JPH05308744A - 電動機 - Google Patents

電動機

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JPH05308744A
JPH05308744A JP25553892A JP25553892A JPH05308744A JP H05308744 A JPH05308744 A JP H05308744A JP 25553892 A JP25553892 A JP 25553892A JP 25553892 A JP25553892 A JP 25553892A JP H05308744 A JPH05308744 A JP H05308744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
shaft
fixed
stator core
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP25553892A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenobu Koizumi
恵延 小泉
Atsushi Nagai
敦 永井
Chiaki Kobayashi
千章 小林
Hiroshi Tsuzuki
弘 都筑
Norio Tsuchiya
則夫 土谷
Kazuaki Yoneyama
和明 米山
Kimihide Ichinose
公秀 一ノ瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP25553892A priority Critical patent/JPH05308744A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】軸に対してステータコアと軸受の固定位置を区
分し、軸受を軸の先端部分のみに固定して、軸受、ステ
ータコアの組込みを容易にし、ステータコアの固定強度
を高めた電動機を得る。 【構成】固定部材であるフレーム30に対して直立形成
され先端部分31の径方向寸法が他の円柱部51より小
径に形成された中心固定軸50と、中心固定軸50の先
端部分31に取付けられた1個の軸受23と、軸受23
に支承されたロータ26の内周面に取付けられた円筒状
のロータマグネット28と、ロータマグネット28と対
向して中心固定軸50の円柱部51に嵌合固定されたス
テータコア32とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機に関するもので
あり、特に固定部材に対する回転体の支持構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】第2図は、ファンモータとして作られた
従来の電動機の例を示す。第2図において、筒状の枠体
1の内周側には、中心方向に向かうアーム状の連結部1
6を介してフレーム2が一体に形成されており、このフ
レーム2の中心部にはさらに筒部3が枠体1の中心軸線
方向に一体成形されている。フレーム2の筒部3の内周
には玉軸受4の外輪が嵌合固着され、さらに筒部3の先
端部には筒状のコア保持体5が嵌合固着されている。コ
ア保持体5の外周にはステータコア6が固着され、コア
保持体5の内周には玉軸受7の外輪が嵌合固着されてい
る。ステータコア6にはコイル8が巻かれている。フレ
ーム2、ステータコア6、コイル8を含む部分は電動機
のステータを構成している。
【0003】二つの玉軸受4、7の内輪には一つの軸9
が嵌合固着され、軸9は上記ステータに対し回転自在に
支持されている。軸9の一端部にはブッシュ10が圧入
されている。ブッシュ10にはカップ状のロータケース
11と羽根13の支持体12が一体に固着されている。
ロータケース11の内周にはリング状マグネット14が
固着され、マグネット14はステータコア6の外周面と
所定の間隙をおいて対向している。上記羽根13は枠体
1の内方において回転することができる。符号17は、
玉軸受4、7に予圧を与えるためのばねを、18は回路
基板を示す。
【0004】コイル8に給電されると、ロータケース1
1、羽根13、軸9を有してなる回転部分が玉軸受4、
7に支えられて回転する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電動機は、
軸が回転する軸回転方式であり、フレームと軸とは別部
材からなっており、軸は両端とも固定されないフリーの
状態であるため、軸の芯ブレを防止するために軸の両端
側にそれぞれ軸受を配設する必要があり、軸受およびス
テータコアの組込みが複雑となりモータの組立作業に時
間がかかりすぎるという問題点がある。
【0006】また、上記電動機の構成を軸が回転しない
軸固定方式の電動機に応用しようとして、軸の一端をフ
レームに固定したとしても、軸の両端に軸受を配設する
ので、軸の径方向寸法を軸受の内径以上に形成すること
ができず、ステータコアを固定する部分の軸の強度が低
くなり、さらに、軸とフレームが別体なので、軸とフレ
ームの固定強度が低くなるという問題点がある。
【0007】本発明の目的は、軸に対してステータコア
と軸受の固定位置を区分して、軸受を軸の先端部分のみ
に固定することにより、軸受およびステータコアの組込
みを容易にするとともに、ステータコアの固定強度を高
めることができる電動機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電動機は、固定
部材であるフレームに対して直立形成され先端部分の径
方向寸法が他の円柱部より小径に形成された中心固定軸
と、該中心固定軸の先端部分に取付けられた1個の軸受
と、該軸受に支承されたロータの内周面に取付けられた
円筒状のロータマグネットと、該ロータマグネットと対
向して上記中心固定軸の上記円柱部に嵌合固定されたス
テータコアとを具備していることを特徴とする。
【0009】
【作用】電動機のロータは、軸受を介し電動機の固定部
材であるフレームに直立形成された中心固定軸の先端部
分により直接的に回転自在に支承される。
【実施例】
【0010】第1図に示す実施例は、ファンモータとし
て構成されているが、羽根および枠体の描写は省略され
ている。第1図において、カップ状に形成された羽根保
持体21の中心部内方の円筒状リブ22の内周には一つ
の軸受23が嵌合されている。この実施例では、軸受2
3は玉軸受になっていて、そのの外輪24が上記円筒状
リブ22の内周に嵌合され、リブ22の先端内周部25
を超音波溶着または熱溶着などの溶着手段で溶着するこ
とにより軸受23の外輪24が羽根保持体21のリブ2
2に一体に固着されている。羽根保持体21のリブ22
の外周には略カップ状のロータケース26の中心孔が嵌
合され、上記リブ22の段部27が溶着されることによ
りロータケース26が羽根保持体21に一体に固着され
ている。ロータケース26の内周には円筒状のロータマ
グネット28が嵌められて固着されている。羽根保持体
21の外周には適宜数の羽根が一体に形成されるが、羽
根は図示されていない。ロータケース26は、回転体す
なわちロータの主要な構成部分をなす。
【0011】第1図において、符号30は電動機の固定
部材を構成するフレームを示す。このフレーム30は合
成樹脂の成形によって作ることができ、フレーム30の
中心部には中心固定軸50が一体に直立形成されてい
る。中心固定軸50は、円柱状の先端部分31と他の円
柱部51ととからなり、先端部分31の径方向寸法は他
の円柱部51の径方向寸法よりも小径に形成されてい
る。
【0012】フレーム30は羽根保持体21の外周に一
体に形成される前記羽根を包囲する枠体とともに一体成
形されるが、枠体の図示は省略されている。上記中心固
定軸50の他の円柱部51の外周にはステータコア32
が嵌合固定され、上記円柱部51に溶着部33を形成す
ることによりステータコア32が上記円柱部51に一体
に固着されている。ステータコア32の外周面はロータ
マグネット28の内周面と所定の間隙をおいて対向して
いる。ステータコア32にはコイル34が巻かれてい
る。上記中心固定軸50の先端部分31の外周には、羽
根保持体21に外輪24が嵌合された前記軸受23の内
輪35が嵌合されている。中心固定軸50の先端部分3
1の先端にはワッシャ36がねじ37で固定され、軸受
23の内輪35は上記ワッシャ36によって上記先端部
分31の段部に押しつけられることにより軸受23の内
輪が上記先端部分31に固定されている。このようにし
て、1個の上記軸受によってロータケース26が回転自
在に支承されている。
【0013】フレーム30と一体の中心固定軸50の上
記先端部分31とは反対側すなわち基端側の端面には回
路基板38の中央部が当てがわれ、この回路基板38の
中央部にはさらにカバー39の中央部が当てがわれ、こ
れらカバー39、回路基板38の中央部を貫いたねじ4
0がフレーム30に螺合されることにより回路基板3
8、カバー39がフレーム30に固定されている。
【0014】フレーム30にはステータコア32側から
見て凹部41が形成されており、この凹部41にはホー
ル素子などの磁気検出素子42が嵌められて固定されて
いる。この磁気検出素子42はロータマグネット28の
内周面と対向し、マグネット28の磁極を検出するよう
になっている。磁気検出素子42のリード線はフレーム
30を貫いて回路基板38に接続されている。回路基板
38にはまた各コイル34が接続されている。回路基板
38には駆動回路が形成されていて、磁気検出素子42
によって検出されたマグネット28の磁極に応じてコイ
ル34に通電することにより、マグネット28、ロータ
ケース26、羽根保持体21などを含む回転体が回転駆
動されるようになっている。
【0015】前記カバー39は磁性の金属板のプレス加
工によって偏平な皿状に形成されて回路基板38を覆っ
ている。カバー39の内底部には絶縁シート43が貼り
付けられていて、回路基板38とカバー39との間の絶
縁がなされている。
【0016】マグネット28の幅はステータコア32の
幅に対して充分に広くなっていて、ステータコア32に
対しマグネット28を軸方向に偏らせて配置し、マグネ
ット28の一端部の余剰幅Aと他端部の余剰幅Bに差を
つけることにより、回転体が矢印で示される向きに引き
つけられるようになっている。この引きつけ力により軸
受23に予圧が与えられたのと同じになり、回転体の剛
性と耐振動性を高める作用効果を奏する。マグネット2
8の両端部の余剰幅A、Bの関係を逆転させて、軸受2
3に逆向きの予圧を与えるようにしても同様の作用効果
を奏する。
【0017】軸受23の内輪35は前記中心固定軸50
の先端部分31の先端面から多少突出するような寸法に
設定され、ねじ37によって中心固定軸50の先端部分
31に固定されたワッシャ36を介して上記内輪35が
上記中心固定軸50の先端部分31に押しつけられ固定
されているので、上記内輪35が回転体と一緒に回転す
ることはない。
【0018】カバー39は磁性体で作られているため、
外部に磁束が漏洩することが防止される。また、カバー
39は回路基板38を保護する。
【0019】なお、本発明はファンモータに限られるも
のではなく、広く一般の電動機に適用することができ
る。また、軸受をロータケースにレーザー溶接などによ
って固着してもよく、ファンモータの場合は上記ロータ
ケースに羽根体を取り付けてもよい。
【0020】上記円柱部51と先端部分31を有してな
る中心固定軸50はフレーム30に対して直立して固定
されておればよく、フレーム30とともに樹脂で一体成
形されたものに限定されるものではない。
【0021】軸受が玉軸受の場合は、その外輪側を固定
部材としてのフレームに固定し、軸受の内輪側を回転体
側に固着してもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、中心固定軸をフレーム
に対して直立固定し、中心固定軸の先端部分の径方向寸
法を他の円柱部より小径に形成し、この先端部分にロー
タを支承する1個の軸受を固定したので、中心固定軸の
先端部分のみに軸受を配設することができ、ロータの支
持部の構成が簡単になるとともに、中心固定軸はその先
端部分以外の直径を大きくすることができるため、中心
固定軸の強度を高めることができる。
【0023】また、軸受を1個とすることにより、モー
タの構成が簡単になり、モータを偏平化することが可能
になるとともに、中心固定軸の強度を高めることができ
る。
【0024】さらに、ステータコアを嵌合固定する中心
固定軸の先端部分以外の円柱部の直径を先端部分の直径
よりも大きく形成したので、中心固定軸に対するステー
タコアの取付けが容易になるとともに、中心固定軸に対
するステータコアの取付け固定強度を上げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動機の実施例を示す縦断面図。
【図2】従来の電動機の例を示す縦断面図。
【符号の説明】
23 軸受 26 ロータ 28 ロータマグネット 30 フレーム 31 中心固定軸の先端部分 32 ステータコア 50 中心固定軸 51 中心固定軸の他の円柱部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土谷 則夫 長野県飯田市山本674−5 (72)発明者 米山 和明 長野県下伊那郡松川町元大島1312−5 (72)発明者 一ノ瀬 公秀 長野県飯田市大久保町2563

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部材であるフレームに対して直立形
    成され先端部分の径方向寸法が他の円柱部より小径に形
    成された中心固定軸と、 該中心固定軸の先端部分に取付けられた1個の軸受と、 該軸受に支承されたロータの内周面に取付けられた円筒
    状のロータマグネットと、 該ロータマグネットと対向して上記中心固定軸の上記円
    柱部に嵌合固定されたステータコアとを具備したことを
    特徴とする電動機。
JP25553892A 1992-08-31 1992-08-31 電動機 Pending JPH05308744A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25553892A JPH05308744A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 電動機

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JP25553892A JPH05308744A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 電動機

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JP60040388A Division JPH06101906B2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01 電動機

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JPH05308744A true JPH05308744A (ja) 1993-11-19

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Family Applications (1)

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JP25553892A Pending JPH05308744A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 電動機

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