JPS5844737Y2 - 軒樋 - Google Patents

軒樋

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Publication number
JPS5844737Y2
JPS5844737Y2 JP15068278U JP15068278U JPS5844737Y2 JP S5844737 Y2 JPS5844737 Y2 JP S5844737Y2 JP 15068278 U JP15068278 U JP 15068278U JP 15068278 U JP15068278 U JP 15068278U JP S5844737 Y2 JPS5844737 Y2 JP S5844737Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eaves gutter
metal plate
protrusions
thin metal
eaves
Prior art date
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Expired
Application number
JP15068278U
Other languages
English (en)
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JPS5565333U (ja
Inventor
雅春 山本
Original Assignee
松下電工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP15068278U priority Critical patent/JPS5844737Y2/ja
Publication of JPS5565333U publication Critical patent/JPS5565333U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は軒樋の改良に関するもので、さらに詳述すれば
、合成樹脂にて形成される軒樋本体3の各上端部に、そ
れぞれ軒樋本体3の外側に向かって突出する中空の耳部
5を軒樋本体3と一体に形成して成る軒樋において、い
ずれの方向に切断しても凸起1を切断するように多数個
の凸起1を突設した金属薄板2を、軒樋本体3内の、各
耳部5の外側を除く部分にインサートして成る軒樋に係
るものである。
従来の軒樋Aにあっては、凹凸のない平担な金属薄板2
をプラスチックス製の軒樋本体3の内部にインサートし
であるにすぎなかったため、金属薄板2が曲りやすく、
強度的に弱いという欠点や軒樋Aが直射日光により高温
となった時軒樋本体3と金属薄板2とを接着している接
着剤が軟化し、両者の熱膨張係数の差から剥離しやすく
なるという欠点や、軒樋Aの温度が上ると接着剤が軟化
し、金属薄板2と軒樋本体3との間にすべりを生ずるた
め、軒樋Aの熱膨張を抑制できないという欠点があった
ここで第1図の矢印はすべり方向を、第2図の矢印は剥
離方向を示す。
本考案はかかる従来例の欠点に鑑みてなされたもので、
本考案の第1の目的はいずれの方向に切断しても凸起を
切断するように、金属薄板に凸起を突設しであるので、
いずれの方向においても曲げ強度の強い金属薄板を軒樋
本体内にインサートすることにより、いずれの方向にお
いても曲げ強度の強い軒樋を提供するにあり、第2の目
的は多数の凹凸を形成した金属薄板を軒樋本体内にイン
サートすることにより軒樋本体と金属薄板とを喰み合せ
、接着剤の軟化時にも剥離強度を犬にしたり、金属薄板
と合戒樹脂属とのすべりをなくし、熱膨張を金属薄板並
に小さくすることができる軒樋を提供するにあり、第3
の目的は製造が容易でありながら、耳部の補強を充分に
行なうことができ、しかも切断する際には比較的切りや
すい軒樋を提供するにある。
以下本考案を図示実施例に従って詳述する。
金属薄板2は例えば約150μの肉厚を持つペーパース
チールで、第4図及び第5図のように高さHo、45i
+icの円錐台状の凸起1を突設してあり、凸起1の裏
面が凹所4となっている。
凸起1はどの方向に金属薄板2を切断しても必らず幾つ
かの凸起1を規則的に切断するように突設しである。
このため金属薄板2の曲げ強度を犬にすることができる
この凸起1の突設パターンを示せば第6図乃至第10図
のようになる。
まず第6図及び第1図の場合について説明する。
基本パターンは第6図のように中央の凸起1の周囲に6
個の凸起1を設けた6角形状のもので、これを多数隣接
させて繰り板しである。
この場合相隣接せる凸起1の中心間距離Aに対して凸起
の半径Bは最大の70舜まで小さくできるものである。
第8図は9個の凸起1を菱形に配列して基本パターンと
し、この菱形に配列した基本パターンを3組合せて6角
形のパターンをつくり、これを多数隣接させて繰返しで
ある。
第9図は4個の凸起1を菱形に配列して基本パターンを
構成し、この基本パターンを3組組合せて6角形のパタ
ーンを構成し、この6角形のパターンを多数隣接させて
繰返しである。
第10図は正六角形の各頂点に位置する6個の突起1と
、その正六角形の中心に位置する1個の突起1とから基
本パターンを構成し、この基本パターンを多数隣接させ
て繰返しである。
またこの金属薄板2にテンションをかげながら凹凸エン
ボス加工を行うと、加工方向に金属薄板2が約10%伸
長し、金属薄板2の節約に寄与する。
軒樋本体3は例えば硬質ポリ塩化ビニルにて形成されて
おり、金属薄板2の両面に積層しである。
凸起1の表面から軒樋本体3の表面までの厚みhは第4
図のように最小α2jllIIであり、軒樋Aの肉厚t
は約IIIである。
軒樋本体3は金属薄板2の凹所4や凸起1と喰み合って
おり、軒樋本体3と金属薄板2とはホットメルト接着剤
にて接着しである。
しかしてこのように金属薄板2を軒樋本体3内にインサ
ートした軒樋Aを軒先に架設する。
今この軒樋Aに直射が当り、軒樋Aが高温になった場合
、たとえホットメルト接着剤が軟化したとしても、金属
薄板2の凹所4や凸起1と合成樹脂とが互L・に喰み合
っているので、剥離したり金属薄板2と軒樋本体3とが
長手方向にずれたりしないものでありさらに金属薄板2
と軒樋本体3とが互いにずれないものであるから軒樋A
の熱膨張を抑制することができ、軒樋Aを金属なみの熱
膨張に抑えることができるものである。
また本考案にあっては、いずれの方向に切断しても凸起
1を切断するように多数個の凸起1を突設した金属薄板
2を、軒樋本体3内の、各耳部5の外側を除く部分にイ
ンサートしたものであるから、強度的には耳部5の内側
および外側に凸起3を有さない金属薄板2を曲成させて
インサートした場合と同程度の強度を確保することがで
き、したがって従来のように金属薄板2を耳部5の内側
および外側の両方にインサートする必要がなく、軒樋の
押出し成形による製造が容易に行ない得るという利点が
あり、Lかも軒樋を切断するときには、耳部5内の金属
薄板2を端の方から切断して行くことができるので、容
易に切断作業を行ない得るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来例の部分拡大縦断面図、第3図
は本考案の軒樋の一実施例の外観斜視図、第4図は同上
の部分拡大縦断面図、第5図は本考案の金属薄板の部分
拡大斜視図、第6図は本考案の金属薄板の基本パターン
の一実施例の正面図、第7図は同上を組み合せた場合の
部分正面図、第8図乃至第10図は本考案の金属薄板の
他の実施例の部分正面図である。 1は凸起、2は金属薄板、3は軒樋本体、5は耳部であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂にて形成される軒樋本体の各上端部に、それぞ
    れ軒樋本体の外側に向かって突出する中空の耳部を軒樋
    本体と一体に形成して成る軒樋において、いずれの方向
    に切断しても凸起を切断するように多数個の凸起を突設
    した金属薄板を、軒樋本体内の、各耳部の外側を除く部
    分にインサートL″″C戒る針通。
JP15068278U 1978-10-31 1978-10-31 軒樋 Expired JPS5844737Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15068278U JPS5844737Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31 軒樋

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JP15068278U JPS5844737Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31 軒樋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5565333U JPS5565333U (ja) 1980-05-06
JPS5844737Y2 true JPS5844737Y2 (ja) 1983-10-11

Family

ID=29135200

Family Applications (1)

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JP15068278U Expired JPS5844737Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31 軒樋

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JPS5565333U (ja) 1980-05-06

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