JPH05309871A - プリンタの制御装置 - Google Patents
プリンタの制御装置Info
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- JPH05309871A JPH05309871A JP4113715A JP11371592A JPH05309871A JP H05309871 A JPH05309871 A JP H05309871A JP 4113715 A JP4113715 A JP 4113715A JP 11371592 A JP11371592 A JP 11371592A JP H05309871 A JPH05309871 A JP H05309871A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビットマップフォントとアウトラインフォン
トを有効に使用して、より経済的且つ効率的な印字をよ
り簡単に行なえるようにする。 【構成】 ビットマップフォントを強制的に用いて印字
する高速印字モード，アウトラインフォントを強制的に
用いて文字の輪郭線のみで印字するトナー節約モード，
及び印字データの改頁指令を無視して印字する用紙節約
モードをモード設定手段Ｄが選択して設定し、その設定
されたモードを高速印字モード実行手段Ａ，トナー節約
モード実行手段Ｂ，用紙節約モード実行手段Ｃのうちの
対応する実行手段が実行する。また、上記各モードのい
ずれも設定されていない場合に、トナー残量が少なくな
った時にはトナー節約モードに、印字用紙残量が少なく
なった時には用紙節約モードにそれぞれ自動的に切り替
える。
トを有効に使用して、より経済的且つ効率的な印字をよ
り簡単に行なえるようにする。 【構成】 ビットマップフォントを強制的に用いて印字
する高速印字モード，アウトラインフォントを強制的に
用いて文字の輪郭線のみで印字するトナー節約モード，
及び印字データの改頁指令を無視して印字する用紙節約
モードをモード設定手段Ｄが選択して設定し、その設定
されたモードを高速印字モード実行手段Ａ，トナー節約
モード実行手段Ｂ，用紙節約モード実行手段Ｃのうちの
対応する実行手段が実行する。また、上記各モードのい
ずれも設定されていない場合に、トナー残量が少なくな
った時にはトナー節約モードに、印字用紙残量が少なく
なった時には用紙節約モードにそれぞれ自動的に切り替
える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザプリンタ等の
プリンタ装置やデジタル複写機のプリンタ部等のプリン
タの制御装置に関する。
プリンタ装置やデジタル複写機のプリンタ部等のプリン
タの制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】レーザプリンタ等のプリンタは、ホスト
装置から送られてくる印字データをビットマップフォン
トまたはアウトラインフォントを用いて印字するように
している。ところで、印字に使用するフォントは、プリ
ンタの制御装置（プリンタコントローラ）がユーザによ
って入力される文字ピッチや文字のデザインを含有した
エミュレーションコマンドを解釈して決定されるのが常
である。
装置から送られてくる印字データをビットマップフォン
トまたはアウトラインフォントを用いて印字するように
している。ところで、印字に使用するフォントは、プリ
ンタの制御装置（プリンタコントローラ）がユーザによ
って入力される文字ピッチや文字のデザインを含有した
エミュレーションコマンドを解釈して決定されるのが常
である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、構成が
複雑なエミュレーションコマンドの解釈により印字に使
用するフォントを決定するようにした従来のプリンタ
は、フォントのデザインを特に重視せず、単に効率的且
つ経済的な印刷を求めるユーザには不向きである。この
発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ビッ
トマップフォントとアウトラインフォントを有効に使用
することによって、より経済的且つ効率的な印字をより
簡単に行なえるようにすることを目的とする。
複雑なエミュレーションコマンドの解釈により印字に使
用するフォントを決定するようにした従来のプリンタ
は、フォントのデザインを特に重視せず、単に効率的且
つ経済的な印刷を求めるユーザには不向きである。この
発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ビッ
トマップフォントとアウトラインフォントを有効に使用
することによって、より経済的且つ効率的な印字をより
簡単に行なえるようにすることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、ホスト装置から送られてくる印字データ
をビットマップフォントまたはアウトラインフォントを
用いて印字するプリンタの制御装置において、図１に機
能ブロックで示すように、ビットマップフォントを強制
的に用いて印字する高速印字モードを実行する高速印字
モード実行手段Ａと、アウトラインフォントを強制的に
用いて文字の輪郭線のみで印字するトナー節約モードを
実行するトナー節約モード実行手段Ｂと、印字データの
改頁指令を無視して印字する用紙節約モードを実行する
用紙節約モード実行手段Ｃと、その各モードを選択して
設定するモード設定手段Ｄとを設けたものである。
達成するため、ホスト装置から送られてくる印字データ
をビットマップフォントまたはアウトラインフォントを
用いて印字するプリンタの制御装置において、図１に機
能ブロックで示すように、ビットマップフォントを強制
的に用いて印字する高速印字モードを実行する高速印字
モード実行手段Ａと、アウトラインフォントを強制的に
用いて文字の輪郭線のみで印字するトナー節約モードを
実行するトナー節約モード実行手段Ｂと、印字データの
改頁指令を無視して印字する用紙節約モードを実行する
用紙節約モード実行手段Ｃと、その各モードを選択して
設定するモード設定手段Ｄとを設けたものである。
【０００５】上記プリンタの制御装置に、トナー残量を
検知するトナー残量検知手段と、上記各モードのいずれ
も設定されていない場合に、そのトナー残量検知手段に
よりトナー残量が少なくなったことが検知された時に
は、上記トナー節約モードに自動的に切り替える手段と
を設けるとよい。また、印字用紙の残量を検知する用紙
残量検知手段と、上記各モードのいずれも設定されてい
ない場合に、その用紙残量検知手段により印字用紙の残
量が少なくなったことが検知された時には、上記用紙節
約モードに自動的に切り替える手段とを設けるとよい。
検知するトナー残量検知手段と、上記各モードのいずれ
も設定されていない場合に、そのトナー残量検知手段に
よりトナー残量が少なくなったことが検知された時に
は、上記トナー節約モードに自動的に切り替える手段と
を設けるとよい。また、印字用紙の残量を検知する用紙
残量検知手段と、上記各モードのいずれも設定されてい
ない場合に、その用紙残量検知手段により印字用紙の残
量が少なくなったことが検知された時には、上記用紙節
約モードに自動的に切り替える手段とを設けるとよい。
【０００６】
【作用】この発明によるプリンタの制御装置は、ビット
マップフォントを強制的に用いて印字する高速印字モー
ドと、アウトラインフォントを強制的に用いて文字の輪
郭線のみで印字するトナー節約モードと、印字データの
改頁指令を無視して印字する用紙節約モードを、ユーザ
の希望等に応じて図１のモード設定手段Ｄが選択して設
定するので、その設定されたモードを実行することによ
って、より経済的且つ効率的な印字を行なえる。
マップフォントを強制的に用いて印字する高速印字モー
ドと、アウトラインフォントを強制的に用いて文字の輪
郭線のみで印字するトナー節約モードと、印字データの
改頁指令を無視して印字する用紙節約モードを、ユーザ
の希望等に応じて図１のモード設定手段Ｄが選択して設
定するので、その設定されたモードを実行することによ
って、より経済的且つ効率的な印字を行なえる。
【０００７】なお、上記各モードのいずれも設定されて
いない場合に、トナー残量が少なくなった時にはトナー
節約モードに、印字用紙の残量が少なくなった時には用
紙節約モードにそれぞれ自動的に切り替えるようにすれ
ば、印刷を中断させずに済む可能性が高くなり、トナー
や用紙の補給作業を印刷の途中で行なうケースが非常に
少なくなる。
いない場合に、トナー残量が少なくなった時にはトナー
節約モードに、印字用紙の残量が少なくなった時には用
紙節約モードにそれぞれ自動的に切り替えるようにすれ
ば、印刷を中断させずに済む可能性が高くなり、トナー
や用紙の補給作業を印刷の途中で行なうケースが非常に
少なくなる。
【０００８】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図２はこの発明の一実施例を示すレー
ザプリンタのブロック構成図であり、プリンタコントロ
ーラ（プリンタの制御装置）１とエンジン２，パネル装
置３，ディスク装置４とからなる。ホスト装置５は、こ
のプリンタの上位装置である。
体的に説明する。図２はこの発明の一実施例を示すレー
ザプリンタのブロック構成図であり、プリンタコントロ
ーラ（プリンタの制御装置）１とエンジン２，パネル装
置３，ディスク装置４とからなる。ホスト装置５は、こ
のプリンタの上位装置である。
【０００９】プリンタコントローラ１は、ＣＰＵ６，プ
ログラムＲＯＭ７，フォントＲＯＭ８，ＲＡＭ９，ＮＶ
ＲＡＭ１０，ＩＣカード１１と、エンジンインタフェー
ス（以下「インタフェース」を「Ｉ／Ｆ」と略称する）
１２，パネルＩ／Ｆ１３，ディスクＩ／Ｆ１４，ホスト
Ｉ／Ｆ１５の各Ｉ／Ｆから構成されている。
ログラムＲＯＭ７，フォントＲＯＭ８，ＲＡＭ９，ＮＶ
ＲＡＭ１０，ＩＣカード１１と、エンジンインタフェー
ス（以下「インタフェース」を「Ｉ／Ｆ」と略称する）
１２，パネルＩ／Ｆ１３，ディスクＩ／Ｆ１４，ホスト
Ｉ／Ｆ１５の各Ｉ／Ｆから構成されている。
【００１０】ＣＰＵ６は、プログラムＲＯＭ７のプログ
ラムとパネル装置３からのモード指示、及びホスト装置
５からのコマンドによってプリンタコントローラ１全体
を制御する中央処理装置である。プログラムＲＯＭ７
は、このプリンタコントローラ１の制御プログラムを格
納しているリードオンリ・メモリ、フォントＲＯＭ８
は、アウトラインフォントやビットマップフォントなど
を記憶するリードオンリ・メモリである。
ラムとパネル装置３からのモード指示、及びホスト装置
５からのコマンドによってプリンタコントローラ１全体
を制御する中央処理装置である。プログラムＲＯＭ７
は、このプリンタコントローラ１の制御プログラムを格
納しているリードオンリ・メモリ、フォントＲＯＭ８
は、アウトラインフォントやビットマップフォントなど
を記憶するリードオンリ・メモリである。
【００１１】ＲＡＭ９は、ＣＰＵ６用のワークメモリ，
入力データを格納するためのインプットバッファ，ペー
ジデータを格納するためのページバッファ，ビットマッ
プデータを格納するためのスキャンバッファ（ビットマ
ップバッファ），ダウンロードフォントを格納するため
のフォントファイル等に使用するランダムアクセス・メ
モリである。ＮＶＲＡＭ１０は、パネル装置３からのモ
ード指示の内容などを記憶しておく不揮発性メモリであ
り、ＩＣカード１１は、フォントデータやプログラムを
外部から供給する場合に使用する着脱可能なメモリカー
ドである。
入力データを格納するためのインプットバッファ，ペー
ジデータを格納するためのページバッファ，ビットマッ
プデータを格納するためのスキャンバッファ（ビットマ
ップバッファ），ダウンロードフォントを格納するため
のフォントファイル等に使用するランダムアクセス・メ
モリである。ＮＶＲＡＭ１０は、パネル装置３からのモ
ード指示の内容などを記憶しておく不揮発性メモリであ
り、ＩＣカード１１は、フォントデータやプログラムを
外部から供給する場合に使用する着脱可能なメモリカー
ドである。
【００１２】エンジンＩ／Ｆ１２は、実際に印字を行な
うエンジン２とコマンド及びステータスや印字データの
通信を行なうためのインタフェース、パネルＩ／Ｆ１３
は、使用者に現在のプリンタの状態を知らせたりモード
指示を行なったりするパネル装置３と、コマンドやステ
ータスの通信を行なうインタフェースである。ディスク
Ｉ／Ｆ１４は、ディスク装置４と通信を行なうためのイ
ンタフェースである。
うエンジン２とコマンド及びステータスや印字データの
通信を行なうためのインタフェース、パネルＩ／Ｆ１３
は、使用者に現在のプリンタの状態を知らせたりモード
指示を行なったりするパネル装置３と、コマンドやステ
ータスの通信を行なうインタフェースである。ディスク
Ｉ／Ｆ１４は、ディスク装置４と通信を行なうためのイ
ンタフェースである。
【００１３】ホストＩ／Ｆ１５は、ホスト装置５と通信
を行なうインタフェースであり、通常はセントロＩ／Ｆ
やＲＳ２３２Ｃである。ディスク装置４は、フォントデ
ータやプログラム，印字データなどの様々のデータを記
憶しておく外部記憶装置であり、フロッピディスク装置
（ＦＤＤ）やハードディスク装置（ＨＤＤ）などであ
る。
を行なうインタフェースであり、通常はセントロＩ／Ｆ
やＲＳ２３２Ｃである。ディスク装置４は、フォントデ
ータやプログラム，印字データなどの様々のデータを記
憶しておく外部記憶装置であり、フロッピディスク装置
（ＦＤＤ）やハードディスク装置（ＨＤＤ）などであ
る。
【００１４】ここで、プリンタコントローラ１は以下の
（１）〜（３）にそれぞれ示す高速印字モード，トナー
節約モード，及び用紙節約モードを有する。 （１）高速印字モード アウトラインフォントを使用せずに、ビットマップフォ
ントを強制的に用いて印字する。
（１）〜（３）にそれぞれ示す高速印字モード，トナー
節約モード，及び用紙節約モードを有する。 （１）高速印字モード アウトラインフォントを使用せずに、ビットマップフォ
ントを強制的に用いて印字する。
【００１５】（２）トナー節約モード アウトラインフォントを強制的に用いて文字の輪郭線の
みで印字する。 （３）用紙節約モード 印字データ内の＜改頁＞（改頁指令）を無視して印字す
る。白紙頁は排紙しない。
みで印字する。 （３）用紙節約モード 印字データ内の＜改頁＞（改頁指令）を無視して印字す
る。白紙頁は排紙しない。
【００１６】図３は、図２のＣＰＵ６によるこの発明に
係わる処理を示すフローチャートである。ここで、モー
ドの設定を覚えるために図５に示すようなモードフラグ
ｍｏｄｅ（モードビット）を用意する。このモードフラ
グｍｏｄｅは図２のＮＶＲＡＭ１０上に用意し、モード
の設定が変更されるたびに書き換えられる。
係わる処理を示すフローチャートである。ここで、モー
ドの設定を覚えるために図５に示すようなモードフラグ
ｍｏｄｅ（モードビット）を用意する。このモードフラ
グｍｏｄｅは図２のＮＶＲＡＭ１０上に用意し、モード
の設定が変更されるたびに書き換えられる。
【００１７】まず、電源投入時の自己診断でプリンタの
トナー残量が少なければ（トナーエンドが近ければ）、
モードフラグｍｏｄｅのビット２をセット（mode＝BIT
2）してトナー節約モードを設定し、同様に印字用紙の
残量が少なければ（用紙エンドが近ければ）、モードフ
ラグｍｏｄｅのビット３をデフォルト値としてセット
（mode＝mode OR BIT3）して用紙節約モードを設定す
る。なお、トナー残量及び印字用紙残量はセンサ等の検
知手段を用いて検知する。
トナー残量が少なければ（トナーエンドが近ければ）、
モードフラグｍｏｄｅのビット２をセット（mode＝BIT
2）してトナー節約モードを設定し、同様に印字用紙の
残量が少なければ（用紙エンドが近ければ）、モードフ
ラグｍｏｄｅのビット３をデフォルト値としてセット
（mode＝mode OR BIT3）して用紙節約モードを設定す
る。なお、トナー残量及び印字用紙残量はセンサ等の検
知手段を用いて検知する。
【００１８】その後、ホスト装置５からの印字データや
コマンド、あるいはパネル装置３からの設定情報を随時
受け付ける。そして、コマンド（パネル装置３からの設
定情報も含む）が入力された場合には、それが上述した
高速印字モード，トナー節約モード，及び用紙節約モー
ドのいずれかの設定に関するもの（以下「モード設定コ
マンド」という）でなければ通常のコマンド設定をし、
モード設定コマンドであれば後述するモード設定処理を
行ない、ホスト装置５から印字データが入力された場合
に印字処理を行なって処理を終了する。
コマンド、あるいはパネル装置３からの設定情報を随時
受け付ける。そして、コマンド（パネル装置３からの設
定情報も含む）が入力された場合には、それが上述した
高速印字モード，トナー節約モード，及び用紙節約モー
ドのいずれかの設定に関するもの（以下「モード設定コ
マンド」という）でなければ通常のコマンド設定をし、
モード設定コマンドであれば後述するモード設定処理を
行ない、ホスト装置５から印字データが入力された場合
に印字処理を行なって処理を終了する。
【００１９】図４は図３のモード設定処理のサブルーチ
ンを示すフローチャートであり、まず入力されたモード
設定コマンドの種類を判別する。そして、入力されたモ
ード設定コマンドが高速印字モードを設定又は解除する
ためのコマンド（設定１）であれば、それに対応する処
理を行なう。
ンを示すフローチャートであり、まず入力されたモード
設定コマンドの種類を判別する。そして、入力されたモ
ード設定コマンドが高速印字モードを設定又は解除する
ためのコマンド（設定１）であれば、それに対応する処
理を行なう。
【００２０】すなわち、高速印字モードを設定する場合
には、モードフラグｍｏｄｅのビット１をセット（mode
＝mode OR BIT1）する。このとき、アウトラインフォン
トの使用は禁止されるため、モードフラグｍｏｄｅのビ
ット２は強制的にクリア（mode＝mode & ^BIT2）する。
高速処理モードの設定を解除する場合には、モードフラ
グｍｏｄｅのビット１をクリア（mode＝mode & ^BIT1）
する。
には、モードフラグｍｏｄｅのビット１をセット（mode
＝mode OR BIT1）する。このとき、アウトラインフォン
トの使用は禁止されるため、モードフラグｍｏｄｅのビ
ット２は強制的にクリア（mode＝mode & ^BIT2）する。
高速処理モードの設定を解除する場合には、モードフラ
グｍｏｄｅのビット１をクリア（mode＝mode & ^BIT1）
する。
【００２１】入力されたモード設定コマンドがトナー節
約モードを設定又は解除するためのコマンド（設定２）
であれば、それに対応する処理を行なう。すなわち、ト
ナー節約モードを設定する場合には、モードフラグｍｏ
ｄｅのビット２をセット（mode＝mode OR BIT2）する。
このとき、ビットマップフォントの使用は禁止されるた
め、モードフラグｍｏｄｅのビット１は強制的にクリア
（mode＝mode & ^BIT1）する。トナー節約モードの設定
を解除する場合には、モードフラグｍｏｄｅのビット２
をクリア（mode＝mode & ^BIT2）する。
約モードを設定又は解除するためのコマンド（設定２）
であれば、それに対応する処理を行なう。すなわち、ト
ナー節約モードを設定する場合には、モードフラグｍｏ
ｄｅのビット２をセット（mode＝mode OR BIT2）する。
このとき、ビットマップフォントの使用は禁止されるた
め、モードフラグｍｏｄｅのビット１は強制的にクリア
（mode＝mode & ^BIT1）する。トナー節約モードの設定
を解除する場合には、モードフラグｍｏｄｅのビット２
をクリア（mode＝mode & ^BIT2）する。
【００２２】入力されたモード設定コマンドが用紙節約
モードを設定又は解除するためのコマンド（設定３）で
あれば、それに対応する処理を行なう。すなわち、用紙
節約モードを設定する場合にはモードフラグｍｏｄｅの
ビット３をセット（mode＝mode OR BIT3）し、用紙節約
モードの設定を解除する場合にはモードフラグｍｏｄｅ
のビット３をクリア（mode＝mode & ^BIT3）する。
モードを設定又は解除するためのコマンド（設定３）で
あれば、それに対応する処理を行なう。すなわち、用紙
節約モードを設定する場合にはモードフラグｍｏｄｅの
ビット３をセット（mode＝mode OR BIT3）し、用紙節約
モードの設定を解除する場合にはモードフラグｍｏｄｅ
のビット３をクリア（mode＝mode & ^BIT3）する。
【００２３】図６は図２のＣＰＵ６によるフォント選択
処理を示すフローチャートであり、使用すべきフォント
はモードフラグｍｏｄｅを見て選択する。すなわち、モ
ードフラグｍｏｄｅのビット１がセットされているか否
か((mode & BIT1）!＝0)をチェックし、セットされてい
る場合にはビットマップフォントのみを選択し、セット
されていない場合にはモードフラグｍｏｄｅのビット２
がセットされているか否か((mode & BIT2）!＝0)のチェ
ックに進む。
処理を示すフローチャートであり、使用すべきフォント
はモードフラグｍｏｄｅを見て選択する。すなわち、モ
ードフラグｍｏｄｅのビット１がセットされているか否
か((mode & BIT1）!＝0)をチェックし、セットされてい
る場合にはビットマップフォントのみを選択し、セット
されていない場合にはモードフラグｍｏｄｅのビット２
がセットされているか否か((mode & BIT2）!＝0)のチェ
ックに進む。
【００２４】そして、モードフラグｍｏｄｅのビット２
がセットされている場合にはアウトラインフォントのみ
を選択し、ビット２もセットされていない場合にはビッ
トマップフォント及びアウトラインフォントの両方を選
択する。
がセットされている場合にはアウトラインフォントのみ
を選択し、ビット２もセットされていない場合にはビッ
トマップフォント及びアウトラインフォントの両方を選
択する。
【００２５】なお、ＣＰＵ６は印字データ（各文字の情
報）をページデータであるデスクリプタに変換し、それ
を例えば図７に示すようにＲＡＭ９上のページバッファ
に羅列するが、デスクリプタへの変換の際、モードフラ
グｍｏｄｅのビット３がセット（用紙節約モードが設
定）されている場合には、＜改頁＞が送られてきてもペ
ージバッファの改頁は行なわずにデスクリプタへの変換
を継続する。
報）をページデータであるデスクリプタに変換し、それ
を例えば図７に示すようにＲＡＭ９上のページバッファ
に羅列するが、デスクリプタへの変換の際、モードフラ
グｍｏｄｅのビット３がセット（用紙節約モードが設
定）されている場合には、＜改頁＞が送られてきてもペ
ージバッファの改頁は行なわずにデスクリプタへの変換
を継続する。
【００２６】また、エンジン２へ送出すべきドットのオ
ン・オフ情報（ドット情報）は、例えば図８に示すよう
にＲＡＭ９上のスキャンバッファに展開するが、モード
フラグｍｏｄｅのビット２がセット（トナー節約モード
が設定）されている場合には、ページバッファ内のペー
ジデータを用いてスキャンバッファにドット情報を展開
する時に、文字の輪郭線のみを描く。
ン・オフ情報（ドット情報）は、例えば図８に示すよう
にＲＡＭ９上のスキャンバッファに展開するが、モード
フラグｍｏｄｅのビット２がセット（トナー節約モード
が設定）されている場合には、ページバッファ内のペー
ジデータを用いてスキャンバッファにドット情報を展開
する時に、文字の輪郭線のみを描く。
【００２７】このように、この実施例によれば、ビット
マップフォントを強制的に用いて印字する高速印字モー
ド，アウトラインフォントを強制的に用いて文字の輪郭
線のみで印字するトナー節約モード，あるいは印字デー
タの＜改頁＞を無視して印字する用紙節約モードをユー
ザの希望等によって選択設定して実行するので、より経
済的且つ効率的な印字を行なえる。
マップフォントを強制的に用いて印字する高速印字モー
ド，アウトラインフォントを強制的に用いて文字の輪郭
線のみで印字するトナー節約モード，あるいは印字デー
タの＜改頁＞を無視して印字する用紙節約モードをユー
ザの希望等によって選択設定して実行するので、より経
済的且つ効率的な印字を行なえる。
【００２８】また、上記各モードのいずれも設定されて
いない場合に、トナーエンドが近くなった時にはトナー
節約モードに、用紙エンドが近くなった時には用紙節約
モードにそれぞれ自動的に切り替えるので、印刷を中断
させずに済む可能性が高くなる。したがって、トナーや
用紙の補給作業を印刷の途中で行なうことが非常に少な
くなる。
いない場合に、トナーエンドが近くなった時にはトナー
節約モードに、用紙エンドが近くなった時には用紙節約
モードにそれぞれ自動的に切り替えるので、印刷を中断
させずに済む可能性が高くなる。したがって、トナーや
用紙の補給作業を印刷の途中で行なうことが非常に少な
くなる。
【００２９】以上、この発明をレーザプリンタの制御装
置（プリンタコントローラ）に適用した実施例について
説明したが、この発明はこれに限らず、ＬＥＤプリン
タ，液晶シャッタプリンタ等の他のプリンタ装置は勿
論、デジタル複写機のプリンタ部などの各種プリンタの
制御装置に適用し得るものである。
置（プリンタコントローラ）に適用した実施例について
説明したが、この発明はこれに限らず、ＬＥＤプリン
タ，液晶シャッタプリンタ等の他のプリンタ装置は勿
論、デジタル複写機のプリンタ部などの各種プリンタの
制御装置に適用し得るものである。
【００３０】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、目的に応じたモード設定により、そのモードに応
じたフォントが自動的に決まるので、複雑なコマンドを
使用せずに済み、より経済的且つ効率的な印字を行なえ
る。したがって、コマンドやフォントの性質に精通して
いないユーザに特に便利である。また、多くのユーザに
使用され、主にテキストを印刷することを目的とされる
プリンタに対して非常に有効である。
れば、目的に応じたモード設定により、そのモードに応
じたフォントが自動的に決まるので、複雑なコマンドを
使用せずに済み、より経済的且つ効率的な印字を行なえ
る。したがって、コマンドやフォントの性質に精通して
いないユーザに特に便利である。また、多くのユーザに
使用され、主にテキストを印刷することを目的とされる
プリンタに対して非常に有効である。
【００３１】また、請求項２及び３の発明によれば、印
刷の中断回数が少なくなり、トナーや用紙の補給作業を
印刷の途中で行なうことが非常に少なくなる。
刷の中断回数が少なくなり、トナーや用紙の補給作業を
印刷の途中で行なうことが非常に少なくなる。
【図１】この発明の基本構成を示す機能ブロック図であ
る。
る。
【図２】この発明の一実施例を示すレーザプリンタのブ
ロック構成図である。
ロック構成図である。
【図３】図２のＣＰＵ６によるこの発明に係わる処理を
示すフロー図である。
示すフロー図である。
【図４】図３のモード設定処理のサブルーチンを示すフ
ロー図である。
ロー図である。
【図５】図２の実施例で使用するモードフラグの一例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図６】図２のＣＰＵ６によるフォント選択処理を示す
フロー図である。
フロー図である。
【図７】図２のＲＡＭ９のページバッファ上に格納され
るでデスクリプタの一例を示す説明図である。
るでデスクリプタの一例を示す説明図である。
【図８】同じくＲＡＭ９のスキャンバッファ上に展開さ
れるドット情報の一例を示す説明図である。
れるドット情報の一例を示す説明図である。
１ プリンタコントローラ ２ エンジン ３ パネル装置 ４ ディスク装
置 ５ ホスト装置 ６ 中央処理装
置(ＣＰＵ) ７ プログラムＲＯＭ ８ フォントＲ
ＯＭ ９ ＲＡＭ １０ ＮＶＲＡ
Ｍ
置 ５ ホスト装置 ６ 中央処理装
置(ＣＰＵ) ７ プログラムＲＯＭ ８ フォントＲ
ＯＭ ９ ＲＡＭ １０ ＮＶＲＡ
Ｍ
Claims (3)
- 【請求項１】 ホスト装置から送られてくる印字データ
をビットマップフォントまたはアウトラインフォントを
用いて印字するプリンタの制御装置において、ビットマ
ップフォントを強制的に用いて印字する高速印字モード
を実行する手段と、アウトラインフォントを強制的に用
いて文字の輪郭線のみで印字するトナー節約モードを実
行する手段と、印字データの改頁指令を無視して印字す
る用紙節約モードを実行する手段と、前記各モードを選
択して設定する手段とを設けたことを特徴とするプリン
タの制御装置。 - 【請求項２】 請求項１記載のプリンタの制御装置にお
いて、トナー残量を検知するトナー残量検知手段と、前
記各モードのいずれも設定されていない場合に、前記ト
ナー残量検知手段によりトナー残量が少なくなったこと
が検知された時には、前記トナー節約モードに自動的に
切り替える手段とを設けたことを特徴とするプリンタの
制御装置。 - 【請求項３】 請求項１又は２記載のプリンタの制御装
置において、印字用紙の残量を検知する用紙残量検知手
段と、前記各モードのいずれも設定されていない場合
に、前記用紙残量検知手段により印字用紙の残量が少な
くなったことが検知された時には、前記用紙節約モード
に自動的に切り替える手段とを設けたことを特徴とする
プリンタの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4113715A JPH05309871A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | プリンタの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4113715A JPH05309871A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | プリンタの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05309871A true JPH05309871A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=14619318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4113715A Pending JPH05309871A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | プリンタの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05309871A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0689159A3 (ja) * | 1994-06-23 | 1996-01-10 | Seiko Epson Corp | |
| EP0694868A1 (en) * | 1994-07-27 | 1996-01-31 | Lexmark International, Inc. | Imaging apparatus with toner saving means |
| KR100412500B1 (ko) * | 2001-11-22 | 2003-12-31 | 삼성전자주식회사 | 용지 및 잉크 절약이 가능한 프린터 및 그의 프린트동작제어방법 |
| US8467096B2 (en) | 2009-10-29 | 2013-06-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printer and computer-readable storage medium for controlling the same |
| US9360818B2 (en) | 2014-05-30 | 2016-06-07 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus and image formation method having toner saving mode |
-
1992
- 1992-05-06 JP JP4113715A patent/JPH05309871A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0689159A3 (ja) * | 1994-06-23 | 1996-01-10 | Seiko Epson Corp | |
| US5699172A (en) * | 1994-06-23 | 1997-12-16 | Seiko Epson Corporation | Image forming apparatus and method having a toner and ink saving feature |
| EP0694868A1 (en) * | 1994-07-27 | 1996-01-31 | Lexmark International, Inc. | Imaging apparatus with toner saving means |
| US5729270A (en) * | 1994-07-27 | 1998-03-17 | Lexmark International, Inc. | Toner conservation by pel modulation with operator control |
| US5986681A (en) * | 1994-07-27 | 1999-11-16 | Lexmark International, Inc. | Toner conservation by PEL modulation with operator control |
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| US8467096B2 (en) | 2009-10-29 | 2013-06-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printer and computer-readable storage medium for controlling the same |
| US9360818B2 (en) | 2014-05-30 | 2016-06-07 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus and image formation method having toner saving mode |
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