JPH0530955B2 - - Google Patents
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- JPH0530955B2 JPH0530955B2 JP60095789A JP9578985A JPH0530955B2 JP H0530955 B2 JPH0530955 B2 JP H0530955B2 JP 60095789 A JP60095789 A JP 60095789A JP 9578985 A JP9578985 A JP 9578985A JP H0530955 B2 JPH0530955 B2 JP H0530955B2
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- JP
- Japan
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- safe deposit
- door
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- 238000007726 management method Methods 0.000 claims description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、金融機関等に設置される貸金庫室に
隣接する貸金庫利用区域への入室経路を管理し、
登録済客以外の者の貸金庫利用区域への侵入を防
止した貸金庫管理方法とその装置に関するもので
ある。
隣接する貸金庫利用区域への入室経路を管理し、
登録済客以外の者の貸金庫利用区域への侵入を防
止した貸金庫管理方法とその装置に関するもので
ある。
従来より、金融機関等に設置されている貸金庫
は、貸金庫室に隣接する貸金庫利用区域への入退
室経路を限定し、顧客が契約中の金庫の利用を受
付部署へ申し出ると、銀行側担当者が、顧客と同
行して入退室経路の扉を所持錠で開いて入退室し
ていた。
は、貸金庫室に隣接する貸金庫利用区域への入退
室経路を限定し、顧客が契約中の金庫の利用を受
付部署へ申し出ると、銀行側担当者が、顧客と同
行して入退室経路の扉を所持錠で開いて入退室し
ていた。
しかし、近年、貸金庫業務すべてにわたる省力
化と貸金庫利用時間の延長が叫ばれ、無人化運用
の気運が急速の高まつている。貸金庫利用区域へ
の入退室の管理についても無人化が目指され、銀
行側担当者の同行は廃止され、顧客が所持する磁
気カードや暗証コードの入力を慣用的にチエツク
し、その結果を本人の確認として開扉する方法が
採用され始めた。
化と貸金庫利用時間の延長が叫ばれ、無人化運用
の気運が急速の高まつている。貸金庫利用区域へ
の入退室の管理についても無人化が目指され、銀
行側担当者の同行は廃止され、顧客が所持する磁
気カードや暗証コードの入力を慣用的にチエツク
し、その結果を本人の確認として開扉する方法が
採用され始めた。
本発明が解決しようとする問題点は、上記の如
き無人化運用の場合、銀行側担当者の同行がない
ので、犯罪者が、顧客に随伴して貸金庫利用区域
へ侵入することが容易となり、脅迫や暴力犯行等
を起こす恐れがあることである。
き無人化運用の場合、銀行側担当者の同行がない
ので、犯罪者が、顧客に随伴して貸金庫利用区域
へ侵入することが容易となり、脅迫や暴力犯行等
を起こす恐れがあることである。
本発明の目的は、このような登録済客以外の者
の貸金庫利用区域への侵入を防止した安全な貸金
庫管理方法とその装置にある。
の貸金庫利用区域への侵入を防止した安全な貸金
庫管理方法とその装置にある。
上記の目的を達成するために、本発明は、(1)貸
金庫室に隣接する貸金庫利用区域内で、特定の登
録済客に貸金庫を利用させる貸金庫管理方法であ
つて、貸金庫利用者が公開区域から貸金庫利用区
域に立ち向かうに当り、公開区域から貸金庫利用
区域へ至る間に通行査証室を配置し、公開区域と
通行査証室を隔てる第1の扉は、その扉脇に配設
した通行認証手段が、入室者を正当な登録済客で
あると認証したとき、開扉され、次いで、通行査
証室と貸金庫利用区域を隔てる第2の扉は、通
行査証室内に配設した個人識別手段が、在室者を
正当な登録済客であると確認すること、通行査
証室の床面に設けた重量検出手段が、在室者は1
名のみであると確認すること、公開区域と通行
査証室を隔てる前記第1の扉が閉止したこと、の
それぞれの条件が充たされたときに開扉されるこ
とを特徴とする貸金庫管理方法として構成し、ま
た、(2)貸金庫室に隣接する貸金庫利用区域内で、
特定の登録済客に貸金庫を利用させる貸金庫管理
方法を使用する貸金庫管理装置であつて、公開区
域から貸金庫利用区域へ至る間に配置した通行査
証室と、この通行査証室の公開区域側および貸金
庫利用区域側を隔てるように配設され、いずれか
一方は開扉し得るが双方同時には開扉し得ない第
1の扉および第2の扉と、前記第1の扉の扉脇に
配設した入室者正否判定用の通行認証手段と、前
記通行査証室の床面に設けた重量検出手段と、前
記通行査証室内に配設した在室者正否判定用の個
人識別手段とを備えたことを特徴とする貸金庫管
理装置として構成した。
金庫室に隣接する貸金庫利用区域内で、特定の登
録済客に貸金庫を利用させる貸金庫管理方法であ
つて、貸金庫利用者が公開区域から貸金庫利用区
域に立ち向かうに当り、公開区域から貸金庫利用
区域へ至る間に通行査証室を配置し、公開区域と
通行査証室を隔てる第1の扉は、その扉脇に配設
した通行認証手段が、入室者を正当な登録済客で
あると認証したとき、開扉され、次いで、通行査
証室と貸金庫利用区域を隔てる第2の扉は、通
行査証室内に配設した個人識別手段が、在室者を
正当な登録済客であると確認すること、通行査
証室の床面に設けた重量検出手段が、在室者は1
名のみであると確認すること、公開区域と通行
査証室を隔てる前記第1の扉が閉止したこと、の
それぞれの条件が充たされたときに開扉されるこ
とを特徴とする貸金庫管理方法として構成し、ま
た、(2)貸金庫室に隣接する貸金庫利用区域内で、
特定の登録済客に貸金庫を利用させる貸金庫管理
方法を使用する貸金庫管理装置であつて、公開区
域から貸金庫利用区域へ至る間に配置した通行査
証室と、この通行査証室の公開区域側および貸金
庫利用区域側を隔てるように配設され、いずれか
一方は開扉し得るが双方同時には開扉し得ない第
1の扉および第2の扉と、前記第1の扉の扉脇に
配設した入室者正否判定用の通行認証手段と、前
記通行査証室の床面に設けた重量検出手段と、前
記通行査証室内に配設した在室者正否判定用の個
人識別手段とを備えたことを特徴とする貸金庫管
理装置として構成した。
上記の手段により、公開区域から貸金庫利用区
域に立ち向かう貸金庫利用者は、通行査証室への
入室の前後において、正当な登録済客であるか否
かの二重のチエツクを受け、かつ、重量検出手段
が通行査証室内に2名以上の在室者が居ないこと
を確認すると共に、通行査証室の公開区域側およ
び貸金庫利用区域側を隔てるように配設される第
1の扉および第2の扉は、いずれか一方は開扉し
得るが双方同時には開扉し得ない機構としたの
で、正当な登録済客以外の者の侵入を不可能とす
る。
域に立ち向かう貸金庫利用者は、通行査証室への
入室の前後において、正当な登録済客であるか否
かの二重のチエツクを受け、かつ、重量検出手段
が通行査証室内に2名以上の在室者が居ないこと
を確認すると共に、通行査証室の公開区域側およ
び貸金庫利用区域側を隔てるように配設される第
1の扉および第2の扉は、いずれか一方は開扉し
得るが双方同時には開扉し得ない機構としたの
で、正当な登録済客以外の者の侵入を不可能とす
る。
以下に、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は、本発明に係る貸金庫管理方法とその
装置を説明するための金融機関の貸金庫施設の1
例を示す平面図である。
装置を説明するための金融機関の貸金庫施設の1
例を示す平面図である。
貸金庫施設は、全自動貸金庫室Aと貸金庫利用
区域Bとが隣接して配置され、貸金庫の利用を契
約した顧客は、貸金庫利用区域Bのクーポンブー
ス(C.B.)内で、全自動貸金庫室Aから出庫され
てきた貸金庫箱を開いて利用する。貸金庫利用区
域Bは、単一あるいは複数のクーポンブースとそ
の前室とで構成され、一般ロビーおよび自動機コ
ーナから成る公開区域(パブリツクス・スペー
ス)とは、その経路上にある堅牢な密室である通
行査証室(イミグレーシヨン・ルーム)1より遮
られている。通行査証室1には、その公開区域C
側および貸金庫利用区域B側を隔てるように2つ
の扉1a,1bが配設される。
区域Bとが隣接して配置され、貸金庫の利用を契
約した顧客は、貸金庫利用区域Bのクーポンブー
ス(C.B.)内で、全自動貸金庫室Aから出庫され
てきた貸金庫箱を開いて利用する。貸金庫利用区
域Bは、単一あるいは複数のクーポンブースとそ
の前室とで構成され、一般ロビーおよび自動機コ
ーナから成る公開区域(パブリツクス・スペー
ス)とは、その経路上にある堅牢な密室である通
行査証室(イミグレーシヨン・ルーム)1より遮
られている。通行査証室1には、その公開区域C
側および貸金庫利用区域B側を隔てるように2つ
の扉1a,1bが配設される。
この2つの扉1a,1bは、開扉信号により短
い時間開扉る電気扉で、マイクロスイツチ等で開
閉状態を検知し得るように配線され、互いにイン
ターロツクされていて、いずれか一方が完全に閉
扉されていなければ、別な一方を開扉することが
できない。すなわち、公開区域Cと通行査証室1
を隔てる第1の扉(入口扉)1aと、通行査証室
1と貸金庫利用区域Bを隔てる第2の扉(奥扉)
1bの双方が、同時に開放状態であることは決し
てなく、通行者は、室内に一旦立ち止まらなけれ
ばならず、公開区域Cから貸金庫利用区域Bへ一
気に駆け抜けることは不可能になつている。
い時間開扉る電気扉で、マイクロスイツチ等で開
閉状態を検知し得るように配線され、互いにイン
ターロツクされていて、いずれか一方が完全に閉
扉されていなければ、別な一方を開扉することが
できない。すなわち、公開区域Cと通行査証室1
を隔てる第1の扉(入口扉)1aと、通行査証室
1と貸金庫利用区域Bを隔てる第2の扉(奥扉)
1bの双方が、同時に開放状態であることは決し
てなく、通行者は、室内に一旦立ち止まらなけれ
ばならず、公開区域Cから貸金庫利用区域Bへ一
気に駆け抜けることは不可能になつている。
前記第1の扉(入口扉)1aの扉脇の壁面に
は、入室者正否判定用の通行認証手段2が配設さ
れている。この通行認証手段2は、カードリーダ
とテンキーによる簡単なものでよく、カードリー
ダで読み取られた識別コードとテンキーから入力
された暗証番号との照合が一致すれば、公開区域
Cと通行査証室1を隔てる第1の扉1aが開扉さ
れて、そのカードを所持する通行者を入室させ
る。
は、入室者正否判定用の通行認証手段2が配設さ
れている。この通行認証手段2は、カードリーダ
とテンキーによる簡単なものでよく、カードリー
ダで読み取られた識別コードとテンキーから入力
された暗証番号との照合が一致すれば、公開区域
Cと通行査証室1を隔てる第1の扉1aが開扉さ
れて、そのカードを所持する通行者を入室させ
る。
通行査証室1の内部壁面の所定の位置に、在室
者正否判定用の個人識別手段3が配設されてい
る。この個人識別手段3は、カードリーダに加え
て、さらにそのカードの所持者を特定する厳密な
識別機器を併設したもので、本実施例では、掌形
判別機を用いた。掌形判別機は、入室者の掌部の
形状又は寸法、つまり、指の長さ又は各指の長さ
の差を計測して、貸金庫利用契約時に登録された
掌形データと比較し正当であるか否かを判定す
る。
者正否判定用の個人識別手段3が配設されてい
る。この個人識別手段3は、カードリーダに加え
て、さらにそのカードの所持者を特定する厳密な
識別機器を併設したもので、本実施例では、掌形
判別機を用いた。掌形判別機は、入室者の掌部の
形状又は寸法、つまり、指の長さ又は各指の長さ
の差を計測して、貸金庫利用契約時に登録された
掌形データと比較し正当であるか否かを判定す
る。
通行査証室1には、個人識別手段3に加えて、
重量検出手段4として、床のほぼ全表面を荷重面
とするロードセルが取付けられている。重量検出
手段4は、個人識別手段3の識別作業に伴つて作
動するように接続されると好適である。通行者個
人毎の体重は、貸金庫利用契約時に登録してお
き、許容差を適切に設定し、検出データと比較す
ることにより合否を判定する。
重量検出手段4として、床のほぼ全表面を荷重面
とするロードセルが取付けられている。重量検出
手段4は、個人識別手段3の識別作業に伴つて作
動するように接続されると好適である。通行者個
人毎の体重は、貸金庫利用契約時に登録してお
き、許容差を適切に設定し、検出データと比較す
ることにより合否を判定する。
すなわち、重量検出手段(ロードセル)4が検
出した重量値は、前記個人識別手段3によつて割
出された登録済客の登録体重値と比較され、この
重量値が所定の許容差であるならば、本人であ
り、かつ1名であると判定し、通行査証室1と貸
金庫利用区域Bを隔てる第2の扉1bの開扉信号
を発する。もちろん、前記第1および第2の扉の
互いのインターロツクは優先するので、第1の扉
(入口扉)1aが完全に閉扉されていない限り、
第2の扉(奥扉)1bは開扉されることはない。
つまり、体重検出手段4は、第1および第2の扉
1a,1bが、ともに閉扉した状態で、働くもの
である。また、登録済客に侵入者が随伴して、も
し、通行査証室1内の在室者が2名以上となつた
場合も、体重検出手段4によつて検出された重量
値が登録体重置との許容差を超えるので、第2の
扉(奥扉)1bは開扉されず、かつ、本実施例で
は、異常状態として管理センター側へ警報が発せ
られるようになつている。
出した重量値は、前記個人識別手段3によつて割
出された登録済客の登録体重値と比較され、この
重量値が所定の許容差であるならば、本人であ
り、かつ1名であると判定し、通行査証室1と貸
金庫利用区域Bを隔てる第2の扉1bの開扉信号
を発する。もちろん、前記第1および第2の扉の
互いのインターロツクは優先するので、第1の扉
(入口扉)1aが完全に閉扉されていない限り、
第2の扉(奥扉)1bは開扉されることはない。
つまり、体重検出手段4は、第1および第2の扉
1a,1bが、ともに閉扉した状態で、働くもの
である。また、登録済客に侵入者が随伴して、も
し、通行査証室1内の在室者が2名以上となつた
場合も、体重検出手段4によつて検出された重量
値が登録体重置との許容差を超えるので、第2の
扉(奥扉)1bは開扉されず、かつ、本実施例で
は、異常状態として管理センター側へ警報が発せ
られるようになつている。
第2図は、本実施例における配線の1例を示す
回路図で、同図に示されるように、第1の扉1a
および第2の扉1bは、互いにインターロツクさ
れるように配線され、入室者正否判定用の通行認
証手段2を第1の扉1aに、在室者正否判定用の
個人識別手段3および重量検出手段4を第1およ
び第2の扉1a,1bに配線している。このよう
に、2つの扉1a,1bそれぞれについて独立し
た回路として付設するだけで十分に可能であり、
必ずしも上位コンピユータを要するものではない
が、綜合的な管理システムの一端に組み込めば、
記録や帳票処理、経理、統計など、さらに効果的
な運用も可能である。
回路図で、同図に示されるように、第1の扉1a
および第2の扉1bは、互いにインターロツクさ
れるように配線され、入室者正否判定用の通行認
証手段2を第1の扉1aに、在室者正否判定用の
個人識別手段3および重量検出手段4を第1およ
び第2の扉1a,1bに配線している。このよう
に、2つの扉1a,1bそれぞれについて独立し
た回路として付設するだけで十分に可能であり、
必ずしも上位コンピユータを要するものではない
が、綜合的な管理システムの一端に組み込めば、
記録や帳票処理、経理、統計など、さらに効果的
な運用も可能である。
なお、本実施例では、2つの扉1a,1bは、
重量検出手段4が室内に人が存在することを検知
している間は、外部から開扉されないように配線
されて、利用者の安全を確保している。
重量検出手段4が室内に人が存在することを検知
している間は、外部から開扉されないように配線
されて、利用者の安全を確保している。
さて、前記第2の扉(奥扉)が開扉されると、
登録済客は、貸金庫利用区域Bの前室を通つてク
ーポンブースへ入り、出庫された貸金庫を利用し
たのち、再び通行査証室1を通て退出する。この
退出時に、貸金庫利用区域B側から通行査証室1
を経て公開区域C側に至る間の2つの扉1a,1
bの開扉作動は、押しボタン操作のみで可能なよ
うになつている。もちろん、この場合も第1およ
び第2の扉の互いのインターロツクは優先され
る。
登録済客は、貸金庫利用区域Bの前室を通つてク
ーポンブースへ入り、出庫された貸金庫を利用し
たのち、再び通行査証室1を通て退出する。この
退出時に、貸金庫利用区域B側から通行査証室1
を経て公開区域C側に至る間の2つの扉1a,1
bの開扉作動は、押しボタン操作のみで可能なよ
うになつている。もちろん、この場合も第1およ
び第2の扉の互いのインターロツクは優先され
る。
また、本実施例では、重量検出手段として、ロ
ードセルを使用したが、マツトスイツチで代用す
ることができる。マツトスイツチは、数値的に重
量を検出するものではないが、近時、きわめて高
密度に敷設することが可能なので、これを通行査
証室1の床全面に敷設することにより、複数箇所
から体重を検知するときは、複数人物が在室する
ものとして、第2図と同様な処理を実施すること
ができる。
ードセルを使用したが、マツトスイツチで代用す
ることができる。マツトスイツチは、数値的に重
量を検出するものではないが、近時、きわめて高
密度に敷設することが可能なので、これを通行査
証室1の床全面に敷設することにより、複数箇所
から体重を検知するときは、複数人物が在室する
ものとして、第2図と同様な処理を実施すること
ができる。
第3図は、本発明に係る貸金庫管理方法とその
装置を説明するための金融機関の貸金庫施設の別
の1例を示す平面図である。同図において、通行
査証室1は、前室とクーポンブースとの間に、各
ブース毎に配置されているが、この場合、前室を
公開区域、クーポンブース内のみを貸金庫利用区
域として、本発明を適用したものである。通行査
証室1は、必然的に小室となるので、入室用の通
行認証手段2によつて個人識別をも行うものとす
る。
装置を説明するための金融機関の貸金庫施設の別
の1例を示す平面図である。同図において、通行
査証室1は、前室とクーポンブースとの間に、各
ブース毎に配置されているが、この場合、前室を
公開区域、クーポンブース内のみを貸金庫利用区
域として、本発明を適用したものである。通行査
証室1は、必然的に小室となるので、入室用の通
行認証手段2によつて個人識別をも行うものとす
る。
また、上記の各実施例はいずれもクーポンブー
スへ貸金庫箱を出庫する方式を例として説明した
が、登録済客が貸金庫室へ入室して直後に貸金庫
棚を利用する方式の場合も、貸金庫室への入退室
経路に本発明を実施した通行査証室を配置すれ
ば、登録済客以外の侵入者が経路を駆け抜けた
り、登録済客を脅迫して押し入つたりする犯罪行
為は完全に防止することができる。
スへ貸金庫箱を出庫する方式を例として説明した
が、登録済客が貸金庫室へ入室して直後に貸金庫
棚を利用する方式の場合も、貸金庫室への入退室
経路に本発明を実施した通行査証室を配置すれ
ば、登録済客以外の侵入者が経路を駆け抜けた
り、登録済客を脅迫して押し入つたりする犯罪行
為は完全に防止することができる。
なお、本発明は、貸金庫施設を実施例として説
明しているが、特定者しか入れない電算室とか研
究室とかの重要室への入室を無人管理する場合に
も利用できるものである。
明しているが、特定者しか入れない電算室とか研
究室とかの重要室への入室を無人管理する場合に
も利用できるものである。
以上、説明したとおり、本発明によれば、公開
区域から貸金庫利用区域への経路上に設けた通行
査証室と、この通行査証室と前記両区域を隔て、
互いにインターロツクされている2つの扉と、前
記通行認証手段・個人識別手段および重量検出手
段との組合せにより、通行査証室に正当な唯一の
登録済客が在室した場合以外は通行を拒否し、侵
入者が正当な登録済客を脅迫して強引に貸金庫利
用区域へ押し入ることが不可能となる。
区域から貸金庫利用区域への経路上に設けた通行
査証室と、この通行査証室と前記両区域を隔て、
互いにインターロツクされている2つの扉と、前
記通行認証手段・個人識別手段および重量検出手
段との組合せにより、通行査証室に正当な唯一の
登録済客が在室した場合以外は通行を拒否し、侵
入者が正当な登録済客を脅迫して強引に貸金庫利
用区域へ押し入ることが不可能となる。
第1図は、本発明に係る貸金庫管理方法とその
装置を説明するための金融機関の貸金庫施設の1
例を示す平面図、第2図は、第1図に示す貸金庫
施設に適用される模式回路図、第3図は、第1図
に示す貸金庫施設の別の1例を示す平面図であ
る。 A……貸金庫室、B……貸金庫利用区域、C…
…公開区域、1……通行査証室、2……通行認証
手段、3……個人識別手段、4……重量検出手
段。
装置を説明するための金融機関の貸金庫施設の1
例を示す平面図、第2図は、第1図に示す貸金庫
施設に適用される模式回路図、第3図は、第1図
に示す貸金庫施設の別の1例を示す平面図であ
る。 A……貸金庫室、B……貸金庫利用区域、C…
…公開区域、1……通行査証室、2……通行認証
手段、3……個人識別手段、4……重量検出手
段。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 貸金庫室に隣接する貸金庫利用区域内で、特
定の登録済客に貸金庫を利用させる貸金庫管理方
法であつて、貸金庫利用者が公開区域から貸金庫
利用区域に立ち向かうに当り、公開区域から貸金
庫利用区域へ至る間に通行査証室を配置し、 公開区域と通行査証室を隔てる第1の扉は、そ
の扉脇に配設した通行認証手段が、入室者を正当
な登録済客であると認証したとき、開扉され、 次いで、通行査証室と貸金庫利用区域を隔てる
第2の扉は、 通行査証室内に配設した個人識別手段が、在
室者を正当な登録済客であると確認すること 通行査証室の床面に設けた重量検出手段が、
在室者は1名のみであると確認すること 公開区域と通行査証室を隔てる前記第1の扉
が閉止したこと のそれぞれの条件が充たされたときに開扉される
ことを特徴とする貸金庫管理方法。 2 貸金庫室に隣接する貸金庫利用区域内で、特
定の登録済客に貸金庫を利用させる貸金庫管理方
法を使用する貸金庫管理装置であつて、公開区域
から貸金庫利用区域へ至る間に配置した通行査証
室と、この通行査証室の公開区域側および貸金庫
利用区域側を隔てるように配設され、いずれか一
方は開扉し得るが双方同時には開扉し得ない第1
の扉および第2の扉と、前記第1の扉の扉脇に配
設した入室者正否判定用の通行認証手段と、前記
通行査証室の床面に設けた重量検出手段と、前記
通行査証室内に配設した在室者正否判定用の個人
識別手段とを備えたことを特徴とする貸金庫管理
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9578985A JPS61254782A (ja) | 1985-05-04 | 1985-05-04 | 貸金庫管理方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9578985A JPS61254782A (ja) | 1985-05-04 | 1985-05-04 | 貸金庫管理方法とその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61254782A JPS61254782A (ja) | 1986-11-12 |
JPH0530955B2 true JPH0530955B2 (ja) | 1993-05-11 |
Family
ID=14147220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9578985A Granted JPS61254782A (ja) | 1985-05-04 | 1985-05-04 | 貸金庫管理方法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61254782A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5826179A (ja) * | 1981-08-11 | 1983-02-16 | 松下電工株式会社 | 防犯装置 |
JPS6013187A (ja) * | 1983-07-01 | 1985-01-23 | 株式会社エヌケ−シ− | 現金取扱所の管理システム |
JPS6023576A (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-06 | 株式会社ナブコ | 防犯制御方法 |
JPS6037385A (ja) * | 1983-08-08 | 1985-02-26 | 株式会社ナブコ | 防犯制御方法 |
-
1985
- 1985-05-04 JP JP9578985A patent/JPS61254782A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5826179A (ja) * | 1981-08-11 | 1983-02-16 | 松下電工株式会社 | 防犯装置 |
JPS6013187A (ja) * | 1983-07-01 | 1985-01-23 | 株式会社エヌケ−シ− | 現金取扱所の管理システム |
JPS6023576A (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-06 | 株式会社ナブコ | 防犯制御方法 |
JPS6037385A (ja) * | 1983-08-08 | 1985-02-26 | 株式会社ナブコ | 防犯制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61254782A (ja) | 1986-11-12 |
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