JPH0530891U - 電子キーボードの鍵盤蓋 - Google Patents
電子キーボードの鍵盤蓋Info
- Publication number
- JPH0530891U JPH0530891U JP8057391U JP8057391U JPH0530891U JP H0530891 U JPH0530891 U JP H0530891U JP 8057391 U JP8057391 U JP 8057391U JP 8057391 U JP8057391 U JP 8057391U JP H0530891 U JPH0530891 U JP H0530891U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- keyboard
- lid
- groove
- keyboard lid
- main body
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 誤って開成状態から倒しても指がはさまれる
ことがなく、且つキーボード本体から取り外すことがで
き、構造が簡単な電子キーボードの鍵盤蓋を得る。 【構成】 鍵盤蓋本体2の両側に固着された蓋アーム1
0の先端部には図示のように鍵盤蓋本体2を開けた時山
形形状となる溝11とその一辺と平行な溝12が形成さ
れ、鍵盤蓋本体2は蓋アーム10の溝11にキーボード
本体1の水平支軸8を嵌合することにより溝11の頂点
に係合する水平支軸8を中心にして回転自在であり、図
示の状態から鍵盤蓋本体2を倒すと、段部13にストッ
パ9が当接し、鍵盤蓋本体2はキーボード本体1の上面
から離れた位置で停止する。鍵盤蓋本体2を手前に引っ
張るようにして少し持ち上げると、これは溝11、12
と水平支軸8、9の協同により閉成する。
ことがなく、且つキーボード本体から取り外すことがで
き、構造が簡単な電子キーボードの鍵盤蓋を得る。 【構成】 鍵盤蓋本体2の両側に固着された蓋アーム1
0の先端部には図示のように鍵盤蓋本体2を開けた時山
形形状となる溝11とその一辺と平行な溝12が形成さ
れ、鍵盤蓋本体2は蓋アーム10の溝11にキーボード
本体1の水平支軸8を嵌合することにより溝11の頂点
に係合する水平支軸8を中心にして回転自在であり、図
示の状態から鍵盤蓋本体2を倒すと、段部13にストッ
パ9が当接し、鍵盤蓋本体2はキーボード本体1の上面
から離れた位置で停止する。鍵盤蓋本体2を手前に引っ
張るようにして少し持ち上げると、これは溝11、12
と水平支軸8、9の協同により閉成する。
Description
【0001】
本考案は、電子キーボードの鍵盤蓋に関する。
【0002】
従来の電子キーボードの鍵盤蓋は、支軸によりキーボード本体に回動自在に取 付けられているので、開いた状態から誤って倒した場合、自重により指がキーボ ードとの間に挾まれて怪我等をする恐れがあるという不都合があった。
【0003】 本考案は、このような不都合が無いと共にキーボード本体から取り外しが可能 で且つ構造が簡単な電子キーボードの鍵盤蓋を得ることをその目的とするもので ある。
【0004】
本考案は、上記の目的を達成するために、両側に水平支軸とストッパが並設さ れたキーボード本体と、両側に蓋アームが固定された鍵盤蓋本体とを備え、該蓋 アームの先端には、鍵盤蓋がキーボード本体を開放する時山形形状になり且つ一 端が蓋アームの端縁に開口する第1の溝と、該第1の溝の一辺と略平行な第2の 溝が形成され、前記鍵盤蓋本体は、前記蓋アームの第1の溝の頂点部に係合する 水平支軸を中心に回動自在であり、前記蓋アームの第2の溝の開口部には、前記 鍵盤蓋本体がキーボード本体から所定距離隔てた位置まで回動した時前記ストッ パに当接する当接部が形成され、該当接部は鍵盤蓋本体を手前に引っ張るように して少し持ち上げた時ストッパから外れてストッパが第2の溝に嵌合し、鍵盤蓋 本体の自重により第1の溝及び第2の溝と水平支軸及びストッパとの嵌合位置が 変わり鍵盤蓋本体がキーボード本体に向って下降するようになっていることを特 徴とする。
【0005】
【作用】 蓋アームが第1の溝の頂点部に係合する水平支軸を中心にして回動し、鍵盤蓋 本体が、ほゞ水平に且つキーボード本体から所定距離隔てた位置まで回動すると 蓋アームの当接部がストッパに当接して停止し、鍵盤蓋本体を少し持ち上げると 、蓋アームの当接部がストッパから外れて第2の溝にストッパが嵌合し、鍵盤蓋 本体の自重により、第1の溝及び第2の溝と水平支軸及びストッパの嵌合位置が 変りながら鍵盤蓋本体はキーボードに向って下降し、キーボード本体を閉成する 。鍵盤蓋本体は、蓋アームの第1の溝から水平支軸を外すことによりキーボード 本体から取り外すことができる。
【0006】
以下本考案の実施例を図面につき説明する。 図面において、1は電子キーボードのキーボード本体、2は鍵盤蓋本体である 。キーボード本体1は、上ケース1aと下ケース1bとから成り、下ケース1b には周知のように鍵盤スイッチを設けた基板3及び鍵盤4が取り付けられ、上ケ ース1aにはスピーカ取り付け部5、5及び後述の蓋アームが嵌入する溝6、6 が形成されている。この溝6、6に近接して上ケース1aの内面には断面L形の 板材7(片側のみ示す)がネジ(図示しない)止めされ、この板材7には、水平 支軸8及びストッパ9が設けられている。
【0007】 鍵盤蓋本体2の両側には、蓋アーム10が固着されている。この蓋アーム10 の先端部には、鍵盤蓋本体2を、図2及び図3に示すように開いた時山形形状に なり且つ一端がアーム端縁に開口する第1の溝11と、該第1の溝11の一辺と 略平行な第2の溝12が形成されている。 鍵盤蓋本体2は、その両側の蓋アーム10、10の先端部に形成された第1の 溝11、11を水平支軸8、8にそれぞれ嵌合することにより、第1の溝11、 11の頂点部に係合する水平支軸8、8を中心に回動自在になっている。
【0008】 鍵盤蓋本体2の開閉状態を図3乃至図5を参照して説明する。 開成状態の図3において、鍵盤蓋本体2を上方に引っ張ると鍵盤蓋本体2は水 平支軸8から外れる。図3に示す状態から鍵盤蓋本体2を左方に回動すると、図 4に示すように、鍵盤蓋本体2はキーボード本体1にほぼ平行で且つ所定間隙に なる位置で蓋アーム10に形成された第2の溝12の開口部の段部(当接部)1 3がストッパ9に当接するので停止する。かくして誤って鍵盤蓋本体2を倒して もこれでキーボード本体1間で指を挾むようなことがない。次いで、図4に示す 鍵盤蓋本体2を手前に引っ張るようにして少し上方に持ち上げると、ストッパ9 は段部13から外れて第2の溝12に嵌入するから、その後、手を離すと鍵盤蓋 本体2の自重により第1の溝11及び第2の溝12と水平支軸8及びストッパ9 との摺動位置が図5に示すように第1の溝11及び第2の溝12の上方に移動し て鍵盤蓋本体2は下降し閉成状態となる。
【0009】
本考案は、上述のように構成されているから、開いている鍵盤蓋本体を誤って 倒しても指が挾まれて怪我をするようなことがなく、またキーボードから鍵盤蓋 を外すことができ、構造が簡単である等の効果を有する。
【図1】 本考案の一実施例が適用される電子キーボー
ドの要部の斜面図
ドの要部の斜面図
【図2】 上記実施例の要部の斜面図
【図3】 鍵盤蓋本体が開放状態にある電子キーボード
の断面図
の断面図
【図4】 鍵盤蓋本体が閉成途中にある電子キーボード
の断面図
の断面図
【図5】 鍵盤蓋本体が閉成状態にある電子キーボード
の断面図
の断面図
1 キーボード本体 2 鍵盤蓋 8
水平支軸 9 ストッパ 10 蓋アーム 11
第1の溝 12 第2の溝 13 段部
水平支軸 9 ストッパ 10 蓋アーム 11
第1の溝 12 第2の溝 13 段部
Claims (1)
- 【請求項1】 両側に水平支軸とストッパが並設された
キーボード本体と、両側に蓋アームが固定された鍵盤蓋
本体とを備え、該蓋アームの先端には、鍵盤蓋がキーボ
ード本体を開放する時山形形状になり且つ一端が蓋アー
ムの端縁に開口する第1の溝と、該第1の溝の一辺と略
平行な第2の溝が形成され、前記鍵盤蓋本体は、前記蓋
アームの第1の溝の頂点部に係合する水平支軸を中心に
回動自在であり、前記蓋アームの第2の溝の開口部に
は、前記鍵盤蓋本体がキーボード本体から所定距離隔て
た位置まで回動した時前記ストッパに当接する当接部が
形成され、該当接部は鍵盤蓋本体を手前に引っ張るよう
にして少し持ち上げた時ストッパから外れてストッパが
第2の溝に嵌合し、鍵盤蓋本体の自重により第1の溝及
び第2の溝と水平支軸及びストッパとの嵌合位置が変わ
り鍵盤蓋本体がキーボード本体に向って下降するように
なっていることを特徴とする電子キーボードの鍵盤蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8057391U JP2518041Y2 (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 電子キーボードの鍵盤蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8057391U JP2518041Y2 (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 電子キーボードの鍵盤蓋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530891U true JPH0530891U (ja) | 1993-04-23 |
JP2518041Y2 JP2518041Y2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=13722084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8057391U Expired - Lifetime JP2518041Y2 (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 電子キーボードの鍵盤蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2518041Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009186649A (ja) * | 2008-02-05 | 2009-08-20 | Casio Comput Co Ltd | 鍵盤蓋の開閉装置 |
JP2011022598A (ja) * | 2010-09-06 | 2011-02-03 | Yamaha Corp | 鍵盤楽器 |
-
1991
- 1991-10-03 JP JP8057391U patent/JP2518041Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009186649A (ja) * | 2008-02-05 | 2009-08-20 | Casio Comput Co Ltd | 鍵盤蓋の開閉装置 |
JP2011022598A (ja) * | 2010-09-06 | 2011-02-03 | Yamaha Corp | 鍵盤楽器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2518041Y2 (ja) | 1996-11-20 |
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