JPH05309666A - 化粧板の製造方法 - Google Patents
化粧板の製造方法Info
- Publication number
- JPH05309666A JPH05309666A JP14208392A JP14208392A JPH05309666A JP H05309666 A JPH05309666 A JP H05309666A JP 14208392 A JP14208392 A JP 14208392A JP 14208392 A JP14208392 A JP 14208392A JP H05309666 A JPH05309666 A JP H05309666A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- suede
- cavity
- substrate
- synthetic resin
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 表面がスエード調となされた装飾樹脂層を有
する化粧板を安価に得る。 【構成】 キャビティー14内に静かに合成樹脂流動体
16を注入する。合成樹脂流動体16としては、硬化後
所定の柔らかさ(ショアーA45からショアーA90程
度の軟質性)を有することとなるものが使用される。そ
の後、合成樹脂流動体16を硬化させた後、凹型11及
び閉塞型12から化粧板21を外す。
する化粧板を安価に得る。 【構成】 キャビティー14内に静かに合成樹脂流動体
16を注入する。合成樹脂流動体16としては、硬化後
所定の柔らかさ(ショアーA45からショアーA90程
度の軟質性)を有することとなるものが使用される。そ
の後、合成樹脂流動体16を硬化させた後、凹型11及
び閉塞型12から化粧板21を外す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、流し台・調理台・洗
面台・収納庫等の扉として好適な化粧板の製造方法に関
する。
面台・収納庫等の扉として好適な化粧板の製造方法に関
する。
【0002】
【発明の目的】この発明は、表面がスエード調となされ
た装飾樹脂層を有する化粧板を安価に提供することを目
的とするものである。
た装飾樹脂層を有する化粧板を安価に提供することを目
的とするものである。
【0003】
【前記目的を達成するための手段】この発明は前記目的
を達成するために以下の如き手段を採用した。この発明
は、スエード調表面又はスエード表面を有する母型材を
使用して内周面がスエード調表面となされた凹型を形成
する工程と、この凹型内に基板をキャビティーを形成す
るようにして納める工程と、前記キャビティー内に硬化
後所定の柔らかさを有することとなる合成樹脂流動体を
注入する工程とを有するものである。
を達成するために以下の如き手段を採用した。この発明
は、スエード調表面又はスエード表面を有する母型材を
使用して内周面がスエード調表面となされた凹型を形成
する工程と、この凹型内に基板をキャビティーを形成す
るようにして納める工程と、前記キャビティー内に硬化
後所定の柔らかさを有することとなる合成樹脂流動体を
注入する工程とを有するものである。
【0004】
【発明の作用】この発明は以下の如き作用をなすもので
ある。この発明によれば、表面がスエード調となされた
装飾樹脂層を有する化粧板を安価に得ることが出来る。
ある。この発明によれば、表面がスエード調となされた
装飾樹脂層を有する化粧板を安価に得ることが出来る。
【0005】
【実施例】以下にこの発明を図面を参照しつつ実施例に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0006】[第1工程]図1に示すごとく、凹型作成
用凹型4の内面に離型剤(図示略)を塗布した後、母型
材1が仮止めされた閉塞型6を母型材1との間にキャビ
ティー5を形成するようにして凹型作成用凹型4に被せ
る。キャビティー5は、母型材1の側周面及び母型材1
の表面(図1における下面)との間に形成される。前記
母型材1は、表面及び側周面にスエード調表面又はスエ
ード表面2を有している。母型材1は、平板にスエード
調表面を形成するのに使用される軟質ビーズを混練した
塗料を塗布したり、平板にスエードを直接張付けたりす
ることによって、製作される。母型材1を閉塞型6に仮
止めする手段としては、閉塞型6に形成された空気孔7
に吸引装置(図示略)を接続して、母型材1と閉塞型6
との間の空気を吸引して母型材1を閉塞型6に吸着させ
たり、また、両面テープによって母型材1を閉塞型6に
接着させたりすることが考えられる。
用凹型4の内面に離型剤(図示略)を塗布した後、母型
材1が仮止めされた閉塞型6を母型材1との間にキャビ
ティー5を形成するようにして凹型作成用凹型4に被せ
る。キャビティー5は、母型材1の側周面及び母型材1
の表面(図1における下面)との間に形成される。前記
母型材1は、表面及び側周面にスエード調表面又はスエ
ード表面2を有している。母型材1は、平板にスエード
調表面を形成するのに使用される軟質ビーズを混練した
塗料を塗布したり、平板にスエードを直接張付けたりす
ることによって、製作される。母型材1を閉塞型6に仮
止めする手段としては、閉塞型6に形成された空気孔7
に吸引装置(図示略)を接続して、母型材1と閉塞型6
との間の空気を吸引して母型材1を閉塞型6に吸着させ
たり、また、両面テープによって母型材1を閉塞型6に
接着させたりすることが考えられる。
【0007】[第2工程]前記キャビティー4内にゴム
等の凹型成形用流動体8を注入する。
等の凹型成形用流動体8を注入する。
【0008】[第3工程]その後、凹型成形用流動体8
を硬化させた後、凹型作成用凹型4、閉塞型6及び母型
材1から内周面がスエード調表面となされた凹型11を
外す。
を硬化させた後、凹型作成用凹型4、閉塞型6及び母型
材1から内周面がスエード調表面となされた凹型11を
外す。
【0009】[第4工程]前記のごとくして、製作され
た凹型11の内面全体に離型剤(図示略)を塗布する。
その後、図2に示すごとく、基板22が仮止めされた閉
塞型12を基板22との間にキャビティー14を形成す
るようにして凹型11に被せる。キャビティー14は、
基板22の側周面及び基板22の表面(図2における下
面)との間に形成される。前記基板22としては、合板
・パーティクルボード・MDF等が好適である。基板2
2を閉塞型12に仮止めする手段としては、閉塞型12
に形成された空気孔15に吸引装置(図示略)を接続し
て、基板22と閉塞型12との間の空気を吸引して基板
22を閉塞型12に吸着させたり、また、両面テープに
よって基板22を閉塞型12に接着させたりすることが
考えられる。
た凹型11の内面全体に離型剤(図示略)を塗布する。
その後、図2に示すごとく、基板22が仮止めされた閉
塞型12を基板22との間にキャビティー14を形成す
るようにして凹型11に被せる。キャビティー14は、
基板22の側周面及び基板22の表面(図2における下
面)との間に形成される。前記基板22としては、合板
・パーティクルボード・MDF等が好適である。基板2
2を閉塞型12に仮止めする手段としては、閉塞型12
に形成された空気孔15に吸引装置(図示略)を接続し
て、基板22と閉塞型12との間の空気を吸引して基板
22を閉塞型12に吸着させたり、また、両面テープに
よって基板22を閉塞型12に接着させたりすることが
考えられる。
【0010】[第5工程]その後、キャビティー14内
に静かに合成樹脂流動体16を注入する。合成樹脂流動
体16としては、硬化後所定の柔らかさ(ショアーA4
5からショアーA90程度の軟質性)を有することとな
るものが使用される。
に静かに合成樹脂流動体16を注入する。合成樹脂流動
体16としては、硬化後所定の柔らかさ(ショアーA4
5からショアーA90程度の軟質性)を有することとな
るものが使用される。
【0011】[第6工程]その後、合成樹脂流動体16
を硬化させた後、凹型11及び閉塞型12から化粧板2
1を外す。このようにして、図3に示すごとき、基板2
2の表面及び側周面に、表面がスエード調となされた装
飾樹脂層23を有する化粧板21を得ることが出来る。
を硬化させた後、凹型11及び閉塞型12から化粧板2
1を外す。このようにして、図3に示すごとき、基板2
2の表面及び側周面に、表面がスエード調となされた装
飾樹脂層23を有する化粧板21を得ることが出来る。
【0012】なお、母型材1の側周面をスエード調表面
又はスエード表面2としないようにして、基板22の側
周面を被う装飾樹脂層23の表面をスエード調としない
ようにするようにしてもよい。
又はスエード表面2としないようにして、基板22の側
周面を被う装飾樹脂層23の表面をスエード調としない
ようにするようにしてもよい。
【0013】
【発明の効果】この発明は、前記した如き構成によっ
て、以下の如き効果を奏するものである。この発明によ
れば、表面がスエード調となされた装飾樹脂層を有する
化粧板を安価に得ることが出来る。
て、以下の如き効果を奏するものである。この発明によ
れば、表面がスエード調となされた装飾樹脂層を有する
化粧板を安価に得ることが出来る。
【図1】実施例の工程を説明するための、その1の縦断
面図である。
面図である。
【図2】実施例の工程を説明するための、その2の縦断
面図である。
面図である。
【図3】実施例によって製造された化粧板の中間省略の
一部破砕斜視図である。
一部破砕斜視図である。
1 母型材 2 スエード調表面又はスエード表面 4 凹型作成用凹型 5 キャビティー 8 凹型成形用流動体 11 凹型 14 キャビティー 16 合成樹脂流動体 21 化粧板 22 基板 23 装飾樹脂層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 賢信 大阪府大阪市住之江区平林南2丁目10番60 号 永大産業株式会社内 (72)発明者 三浦 はる奈 大阪府大阪市住之江区平林南2丁目10番60 号 永大産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 スエード調表面又はスエード表面を有す
る母型材を使用して内周面がスエード調表面となされた
凹型を形成する工程と、この凹型内に基板をキャビティ
ーを形成するようにして納める工程と、前記キャビティ
ー内に硬化後所定の柔らかさを有することとなる合成樹
脂流動体を注入する工程とを有することを特徴とする化
粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14208392A JPH05309666A (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14208392A JPH05309666A (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 化粧板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05309666A true JPH05309666A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=15307041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14208392A Withdrawn JPH05309666A (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05309666A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100984783B1 (ko) * | 2008-05-16 | 2010-10-04 | 정건 | 가구재 제작방법 |
-
1992
- 1992-05-07 JP JP14208392A patent/JPH05309666A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100984783B1 (ko) * | 2008-05-16 | 2010-10-04 | 정건 | 가구재 제작방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990803 |