent/JPS6340250Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62105710U (ja) | 1987-07-06 |
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